JP2006171499A - 電子楽器 - Google Patents

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Abstract


【課題】一つの鍵域を複数に分割してそれぞれの鍵域で複数の人が演奏を行う場合に好適な電子楽器を提供する。
【解決手段】 まず、モードフラグが1(分割モード)に設定されているか否かを判断する(S21)。モードフラグが1に設定されている場合(S21:Yes)は、押下された鍵の音高Kに応じて、ROM3に記憶されているベロシティカーブを参照して押鍵時間をベロシティ値に変換する(S22)。鍵盤を2つの鍵域に分割して、それぞれの鍵域で演奏を行う場合に、同じ大きさの音量の楽音を発生するために、下鍵域で演奏するには、上鍵域で演奏する場合に比べ、鍵を押下するのに大きな力を要する。そこで、分割モードに設定された場合には、低域の鍵のベロシティの値が少し大きくなるように変換する。
【選択図】 図6

Description

本発明は、電子楽器に関し、特に一つの鍵域を複数の鍵域に分割することができる電子楽器に関する。
従来、一つの鍵域を複数の鍵域に分割し、それぞれの鍵域において演奏される楽音の音高や音色や音像の定位(パン)をそれぞれ設定することができるいわゆるスプリットという機能を有する電子楽器が知られている。
特開2000−20063号公報(特許文献1)には、一つの鍵盤を2人で合奏演奏する連弾モードを設定することができる電子楽器が開示されている。この連弾モードでは、それぞれの鍵域で演奏される楽音の音域や音色などの楽音の特性が設定される。
また、特許第3459844号公報(特許文献2)には、音高が高い鍵に比べ音高が低い鍵のタッチが重くなるように構成された鍵盤装置において、検出され押鍵速度を音源に送信するベロシティ値に変換する際、同じベロシティ値であれば、低音の鍵のベロシティ値が大きくなるように変換する電子楽器が開示されている。
特開2000−20063号公報 特許第3459844号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている電子楽器は、連弾を行うことを目的としたもので、一つの鍵盤を複数の人がそれぞれ独立して使用することは、考慮されていない。特に、いわゆる電子ピアノにおいては、アコースティックピアノのように、音高が低い鍵(鍵域)では、タッチが重くなるように構成されている。アコースティックピアノの場合には、音高が低いほど弦の太さが太いため、弦を打つハンマーの質量を大きくしているためである。電子楽器では、そのような必要はないが、アコースティックピアノを演奏する場合と、電子ピアノを演奏する場合とで、演奏のタッチが異なるのを避けるため、電子ピアノにおいても音高が低い鍵のタッチが重くなるように構成されている。このような電子楽器において、鍵域を複数に分割しそれぞれの鍵域で演奏を行う場合、音高が低い鍵域で演奏する場合には、大きな押鍵力を必要とし演奏しにくいという問題点があった。
また、特許文献2に記載の電子楽器では、音高が低い鍵域において押鍵力が弱くても大きな音量の楽音が形成されることになり、アコースティックピアノとは異なるために演奏しにくいという問題点があった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、音高が低い鍵のタッチが音高の高い鍵のタッチより重くなるように形成された鍵盤において、一つの鍵域を複数の鍵域に分割してそれぞれの鍵域で複数の人が演奏を行う場合に、音高が低い鍵域において演奏を行う場合にも、音高が高い鍵域を演奏する場合と同様のタッチで演奏できる電子楽器を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の電子楽器は、複数の鍵のうち音高が高い鍵を押下するのに要する押鍵力に比べ、音高が低い鍵を押下するのに要する押鍵力が大きい鍵盤と、その鍵盤の一つの鍵域に所定の特性の楽音が割り当てられる通常モードと、前記鍵域を複数の鍵域に分割しそれぞれの鍵域に異なる特性の楽音が割り当てられる分割モードとを選択するモード選択手段と、前記鍵盤のいずれかの鍵が操作された場合、前記モード選択手段により選択されているモードに応じ、その鍵の鍵域に割り当てられた特性の楽音を発生する楽音発生手段とを備えたものであって、前記鍵の押鍵速度を検出する押鍵速度検出手段と、前記モード選択手段により分割モードが選択されている場合に、音高が低い鍵について、前記押鍵速度検出手段により検出された押鍵速度に応じて設定するベロシティ値を、前記モード選択手段により通常モードが選択されている場合に設定するベロシティ値より大きく設定するベロシティ値設定手段と、そのベロシティ値設定手段により設定されたベロシティ値を前記楽音発生手段へ送信する送信手段とを備えている。
請求項2記載の電子楽器は、請求項1記載の電子楽器において、前記モード選択手段により分割モードが設定された場合に分割された鍵域に通常モードに設定されている場合とは異なる音域を割り当てる音域設定手段を備えている。
請求項3記載の電子楽器は、請求項2記載の電子楽器において、前記一つの鍵域を複数の鍵域に分割する分割位置を任意に設定する分割位置設定手段を備え、前記音域設定手段は、前記分割位置設定手段により設定された分割位置に応じて、分割された鍵域に割り当てられる音域を設定するものである。
請求項4記載の電子楽器は、請求項2または3記載の電子楽器において、前記ベロシティ値設定手段は、押下された鍵と、その押下された鍵に応じて前記楽音発生手段により発生される楽音の音高とに応じて押鍵速度を異なるベロシティ値に変換するものである。
請求項5記載の電子楽器は、複数の鍵のうち音高が高い鍵を押下するのに要する押鍵力に比べ、音高が低い鍵を押下するのに要する押鍵力が大きい鍵盤と、いずれかの鍵が操作された場合、その鍵の押鍵速度を検出する押鍵速度検出手段と、その操作された鍵に割り当てられた音高を検出する音高検出手段と、前記押鍵速度検出手段により検出された押鍵速度と、前記音高検出手段により検出された音高とに基づいて楽音を発生する楽音発生手段とを備えたものであって、前記鍵盤の鍵に割り当てる音高を変更する音高割り当て変更手段と、前記鍵が操作された時、前記音高割り当て変更手段により割り当てが変更された音高の音高情報を出力する音高情報出力手段と、前記押鍵速度検出手段により検出された押鍵速度を、押下された鍵と、その鍵により割り当てられた音高とに基づいてベロシティ値を設定するベロシティ値設定手段とを備えている。
請求項1記載の電子楽器によれば、鍵の押鍵速度を検出する押鍵速度検出手段と、モード選択手段により分割モードが選択されている場合に、音高が低い鍵について、押鍵速度検出手段により検出された押鍵速度に応じて設定するベロシティ値を、前記モード選択手段により通常モードが選択されている場合に設定するベロシティ値より大きく設定するベロシティ値設定手段と、そのベロシティ値設定手段により設定されたベロシティ値を楽音発生手段へ送信する送信手段とを備えているので、音高が低い音域で演奏する場合に、音高が高い音域で演奏する場合と同様な押鍵力で演奏することができるという効果がある。
請求項2記載の電子楽器によれば、請求項1記載の電子楽器の奏する効果に加え、モード選択手段により分割モードが設定された場合に分割された鍵域に通常モードに設定されている場合とは異なる音域を割り当てる音域設定手段を備えているので、音高が低い音域で演奏を行う場合に、音高が高い音域で演奏する場合と同様な押鍵力で演奏できるとともに、その押鍵力に合致する音高の楽音が形成される。
請求項3記載の電子楽器によれば、請求項2記載の電子楽器の奏する効果に加え、一つの鍵域を複数の鍵域に分割する分割位置を任意に設定する分割位置設定手段を備え、音域設定手段は、分割位置設定手段により設定された分割位置に応じて、分割された鍵域に割り当てられる音域を設定するものであるので、分割点を任意に設定した場合に、分割された鍵域に最適な音域が割り当てられるという効果がある。
請求項4記載の電子楽器によれば、請求項2または3記載の電子楽器の奏する効果に加え、ベロシティ値設定手段は、押下された鍵と、その押下された鍵に応じて前記楽音発生手段により発生される楽音の音高とに応じて押鍵速度を異なるベロシティ値に変換するものであるので、分割モードにおいて、鍵を押下する押鍵力と発生される楽音の音高とをより合致させることができるという効果がある。
請求項5記載の電子楽器によれば、鍵盤の鍵に割り当てる音高を変更する音高割り当て変更手段と、鍵が操作された時、音高割り当て変更手段により割り当てが変更された音高の音高情報を出力する音高情報出力手段と、押鍵速度検出手段により検出された押鍵速度を、押下された鍵と、その鍵により割り当てられた音高とに基づいてベロシティ値を設定するベロシティ値設定手段とを備えているので、鍵に割り当てられる音高が変化した場合にも、その割り当てれられた音高に対応する押鍵力で演奏することができるという効果がある。
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態である電子楽器1の電気的構成を示したブロック図である。
電子楽器1は、CPU2と、ROM3と、RAM4と、鍵盤5と、操作パネル6と、ペダル7と、音源8とを備え、これらはバスラインにより相互に接続して構成される。音源8の出力は、D/A変換器9に接続され、D/A変換器9の出力は、アンプ10および、
2つのヘッドホン回路1,2に接続され、アンプ10は、スピーカ11に接続されている。
CPU2は演算処理装置であり、ROM3には、このCPU2により実行される各種の制御プログラムやその実行の際に参照される固定値データが記憶される。固定値データとしては、後述するシフトテーブルやベロシティカーブがある。RAM4は、モードを示すモードフラグやモードスイッチ6d(図2参照)が押されていることを示すモードボタンフラグやモードの変更を行うかを示すモードチェンジフラグやROM3等に記憶される制御プログラムの実行に当たって各種のデータ等を一時的に記憶するためのメモリであり書き換え可能に構成される。
鍵盤5は、複数の白鍵および黒鍵を有し演奏者が押鍵、離鍵することにより音高および押鍵速度、離鍵速度を出力する。鍵盤5の詳細については、図4を参照して後述する。
操作パネル6は、鍵盤5の近傍に配置され各種ボリュームやスイッチなどを有し、ユーザにより手で操作されモードや楽音のパラメータなどが設定される。ペダル7は、鍵盤5の下方であって、演奏者の足下に配置され、演奏者が足で踏み込むことにより操作を行うものである。
音源8は、鍵盤5による押鍵、離鍵の演奏操作に応じて、鍵に対応する音高の楽音の発生、停止を行うもので、操作パネル6に備えられた音色選択スイッチ6a,6b,6c(図2参照)により選択された音色の楽音を発生する。音源8は、これらの音色の楽音の左チャンネルおよび右チャンネルのそれぞれの波形を記憶し、楽音の発生を行う場合には、これらの記憶された波形を読出し鍵により指定される音高と押鍵速度に対応する振幅エンベロープを有する楽音を形成する。
音源8は、デジタルの楽音信号を出力するものであり、D/A変換器9によりアナログの楽音信号に変換される。D/A変換器9により変換されたアナログ楽音信号は、アンプ10およびヘッドホン回路1,2に供給される。ヘッドホン回路1,2は、ヘッドホンを駆動するヘッドホンアンプとヘッドホンアンプの出力にヘッドホンを接続する接続端子を備えている。ヘッドホン回路1,2の両方の接続端子にヘッドホンが接続されていない場合は、スピーカ11から楽音が放音され、ヘッドホン回路1,2のいずれかの接続端子にヘッドホンが接続された場合は、スピーカからは楽音が放音されず、接続されたヘッドホンから楽音が放音される。
次に、図2を参照して電子楽器1の操作パネル6およびペダル7について説明する。図2(a)は、電子楽器1の操作パネル6を示す操作パネル図である。操作パネル6には、音色を選択する音色選択スイッチ6a,6b,6cと、鍵盤を全域で使用する通常モードと、鍵盤を2つの領域に分割して使用する分割モード(ツインピアノモード)との切り替え設定を行うモードスイッチ6dと、設定されているモードなどを表示する表示器6eとを備えている。
音色選択スイッチ6aは、ピアノ、音色選択スイッチ6bは、電気ピアノ、音色選択スイッチ6cは、ストリングスの音色をそれぞれ選択するスイッチである。モードスイッチ6dは、通常モードと分割モードとを切り替えるとともに、鍵域を上鍵域と下鍵域の2つの鍵域に分割するスプリットポイント(分割位置)を設定するものである。詳細に説明すると、電子楽器1が通常モードに設定されている場合に、モードスイッチ6dが操作されると分割モードに設定され、電子楽器1が分割モードに設定されている場合に、モードスイッチ6dが操作されると通常モードに設定される。RAM4に記憶されるモードフラグは、通常モードの場合0に、分割モードの場合1に設定される。
電子楽器1が通常モードまたは分割モードのいずれかに設定されている場合に、モードスイッチ6dを押下しながら鍵盤5のいずれかの鍵を押下すると、その鍵がスプリットポイントとして設定されるとともに分割モードに設定される。なお、スプリットポイントは、上鍵域の最も低い鍵である。例えば、モードスイッチ6dを押下しながら音高C4の鍵を押下すると、C4がスプリットポイントに設定され、最低鍵からB4までが下鍵域であり、C4から最高鍵までが上鍵域として設定される。表示器6eは、LCDなどにより構成され、設定されているモードの名称やスプリットポイントが表示される。
図2(b)は、電子楽器1のペダル7を示すペダル図である。ペダル7は、足で踏み込まれることにより操作されるもので、第1のペダル7aと第2のペダル7bとを有する。これらのペダル7a,7bには、それぞれ可変抵抗器が備えられ、足により踏み込まれた操作位置に対応する電圧がA/D変換器(図示なし)により検出される。電子楽器1が、通常モードに設定されている場合には、第1のペダル7aは、ソフトペダルとして機能し、第2のペダル7bは、ダンパーペダルとして機能する。
一方、電子楽器1が分割モードに設定されている場合には、第1のペダル7aは、下鍵域に対するダンパーペダルとして機能し、第2のペダル7bは、上鍵域に対するダンパーペダルとして機能する。
次に、図3を参照して、音源8を構成する発音チャンネルについて説明する。図3は、一つの発音チャンネルの構成を概略的に示す回路図である。音源8は、デジタル回路で構成され、同時に複数(例えば、64)の楽音を形成することができ、個々の楽音を形成する構成を発音チャンネルという。音源8の回路構成は、種々の処理を行う演算回路を有し、この演算回路により複数の発音チャンネルの楽音が時分割で形成されるものである。
図3は、説明を分かりやすくするために発音チャンネルを一つのボックスとして表している。各発音チャンネルは、左チャンネル出力Lと右チャンネル出力Rとを有する。左チャンネル出力Lは、VR−L1を係数とする乗算器を介してヘッドホン回路1の左チャンネルと、VR−L2を係数とする乗算器を介してヘッドホン回路2の左チャンネルとに接続されている。右チャンネル出力Rは、VR−R1を係数とする乗算器を介してヘッドホン回路1の右チャンネルと、VR−R2を係数とする乗算器を介してヘッドホン回路2の右チャンネルとに接続されている。これらの係数VR−L1,VR−L2,VR−R1,VR−R2は、0から1までの値をとり、係数が0の場合は、出力されず、係数が1の場合は、入力値がそのまま出力される。
乗算器により係数VR−L1,VR−L2,VR−R1,VR−R2が乗算された出力L1,L2,R1、R2は、全ての発音チャンネルのL1,L2,R1、R2とそれぞれ合成され、合成された出力L1、R1は、ヘッドホン回路1へ、L2,R2は、ヘッドホン回路2へそれぞれ出力される。
電子楽器1が、通常モードに設定されている場合は、係数VR−L1,VR−L2,VR−R1,VR−R2は、全て1に設定され、分割モードに設定されている場合には、発音チャンネルが割り当てられる音高が属する鍵域により変化する。
発音チャンネルが、上鍵域に属する音高に割り当てられた場合は、VR−L1とVR−R1とは、1に設定され、VR−L2とVR−R2とは、0に設定される。従って、発音チャンネルに上鍵域に属する音高が割り当てられた場合は、その発音チャンネルが発生した楽音はヘッドホン回路1へ出力され、ヘッドホン回路2へは出力されない。
一方、発音チャンネルが、下鍵域に属する音高に割り当てられた場合は、係数VR−L1とVR−R1とは、0に設定され、VR−L2とVR−R2とは、1に設定される。従って、発音チャンネルに下鍵域に属する音高が割り当てられた場合は、その発音チャンネルが発生した楽音はヘッドホン回路2へ出力され、ヘッドホン回路1へは出力されない。
次に、図4を参照して、鍵盤5の詳細について説明する。図4は、鍵盤5の側面図である。鍵盤5は、樹脂により形成されるシャーシ21と、そのシャーシ21に設けられた軸20を中心に揺動自在に支持される白鍵23aおよび黒鍵23bにより構成される複数(例えば88鍵)の鍵23と、これらの各鍵に配設され、鍵23の押鍵または離鍵に連動して揺動されるハンマー24とを主に備えている。ハンマー24は、シャーシ21に設けられた断面視略U字状の軸受け22を中心に、鍵23に設けられた突起33がハンマー24の一方を押下することにより、揺動する。ハンマー24の他方先端には、アコースティックピアノの鍵盤と同様のタッチを付与するために、質量板42が備えられている。この質量板42は、音域により異なる質量を有し、音高が高音のものに比べ、音高が低音のものの質量を重く設定している。
ハンマー24の質量板42が備えられている側とは反対側の端部には、押鍵速度を検出するためのスイッチ52を作動するスイッチ押圧部41が形成されている。スイッチ52は、プリント基板51に設けられ、2つの接点52a,52bを有する。これらの接点は、スイッチ52が押下されたときに異なる位置で接続されるように構成されている。従って、この2つのスイッチ52が接続(オンとなる)される時間差(押鍵時間)を計測することににより押鍵速度が検出される。
次に、図5、図6および図7を参照して、電子楽器1に備えられるCPU2により実行される処理について説明する。
図5は、電子楽器1のCPU2により実行されるメイン処理を示すフローチャートであり、電子楽器1の電源が投入されてから遮断されるまで継続して実行されるものである。まず、初期設定が行われる(S1)。この初期設定としては、モードフラグを0(通常モード)に、モードボタンフラグおよびモードチェンジフラグも0に設定し、ペダル7の操作を検出するタイマインタラプトを設定する処理などが行われる。
次に、音色選択スイッチ6a,6b,6cのいずれかが操作されたか否かを判断する(S2)。いずれかの音色選択スイッチが操作されたと判断した場合は(S2:Yes)、その選択された音色に対応する波形を読出すように設定する音色設定処理を行う(S3)。
音色選択スイッチが操作されていないと判断した場合、またはS3の音色設定処理が終了した場合は、次にモードスイッチ6dが押されたか(離されている状態から押されている状態へ変化したか)否かを判断する(S4)。モードスイッチ6dが、押されたと判断した場合は(S4:Yes)、モードボタンフラグを1に、モードチェンジフラグを1に設定する(S5)。
モードスイッチ6dが押されたのではないと判断した場合(S4:No)、またはS5の処理でモードボタンフラグとモードチェンジフラグをセットした場合は、次に、モードスイッチ6dが、離されたか(押されている状態から離された状態へ変化したか)否かを判断する(S6)。
モードスイッチ6dが離されたと判断した場合は(S6:Yes)、モードボタンフラグを0に設定し(S7)、モードチェンジフラグが1に設定されているか否かを判断する(S8)。モードチェンジフラグが1に設定されていると判断した場合は(S8:Yes)、モードを反転する(S9)。すなわち、現在モードフラグが0(通常モード)に設定されている場合には、1(分割モード)に設定し、モードフラグが1(分割モード)に設定されている場合には、0(通常モード)に設定する。
S6の処理でモードスイッチ6dが離されたと判断されなかった場合(S6:No)、またはS8の処理でモードチェンジフラグが1に設定されていると判断されなかった場合(S8:No)、またはS9のモードを反転する処理が終了した場合は、次に鍵盤5のいずれかの鍵が押下されたか否かを判断する(S10)。
いずれかの鍵が押下されたと判断した場合(S10:Yes)は、モードチェンジフラグが1に設定されているか否かを判断する(S11)。モードチェンジフラグが1に設定されていると判断した場合は(S11:Yes)、その鍵の通常モードにおいて対応する音高をスプリットポイントとしてRAM4に記憶し、表示器6eにそのスプリットポイントを表示する(S12:スプリットポイント設定)。次にモードフラグを1(分割モード)に設定し(S13)、モードチェンジフラグを0に設定する(S14)。S13の処理により、現在のモードが、通常モードであっても、分割モードであっても、スプリットポイントが設定された後は、分割モードに設定される。
S11の処理で、モードボタンフラグが、1に設定されていないと判断した場合は(S11:No)、後述する発音処理を行う(S15)。
S10の処理で、鍵が押下されていないと判断した場合、S14のモードチェンジフラグを0に設定する処理、またはS15の発音処理が終了した場合は、次に鍵盤5のいずれかの鍵が離されたか否かを判断する(S16)。いずれかの鍵が離された場合は(S16:Yes)、その鍵が押下されたことに応じて発生している楽音の停止を行うなどの離鍵処理を行う(S17)。この離鍵処理は、RAM4に、押鍵された時にいずれの発音チャンネルに割り当てたかを示すキーマップが記憶されているので、このキーマップを参照して、対応する発音チャンネルに楽音の発生の停止を指示するものである。
S16の処理で、いずれの鍵も離されたのではないと判断した場合(S16:No)、またはS17の離鍵処理が終了した場合は、次にその他の処理を行い(S18)、S2の処理へ戻る。その他の処理としては、音量を調節するツマミ(図示なし)などが操作されたか否かを検出し、操作された場合は、音量を制御するなどの処理を行う。
次に、図6を参照して、発音処理の詳細について説明する。図6は、発音処理を示すフローチャートである。まず、モードフラグが1(分割モード)に設定されているか否かを判断する(S21)。モードフラグが1に設定されている場合(S21:Yes)は、押下された鍵の音高Kに応じて、ROM3に記憶されたベロシティカーブを参照して押鍵時間からベロシティ値を得る(S22)。
図8は、ROM3に記憶されるベロシティカーブをグラフで示すものである。このグラフは、横軸をスイッチ52aと52bとがオンになる時間差である押鍵時間とし、縦軸をベロシティ値(MIDI規格により規定され、0−127の値をとる)とするものである。図8に示すカーブaは、通常モードにおいて全鍵域に対して適用されるカーブであるとともに、分割モードにおいて所定の高い鍵域に適用されるカーブである。図8に示すカーブb,cは、分割モードにおいて適用されるカーブであり、カーブbは、音高が低い所定の鍵域に適用されるカーブであり、カーブcは、カーブbが適用される音域より低い音域に適用されるカーブである。カーブb,cは、カーブaに比べ、同一の押鍵時間に対して大きなベロシティ値が得られるように形成されている。
鍵盤5の鍵は、アコースティックピアノに近似するように音高が低い鍵は、音高が高い鍵に比べ鍵を押下する負荷が大きく形成されている。したがって、鍵盤を2つの鍵域に分割して、それぞれの鍵域で演奏を行う場合に、同じ大きさの音量の楽音を発生するために、下鍵域で演奏するには、上鍵域で演奏する場合に比べ、鍵を押下するのに大きな力を要する。そこで、分割モードに設定された場合には、低域の鍵のベロシティの値が大きくなるように変換する。
例えば、鍵域がA0からB2の場合には、カーブcを用い、鍵域がC3からB3の場合には、カーブbを用い、鍵域がC4以上の場合には、カーブaを用いて押鍵時間をベロシティ値に変換する。
これらのカーブは、分割モードが選択された場合には、いずれの鍵を押下した場合でも同じタッチとするものとしてもよいし、分割モードにおいて、通常モードにおける音高のタッチと同じになるように、通常モードにおける音高と分割モードにおける音高とに基づいて、分割モードにおける音高に対応するタッチが、通常モードにおけるて音高に対応するタッチと等しくなるカーブに設定してもよい。
次に、押下された鍵の音高Kが、RAM4に記憶されているスプリットポイントより低いか否かを判断する(S23)。なお、音高Kおよびスプリットポイントは、MIDI規格により定められる半音を1とするノートナンバで表されるものである。
音高Kが、スプリットポイントより低い(ノートナンバが小さい)場合は(S23:Yes)、押下された鍵は、下鍵域に属するので、ROM3に記憶されたシフトテーブル(図9に示す)を参照し、音高KをOctShiftLだけ加算する(S24)。図9は、ROM3に記憶されるシフトテーブルを示すものである。このシフトテーブルには、スプリットポイントに応じて、下鍵域のノートナンバに加算するシフト値であるOctShiftLと、上鍵域のノートナンバに加算するシフト値であるOctShiftRとが記憶されている。例えば、スプリットポイントが、C4に設定されている場合に、押下された鍵のノートナンバをNとし、そのノートナンバが下鍵域に属する場合は、ノートナンバNは、N+12に変換され、上鍵域に属する場合は、N−24に変更される。
このようにして、変更されたノートナンバとベロシティ値を音源8の空き発音チャンネルに割り当て、その発音チャンネルにより形成された楽音がヘッドホン回路2に出力されるように、その発音チャンネルの係数VR−L1とVR−R1とを0に設定し、VR−L2とVR−R2とを1に設定する。
S23の処理で、音高Kがスプリットポイントより低くない(ノートナンバが小さくない)場合は(S23:No)、押下された鍵は、上鍵域に属するので、ROM3に記憶されたシフトテーブルを参照し、音高KをOctShiftRだけ加算する(S27)。このようにして、変更されたノートナンバとベロシティ値を音源8の空き発音チャンネルに割り当て、その発音チャンネルにより形成された楽音がヘッドホン回路1に出力されるように、その発音チャンネルの係数VR−L1とVR−R1とを1に設定し、VR−L2とVR−R2とを0に設定する(S28)。
S21の処理で、モードフラグが1(分割モード)に設定されていないと判断した場合は(S21:No)、ROM3に記憶されたベロシティカーブaを参照して押鍵時間をベロシティ値に変換し(S29)、押下された鍵のノートナンバと、その変換されたベロシティ値とを音源8の空いているチャンネルに割り当てる(S30)。
S25,S28、またはS30の処理において、発音チャンネルへの割り当てが終了すると、今回の押鍵をいずれの発音チャンネルに割り当てたかを記憶するキーマップに記憶し(S30)この発音処理を終了してメイン処理へ戻る。
次に、図7を参照して、ペダル操作処理について説明する。図7は、所定時間(例えば10msec)間隔のタイマ割り込みにより起動されるペダル操作処理を示すフローチャートである。まず、発音チャンネル毎に処理を行うための変数Vを0とする(S41)。この変数Vは、発音チャンネルの総数が64であるので、0から63の整数値をとるものである。次に、発音チャンネル(V)は、発音中か否かを判断する(S42)。RAM4には、発音チャンネル毎に、発音中であるか否かを示すフラグを記憶し、CPU2により発音を開始する音高が割り当てられた際に、フラグをセットし、離鍵により発音が停止された場合にリセットする。
発音チャンネル(V)が、発音中である場合は(S42:Yes)、モードフラグが1(分割モード)であるか否かを判断する(S43)。モードフラグが1である場合は(S43:Yes)、発音チャンネル(V)に割り当てられている音高Kがスプリットポイントより低いか否かを判断する(S44)。音高Kがスプリットポイントより低い場合は(S44:Yes)、第1のペダル7aの操作状態に応じてダンパー処理を行い(S45)、音高Kがスプリットポイントより低くない場合は(S44:No)、第2のペダル7bの操作状態に応じてダンパー処理を行う(S46)。ダンパー処理は、ダンパーが操作されていない(踏まれていない)状態で鍵が離された場合は、楽音の振幅を急激に減衰し、ダンパーが操作されている(踏まれている)状態で鍵が離された場合は、楽音の振幅を維持する、またはゆっくり減衰させる処理である。
一方、S43の処理で、モードフラグが1ではなく通常モードであると判断した場合は(S43:No)、第1のペダル7aの操作状態に応じてソフト処理を行い(S47)、第2のペダル7bの操作状態に応じて、ダンパー処理を行う(S48)。ソフト処理とは、ペダルが操作されていない場合は、通常の音量とし、ペダルが操作されている場合には、音量を通常の音量の半分程度に小さくする処理である。
S42の処理において、発音チャンネル(V)が、発音中ではないと判断した場合、または、S45,S46、S48の処理のつぎに、変数Vを1だけ進め(S49)、Vの値が64と等しいか大きいかを判断する(S50)。変数Vの値が、64より小さい場合は(S50:No)、S42の処理へ戻り、変数Vの値が64と等しいか大きい場合は(S50:Yes)、この割り込み処理を終了して、メイン処理に戻る。
以上説明したように、本実施形態の電子楽器1によれば、鍵盤の鍵のタッチが音高により異なる場合に、鍵盤の鍵域を複数の鍵域に分割し、それぞれの鍵域において、演奏を行うに際し、タッチが重い鍵域については、ベロシティ値が大きくなるように変換されるので、他の鍵域と演奏する場合と変わらないように演奏することができる。
なお、請求項1記載のベロシティ値設定手段は、図6に示すフローチャートのS22の処理が該当し、送信手段は、S25,S28の処理が該当する。
また、請求項2記載の音域設定手段は、図6に示すフローチャートのS24およびS27の処理が該当する。また、請求項3記載の分割位置設定手段は、図5に示すフローチャートのS12の処理が該当する。また、請求項5記載の音高割り当て変更手段は、図6に示すフローチャートのS24,S27の処理が該当し、送信手段は、S25,S28の処理が該当する。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、電子楽器1は、鍵盤5を内蔵するものとしたが鍵盤装置を別体とし、その鍵盤装置から電子楽器1へMIDI規格に従う通信方式により演奏データを送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、通常モードと分割モードにおいて鍵の物理的なタッチを変更せず、押鍵速度に対応するベロシティ値を変更することにより見かけ上のタッチを変更するようにしたが、鍵のタッチを物理的に変更するようにしてもよい。例えば、各鍵のハンマーに対応して磁石を備え、ハンマーを強磁性体で形成し、ハンマーの静止時の磁石とハンマーとの距離を変えることにより、ハンマーを揺動し易くしたり、揺動しにくくする方法などを用いることができる。
また、上記実施形態では、分割モードを選択することにより、鍵に割り当てられている音高が変更されるものとしたが、いわゆるトランスポーズといわれる機能により、鍵に割り当てる音域を変更するようにしてもよい(請求項5)。
また、上記実施形態では、スプリットポイントが設定された場合、音高は、図9に示すシフトテーブルを参照してシフトするものとしたが、スプリットポイントと、特定の音名の鍵との関係を設定するようにしてもよい。例えば、スプリットポイントが設定されると、下鍵域の最も高いCの鍵をC5に設定し、上鍵域の最も低いCの鍵をC3に設定する。このように設定することにより、スプリットポイントを変更した場合の、鍵域のオクターブ関係、すなわち、中央C(C4)の位置が分かりやすくなる。
同様に、鍵域を分割した場合は、スプリットポイントの位置に関わらず、下鍵域については、最も低いCをC3とし、上鍵域については、最も高いCをC5に設定するようにしてもよい。
本発明の実施形態における電子楽器の電気的な構成を示すブロック図である。 (a)は、電子楽器の操作パネルを、(b)は、電子楽器のペダルそれぞれ示す図である。 発音チャンネルを示す回路図である。 鍵盤の側面図である。 CPUが実行するメイン処理を示すフローチャートである。 CPUが実行する発音処理を示すフローチャートである。 CPUが実行するペダル処理を示すフローチャートである。 タッチカーブを示すグラフである。 分割モードにおいてノートナンバをシフトする値を示すシフトテーブルである。
符号の説明
1 電子楽器
2 CPU
5 鍵盤
6d モード選択スイッチ(モード選択手段)
8 音源(楽音発生手段および供給手段の一部)
23 鍵
52 スイッチ(押鍵速度検出手段)

Claims (5)

  1. 複数の鍵のうち音高が高い鍵を押下するのに要する押鍵力に比べ、音高が低い鍵を押下するのに要する押鍵力が大きい鍵盤と、その鍵盤の一つの鍵域に所定の特性の楽音が割り当てられる通常モードと、前記鍵域を複数の鍵域に分割しそれぞれの鍵域に異なる特性の楽音が割り当てられる分割モードとを選択するモード選択手段と、前記鍵盤のいずれかの鍵が操作された場合、前記モード選択手段により選択されているモードに応じ、その鍵の鍵域に割り当てられた特性の楽音を発生する楽音発生手段とを備えた電子楽器において、
    前記鍵の押鍵速度を検出する押鍵速度検出手段と、
    前記モード選択手段により分割モードが選択されている場合に、音高が低い鍵について、前記押鍵速度検出手段により検出された押鍵速度に応じて設定するベロシティ値を、前記モード選択手段により通常モードが選択されている場合に設定するベロシティ値より大きく設定するベロシティ値設定手段と、
    そのベロシティ値設定手段により設定されたベロシティ値を前記楽音発生手段へ送信する送信手段とを備えていることを特徴とする電子楽器。
  2. 前記モード選択手段により分割モードが設定された場合に分割された鍵域に通常モードに設定されている場合とは異なる音域を割り当てる音域設定手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の電子楽器。
  3. 前記一つの鍵域を複数の鍵域に分割する分割位置を任意に設定する分割位置設定手段を備え、
    前記音域設定手段は、前記分割位置設定手段により設定された分割位置に応じて分割された鍵域に割り当てられる音域を設定するものであることを特徴とする請求項2記載の電子楽器。
  4. 前記ベロシティ値設定手段は、押下された鍵と、その押下された鍵に応じて前記楽音発生手段により発生される楽音の音高とに応じて押鍵速度を異なるベロシティ値に変換するものであることを特徴とする請求項2または3記載の電子楽器。
  5. 複数の鍵のうち音高が高い鍵を押下するのに要する押鍵力に比べ、音高が低い鍵を押下するのに要する押鍵力が大きい鍵盤と、その鍵盤のいずれかの鍵が操作された場合、その鍵の押鍵速度を検出する押鍵速度検出手段と、その操作された鍵に割り当てられた音高を検出する音高検出手段と、前記押鍵速度検出手段により検出された押鍵速度と、前記音高検出手段により検出された音高とに基づいて楽音を発生する楽音発生手段とを備えた電子楽器において、
    前記音高検出手段により検出された音高を変更する音高割り当て変更手段と、
    前記押鍵速度検出手段により検出された押鍵速度に基づいて、押下された鍵の音高と、前記音高割り当て変更手段により変更された音高とに基づいてベロシティ値を設定するベロシティ値設定手段と、
    前記音高割り当て変更手段により変更された音高と前記ベロシティ値設定手段により設定されたベロシティ値を前記楽音発生手段へ送信する送信手段とを備えていることを特徴とする電子楽器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008076708A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 音色指定方法、音色指定装置及び音色指定のためのコンピュータプログラム

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