JP2000089635A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2000089635A
JP2000089635A JP10258223A JP25822398A JP2000089635A JP 2000089635 A JP2000089635 A JP 2000089635A JP 10258223 A JP10258223 A JP 10258223A JP 25822398 A JP25822398 A JP 25822398A JP 2000089635 A JP2000089635 A JP 2000089635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
transport
transporting
collected
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10258223A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunei Taniguchi
俊英 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10258223A priority Critical patent/JP2000089635A/ja
Priority to US09/379,469 priority patent/US6167211A/en
Publication of JP2000089635A publication Critical patent/JP2000089635A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において、クリーニング装置で
回収されたトナーを現像装置、又は廃棄トナー容器に搬
送する手段での搬送負荷に応じてトナーのリサイクル供
給率を変更することにより凝縮物の発生を抑え、凝縮物
による画像ノイズが発生しないようにする。 【解決手段】 クリーニング装置により回収したトナー
を、第1搬送手段8Aによりトナー廃棄容器12に搬送
するか、第2搬送手段8Bにより現像装置に搬送し、そ
の時の搬送モータのトルクを検出し、それに応じて、リ
サイクルトナー供給率を制御する。搬送負荷の検出結果
は回収トナーの流動性、つまり、リサイクルトナーの劣
化状況に対応したものとなっていることから、搬送負荷
が上昇した時は、リサイクルトナー供給率を少なくし、
凝縮物の発生を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等に適用される画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置として、帯電された
トナーを現像装置によって静電潜像担持体(感光体)上
の静電潜像に静電的に供給して現像し、その現像された
トナー像を転写紙に転写した後、定着して画像を形成す
るものがある。このような画像形成装置においては、転
写後の静電潜像担持体上に残ったトナーをクリーニング
装置で回収し、再度、現像装置に搬送して再利用するも
の(以下では、これをトナーリサイクル、再利用される
トナーをリサイクルトナーと言う)が提供されている。
【0003】この種のトナーリサイクルを行う装置にお
いて、リサイクルトナーの供給率をコピーモードに応じ
て変化させたり、画像形成条件を制御したり、センサに
よって感光体ドラム上のカブリトナー量を検出し、それ
に基づきトナー供給量をコントロールして画像品質を損
なわないようにする技術が提案されている(例えば、特
公平4−54955号公報、米国特許第5,604,5
75号明細書参照)。また、廃トナーを搬送回収する機
構を有する装置において、トナー搬送トルクを検出し、
過負荷を検知した場合、コピー中であれば、そのコピー
の終了後に、コピー不可とする、または、過負荷を検知
した時から設定された枚数コピーした後に、コピー不可
とすることで、画像品質を損なわないようにする技術が
示されている(例えば、特許第2642353号公報参
照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リサイクル
トナーには、特性が劣化して十分に帯電されないため
に、被転写材(用紙など)に転写されずに静電潜像担持
体上に残っていた帯電不良トナーや、用紙搬送時に用紙
から発生する粉(以後、これを紙粉と呼ぶ)が含まれて
おり、このような帯電不良トナーや紙粉が含まれると、
トナーの流動性が低下する。そして、搬送手段を構成す
る羽根等にトナーが付着することで、トナーの凝集物発
生量が多くなる。この状態で、コピーを取り続けると、
搬送管内に凝縮物が蓄積され、トナーの凝縮物が現像器
内に搬送されると、白斑点、黒点等の画像ノイズを生じ
る問題があった。この凝縮物が生成された状態では、現
像剤を新しく交換しなければならない。この作業は、時
間がかかり、その間、ユーザにはコピーを取れない不都
合が生じる。
【0005】本発明の目的は、クリーニング装置で回収
されたトナーを現像装置、又は廃棄トナー容器に搬送す
る手段での搬送負荷に応じてトナーのリサイクル供給率
を変更することにより凝縮物の発生を抑え、凝縮物によ
る画像ノイズが発生しないようにした画像形成装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、画像担持体と、前記画像担持体の
表面を清掃する清掃手段と、前記清掃手段により回収し
た回収物を第1の部位に搬送する第1の搬送手段と、前
記清掃手段により回収した回収物を第2の部位に搬送す
る第2の搬送手段と、前記第1及び第2の搬送手段の少
なくとも一つの搬送負荷を検出する検出手段と、前記検
出手段の検出結果に応じて、第1及び第2の搬送手段を
制御する制御手段と、からなるものである。
【0007】この構成において、感光体や転写ドラム/
ベルトなどの画像担持体の表面からクリーニング装置等
の清掃手段により回収した回収物(回収トナーという)
を、第1の搬送手段により第1の部位、例えば、トナー
廃棄容器や回収ボックスに搬送するか、第2の搬送手段
により第2の部位、例えば、トナーホッパーや現像装置
やトナー容器に搬送し、その時の回収トナーの搬送負荷
(搬送モータのトルク又は電流)を検出手段により検出
する。その検出結果に応じて、第1及び第2の搬送手段
を制御手段により制御することで、リサイクルトナー供
給率を制御する。搬送負荷の検出結果は回収トナーの流
動性、つまり、リサイクルトナーの劣化状況に対応した
ものとなっていることから、上記の制御において、搬送
負荷が上昇した時は、リサイクルトナー供給率を少なく
し、ある所定値を越えた場合は、リサイクルを続ける
と、トナーの凝縮物発生量が多くなって不都合であるの
で、全ての回収トナーをリサイクルすることなく廃棄
し、トナーの凝縮物が現像器に送り込まれないようにす
る。
【0008】また、請求項2の発明は、画像担持体と、
前記画像担持体の表面を清掃する清掃手段と、前記清掃
手段により回収した回収物を第1の部位に搬送する第1
の搬送手段と、前記清掃手段により回収した回収物を第
2の部位に搬送する第2の搬送手段と、前記第1及び第
2の搬送手段の少なくとも一つの搬送負荷を検出する検
出手段と、からなる画像形成装置における制御方法であ
って、前記検出手段により搬送負荷を検出する第1のス
テップと、前記検出手段の検出結果が所定値よりも大き
い場合には、第1の搬送手段の搬送割合を第2の搬送手
段の搬送割合よりも多くする第2のステップとからなる
ものである。この制御方法により、上記請求項1と同等
の作用が得られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態を図面を参照して説明する。ここでは、一般的な電子
写真プロセスを用いた複写機、プリンタ等の画像形成装
置について説明する。図1及び図2は、本実施形態によ
る画像形成装置のプロセス部を示す。感光体ドラム1
(画像担持体)は外周部に感光層を有し、駆動モータ1
3Aによってドラム軸1Sの回りに矢印a方向に回転駆
動される。感光体ドラム1が回転すると、帯電チャージ
ャ2が感光体ドラム1の表面を一様に帯電させ、図示し
ない露光装置からの光(lm)が感光体ドラム1表面の
電荷を逃がし、電荷の残った静電潜像に現像装置3(現
像手段)がトナーを静電吸着させる。転写・分離装置4
の転写チャージャ4Aは図示しない給紙装置から給紙さ
れた用紙(被転写材)に感光体ドラム1上のトナーを転
写し、トナー像が転写された用紙を分離装置4Bによっ
て感光体ドラム1より用紙を分離し、図示しない定着装
置によりトナー像が用紙に定着される。
【0010】また、感光体ドラム1上に残った約10%
のトナーはクリーニング装置5(清掃手段)で回収さ
れ、メインイレーサ6によって感光体ドラム1上の電荷
は全て取り除かれ、次のコピー動作に備えるように構成
されている。なお、転写・分離装置4のドラム回転方向
上流側には転写補助装置11が、現像装置3の上流側に
はサイドイレーサ14が、クリーニング装置5の上流側
には、感光体ドラム1上のカブリトナーを検出するため
のAIDC(オート・イメージ・デンシティ・コントロ
ール)センサ7がそれぞれ配置されている。
【0011】次に、このような画像形成装置におけるト
ナーリサイクルを選択的に行うようにしたリサイクル装
置について説明する。リサイクル装置は、クリーニング
装置5で回収されたトナーを廃棄トナー容器12(第1
の部位)もしくは現像装置3のリサイクルトナー供給口
3B(第2の部位、トナーホッパーや現像器を含む)に
選択的に搬送するために、第1搬送手段8A、及び第2
搬送手段8Bを備えている。感光体ドラム1及び現像装
置3は駆動モータ13Aにより駆動される。第1搬送手
段8Aは、駆動モータ13Aとは別の駆動モータ13B
によって駆動され、駆動モータ13Bの正回転/逆回転
によって、クリーニング装置5で回収されたトナーを、
廃棄する(矢印c方向)か、リサイクルする(矢印b方
向)かを行う。第2搬送手段8Bは、さらに別の駆動モ
ータ13Cによって駆動され、回収トナーを廃棄する時
にはトナー詰まりしないように、駆動モータ13Cをオ
フするか、1ウェイクラッチによって駆動が伝わらない
構成とされている。実施形態によるリサイクル装置での
回収トナーの廃棄又はリサイクル搬送路は図10(a)
に示すごとくになる。搬送手段には、例えば、回転駆動
されるスバイラル状の部材を用いることができる。
【0012】なお、上記第1搬送手段8A(トナー廃棄
時)は、請求項でいう第1の搬送手段に相当し、第1搬
送手段8A(トナーリサイクル時)及び第2搬送手段8
Bは、請求項でいう第2の搬送手段に相当する。また、
これら第1及び第2の搬送手段は、後述する回収トナー
の搬送負荷の検出結果に応じて、CPUを有したマイク
ロコンピュータ等の制御手段によって制御される。
【0013】次に、現像装置3について、ここでは、ト
ナーとキャリアで構成される2成分現像剤を用いる現像
装置3について説明する。現像装置3は、後述するリサ
イクルトナー供給率に応じたリサイクルトナーを搬入す
るリサイクルトナー供給口3Bと、搬送スクリュー8D
と、現像剤中のトナーを帯電させるバケットローラ3D
と、感光体ドラム1上の静電潜像にトナーを供給する磁
気ブラシ3Cと、磁気ブラシ3Cへの現像剤搬送量を規
制する規制ブレード3Dと、現像装置3内の現像剤中の
トナー濃度を検出するためのATDC(オート・トナー
・デンシティ・コントロール)センサ3Aとが設けら
れ、現像装置3の上部には新トナーを補給するサブホッ
パー10と、サブホッパー10内のトナー残量を検出す
る図示しない残量検知センサと、現像装置3に新トナー
を補給する補給ローラ10Bとが設けられている。AT
DCセンサ3Aの検出値に応じて、サブホッパー10よ
り新トナーが現像装置3へ補給され、また、図示しない
残量検出センサの検出値に応じて図示しないトナーボト
ルよりサブホッパー10の新トナー供給口10Aに新ト
ナーが供給される構成とされている。
【0014】そして、ATDCセンサ3Aの検出値がト
ナー濃度検出のために比較される基準制御電圧はリサイ
クルトナー供給率に応じて変化させられ、もって、リサ
イクルトナー供給率に応じて現像剤中の基準トナー濃度
が可変されるよう構成されている。また、現像剤中のト
ナー濃度を一気に変動させると画像品質が安定しないた
め、1回あたりの現像剤中のトナー濃度変更幅を制限す
るようにしている。
【0015】次に、転写補助装置11について説明す
る。転写補助装置11は、転写前チャージャ11Aと転
写前イレーサ11Bと、光量検出センサ11Cと、ガイ
ド部材11Dとから構成される。転写前チャージャ11
Aは、コロトロン方式を用いてAC+DCバイアスの電
圧を印加し、転写装置4Aの転写効率を高めるように、
感光体ドラム1上のトナー像にトナーと同極性側の電荷
を与える。また、転写前イレーサ11Bは、感光体ドラ
ム1上の電荷を減衰させ、感光体ドラム1と感光体ドラ
ム1上のトナー像との吸着力を低下させ、転写効率を高
めると共に、分離装置4Bで用紙を分離しやすいように
感光体ドラム1と用紙との吸着力を低下させ分離性能を
高めている。また、転写前イレーサ11Bには、光量検
出センサ11Cが配置され、同センサの検出値に応じて
電源電圧を調整し光量を一定に保つようにしている。
【0016】次に、AIDC(オート・イメージ・デン
シティ・コントロール)センサ7について説明する。A
IDCセンサ7は、作像条件に応じて予め設定されてい
るコピー枚数に達したコピー動作終了後に、感光体ドラ
ム1上のカブリトナーとトナー付着量を検出する動作を
行う。カブリトナー検出は、感光体ドラム1の裸面状態
時(トナーを現像させないようにした状態)において、
AIDCセンサ7に一定電流を流し、センサ出力がある
一定電圧になるようにAIDCセンサ7の制御基板の抵
抗値を選択し、選択された抵抗値と前回選択された抵抗
値とを比較して、その差に応じて、帯電チャージャー2
の電位(Vg)、磁気ブラシ3A(現像マグネットロー
ラ)の電位(Vb)の設定値を選択する。この選択によ
り、感光体ドラム1上のトナー濃度の変動が防止され
る。
【0017】以下、本実施形態の装置におけるトナーリ
サイクル制御動作を説明する。リサイクルトナーは、ト
ナーの流動性が低下している。この状態で、高速で連続
コピーや両面コピーを行うと、機内温度が上昇し、更に
トナー流動性が大きく低下する。そして、第1及び第2
搬送手段8A,8Bの羽根にトナーの付着が増加するこ
とで、トナーの凝縮物発生が多くなる。この凝縮物が停
滞することで、駆動モータのトルク出力が上昇する。
【0018】図3に第1及び第2の駆動モータ13B,
13Cのトルクとモータ出力電流値の関係を示し、ま
た、図4に駆動トルクによりリサイクルトナー供給率を
制御するフローチャートを示す。これらの図に示すよう
に、第1及び2搬送手段8A,8Bの各駆動モータ13
B,13Cのトルクがある所定のA値以下の場合、定常
トルク状態Iとする。定常トルク状態Iでは、リサイク
ルトナー供給率を100%に設定し(#3)、フルリサ
イクルとする。第1及び2駆動モータ13B,13C
は、それぞれトルクとモータの出力電流値の間には所定
の関係(トルクがA値のときに電流値c、トルクがB値
のときに電流値d)があり、どちらかトルクの大きい方
の駆動モータのトルクが、ある所定のA(A1,A2)
値より大きく、B(B1,B2)値より小さい場合に、
トルク状態IIとする。トルク状態IIでは、リサイク
ルトナー供給率を50%に設定し(#6)、ハーフリサ
イクルとし、回収とリサイクルを交互に繰り返す。駆動
モータ13B,13Cのいずれかのトルクが、B(B
1,B2)値より大きい場合は、トルク状態IIIとす
る。トルク状態IIIでは、リサイクルトナー供給率を
0%に設定し(#7)、トナーを全て回収し廃棄する。
実際の制御においては、それぞれモータ出力電流値のc
(c1、c2)、d(d1、d2)値を用いて、リサイ
クルか回収(廃棄)かの制御を行う。なお、上記では、
制御形態を3段階に分けたが、より多くの段階に分けて
実施してもよい。
【0019】上述した本実施形態のトナーリサイクル制
御では、 (1)搬送負荷、すなわち、駆動モータのトルクが上昇
した時に、トナーリサイクル供給率を少なくし(図11
参照)、駆動モータのトルクがある設定レベルを越えた
場合は、リサイクルを行わずに、回収トナーは全て廃棄
することで、凝縮物を現像装置内に送り込まないように
し、凝縮物による画像ノイズ発生を抑制できる。 (2)駆動モータのトルクが少し増えた段階で、第2搬
送手段8Bの駆動を止め、第1搬送手段8Aの駆動モー
タ13Bを逆回転させることでトナーを回収(廃棄)す
る。連続コピーや両面コピーを停止して、機内温度が低
下し、トルクが小さくなった時に、再度リサイクルを始
めるようにすれば、トナーを回収(廃棄)している間、
第2搬送手段8Bの管内にトナーが搬入されないので、
凝縮物が増加せず、凝縮物によるノイズが少なくなる。 (3)リサイクルトナー供給率を50%にすると、間欠
で回収/リサイクルを行うために、もし凝縮物が発生し
ていても、コピー1枚当たりの画像ノイズ発生確率が減
り、実用上問題にならないレベルで画像品質が保てる。
【0020】図5にトナーの回収とリサイクル時のタイ
ムチャートを示す。 (1)回収からリサイクルに切り替える場合に、第1の
搬送モータ13B(第1搬送手段8A)の駆動時間
(f)を、感光体ドラム1及び現像装置3の駆動時間
(e)より長くする。ここに、e<fの関係を持つ。こ
れにより、第1搬送手段8Aの管内の残トナーが全て回
収されるので、凝縮物発生の可能性の高いトナーを回
収、廃棄するすることで、コピー品質を維持することが
できる。 (2)第2の駆動モータ13C(第2搬送手段8B)の
搬送部は、本例のように単独モータ駆動の場合、第1搬
送手段8Aが回収(廃棄)している間、第2搬送手段8
Bの駆動モータ13Cを間欠駆動させ、凝集物を現像装
置3内に送り込み、搬送路(管)内の残留トナーをなく
す。この間欠駆動では、第2搬送手段8Bの駆動モータ
13Cを適宜の周期をもって数秒間(g)だけ駆動し、
この駆動/停止を数サイクル繰り返す。ここに、e>>g
の関係を持つ。これにより、残留トナーを現像装置内に
少しずつ送り込む。搬送手段の管内のトナーを完全に排
出することで、凝縮物の発生を抑制することができ、画
像ノイズ発生の確率を大幅に削減できる。また、後述の
図9に示す変形例のように、第2搬送手段8Bが1ウェ
イクラッチを介して駆動される構成の場合、第1搬送手
段8Aがトナー回収(廃棄)している間は、第2搬送手
段8Bは搬送駆動しない(図5の最下段)。
【0021】図6に装置の操作パネル部の正面を、図7
にその表示の一例を示す。操作パネル部27には、液晶
表示パネル28、その他各種キー等が設けられ、液晶表
示パネル28には、図7に示すような現像プロセス回り
の略図を表示し、装置の動作状態がリサイクル状態か回
収状態かをユーザに視認可能とする。すなわち、動作状
態に対応して、リサイクル表示LED(18A)、回収
表示LED(18B)、シャッター開表示LED(18
C)が点灯される。これらの制御は、各種検出手段によ
る検出結果に基づいてマイクロコンピュータにより点灯
表示される。
【0022】図8に第2搬送手段8Bのシャッター付近
の構成を示す。本実施形態では、第2搬送手段8Bの通
路途中に、感光体や現像剤の交換作業等のメンテナンス
作業時にトナーが飛散するのを防止するための開閉自在
なシャッター16が配置され、このシャッター16の開
閉を検知するセンサ19が現像装置3に設けられてい
る。シャッター16が閉まっている時は、トナーをリサ
イクルしないで、全てを回収・廃棄することでコピーを
取れるようにする。検知センサ19は、マイクロスイッ
チの他、近接センサ、フォトセンサ等、他の検知素子を
用いてもよい。上記のようにリサイクル用搬送路中に開
閉自在なシャッターを設けた装置においては、サービス
マンがメンテナンス作業後に、もしシャッターを閉じた
まま、コピーを取った場合、搬送を行う駆動トルクが上
昇し、凝縮物が発生する問題があるが、上記のような液
晶表示パネル28にシャッターの開閉状態を表示させる
ことで、容易に状態を確認することができ、上記のよう
な問題が生じることはなくなる。
【0023】図9には、変形例による搬送手段の構成を
示す。ここでは、第2の搬送手段8Bの駆動に、モータ
を使用せず、第1搬送手段8Aからの駆動をソレノイド
17を用いたクラッチを介して伝達するようにしてい
る。その他の構成は、上述の実施形態と同等である。
【0024】なお、本発明は上記実施形態の構成に限ら
れず種々の変形が可能である。例えば、リサイクル搬送
路の構成は、図10(b)に示すように、第1搬送状態
8Aと第2搬送手段8Bの間に切替弁8Eとトナー廃棄
容器12を設け、切替弁8Eの切り替えにより、回収ト
ナーをリサイクル時には第2搬送手段8Bに、廃棄時に
はトナー廃棄容器12に搬送するようにしてもよい。ま
た、上記実施形態では、感光体ドラム1上の残留トナー
を回収する場合を示したが、感光体ドラム1に限られ
ず、感光体ベルトや中間転写ドラム/ベルトのトナーを
クリーニングして回収する場合でもよい。また、クリー
ニング装置5において、トナー回収はブレードを用いて
行うのみならず、ブラシやローラ、又はそれらの複合で
行うものであっても構わない。また、現像装置3の構成
も各種の形態を採用し得る。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、回収トナ
ーの搬送負荷を検出し、その検出結果に応じて、第1及
び第2の搬送手段を制御することで、リサイクルトナー
供給率を制御するようにしたので、回収トナーの流動
性、つまり、回収トナーの劣化状況に対応してリサイク
ルトナー供給率を適正に制御でき、従って、トナーの凝
縮物が現像装置に送り込まれること低減でき、凝縮物に
よる画像ノイズの発生を抑制でき、高品位な画像を形成
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による画像形成装置のプロ
セス部の構成図。
【図2】 実施形態におけるリサイクル装置の上面図。
【図3】 実施形態におけるモータトルクとモータ出力
電流値との関係図。
【図4】 実施形態における駆動トルクによるリサイク
ルトナー供給率を制御するフローチャート。
【図5】 実施形態における駆動のタイミングチャー
ト。
【図6】 実施形態における操作パネルの上面図。
【図7】 実施形態における操作パネルの表示例を示す
図。
【図8】 実施形態における第2搬送手段のシャッター
付近の斜視図。
【図9】 他の実施形態による第2搬送手段周辺の上面
【図10】 実施形態及びその変形例による搬送路を示
す図。
【図11】 トナーリサイクル率とトルクの関係図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 3 現像装置 3B リサイクルトナー供給口(第2の部位) 5 クリーニング装置 8A 第1搬送手段 8B 第2搬送手段 8C 第3搬送手段 10 サブホッパー 12 廃棄トナー容器(第1の部位) 13A 感光体ドラム・現像装置の駆動モータ 13B リサイクル装置の駆動モータ 13C リサイクル装置の駆動モータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像担持体と、 前記画像担持体の表面を清掃する清掃手段と、 前記清掃手段により回収した回収物を第1の部位に搬送
    する第1の搬送手段と、 前記清掃手段により回収した回収物を第2の部位に搬送
    する第2の搬送手段と、 前記第1及び第2の搬送手段の少なくとも一つの搬送負
    荷を検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて、第1及び第2の搬送
    手段を制御する制御手段と、からなることを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像担持体と、 前記画像担持体の表面を清掃する清掃手段と、 前記清掃手段により回収した回収物を第1の部位に搬送
    する第1の搬送手段と、 前記清掃手段により回収した回収物を第2の部位に搬送
    する第2の搬送手段と、 前記第1及び第2の搬送手段の少なくとも一つの搬送負
    荷を検出する検出手段と、からなる画像形成装置におけ
    る制御方法であって、 前記検出手段により搬送負荷を検出する第1のステップ
    と、 前記検出手段の検出結果が所定値よりも大きい場合に
    は、第1の搬送手段の搬送割合を第2の搬送手段の搬送
    割合よりも多くする第2のステップとからなることを特
    徴とする画像形成装置の制御方法。
JP10258223A 1998-08-25 1998-09-11 画像形成装置 Pending JP2000089635A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10258223A JP2000089635A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 画像形成装置
US09/379,469 US6167211A (en) 1998-08-25 1999-08-24 Image forming apparatus having a function for recycling collected toner and control method thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10258223A JP2000089635A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000089635A true JP2000089635A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17317237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10258223A Pending JP2000089635A (ja) 1998-08-25 1998-09-11 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000089635A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005156721A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Ricoh Co Ltd トナー搬送・回収装置およびこれを備える画像形成装置
JP2007328040A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Ricoh Co Ltd 粉体回収装置、並びにこれを備える画像形成装置
US8934793B2 (en) 2012-07-09 2015-01-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner-state predicting device, method, and storage medium
JP2018031856A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 富士ゼロックス株式会社 現像剤供給装置及び画像形成装置
JP2018116127A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005156721A (ja) * 2003-11-21 2005-06-16 Ricoh Co Ltd トナー搬送・回収装置およびこれを備える画像形成装置
JP4532881B2 (ja) * 2003-11-21 2010-08-25 株式会社リコー トナー搬送・回収装置およびこれを備える画像形成装置
JP2007328040A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 Ricoh Co Ltd 粉体回収装置、並びにこれを備える画像形成装置
US8934793B2 (en) 2012-07-09 2015-01-13 Fuji Xerox Co., Ltd. Toner-state predicting device, method, and storage medium
JP2018031856A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 富士ゼロックス株式会社 現像剤供給装置及び画像形成装置
JP2018116127A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7917053B2 (en) Image forming and toner cleaning apparatus and method
US5508793A (en) Developing device having toner recycling means and toner concentration controller
JP2000089635A (ja) 画像形成装置
JP2631374B2 (ja) 画像形成装置
JP5380126B2 (ja) トナー付着量検出方法及びカラー画像形成装置
JP3553817B2 (ja) 画像形成装置
JP3398486B2 (ja) 画像形成装置
JPH10177300A (ja) 電子写真装置及び現像剤排出方法
JPH08297405A (ja) 画像形成装置
JP3794526B2 (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP2009008986A (ja) 現像装置及び画像形成装置
JP3310128B2 (ja) 画像形成装置
JP2005049672A (ja) カラー画像形成装置のカラートナー強制消費方法
JP3807531B2 (ja) 画像形成装置
JP3972483B2 (ja) 画像形成装置
JP2003287940A (ja) 帯電装置及び画像形成装置
JP2000089530A (ja) 画像形成装置
JP2018180102A (ja) 画像形成装置
JP2004045889A (ja) 画像形成装置
JP4174308B2 (ja) 画像形成装置
JPH0772774A (ja) クリーナレス画像形成装置
JPH1115346A (ja) 画像形成装置
JPH08292696A (ja) 電子写真画像形成装置におけるトナー回収量検知方法
JP3016736B2 (ja) 画像形成装置
JP2013064782A (ja) 現像装置、およびそれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041222

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050614

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051025

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060404

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060928