JP2000092723A - 二次電池保護回路 - Google Patents

二次電池保護回路

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JP2000092723A
JP2000092723A JP10255641A JP25564198A JP2000092723A JP 2000092723 A JP2000092723 A JP 2000092723A JP 10255641 A JP10255641 A JP 10255641A JP 25564198 A JP25564198 A JP 25564198A JP 2000092723 A JP2000092723 A JP 2000092723A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • H02J7/0029Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with safety or protection devices or circuits
    • H02J7/00302Overcharge protection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充電される二次電池の残存電圧が0Vであっ
ても、充電できる二次電池保護回路を提供することを目
的とする 【解決手段】 二次電池の残存電圧が0Vのとき、電
池1が端子に接続される(このときクランプ回路は
不活性状態)。トランジスタ10は、充電器2の電圧
により導通する。その結果、抵抗5に電流I2 が流
れ、トランジスタ3が導通する。トランジスタ3が導通
すると、充電制御回路9が駆動され、電池1の充電が開
始される。充電が進むと、クランプ回路14が活性化
し、E点は、グランドレベル又はグランドレベル以上に
引き上げられ、トランジスタ10は遮断される。トラ
ンジスタ10が遮断されても、トランジスタ3は充電さ
れた電池1の電圧により、導通を維持し、駆動信号を充
電制御回路9に印加し続ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次電池保護回路
に係り、特に、二次電池が放電尽くした場合でも、充電
を可能とした二次電池保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】二次電池の一つであるリチウムイオン電
池は、ニカド電池やニッケル水素蓄電池と比較し、約3
倍の作動電圧であり、重量エネルギー密度で約2倍のエ
ネルギー密度を有し、体積エネルギー密度も大きい。従
って、同一のエネルギーを有する他の電池と比較して、
小型でしかも軽い電池である。この軽いということか
ら、ビデオカメラ、携帯電話、PHS、ノート型パソコ
ン等の携帯用電気機器に多く使用されている。
【0003】このように、リチウムイオン電池は、携帯
用電気機器に多く用いられ、かつ出力エネルギーも大き
いことから、安全性を確保し、性能を十分に引き出すた
めに、保護回路が使用されている。図3に従来のリチウ
ム電池保護回路における、充電制御回路を駆動する回路
を示す。端子及び端子間に、充電されるリチウムイ
オン電池1が接続される。また、端子及び端子間に
は、リチウムイオン電池1を充電する充電器2が接続さ
れ、リチウムイオン電池1を充電する。実際のリチウム
イオン電池1の充電は、充電制御回路9の制御のもとに
行われる。
【0004】充電制御回路9を駆動する回路は、リチウ
ムイオン電池1と充電器を結ぶ電源線7に並列に接続さ
れた充電制御駆動用のトランジスタ3を設け、該トラン
ジスタ3のエミッタと電源線7を接続し、該トランジス
タ3のベースは抵抗5を介して電源線7に接続し、トラ
ンジスタ3のベースと抵抗5との接続点にトランジスタ
4のコレクタを接続し、トランジスタ4のエミッタは接
地するとともに、トランジスタ4のベースには、コント
ローラ(充電器2の負の電位を、正の電位として、トラ
ンジスタ4のベースに印加する)6が接続され、該コン
トローラ6には、充電端子が接続されている。
【0005】充電の動作を説明する。充電器2の負の電
位が、コントローラ6を介して、正の電位として、トラ
ンジスタ4のベースに印加される。その結果、トランジ
スタ4が導通すると電流I0 が流れる。抵抗5の両端に
電流I0 による電圧降下が発生し、トランジスタ3のベ
ースを順方向にバイアスし、トランジスタ3を導通させ
る。トランジスタ3が導通すると、トランジスタ3のコ
レクタ端子から正のゲート信号が出力される。
【0006】このゲート信号が充電制御回路9に印加さ
れ、充電制御回路9を駆動し、リチウムイオン電池1の
充電が開始される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3の従来
の回路では、充電制御回路9の駆動には、トランジスタ
3の導通が必要で、更にこのトランジスタ3の導通に
は、トランジスタ4の導通が必要で、更にこのトランジ
スタ4の導通には、トランジスタ4のコレクタ・エミッ
タ間に導通に必要なコレクタ・エミッタ電圧を印加させ
る必要がある。
【0008】そのためには、トランジスタ4の導通に必
要なコレクタ・エミッタ電圧が、リチウムイオン電池1
に残っていることが必要である。ところが、リチウムイ
オン電池1が、放電し尽くして、ほとんど電圧がなくな
ると、リチウムイオン電池1の残存電圧では、トランジ
スタ4を導通することができなくなる場合が生じる。こ
の場合は、トランジスタ4が導通せず、その結果、トラ
ンジスタ3も導通せず、該トランジスタ3のコレクタ端
子から、充電制御回路9に駆動信号を出力することがで
きない。
【0009】また、充電されるリチウムイオン電池1の
残存電圧が0Vであっても、充電を可能とするには、図
4のような回路構成とすることが考えられる。図4の回
路で有れば、リチウム電池1の残存電圧に関係なく、充
電器2を端子及び端子間に接続すれば、電流I1
流れ、抵抗5における電圧降下により、トランジスタ3
が導通し、トランジスタ3のコレクタ端子から正の駆動
信号を得て、充電制御回路9に駆動信号を印加すること
ができる。
【0010】しかし、この回路では、充電器を端子及
び端子間に接続している間中、電流I1 が、抵抗5及
び抵抗8を流れ、この電流I1 により、 I1 2 (R5 +R8 ) ・・・・・・(1) 但し、R5 :抵抗5の抵抗値 R8 :抵抗8の抵抗値 という電力を消費するという問題がある。
【0011】なお、図4において、抵抗5を削除しても
動作するが、抵抗8によって、同じように電力消費の問
題は残る。さらに、保護回路に、論理回路を外付するこ
とにより、充電されるリチウムイオン電池1の残存電圧
が0Vであっても、トランジスタ3のコレクタ端子から
正の駆動信号を得るようにすることも考えられるが、回
路規模が大きくなるという問題がある。
【0012】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、少ない素子数で、消費電力を削減したリチウム電
池等の二次電池の保護回路であって、充電される二次電
池の残存電圧が0Vであっても、充電を可能とする二次
電池保護回路を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、二次電池(例えば、リチウムイオン電池1)と充
電器2を結ぶ電源線7に、並列にエミッタ又はコレクタ
が接続されたトランジスタ3であって、前記電源線に抵
抗又はリーク吸収回路を介してベースが接続された充電
制御駆動用の第1のトランジスタ3と、該第1のトラン
ジスタのベースと前記抵抗との接続点に、コレクタ又は
エミッタが接続された第2のトランジスタとを有する二
次電池保護回路において、前記第2のトランジスタのエ
ミッタ又はコレクタに、定常時グランドレベル又はグラ
ンドレベル以上にクランプするクランプ回路14を接続
し、充電される二次電池の残存電圧が0ボルト近辺のと
きであって、前記クランプ回路が動作しない間、前記第
2のトランジスタと前記第1のトランジスタを導通させ
て、充電制御駆動を行うことを特徴とする二次電池保護
回路である。
【0014】請求項1記載の発明によれば、第1のトラ
ンジスタ3と、該第1のトランジスタのベースと前記抵
抗との接続点に、コレクタ又はエミッタが接続された第
2のトランジスタとを有する二次電池保護回路におい
て、前記第2のトランジスタのエミッタ又はコレクタ
に、定常時グランドレベル又はグランドレベル以上にク
ランプするクランプ回路14を接続したことにより、少
ない素子数で、消費電力を削減した二次電池保護回路で
あって、充電される二次電池の残存電圧が0Vであって
も、充電を可能とする二次電池保護回路を提供すること
ができる。
【0015】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の二次電池保護回路において、前記第1のトランジス
タのベースと前記抵抗との接続点の電位に基づいて、過
充電保護回路15を制御することを特徴とする。請求項
2記載の発明によれば、第1のトランジスタのベースと
前記抵抗との接続点の電位に基づいて、過充電保護回路
15を制御することにより、過充電時に、充電を中止す
ることができる。
【0016】請求項3に記載された発明は、請求項1記
載の二次電池保護回路において、前記クランプ回路は、
充電される二次電池の電位が所定電位以上のときに、動
作を開始することを特徴とする。請求項3記載の発明に
よれば、クランプ回路は、充電される二次電池の電位が
所定電位以上のときに、動作を開始することにより、第
2のトランジスタは、充電される二次電池の残存電圧が
0ボルト近辺のときであって、前記クランプ回路が動作
しない間、導通するだけであるから、電力消費が極めて
少なくて済む。
【0017】請求項4に記載された発明は、二次電池
(例えば、リチウムイオン電池1)と充電器2を結ぶ電
源線7に並列に接続された充電制御駆動用の第1のトラ
ンジスタ3を設け、該第1のトランジスタのエミッタ又
はコレクタを前記電源線に接続し、前記第1のトランジ
スタのベースは第1の抵抗5を介して前記電源線に接続
し、該第1のトランジスタのベースと前記第1の抵抗と
の接続点に第2のトランジスタ10のコレクタ又はエミ
ッタを接続し、該第2のトランジスタのベースは第2の
抵抗12を介して接地するとともに、該第2のトランジ
スタのエミッタ又はコレクタは、定常時グランドレベル
又はグランドレベル以上にクランプするクランプ回路1
4に接続し、該第2のトランジスタのエミッタ又はコレ
クタとクランプ回路の接続点は、第3の抵抗11を介し
て前記充電器に接続し、充電される二次電池の残存電圧
が0ボルト近辺のときであって、前記クランプ回路が動
作しない間、前記第2のトランジスタと前記第1のトラ
ンジスタを導通させて、充電制御駆動を行うことを特徴
とする二次電池保護回路である。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明をより具体化したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は、本発明のリチウム電池
等の二次電池の保護回路における、充電制御回路を駆動
する回路を示す。以下の例では、二次電池として、リチ
ウムイオン電池の場合について説明するが、リチウムイ
オン電池以外の二次電池にも本発明は適用できる。
【0020】端子及び端子間に、リチウムイオン電
池1が接続される。端子及び端子に充電器2が接続
され、リチウムイオン電池1を充電する。充電制御回路
を駆動する回路は、リチウムイオン電池1と充電器2を
結ぶ電源線7に並列に接続された充電制御駆動用のトラ
ンジスタ3を設け、該トランジスタ3のエミッタと電源
線7を接続し、該トランジスタ3のベースは抵抗(この
抵抗はリーク吸収回路であってもよい)5を介して電源
線7に接続し、トランジスタ3のベースと抵抗5の接続
点にトランジスタ10のコレクタを接続し、トランジス
タ10のエミッタはクランプ回路14に接続し、トラン
ジスタ10のエミッタとクランプ回路14の接続点は、
抵抗11を介して端子5に接続されている。また、トラ
ンジスタ10のベースは抵抗12を介して接地されてい
る。さらに、トランジスタ10のコレクタは、過充電保
護回路15に接続されている。
【0021】トランジスタ10のエミッタEは、クラン
プ回路14により、定常時は、グランド電位以上に保持
されている。従って、トランジスタ10は、クランプ回
路14が機能すると、遮断されることとなる。次に、リ
チウムイオン電池1及び充電器2を保護回路に接続した
ときの、図1の動作を説明する。A.リチウムイオン電
池1の残存電圧が有る程度以上の電圧(例えば、トラン
ジスタの導通に必要な電圧以上の電圧)を有するとき
と、B.リチウムイオン電池1の充電電圧が0ボルト近
辺のときに分けて説明する。
【0022】A:リチウムイオン電池1の残存電圧が有
る程度以上の電位を有するとき リチウムイオン電池1自体の電源により、電池保護回
路は活性化される。従って、クランプ回路14が機能し
トランジスタ10は遮断される。 トランジスタ3のベースは、抵抗5を介して、リチウ
ムイオン電池の電源によって、順方向にバイアスされ、
トランジスタ3が導通し、トランジスタ3のコレクタ端
子から正の駆動信号が出力される。その結果、充電制御
回路9が駆動され、リチウムイオン電池の充電が行われ
る。
【0023】B:リチウムイオン電池1の充電電圧が0
ボルト近辺のとき トランジスタ10を除いて、電池保護回路の各回路
は、不活性である。 トランジスタ10には、抵抗5、抵抗11を介して、
充電器2の電圧(トランジスタ10のコレクタに正の電
圧が、またエミッタには負の電圧)が印加され、トラン
ジスタ10は導通する。
【0024】その結果、抵抗5に電流I2 が流れる。
抵抗5の両端に電流I2 による電圧降下が発生し、トラ
ンジスタ3のベースを順方向にバイアスし、トランジス
タ3が導通する。トランジスタ3が導通すると、トラン
ジスタ3のコレクタ端子から正の駆動信号が出力され
る。その結果、充電制御回路9が駆動され、リチウムイ
オン電池1の充電が開始される。
【0025】その後、充電が進むと、クランプ回路1
4が活性化する。その結果、トランジスタ10のエミッ
タEは、グランドレベル又はグランドレベル以上に引き
上げられ、トランジスタ10は遮断される。 トランジスタ10が、遮断しても、トランジスタ3の
ベースは、過充電保護回路15を介して、充電中のリチ
ウムイオン電池の電源によって、順方向にバイアスされ
るので、トランジスタ3の導通は維持される。その結
果、トランジスタ3のコレクタ端子から正の駆動信号が
継続して、充電制御回路9に印加される。充電制御回路
9は、充電制御を継続する。
【0026】過充電保護回路15は、リチウムイオン
電池の両端の電位差により、充電の状態を検出し、過充
電になれば、充電を中止するように制御を行う。トラン
ジスタ10は、充電されるリチウム電池の残存電圧が0
ボルト近辺のときであって、前記クランプ回路が動作し
ない間、導通するだけであるから、電力消費が極めて少
なくて済む。
【0027】なお、図1において、電源線をリチウムイ
オン電池1と充電器2の正側に設けたが、負側に設けて
もよい。更に、トランジスタ3として、PNP型トラン
ジスタを用いて説明したが、NPN型のトランジスタで
もよい。同じく、トランジスタ4として、NPN型トラ
ンジスタを用いて説明したが、PNP型のトランジスタ
でもよい。
【0028】図2に本発明に用いられるクランプ回路の
例を3通り示す。図2(A)は、演算増幅器21とトラ
ンジスタ22から構成されている。X点は、接地電位
で、Y点の電位がクランプ回路の出力としてAを介し
て、出力される。Y点の電位がX点の電位より高いと、
演算増幅器からの負の出力により、トランジスタ22
は、遮断される。従って、Y点の電位がそのまま、クラ
ンプ回路の出力として出力される。
【0029】ところで、Y点の電位がX点の電位より低
いと、演算増幅器からの正の出力により、トランジスタ
22は、導通される。従って、Y点の電位は、トランジ
スタ22のコレクタに印加された電源の電位となる。こ
の電源電位が、クランプ回路の出力として出力される。
従って、クランプ回路の出力は、接地電位以上の電位が
出力される。
【0030】図2(B)は、二つのカレントミラー回路
と初期バイアス回路から構成されている。トランジスタ
31とトランジスタ32が、第1のカレントミラーを構
成し、トランジスタ33とトランジスタ34が、第2の
カレントミラーを構成している。初期バイアス回路40
は、トランジスタ35、ダイオード36及び抵抗37に
より構成される。電源投入時にカレントミラーのトラン
ジスタ32に電流を流すように機能する。電源投入時に
ダイオード36の両端電位をトランジスタ35のベース
・エミッタ間電圧として、トランジスタ35を導通さ
せ、トランジスタ32に電流を流す。
【0031】X点とY点とは、対称な点であり、Y点の
電位はX点の電位となる。従って、Y点の電位は接地電
位とほぼ同じとなり、この接地電位が、クランプ回路の
出力として出力される。図2(C)は、図2(B)の第
2のカレントミラー回路の二つのトランジスタのエミッ
タにトランジスタ38とトランジスタ39を接続したも
のである。トランジスタ38、39は、コレクタとベー
スが直接接続され、ダイオードとしての機能を呈する。
動作は、図2(B)と同じで、図2(B)の回路に比し
て、クランプ回路の耐圧が高くなっている。
【0032】X点とY点とは、対称な点であり、Y点の
電位はX点の電位となる。従って、Y点の電位は接地電
位とほぼ同じとなり、この接地電位が、クランプ回路の
出力として出力される。なお、上記実施の形態は、リチ
ウムイオン電池について説明したが、本発明は、リチウ
ムイオン電池限らず、他の2次電池の充放電制御に対し
ても有効である。
【0033】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を実現することができる。請求項1及び4記
載の発明によれば、第1のトランジスタ3と、該第1の
トランジスタのベースと前記抵抗との接続点に、コレク
タ又はエミッタが接続された第2のトランジスタとを有
する二次電池保護回路において、前記第2のトランジス
タのエミッタ又はコレクタに、定常時グランドレベル又
はグランドレベル以上にクランプするクランプ回路14
を接続したことにより、少ない素子数で、消費電力を削
減した二次電池保護回路であって、充電される二次電池
の残存電圧が0Vであっても、充電を可能とする二次電
池保護回路を提供することができる。
【0034】請求項2記載の発明によれば、第1のトラ
ンジスタのベースと前記抵抗との接続点の電位に基づい
て、過充電保護回路15を制御することにより、過充電
時に、充電を中止することができる。請求項3記載の発
明によれば、クランプ回路は、充電される二次電池の電
位が所定電位以上のときに、動作を開始することによ
り、第2のトランジスタは、充電される二次電池の残存
電圧が0ボルト近辺のときであって、前記クランプ回路
が動作しない間、導通するだけであるから、電力消費が
極めて少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明するための図であ
る。
【図2】本発明に用いられるクランプ回路を説明するた
めの図である。
【図3】従来のリチウム電池保護回路における、充電制
御回路を駆動する回路を説明するための図(その1)で
ある。
【図4】従来のリチウム電池保護回路における、充電制
御回路を駆動する回路を説明するための図(その2)で
ある。
【符号の説明】
1 リチウムイオン電池(二次電池) 2 充電器 3 充電制御駆動用のトランジスタ 4、10、31〜35、38、39 トランジスタ 5、8、11、12、37 抵抗 7 リチウムイオン電池(二次電池)1と充電器2を
結ぶ電源線 9 充電制御回路 14 クランプ回路 15 過充電保護回路 36 ダイオード E トランジスタ10のエミッタとクランプ回路1
4の接続点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電池と充電器を結ぶ電源線に、並列
    にエミッタ又はコレクタが接続されたトランジスタであ
    って、前記電源線に抵抗又はリーク吸収回路を介してベ
    ースが接続された充電制御駆動用の第1のトランジスタ
    と、該第1のトランジスタのベースと前記抵抗との接続
    点に、コレクタ又はエミッタが接続された第2のトラン
    ジスタとを有する二次電池保護回路において、 前記第2のトランジスタのエミッタ又はコレクタに、定
    常時グランドレベル又はグランドレベル以上にクランプ
    するクランプ回路を接続し、 充電される二次電池の残存電圧が0ボルト近辺のときで
    あって、前記クランプ回路が動作しない間、前記第2の
    トランジスタと前記第1のトランジスタを導通させて、
    充電制御駆動を行うことを特徴とする二次電池保護回
    路。
  2. 【請求項2】 前記第1のトランジスタのベースと前記
    抵抗との接続点の電位に基づいて、過充電保護回路を制
    御することを特徴とする請求項1記載の二次電池保護回
    路。
  3. 【請求項3】 前記クランプ回路は、充電される二次電
    池の電位が所定電位以上のときに、動作を開始すること
    を特徴とする請求項1記載の二次電池保護回路。
  4. 【請求項4】 二次電池と充電器を結ぶ電源線に並列に
    接続された充電制御駆動用の第1のトランジスタを設
    け、 該第1のトランジスタのエミッタ又はコレクタを前記電
    源線に接続し、前記第1のトランジスタのベースは第1
    の抵抗又はリーク吸収回路を介して前記電源線に接続
    し、 該第1のトランジスタのベースと前記第1の抵抗又はリ
    ーク吸収回路との接続点に第2のトランジスタのコレク
    タ又はエミッタを接続し、 該第2のトランジスタのベースは第2の抵抗を介して接
    地するとともに、 該第2のトランジスタのエミッタ又はコレクタは、定常
    時グランドレベル又はグランドレベル以上にクランプす
    るクランプ回路に接続し、該第2のトランジスタのエミ
    ッタ又はコレクタとクランプ回路の接続点は、第3の抵
    抗を介して前記充電器に接続し、 充電される二次電池の残存電圧が0ボルト近辺のときで
    あって、前記クランプ回路が動作しない間、前記第2の
    トランジスタと前記第1のトランジスタを導通させて、
    充電制御駆動を行うことを特徴とする二次電池保護回
    路。
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