JP2000092843A - 交直電力変換装置 - Google Patents

交直電力変換装置

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JP2000092843A
JP2000092843A JP10261716A JP26171698A JP2000092843A JP 2000092843 A JP2000092843 A JP 2000092843A JP 10261716 A JP10261716 A JP 10261716A JP 26171698 A JP26171698 A JP 26171698A JP 2000092843 A JP2000092843 A JP 2000092843A
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controlling
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JP10261716A
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English (en)
Inventor
Masahiko Akamatsu
昌彦 赤松
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 交流系統と直流系統との間で電力変換する交
直電力変換器を備えた交直電力変換装置において、事故
時不平衡電圧下での運転特性と常時運転時の高効率特性
とを両立的に改良する。 【解決手段】 固定パルスパターンモードと可変パルス
幅パターンモ一ドとを有し、交直電力変換器3のゲート
を制御するゲート制御手段13と、固定パルスパターン
モードで交流出力電圧の位相を制御する位相制御式制御
手段14と、可変パルス幅パタ一ンモードで交流出力電
圧のベクトルを制御するPWM制御式制御手段15と、
少なくとも交流系統1の電圧情報に基づき制御モードを
制御する制御モード管制手段16と、交直電力変換装置
の入出力情報を検出する検出手段81〜83と備え、制
御モード管制手段により第一及び第二制御手段を制御し
て、固定パルスパターン及び可変パルス幅パターンモー
ドの併用により制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は交流系統と直流系
統との間で電力の変換又は制御を行う交直電力変換装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、交直電力変換装置の制御法と
して、パルス幅変調によるPWM制御法、固定パルス幅
状態で位相制御する位相制御法(振幅が変わるのでパル
ス振幅変調PAMとも言う)及び1パルスのパルス幅を
制御するPWC(PWMに含める場合が多い)がある。
【0003】位相制御法における従来の交直電力変換装
置の構成の1例を図5に示す。この図5において、1は
交流系統、2は交流系統1に接続された変換器用変圧
器、3は変換器用変圧器2に接続された交直電力変換器
(以下単に変換器と呼ぶ)、31は変換器3の直流側に
設けられた平滑キャパシタ(変換器3に内蔵される場合
もある、以下同じ)、4は変換器3の直流側に接続され
る直流系統(無効電力補償装置においては他へ接続され
ない場合がある、以下同じ)、5は固定パルスパターン
で変換器3を制御するゲート制御手段としての固定パル
スパターン発生手段、6は固定パルスパターン発生手段
5に接続される位相制御式制御手段、7は変換器3の入
出力電圧又は入出力電流を検出する検出手段8に接続さ
れて、その検出出力を処理して制御情報を位相制御式制
御手段6へ出力する帰還データ処理手段である。
【0004】帰還データ処理手段7は、検出手段8から
の入力に基づき、電圧電流などを同期回転座標上の値に
変換したり、有効電力や無効電力などを演算する。ま
た、交流系統1の位相の基準になる基準位相θを導出す
る位相演算手段を内蔵している。この演算出力は位相制
御式制御手段6へ入力される。
【0005】位相制御式制御手段6の詳細例を図6に示
す。図6において、位相制御式制御手段6は、PI制御
器等のレギュレータ61と加算手段62とを備えてい
る。帰還データ処理手段7から無効電流IQ、無効電力
Q、有効電流Ip、有効電力Pが位相制御式制御手段6
のレギュレータ61へ帰還される。レギュレータ61に
おいて、これらの帰還量F(すなわち無効電流IQ、無
効電力Q、有効電流Ip、有効電力P)は、それらに対
応する指令R(すなわち無効電流指令IQr、無効電力
指令Qr、有効電流指令Ipr、有効電力指令Pr)と
比較され増幅されて、位相をシフトすべき位相角φが出
力される。同様に、帰還データ処理手段7から入力され
る基準位相θと上記位相角φとが加算手段62により合
成されて固定パルスパターン発生手段5へ与えられる。
固定パルスパターン発生手段5の出力に基づき、変換器
3の交流出力電圧位相が制御される。以上の結果、被制
御量である帰還量Fが所望値Rになるよう帰還制御され
るものである。
【0006】また、パルス幅制御式の従来例を図7及び
図8に示す。図7において、9は可変パルス幅のPWM
パターンで変換器3を制御するPWMパルスパターン発
生手段9、10は帰還データ処理手段7の出力に基づい
て可変パルス幅パターンモードにより被制御量を制御す
るためのPWM制御式制御手段である。
【0007】このPWM制御式制御手段10の詳細例を
図8に示す。図8において、PWMモードでは、電圧ベ
クトルの2軸成分Vd、Vqを制御できるので、2軸制
御系が構成される場合が多い。図8において、11a、
11bはそれぞれd軸及びq軸のレギュレータ、12は
d軸及びq軸の電圧Vd、Vqを三相電圧Vacに変換
する座標逆変換手段である。d軸のレギュレータ11a
への入力は、d軸帰還信号Id(有効電流Ip又は有効
電力P)とd軸指令Idr(有効電流指令Ipr又は有
効電力指令Pr)であり、q軸のレギュレータ11bへ
の入力は、q軸帰還信号Iq(無効電流IQ又は無効電
力Q)とq軸指令(無効電流指令IQr又は無効電力指
令Qr)である。各レギュレータ11a、11bは各指
令値と帰還値とを比較増幅して各軸電圧指令Vd、Vq
を出力し、このベクトル値に基づき座標逆変換手段12
により三相電圧信号Vacを生成し、更にPWMパルス
パターン発生手段9によりゲート信号を生成して変換器
3を制御するものである。以上の結果、所望の被制御量
が所望の指令値になるように制御される。尚、図8にお
いて、座標変換手段12とPWMパルスパターン発生手
段9を統合でき、レギュレータ11の出力により直接P
WMパルスパターンを発生することもできる。後述の発
明においても同様である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の制御法
において、位相制御式制御法は1パルス/サイクル又は
1回スイッチング/サイクルでも適用できるため、スイ
ッチング損失が小さく、高効率が得られる特長がある。
反面交流系統の事故時に交流電圧が不平衡になると、不
平衡電圧下での制御性能が劣るという問題点があった。
【0009】一方、可変パルス幅パターンモードを使う
PWM制御式制御手段(2軸制御式制御手段)による制
御によれば、不平衡電圧下における制御性能が優れてい
るが、変換器の1サイクル当たりのスイッチング回数が
多くなり、損失が増加し、効率が低下するという問題点
があった。電力系統向け用途においては、di/dt抑
制インダクタンスや直列接続用スナッバが必要なため、
上記スイッチング損失が増え、低効率となるという問題
点があった。
【0010】また、多パルスPWMにおいて、スイッチ
ング損失を減らすため、パルス数(スイッチング回数/
サイクル)を減らすと、交流系統1に設けられた図示し
ない調相キャパシタや交流フィルタのキャパシタが絡ん
だ振動が現れ、高調波が増幅されたり変換器の制御が難
しくなるという問題点もあった。
【0011】すなわち、事故時の不平衡電圧下での運転
特性と常時運転時の高効率特性との両立ができないとい
う課題があった。
【0012】そこで、この発明の目的は、交流系統と直
流系統との間で電力変換する交直電力変換器を備えた交
直電力変換装置において、事故時不平衡電圧下での運転
特性と常時運転時の高効率特性とを両立的に改良するこ
とにある。
【0013】また、この発明の更なる目的は、交流系統
と直流系統との間で電力変換する交直電力変換器と、上
記交流系統に設けられたキャパシタとを備える交直電力
変換装置において、変換器が多パルスPWMで運転され
る時の振動を防止することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の一側面によれば、交流系統と直流系統との
間で電力変換する交直電力変換器を備えた交直電力変換
装置において、固定パルスパターンモードと可変パルス
幅パターンモ一ドとを有し、上記交直電力変換器のゲー
トを制御するパルスパターン発生手段と、上記固定パル
スパターンモードで上記交流系統に対する上記交直電力
変換器の交流出力電圧の位相を制御する第一制御手段
と、上記可変パルス幅パタ一ンモードで上記交直電力変
換器の交流出力電圧のベクトルを制御する第二制御手段
と、少なくとも上記交流系統の電圧情報に基づき上記制
御モードを管理制御する制御モード管制手段と、上記交
直電力変換装置の入出力情報を検出する検出手段と、上
記検出手段の検出出力を処理して上記第一制御手段、上
記第二制御手段及び上記制御モード管制手段に制御情報
を与える制御情報処理手段とを備え、上記制御モード管
制手段により上記第一制御手段及び第二制御手段を制御
して、上記固定パルスパターンモードと上記可変パルス
幅パターンモードとを併用して上記交直電力変換器を制
御することを特徴とする交直電力変換装置が提供され
る。
【0015】本発明の他の側面によれば、交流系統と直
流系統との間で電力変換する交直電力変換器を備えた交
直電力変換装置において、1パルスの可変パルス幅パタ
ーンモードと多パルスの可変パルス幅パターンモードを
有し、上記交直電力変換器のゲ一トを制御するパルスパ
ターン発生手段と、上記1パルスの可変パルス幅パター
ンモードで上記交直電力変換器の交流出力電圧のベクト
ルを制御する第一制御手段と、上記多パルスの可変パル
ス幅パターンモードで上記交直電力変換器の交流出力電
圧のベクトルを制御する第二制御手段と、少なくとも上
記交流系統の電圧情報に基づき上記制御モードを管理制
御する制御モード管制手段と、上記交直電力変換装置の
入出力情報を検出する検出手段と、上記検出手段の検出
出力を処理して、上記第一制御手段、上記第二制御手段
及び上記制御モード管制手段に制御情報を与える制御情
報処理手段とを備え、上記制御モード管制手段により上
記第一制御手段及び上記第二制御手段を制御して、上記
1パルスの可変幅パルスパターンモードと多パルスの可
変パルス幅パターンモードとを併用して上記交直電力変
換器を制御することを特徴とする交直電力変換装置が提
供される。
【0016】この発明の一形態では、上記制御モード管
制手段は、上記交流系統の電圧の逆相成分に応答して上
記制御モードを管理制御するものである。
【0017】この発明の他の形態では、上記制御モード
管制手段は、上記第一制御手段と上記第二制御手段のそ
れぞれの内部変数情報の伝達と管理を行う情報管理手段
を備えることにより、上記2つの制御モード間のモード
遷移を円滑に行わしめるものである。
【0018】この発明の更に他の形態では、上記第一制
御手段と上記第二制御手段のそれぞれが積分制御手段を
備え、上記制御モード管制手段は上記積分制御手段の変
数情報の伝達と管理を行うことにより、上記2つの制御
モード間のモード遷移を円滑に行わしめるものである。
【0019】この発明の更に他形態では、交直電力変換
装置は、上記交流系統に接続されたキャパシタと、上記
キャパシタが含まれる回路にダンピングをかけるダンピ
ング手段とを更に備え、上記可変パルス幅パターンモー
ドで上記交直電力変換器を制御する際に上記ダンピング
手段を作動させるものである。
【0020】この発明の更なる側面によれば、交流系統
と直流系統との間で電力変換する交直電力変換器と、上
記交流系統に接続されたキャパシタとを備えた交直電力
変換装置において、1サイクル1回スイッチングのパタ
ーンモードと多パルスの可変パルス幅パターンモードと
を有し、上記交直電力変換器のゲートを制御するパルス
パターン発生手段と、上記1サイクル1回スイッチング
のパターンモードで交流出力電圧を制御する第一制御手
段と、上記多パルスの可変パルス幅パターンモードで上
記交流出力電圧を制御する第二制御手段と、上記交直電
力変換器の入出力情報を検出する検出手段と、上記検出
手段の検出出力を処理して上記第一制御手段と上記第二
制御手段に制御情報を与える制御情報処理手段と、上記
キャパシタが含まれる回路にダンピングをかけるダンピ
ング手段とを備え、上記第二制御手段により上記多パル
ス可変パルス幅パターンモードで上記交直電力変換器を
制御するときに、上記ダンピング手段を作動させること
を特徴とする交直電力変換装置が提供される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、添付図面を参照して説明する。
【0022】実施の形態1.図1はこの発明の一実施の
形態に係る交直電力変換装置の構成を示している。この
図1において、81、82、83は交直電力変換器3の
入力又は出力又は内部の電圧、電流、電力などの入出力
情報を検出する検出手段、13は固定パルスパターンに
対応するゲート信号又は可変パルス幅PWMパターンに
対応するゲート信号で変換器3をゲート制御するパルス
パターン発生手段としてのゲート制御手段、14は固定
パルスパターンで変換器3のゲートを制御するモードに
おいて変換器3の交流出力電圧の位相を制御する第一制
御手段としての位相制御式制御手段、15は可変パルス
幅PWMパターンで変換器3をゲート制御するモードに
おいて変換器3の交流出力電圧ベクトルを制御する第二
制御手段としてのPWM制御式制御手段(2軸制御式制
御手段)、16は上記2つの制御モードによる併用制御
を管理制御する制御モード管制手段、17は検出手段8
1〜83の検出出力を受けて同期回転座標上の値を演算
したり、有効電力や無効電力を演算して制御手段14、
15へ必要な制御情報(被制御量(帰還情報)や状態監
視情報)を与える制御情報処理手段である。単純な例と
して、位相制御式制御手段14やPWM制御式制御手段
(2軸制御式制御手段)15として、前記図6の位相制
御式制御手段6又は図8のPWM制御式制御手段10を
用いることもできる。
【0023】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。各制御モード毎の各モードにおける制御手段1
4、15については先に説明したので、最初に制御モー
ド管制手段16が運転すべきモードを決める方法を説明
する。
【0024】図2は制御モード管制手段16が備える情
報管理手段としてのモード判別手段150の一例を示す
詳細図である。図2において、モード判別手段150
は、交流系統1の交流電圧Vsを制御情報手段17から
受ける。この交流系統電圧Vsに基づいて、同電圧の逆
相分演算手段151、同電圧の正相分演算手段152及
び同電圧の絶対値演算手段153により、それぞれ同電
圧の逆相電圧成分Vn、正相電圧成分Vp及び絶対値V
absが演算される。次に、必要に応じて、第1比率演
算手段(除算手段)154により逆相分Vnの正相分に
対する比Vn/Vpすなわち不平衡率Xaを演算する
か、又は、第2比率演算手段(除算手段)155により
絶対値Vabsに対する逆相分Vnの比Vn/Vabす
なわち逆相分の含有率Xcを演算する。上記逆相分Vn
もこれ自体判別変数Xbとして用いることができる。上
記の如く演算された判別変数X(Xa、Xb、Xc)の
内いずれか一つ又は複数を判別手段156へ入力し、こ
の判別手段156が判別変数Xに基づき制御モードを判
別する。
【0025】例えば、判別変数Xを横軸にして判別結果
であるモード変数Mを縦軸とすると、判別手段156内
に図示したヒステリシス特性付きのコンパレータによ
り、逆相分が大きくなると、ハイレベルの“1”(又は
ローレベルの“O”)となるMcを出すことができる。
モード変数Mcは系統電圧の逆相分が小さい通常運転時
に、位相制御式制御手段14を有効に作動させる。すな
わち、位相制御式制御手段14をアクティブにする。一
方、系統電圧の逆相分が大きくなる(不平衡率が高い)
事故時に、PWM制御式制御手段15を有効に作動させ
る。すなわち、PWM制御式制御手段15をアクティブ
にする。
【0026】判別法の他の例として、判別手段156内
の重なり遷移領域付きコンパレータ(又は簡単な関数発
生器)により、モード変数Ma、Mbを出すことができ
る。モード変数Mbは系統電圧の逆相分が大きくなる
(不平衡率が高い)事故時に、PWM制御式制御手段1
5の出力や内部状態量に高い重み付けをして優先させ
る。モード変数Maは系統電圧の逆相分が小さい通常運
転時に、位相制御式制御手段14の出力や内部状態量に
高い重み付けをして優先させる。
【0027】上記モードの切り換えや重み付けにより、
制御モードを遷移させることができる。モード切り換え
やモード遷移させるのに際して、上記逆相成分の検出に
よりモードを切り換えたり遷移させたりする他に、
(1) 交流系統電圧Vsの各相の電圧波高値を検出し
ておき、いずれか一相の電圧の波高値の低下により事故
時パルスパタ一ンモードに切り換え又は遷移させる方
法、(2) 事故検出手段を備え、この事故検出手段の
検出出力により事故時パルスパターンモードに切り換え
又は遷移させる方法、を採用することができる。
【0028】[モード遷移の円滑化1]次に、制御手段
14、15側での作用について説明する。基本的な制御
作用は、従来の位相制御法や2軸制御法が使用できるの
で、制御モードの円滑な遷移法につき説明する。
【0029】まず、モード遷移時の変換器3の出力電圧
を円滑に変化させるためには、変換器3の直流キャパシ
タ31の静電容量が小さいことが望ましい。この場合、
直流電圧や変換器3の交流出力電圧の変動による擾乱を
少なくできる。次いで、変換器3の交流出力電圧の位相
変動についての考慮が望まれる。2軸制御式における電
圧ベクトルVは振幅Vmagと位相φ2による極座標表
示(Vmag、φ2)と直交2軸値(Vd、Vq)によ
る表示ができ、相互に他の表示による変数へ変換でき
る。この関係式を次式(1)に示す。 φ2=tan−1(Vq/Vd)、 Vmag=(Vd+Vq)1/2 (1)
【0030】一方、制御手段14の位相φ1と制御手段
15の位相φ2(上式(1)により表され、内部で演算
可能であり、またゲート制御手段13側でも計算でき
る)の位相差を次式(2)で表し、その値をδとする。 δ=φ1−φ2 (2)
【0031】今、PWM制御式制御手段15が優先して
いる時は、位相φ2を優先させ、位相φ1の重みを軽く
する。或いは、位相φ1を位相差δだけ補正して出力す
る。この際、位相制御式制御手段14の内部に持つ制御
変数としての位相情報φ1と実際に出力する位相φ1と
を区別することができる。
【0032】他方、位相制御式制御手段14が優先して
いる時は、位相差δに基づき式(3)により演算して出
力電圧ベクトルVを回転させて位相を補正できる。
【数1】 この際、同様に、PWM制御式制御手段15の内部に持
つ制御変数としての電圧ベクトルと実際に出力する電圧
ベクトルとを区別することができる。
【0033】以上の要領により、交流系統1の不平衡の
状態や逆相成分の大きさに応じて制御モードを遷移させ
ると共に、優先して作動させている制御手段の出力の位
相に他方の制御手段の出力位相を合わせさせて、遷移時
の出力電圧位相の変動を最小化できる。すなわち、切り
換えやモード遷移による擾乱を軽減できる。更に、上記
動作を実行するため図示矢印のように、相互に必要変数
をやりとりできる。その際、今あるべきモードが分かっ
ている制御モード管制手段16があるべき変数に補正し
たり、又は、補正すべき情報を制御手段14、15に渡
すことができる。
【0034】また、双方の制御手段14、15の出力位
相φ1、φ2と出力電圧ベクトルVを受け取ったゲート
制御手段13により、前記優先動作とモードの遷移に伴
う擾乱防止を行うことができ、この場合、モード変数M
(Ma、Mb、Mc)を点線図示のようにゲート制御手
段13へ渡すことができる。更には、ゲート制御手段1
3内に、モード判別手段150を設けることもできる。
【0035】以上により、制御モードの切り換えや遷移
による交流出力電圧の変化が軽減され、円滑なモード変
化を行うことができる効果が得られる。 [モード遷移の円滑化2]
【0036】更に、モードの遷移を円滑にする方法につ
き説明する。位相制御式制御手段14やPWM制御式制
御手段15には、しばしばPIレギュレータの積分要素
等の積分手段が用いられる。また、その他にも、帰還さ
れてくる状態量を含めて状態量が制御に用いられる。こ
の場合、モードの遷移に際して、状態量が連続しない場
合に、モードの遷移による変動が生じる。
【0037】この問題を解決するため、制御モード管制
手段16は必要な双方の制御手段14、15の状態量
(積分手段の出力等の状態量を含む)を読み出して、優
先して作動している側の制御手段の変数(出力を含む)
や状態量などの情報に基づき、非優先側制御手段又は従
属すべき制御手段の変数又はパラメータを操作して、遷
移時に変動が解消するよう修正することができる。この
ために、制御モード管制手段16の管理下で必要な情報
を、制御手段14、15間でやりとりしたり、制御モー
ド管制手段16が適正な処理を施して従属側の制御手段
へ渡すことができる。従属側制御手段を、制御モード管
制手段16からの操作で修正するか、又は制御モード管
制手段16からの指令により修正することができる。
【0038】以上により、モードの切り替わりや遷移に
際して、制御手段14、15内の状態量も円滑に引き継
がれて変化するので、モード切り換えや遷移によるショ
ックを防止できる効果が得られる。
【0039】この実施の形態1によれば、位相制御モー
ドとPWM制御モードとを円滑に切り換え又は遷移させ
て併用できるので、事故時不平衡電圧下での運転特性と
常時運転時の高効率特性とを両立的に改良できる効果が
得られる。
【0040】実施の形態2.図3は、この発明の他の実
施の形態2に係る交直電力変換装置の構成を示す。図3
において、100は、交流系統1に接続された少なくと
もキャパシタを備えた交流フィルタ又は調相装置であ
る。交流フィルタを例にとると、キャパシタ101、第
1の高調波電圧類を抑制するためのLC共振フィルタ用
キャパシタ102とリアクトル104、第2の高調波電
圧類を抑制するためのLC共振フィルタ用キャパシタ1
03とリアクトル105などからなる。
【0041】ところで、これら調相用キャパシタやフィ
ルタ用キャパシタ101−103は、変換器3が多パル
スPWMモードで運転するときに、特定高調波を増幅さ
せたり、変換器3の制御の障害になる場合がある。交流
系統1には、進相コンデンサや調相コンデンサが繋がっ
ており、変換器3からの距離や繋がっている線路や変圧
器2のリアクタンスによって、共振点が現れる。同様
に、変換器3が発生する高調波を抑制する目的のフィル
タにも共振点がある。これに対して、位相制御モードや
1パルスモードでは、変換器3が発生する高調波が限ら
れるので、予め上述したような共振を避けやすい。しか
し、多パルスPWMモードでは、上述の共振を避けにく
く、これを避けるためにはPWM周波数を極めて高くす
る必要がある。しかし、この場合には、スイッチング損
失が過大になる。
【0042】前述したように、この発明では、交流系統
1が異常な場合にのみ多パルスPWMモードを用い、そ
の使用時間は事故時の数十msec又は最大1secの
不平衡時間以内である。通常は、位相制御又は後述の1
パルスのパルス幅制御を用いる。この通常運転中は、交
流系統1側のキャパシタによる共振を避けることができ
る。従って、この発明では、PWM制御を用いる異常時
の短い運転期間中のみ上記共振に対処すればよい。
【0043】この実施の形態2においては、キャパシタ
101−103が接続された回路にダンピング要素(例
えば抵抗又は、インピーダンスを模擬した電圧源などに
よるアクティブダンパ一)106とその動作を停止させ
る手段(例えばスイッチやサイリスタスイッチ等の半導
体スイッチ)107から成るダンピング手段としての可
変ダンパ110を備える。
【0044】図3において、PWM制御式制御モードが
作動して変換器3が多パルスPWMモードで運転される
時、モード変数Mにより可変ダンパ110を作動させ
る。例えば、スイッチ107をオフにして、抵抗106
を挿入する。これにより、キャパシタ101−103の
共振による高調波の増幅作用を抑制し、変換器3の制御
もしやすくする。この時間は限られているので、長い通
常運転中の損失にならず、電力量の損失は僅かで済む。
また、ダンピング手段としての可変ダンパ110の熱損
失エネルギも時間が短いので軽微になり、設備費用も少
なくて済む。
【0045】通常運転中は、スイッチでバイパスされて
通常フィルタや調相設備として作用し、障害にならない
ことは言うまでもない。アクティブダンパーの場合は、
出力電圧を零にすればダンパー作用を止めることができ
る。
【0046】以上、本実施の形態2によれば、交流系統
1と直流系統4との間で電力変換する交直電力変換器3
と、交流系統1に設けられたキャパシタ101−103
とを備えた交直電力変換装置において、キャパシタ10
1−103が含まれる回路に可変ダンパ110を設けた
ので、変換器3が多パルスPWMモードで運転される時
の振動を防止できる効果が得られる。また、運転状況に
応じて可変ダンパ110によりダンピング作用を抑えれ
ば、該可変ダンパ110による損失を抑制できる。
【0047】実施の形態3.図4は、この発明の更に他
の実施の形態3に係る交直電力変換装置の構成を示す。
図4において、20は1パルスのパルス幅を制御するP
WCモード(1パルスPWMモード)で変換器3を制御
する場合の制御手段としての1パルスPWC式制御手
段、21は多パルスのパルスのパルス幅を制御するモー
ドで変換器3を制御する場合の制御手段としての多パル
スPWM式制御手段である。上記実施の形態1のPWM
制御式制御手段15は1パルスPWMモードの場合を含
んでいたが、多パルスPWM式制御手段21が多パルス
PWMに限られる点、及び1パルスPWC式制御手段2
0が1パルスPWC(PWM)モードである点において
上記実施の形態1と異なる。
【0048】多パルスPWM式制御手段21は例えば図
8に示したような2軸制御手段を用いることができる。
また、1パルスPWC制御モードも1パルスの位相と幅
を制御できるので、変換器3の交流出力ベクトルを制御
することができる。従って、1パルスPWC式制御手段
20も、例えば図8の2軸制御手段を用いることができ
る。
【0049】更に、制御モード管制手段16も前述した
図2のモード判別手段150を用いることができる。但
し、不平衡率や逆相電圧成分が小さいときには1パルス
PWCモード制御を優先させ、不平衡率や逆相電圧成分
が大きい異常状態のときには多パルスPWMモード制御
を優先させる。このために、前記モード変数M(Ma、
Mb、Mc)を用いることができる。
【0050】変換器3は、制御手段20、21に対応し
て、1パルスPWCパターン又は多パルスPWMパター
ンに合うゲート信号で制御される。それぞれの制御手段
20、21は電圧ベクトル指令V1、V2を出力でき、
それぞれ絶対値Vと位相とによる表示又は直交2軸成分
で表示できる。
【0051】この実施の形態3では、いずれか一方の制
御手段20或いは21が優先して制御しているモードに
おいて、2つのベクトル成分又は2つのベクトル表示値
を他方の同ベクトル成分又は表示値に合わせる(従属さ
せる)ようにする。すなわち、制御モード管制手段16
は位相だけでなく振幅も追従させることができる。従属
すべき制御手段のベクトル成分は優先すべき制御手段の
それぞれ対応する成分に追従させる。更に、その他の状
態量も、制御手段が同様な構成で良いので、互いに対応
する状態量を制御モード管制手段16の管理下でやりと
りして追従させることができる。以上の結果、ベクトル
指令を互いに正確に一致させることができる。
【0052】また、交流系統1に調相用キャパシタやフ
ィルタ用キャパシタがある場合において、モード変数M
を用いて、多パルスPWM制御モードでは可変ダンパで
ダンピングをかけ、一方、共振が起きにくい1パルスP
WCモードではダンパーの作動を停止又は抑制すること
ができる。
【0053】この実施の形態3によれば、1パルスPW
Cモード制御式制御手段20を備えたので、通常時に高
効率な1サイクル1回スイッチングで変換器3を運転で
き、両モードともベクトル制御なのでモード間の切り換
えや遷移が一層円滑に実行できる効果が得られる。勿
論、交流系統1の異常時には、良好な運転特性が得られ
る。また、可変ダンパを備えれば、交流系統1の異常時
における多パルスPWM制御モードにおける交流系統側
にキャパシタがある場合の共振やこれによる制御への悪
影響を抑制できる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、本発明の交直電力変換装
置によれば、位相制御モードとPWM制御モード或いは
1パルスの可変幅パルスパルスパターンモードと多パル
スの可変幅パルスパルスパターンモードとを円滑に切り
換え又は遷移させて併用することができるので、事故時
不平衡電圧下での運転特性と常時運転時の高効率特性と
を両立的に改良できる効果が得られる。また、制御モー
ドの切り換えや遷移による交流出力電圧の変化が軽減さ
れ、円滑なモード変化を行うことができる。更に、制御
モードの切り替わりや遷移に際して、第一及び第二制御
手段内の状態量も円滑に引き継がれて変化するので、モ
ード切り換えや遷移によるショックを防止できる。更に
また、1パルスの可変パルス幅パターンモードで交流系
統の交流出力電圧をベクトル制御することにより、通常
時に高効率な1サイクル1回スイッチングで交直電力変
換器を運転できる上、両制御モードともベクトル制御を
行うことによりモード間の切り換えや遷移を一層円滑に
実行することができると共に、交流系統の異常時にも、
良好な運転特性が得られるものである。また、交流系統
と直流系統との間で電力変換する交直電力変換器と、交
流系統に接続されたキャパシタとを備えた交直電力変換
装置において、キャパシタが含まれる回路にダンピング
手段を設けることにより、交直電力変換器が多パルスP
WMモードで運転される時の振動を防止することがで
き、更に、運転状況に応じてダンピング手段によりダン
ピング作用を抑えれば、該ダンピング手段による損失を
抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る交直電力変換
装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明に用い得るモード判別手段150の
構成を示す図である。
【図3】 この発明の他の実施の形態2に係る交直電力
変換装置の構成を示す図である。
【図4】 この発明の更に他の実施の形態3に係る交直
電力変換装置の構成を示す図である。
【図5】 従来の交直電力変換装置の構成を示す図であ
る。
【図6】 図5の位相制御式制御手段の構成を示す図で
ある。
【図7】 従来の他の交直電力変換装置の構成を示す図
である。
【図8】 図7のPWM制御式制御手段の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 交流系統、3 交直電力変換器、4 直流系統、1
3 ゲート制御手段(PWMパルスパターン発生手
段)、14 位相制御式制御手段(第一制御手段)、1
5 PWM制御式制御手段(第二制御手段)、16 制
御モード管制手段、17 制御情報処理手段、20 1
パルスPWC式制御手段(第一制御手段)、21 多パ
ルスPWM式制御手段(第二制御手段)、81〜83
検出手段、101−103 キャパシタ、110 可変
ダンパ(ダンピング手段)、150モード判別手段(情
報管制手段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流系統と直流系統との間で電力変換す
    る交直電力変換器を備えた交直電力変換装置において、 固定パルスパターンモードと可変パルス幅パターンモー
    ドとを有し、上記交直電力変換器のゲートを制御するパ
    ルスパターン発生手段と、 上記固定パルスパターンモードで上記交流系統に対する
    上記交直電力変換器の交流出力電圧の位相を制御する第
    一制御手段と、 上記可変パルス幅パターンモードで上記交直変換器の交
    流出力電圧のベクトルを制御する第二制御手段と、 少なくとも上記交流系統の電圧情報に基づき上記制御モ
    ードを管理制御する制御モード管制手段と、 上記交直電力変換装置の入出力情報を検出する検出手段
    と、 上記検出手段の検出出力を処理して上記第一制御手段、
    上記第二制御手段及び上記制御モード管制手段に制御情
    報を与える制御情報処理手段と、 を備え、 上記制御モード管制手段により上記第一制御手段及び第
    二制御手段を制御して、上記固定パルスパターンモード
    と上記可変パルス幅パターンモードとを併用して上記交
    直電力変換器を制御することを特徴とする交直電力変換
    装置。
  2. 【請求項2】 交流系統と直流系統との間で電力変換す
    る交直電力変換器を備えた交直電力変換装置において、 1パルスの可変パルス幅パターンモードと多パルスの可
    変パルス幅パターンモードを有し、上記交直電力変換器
    のゲートを制御するパルスパターン発生手段と、 上記1パルスの可変パルス幅パターンモードで上記交直
    電力変換器の交流出力電圧のベクトルを制御する第一制
    御手段と、 上記多パルスの可変パルス幅パターンモードで上記交直
    電力変換器の交流出力電圧のベクトルを制御する第二制
    御手段と、 少なくとも上記交流系統の電圧情報に基づき上記制御モ
    ードを管理制御する制御モード管制手段と、 上記交直電力変換装置の入出力情報を検出する検出手段
    と、 上記検出手段の検出出力を処理して、上記第一制御手
    段、上記第二制御手段及び上記制御モード管制手段に制
    御情報を与える制御情報処理手段と、 を備え、 上記制御モード管制手段により上記第一制御手段及び上
    記第二制御手段を制御して、上記1パルスの可変幅パル
    スパターンモードと多パルスの可変パルス幅パターンモ
    ードとを併用して上記交直電力変換器を制御することを
    特徴とする交直電力変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の交直電力変換装
    置において、上記制御モード管制手段は、上記交流系統
    の電圧の逆相成分に応答して上記制御モードを管理制御
    することを特徴とする交直電力変換装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の交直電
    力変換装置において、上記制御モード管制手段は、上記
    第一制御手段と上記第二制御手段のそれぞれの内部変数
    情報の伝達と管理を行う情報管理手段を備えることによ
    り、上記2つの制御モード間のモード遷移を円滑に行わ
    しめることを特徴とする交直電力変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の交直電力変換装置にお
    いて、上記第一制御手段と上記第二制御手段のそれぞれ
    が積分制御手段を備え、上記制御モード管制手段は上記
    積分制御手段の変数情報の伝達と管理を行うことによ
    り、上記2つの制御モード間のモード遷移を円滑に行わ
    しめることを特徴とする交直電力変換装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1乃至5の何れかに記載の交
    直電力変換装置において、 上記交流系統に接続されたキャパシタと、 上記キャパシタが含まれる回路にダンピングをかけるダ
    ンピング手段と、 を更に備え、 上記可変パルス幅パターンモードで上記交直電力変換器
    を制御する際に上記ダンピング手段を作動させることを
    特徴とする交直電力変換装置。
  7. 【請求項7】 交流系統と直流系統との間で電力変換す
    る交直電力変換器と、上記交流系統に接続されたキャパ
    シタとを備えた交直電力変換装置において、 1サイクル1回スイッチングのパターンモードと多パル
    スの可変パルス幅パターンモードとを有し、上記交直電
    力変換器のゲートを制御するパルスパターン発生手段
    と、 上記1サイクル1回スイッチングのパターンモードで交
    流出力電圧を制御する第一制御手段と、 上記多パルスの可変パルス幅パターンモードで上記交流
    出力電圧を制御する第二制御手段と、 上記交直電力変換器の入出力情報を検出する検出手段
    と、 上記検出手段の検出出力を処理して上記第一制御手段と
    上記第二制御手段に制御情報を与える制御情報処理手段
    と、 上記キャパシタが含まれる回路にダンピングをかけるダ
    ンピング手段と、 を備え、 上記第二制御手段により上記多パルス可変パルス幅パタ
    ーンモードで上記交直電力変換器を制御するときに、上
    記ダンピング手段を作動させることを特徴とする交直電
    力変換装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009527692A (ja) * 2006-02-23 2009-07-30 ルノー・エス・アー・エス 低電圧で放電するプラグを制御してディーゼルエンジンの空気/燃料混合物を予備加熱する方法及びシステム
JP2011035977A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Sinfonia Technology Co Ltd 電源装置

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