JP2000089655A - 操作案内装置および操作案内方法 - Google Patents
操作案内装置および操作案内方法Info
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- JP2000089655A JP2000089655A JP10254457A JP25445798A JP2000089655A JP 2000089655 A JP2000089655 A JP 2000089655A JP 10254457 A JP10254457 A JP 10254457A JP 25445798 A JP25445798 A JP 25445798A JP 2000089655 A JP2000089655 A JP 2000089655A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作子が複数並べられて成る操作盤の操作子
を操作順に従って押下させる操作についての操作者への
案内を視覚に代わる手法を用いて行なう。 【解決手段】 操作盤1は、押下される操作子(1a、
1b、1c、…)が並べられて構成される。励磁手段
(2a、2b、2c、…)は、操作盤1の操作子(1
a、1b、1c、…)の個々に備えられ、磁界を生じさ
せる。制御手段3は、励磁手段(2a、2b、2c、
…)が生じさせる磁界を制御する。伝達手段4は、励磁
手段(2a、2b、2c、…)が生じさせた磁界に応じ
た力を生じさせ、その力を操作者の指5に伝達する。制
御手段3は、操作子(1a、1b、1c、…)の操作順
に基づいて、励磁手段(2a、2b、2c、…)が生じ
させた磁界を制御する。指5には、制御手段3により制
御されている磁界に応じた力が伝達手段4より伝えら
れ、この力を操作者への操作指示とする。
を操作順に従って押下させる操作についての操作者への
案内を視覚に代わる手法を用いて行なう。 【解決手段】 操作盤1は、押下される操作子(1a、
1b、1c、…)が並べられて構成される。励磁手段
(2a、2b、2c、…)は、操作盤1の操作子(1
a、1b、1c、…)の個々に備えられ、磁界を生じさ
せる。制御手段3は、励磁手段(2a、2b、2c、
…)が生じさせる磁界を制御する。伝達手段4は、励磁
手段(2a、2b、2c、…)が生じさせた磁界に応じ
た力を生じさせ、その力を操作者の指5に伝達する。制
御手段3は、操作子(1a、1b、1c、…)の操作順
に基づいて、励磁手段(2a、2b、2c、…)が生じ
させた磁界を制御する。指5には、制御手段3により制
御されている磁界に応じた力が伝達手段4より伝えら
れ、この力を操作者への操作指示とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作の複雑な装置
の操作を容易に行なえるようにする技術に関し、特に、
押下される操作子が複数並べられて成る操作盤の該操作
子の操作を容易に行なえるようにする技術に関する。
の操作を容易に行なえるようにする技術に関し、特に、
押下される操作子が複数並べられて成る操作盤の該操作
子の操作を容易に行なえるようにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、鍵盤楽器の鍵盤、あるいは、タ
イプライタやコンピュータなどのキーボードといった、
押下される操作子が複数並べられて成る操作盤を指で正
確に操作するには、ある程度の熟練が必要である。この
ような操作盤の操作の熟練の援助をするための様々な技
術が提案されている。ここでは、鍵盤を有する電子楽器
の鍵盤の操作の熟練を援助する技術について説明する。
イプライタやコンピュータなどのキーボードといった、
押下される操作子が複数並べられて成る操作盤を指で正
確に操作するには、ある程度の熟練が必要である。この
ような操作盤の操作の熟練の援助をするための様々な技
術が提案されている。ここでは、鍵盤を有する電子楽器
の鍵盤の操作の熟練を援助する技術について説明する。
【0003】電子楽器のキーボードには、予め与えられ
ている楽曲の演奏情報に基づいて押下する鍵を演奏者に
順次指示する演奏ガイド(案内)機能を有した製品が市
販されている。この演奏ガイド機能を用いれば、その指
示に従って鍵を順番に押下することで簡単に楽曲演奏が
行なえ、演奏者は楽器演奏の満足感が得られるというも
のである。
ている楽曲の演奏情報に基づいて押下する鍵を演奏者に
順次指示する演奏ガイド(案内)機能を有した製品が市
販されている。この演奏ガイド機能を用いれば、その指
示に従って鍵を順番に押下することで簡単に楽曲演奏が
行なえ、演奏者は楽器演奏の満足感が得られるというも
のである。
【0004】上記の製品で採用されている、演奏者に押
下する鍵を指示する手法として、 (1)キーボード上部にLED(発光ダイオード)等の
発光部を各鍵に対応させて設け、その発光部を点灯、消
灯、点滅させることで、押下する鍵を指示する手法。 (2)キーボードの鍵そのものにLED等の発光部を個
々に設け、その発光部を点灯、消灯、点滅させること
で、押下する鍵を指示する手法。 などがある。いずれにしても、演奏者への押鍵指示は視
覚を通じて行われていた。
下する鍵を指示する手法として、 (1)キーボード上部にLED(発光ダイオード)等の
発光部を各鍵に対応させて設け、その発光部を点灯、消
灯、点滅させることで、押下する鍵を指示する手法。 (2)キーボードの鍵そのものにLED等の発光部を個
々に設け、その発光部を点灯、消灯、点滅させること
で、押下する鍵を指示する手法。 などがある。いずれにしても、演奏者への押鍵指示は視
覚を通じて行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の技術では、演奏者への押鍵指示は視覚を通じて行われ
ていたので、視覚に障害を持つ障害者に対する押鍵指示
としては十分なものではなく、また、健常者であって
も、演奏中は押鍵指示を注視するためにキーボードから
目を離すことができなかった。また、視覚による指示で
は、押鍵指示のガイド(案内)としての強制力に乏し
く、演奏者が指示に従いきれずに、誤った鍵を押下した
り、押鍵・離鍵のタイミングを誤ってしまうことが度々
発生していた。
の技術では、演奏者への押鍵指示は視覚を通じて行われ
ていたので、視覚に障害を持つ障害者に対する押鍵指示
としては十分なものではなく、また、健常者であって
も、演奏中は押鍵指示を注視するためにキーボードから
目を離すことができなかった。また、視覚による指示で
は、押鍵指示のガイド(案内)としての強制力に乏し
く、演奏者が指示に従いきれずに、誤った鍵を押下した
り、押鍵・離鍵のタイミングを誤ってしまうことが度々
発生していた。
【0006】以上の問題を鑑み、押下される操作子が複
数並べられて成る操作盤の該操作子を操作順に従って押
下する操作の操作者への案内を視覚に代わる手法を用い
て行なうことが本発明が解決しようとする課題である。
数並べられて成る操作盤の該操作子を操作順に従って押
下する操作の操作者への案内を視覚に代わる手法を用い
て行なうことが本発明が解決しようとする課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、押下される操
作子が複数並べられて成る操作盤の該操作子を操作順に
従って押下する操作の案内を操作者に行なう装置に、前
記操作子の各々に備えられ、磁界を生じさせる励磁手段
と、前記操作順に基づいて前記磁界を制御する制御手段
と、前記磁界に応じた力を生じさせ、その力を前記操作
者の指に伝達する伝達手段と、を有するように構成す
る。
作子が複数並べられて成る操作盤の該操作子を操作順に
従って押下する操作の案内を操作者に行なう装置に、前
記操作子の各々に備えられ、磁界を生じさせる励磁手段
と、前記操作順に基づいて前記磁界を制御する制御手段
と、前記磁界に応じた力を生じさせ、その力を前記操作
者の指に伝達する伝達手段と、を有するように構成す
る。
【0008】図1は、本発明の原理構成を示す図であ
る。操作盤1は、押下される操作子(1a、1b、1
c、…)が並べられて構成されている。なお、同図に
は、操作盤1として楽器の鍵盤が描かれているが、鍵盤
は操作盤1の一例に過ぎず、例えば、タイプライタやコ
ンピュータなどのキーボードなどであっても良い。
る。操作盤1は、押下される操作子(1a、1b、1
c、…)が並べられて構成されている。なお、同図に
は、操作盤1として楽器の鍵盤が描かれているが、鍵盤
は操作盤1の一例に過ぎず、例えば、タイプライタやコ
ンピュータなどのキーボードなどであっても良い。
【0009】励磁手段(2a、2b、2c、…)は、操
作盤1の操作子(1a、1b、1c、…)の個々に備え
られるものであり、磁界を生じさせるものである。励磁
手段(2a、2b、2c、…)としては、例えば、操作
子(1a、1b、1c、…)の個々の内部に電磁石を設
けて構成する。
作盤1の操作子(1a、1b、1c、…)の個々に備え
られるものであり、磁界を生じさせるものである。励磁
手段(2a、2b、2c、…)としては、例えば、操作
子(1a、1b、1c、…)の個々の内部に電磁石を設
けて構成する。
【0010】制御手段3は、励磁手段(2a、2b、2
c、…)が生じさせる磁界を制御するものであり、励磁
手段 (2a、2b、2c、…)として電磁石を用いる
のであれば、磁界を生じさせるためにその電磁石に流す
電流を制御する回路で構成する。
c、…)が生じさせる磁界を制御するものであり、励磁
手段 (2a、2b、2c、…)として電磁石を用いる
のであれば、磁界を生じさせるためにその電磁石に流す
電流を制御する回路で構成する。
【0011】伝達手段4は、励磁手段(2a、2b、2
c、…)が生じさせた磁界に応じた力を生じさせ、その
力を操作盤1を操作する操作者の指5に伝達するもので
ある。伝達手段4は、例えば、後述するような構成で操
作者の指5に固定した電磁石を用いて構成する。
c、…)が生じさせた磁界に応じた力を生じさせ、その
力を操作盤1を操作する操作者の指5に伝達するもので
ある。伝達手段4は、例えば、後述するような構成で操
作者の指5に固定した電磁石を用いて構成する。
【0012】図1に示す構成において、制御手段3は、
操作盤1の操作子(1a、1b、1c、…)の操作順に
基づいて、励磁手段(2a、2b、2c、…)が生じさ
せた磁界を制御する。操作者の指5には、制御手段3に
より制御されている磁界に応じた力が伝達手段4より伝
えられる。指5の受けるこの力を操作者への操作指示と
して用いることが、本発明の特徴である。
操作盤1の操作子(1a、1b、1c、…)の操作順に
基づいて、励磁手段(2a、2b、2c、…)が生じさ
せた磁界を制御する。操作者の指5には、制御手段3に
より制御されている磁界に応じた力が伝達手段4より伝
えられる。指5の受けるこの力を操作者への操作指示と
して用いることが、本発明の特徴である。
【0013】本発明は、このように、操作者への操作指
示が触覚を通じて行われるので、操作者は操作指示を注
視する必要がなくなり、また、視覚に障害を持つ障害者
に対しても操作指示を行なうことができるようになる。
示が触覚を通じて行われるので、操作者は操作指示を注
視する必要がなくなり、また、視覚に障害を持つ障害者
に対しても操作指示を行なうことができるようになる。
【0014】なお、図1の構成において、前記操作盤と
して楽器の鍵盤を用い、前記操作順を楽曲の演奏情報と
することにより、前述したような演奏ガイド機能として
本発明を用いることができる。
して楽器の鍵盤を用い、前記操作順を楽曲の演奏情報と
することにより、前述したような演奏ガイド機能として
本発明を用いることができる。
【0015】また、図1において、制御手段3は、機能
させる励磁手段(2a、2b、2c、…)を選択するこ
とによって磁界を制御するものでよい。すなわち、制御
手段3による磁界の制御は、励磁手段(2a、2b、2
c、…)の全てで磁界を発生させて制御を行なうもので
良いが、励磁手段(2a、2b、2c、…)から1つあ
るいは複数を選択して磁界を発生させ、選択しなかった
残りについては磁界を発生させないようにする制御で
も、操作者への触覚による操作指示を行なうことは可能
である。
させる励磁手段(2a、2b、2c、…)を選択するこ
とによって磁界を制御するものでよい。すなわち、制御
手段3による磁界の制御は、励磁手段(2a、2b、2
c、…)の全てで磁界を発生させて制御を行なうもので
良いが、励磁手段(2a、2b、2c、…)から1つあ
るいは複数を選択して磁界を発生させ、選択しなかった
残りについては磁界を発生させないようにする制御で
も、操作者への触覚による操作指示を行なうことは可能
である。
【0016】また、図1において、伝達手段4は、操作
者の複数の指5に個々に備えるようにし、更に、操作案
内装置に、前記操作順に応じて、複数の伝達手段から機
能させる伝達手段4を選択する伝達手段選択手段を有す
る、ように構成してもよい。
者の複数の指5に個々に備えるようにし、更に、操作案
内装置に、前記操作順に応じて、複数の伝達手段から機
能させる伝達手段4を選択する伝達手段選択手段を有す
る、ように構成してもよい。
【0017】伝達手段選択手段は、例えば、制御手段3
と同様に、操作順に基づいて機能させる伝達手段を選択
することにより、操作盤1の操作子(1a、1b、1
c、…)についての操作指示だけではなく、指示された
操作子を操作者のどの指で操作するかを更に指示するこ
とまでもができるようになる。
と同様に、操作順に基づいて機能させる伝達手段を選択
することにより、操作盤1の操作子(1a、1b、1
c、…)についての操作指示だけではなく、指示された
操作子を操作者のどの指で操作するかを更に指示するこ
とまでもができるようになる。
【0018】なお、伝達手段4が操作者の指5に伝達す
る力の向きはいずれでも良いが、特に、その力が操作子
(1a、1b、1c、…)への吸引力であると、その力
は操作指示のガイドのための強制力として作用し、押下
を指示する操作子へ指5を移動させようとする力として
働くので、操作者による操作盤1のより正確な操作が期
待できるようになり、有益である。また、その力が操作
子(1a、1b、1c、…)に対する反発力であって
も、その力は操作指示のガイドのための強制力として作
用し、押下してはいけない操作子から指5を遠ざけよう
とする力として働くので、やはり、操作者による操作盤
1のより正確な操作が期待できるようになる。
る力の向きはいずれでも良いが、特に、その力が操作子
(1a、1b、1c、…)への吸引力であると、その力
は操作指示のガイドのための強制力として作用し、押下
を指示する操作子へ指5を移動させようとする力として
働くので、操作者による操作盤1のより正確な操作が期
待できるようになり、有益である。また、その力が操作
子(1a、1b、1c、…)に対する反発力であって
も、その力は操作指示のガイドのための強制力として作
用し、押下してはいけない操作子から指5を遠ざけよう
とする力として働くので、やはり、操作者による操作盤
1のより正確な操作が期待できるようになる。
【0019】また、図1において、制御手段4は、励磁
手段(2a、2b、2c、…)が発生させる磁界の向き
を個々に制御するようにしてもよい。この場合、制御手
段4は、励磁手段(2a、2b、2c、…)から押下す
べき操作子に設けられているものを選択し、選択された
励磁手段が発生させる磁界の向きをそれ以外のものとは
異なる向きに発生させて、指5が受ける力を変化させる
ようにする。ここで、例えば、選択された励磁手段が発
生させる磁界では、対応する操作子への吸引力が指5に
働き、選択された以外の励磁手段が発生させる磁界で
は、対応する操作子に対しての反発力が指5に働くよう
にすれば、操作者による操作盤1の操作の更なる精度向
上が期待できる。
手段(2a、2b、2c、…)が発生させる磁界の向き
を個々に制御するようにしてもよい。この場合、制御手
段4は、励磁手段(2a、2b、2c、…)から押下す
べき操作子に設けられているものを選択し、選択された
励磁手段が発生させる磁界の向きをそれ以外のものとは
異なる向きに発生させて、指5が受ける力を変化させる
ようにする。ここで、例えば、選択された励磁手段が発
生させる磁界では、対応する操作子への吸引力が指5に
働き、選択された以外の励磁手段が発生させる磁界で
は、対応する操作子に対しての反発力が指5に働くよう
にすれば、操作者による操作盤1の操作の更なる精度向
上が期待できる。
【0020】また、図1において、制御手段4は、励磁
手段(2a、2b、2c、…)が発生させる磁界の強さ
を制御するようにしてもよく、磁界の強さを制御するこ
とにより、指5が受ける力を変化させることができる。
例えば、本発明を鍵盤楽器の鍵盤について実施する場合
などでは、この力の変化を鍵盤楽器の演奏者への押鍵の
力の強弱もしくは速度(ベロシティ)についての指示と
することができ、有益である。
手段(2a、2b、2c、…)が発生させる磁界の強さ
を制御するようにしてもよく、磁界の強さを制御するこ
とにより、指5が受ける力を変化させることができる。
例えば、本発明を鍵盤楽器の鍵盤について実施する場合
などでは、この力の変化を鍵盤楽器の演奏者への押鍵の
力の強弱もしくは速度(ベロシティ)についての指示と
することができ、有益である。
【0021】なお、図1において、伝達手段4に生じる
力の強さを操作順に応じて制御する力制御手段を更に有
するようにしても、同様に、指5が受ける力を変化させ
ることができるので有益である。例えば、前述したよう
に伝達手段4として電磁石を用いるのであれば、力制御
手段は、この電磁石に流す電流を制御する回路を用いる
ことによって実現される。
力の強さを操作順に応じて制御する力制御手段を更に有
するようにしても、同様に、指5が受ける力を変化させ
ることができるので有益である。例えば、前述したよう
に伝達手段4として電磁石を用いるのであれば、力制御
手段は、この電磁石に流す電流を制御する回路を用いる
ことによって実現される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。なお、ここでは、電子鍵盤楽器
(電子キーボード)における本発明の実施、すなわち、
楽曲の演奏情報を基にして押下する鍵を演奏者に順次指
示する演奏ガイド機能として本発明を実施する形態につ
いて説明する。
に基づいて説明する。なお、ここでは、電子鍵盤楽器
(電子キーボード)における本発明の実施、すなわち、
楽曲の演奏情報を基にして押下する鍵を演奏者に順次指
示する演奏ガイド機能として本発明を実施する形態につ
いて説明する。
【0023】図2は、本発明を実施する電子キーボード
を示す図である。この電子キーボードは、本体10に、
鍵盤11、スイッチ群12、表示部13、スピーカ(1
4a、14b)が設けられ、更に、指先励磁部15が電
線16を介して本体10に接続されている。また、同図
では、指先励磁部15を演奏者の指17に嵌めている状
態を示している。
を示す図である。この電子キーボードは、本体10に、
鍵盤11、スイッチ群12、表示部13、スピーカ(1
4a、14b)が設けられ、更に、指先励磁部15が電
線16を介して本体10に接続されている。また、同図
では、指先励磁部15を演奏者の指17に嵌めている状
態を示している。
【0024】鍵盤11は、複数の白鍵・黒鍵が並べられ
ており、鍵の押下によりその鍵に応じた音高の音を発生
させる。なお、本発明の実施の形態では、鍵盤11の各
鍵に鍵盤励磁部18が個々に内蔵されているが、同図で
は不図示である。鍵盤励磁部18は磁界を発生させるも
のであり、その詳細については後述する。
ており、鍵の押下によりその鍵に応じた音高の音を発生
させる。なお、本発明の実施の形態では、鍵盤11の各
鍵に鍵盤励磁部18が個々に内蔵されているが、同図で
は不図示である。鍵盤励磁部18は磁界を発生させるも
のであり、その詳細については後述する。
【0025】スイッチ群12には、発音させる音色や音
量などの設定を行なうために用いられるスイッチが並べ
られている。表示部13は、スイッチ群12により設定
される、電子キーボードの動作状態や演奏ガイドを行な
う楽曲の曲名などを表示するものである。
量などの設定を行なうために用いられるスイッチが並べ
られている。表示部13は、スイッチ群12により設定
される、電子キーボードの動作状態や演奏ガイドを行な
う楽曲の曲名などを表示するものである。
【0026】スピーカ(14a、14b)は、鍵盤11
の鍵の押下に応じて楽音を発音するものであり、電気信
号を可聴音に変換するものである。指先励磁部15は、
楽曲の演奏情報に含まれる運指データ(鍵を押下する指
を設定するためのデータ)に従って励磁されることによ
って、鍵盤励磁部18が発生させる磁界に応じた力が生
じ、この生じた力を演奏者の指17に伝達するものであ
る。指先励磁部15は、同図に示すように、環状の形状
を有しており、演奏者の指17に嵌めて使用する。な
お、本実施の形態では、指先励磁部15は、演奏者の両
手の指の数(10個)だけ設けているのだが、同図にお
いては片手分のみが描かれている。指先励磁部15の詳
細については後述する。
の鍵の押下に応じて楽音を発音するものであり、電気信
号を可聴音に変換するものである。指先励磁部15は、
楽曲の演奏情報に含まれる運指データ(鍵を押下する指
を設定するためのデータ)に従って励磁されることによ
って、鍵盤励磁部18が発生させる磁界に応じた力が生
じ、この生じた力を演奏者の指17に伝達するものであ
る。指先励磁部15は、同図に示すように、環状の形状
を有しており、演奏者の指17に嵌めて使用する。な
お、本実施の形態では、指先励磁部15は、演奏者の両
手の指の数(10個)だけ設けているのだが、同図にお
いては片手分のみが描かれている。指先励磁部15の詳
細については後述する。
【0027】図3は、図2に示す電子キーボードの構成
を示す図である。同図において、図2と同一の構成要素
には、同一の符号を付している。CPU21は、中央処
理部であり、中央演算装置、および、他の各部とのイン
ターフェースを取るための回路で構成され、ROM22
に格納されている制御プログラムを中央演算装置が読み
込んで実行することにより、電子キーボード全体の動作
制御を行なう。
を示す図である。同図において、図2と同一の構成要素
には、同一の符号を付している。CPU21は、中央処
理部であり、中央演算装置、および、他の各部とのイン
ターフェースを取るための回路で構成され、ROM22
に格納されている制御プログラムを中央演算装置が読み
込んで実行することにより、電子キーボード全体の動作
制御を行なう。
【0028】ROM22には、上述した制御プログラム
の他に、楽曲の演奏情報に関するデータも予め格納して
おく。ROM22に格納されている楽曲の演奏情報に関
するデータの例を図4(a)に示す。
の他に、楽曲の演奏情報に関するデータも予め格納して
おく。ROM22に格納されている楽曲の演奏情報に関
するデータの例を図4(a)に示す。
【0029】図4(a)において、「音高」欄に示され
ている数字は、押下する鍵盤の鍵を指示している情報で
ある。同図(b)に示すように、鍵盤の各鍵には数字が
予め割り当てられており、「音高」欄に示されている数
字に対応する鍵が押下指示されている。図4(a)の例
では、第1音目の「音高」欄には“24”という数字デ
ータが格納されており、これは、第1音目として、同図
(b)に示す鍵盤における左端の白鍵を押下することが
指示されていることを意味するものである。
ている数字は、押下する鍵盤の鍵を指示している情報で
ある。同図(b)に示すように、鍵盤の各鍵には数字が
予め割り当てられており、「音高」欄に示されている数
字に対応する鍵が押下指示されている。図4(a)の例
では、第1音目の「音高」欄には“24”という数字デ
ータが格納されており、これは、第1音目として、同図
(b)に示す鍵盤における左端の白鍵を押下することが
指示されていることを意味するものである。
【0030】また、図4(a)において、「音符」欄に
示されている数字は、その音に対応する楽譜上の音符の
種類を示している。同図(c)に示すように、各音符に
はその音の長さに応じて数字が割り当てられている。図
4(a)の例では、第1音目の「音符」欄には“48”
という数字データが格納されており、同図(c)に示す
関係により、第1音目は4分音符であるということが分
かる。
示されている数字は、その音に対応する楽譜上の音符の
種類を示している。同図(c)に示すように、各音符に
はその音の長さに応じて数字が割り当てられている。図
4(a)の例では、第1音目の「音符」欄には“48”
という数字データが格納されており、同図(c)に示す
関係により、第1音目は4分音符であるということが分
かる。
【0031】また、図4(a)において、「実際の発音
時間」欄に示されている数字は、その音の発音を継続す
る時間を示すものである。第1音目のデータを例にして
この欄について説明する。
時間」欄に示されている数字は、その音の発音を継続す
る時間を示すものである。第1音目のデータを例にして
この欄について説明する。
【0032】前述したように、図4(a)において、第
1音目の音符は4分音符であり、その音符が示す時間の
長さは48である。しかし、楽器の通常の演奏では、第
1音目の発音と第2音目の発音との間には休符が存在し
なくても発音が停止される時間が存在する。そこで、こ
の「実際の発音時間」欄に示されている数字“40”を
用い、第1音目は40に相当する時間の長さだけ発音を
行ない、その後の第2音目の発音の前に、4分音符が示
す時間の長さ48から40を減じて得られる8に相当す
る時間の長さだけ、発音を停止させるように指示を行な
う。
1音目の音符は4分音符であり、その音符が示す時間の
長さは48である。しかし、楽器の通常の演奏では、第
1音目の発音と第2音目の発音との間には休符が存在し
なくても発音が停止される時間が存在する。そこで、こ
の「実際の発音時間」欄に示されている数字“40”を
用い、第1音目は40に相当する時間の長さだけ発音を
行ない、その後の第2音目の発音の前に、4分音符が示
す時間の長さ48から40を減じて得られる8に相当す
る時間の長さだけ、発音を停止させるように指示を行な
う。
【0033】また、図4(a)において、「指番号デー
タ」欄に示されている数字は、鍵を押下する演奏者の指
を指示している情報である。同図(d)に示すように、
演奏者の各指には数字が予め割り当てられており、「指
番号データ」欄に示されている数字に対応する指で鍵を
押下する指示がされる。図4(a)の例では、第1音目
の「指番号データ」欄には“0”という数字データが格
納されており、これは、同図(d)を参照すれば、第1
音目として、鍵を右手の親指で押下することが指示され
ることを意味していることが分かる。
タ」欄に示されている数字は、鍵を押下する演奏者の指
を指示している情報である。同図(d)に示すように、
演奏者の各指には数字が予め割り当てられており、「指
番号データ」欄に示されている数字に対応する指で鍵を
押下する指示がされる。図4(a)の例では、第1音目
の「指番号データ」欄には“0”という数字データが格
納されており、これは、同図(d)を参照すれば、第1
音目として、鍵を右手の親指で押下することが指示され
ることを意味していることが分かる。
【0034】なお、ROM22には、これらのデータの
他に、曲名などの表示部13に表示するデータ)、鍵盤
励磁制御データ(鍵盤励磁部18での磁界発生に関する
制御データ)、指先励磁制御データ(鍵盤励磁部18で
の磁界発生に関する制御データ)等も予め格納されてい
る。
他に、曲名などの表示部13に表示するデータ)、鍵盤
励磁制御データ(鍵盤励磁部18での磁界発生に関する
制御データ)、指先励磁制御データ(鍵盤励磁部18で
の磁界発生に関する制御データ)等も予め格納されてい
る。
【0035】図3についての説明を続ける。RAM23
は、CPU21の中央処理装置により、制御プログラム
の実行時にワークメモリとして用いられる。音源24
は、スイッチ群12からの設定に従った音色の楽音を、
鍵盤11の鍵の押下に応じた音高で発生させ、デジタル
データとして出力する。
は、CPU21の中央処理装置により、制御プログラム
の実行時にワークメモリとして用いられる。音源24
は、スイッチ群12からの設定に従った音色の楽音を、
鍵盤11の鍵の押下に応じた音高で発生させ、デジタル
データとして出力する。
【0036】D/A変換部25は、音源24から出力さ
れた楽音のデジタルデータをアナログ信号に変換して出
力する。増幅器26は、D/A変換部25から出力され
たアナログ信号に変換された楽音を、スイッチ群12に
より設定された音量でスピーカ(14a、14b)より
出力させるために必要な大きさまで増幅するものであ
る。
れた楽音のデジタルデータをアナログ信号に変換して出
力する。増幅器26は、D/A変換部25から出力され
たアナログ信号に変換された楽音を、スイッチ群12に
より設定された音量でスピーカ(14a、14b)より
出力させるために必要な大きさまで増幅するものであ
る。
【0037】次に、指先励磁部15の詳細について説明
する。図5は、指先励磁部の構成を示す図である。前述
したように、指先励磁部15は環状の形状を有してお
り、演奏者の指17の指先に嵌めて使用するが、このと
き、図5に示すように、指先の内側の腹面の位置にコイ
ル31が配置されるように嵌める。
する。図5は、指先励磁部の構成を示す図である。前述
したように、指先励磁部15は環状の形状を有してお
り、演奏者の指17の指先に嵌めて使用するが、このと
き、図5に示すように、指先の内側の腹面の位置にコイ
ル31が配置されるように嵌める。
【0038】コイル31は、図5に示すような配置で指
先励磁部15に内蔵されており、電線16を介して電流
が流されることにより励磁される。従って、コイル31
を励磁した状態で指先励磁部15を鍵盤励磁部18が発
生させた磁界内に置けば、コイル31にはその磁界に応
じた力が生じ、その力は指先励磁部15から演奏者の指
17に伝達される。コイル31に生じる力の強さは鍵盤
励磁部18が発生させた磁界の強さに関係するが、電線
16を介してコイル31に流される電流の大きさを制御
することでこの力の強さを制御することも可能である。
また、この電流の向きを反転させることにより、コイル
31に生じる力の向きを反転させることも可能である。
先励磁部15に内蔵されており、電線16を介して電流
が流されることにより励磁される。従って、コイル31
を励磁した状態で指先励磁部15を鍵盤励磁部18が発
生させた磁界内に置けば、コイル31にはその磁界に応
じた力が生じ、その力は指先励磁部15から演奏者の指
17に伝達される。コイル31に生じる力の強さは鍵盤
励磁部18が発生させた磁界の強さに関係するが、電線
16を介してコイル31に流される電流の大きさを制御
することでこの力の強さを制御することも可能である。
また、この電流の向きを反転させることにより、コイル
31に生じる力の向きを反転させることも可能である。
【0039】次に、鍵盤励磁部18の詳細について説明
する。図6は、鍵盤励磁部の構成を示す図である。前述
したように、図2に示す鍵盤11の各鍵には鍵盤励磁部
18が個々に内蔵されている。図6では、鍵盤励磁部1
8が白鍵42に内蔵されている様子を示しているが、鍵
盤励磁部18は黒鍵43にも同様の構成で内蔵されてい
る。
する。図6は、鍵盤励磁部の構成を示す図である。前述
したように、図2に示す鍵盤11の各鍵には鍵盤励磁部
18が個々に内蔵されている。図6では、鍵盤励磁部1
8が白鍵42に内蔵されている様子を示しているが、鍵
盤励磁部18は黒鍵43にも同様の構成で内蔵されてい
る。
【0040】コイル41は、電流が流されることにより
励磁されて磁界を発生させる。磁界発生時にはコイル4
1はその両端(図6に示すコイル41の配置においては
上端および下端)に磁極を生じさせている。
励磁されて磁界を発生させる。磁界発生時にはコイル4
1はその両端(図6に示すコイル41の配置においては
上端および下端)に磁極を生じさせている。
【0041】なお、コイル41に流す電流の大きさを制
御することにより、鍵盤励磁部18が発生させる磁界の
強さを制御することが可能である。また、コイル41に
流す電流の向きを反転させることにより、コイル41の
両端に生じさせる磁極を反転させることも可能である。
御することにより、鍵盤励磁部18が発生させる磁界の
強さを制御することが可能である。また、コイル41に
流す電流の向きを反転させることにより、コイル41の
両端に生じさせる磁極を反転させることも可能である。
【0042】また、コイル41の内部に鉄やニッケルな
ど、もしくはそれらの合金類からなる強磁性体を備える
ようにすれば、磁界を発生させるための励磁電流を減少
させることができ、有益である。但し、このような構成
にした場合、強磁性体による残留磁気の影響により、励
磁終了時にも磁界が残存してしまうことが考えられる。
もしも、この残留磁気の影響が無視できないのであれ
ば、励磁終了時に逆方向電流を所定時間流す制御を追加
するなどして、残留磁気を減少させるようにしてもよ
い。また、使用する強磁性体としてはなるべく保磁力の
小さいもの(例えば軟鉄など)を用いることも望まし
い。
ど、もしくはそれらの合金類からなる強磁性体を備える
ようにすれば、磁界を発生させるための励磁電流を減少
させることができ、有益である。但し、このような構成
にした場合、強磁性体による残留磁気の影響により、励
磁終了時にも磁界が残存してしまうことが考えられる。
もしも、この残留磁気の影響が無視できないのであれ
ば、励磁終了時に逆方向電流を所定時間流す制御を追加
するなどして、残留磁気を減少させるようにしてもよ
い。また、使用する強磁性体としてはなるべく保磁力の
小さいもの(例えば軟鉄など)を用いることも望まし
い。
【0043】次に、図3のCPU21の中央演算装置で
実行される演奏ガイド処理のプログラムについて説明す
る。このプログラムは、前述の電子キーボードの動作制
御を行なう制御プログラムの一部であり、演奏者がスイ
ッチ群12を操作して演奏ガイド機能を要求することに
より実行が開始される。
実行される演奏ガイド処理のプログラムについて説明す
る。このプログラムは、前述の電子キーボードの動作制
御を行なう制御プログラムの一部であり、演奏者がスイ
ッチ群12を操作して演奏ガイド機能を要求することに
より実行が開始される。
【0044】図6は演奏ガイド処理のフローチャートで
ある。CPU21の中央処理装置は、演奏ガイド処理の
プログラムを実行することにより、同図に示される処理
を順次行なう。以下、同図に従って、中央処理装置で行
なわれる処理を説明する。
ある。CPU21の中央処理装置は、演奏ガイド処理の
プログラムを実行することにより、同図に示される処理
を順次行なう。以下、同図に従って、中央処理装置で行
なわれる処理を説明する。
【0045】まず、ステップS101で、ROMより楽
曲演奏データの音データを1つ読み込む。図4(a)の
例で説明すれば、行に並べられている音データを1列分
読み込む。
曲演奏データの音データを1つ読み込む。図4(a)の
例で説明すれば、行に並べられている音データを1列分
読み込む。
【0046】ステップS102では、前ステップで読み
込んだ音データの音高のデータに対応する鍵に内蔵され
ている鍵盤励磁部のコイルを励磁させる。コイルを励磁
させる電流の向きは、指で押下される鍵の表面がN極と
なるようにする。図6を用いて説明すれば、同図におい
てコイル41の上端側がN極となるような向きで電流を
流す。以降、この処理を「鍵をN極に励磁させる」処理
と定義する。
込んだ音データの音高のデータに対応する鍵に内蔵され
ている鍵盤励磁部のコイルを励磁させる。コイルを励磁
させる電流の向きは、指で押下される鍵の表面がN極と
なるようにする。図6を用いて説明すれば、同図におい
てコイル41の上端側がN極となるような向きで電流を
流す。以降、この処理を「鍵をN極に励磁させる」処理
と定義する。
【0047】ステップS103では、前ステップで励磁
させていない鍵盤のその他の鍵を全てS極に励磁させ
る。ステップS104では、ステップS101で読み込
んだ音データの指番号データに対応する指に嵌められて
いる指先励磁部のコイルに電流を流して励磁させる。励
磁させる電流の向きを図5を用いて説明すれば、コイル
31の下端側がS極となり、指先の腹面に面する上端側
がN極となるような電流の向きとする。以降、この処理
を「指をS極に励磁させる」処理と定義する。
させていない鍵盤のその他の鍵を全てS極に励磁させ
る。ステップS104では、ステップS101で読み込
んだ音データの指番号データに対応する指に嵌められて
いる指先励磁部のコイルに電流を流して励磁させる。励
磁させる電流の向きを図5を用いて説明すれば、コイル
31の下端側がS極となり、指先の腹面に面する上端側
がN極となるような電流の向きとする。以降、この処理
を「指をS極に励磁させる」処理と定義する。
【0048】ステップS105では、ステップS101
で読み込んだ音データの音高データに従い、対応する鍵
の押鍵により、その音高の楽音を発音する。ステップS
106では、前ステップでの発音開始からの経過時間を
調べ、ステップS101で読み込んだ音データに示され
ている実際の発音時間と比較し、発音開始からの経過時
間が発音時間を経過したのであればステップS107に
進む。一方、発音開始からの経過時間が発音時間を未だ
経過していないのであればステップS105へ戻り、楽
音の発音を継続する。
で読み込んだ音データの音高データに従い、対応する鍵
の押鍵により、その音高の楽音を発音する。ステップS
106では、前ステップでの発音開始からの経過時間を
調べ、ステップS101で読み込んだ音データに示され
ている実際の発音時間と比較し、発音開始からの経過時
間が発音時間を経過したのであればステップS107に
進む。一方、発音開始からの経過時間が発音時間を未だ
経過していないのであればステップS105へ戻り、楽
音の発音を継続する。
【0049】ステップS107では、継続していた楽音
の発音を終了すると共に、鍵盤の各鍵および指の励磁を
終了する。ステップS108では、ステップS105で
の発音開始からの経過時間を調べ、直前のステップS1
01で読み込んだ音データの音符データが示す時間とを
比較し、発音開始からの経過時間が音符データが示す時
間を経過したのであればステップS109に進む。一
方、発音開始からの経過時間が音符データが示す時間を
未だ経過していないのであれば、このステップの処理を
繰り返し、音符データの示す時間が経過するまで、発音
の休止を継続する。
の発音を終了すると共に、鍵盤の各鍵および指の励磁を
終了する。ステップS108では、ステップS105で
の発音開始からの経過時間を調べ、直前のステップS1
01で読み込んだ音データの音符データが示す時間とを
比較し、発音開始からの経過時間が音符データが示す時
間を経過したのであればステップS109に進む。一
方、発音開始からの経過時間が音符データが示す時間を
未だ経過していないのであれば、このステップの処理を
繰り返し、音符データの示す時間が経過するまで、発音
の休止を継続する。
【0050】ステップS109では、ROMに格納され
ている楽曲演奏データを調べ、ステップS101で読み
込んだ音データに続く音データが存在すれば、ステップ
S101へ戻り、上述した処理を繰り返す。一方、ステ
ップS101で読み込んだ音データに続く音データが存
在せず、この楽曲の演奏指示を終えたのであれば、今回
の演奏ガイド処理を終了する。
ている楽曲演奏データを調べ、ステップS101で読み
込んだ音データに続く音データが存在すれば、ステップ
S101へ戻り、上述した処理を繰り返す。一方、ステ
ップS101で読み込んだ音データに続く音データが存
在せず、この楽曲の演奏指示を終えたのであれば、今回
の演奏ガイド処理を終了する。
【0051】次に、前述した演奏ガイド処理をCPU2
1の中央演算装置が行なうことにより実現される電子キ
ーボードの演奏ガイド機能について説明する。図8は、
本発明の実施形態である電子キーボードの演奏ガイド機
能を説明する図である。
1の中央演算装置が行なうことにより実現される電子キ
ーボードの演奏ガイド機能について説明する。図8は、
本発明の実施形態である電子キーボードの演奏ガイド機
能を説明する図である。
【0052】同図(a)は、同図の説明に用いるため
の、ROMに格納されている楽曲の演奏データを楽譜で
示したものである。なお、説明を簡単にするために、各
音符の示す時間の長さや実際の発音時間の長さについて
は以下の説明では考慮しないこととし、また、演奏は右
手のみで行なうものとする。
の、ROMに格納されている楽曲の演奏データを楽譜で
示したものである。なお、説明を簡単にするために、各
音符の示す時間の長さや実際の発音時間の長さについて
は以下の説明では考慮しないこととし、また、演奏は右
手のみで行なうものとする。
【0053】同図(a)に示す楽譜は、第1音目として
C(ド)の音高の鍵を親指で押下し、次に、第2音目と
してD(レ)の音高の鍵を示指(人差し指)で押下、そ
して、第3音目としてE(ミ)の音高の鍵を中指で押下
することを示している。
C(ド)の音高の鍵を親指で押下し、次に、第2音目と
してD(レ)の音高の鍵を示指(人差し指)で押下、そ
して、第3音目としてE(ミ)の音高の鍵を中指で押下
することを示している。
【0054】同図(b)は、電子キーボードが第1音目
のガイドを行なっている様子を示している。同図(b)
に示すように、押下指示するCの音高の鍵はN極に励磁
させている一方で、その他の鍵は全てS極に励磁させて
いる。また、押鍵する指である親指はS極に励磁させて
いる。鍵盤と指とでそれぞれ励磁させている磁極の関係
により、親指には、Cの音高の鍵へ向かう吸引力およ
び、その他の鍵から離れようとする反発力が働く。つま
り、指先励磁部が伝達する親指に働く力は指示対象であ
るCの鍵へ親指を向かわせる強制力として作用し、演奏
者はCの音高の鍵へ親指を移動させる運指がスムーズに
行なえるという効果的な演奏ガイドとなる。
のガイドを行なっている様子を示している。同図(b)
に示すように、押下指示するCの音高の鍵はN極に励磁
させている一方で、その他の鍵は全てS極に励磁させて
いる。また、押鍵する指である親指はS極に励磁させて
いる。鍵盤と指とでそれぞれ励磁させている磁極の関係
により、親指には、Cの音高の鍵へ向かう吸引力およ
び、その他の鍵から離れようとする反発力が働く。つま
り、指先励磁部が伝達する親指に働く力は指示対象であ
るCの鍵へ親指を向かわせる強制力として作用し、演奏
者はCの音高の鍵へ親指を移動させる運指がスムーズに
行なえるという効果的な演奏ガイドとなる。
【0055】同図(c)及び同図(d)は、それぞれ電
子キーボードが第2音目及び第3音目のガイドを行なっ
ている様子を示しており、その状態の説明は同図(b)
と同様である。
子キーボードが第2音目及び第3音目のガイドを行なっ
ている様子を示しており、その状態の説明は同図(b)
と同様である。
【0056】すなわち、同図(c)では、押下指示する
Dの音高の鍵はN極に励磁させ、その他の全ての鍵、及
び、押鍵する指である示指はS極に励磁させており、ま
た、同図(d)では、押下指示するEの音高の鍵はN極
に励磁させ、その他の全ての鍵、及び、押鍵する指であ
る中指はS極に励磁させているので、演奏者はそれぞれ
D及びEの鍵への示指及び中指のスムーズな運指が行な
える。
Dの音高の鍵はN極に励磁させ、その他の全ての鍵、及
び、押鍵する指である示指はS極に励磁させており、ま
た、同図(d)では、押下指示するEの音高の鍵はN極
に励磁させ、その他の全ての鍵、及び、押鍵する指であ
る中指はS極に励磁させているので、演奏者はそれぞれ
D及びEの鍵への示指及び中指のスムーズな運指が行な
える。
【0057】以上、電子キーボードにおける本発明の実
施の形態について説明した。なお、この実施の形態にお
いて、押下指示する鍵をN極に励磁させ、その他の全て
の鍵、及び、押鍵する指はS極に励磁させていたが、こ
れらの励磁のために各コイルに流す電流の向きを全て反
転し、励磁させる磁極を全て反転させるようにしても、
当然同様の演奏ガイド機能を実現できる。
施の形態について説明した。なお、この実施の形態にお
いて、押下指示する鍵をN極に励磁させ、その他の全て
の鍵、及び、押鍵する指はS極に励磁させていたが、こ
れらの励磁のために各コイルに流す電流の向きを全て反
転し、励磁させる磁極を全て反転させるようにしても、
当然同様の演奏ガイド機能を実現できる。
【0058】また、この実施の形態では、鍵盤の全ての
鍵を励磁させていたが、代わりに、押下指示する鍵のみ
を励磁させ、残り全ての鍵の鍵盤励磁部には電流を流さ
ないことで機能させないようにして、押下指示する鍵の
励磁による吸引力のみにより演奏のガイドを行なわせる
ようにしてもよい。また、その逆に、押下指示する鍵の
み励磁させず、残り全ての鍵を励磁させるようにして、
押下指示していない鍵の励磁による反発力により演奏の
ガイドを行なわせるようにしてもよい。
鍵を励磁させていたが、代わりに、押下指示する鍵のみ
を励磁させ、残り全ての鍵の鍵盤励磁部には電流を流さ
ないことで機能させないようにして、押下指示する鍵の
励磁による吸引力のみにより演奏のガイドを行なわせる
ようにしてもよい。また、その逆に、押下指示する鍵の
み励磁させず、残り全ての鍵を励磁させるようにして、
押下指示していない鍵の励磁による反発力により演奏の
ガイドを行なわせるようにしてもよい。
【0059】また、この実施の形態では、演奏者の両手
の指の数だけ指先励磁部を設け、押鍵を行なう指のガイ
ドも行なっていたが、初心者である演奏者向けとして、
押鍵する指を例えば右手の示指1本のみとし、簡単な楽
曲の演奏のガイドを行なうようにすることもできる。こ
のときは、指先励磁部は1個のみ設けるようにすれば良
く、また、この場合であれば、指先励磁部については楽
曲の音データに基づく励磁電流の断続を行なわずに一定
した磁極を発生させるようにし、鍵盤側のみの励磁制御
を行なうことで演奏ガイドを行なわせることもできる。
更に、このような構成であれば、指先励磁部にコイルを
備えて励磁電流により励磁させる代わりに、保磁力の大
きな強磁性体を磁化させた、いわゆる永久磁石を指先励
磁部に備えれば励磁電流は不要となり、キーボード本体
と指先励磁部とを接続している演奏操作上煩わしい電線
を削除することもできる。なお、この場合において、単
に電線を削除するのみであれば、指先励磁部に更に電池
を内蔵させ、この電池から励磁電流をコイルに流すよう
にしても良い。
の指の数だけ指先励磁部を設け、押鍵を行なう指のガイ
ドも行なっていたが、初心者である演奏者向けとして、
押鍵する指を例えば右手の示指1本のみとし、簡単な楽
曲の演奏のガイドを行なうようにすることもできる。こ
のときは、指先励磁部は1個のみ設けるようにすれば良
く、また、この場合であれば、指先励磁部については楽
曲の音データに基づく励磁電流の断続を行なわずに一定
した磁極を発生させるようにし、鍵盤側のみの励磁制御
を行なうことで演奏ガイドを行なわせることもできる。
更に、このような構成であれば、指先励磁部にコイルを
備えて励磁電流により励磁させる代わりに、保磁力の大
きな強磁性体を磁化させた、いわゆる永久磁石を指先励
磁部に備えれば励磁電流は不要となり、キーボード本体
と指先励磁部とを接続している演奏操作上煩わしい電線
を削除することもできる。なお、この場合において、単
に電線を削除するのみであれば、指先励磁部に更に電池
を内蔵させ、この電池から励磁電流をコイルに流すよう
にしても良い。
【0060】更に、押鍵する指を1本のみとして簡単な
楽曲の演奏のガイドを行なうこのような場合、押下指示
する鍵のみを励磁させ、残り全ての鍵の鍵盤励磁部には
電流を流さないことで機能させないような鍵盤側の励磁
制御を行なって演奏ガイドを行なうのであれば、押下指
示する鍵への吸引力を得るために、指先励磁部として、
コイルを内蔵する代わりに強磁性体を用いても良く、コ
イルを励磁させるための励磁電流を無くすことができ
る。
楽曲の演奏のガイドを行なうこのような場合、押下指示
する鍵のみを励磁させ、残り全ての鍵の鍵盤励磁部には
電流を流さないことで機能させないような鍵盤側の励磁
制御を行なって演奏ガイドを行なうのであれば、押下指
示する鍵への吸引力を得るために、指先励磁部として、
コイルを内蔵する代わりに強磁性体を用いても良く、コ
イルを励磁させるための励磁電流を無くすことができ
る。
【0061】また、この実施の形態において、楽曲の演
奏情報である音データに各音の強弱に関するデータを持
たせるようにし、中央演算装置が、この音の強弱に関す
るデータに基づいて押下指示する鍵を励磁させる電流の
大きさを大小させて発生させる磁界の強さを制御するこ
とにより、指先励磁部に生じて指に作用する力を制御す
ることが可能である。そこで、音データが強い音を示し
ているときには、押下指示する鍵への吸引力を強め、ま
た、音データが弱い音を示しているときには、押下指示
する鍵への吸引力を弱めるように磁界の強さを制御する
ことにより、押鍵の力の強弱もしくは押鍵の速度(ベロ
シティ)の指示を演奏者に与えることができるようにな
る。なお、指先励磁部に生じて指に作用する力を制御す
るには、鍵盤側で発生させる磁界の強さを制御する代わ
りに、指先励磁部に内蔵されているコイルに流す電流を
制御しても可能であるので、この電流を前述した音デー
タの音の強弱に関するデータに基づいて制御するように
しても良い。
奏情報である音データに各音の強弱に関するデータを持
たせるようにし、中央演算装置が、この音の強弱に関す
るデータに基づいて押下指示する鍵を励磁させる電流の
大きさを大小させて発生させる磁界の強さを制御するこ
とにより、指先励磁部に生じて指に作用する力を制御す
ることが可能である。そこで、音データが強い音を示し
ているときには、押下指示する鍵への吸引力を強め、ま
た、音データが弱い音を示しているときには、押下指示
する鍵への吸引力を弱めるように磁界の強さを制御する
ことにより、押鍵の力の強弱もしくは押鍵の速度(ベロ
シティ)の指示を演奏者に与えることができるようにな
る。なお、指先励磁部に生じて指に作用する力を制御す
るには、鍵盤側で発生させる磁界の強さを制御する代わ
りに、指先励磁部に内蔵されているコイルに流す電流を
制御しても可能であるので、この電流を前述した音デー
タの音の強弱に関するデータに基づいて制御するように
しても良い。
【0062】なお、本発明は、電子鍵盤楽器(電子キー
ボード)における実施に限定されるものではなく、例え
ば、コンピュータなどのキーボードなどでのいわゆるタ
ッチタイプの練習機能として実施することも可能であ
る。この場合における実施例について説明すると、キー
の操作を指示する情報として、キーボード上のキーの一
つをコンピュータが任意に選択し、コンピュータに備え
られている表示装置やスピーカなどからその選択結果を
出力させると共に、選択されたキーについての本発明に
係るキー操作のガイドを練習者に行なう。この動作を繰
り返し行なうことにより、練習者はキーボード上のキー
の配列を覚えることができる、というものである。
ボード)における実施に限定されるものではなく、例え
ば、コンピュータなどのキーボードなどでのいわゆるタ
ッチタイプの練習機能として実施することも可能であ
る。この場合における実施例について説明すると、キー
の操作を指示する情報として、キーボード上のキーの一
つをコンピュータが任意に選択し、コンピュータに備え
られている表示装置やスピーカなどからその選択結果を
出力させると共に、選択されたキーについての本発明に
係るキー操作のガイドを練習者に行なう。この動作を繰
り返し行なうことにより、練習者はキーボード上のキー
の配列を覚えることができる、というものである。
【0063】
【発明の効果】本発明は、以上詳細に説明したように構
成されており、操作者への操作指示が触覚を通じて行わ
れるので、操作者は操作指示を注視する必要がなくな
り、また、視覚に障害を持つ障害者に対しても操作指示
を行なうことができるようになるという効果が得られ
る。
成されており、操作者への操作指示が触覚を通じて行わ
れるので、操作者は操作指示を注視する必要がなくな
り、また、視覚に障害を持つ障害者に対しても操作指示
を行なうことができるようになるという効果が得られ
る。
【図1】本発明の原理構成を示す図である。
【図2】本発明を実施する電子キーボードを示す図であ
る。
る。
【図3】図2に示す電子キーボードの構成を示す図であ
る。
る。
【図4】楽曲の演奏情報に関するデータを説明する図で
ある。
ある。
【図5】指先励磁部の構成を示す図である。
【図6】鍵盤励磁部の構成を示す図である。
【図7】演奏ガイド処理のフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態である電子キーボードの演奏
ガイド機能を説明する図である。
ガイド機能を説明する図である。
1 操作盤 1a、1b、1c 操作子 2a、2b、2c 励磁手段 3 制御手段 4 伝達手段 5 指
Claims (10)
- 【請求項1】 操作者に、押下される操作子が複数並べ
られて成る操作盤の該操作子を操作順に従って押下させ
る操作の案内を行なう装置であって、 前記操作子の各々に備えられ、磁界を生じさせる励磁手
段と、 前記操作順に基づいて前記磁界を制御する制御手段と、 前記磁界に応じた力を生じさせ、その力を前記操作者の
指に伝達する伝達手段と、 を有することを特徴とする操作案内装置。 - 【請求項2】 前記操作盤は、楽器の鍵盤であり、 前記操作順は、楽曲の演奏情報である、 ことを特徴とする請求項1に記載の操作案内装置。
- 【請求項3】 前記制御手段は、機能させる前記励磁手
段を選択することにより、前記磁界を制御することを特
徴とする請求項1に記載の操作案内装置。 - 【請求項4】 前記伝達手段は、前記操作者の複数の指
に個々に備えられ、 前記操作案内装置は、前記操作順に応じて、複数の前記
伝達手段から機能させる伝達手段を選択する伝達手段選
択手段を更に有する、 ことを特徴とする請求項1に記載の操作案内装置。 - 【請求項5】 前記伝達手段が前記操作者の指に伝達す
る力は、前記操作子への吸引力であることを特徴とする
請求項1に記載の操作案内装置。 - 【請求項6】 前記伝達手段が前記操作者の指に伝達す
る力は、前記操作子に対する反発力であることを特徴と
する請求項1に記載の操作案内装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は、前記励磁手段が発生さ
せる磁界の向きを個々に制御することを特徴とする請求
項1に記載の操作案内装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は、前記磁界の強さを制御
することを特徴とする請求項1に記載の操作案内装置。 - 【請求項9】 前記伝達手段に生じる前記力の強さを前
記操作順に応じて制御する力制御手段を更に有すること
を特徴とする請求項4に記載の操作案内装置。 - 【請求項10】 操作者に、押下される操作子が複数並
べられて成る操作盤の該操作子を操作順に従って押下さ
せる操作の案内を行なう方法であって、 前記操作子から磁界を生じさせ、 前記操作順に基づいて前記磁界を制御し、 前記制御された磁界に応じた力を生じさせ、その力を前
記操作者の指に伝達する、 ことを特徴とする操作案内方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254457A JP2000089655A (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 操作案内装置および操作案内方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10254457A JP2000089655A (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 操作案内装置および操作案内方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000089655A true JP2000089655A (ja) | 2000-03-31 |
Family
ID=17265295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10254457A Withdrawn JP2000089655A (ja) | 1998-09-09 | 1998-09-09 | 操作案内装置および操作案内方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000089655A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011242718A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-01 | Casio Comput Co Ltd | 教習装置およびプログラム |
JP2019124907A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-25 | 和碩聯合科技股▲ふん▼有限公司Pegatron Corporation | 学習支援システム |
-
1998
- 1998-09-09 JP JP10254457A patent/JP2000089655A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011242718A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-01 | Casio Comput Co Ltd | 教習装置およびプログラム |
JP2019124907A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-25 | 和碩聯合科技股▲ふん▼有限公司Pegatron Corporation | 学習支援システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |