JP2000091448A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000091448A
JP2000091448A JP10276469A JP27646998A JP2000091448A JP 2000091448 A JP2000091448 A JP 2000091448A JP 10276469 A JP10276469 A JP 10276469A JP 27646998 A JP27646998 A JP 27646998A JP 2000091448 A JP2000091448 A JP 2000091448A
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pattern
gate
gate electrode
region
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Shinsuke Goto
伸介 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来製造工程よりリソグラフィー及びエッチ
ングの回数を多くしてゲートパターンマスクに忠実なゲ
ート電極パターンを形成する半導体装置の製造方法を提
供する。 【解決手段】 P型シリコン半導体基板10の上にゲー
ト電極パターン5を形成する。このパターンは、ショー
トニングし易い部分を第1回目のリソグラフィー工程に
よりパターンを形成する際には繋げておき、第2回目の
リソグラフィー工程では、その部分14を分断する。即
ち先のリソグラフィー工程では繋いでおいた部分は後の
リソグラフィー工程で最終的には分離除去する。この様
なゲート電極5はSRAMセル15が繰り返し形成され
た半導体基板10に形成されている。半導体基板10の
主面にはSTI構造の素子分離領域1及び素子分離領域
1に囲まれた素子領域2が形成されており素子領域2に
はゲート酸化膜となるシリコン酸化膜3が形成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微細なゲートパター
ンを備えた半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来MISトランジスタをセルとして備
えた半導体装置を形成する場合、複数のセルが繰り返し
形成される微細なゲートパターンマスクを使用する。図
22は、従来のMISトランジスタを備えた半導体装置
の断面図である。P型シリコン半導体基板100には、
STI(Shallow Trench Isolation)構造の素子分離領域
101が形成されている。素子分離領域101に囲まれ
た素子領域にはP型MOSトランジスタが形成されてい
る。素子領域110は、Nウエルに囲まれており、ソー
ス/ドレイン領域として用いられるP型不純物拡散領域
103が形成されている。ソース/ドレイン領域103
間の上にはゲート酸化膜104を介してポリシリコンな
どからなるゲート電極105が形成されている。ゲート
側壁にはシリコン窒化膜やシリコン酸化膜などの側壁絶
縁膜106が形成されている。半導体基板100上には
ゲート電極105を被覆するようにCVDSiO2 など
の層間絶縁膜107が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図22に示す半導体基
板にゲート電極を形成する従来の方法は、次のように行
われる。まず、半導体基板100主面にSTI構造の素
子分離領域101と素子分離領域101に囲まれた素子
領域110を形成する。素子領域110のパターンは、
半導体基板100に縦方向及び横方向にそれぞれ繰り返
し形成される。図24は、半導体基板の平面図であり、
図22は、図24のA、A′線に沿う部分の断面図であ
る。図23は、半導体基板に転写するゲート電極パター
ンの平面図であり、このパターンが半導体基板主面の縦
方向及び横方向に繰り返し形成される。次に、半導体基
板100を酸素を含む雰囲気中で熱酸化させて素子領域
110にゲート酸化膜となるシリコン酸化膜104を形
成する。その後、化学気相堆積法(CVD;Chemical Va
pour Deposition )を用いてゲート電極に用いられるポ
リシリコン膜を堆積させる。この上にフォトレジストを
形成し、ゲートパターンマスクを介してこれを露光し、
露光後現像されたフォトレジストをマスクにしてポリシ
リコン膜をエッチングすると図23に示すようなパター
ンを有するゲート電極が形成される。このようにリソグ
ラフィー法により図23のゲート電極を半導体基板に配
置形成した構成が図24に示されている。
【0004】ところで、リソグラフィー法により図23
に示すようなゲート電極パターン105を図24に示す
素子領域110、素子分離領域101が形成されたシリ
コン半導体基板100上に直接転写しようとすると、露
光時の影響などにより、図24に示すようなゲート電極
パターンのフリンジがショートニングを起こし、また丸
まる効果が起き、素子分離領域101上から脱落するこ
とがあった。そのためゲート電極105が素子領域11
0上に十分に形成されず、ゲート幅が実際より短くなっ
たり、さらにはトランジスタ特性を示さないこともあっ
た。そこで従来は、こうした脱落を防ぐためにリソグラ
フィー法におけるゲートパターンマスク上でフリンジの
丸まる効果に対応してフリンジを伸ばすようにしてい
た。しかし、近年ではパターンが微細化されているので
マスク上で補正することも難しくなってきている。さら
にゲート電極間の接触を避けるためにパターンが直線で
あるべきところをわざわざ曲げて距離を稼ぐことをして
いたが、微細化が進む中でこのようなことは困難になっ
て来ている。本発明は、このような事情によりなされた
ものであり、従来よりリソグラフィー及びエッチングの
回数を多くして、ゲートパターンマスクに忠実なゲート
電極のパターンを形成する半導体装置の製造方法を提供
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば、SR
AMセル等のゲートパターンのようなショートニングし
易いパターンを形成する際にリソグラフィー工程を2回
行い、最終的には分離すべき部分を最初のリソグラフィ
ー工程では繋げた状態にしておき、第2のリソグラフィ
ー工程で上記最終的には分離すべき部分を分離除去する
ことを特徴としている。このようにゲート電極を形成す
る際にリソグラフィー工程を2回行うことにより、ショ
ートニングをなくすとともにフリンジの丸まる効果を無
くすことができる。
【0006】すなわち、本発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板主面に素子分離領域とこの素子分離領域
に囲まれた素子領域を形成する工程と、前記半導体基板
の上に第1の絶縁膜を介して導電膜を堆積させる工程
と、前記導電膜をパターニングして複数のMISトラン
ジスタのゲート電極が連続されている第1のゲートパタ
ーンに加工する工程と、前記半導体基板上に前記第1の
ゲートパターンを被覆するように第2の絶縁膜を堆積さ
せる工程と、前記第2の絶縁膜の表面を平坦した後、前
記第1のゲートパターンの所定の領域をエッチング除去
し前記第1のゲートパターンから所定の部分が分断され
た第2のゲートパターンに加工する工程と、前記第1の
ゲートパターンのエッチング除去された領域を埋めるよ
うに前記半導体基板上に第3の絶縁膜を堆積させる工程
とを備えることを特徴としている。前記第1のゲートパ
ターンは、前記素子分離領域上の領域がエッチング除去
されてその所定の部分が分断されるようにしても良い。
前記第2のゲートパターンは、SRAMセルを構成する
トランジスタのゲート電極に用いても良い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して発明の実施
の形態を説明する。まず、図1乃至図18を参照して第
1の実施例を説明する。図1は、半導体基板の平面図、
図2は、図1のA−A′線、B−B′線及びC−C′線
に沿う部分の断面図、図3は、半導体基板の平面図、図
4は、半導体基板の平面図、図5は、図4のA−A′
線、B−B′線及びC−C′線に沿う部分の断面図、図
6は、第1のゲートパターンの平面図、図7は、半導体
基板の平面図、図8は、図7のA−A′線、B−B′線
及びC−C′線に沿う部分の断面図、図9は、図7のC
−C′線に沿う部分のゲート電極に側壁絶縁膜を形成し
た断面図、図10は、半導体基板の平面図、図11は、
図10のA−A′線、B−B′線及びC−C′線に沿う
部分の断面図、図12は、半導体基板の平面図、図13
は、図12のA−A′線、B−B′線及びC−C′線に
沿う部分の断面図、図14は、半導体基板の平面図、図
15は、図14のA−A′線及びB−B′線に沿う部分
の断面図、図16は、図14のA−A′線及びB−B′
線に沿う部分に絶縁膜を形成した断面図、図17は、S
RAMメモリセルの回路図、図18は、第2のゲートパ
ターンが転写された半導体基板の平面図である。
【0008】P型シリコン半導体基板10主面にリソグ
ラフィー法を用い従来の図24と同じパターンを転写
し、STI構造の素子分離領域1及び素子分離領域1に
囲まれた素子領域2を形成する。すなわち、半導体基板
10主面の上にフォトレジストを形成し、パターンマス
クを介してこれを露光し、露光後現像されたフォトレジ
ストをマスクにして半導体基板10主面を異方性エッチ
ングしてトレンチを形成する。このトレンチにCVDS
iO2 などの絶縁膜を埋め込んで素子分離領域1を形成
する。素子領域2のパターンは、半導体基板10の縦方
向及び横方向にそれぞれ繰り返し形成される。また半導
体基板10にはPウエル、Nウエル、Pウエルが形成さ
れる(図1、図2)。この後半導体基板10を酸素を含
む雰囲気中で熱酸化させ素子領域2にゲート酸化膜とな
るシリコン酸化膜3を形成する(図3)。
【0009】次にCVD法を用いてポリシリコン膜4を
半導体基板10主面の全面に堆積させる(図4、図
5)。次に、ポリシリコン膜4の上にフォトレジストを
形成し、ゲートパターンマスクを介してこれを露光し、
露光後現像されたフォトレジストをマスクにして、例え
ば、イオンエッチング法などの異方性エッチングをポリ
シリコン膜に行うと図6に示すようなパターン(第1の
ゲートパターン)を有するゲート電極5が形成される。
図6は、このリソグラフィー法(第1回目のリソグラフ
ィー)によって半導体基板10上にゲート電極パターン
5が転写された状態を示し、このパターンが半導体基板
10主面の縦方向及び横方向に繰り返し形成される。
【0010】次に、リソグラフィー法により半導体基板
10の上に形成したフォトレジスト(図示しない)をパ
ターニングし、パターニングしたフォトレジストをマス
クにして半導体基板10にP型、N型の各不純物をイオ
ン注入し浅い不純物拡散領域6を形成する。その後、C
VD法によりシリコン酸化膜(CVDSiO2 )を10
0nm程度堆積させる。このシリコン酸化膜は、反応性
イオンエッチング(RIE;Reactive Ion Etching )法
により異方性エッチングを実施して側壁絶縁膜(CVD
SiO2 )7を形成する。その後、リソグラフィー法に
より半導体基板10上に形成したフォトレジスト(図示
しない)をパターニングし、これをマスクにしてP型及
びN型の各MOSトランジスタのソース/ドレイン領域
となる不純物拡散領域8を形成する(図9)。図9は、
図8と同じく図7のC−C′線に沿う部分の断面を示し
ているので、不純物拡散領域はNウエルに形成され、P
型MOSトランジスタのP型ソース/ドレイン領域8を
構成する。この後CVD法によりシリコン窒化膜(CV
DSiN)9を45nm程度、シリコン酸化膜(CVD
SiO2 )11を500nm程度順次堆積させる(図1
0、図11)。
【0011】次に、化学的機械的研磨法(CMP;Chemi
cal Mechanical Polishing) を用いてゲート電極5のパ
ターン上部のシリコン窒化膜9が露出するまで研磨しそ
の表面を平坦化する(図12、図13)。次に、リソグ
ラフィー法(第2回目のリソグラフィー)により半導体
基板10上に形成したフォトレジスト(図示しない)を
パターニングして、ゲート電極5のパターンを分断する
ように配置された開口部12を形成する。パターニング
したフォトレジストをマスクにしてこの開口部12に露
出したシリコン窒化膜9及びその下に形成されたゲート
電極5を、例えば、条件を変えたRIE法などにより異
方性エッチングして除去し、これにより側壁絶縁膜7及
びゲート電極5で囲まれる開口を形成する。このリソグ
ラフィー法による処理によりゲート電極5は、図6に示
したようなパターンから所定の部分が分断されたパター
ン(第2のゲートパターン)となる(図14、図1
5)。次に、上記開口を埋めるように半導体基板10上
にCVD法によりシリコン酸化膜(CVDSiO2 )1
3を300nm程度堆積させ、(図16)CMP法によ
り表面をポリッシングして平坦化する。その後シリコン
酸化膜13の上に配線形成などの後処理工程を施して半
導体装置を形成する。
【0012】図18は、素子分離領域1が形成された半
導体基板10にゲート電極を転写した平面図であり、ト
ランジスタの位置関係を明らかにするために層間絶縁膜
及び配線等は記載を省略している。この実施例は、図1
7に示すSRAMセル15を含む半導体装置である。図
18に示すように、第2回目のリソグラフィーにより形
成されたゲート電極5の分断された部分14をみると、
角部は直線的に整形されており、第1回目のリソグラフ
ィーによって生じる端部の丸み形状は発生しない。図1
8の半導体基板10には、複数のSRAMセル15が繰
り返し形成されており、各SRAMセル15は、PMO
SトランジスタQ3、Q4、NMOSトランジスタQ
1、Q2、Q5、Q6から構成されている。
【0013】SRAMは、フリップフロップ回路を基本
に構成したメモリ方式である。図17及び図18に示す
SRAMセルは、6トランジスタから構成されており、
CMOSトランジスタQ3、Q4、Q5、Q6から構成
された1対のインバータ回路をフリップフロップ構成に
接続し、各記憶ノードにワード線をゲート入力とする1
対のアクセストランジスタQ1、Q2を接続したもので
ある。このSRAMは、アクセストランジスタQ1、Q
2を通して、そのソース又はドレインに接続されたビッ
ト線との間で読み出し、書き込みのデータ転送を行う。
ワ−ド線は、ロウ(行)デコーダ回路の出力であり、S
RAMセルが選択された時のみ1レベルとなり、アクセ
ストランジスタQ1、Q2をオンさせる。1対のビット
線は、SRAMセルが選択される前に予め同一の電圧レ
ベルに設定され、前に選択されていたSRAMセルのデ
ータが次に新しく選択されるSRAMセルに誤って書き
込まれないように保護される。書き込みサイクルの場合
は、アクセスされたSRAMセルのデータに対応して1
対のビット線上に転送されたデータがSRAMセルのア
クセストランジスタQ1、Q2を通してSRAMセルに
書き込まれる。以上第1の実施例では、2回のリソグラ
フィーを実施することによりゲート電極パターンのショ
ートニングを改善でき、ゲートパターンマスクに忠実な
パターンをウェーハ上に再現できる。またこの方法を用
いることにより素子分離領域近辺でゲートが丸まること
が無くなるのでトランジスタ特性を向上させることがで
きる。
【0014】次に、図19乃至図21を参照して第2の
実施例を説明する。図19は、第1回目のリソグラフィ
ーで半導体基板上に転写すべきゲート電極パターン(第
1のゲートパターン)の平面図、図20は、第2回目の
リソグラフィーを説明する半導体基板の平面図、図21
は、第2回目のリソグラフィー後に形成されたゲート電
極パターン(第2のゲートパターン)を有する半導体基
板の平面図である。図20に示すように、P型シリコン
半導体基板20主面にSTI構造の素子分離領域21及
び素子分離領域21に囲まれた素子領域22を形成す
る。半導体基板20には素子領域パターンの中央にNウ
エルが形成され、両端(図の上下)にPウエルが形成さ
れている。この素子領域パターンは、半導体基板20主
面の上下、左右の方向に繰り返し形成されている。次
に、半導体基板20を酸素を含む雰囲気中で熱酸化させ
素子領域22にゲート酸化膜となるシリコン酸化膜23
を形成する。
【0015】次に、CVD法を用いてポリシリコン膜を
半導体基板20主面の全面に堆積させる。次に、ポリシ
リコン膜の上にフォトレジストを形成し、ゲートパター
ンマスクを介してこれを露光し、露光後現像されたフォ
トレジストをマスクにして、例えば、イオンエッチング
法などの異方性エッチングをポリシリコン膜に行って図
19に示すようなパターンを有するゲート電極25を形
成する。図20は、この第1回目のリソグラフィー法に
よって半導体基板20上にゲート電極パターン25が転
写された状態を示し、このパターンが半導体基板20主
面の縦方向及び横方向に繰り返し形成される。
【0016】次に、リソグラフィー法により半導体基板
20上に形成したフォトレジストをパターニングし、パ
ターニングしたフォトレジストをマスクにして半導体基
板20にP型、N型の各不純物をイオン注入して浅いP
型又はN型不純物拡散領域を形成する。その後CVD法
によりシリコン酸化膜(CVDSiO2 )を100nm
程度堆積させる。このシリコン酸化膜は、反応性イオン
エッチング(RIE)法により異方性エッチングを行っ
て側壁絶縁膜(CVDSiO2 )を形成する。その後、
リソグラフィー法により半導体基板20上に形成したフ
ォトレジストをパターニングし、これをマスクにしてP
型及びN型の各MOSトランジスタのソース/ドレイン
領域となるP型又はN型不純物拡散領域を形成する。こ
の後CVD法によりシリコン窒化膜(CVDSiN)2
9を45nm程度、シリコン酸化膜(CVDSiO2
30を500nm程度順次堆積させる。次に、CMP法
を用いてゲート電極25のパターン上部のシリコン窒化
膜29が露出するまで研磨しその表面を平坦化する。
【0017】次に、第2回目のリソグラフィーにより半
導体基板20の上に形成したフォトレジストをパターニ
ングして、ゲート電極25のパターンを分断するように
配置された開口部26、27、28を形成する。パター
ニングしたフォトレジストをマスクにしてこの開口部2
6、27、28に露出したシリコン窒化膜29及びその
下に形成されたゲート電極25を、例えば、RIE法な
どにより異方性エッチングを行って除去し、これにより
側壁絶縁膜及びゲート電極25で囲まれる開口を形成す
る。このリソグラフィー法による処理により、ゲート電
極25は図19に示したようなパターンから所定の部分
が分断されたパターンとなる。次に、これら開口を埋め
るように半導体基板20上にCVD法によりシリコン酸
化膜(CVDSiO2 )を300nm程度堆積させ、C
MP法により表面をポリッシングして平坦化する。その
後シリコン酸化膜の上に配線形成などの後処理工程を施
して半導体装置を形成する。
【0018】図21は、素子分離領域21が形成された
半導体基板20にゲート電極25を転写した平面図であ
り、トランジスタの位置関係を明らかにするために層間
絶縁膜及び配線等は記載を省略している。この実施例
は、図17に示すSRAMセル31を含む半導体装置で
ある。前述の第2回目のリソグラフィーにより形成され
たゲート電極25の分断された部分32をみると、角部
は直線的に整形されており、第1回目のリソグラフィー
によって生じる端部の丸み形状は発生しない。半導体基
板20には、複数のSRAMセル31が繰り返し形成さ
れている。この実施例は、第1の実施例のゲート電極と
同じ様に図の水平方向のパターンと垂直方向のパターン
とから構成されている。そして第1の実施例では垂直方
向の中央部分に分断部分を設けているにすぎないが、こ
の実施例では、水平方向のパターンに近接した部分の垂
直方向のパターンにも分断部分を設けている。
【0019】このように最終的に別れている部分をつな
げ、2回のリソグラフィーによりその部分を分離する
と、丸みのない端部が形成されるので、ゲート電極パタ
ーンのショートニングを防ぐことができる。分断部分は
ゲート電極パターンの所要の任意の位置に形成すること
ができる。第2の実施例で追加した部分は、第1の実施
例では水平方向のパターンと垂直方向のパターンとが短
絡しないように水平方向のパターンを曲げて形成してい
た。しかし、この第2の実施例によりこの部分は直線形
状にすることができるようになり、その分半導体装置の
微細化を進めることができる。本発明は、図17に示し
たSRAMのセル以外でも近接するゲートパターンがあ
るセル等に対して適用することができる。また、素子分
離法は、STI構造だけでなくLOCOS法などを用い
ることができる。また、ゲート電極としてポリシリコン
とタングステンシリサイド等のシリサイド膜との積層構
造、アモルファスシリコン、ポリシリコンとタングステ
ン等の金属膜との積層構造を用いた場合にも同様の効果
が得られる。また、絶縁膜を平坦化する場合においてフ
ォトレジストを用いた異方性エッチングによっても同様
の効果が得られる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ゲート電
極を形成する際に2回のリソグラフィー及びエッチング
を行うことにより、丸みのないゲートパターンマスクに
忠実なパターンを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の半導体基板の平面図。
【図2】図1のA−A′線、B−B′線及びC−C′線
に沿う部分の断面図。
【図3】第1の実施例の半導体基板の平面図。
【図4】第1の実施例の半導体基板の平面図。
【図5】図4のA−A′線、B−B′線及びC−C′線
に沿う部分の断面図。
【図6】第1の実施例の第1のゲートパターンの平面
図。
【図7】第1の実施例の半導体基板の平面図。
【図8】図7のA−A′線、B−B′線及びC−C′線
に沿う部分の断面図。
【図9】図7のC−C′線に沿う部分にP型MOSトラ
ンジスタを形成した断面図。
【図10】第1の実施例の半導体基板の平面図。
【図11】図10のA−A′線、B−B′線及びC−
C′線に沿う部分の断面図。
【図12】第1の実施例の半導体基板の平面図。
【図13】図12のA−A′線、B−B′線及びC−
C′線に沿う部分の断面図。
【図14】第1の実施例の半導体基板の平面図。
【図15】図14のA−A′線、B−B′線に沿う部分
の断面図。
【図16】図14のA−A′線、B−B′線に沿う部分
に絶縁膜を形成した半導体基板の断面図。
【図17】半導体基板に形成されたSRAMセルの回路
図。
【図18】第2のゲートパターンが転写された半導体基
板の平面図。
【図19】第2の実施例の第1のゲートパターンの平面
図。
【図20】第2の実施例の半導体基板の板平面図。
【図21】第2のゲートパターンが転写された半導体基
板の平面図。
【図22】半導体装置の断面図。
【図23】基板に転写する従来のゲート電極パターン平
面図。
【図24】ゲート電極パターンを転写した従来の半導体
基板の平面図。
【符号の説明】
1、21、101・・・素子分離領域、 2、22、1
10・・・素子領域、3、23、104・・・ゲート酸
化膜、 4・・・ポリシリコン膜、5、25、105・
・・ゲート電極、 6・・・浅い不純物拡散領域、7、
106・・・側壁絶縁膜、8・・・ソース/ドレイン領
域(不純物拡散領域)、9、29・・・シリコン窒化
膜、 10、20、100・・・半導体基板、11、1
3、30・・・シリコン酸化膜、12、26、27、2
8・・・開口部、14、32・・・ゲート電極の分断さ
れた部分、15、31・・・SRAMセル、 103
・・・ソース/ドレイン領域、107・・・層間絶縁
膜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板主面に素子分離領域とこの素
    子分離領域に囲まれた素子領域を形成する工程と、 前記半導体基板の上に第1の絶縁膜を介して導電膜を堆
    積させる工程と、 前記導電膜をパターニングして複数のMISトランジス
    タのゲート電極が連続されている第1のゲートパターン
    に加工する工程と、 前記半導体基板上に前記第1のゲートパターンを被覆す
    るように第2の絶縁膜を堆積させる工程と、 前記第2の絶縁膜の表面を平坦した後、前記第1のゲー
    トパターンの所定の領域をエッチング除去し前記第1の
    ゲートパターンから所定の部分が分断された第2のゲー
    トパターンに加工する工程と、 前記第1のゲートパターンのエッチング除去された領域
    を埋めるように前記半導体基板上に第3の絶縁膜を堆積
    させる工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のゲートパターンは、前記素子
    分離領域上の領域がエッチング除去されてその所定の部
    分が分断されることを特徴とする請求項1に記載の半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2のゲートパターンは、SRAM
    セルを構成するトランジスタのゲート電極に用いられる
    ことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれかに記
    載の半導体装置の製造方法。
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