JP2000090712A - 車両用標識灯 - Google Patents

車両用標識灯

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JP2000090712A
JP2000090712A JP10262019A JP26201998A JP2000090712A JP 2000090712 A JP2000090712 A JP 2000090712A JP 10262019 A JP10262019 A JP 10262019A JP 26201998 A JP26201998 A JP 26201998A JP 2000090712 A JP2000090712 A JP 2000090712A
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Japan
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substrate
lamp body
lamp
screw
bracket
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English (en)
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Susumu Kakihira
晋 柿平
Noriyuki Konagai
紀幸 小長井
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の発光ダイオードを支持する基板がラン
プボディに対して前方からネジ止め固定されるように構
成された車両用標識灯において、ランプボディに形成さ
れたネジ止め固定部の後端部が他の一般後端部よりも後
方へ突出するのを防止する。 【解決手段】 ランプボディ12に対する基板20のネ
ジ止め固定を、ブラケット22を介して行う構成とす
る。ブラケット22は、前方から基板20をランプボデ
ィ12に形成された位置決めピン12cの大径部12c
の環状先端面12c3に押し当てる基板当接部22a
と、ネジ止め固定用のネジ挿通孔22bが形成されたネ
ジ座面部22cとを有する構成とし、ネジ座面部22c
が基板当接部22aに対して所定寸法だけ前方に位置す
るように形成する。これによりランプボディ12のネジ
止め固定部(ボス12d)の後端部が他の一般後端部
(ランプボディ本体12a)よりも後方へ突出するのを
防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、複数の発光ダイ
オードを備えた車両用標識灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハイマウントストップランプ等の車両用
標識灯においては、図6に示すように、ランプボディ1
12と前面レンズ114とで形成される灯室116内
に、複数の発光ダイオード118を支持する基板120
が設けられるが、同図に示すように、基板120はラン
プボディ112に対して前方からネジ止め固定されるよ
うに構成されたものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の車
両用標識灯においては、図6に示すようにランプボディ
112に対して基板120が直接ネジ止め固定されてい
るので、次のような問題がある。
【0004】すなわち、発光ダイオード118を光源と
する車両用標識灯においては、灯室116の前後幅を十
分に確保することができない場合が多く、基板120と
ランプボディ112との前後間隔も狭くせざるを得ない
場合が多い。このため従来の車両用標識灯においては、
図6に示すように、ランプボディ112に形成されたネ
ジ止め固定部112aの後端部112bが他の一般後端
部112cよりも後方へ突出するように形成されてい
る。しかしながら、このようにネジ止め固定部112a
の後端部112bが後方へ突出していると、灯具を車体
パネル等の相手側部材102に取り付ける際に該後端部
112bが取付けの邪魔になることが多く、このような
場合には相手側部材102に干渉防止構造を設けること
が必要となる。例えば、図6に示す車両用標識灯おいて
は、相手側部材(車体パネル)102にネジ止め固定部
112aよりも大きい孔102aを形成することによ
り、干渉防止を図るようにしている。
【0005】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、複数の発光ダイオードを支持する基
板がランプボディに対して前方からネジ止め固定される
ように構成された車両用標識灯において、ランプボディ
に形成されたネジ止め固定部の後端部が他の一般後端部
よりも後方へ突出するのを防止することまたはその突出
量を抑制することができる車両用標識灯を提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記ネジ止
め固定を所定のブラケットを介して行うようにすること
により上記目的達成を図るようにしたものである。
【0007】すなわち、本願発明に係る車両用標識灯
は、請求項1に記載したように、ランプボディと前面レ
ンズとで形成される灯室内に、複数の発光ダイオードを
支持する基板が設けられてなり、上記基板が、上記ラン
プボディに対して前方からネジ止め固定されるように構
成された車両用標識灯において、上記ネジ止め固定がブ
ラケットを介して行われるように構成されており、上記
ブラケットが、前方から上記基板を上記ランプボディに
押し当てる基板当接部と、上記ネジ止め固定用のネジ挿
通孔が形成されたネジ座面部とを有してなり、上記ネジ
座面部の位置が上記基板当接部よりも前方位置に設定さ
れている、ことを特徴とするものである。
【0008】上記「ブラケット」は、ネジ座面部の位置
が基板当接部よりも前方位置に設定されたものであれ
ば、その具体的構成は特に限定されるものではない。
【0009】
【発明の作用効果】上記構成に示すように、本願発明に
係る車両用標識灯は、ランプボディに対する基板のネジ
止め固定が、基板当接部およびその前方に位置するネジ
座面部を有するブラケットを介して行われるように構成
されているので、基板当接部に対するネジ座面部の前方
変位量を所定値以上に設定すれば、ランプボディに形成
されたネジ止め固定部の後端部が他の一般後端部よりも
後方へ突出するのを防止することができ、または前方変
位量が上記所定値に満たない場合においても、ネジ止め
固定部の後端部の後方突出量を抑制することができる。
【0010】このように本願発明によれば、複数の発光
ダイオードを支持する基板がランプボディに対して前方
からネジ止め固定されるように構成された車両用標識灯
において、ランプボディに形成されたネジ止め固定部の
後端部が他の一般後端部よりも後方へ突出するのを防止
することまたはその突出量を抑制することができる。
【0011】さらに本願発明によれば、次のような作用
効果を得ることもできる。
【0012】すなわち、基板は通常その両端部において
ランプボディにネジ止め固定されるので、発光ダイオー
ドの点灯によって基板に熱歪みが生じると、従来のよう
にランプボディに対して基板が直接ネジ止め固定されて
いる場合には、上記熱歪みにより基板やランプボディに
変形が生じてしまうことも少なくない。
【0013】この点、本願発明においては、ブラケット
はその基板当接部において前方から基板をランプボディ
に押し当てるだけで足りるので、熱歪みによる基板の膨
張収縮を許容することができ、これにより基板やランプ
ボディに変形が生じるのを未然に防止することができ
る。
【0014】また本願発明においては、ランプボディに
対する基板のネジ止め固定がブラケットを介して行われ
るので、基板にはブラケットの基板当接部が当接する当
接面を確保すれば足り、ネジ止め固定用の座面およびネ
ジ孔を確保する必要がないので、異なる灯具間で基板を
流用することが容易となる。
【0015】上記構成において、請求項2に記載したよ
うに、基板に位置決め孔を形成するとともにランプボデ
ィに位置決めピンを形成し、位置決め孔に位置決めピン
を挿入することにより基板をランプボディに対して位置
決めするように構成すれば、基板を灯室内の所定位置に
正確に配置することができ、また灯具組付けの際に基板
の仮止めを行うことができることから組付作業性を向上
させることができる。
【0016】この場合において、請求項3に記載したよ
うに、基板当接部をネジ座面部に対して段状に形成され
た平面部からなる構成とし、該基板当接部に位置決めピ
ンを挿通させるピン挿通孔を形成すれば、基板はピン挿
通孔の周囲の比較的広い範囲にわたってランプボディに
押し当てられることとなるので、これにより基板をラン
プボディに対して確実に固定することができる。また、
このようにピン挿通孔を形成しておくことにより、ブラ
ケットをネジ止め固定する際にブラケットが連れ回りす
るのを防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施形態について説明する。
【0018】まず、本願発明の第1実施形態について説
明する。
【0019】図1は、本実施形態に係る車両用標識灯を
示す正面図であり、図2は、そのII-II 線断面図であ
る。
【0020】これらの図に示すように、本実施形態に係
る車両用標識灯10は、ハイマウントストップランプで
あって、ランプボディ12と前面レンズ14とで形成さ
れる灯室16内に、水平方向に直列配置された複数の発
光ダイオード18を支持する基板(プリント基板)20
が設けられてなっている。
【0021】前面レンズ14は、その外周縁近傍部位に
形成されたフランジ14aにおいてランプボディ12に
溶着されている。
【0022】ランプボディ12は、鉛直平板状に形成さ
れたランプボディ本体12aと、このランプボディ本体
12aの前面周縁部に形成されたフランジ係合部12b
と、ランプボディ本体12aの前面における基板20の
左右両端部に形成された1対の位置決めピン12cと、
これら位置決めピン12cの左右両側近傍に形成された
1対のボス12dと、ランプボディ本体12aの背面略
中央部に形成されたコード支持部12eおよび通気孔1
2fとを備えてなっている。
【0023】基板20は、その左右両端部においてラン
プボディ12に対して前方(灯具としての前方であって
車体としては後方。以下同様)からネジ止め固定される
ようになっており、このネジ止め固定は各々ブラケット
22を介して行われるようになっている。
【0024】図3は、図2のIII 部詳細図である。
【0025】図示のように、ランプボディ12の位置決
めピン12cは、大径部12c1の先端に小径部12c
2が突出形成されてなる段付きピンとして構成されてい
る。一方、基板20には位置決め孔20aが形成されて
いる。そして、基板20は、その位置決め孔20aに位
置決めピン12cの小径部12c2を挿通させるように
して該位置決めピン12cの大径部12c1の環状先端
面12c3に当接するようになっている。位置決めピン
12cは、各発光ダイオード18が灯室16内において
前後方向所定位置に配置されるよう、その大径部12c
1の軸長が設定されている。
【0026】ブラケット22は、前方から基板20を位
置決めピン12cの大径部12c1の環状先端面12c
3に押し当てる基板当接部22aと、ネジ止め固定用の
ネジ挿通孔22bが形成されたネジ座面部22cとを有
してなる金属製の板材で構成されている。基板当接部2
2aおよびネジ座面部22cは段違い平行面として形成
されており、ネジ座面部22cの端部には前方側へ立ち
上がる把持用のフランジ22dが形成されている。
【0027】ランプボディ12に対する基板20のネジ
止め固定は、ブラケット22のネジ座面部22cをラン
プボディ12のボス12dの先端面12d1に当接させ
た状態でネジ挿通孔22bにタッピンングネジ24を挿
通させて該ネジ24をボス12dに締め付けることによ
り行うようになっている。
【0028】ランプボディ12のボス12dは、タッピ
ンングネジ24が締め付けられたときに該タッピンング
ネジ24がランプボディ本体12aの背面12a1から
後方へ突出しないように、その先端面12d1の位置が
設定されている。このボス12dの先端面12d1は、
位置決めピン12cの大径部12c1の環状先端面12
c3よりも前方に位置するので、ブラケット22も、そ
のネジ座面部22cの位置が基板当接部22aよりも所
定寸法だけ前方位置に設定されている。
【0029】ブラケット22の基板当接部22aには、
位置決めピン12cを挿通させるピン挿通孔22eが形
成されている。そして基板当接部22aは、ピン挿通孔
22eの周囲において基板20を位置決めピン12cの
大径部12cの環状先端面12c3に押し当てるように
なっている。
【0030】図3においては、灯具右側のネジ止め固定
部周辺構造を示したが、灯具左側のネジ止め固定部周辺
構造もこれと同様の構造となっている。ただし基板20
の位置決め孔20aに関しては、灯具の左右で異なった
形状となっている。すなわち図1に示すように、灯具右
側の位置決め孔20aは、ランプボディ12の位置決め
ピン12cの小径部12c2と略同じ径の丸孔であるの
に対し、灯具左側の位置決め孔20aは、上記小径部1
2c2と略同じ上下幅で左右に延びる長孔となってい
る。
【0031】以上詳述したように、本実施形態に係る車
両用標識灯10は、ランプボディ12に対する基板20
のネジ止め固定が、前方から基板20を位置決めピン1
2cの大径部12c1の環状先端面12c3に押し当て
る基板当接部22aと、ネジ止め固定用のネジ挿通孔2
2bが形成されたネジ座面部22cとを有するブラケッ
ト22を介して行われるように構成されており、該ブラ
ケット22は、ボス12dに締め付けられたタッピンン
グネジ24がランプボディ本体12aの背面12a1か
ら後方へ突出しないよう、そのネジ座面部22cが基板
当接部22aに対して所定寸法だけ前方に位置するよう
に形成されているので、ランプボディ12のネジ止め固
定部(すなわちボス12d)の後端部が他の一般後端部
(すなわちランプボディ本体12a)よりも後方へ突出
するのを防止することができる。そしてこれにより、図
3に示すように、灯具取付け対象となる相手側部材(車
体パネル)2に従来のような干渉防止構造を設けること
なく、ランプボディ本体12aを相手側部材2に密着さ
せることができる。
【0032】さらに本実施形態においては、従来のよう
に基板20がランプボディ12に直接ネジ止め固定され
ておらず、ブラケット22により前方からランプボディ
12に押し当てられているだけであるので、発光ダイオ
ード18の点灯によって基板20に熱歪みを生じたと
き、これに伴う基板20の膨張収縮(通常の基板材質で
あれば熱収縮)を許容することができる。したがって基
板20やランプボディ12に変形が生じるのを未然に防
止することができる。
【0033】なお、基板20の両端部には1対の位置決
め孔20aが形成されており、これら位置決め孔20a
はランプボディ12の位置決めピン12cに挿着されて
いるが、上記左右1対の位置決め孔20aは丸孔および
長孔で構成されているので、基板20の膨張収縮を許容
することができ、位置決めピン12cを用いたことによ
って基板20やランプボディ12に変形が生じるおそれ
はない。
【0034】むしろ、このように基板20の1対の位置
決め孔20aをランプボディ12の位置決めピン12c
に挿着して基板20をランプボディ12に対して位置決
めすることにより、基板20を灯室16内の所定位置に
正確に配置することができ、また灯具組付けの際に基板
20の仮止めを行うことができるので組付作業性を向上
させることができる。しかも、位置決めピン12cは、
大径部12c1および小径部12c2からなる段付きピ
ンとして構成されており、大径部12c1の環状先端面
12c3に基板20を当接させるようになっているの
で、各発光ダイオード18を灯室16内において前後方
向所定位置に正確に配置することができる。
【0035】また本実施形態においては、ブラケット2
2の基板当接部22aがそのネジ座面部22cに対して
段状に形成された平面部からなり、該基板当接部22a
には位置決めピン12cの小径部12c2を挿通させる
ピン挿通孔22eが形成されているので、基板20はピ
ン挿通孔12cの周囲の比較的広い範囲にわたってラン
プボディ12に押し当てられることとなり、これにより
基板20をランプボディ12に対して確実に固定するこ
とができる。しかも、このように基板当接部22aにピ
ン挿通孔22eを形成しておくことにより、ブラケット
22をネジ止め固定する際にブラケット22がタッピン
ングネジ24と連れ回りするのを防止することができ
る。
【0036】なお、本実施形態のように基板当接部22
aにピン挿通孔22eを形成する代わりに、基板当接部
22aに位置決めピン12cの小径部12c2を囲むU
字状切欠き部を形成することによっても、ブラケット2
2が連れ回りするのを防止することができる。
【0037】次に、本願発明の第2実施形態について説
明する。
【0038】図4は、本実施形態に係る車両用標識灯を
示す、図3と同様の図である。
【0039】本実施形態においては、第1実施形態に対
してブラケット22およびランプボディ12の構成が一
部異なっている。
【0040】すなわち本実施形態のブラケット22は、
基板当接部22aがネジ座面部22cの延長面上から後
方へ略直角に折れ曲がるように形成されており、基板当
接部22aの後端面において基板20に当接するように
なっている。また、ランプボディ12の端部近傍部位に
は、ブラケット22のフランジ22dの外側面に当接す
るリブ12gが形成されている。
【0041】本実施形態の構成を採用した場合において
も、ランプボディ12のネジ止め固定部(ボス12d)
の後端部が他の一般後端部(ランプボディ本体12a)
よりも後方へ突出するのを防止することができ、また
基板20の熱歪みに伴う膨張収縮を許容して基板20や
ランプボディ12に変形が生じるのを未然に防止するこ
とができる。
【0042】なお本実施形態においては、ブラケット2
2をネジ止め固定する際、そのフランジ22dと当接状
態にあるランプボディ12のリブ12gによりブラケッ
ト22の連れ回りが防止される。
【0043】次に、本願発明の第3実施形態について説
明する。
【0044】図5は、本実施形態に係る車両用標識灯を
示す、図3と同様の図である。
【0045】本実施形態においては、第2実施形態に対
してランプボディ12および基板20の構成が一部異な
っている。
【0046】すなわち、第2実施形態においては(第1
実施形態も同様であるが)、基板20の左右両端部に形
成された1対の位置決め孔20aをランプボディ12の
位置決めピン12cに挿着することにより基板20の位
置決めを行うように構成されているが、本実施形態にお
いては、基板20に位置決め孔は形成されておらず、ラ
ンプボディ12に基板20の端部を上下および側方から
挟む基板支持部12hを形成することにより基板20の
位置決めを行うように構成されている。
【0047】基板支持部12hは、基板20の背面に当
接してその前後方向の位置決めを行う基板当接面12h
1と、上面および下面壁12h2と、側面壁12h3と
で構成されている。上面および下面壁12h2は基板2
0の上下幅と略同じ上下間隔で形成されているが、側面
壁12h3は基板20の側端面との間に多少の隙間が生
じるように形成されている。そしてこれにより、基板2
0の熱歪みに伴う膨張収縮を許容するようになってい
る。
【0048】本実施形態の構成を採用した場合において
も、ランプボディ12のネジ止め固定部(ボス12d)
の後端部が他の一般後端部(ランプボディ本体12a)
よりも後方へ突出するのを防止することができ、また、
基板20の熱歪みに起因して基板20やランプボディ1
2に変形が生じるのを未然に防止することができる。
【0049】しかも本実施形態においては、基板20に
位置決め孔を形成する必要がないので、基板20の汎用
性を高めることができる。
【0050】さらに本実施形態においては、基板20の
位置決め構造をコンパクトに構成することができるの
で、灯室内のスペースを有効に活用することができる。
【0051】なお本実施形態においても、ブラケット2
2のフランジ22dとランプボディ12のリブ12gと
の当接によりブラケット22をネジ止め固定する際にお
けるブラケット22の連れ回りが防止される。
【0052】なお、上記各実施形態においては、車両用
標識灯がハイマウントストップランプである場合につい
て説明したが、複数の発光ダイオードを支持する基板が
ランプボディに対して前方からネジ止め固定されるよう
に構成された車両用標識灯であれば、他の種類の車両用
標識灯においても、各実施形態と同様の構成を採用する
ことにより各実施形態と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態に係る車両用標識灯を
示す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図2のIII 部詳細図
【図4】本願発明の第2実施形態に係る車両用標識灯の
要部を示す、図3と同様の図
【図5】本願発明の第3実施形態に係る車両用標識灯の
要部を示す、図3と同様の図
【図6】従来例を示す、図3と同様の図
【符号の説明】
10 車両用標識灯 12 ランプボディ 12a ランプボディ本体 12b フランジ係合部 12c 位置決めピン 12c1 大径部 12c2 小径部 12c3 環状先端面 12d ボス 12d1 先端面 12e コード支持部 12f 通気孔 12g リブ 12h 基板支持部 12h1 基板当接面 12h2 上面および下面壁 12h3 側面壁 14 前面レンズ 14a フランジ 16 灯室 18 発光ダイオード 20 基板 20a 位置決め孔 22 ブラケット 22a 基板当接部 22b ネジ挿通孔 22c ネジ座面部 22d フランジ 22e ピン挿通孔 24 タッピンングネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K080 AA01 AA14 AB17 BA04 BA07 BB01 5F041 DC07 DC23 DC74 DC75 DC77 DC81 EE11 FF16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプボディと前面レンズとで形成され
    る灯室内に、複数の発光ダイオードを支持する基板が設
    けられてなり、 上記基板が、上記ランプボディに対して前方からネジ止
    め固定されるように構成された車両用標識灯において、 上記ネジ止め固定がブラケットを介して行われるように
    構成されており、 上記ブラケットが、前方から上記基板を上記ランプボデ
    ィに押し当てる基板当接部と、上記ネジ止め固定用のネ
    ジ挿通孔が形成されたネジ座面部とを有してなり、 上記ネジ座面部の位置が上記基板当接部よりも前方位置
    に設定されている、ことを特徴とする車両用標識灯。
  2. 【請求項2】 上記基板に位置決め孔が形成されるとと
    もに上記ランプボディに位置決めピンが形成されてお
    り、 上記位置決め孔に上記位置決めピンを挿入することによ
    り、上記基板を上記ランプボディに対して位置決めする
    ように構成されている、ことを特徴とする請求項1記載
    の車両用標識灯。
  3. 【請求項3】 上記基板当接部が上記ネジ座面部に対し
    て段状に形成された平面部からなり、該基板当接部に上
    記位置決めピンを挿通させるピン挿通孔が形成されてい
    る、ことを特徴とする請求項2記載の車両用標識灯。
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