JP2000088774A - 被検査物識別装置 - Google Patents

被検査物識別装置

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JP2000088774A
JP2000088774A JP10274284A JP27428498A JP2000088774A JP 2000088774 A JP2000088774 A JP 2000088774A JP 10274284 A JP10274284 A JP 10274284A JP 27428498 A JP27428498 A JP 27428498A JP 2000088774 A JP2000088774 A JP 2000088774A
Authority
JP
Japan
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bottle
ray
inspected
image
rays
Prior art date
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Application number
JP10274284A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Tanaka
一宏 田仲
Yasushi Tsuji
康史 辻
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボトルの形状に拘らずに被検査物をより確実
に識別可能な被検査物識別装置を提供する。 【解決手段】 上記課題は、ボトル8cにX線を照射す
るX線発生装置1と、X線発生装置1と対向配置されボ
トル8cの透過X線を検出するX線検出部3と、X線検
出部3によって検出された透過X線からX線画像を表示
する画像表示部6と、画像表示部6によって表示された
X線画像からボトル8cを識別する画像判定部5とを備
えたことで解決される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリビニルクロラ
イド(PVC)製ボトルとポリエチレンテレフタレート
(PET)製ボトル等の被検査物を識別する被検査物識
別装置に係り、特にX線検出技術を採用してより的確に
識別可能な被検査物識別装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、リサイクル施設では、大量のジュ
ースや調味料等の使用済のPET製ボトルを再資源化す
ることが急務となっている。また、これら使用済ボトル
の中にはPET製ボトルに類似したPVC製ボトルもあ
り、PVC製ボトルを誤って燃やすとダイオキシン等の
有害物質が出る。そこで、PETボトルとPVCボトル
との識別は確実に行わなければならない。
【0003】このようなPVC製ボトルとPET製ボト
ルの識別は赤外線を検出技術として用いていた。PVC
製ボトルとPET製ボトルは、赤外線の吸収量が異なる
ので識別可能であった。その識別方法は、各々のボトル
をコンベアベルト等で、赤外線と赤外線受光センサの間
を通し、各々のボトルに赤外線を照射し、各々のボトル
を透過した赤外線を検出し画像化していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、赤外線
では成型されたボトルでないと充分に検査しにくい、つ
まり粉砕されたボトルの破片は赤外線を遮るのに必要な
赤外線透過厚さがないために充分に検査しにくいという
問題があった。また、上記赤外線を用いた破片とボトル
を人手を介して分別するのは煩雑であるという問題があ
った。
【0005】本発明はこれらの問題の少なくとも一つを
解決するためになされたものであり、その目的は、ボト
ルの形状に拘らずに被検査物をより確実に識別可能な被
検査物識別装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、被検査物に
X線を照射するX線源と、このX線源と対向配置され前
記被検査物の透過X線を検出するX線検出器と、このX
線検出器によって検出された透過X線からX線画像を構
成する画像処理部と、この画像処理部によって構成され
たX線画像から前記被検査物を識別する手段とを備えた
ことを特徴とする被検査物識別装置によって達成され
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の被検査物識別装置の実施
の一形態について図面を用いて説明する。図1は本発明
の被検査物識別装置の構成例を示すブロック図である。
X線発生装置1はX線を発生させるものである。コンベ
アベルト2はボトルを搬送するものでX線を透過する材
質である。X線検出部3はX線減弱信号を電気信号に変
換するたとえばX線ラインセンサにより構成されてい
る。制御装置4はX線照射条件,画像判定部5のパラメ
ータ設定,排斥手段7の排斥タイミングを制御する。画
像判定部5では、X線検出部3より出力されるX線減弱
信号を512×640×12bitの濃淡画像に画像構
成し、2値化等の処理を行い画像判断を行い、画像表示
部6に表示されると同時に制御装置4に判定結果を出力
する。PVC製ボトルを検出したと判定したときには、
制御装置4より識別部7に信号を出力し、識別部7によ
り、コンベアベルト2より排斥される。
【0008】図2は、判別処理の原理を説明する図であ
る。PVC製ボトルはPET製ボトルよりもX線吸収が
大きいため、濃い画像データとして処理される。PET
製ボトルでも口金部や底部および周辺はX線減弱がPV
C製ボトルと同等になる。このため、単純なX線減弱の
差による選別ではPET製ボトルをPVC製ボトルと誤
判定してしまう。これを避けるため、所定レベルよりも
濃度差の大きい画素数を数え、口金や底部に相当するサ
イズ(画素数)以上をPVCと判断する処理を加えると
口金よりも小さなPVCの破片はPVCと判断されなく
なってしまう。そこで、検出体の面積にしめるPVCと
同等レベルの割合によりしきい値処理を行う。
【0009】まず、オリジナル濃淡画像をPET製ボト
ルの全体を「濃」と判別する所定閾値aで2値化し、濃
部の画素を計測することで画像の大きさを判断する。a
の閾値で画像の大きさを計測するとPVC製の画素数は
Aとなり、PETはA’となる。次にPET製ボトルの
口金部、周辺部のみが「濃」と判別されるような閾値b
で2値化し、濃部の画素を計測することで画像の大きさ
を判断する。この時、PVCはB,PETはB’とな
る。閾値aとbのときの各々の画素数の比を計算し、あ
る比率C以上をPVCと判断し信号を出力する。PVC
製ボトルはa,bの閾値での2値化によっても、その画
素数は変わらない。PVCのときは、C≦B/Aとな
り、信号出力する。PETでは、C>B’/A’とな
る。
【0010】このような処理を行うことにより、小片の
PVCであっても切り捨てず判定できるためボトルと粉
砕時にでる破片の両方を一緒に選別することができる。
以上のように本実施形態によれば、リサイクル施設での
PVC製ボトルとPET製ボトルの選別の際、事前の破
片とボトルの選別が不要となり、処理が容易でかつ正確
となる。
【0011】
【発明の効果】本発明は、ボトルの形状に拘らずに被検
査物をより確実に識別可能な被検査物識別装置を提供す
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被検査物識別装置の構成例を示すブロ
ック図。
【図2】判別処理の原理を説明する図。
【符号の説明】
1 X線発生装置 3 X線検出部 4 制御装置 5 画像判定部 6 画像表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査物にX線を照射するX線源と、こ
    のX線源と対向配置され前記被検査物の透過X線を検出
    するX線検出器と、このX線検出器によって検出された
    透過X線からX線画像を構成する画像処理部と、この画
    像処理部によって構成されたX線画像から前記被検査物
    を識別する手段とを備えたことを特徴とする被検査物識
    別装置。
JP10274284A 1998-09-11 1998-09-11 被検査物識別装置 Pending JP2000088774A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284294A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Kansai Electric Power Co Inc:The 電解コンデンサの劣化診断装置および劣化診断方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006284294A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Kansai Electric Power Co Inc:The 電解コンデンサの劣化診断装置および劣化診断方法

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