JP2000092512A - 映像信号符号化装置、映像信号復号装置および映像信号変換装置 - Google Patents

映像信号符号化装置、映像信号復号装置および映像信号変換装置

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JP2000092512A
JP2000092512A JP25772098A JP25772098A JP2000092512A JP 2000092512 A JP2000092512 A JP 2000092512A JP 25772098 A JP25772098 A JP 25772098A JP 25772098 A JP25772098 A JP 25772098A JP 2000092512 A JP2000092512 A JP 2000092512A
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signal
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Yuzo Senda
裕三 仙田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】4:2:0フォーマットを用いつつ、多段階の
処理を行った場合でも色信号がボケない符号化装置およ
び復号装置の提供。 【解決手段】復号装置は一般的な復号装置の構成に加
え、新たに編集用に4:2:0フォーマットから4:
2:2フォーマットに変換する変換器を備え、符号化装
置は一般的な符号化装置の構成に加え、新たに編集用に
4:2:2フォーマットから4:2:0フォーマットに
変換する変換器を備える。これらの復号装置および符号
化装置では、通常再生時および通常録画時には従来の変
換器を用い、編集時には編集用の変換器を用いる。これ
により、4:2:0フォーマットを用いつつ、多段階の
処理を行った場合でも色信号がボケないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号の圧縮符
号化および復号技術に関し、特に、圧縮符号化と復号を
複数段階重ねるタンデム符号化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号は膨大なデータ量であり、圧縮
符号化を行って、ビットストリームに変換してから伝送
や記録を行うのが一般的である。圧縮符号化方式として
は国際標準規格ISO13818(MPEG−2)が一
般的に用いられている。MPEG(Motion Picture E
xperts Group)−2は、内部的に複数の規格を定義す
ることで、解像度、フレームレート、ビットレート、画
像フォーマットの異なる広範囲のアプリケーションに対
応している。一般的に用いられる規格は、MP@MLと
呼ばれており、画像フォーマットとして、4:2:0フ
ォーマットが採用されている。
【0003】図9に、4:2:0フォーマットの輝度信
号(○印)と色信号(×印)のサンプル位置を示す。
4:2:0フォーマットは、視覚特性に合わせた画像フ
ォーマットであり、輝度信号(Y)の4サンプルに対し
て、色信号(Cb,CR)がそれぞれ1サンプルとし、
輝度信号の解像度と比較して、色信号の解像度が水平垂
直ともに半分となっている。
【0004】これに対し、現在のほとんどの映像機器の
画像フォーマットは、色信号の水平方向の解像度だけを
半分にした4:2:2フォーマットを扱うようになって
いる。
【0005】図10に、4:2:2フォーマットの輝度
信号(○印)と色信号(×印)のサンプル位置を示す。
4:2:0フォーマットと比較して、輝度信号は全く同
じだが、色信号はサンプル数が二倍に増加しているだけ
でなく、サンプル位置も異なっている。
【0006】このため、一般的なMPEG−2MP@M
L復号装置は、図11に示すような構成とされており、
ビットストリームを、MPEG−2MP@ML復号器1
0で4:2:0フォーマットの映像信号に復号し、輝度
信号はMPEG−2MP@ML復号器10から出力さ
れ、MPEG−2MP@ML復号器10からの4:2:
0フォーマットを、420/422変換器11で、4:
2:2フォーマットに変換してから色信号を出力してい
る。
【0007】図13に、420/422変換器の構成を
示す。図13を参照すると、垂直方向1:2アップアン
プラ(インタポレータ)1と垂直方向ローパスフィルタ
2を備えて構成されている。
【0008】逆に、一般的なMPEG−2MP@ML符
号化装置は、図12に示すように、4:2:2フォーマ
ットを422/420変換器31で4:2:0フォーマ
ットに変換してから、MPEG−2MP@ML符号化器
30で符号化を行い、ビットストリームを出力してい
る。
【0009】図14に、422/420変換器の構成を
示す。図14を参照すると、垂直方向ローパスフィルタ
3と垂直方向2:1デシメータ(ダウンサンプラ)4を
備えて構成されている。
【0010】ところで、放送用途では、伝送、記録、編
集、一次分配、二次分配と、カメラで撮像されてから視
聴者のテレビモニタに表示されるまでに多数の処理が施
される。
【0011】そして、放送用途に、MPEG−2MP@
ML符号化装置および復号装置を用いると、色信号がボ
ケる、という問題が発生する。
【0012】この原因は、420/422変換器(図1
3参照)、422/420変換器(図14参照)には、
折り返し歪の抑圧のためのローパスフィルタを備えてい
るためであり、このローパスフィルタが多数回適用され
ることで、色信号のボケが顕現することになる。
【0013】このため、4:2:2フォーマットを直接
扱える圧縮符号化方式が求められており、MPEG−2
では、422P@MLが、この要求に対応している。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、422
P@MLに対応した装置は下記記載の問題点を有してい
る。
【0015】第一の問題点は、422P@MLに対応し
た装置を用いた場合、装置規模が増大する、ということ
である。
【0016】その理由は、4:2:0フォーマットと比
較して、4:2:2フォーマットの符号化処理および復
号処理には、1.33倍の演算能力を必要とする。
【0017】第二の問題点は、422P@ML対応の装
置が一般的ではない、ことである。MP@ML対応の装
置と比較して、前記演算能力比以上にコストが高くな
る。
【0018】第三の問題点は、4:2:2フォーマット
で伝送、記録を行う場合、同一画質を保つのに、10%
から20%多くのビットレートを必要とする、というこ
とである。
【0019】視聴者側の復号器は、MP@MLであり、
最終的には、4:2:0フォーマットに変換し、MP@
MLで再度符号化して伝送している。つまり、その前段
階までの4:2:2フォーマットでの伝送、記録は、伝
送帯域、記録容量の浪費となっている。
【0020】したがって、本発明は、上記問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的は、4:2:0フォ
ーマットを用いつつ、多段階の処理を行った場合でも色
信号がボケない符号化装置および復号装置を提供するこ
とにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の復号装置は、一般的な復号装置の構成に加え、新た
に編集用の420/422変換器を備えている。
【0022】また本発明の符号化装置は、一般的な符号
化装置の構成に加え、新たに編集用の422/420変
換器を備えている。
【0023】本発明の復号装置、および符号化装置にお
いては、通常再生時および通常録画時には従来の変換器
を用い、編集時には編集用の変換器を用いることで、
4:2:0フォーマットを用いつつ、多段階の処理を行
った場合でも色信号がボケないようにする
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明の復号装置において、通常再生時、従来方
式の420/422変換器(11)を用い、編集時に
は、編集用の420/422変換器(12)を用いる。
【0025】本発明の符号化装置において、通常録画時
には、従来方式の422/420変換器(31)を用
い、編集時には編集用の422/420変換器(32)
を用いる。
【0026】本発明の復号装置は、一実施の形態におい
て、映像信号を符号化して得られるビットストリームを
入力とし、前記ビットストリームを復号して第1の映像
信号(輝度信号と色信号)を得る復号器(10)と、第
1の映像信号の色信号をサンプリングレート変換して第
2の映像信号を生成するサンプリングレート変換器とし
て、視覚的に良好な映像信号を生成する第1の変換器
(11)と、編集に適した第2の変換器(12)と、を
備え、第1、第2の変換器の出力のうちいずれか一方
を、入力される制御信号により選択して色信号として出
力する選択器(13)を備える。
【0027】本発明の符号化装置は、一実施の形態にお
いて、入力された映像信号の色信号を入力とし、該映像
信号をサンプリングレート変換して第2の映像信号を生
成するサンプリングレート変換器であって、視覚的に良
好な映像信号を生成する第1の変換器(31)と、編集
に適した第2の変換器(32)を含むサンプリングレー
ト変換器と、前記第1、第2の変換器の出力を入力され
た制御信号により選択して色信号として出力する選択器
(33)と、入力された映像信号の輝度信号と選択器か
ら出力された色信号を入力して圧縮符号化し、ビットス
トリームを生成する符号化器(30)と、を備える。
【0028】これにより、4:2:0フォーマットを用
いつつ、多段階の処理を行った場合でも、色信号がボケ
ることを回避できる。
【0029】また、本発明において、復号装置は、第
1、第2の変換器のどちらを用いたかを、符号化装置に
通知することで、符号化装置は、適用すべき変換器を自
動で選択するように構成されている。
【0030】どの変換器を用いたかを通知するための通
知形態としては、映像信号とは別に制御信号として伝送
する方法、復号装置が映像信号の無効領域に、多重化器
で多重化して伝送し(図2参照)、符号化装置例では多
重化された伝送された信号を分離器で映像信号と制御信
号に分離する(図4参照)、もしくは420/422変
換器の出力する映像信号の特徴を検出して判定器で判定
する(図5参照)、というように各種形態が適用可能で
ある
【0031】判定器(図5の35)では、映像信号復号
装置で編集に適した第2の変換器で生成された信号であ
るか否かの判定にあたり、映像信号を入力とし、奇数番
目のサンプルと、それに続く偶数番目のサンプルの関係
が一画面内で全て同一であることを、判定基準とする。
【0032】また本発明は、別の実施の形態において、
編集用422/420変換器と、通常の420/422
変換器を縦続接続した映像信号変換器を提供する(図6
参照)。
【0033】これにより、編集用420/422変換器
により生成された映像信号を、視覚に適した映像信号に
変換することが可能となる。この映像信号変換器におい
ても、前述した各種通知形態を適用することができる。
【0034】さらに、本発明のさらに別の実施の形態に
おいて、編集用420/422変換器により生成された
場合には、編集用422/420変換器と、通常の42
0/422変換器を縦続接続した映像信号変換器(図7
の50)を選択器で選択し、それ以外の場合には、映像
信号変換器を通さずにそのまま通過させることで、適切
な変換を自動で行うことが可能になる。この選択器の選
択制御信号にも、前述した変換器の各種通知形態を用い
ることができる。
【0035】本発明の実施の形態の動作原理について説
明する。
【0036】編集時において、ビットストリームは、復
号器により、4:2:0フォーマットの映像信号に復号
され、その中の色信号は、編集用420/422変換器
(例えば図1の12)で変換されて、4:2:2フォー
マットの色信号になる。
【0037】その後、編集用422/420変換器(図
3の32)で変換されて、元の4:2:0フォーマット
の色信号に戻り、輝度信号とともに符号化器(図3の3
0)で符号化されて、新たなビットストリームが生成さ
れる。
【0038】ここで、編集用420/422変換器と編
集用422/420変換器は、縦続接続すると、何も作
用しないように設計されており、復号器から出力される
4:2:0フォーマットの色信号と、符号化器に入力さ
れる4:2:0フォーマットの色信号は全く同じ信号と
なる。
【0039】つまり、復号された4:2:0フォーマッ
トの映像信号を、そのまま再符号化した場合と全く同じ
ストリームを生成することが可能になる。
【0040】本発明の実施の形態において、編集用42
0/422変換器と、編集用422/420変換器の設
計は、完全再構成フィルタバンクと同じ手法を用いるこ
とができる。
【0041】すなわち、編集用420/422変換器の
ローパスフィルタのZ変換を、G(Z)、編集用422/
420変換器のローパスフィルタのZ変換をH(Z)とす
ると、 G(1)=2 …(1a) H(1)=1 …(1b) H(z)G(z)+H(−z)G(−z)=2z-2n …(1c) を満たせば良い。ここでnは整数である。
【0042】一例として、 G(z)=0.5+z-1+0.5z-2 H(z)=−0.125z-1+0.25-2+0.75z
-3+0.25z-4−0.125z-5 は、この条件を満たすフィルタ(FIRフィルタ)であ
る。また、 G(z)=1+z-1 H(z)=1 という簡単なフィルタを用いても実現できる。
【0043】これを平易に表現すれば、編集用420/
422変換器は、同じサンプルを二回繰り返すことでサ
ンプル数を二倍にし、編集用422/420変換器は、
サンプル二つ毎に一つを取り出すことで、サンプル数を
半分にする。
【0044】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
【0045】[実施例1]図1は、本発明の第1の実施
例の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、
MPEG−2 MP@ML復号器10は、入力されたビ
ットストリームを復号し、得られた輝度信号を出力する
とともに、4:2:0フォーマットの色信号を、第1の
420/422変換器11と第2の420/422変換
器12に供給する。
【0046】第1の420/422変換器11は、入力
された4:2:0フォーマットの色信号を、視覚的に良
好な画像となるように、4:2:2フォーマットの色信
号に変換し、選択器13に供給する。
【0047】第2の420/422変換器12は、入力
された4:2:0フォーマットの色信号を、編集に適し
た画像となるように、4:2:2フォーマットの色信号
に変換し、選択器13に供給する。
【0048】選択器13は外部から入力される制御信号
に従い、第1の420/422変換器11と第2の42
0/422変換器12から出力される4:2:2フォー
マットの色信号のうちいずれか一方を選択して色信号と
して出力する。
【0049】[実施例2]図2は、本発明の第2の実施
例の構成を示すブロック図である。図2において、破線
で示すブロック20の構成は、図1に示した前記第1の
実施例と同じものである。
【0050】多重化器14は、復号器10から供給され
る輝度信号と、選択器13から供給される4:2:2フ
ォーマットの色信号と、外部から供給される制御信号を
多重化し、映像信号として出力する。
【0051】[実施例3]図3は、本発明の第3の実施
例の構成を示すブロック図である。図3を参照すると、
第1の422/420変換器31は、入力された4:
2:2フォーマットの色信号を、視覚に良好な画像とな
るように4:2:0フォーマットの色信号に変換し、選
択器33に供給する。第2の422/420変換器32
は、入力された4:2:2フォーマットの色信号を、編
集に適した画像となるように、4:2:0フォーマット
の色信号に変換し、選択器33に供給する。
【0052】選択器33は、外部より入力された制御信
号に従い、第1の422/420変換器31および第2
の422/420変換器32から出力される4:2:0
フォーマットの色信号のうち、いずれか一方を選択し、
MPEG−2 MP@ML符号化器30に供給する。M
PEG−2 MP@ML符号化器30は入力された輝度
信号と4:2:0フォーマットの色信号を符号化し、ビ
ットストリームを出力する。
【0053】[実施例4]図4は、本発明の第4の実施
例の構成を示すブロック図である。図4において、破線
で示すブロック40の構成は、図9に示した前記第3の
実施例と同じものである。
【0054】逆多重化器34は、入力された映像信号を
分解し、輝度信号を取り出して符号化器30に供給する
とともに、色信号を取り出して変換器31および変換器
32に供給し、入力信号多重された制御信号を取り出し
て、選択器31に供給する。
【0055】[実施例5]図5は、本発明の第5の実施
例の構成を示すブロック図である。図5において、破線
で示すブロック40は、図3に示した前記第3の実施例
と同じものである。
【0056】判定器35は、入力された色信号を検査
し、第1の422/420変換器11で作られた色信号
か、第2の422/420変換器12で作られた色信号
かを判定し、判定結果を制御信号として選択器33に供
給する。判定器35では、例えば図1に示した前記第1
の実施例の映像信号復号装置において、編集に適した第
2の変換器で生成された信号であるか否かの判定にあた
り、映像信号を入力とし、奇数番目のサンプルと、それ
に続く偶数番目のサンプルの関係が一画面内で全て同一
であることを、判定基準とする。
【0057】[実施例6]図6は、本発明の第6の実施
例の構成を示すブロック図である。図6を参照すると、
本発明の第6の実施例は、編集用422/420変換器
32と、通常の420/422変換器11を縦続接続し
た映像信号変換器を提供するものであり、図6における
422/420変換器32は、図3に示した第2の42
2/420変換器32と同じであり、420/422変
換器11は、図1の第1の420/422変換器11と
同じである。編集用420/422変換器により生成さ
れた映像信号を、視覚に適した映像信号に変換すること
が可能となる
【0058】[実施例7]図7は、本発明の第7の実施
例の構成を示すブロック図である。図7において、破線
で示すブロック50は図6に示した第6の実施例の構成
と同じものである。
【0059】逆多重化器34は、図4に示した前記第4
の実施例の逆多重化器34と同じものである。
【0060】選択器60は、逆多重化器34から供給さ
れる制御信号に従い、逆多重化器34から供給される
4:2:2フォーマットの色信号か、第1の420/4
22変換器11から供給される4:2:2フォーマット
の色信号のいずれかを選択し、多重化器61に供給す
る。多重化器61は、逆多重化器34から供給される輝
度信号および選択器60から供給される色信号を多重化
し、4:2:2フォーマットの映像信号を生成し、出力
する。
【0061】[実施例8]図8は、本発明の第8の実施
例の構成を示すブロック図である。図8において、破線
で示すブロック50は、図6に示した前記第6の実施例
と同じものである。判定器35は、図5に示した前記第
5の実施例の判定器35と同じものである。選択器60
は、図7に示した前記第7の実施例の選択器60と同じ
ものである。選択器60は、判定器35から供給される
制御信号に従い、4:2:2フォーマットの色信号か、
第1の420/422変換器11から供給される4:
2:2フォーマットの色信号のいずれかを選択出力す
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
4:2:0フォーマットを用いつつ、多段階の処理を行
った場合でも、色信号がボケない符号化装置および復号
装置を実現することができる、という効果を奏する。
【0063】また、本発明によれば、本発明を適用した
復号装置と従来の符号化装置を接続するための信号変換
装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施例の構成を示す図である。
【図5】本発明の第5の実施例の構成を示す図である。
【図6】本発明の第6の実施例の構成を示す図である。
【図7】本発明の第7の実施例の構成を示す図である。
【図8】本発明の第8の実施例の構成を示す図である。
【図9】4:2:0フォーマットでの輝度信号と色信号
のサンプル位置を示す図である。
【図10】4:2:2フォーマットでの輝度信号と色信
号のサンプル位置を示す図である。
【図11】一般的なMPEG-2MP@ML復号装置の構成を示す
図である。
【図12】一般的なMPEG-2MP@ML符号化装置の構成を示
す図である。
【図13】420/422変換器の構成を示す図であ
る。
【図14】422/420変換器の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 垂直方向アップサンプラ 2 垂直方向ローパスフィルタ 3 垂直方向ローパスフィルタ 4 垂直方向デシメータ 10 MPEG-2MP@ML復号器 11 420/422変換器 12 420/422変換器 13 選択器 14 多重化器 30 MPEG-2MP@ML符号化器 31 422/420変換器 32 422/420変換器 33 選択器 34 逆多重化器 35 判定器 60 選択器 61 多重化器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C055 CA01 CA16 EA02 EA04 HA21 HA31 5C057 AA06 CA01 CE10 DA05 EA02 EA07 EA16 EJ01 EJ02 EM00 GC01 GC10 GH05 5C059 KK01 KK36 LB05 MA00 PP16 RC12 SS11 TA06 TB01 TB04 TC24 TD11 UA02 UA05 UA12

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号を符号化して得られるビットスト
    リームを入力とし、前記ビットストリームを復号して第
    1の映像信号を得る復号手段と、 前記第1の映像信号をサンプリングレート変換して第2
    の映像信号を生成するサンプリングレート変換手段であ
    って、視覚的に良好な映像信号を生成する第1の変換手
    段と、編集に適した第2の変換手段と、を含むサンプリ
    ングレート変換手段と、 入力される制御信号により、前記第1、第2の変換手段
    の出力のうちいずれかを選択出力する選択手段と、 を備えたことを特徴とする映像信号復号装置。
  2. 【請求項2】映像信号を符号化して得られるビットスト
    リームを入力とし、前記ビットストリームを復号して第
    1の映像信号を出力する復号手段と、 前記第1の映像信号をサンプリングレート変換して、第
    2の映像信号を生成するサンプリングレート変換手段で
    あって、視覚的に良好な映像信号を生成する第1の変換
    手段と、編集に適した第2の変換手段と、を含むサンプ
    リングレート変換手段と、 入力される制御信号により、前記第1、第2の変換手段
    の出力のうちいずれかを選択出力する選択手段と、 前記制御信号を前記第2の映像信号に多重化して第3の
    映像信号を出力する多重化手段と、 を備えたことを特徴とする映像信号復号装置。
  3. 【請求項3】前記サンプリングレート変換手段が、色信
    号の垂直方向のみのサンプリングレートを2倍にするこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の映像信号復号装
    置。
  4. 【請求項4】前記第2の変換手段が、入力サンプルを繰
    り返すことでサンプリングレートを2倍にするインタポ
    レート手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記
    載の映像信号復号装置。
  5. 【請求項5】映像信号(「第1の映像信号」という)を
    入力とし、該第1の映像信号をサンプリングレート変換
    して第2の映像信号を生成するサンプリングレート変換
    手段であって、視覚的に良好な映像信号を生成する第1
    の変換手段と、編集に適した第2の変換手段と、を含む
    サンプリングレート変換手段と、 入力された制御信号により、前記第1、第2の変換手段
    の出力のいずれかを選択出力する選択手段と、 前記第2の映像信号を圧縮符号化してビットストリーム
    を生成する符号化手段と、 を備えたことを特徴とする映像信号符号化装置。
  6. 【請求項6】前記サンプリングレート変換手段が、色信
    号の垂直方向のみのサンプルレートを半分にすることを
    特徴とする請求項5記載の映像信号符号化装置。
  7. 【請求項7】映像信号と制御信号とが多重化された多重
    化信号を入力とし、入力された多重化信号を分離して、
    第1の映像信号と制御信号を生成する分離手段と、 前記分離手段で分離された前記第1の映像信号を入力と
    し、前記第1の映像信号をサンプリングレート変換して
    第2の映像信号を生成するサンプリングレート変換手段
    であって、視覚的に良好な映像信号を生成する第1の変
    換手段と、編集に適した第2の変換手段と、を含むサン
    プリングレート変換手段と、 前記分離手段で分離された制御信号により、前記第1、
    第2の変換手段の出力のいずれかを、選択出力する選択
    手段と、 前記第2の映像信号を圧縮符号化してビットストリーム
    を生成する符号化手段と、 を備えたことを特徴とする映像信号符号化装置。
  8. 【請求項8】映像信号(「第1の映像信号」という)を
    入力とし、該第1の映像信号をサンプリングレート変換
    して第2の映像信号を生成するサンプリングレート変換
    手段であって、視覚的に良好な映像信号を生成する第1
    の変換手段と、編集に適した第2の変換手段と、を含む
    サンプリングレート変換手段と、 前記第1の映像信号を入力とし、前記第1の映像信号
    が、前記第1、第2の変換手段のどの変換手段での変換
    に適した信号であるか判定し判定結果に基づき、制御信
    号を生成する判定手段と、 前記判定手段から出力された制御信号により、前記第
    1、第2の変換手段の出力のいずれかを、選択出力する
    選択手段と、 前記第2の映像信号を圧縮符号化してビットストリーム
    を生成する符号化手段と、 を備えたことを特徴とする映像信号符号化装置。
  9. 【請求項9】前記第2の変換手段が、入力サンプルの2
    つに1つを間引くことでサンプリングレートを半分にす
    るデシメーション手段を備えることを特徴とする請求項
    5、7、8のいずれか一に記載の映像信号符号化装置。
  10. 【請求項10】前記判定手段が、前記第1の映像信号を
    入力とし、奇数番目のサンプルと、これに続く偶数番目
    のサンプルの関係が一画面内で全て同一であることを、
    判定基準とする、請求項8記載の映像信号符号化装置。
  11. 【請求項11】第1の映像信号を入力とし該第1の映像
    信号に、フィルタ処理を行うことで第2の映像信号を生
    成する変換手段と、 入力される制御信号により、前記第1の映像信号と、前
    記第2の映像信号のいずれかを選択して第3の映像信号
    として出力する選択手段と、 を備え、 前記変換手段が、請求項5記載の前記第2の変換手段
    と、請求項1記載の前記第1の変換手段を縦続接続した
    ものと等価なフィルタ処理を行う、ことを特徴とする映
    像信号変換装置。
  12. 【請求項12】前記変換手段が、色信号の垂直方向のみ
    にフィルタ処理を施す、ことを特徴とする請求項11記
    載の映像信号変換装置。
  13. 【請求項13】制御信号を多重化した映像信号を入力と
    し、該入力された多重化信号を分離して第1の映像信号
    と制御信号とを生成する分離手段と、 前記第1の映像信号を入力とし前記第1の映像信号に、
    フィルタ処理を行うことで第2の映像信号を生成する変
    換手段と、 前記分離手段で分離された制御信号により、前記第1の
    映像信号と、前記第2の映像信号のいずれかを選択して
    第3の映像信号として出力する選択手段と、を備え、 前記変換手段が、請求項5記載の第2の変換手段と、請
    求項1記載の第1の変換手段を縦続接続したものと等価
    なフィルタ処理を行う、ことを特徴とする映像信号変換
    装置。
  14. 【請求項14】前記第1の映像信号を入力とし前記第1
    の映像信号に、フィルタ処理を行うことで第2の映像信
    号を生成する変換手段であって、請求項5記載の前記第
    2の変換手段と、請求項1記載の前記第1の変換手段を
    縦続接続したものと等価なフィルタ処理を行う変換手段
    と、 前記第1の映像信号を入力とし、該第1映像信号が、請
    求項1記載の前記第2の変換手段によって生成された信
    号であるかを判定して制御信号を生成する判定手段と、 前記判定手段から出力される制御信号により、前記第1
    の映像信号と、前記第2の映像信号のいずれかを選択し
    て第3の映像信号を出力する選択手段と、 を備えたことを特徴とする映像信号変換装置。
  15. 【請求項15】前記判定手段が、前記第1の映像信号を
    入力とし、奇数番目のサンプルとそれに続く偶数番目の
    サンプルの関係が一画面内で全て同一であることを判定
    基準とする請求項14記載の映像信号変換装置。
  16. 【請求項16】映像信号を符号化して得られるビットス
    トリームを入力とし、前記ビットストリームを4:2:
    0フォーマットの映像信号に復号する復号手段と、 前記復号手段の中の色信号を、4:2:2フォーマット
    の色信号に変換するサンプリングレート変換手段とし
    て、視覚的に良好な映像信号を生成する第1の変換手段
    と、編集に適した第2の変換器手段と、を備え、 入力された制御信号の値に基づき、前記第1、第2の変
    換手段の出力のうちいずれか一方を選択して4:2:2
    フォーマットの色信号として出力する選択手段を備えた
    ことを特徴とする映像信号復号装置。
  17. 【請求項17】入力された映像信号の4:2:2フォー
    マットの色信号を入力とし、該色信号をサンプリングレ
    ート変換して、4:2:0フォーマットの色信号を生成
    するサンプリングレート変換手段であって、視覚的に良
    好な映像信号を生成する第1の変換手段と、編集に適し
    た第2の変換手段とを含むサンプリングレート変換手段
    と、 入力された制御信号の値に基づき、前記第1、第2の変
    換手段の出力の一方を選択して色信号として4:2:0
    フォーマットの色信号として出力する選択手段と、 入力された映像信号の輝度信号と前記選択手段から出力
    された色信号とを入力して圧縮符号化し、ビットストリ
    ームを生成する符号化手段と、 を備えたことを特徴とする映像信号符号化装置。
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