JP2000092987A - 接ぎ木用接合具 - Google Patents

接ぎ木用接合具

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JP2000092987A
JP2000092987A JP10268408A JP26840898A JP2000092987A JP 2000092987 A JP2000092987 A JP 2000092987A JP 10268408 A JP10268408 A JP 10268408A JP 26840898 A JP26840898 A JP 26840898A JP 2000092987 A JP2000092987 A JP 2000092987A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joining
grafting
connector
seedling
joining tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP10268408A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Yamamoto
山本  和彦
Takeshi Kiyasu
武司 喜安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接ぎ木クリップは硬い弾力性のない合成樹脂で
形成しているので、挟持力が強いと台木苗あるいは穂木
苗を傷つけ、反対に弱いと苗の脱落や接合部の外れ等を
生じ、接合率・活着率の低下を引き起こす。 【解決手段】可撓性の樹脂製で紐状に形成し且つ両端部
に互いにはめ合い可能な凹部1と凸部2を有すると共に
中央部内面には凹凸形状の湾曲部3を形成し、接合作業
時には所定長さずつ切断して使用する接ぎ木用接合具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、台木苗と穂木苗
とを接合して接ぎ木苗を製造する接ぎ木用接合具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】中間部に非リング状の弾性体を設けた一
対のクリップ片よりなる接ぎ木クリップや内側に凹部・
凸部を有する矩形上の一対のクリップ片からなる接ぎ木
クリップと該接ぎ木クリップを押し出すクリップハンド
で構成した接ぎ木用クリップがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記接
ぎ木クリップは硬い弾力性のない合成樹脂で形成してい
るので、挟持力が強いと台木苗あるいは穂木苗を傷つ
け、反対に弱いと苗の脱落や接合部の外れ等を生じ、接
合率・活着率の低下を引き起こす。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、接合率等を
向上する接ぎ木装置を提供するものであって、つぎの技
術的手段を講じた。即ち、紐状に形成し且つ両端部に互
いにはめ合い可能な凹部1と凸部2を有すると共に中央
部内面には非円滑形状の湾曲部3を形成し、接合作業時
には切断して使用する接ぎ木用接合具とした。
【0005】
【作用】接ぎ木に用いる台木苗と穂木苗を切断し、夫れ
夫れの切断面を合わせる。つぎに、該苗を挾んで対向す
る接合具を接近させ、凹部1と凸部2とを互いにはめ合
う。中央部に設けた湾曲部3が台木苗と穂木苗の接合部
付近を挟む。
【0006】
【効果】非円滑形状の湾曲部3が苗の接合部付近を挟む
ので、接合部の離脱を防止すると共に苗の軸の押しつぶ
れがなく、接合率を高めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて具体的に説明する。まず、その構成につい
て説明すると、穂木部A及び台木部Bには、リ−ル4、
エアニッパ12、接ぎ木用接合具送り装置15、接合具
搬送装置22をそれぞれ設けている。
【0008】リ−ル4は、所定間隔をおいて対向した円
板5の中心部を連結した軸6と、該軸6が円板5を突き
抜けた軸端部に設けている樹脂製の輪体7とを備えてい
る。そして、該リ−ル4の輪体は7は、フレ−ム8に設
けた支柱9に、固定具(実施例ではナット)10を締緩
することにより上下方向に位置調節可能に設け且つ上端
部に形成したV状の溝11に回転可能に載せている。
【0009】12は横方向に往復移動すると共に先端部
に開閉可能な切断刃13を有するエアニッパであって、
上端部をフレ−ム8に着脱自在の支え体14の下端部に
着脱自在に取り付けている。接ぎ木用接合具送り装置1
5は、下端部を切断刃13の近くに位置して縦方向に長
く形成したレ−ル16と下方へ所定長さずつ繰り出す繰
り出し具17とを具備している。
【0010】該レ−ル16は長手方向に溝18を形成
し、この溝18に、フレ−ム8に設けた温度調節器(実
施例では電圧変動器)20に接続しているヒ−タ−19
を設けている。なお、該ヒ−タ−19は前記切断刃13
の近くまで位置している。繰り出し具17は一対の回転
するロ−ラによって下方へ繰り出す構成としている。前
記レ−ル16の下端部の横側方には、切断した接ぎ木用
接合具21を搬送するエアシリンダ式の接合具搬送装置
22を設けている。そして、穂木部A及び台木部Bの接
合具搬送装置22にそれぞれ接合具接合部23,24を
設けており、該穂木側の接合具接合部23は中央部に押
し込み側の前面を略平面に形成している凸形状の押し込
み体25を設けている。さらに、該押し込み体25の前
面中央部に、前面が略平面に形成した第2押し込み体2
6を設けている。
【0011】また、台木側の接合具接合部24は前面を
平面に形成し、中央部に前記押し込み体25が摺動する
くぼみ27を形成している。さらに、くぼみ27は中央
部に前面が略平面に形成した第3押し込み体28を設け
ていると共に入り口から所定深さの間を押し込み体25
よりも径大に形成している。29は前記接合具接合部2
3,24の中心部に形成したエア−通路であって吸気手
段に連通している。そして、該各エア−通路29の吸気
側部に弾性体30を設けている。
【0012】接ぎ木用接合具21は可撓性の樹脂製であ
って、両端部に互いにはめ合い可能な凹部1と凸部2を
有すると共に中央部内面には凹凸形状の湾曲部3を設け
て紐状に形成している。また、該接ぎ木用接合具17の
後面には前記第2押し込み体26及び第3押し込み体2
8が嵌入するくぼみ31を形成している。32は穂木
苗、33は台木苗、34は接ぎ木用接合具17によって
製造された接木苗である。
【0013】つぎに、その作用について説明する。ま
ず、紐状の接ぎ木用接合具21をリ−ル4に巻き付けて
ロ−ル状にし、先端部をレ−ル16に沿って所定位置ま
で引き出す。そして、電源スイッチ(図示せず)、温度
調節器20を入りにしてから、作業スイッチ(図示せ
ず)を入りに作業を開始すると、所定位置で切断した穂
木苗32と台木苗33とが適宜の搬送手段によって接合
場所に搬送され、それぞれの切断面を合わせる。
【0014】また、穂木側Aと台木側Bの紐状の接ぎ木
用接合具21は、接ぎ木用接合具送り装置15により切
断位置まで繰り出されて接合具搬送装置22のエア−通
路を通って吸引され、エアニッパ12の切断刃13によ
って一作業分の一個毎切断される。この繰り出し時にお
いて、リ−ル4は回転するので下方に円滑に繰り出され
る。
【0015】この時、押し込み体25の第2押し込み体
26は接ぎ木用接合具21のくぼみ31に嵌入し、押し
込み体25の第3押し込み体28は接ぎ木用接合具21
のくぼみ31に嵌入する。そして、接合具搬送装置22
が接合場所の所定位置に移動すると、穂木側Aの接合具
接合部23の押し込み体24が台木側Bの接合具接合部
23のくぼみ27に嵌入し、一方の凸部1が他方の凹部
2に押し込むので、各湾曲部3が穂木苗32と台木苗3
3の接合部を挟んで接ぎ木苗34の一製造作業を完了す
る。
【0016】この作業によって、接ぎ木用接合具21は
エア−によって吸着されているので接合位置に確実に運
搬でき、また、可撓性の素材で形成されているので、接
ぎ木苗34の胚軸がつぶれを防止し活着率を高め得る。
また、接ぎ木苗34の接合面を凹凸形状の湾曲部3で挟
持するので、苗の胚軸の形状に対する適応性を高めう
る。
【0017】そして、接ぎ木用接合具21は切断される
前にヒ−タ−19によって加熱されるので、ロ−ル状の
巻き付けによる変形を修正して両接ぎ木用接合具21の
合体姿勢を良好にする。したがって、苗が接ぎ木用接合
具21から脱落することや接合面の位置ずれを防止し、
接合性能の向上を図れる。さらに、接ぎ木用接合具21
の合体時に、押し込み体25の第2押し込み体26は接
ぎ木用接合具21のくぼみ31に嵌入し、押し込み体2
5の第3押し込み体28は接ぎ木用接合具21のくぼみ
31に嵌入するので、接ぎ木用接合具21の横方向への
ずれを防いで合体姿勢を高め得る。
【0018】その上、第2押し込み体26と第3押し込
み体28のエア−通路29の吸い込み部に設けた弾性体
30は、接ぎ木用接合具21のくぼみ27の変形によっ
ても密着でき、エア−による吸着性能を高め、接ぎ木用
接合具21の脱落や合体ミスを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部切除した自動接ぎ木用接合具の穂木部の正
面図。
【図2】一部切除した自動接ぎ木用接合具の穂木部の側
面図。
【図3】一部切除した自動接ぎ木用接合具の穂木部の平
面図。
【図4】一部切除した自動接ぎ木用接合具の台木部の正
面図。
【図5】一部切除した自動接ぎ木用接合具の台木部の側
面図。
【図6】一部切除した自動接ぎ木用接合具の台木部の平
面図。
【図7】接合具搬送装置の接合部を示す図。
【図8】接ぎ木用接合具の平断面図。
【図9】接ぎ木苗の正面図。
【図10】別実施例の接合具搬送装置の接合部を示す
図。
【符号の説明】
1 凸部 2 凹部 3 湾曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紐状に形成し且つ両端部に互いにはめ合
    い可能な凹部1と凸部2を有すると共に中央部内面には
    非円滑形状の湾曲部3を形成し、接合作業時には切断し
    て使用する接ぎ木用接合具。
JP10268408A 1998-09-22 1998-09-22 接ぎ木用接合具 Pending JP2000092987A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10268408A JP2000092987A (ja) 1998-09-22 1998-09-22 接ぎ木用接合具

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ID=17458073

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JP10268408A Pending JP2000092987A (ja) 1998-09-22 1998-09-22 接ぎ木用接合具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3206767U (ja) * 2016-06-19 2016-10-06 泰作 堀田 小突起を配置した方向キー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3206767U (ja) * 2016-06-19 2016-10-06 泰作 堀田 小突起を配置した方向キー

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