JP2000092883A - 三相無整流子電動機の制御装置 - Google Patents
三相無整流子電動機の制御装置Info
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Abstract
ータ制御を行うことが可能な三相無整流子電動機の制御
装置を提供すること。 【解決手段】ホールド時間設定と電機子位相角偏差Δθ
の変化率の検出を高精度にて行うことによって、特性向
上の図った電機子位相検出器8を実現して、これにより
電機子位相角偏差Δθの検出について変動要素を除外す
るホールド器23のホールド動作を厳密に行う。
Description
転流運転する無整流子方式制御装置に関し、特に、高精
度なPLL同期を実現して転流失敗等を抑制するように
した制御装置に関する。
で駆動する方式には負荷電圧を利用した負荷転流方式に
よる無整流子方式がある。かかる無整流子方式による電
動機(三相無整流子電動機)は、大型ブロアの駆動装
置、始動装置又は大型プラントドライブなどの大容量且
つ高速の回転機として用いられる。
換部及び制御装置の一実施形態を示すブロック図であ
り、三相無整流子電動機(SM)1の界磁巻線2には、
界磁用電力変換器(AVR)4によって電力(直流)が
供給されている。三相無整流子電動機1が必要とするト
ルクは、電機子の位相角θを速度フィードバックSP F
に変換する位相角・速度変換器(dθ/dt)と、自動
速度制御器(ASPR)10bとからなる速度制御装置
10によって計算され、該計算されたトルクに応じた電
力(直流)が、直流電圧源5、平滑用リアクトル6によ
って得られる。
出された電機子電圧を基準とし、この電機子電圧に同期
することによって、電機子位相検出器(OPS)8で電
機子位相角θを検出する。この電機子位相角θを基準と
して、インバータゲート信号発生器(GATE LOG
IC)9により、インバータ部3の対応する半導体素子
のゲートを駆動する。これにより、インバータ部3は、
直流電力を交流電力に変換し、三相無整流子電動機1を
任意の速度で制御する。
に同期するPLLであり、電機子反作用などによる電機
子と電機子電圧との位相のずれ等も吸収し、安定してイ
ンバータゲート信号を発生することが出来る。さらに電
機子位相検出器8は、速度センサの代わりに用いること
も出来る。
図である。電機子位相検出器8は、電機子電圧検出器7
によって検出された三相電機子電圧Vu,Vv,Vwを
3相/2相変換し、さらに電機子位相角θによってd軸
−q軸上にベクトル回転させてVd,Vqに変換するD
Q変換器21と、d軸−q軸上の電機子電圧Vd,Vq
から電機子位相角偏差Δθを計算するΔθ変換器22
と、得られた電機子位相角偏差Δθを重なり期間ホール
ドするホールド器(HOLD)23と、PI制御器(P
I)26と、電機子位相角計数器(COUNTER)2
5とを具備することにより、電機子位相角θを出力す
る。
ルドする期間については、電動機定数と電機子電流とか
ら計算される重なり角(u)にディレーティングを持た
せた時間(α)を加えた期間(u+α)をホールド期間
計算器28により求めている。そして、ホールド期間計
算器28の出力をワンショット回路31に与え、さらに
ホールド器23に与えている。
電圧に同期したインバータゲート波形を出力し、これを
電力変換部である直流電圧源5、平滑用リアクトル6、
インバータ部3に与えて、三相無整流子電動機1を制御
制御することができる。
従来技術においては、計算される重なり角(u)に加え
てディレーティングを大きくとった期間(u+α)につ
いて、電機子位相角偏差Δθをホールドしているため、
得られる位相同期のための信号について必要以上にホー
ルドし除去していた。これについて、ホールド器23と
重なりとの関係について詳細に説明する。
形(インバータ電圧U相)と全相のゲート信号を重ねあ
わせた波形(全相OR)と、この時のホールドを施さな
い電機子位相角偏差Δθとを示す。
R)が出力されてから一定期間、他の相に転流するまで
の重なり期間と呼ばれる間に、図11に示すように、電
機子電圧波形に歪みが生じる。
る現象がある。この現象に対してこの区間電機子位相角
θについてホールド処理を施すことにより、この影響を
除去するようにしている。
OR)と電機子位相角偏差Δθの拡大図(A)を示す。
拡大図(A)に示すように、電機子位相角偏差Δθはゲ
ート信号より若干遅れて(tD1)変化し始める。その
後、重なり期間(u)の間変動し、さらに転流終了後も
若干の振動区間(tD2)を経て、安定する。
される全振動区間に余分を持たせた区間ホールドを実施
していた。従って、従来は、除去の必要な区間(u+t
D2)以上に、除去が不要な部分までも大きくホールド
していたことになる。このため、同期に必要な情報まで
も除去してしまっていた。
なくなることは、同期に誤差が生じることを意味する。
電動機の特性によっては重なりの非常に大きいものもあ
り、これに大きくホールドしてしまう電機子位相検出器
8を適用した場合は同期が困難となる。ここに、電機子
位相検出器8が出力する信号はインバータの点弧角決定
に用いられている。たのため、電機子位相検出器8の出
力信号に誤差が生じることによって、転流失敗などの故
障を誘発する原因となる。本発明の目的は、高精度なP
LL同期を実現して安定したインバータ制御を行うこと
が可能な三相無整流子電動機の制御装置を提供すること
にある。
に、本発明は、電機子位相検出器について特性改善を行
う、つまり、電機子位相角偏差Δθの検出について変動
要素を除外するためのホールド器によるホールドを高精
度に行い、従来において生じたインバータ制御の不安定
要素を除外し、問題点を解決するようにしている。
出値Vu,Vv,Vwを、3相/2相変換し、電機子位
相角θだけベクトル回転させるDQ変換器と、これによ
り得られたVd,VqとからΔθ変換器とによって、電
機子位相角偏差Δθを計算する。この電機子位相角偏差
Δθに対して適切な期間を、ホールド器にてホールド処
理し、PI制御器と電機子位相角計数器とによって、電
機子位相角θを出力するようにしている。
位相角θの変動の大小に伴ってその値を可変とし、イン
バータの点弧タイミングを基準として、変動が急峻での
大きい区間は、インバータの点弧による影響が大きく、
制御応答を遅くし、安定化を図り、また変動の低い区間
は、位相同期のための情報が大きくなるため制御応答を
早くして応答性を向上させるようにしている。
除去前の電機子位相角偏差Δθについては、図11に示
すようにインバータ出力ゲートに同期した信号が重畳さ
れるため、この信号の周波数帯域を除去するフィルター
を更に設けることによって、より安定した制御を行うよ
うにしている。
御装置は、三相無整流子電動機1及び電力変換部の構成
は従来と同じであって、電機子電圧検出値と電機子位相
角θに関係する部分であるのみが相違する。従って、以
下に述べる実施形態では相違点を詳細に説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明の三相無整流子電動機
の制御装置の第1実施形態を示すブロック図であり、三
相無整流子電動機1の給電ラインから検出された電機子
電圧Vu,Vv,Vwは、各相毎の電圧検出器7によっ
て数値に変換され、DQ変換器21によって電機子位相
角θを用いて式(1)〜(4)に示す変換を行って、V
d,Vqを計算する。
て式(5)に示す変換を行って電機子位相角偏差Δθを
計算する。
ト信号発生器9によって出力されるインバータゲートパ
ルスの出力(全出力のOR)の立ち上がりエッジを基準
としてホールド期間を求め、これをホールド器23に与
えることにより、電機子位相角偏差Δθを、重なり区間
の間だけホールドする。偏差Δθのホールドの下で、P
I制御器26によって、該偏差Δθを零に近づける制御
を行って、電機子周波数fを出力し、電機子位相角計数
器25によって電機子位相角θを求める。
ルドタイミング発生器16により決定される。すなわ
ち、インバータゲート信号発生器9からのインバータゲ
ート波形が出力され、その後に電機子位相角偏差Δθの
変動が生じない期間(tD1)を、重なり前保持期間計
算器(CAL tD1)29によって計算し、これに重
なり期間計算器(CAL u )27によって計算された
重なり期間(u)を加えて、ホールド期間である区間
(u+tD1)を算出する。
イミング発生器16‐1により、ホールド器23を除去
の必要な区間だけホールドしているので、高精度なPL
L同期を実現して安定したインバータ制御を行うことが
可能となる。
示したものであり、本実施形態のホールドタイミング発
生器16‐2は、図1のホールドタイミング発生器16
‐1に、後振動期間計算器(t D2)30が加わってい
る。
21及びΔθ変換22によって電機子位相角偏差Δθが
計算される。この電機子位相角偏差Δθに対して、イン
バータゲート出力後に電機子位相角偏差Δθの変動が生
じない期間(tD1)を重なり前保持期間計算器29に
よって計算し、重なり期間計算器27によって計算され
た重なり期間(u)と重なり後振動期間計算器30によ
って計算された振動期間(tD2)との和を用いて、イ
ンバータゲート信号発生器9によって出力されるインバ
ータゲートパルスの出力(全出力のOR)の立ち上がり
エッジを基準とするディレー付ワンショット回路32よ
りホールド区間を出力する。
御器26及び電機子位相角計数器25によって電機子位
相角θを求める。以上のように本実施形態によっても、
ホールドタイミング発生器16‐2により、ホールド器
23を除去の必要な区間だけホールドしているので、高
精度なPLL同期を実現して安定したインバータ制御を
行うことが可能となる。
示したもので、本実施形態のホールドタイミング発生器
16‐3は、図2のホールドタイミング発生器16‐2
に、ワンショット回路34、ディレー付ワンショット回
路35等が加わっている。
21及びΔθ変換22によって計算された電機子位相角
偏差Δθに対して、図2と同様にホールド区間を計算
し、ホールド器23によってホールドする。この信号に
対して、tD1とtD2の区間を、それぞれワンショッ
ト回路34、ディレー付ワンショット回路35にて生成
し、このOR区間について可変ゲイン機能を有するPI
制御器26によって電機子周波数fを出力し、電機子位
相角計数器25によって電機子位相角θを求める。
ルドタイミング発生器16‐3により、ホールド器23
を除去の必要な区間だけホールドしているので、高精度
なPLL同期を実現して安定したインバータ制御を行う
ことが可能となる。
示したもので、本実施形態のホールドタイミング発生器
16‐4は、図3のホールドタイミング発生器16‐2
に、ワンショット回路37、ディレー付ワンショット回
路36,37等が加わっている。
21及びΔθ変換22によって計算され電機子位相角偏
差Δθに対して、図2と同様にホールド区間を計算し、
ホールド器23によってホールドする。
1とtD2の区間を、それぞれディレー付ワンショット
回路36、ワンショット回路37、ディレー付ワンショ
ット回路38にて生成し、この区間についてそれぞれの
可変ゲイン機能を有するPI制御器26によって電機子
周波数fを出力し、電機子位相角計数器25によって電
機子位相角θを求める。
ルドタイミング発生器16‐4により、ホールド器23
を除去の必要な区間だけホールドしているので、高精度
なPLL同期を実現して安定したインバータ制御を行う
ことが可能となる。
示したもので、本実施形態のホールドタイミング発生器
16‐5は、重なり期間計算器27と、Δθ微分回路3
9と、レベルオーバー判定回路40と、ワンショット回
路41とを具備する。
21及びΔθ変換22によって計算された電機子位相角
偏差Δθに対して、時間変化率をΔθ微分回路39にて
計算し、これがレベルオーバー判定回路40にて設定さ
れたレベルを超えた場合に、重なり期間計算器27にて
演算された重なり期間uの間だけワンショット回路41
によってホールド信号を出力し、ホールド器23によっ
てホールドする。この信号を元にPI制御器26によっ
て電機子周波数fを出力し、電機子位相角計数器25に
よって電機子位相角θを求める。
9が動作しないため、これについては考慮不要となる。
以上のように本実施形態によっても、ホールドタイミン
グ発生器16‐5により、ホールド器23を除去の必要
な区間だけホールドしているので、高精度なPLL同期
を実現して安定したインバータ制御を行うことが可能と
なる。
示したもので、本実施形態のホールドタイミング発生器
16‐6は、重なり期間計算器27と、後振動期間計算
器30と、Δθ微分回路39と、レベルオーバー判定回
路40と、ワンショット回路42,43とを具備する。
21及びΔθ変換22によって計算された電機子位相角
偏差Δθに対して、時間変化率を、Δθ微分回路39に
て計算し、これがレベルオーバー判定回路40にて設定
されたレベルを超えた場合に、重なり期間計算器27に
て演算された重なり期間uの間だけワンショット回路4
2によってホールド信号を出力し、ホールド器23によ
ってホールドする。さらに振動の予想される期間(u+
tD2)について制御ゲインを可変したPI制御器26
によって電機子周波数fを出力し、電機子位相角計数器
25によって電機子位相角θを求める。
ルドタイミング発生器16‐6により、ホールド器23
を除去の必要な区間だけホールドしているので、高精度
なPLL同期を実現して安定したインバータ制御を行う
ことが可能となる。
示したもので、本実施形態のホールドタイミング発生器
16‐7は、Δθ微分回路39と、レベルオーバー判定
回路40と、レベルアンダー判定回路44と、SRフリ
ップフロップ45とを具備する。
21及びΔθ変換22によって計算された電機子位相角
偏差Δθに対して、時間変化率をΔθ微分回路39にて
計算し、これがレベルオーバー判定回路40にて設定さ
れたレベルを超えた場合に、SRフリップフロップ45
をセットし、次にレベルアンダー判定回路44にて設定
されたレベルを下回った時にリセットする。このSRフ
リップフロップ45の出力を元にホールド器23によっ
てホールドし、PI制御器26によって電機子周波数f
を出力し、電機子位相角計数器25によって電機子位相
角θを求める。
ルドタイミング発生器16‐6により、ホールド器23
を除去の必要な区間だけホールドしているので、高精度
なPLL同期を実現して安定したインバータ制御を行う
ことが可能となる。
示したもので、本実施形態のホールドタイミング発生器
16‐8は、帯域フィルター51と、ホールドタイミン
グ発生回路52とを具備する。
21及びΔθ変換22によって計算された電機子位相角
偏差Δθに対して、帯域フィルター51によってノイズ
除去した信号に対して図1−7で示したようなホールド
タイミング発生回路52でホールド信号を発生し、この
出力を元にホールド器23、PI制御器26によって電
機子周波数fを出力し、電機子位相角計数器25によっ
て電機子位相角θを求める。
れるが、インバータの周波数に対して6倍ないしは12
倍の周波数で重なりの影響によるノイズが乗るため、こ
れに対して周波数をインバータの周波数に同期して変化
させられる帯域フィルターなどが適用できる。
ルドタイミング発生器16‐6により、ホールド器23
を除去の必要な区間だけホールドしているので、高精度
なPLL同期を実現して安定したインバータ制御を行う
ことが可能となる。
圧を検出しそれに同期する位相検出器のPLL回路の特
性を向上することができ、安定した電機子位相角検出を
行うことが出来、またこの位相検出器が出力する電機子
位相角を基準として、安定したインバータのゲート信号
を発生させることが出来、もって安定したインバータ制
御が可能な無整流子電動機の制御装置を提供できるもの
である。
ブロック図。
ブロック図。
ブロック図。
ブロック図。
ブロック図。
ブロック図。
ブロック図。
ブロック図。
制御装置の構成図。
構成図。
ミング図。
インバータ部、4…界磁用電力変換器(AVR)、5…
直流電圧源、6…平滑用リアクトル、7…電圧検出器
(DET)、8…位相検出器(OPS)、9…インバー
タゲート信号発生器(GATE LOGIC)、10…
速度制御装置、10a…位相角速度変換器(dθ/d
t)、10b…自動速度制御器(ASPR)、16‐1
〜16‐7…ホールドタイミング発生器、21…DQ変
換器、22…Δθ変換器、23…ホールド器、25…電
機子位相角計数器、26…PI制御器、27…重なり期
間(u)計算器、28…ホールド期間(u+α)計算
器、29…重なり前保持期間(tD1)計算器、30…
重なり後振動期間(tD2)計算器、31,34,3
7,41,42,43…ワンショット回路、32,3
3,35,36,38…ディレー付ワンショット回路、
39…Δθ微分回路、40…レベルオーバー判定回路、
44…レベルアンダー判定回路、45…SRフリップフ
ロップ、51…帯域フィルター、52…ホールドタイミ
ング発生回路。
Claims (9)
- 【請求項1】 電力変換部に与えられるインバータゲー
ト信号に応じて半導体素子を点弧制御して可変電圧、可
変周波数の3相交流を三相無整流子電動機に与えて制御
する制御装置において、 前記三相無整流子電動機の3相電機子電圧を検出し、該
検出した3相電機子電圧を3相/2相変換し、該変換し
た3相/2相の電機子電圧を電機子位相角を基準にベク
トル回転させてd軸−q軸上の電機子電圧を出力するD
Q変換器と、 前記d軸−q軸上の電機子電圧を電機子電圧位相角の基
準と比較して電機子位相角偏差に変換するΔθ変換器
と、 このΔθ変換器からの電機子位相角偏差に対してインバ
ータ点弧より電機子位相角偏差の変動し始めるまでの時
間である重なり前保持期間(tD1)に電動機定数と電
機子電流とから計算される重なり期間(u)を加えた期
間(tD1+u)についてホールドし、もって電機子位
相角を検出する電機子位相検出器と、 この電機子位相検出器から出力された電機子位相角に応
じて前記電力変換部のインバータゲート信号を発生する
インバータゲート信号発生器とを具備することを特徴と
する無整流子電動機の制御装置。 - 【請求項2】 前記電機子位相検出器は、前記重なり前
保持期間(tD1)についてはホールドすることなく、
前記重なり期間(u)に、転流終了後の電機子位相角偏
差の振動している時間である重なり後振動期間(tD
2)を加えてなる必要最小限度の重なり期間(u+tD
2)についてホールドする手段を具備することを特徴と
する請求項1に記載の無整流子電動機の制御装置。 - 【請求項3】 前記電機子位相検出器は、前記重なり前
保持期間(tD1)と前記重なり後振動期間(tD2)
の区間と前記重なり区間(u)の区間とに分けて、当該
電機子位相検出器の位相同期の制御ゲインを可変とする
手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の無整
流子電動機の制御装置。 - 【請求項4】 前記電機子位相検出器は、前記重なり期
間(u)と前記重なり前保持期間(tD1)と前記重な
り後振動期間(tD2)についてそれぞれ異なる、当該
電機子位相検出器の位相同期の制御ゲインを可変とする
手段を具備したことを特徴とする請求項2に記載の無整
流子電動機の制御装置。 - 【請求項5】 前記電機子位相検出器は、前記電機子位
相角偏差の時間変化率を検出することにより、検出した
設定されたレベルより超過した時点より前記重なり期間
(u)だけホールドする手段を具備したことを特徴とす
る請求項1に記載の無整流子電動機の制御装置。 - 【請求項6】 前記電機子位相検出器は、前記重なり区
間(u)と前記重なり後振動期間(tD2)とを合わせ
た区間について、当該電機子位相検出器の位相同期の制
御ゲインを可変する手段を具備したことを特徴とする請
求項5に記載の無整流子電動機の制御装置。 - 【請求項7】 前記電機子位相検出器は、前記電機子位
相角偏差の時間変化率を検出することにより設定された
レベルより超過した時点においてホールド開始とし、設
定されたレベルより下回るまでホールドする手段を具備
したことを特徴とする請求項1に記載の無整流子電動機
の制御装置。 - 【請求項8】 前記電機子位相角偏差を所定の帯域フィ
ルタリングする帯域フィルターを更に具備することを特
徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の無整流
子電動機の制御装置。 - 【請求項9】 前記電力変換部は、 前記三相無整流子電動機の速度制御により得られる電流
基準に応じた直流電力を供給する直流電圧源と、 この直流電圧源の出力を平滑する平滑器と、 前記インバータゲート信号に応じて点弧する半導体素子
を有し、前記平滑器から出力される直流電力を前記半導
体素子の点弧制御により3相交流に変換し前記三相無整
流子電動機に供給するインバータ部とを具備することを
特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の無整
流子電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26011498A JP3513028B2 (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 三相無整流子電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26011498A JP3513028B2 (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 三相無整流子電動機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000092883A true JP2000092883A (ja) | 2000-03-31 |
JP3513028B2 JP3513028B2 (ja) | 2004-03-31 |
Family
ID=17343487
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26011498A Expired - Lifetime JP3513028B2 (ja) | 1998-09-14 | 1998-09-14 | 三相無整流子電動機の制御装置 |
Country Status (1)
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JP2016067202A (ja) * | 2010-04-01 | 2016-04-28 | ヌオーヴォ ピニォーネ ソシエタ ペル アチオニ | 位相ロックループベースのねじりモード減衰システムおよび方法 |
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- 1998-09-14 JP JP26011498A patent/JP3513028B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP3513028B2 (ja) | 2004-03-31 |
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