JP2000092518A - 立体カメラ装置 - Google Patents

立体カメラ装置

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JP2000092518A JP10253906A JP25390698A JP2000092518A JP 2000092518 A JP2000092518 A JP 2000092518A JP 10253906 A JP10253906 A JP 10253906A JP 25390698 A JP25390698 A JP 25390698A JP 2000092518 A JP2000092518 A JP 2000092518A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量化が可能で、部品の交換も容易であ
り、保守性に優れた立体カメラ装置を提供する。 【解決手段】 本発明の立体カメラ装置は、カメラ筐体
11と、その前面に取り付けられる屈折機構12とを備
える。カメラ筐体11内には、結像光学系13と、撮像
素子14と、制御素子15とが設けられる。また、屈折
機構12は、屈折素子16と、カメラ(結像光学系1
3)の光軸に対する屈折素子16の傾斜角度を変更する
屈折角変更機構17とを有する。屈折角変更機構17
は、屈折素子16の傾斜角度を180度単位で周期的に変
更し、その変更に同期して被写体光を撮像する。これに
より、複数のカメラを設けなくても、異なる複数の入射
光軸からの被写体光を撮像して立体画像を生成でき、小
型軽量化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察対象を複数の
方向から撮影して立体画像を生成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の立体カメラ装置の原理を説
明する図である。従来の立体カメラ装置は、観察対象5
1を二方向から複数のテレビカメラ52,53等で撮影
し、各テレビカメラ52,53等で撮影された画像5
4,55を映像表示装置に呈示し、呈示された画像を観
察者の両眼56,57にそれぞれ別々に投じて立体虚像
58を生成する両眼視差方式を採用するのが一般であ
る。
【0003】理想的な立体画像を得るには、左右眼用の
二つの画像が以下の3つの条件を満たすのが望ましい。 左右眼用の二つの画像に上下方向の位置ずれがない。 左右眼用の二つの画像の水平方向に適正な視差を設定
する。 左右眼用の二つの画像のサイズが略同一である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実際には、
二つの画像の光軸が為す角度(輻輳角)が適正でない場
合には、図8に示すように立体像にならずに二重像とし
て観察されたり、図9に示すように両画像の光路長の差
やズームレンズの個体差等により両画像のサイズが等し
くならず、立体融合しなかったり、図10に示すように
2台のカメラの設置誤差や各カメラに装着されるレンズ
のフォーカスズーム走査時の光軸ずれに起因する垂直方
向のずれにより立体像が得られない等の不具合が起こる
おそれがあった。
【0005】これらの不具合を解消するには、レンズの
取り付け位置の精度を向上させたり、レンズ自体の特性
を均一化するか、あるいは、レンズの取り付け位置やレ
ンズの状態を調整する機構が必要となり、装置が大型化
するとともに、製造コストも高くなるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、小型軽量化が可能で、部品の
交換も容易であり、保守性に優れた立体カメラ装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、異なる複数の入射光軸から
入射された被写体光をそれぞれ撮像して立体画像を生成
する立体カメラ装置において、被写体光を屈折させる屈
折光学系と、前記屈折光学系で屈折された被写体光を撮
像面に結像させる結像光学系と、前記撮像面に配置され
る撮像装置と、前記結像光学系の光軸に対する前記屈折
光学系の傾斜角度を変更する屈折角変更機構と、を備
え、前記屈折角変更機構による前記屈折光学系の傾斜角
度の調整タイミングと、前記撮像装置による撮像タイミ
ングとを同期させるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る立体カメラ装
置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0009】(第1の実施形態)図1は本発明に係る立
体カメラ装置の第1の実施形態の断面構造を示す図、図
2は図1の立体カメラ装置の原理を説明する図である。
まず、図2を用いて本実施形態の原理を説明する。図2
に示すように、観察対象1からの被写体光は、屈折光学
系として作用する屈折率nの透明平板2に入射される。
この透明平板2が入射光軸L1に対して角度θだけ傾い
ているとすれば、透明平板2に入射した被写体光は角度
φで屈折した後、入射光軸L1と略平行な出射光軸L2
に沿って出射する。入射光軸L1と出射光軸L2は距離
dだけ離れており、観察対象1は距離dだけシフトされ
て図2の点線位置(符号3)で観察される。
【0010】ここで、透明平板2の入射光軸L1(より
詳しくは、結像光学系13の光軸)に対する透明平板2
の傾斜角度θを変更することにより、入射光軸L1と出
射光軸L2との距離d、すなわち、観察対象1のシフト
量を変更することができる。したがって、一定周期で角
度θを変更すれば、それぞれの角度θごとに別々の場所
で観察対象1を観察でき、これらの観察画像を合成する
ことにより立体画像を得ることができる。
【0011】次に、図1に示す本実施形態の立体カメラ
装置の構成および動作を説明する。図1の立体カメラ装
置は、カメラ筐体11と、その前面に取り付けられる屈
折機構12とを備える。カメラ筐体11内には、レンズ
等からなる結像光学系13と、CCD等からなる撮像素
子14と、制御素子15とが設けられる。また、屈折機
構12は、屈折素子16と、カメラ(結像光学系13)
の光軸に対する屈折素子16の傾斜角度を変更する屈折
角変更機構17とを有する。
【0012】屈折角変更機構17は、屈折素子16の傾
斜角度を180度単位で変更する。具体的には、屈折角変
更機構17は、屈折素子16を図1の実線位置と点線位
置とに交互に切り替える。
【0013】屈折素子16が図1の実線位置にある場
合、実線で示した入射光軸L11に沿って入射した光が結
像光学系13に導かれる。一方、屈折素子16が図1の
点線位置にある場合、一点鎖線で示した入射光軸L12に
沿って入射した光が結像光学系13に導かれる。
【0014】図1の例では、入射光軸L11,L12間の距
離をD(=2d)としている。このように、屈折素子1
6の傾斜角度により入射光軸が変化し、これはすなわ
ち、2台のカメラを各入射光軸L11,L12上に配置した
のと等価であり、これら入射光軸L11,L12に対応する
各画像を合成することにより、左右眼用の立体画像を得
ることができる。
【0015】なお、結像光学系13の位置は固定である
ため、屈折素子16の傾斜角度を変えても、屈折素子1
6から撮像素子14に至る出射光軸L13の位置が変化し
ないのが望ましい。ただし、それほど精度を要求しない
場合には、屈折素子16の角度変更に応じて出射光軸L
13が多少変動してもよい。
【0016】図1の装置を用いて立体画像を得るために
は、入射光軸L11,L12のそれぞれで得られた画像をテ
レビモニタ等に映し、これら画像をそれぞれ別々に、シ
ャッタ眼鏡等の既知の観察手段に呈示する必要がある。
例えば、図1の場合、屈折角変更機構17が屈折素子1
6の角度を180度単位で切り替えるのに同期して、入射
光軸L11,L12のそれぞれに対応する画像を取り込む機
構が必要となる。このような画像取り込み機構の具体的
な実現手段は問わない。
【0017】このように、第1の実施形態は、結像光学
系13の光軸に対する屈折素子16の傾斜角度を周期的
に変更し、その変更に同期して被写体光を撮像するよう
にしたため、カメラを2台設けなくても、立体画像を生
成することができ、装置の小型軽量化が図れる。
【0018】(第2の実施形態)図3は本発明に係る立
体カメラ装置の第2の実施形態の斜視図である。図3の
立体カメラ装置は、カメラ筐体20の中心軸から外れた
位置に配設されるカメラレンズ21と、カメラレンズ2
1の前方(観察対象側)に配設される計6枚の屈折素子
22と、カメラ筐体20の中心軸付近に形成される作業
孔23と、照明部材24とを有する。屈折素子22は二
枚一組になっており、各組ごとに屈折素子22の光軸に
対する傾斜角度は異なっている。カメラレンズ21の後
方には、図1と同様の結像光学系(図3では不図示)が
設けられる。
【0019】また、カメラ筐体20の外周部には、カメ
ラ筐体20の中心軸周りを回転可能な屈折角変更機構2
6が設けられ、この屈折角変更機構26の内側部分に屈
折素子22が支持される。このような構造により、屈折
角変更機構26が回転すると、それに応じて屈折素子2
2も回転する。
【0020】より詳細には、屈折角変更機構26が所定
量回転するたびに、それぞれ異なる傾斜角度をもった屈
折素子22がカメラレンズ21の前方に配置される。こ
れは、図2と同様に、入射光軸L1の変更と等価であ
り、それぞれ異なる各入射光軸L1から入射された被写
体光を別々に取り込んで合成することで、立体画像を得
ることができる。
【0021】ところで、より高画質のカラー立体画像を
得たい場合は、図3の左側に示したカラーフィルタ27
を屈折素子して利用し、これらカラーフィルタ27のカ
メラ光軸に対する傾斜角度を色ごとに変えればよい。図
3は、赤、緑、青の3種類のカラーフィルタ27を2個
ずつ設けた例を示している。
【0022】このように、色ごとにカラーフィルタ27
の傾斜角度を変える理由は、各色の周波数によって屈折
率が異なるためであり、各カラーフィルタ27の出射光
軸L2がほぼ一致するように、各カラーフィルタ27の
傾斜角度を設定するのが望ましい。
【0023】なお、図3の屈折素子22またはカラーフ
ィルタ27の傾斜角度を変えるだけでは、出力光軸を一
致させることができない場合は、撮像装置で観察対象1
を撮像した後、その撮像した画像に対して画像処理を行
って、屈折素子16の傾斜角度を補正すればよい。
【0024】なお、図3に示した作業孔は、例えば内視
鏡等を挿入するために設けられ、照明部材24は内視鏡
等を操作するために用いられる。ただし、単に立体画像
を得る目的だけに図1の装置を用いる場合は、作業孔2
3や照明部材24は不要である。
【0025】また、カラーフィルタ27を屈折素子とし
て利用する代わりに、図3に示した屈折素子16の前方
または後方に別個に通常のカラーフィルタを設けてもよ
い。(第3の実施形態)図4は本発明に係る立体カメラ
装置の第3の実施形態の斜視図である。図4の立体カメ
ラ装置は、カメラ筐体31と、カメラ筐体31の先端部
に配設される回転機構固定子32と、回転機構固定子3
2の外周側に設けられカメラ筐体31の中心軸の周りを
回転可能な回転機構可動子33と、回転機構可動子33
の先端部に回転ヒンジ34を介して取り付けられる屈折
素子35と、屈折素子35の傾斜角度を変更するための
リニア可動電極36およびリニア固定電極37とを備え
る。
【0026】リニア可動電極36の先端部には、弾性変
形可能な可撓ジョイント36aと自在ジョイント36b
とが設けられ、自在ジョイント36bの一端は屈折素子
16の回転ヒンジ34を取り付けた側とは反対側に取り
付けられる。
【0027】リニア可動電極36とリニア固定電極37
はいずれも梯子状の複数の電極片を有し、これら電極片
にそれぞれ位相の異なる電流を流して磁界を発生させ、
この磁界により各電極片に働く反発力と吸引力とによ
り、リニア可動電極36は入力光軸に沿って移動する。
リニア可動電極36の先端部に設けられる自在ジョイン
ト36bは屈折素子35に接続されるため、リニア可動
電極36の移動に応じて、屈折素子35の角度が変化す
る。
【0028】また、回転機構可動子33がカメラ筐体3
1の中心軸の周りを回転すると、それに応じて屈折素子
16も中心軸の周りを回転するため、例えば回転機構可
動子33を180度単位で回転するようにすれば、図1と
同様に、2種類の入射光軸L11,L12からの画像を得る
ことができ、これら画像を取り込むことで、立体画像を
生成できる。
【0029】このように、第3の実施形態は、回転機構
可動子33の回転に応じて入射光軸をシフトさせること
ができるため、複数のカメラを設けなくても左右眼用の
画像を得ることができる。また、リニア可動電極36の
移動により屈折素子16の角度を任意に可変できるた
め、観察対象1の距離に応じて入射光軸L11,L12のシ
フト量を変更できる。
【0030】なお、図4の装置は、回転機構可動子33
とリニア可動電極36の双方を有するが、十分な可動範
囲を確保できるのであれば、回転機構可動子33を省略
してリニア可動電極36のみを設けてもよい。また、リ
ニア可動電極36だけで十分な可動範囲を確保できない
場合に、回転ヒンジ34の代わりに新たなリニア機構を
設けて屈折素子16の両端を支持し、新たに設けたリニ
ア機構とリニア可動電極36とを差動的に駆動して、屈
折素子16の傾きを変更してもよい。
【0031】(第4の実施形態)第4の実施形態は、カ
メラ筐体の中心軸と略直交する方向を軸として屈折素子
を回転させる機構を設けたことを特徴とする。
【0032】図5は本発明に係る立体カメラ装置の第4
の実施形態の斜視図である。図5の立体カメラ装置は、
カメラ筐体41の前方(観察対象側)に配設される屈折
素子42と、屈折素子42をカメラの中心軸に略直交す
る方向に回転または揺動させる回転/揺動アクチュエー
タ43とを備える。回転/揺動アクチュエータ43を駆
動することにより、図1と同様に、異なる複数の入射光
軸L11,L12からの被写体光を撮像することができ、こ
れらの撮像結果を合成することにより、立体画像を得る
ことができる。また、回転/揺動アクチュエータ43に
より屈折素子16を回転または揺動させることにより、
観察対象1の距離やサイズに応じて適正な視差を確保す
ることができる。
【0033】(第5の実施形態)第5の実施形態は、基
本的な構造は第4の実施形態と同様であるが、屈折素子
やカメラレンズをカメラ筐体の中心軸から外れた位置に
設けたことを特徴とする。
【0034】図6は本発明に係る立体カメラ装置の第5
の実施形態の斜視図である。図6の立体カメラ装置内に
は、図5と同様の構造の屈折素子42、回転/揺動アク
チュエータ43、およびカメラレンズ44がカメラの中
心軸と外れた位置に設けられる。また、図6の装置内に
は、内視鏡等を挿入するための複数の作業孔23と照明
装置24が設けられる。
【0035】このように、作業孔23と照明装置24を
設けることにより、単に立体画像を得るだけでなく、内
視鏡としても利用可能となる。
【0036】なお、図6に示す作業孔23や照明装置2
4は図1、図4、図5に示す立体カメラ装置内に設けて
もよい。また、作業孔の数にも特に制限はない。
【0037】上述した各実施形態で用いられる屈折素子
16は、必ずしも平板状でなくてもよい。すなわち、観
察対象1からの被写体光を屈折させて撮像素子14に導
くことができれば、屈折素子16の具体的な形状は問わ
ない。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、被写体光を屈折させて結像光学系に導く屈折光学
系の光軸に対する傾斜角度を変更可能にしたため、複数
のカメラ装置を設けなくても、複数の入射光軸からの被
写体光を撮像することができる。したがって、従来に比
べて小型軽量化でき、消費電力も少ない立体カメラ装置
を得ることができる。また、本発明によれば、撮像装置
だけでなく、結像光学系も1組で済むため、複数のカメ
ラを用いて立体画像を得る場合に困難であった、ズーム
やフォーカス制御の際の左右眼画像の光軸ずれや倍率変
動も抑制することができる。これにより、保守性が向上
し、部品を交換した後の調整も容易になる。また、屈折
素子の角度を変える機構を設けることにより、観察対象
の距離やサイズに応じて左右眼画像の視差量を容易に変
更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る立体カメラ装置の第1の実施形態
の断面構造を示す図。
【図2】図1の立体カメラ装置の原理を説明する図。
【図3】本発明に係る立体カメラ装置の第2の実施形態
の斜視図。
【図4】本発明に係る立体カメラ装置の第3の実施形態
の斜視図。
【図5】本発明に係る立体カメラ装置の第4の実施形態
の斜視図。
【図6】本発明に係る立体カメラ装置の第5の実施形態
の斜視図。
【図7】従来の立体カメラ装置の原理を説明する図。
【図8】二つの画像が立体像にならずに二重像として観
察される例を示す図。
【図9】二つの画像が立体融合しなかった例を示す図。
【図10】垂直ずれにより立体像が得られなかった例を
示す図。
【符号の説明】
1 観察対象 2 透明平板 11 カメラ筐体 12 屈折機構 13 結像光学系 14 撮像素子 15 制御素子 16 屈折素子 17 屈折角変更機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】異なる複数の入射光軸から入射された被写
    体光をそれぞれ撮像して立体画像を生成する立体カメラ
    装置において、 被写体光を屈折させる屈折光学系と、 前記屈折光学系で屈折された被写体光を撮像面に結像さ
    せる結像光学系と、 前記撮像面に配置される撮像装置と、 前記結像光学系の光軸に対する前記屈折光学系の傾斜角
    度を変更する屈折角変更機構と、を備え、 前記屈折角変更機構による前記屈折光学系の傾斜角度の
    調整タイミングと、前記撮像装置による撮像タイミング
    とを同期させることを特徴とする立体カメラ装置。
  2. 【請求項2】前記屈折角変更機構は、被写体光の結像位
    置が変動しないように前記屈折光学系の傾斜角度を少な
    くとも2通りに変更することを特徴とする請求項1に記
    載の立体カメラ装置。
  3. 【請求項3】前記屈折光学系は、前記屈折角変更機構に
    予め定めた傾斜角度で固定され、前記屈折角変更機構
    は、前記結像光学系の光軸の周りに前記屈折光学系を回
    転させることにより、前記屈折光学系の傾斜角度を変更
    することを特徴とする請求項1または2に記載の立体カ
    メラ装置。
  4. 【請求項4】前記屈折光学系は、前記屈折角変更機構に
    それぞれ異なる傾斜角度で固定される複数の屈折光学部
    材を有し、 前記屈折角変更機構により前記屈折光学系を回転させた
    ときに、いずれかの前記屈折光学部材で屈折された被写
    体光が前記撮像装置の撮像面に結像するように、前記結
    像光学系を配置したことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の立体カメラ装置。
  5. 【請求項5】傾斜角度が異なる前記屈折光学部材のそれ
    ぞれは、互いに色相の異なるカラーフィルタで構成され
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の立
    体カメラ装置。
  6. 【請求項6】前記屈折光学系の一端側は、前記屈折角変
    更機構に支持され、 前記屈折光学系の他端側に、前記結像光学系の光軸に対
    する前記屈折光学系の傾斜角度を変更可能な駆動機構を
    設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の立体
    カメラ装置。
  7. 【請求項7】前記屈折角変更機構は、前記結像光学系の
    光軸に対する前記屈折光学系の傾斜角度を変更すべく、
    前記結像光学系の光軸に略直交する方向の周りに前記屈
    折光学系を回転または揺動させる駆動機構を有すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の立体カメラ装
    置。
  8. 【請求項8】前記屈折光学系、前記結像光学系、前記撮
    像装置、および前記屈折角変更機構はカメラ筐体内に収
    納され、 前記屈折光学系および前記屈折角変更機構は、カメラ筐
    体内の中心軸から外れた場所に収納され、 前記カメラ筐体内には、作業孔および照明用の孔の少な
    くとも一方が設けられることを特徴とする請求項1〜7
    のいずれかに記載の立体カメラ装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002236332A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Olympus Optical Co Ltd ステレオアダプタ、パターン投影アダプタ、発光部材用アダプタ
JP2003532920A (ja) * 2000-05-09 2003-11-05 富辰 崔 立体画像の撮影機及び立体画像の撮影方法
JP2009528554A (ja) * 2006-02-27 2009-08-06 ヨンファ イ 近接対象物を撮影するための3次元動画撮影装置
KR101295241B1 (ko) 2006-12-08 2013-08-09 삼성전자주식회사 디지털 촬영장치

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