JP2000088732A - 排尿の一定量を蓄尿して尿量、尿比重を測定する排尿の自動測定装置。 - Google Patents

排尿の一定量を蓄尿して尿量、尿比重を測定する排尿の自動測定装置。

Info

Publication number
JP2000088732A
JP2000088732A JP10274302A JP27430298A JP2000088732A JP 2000088732 A JP2000088732 A JP 2000088732A JP 10274302 A JP10274302 A JP 10274302A JP 27430298 A JP27430298 A JP 27430298A JP 2000088732 A JP2000088732 A JP 2000088732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urine
specific gravity
actuator
cup
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10274302A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Nishimura
耕一 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10274302A priority Critical patent/JP2000088732A/ja
Publication of JP2000088732A publication Critical patent/JP2000088732A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排尿の一定量を蓄尿して尿量、尿比重を測定
する測定装置。 【解決手段】 器体内に上下に設けたアーム間に設けた
軸を左右に回動自在とした回動アーム部と前記回動アー
ムに固定した固定支軸に上下するように取付けたアクチ
ュエータと、アクチュエータに温度センサーを付設し、
かつ尿の吸入スポイト、又はポンプを下設し、その下部
に器体床板上に設置したロードセル及びロードセルのバ
ーコード装置を設けると共に測定器具の自動洗浄装置を
設けたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医療用の機器装置に
おいて、排尿の一定量を蓄尿して、その尿量、尿比重を
測定する排尿の自動測定装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】出願人はさきに特許第2640075号
による尿比重及び尿量の自動計測装置を開発し、特許権
を取得したが患者の病状により採尿した尿を全部廃棄し
ないで、排尿毎に一定量(3%、4%、5%、8%)を
採尿コップに蓄えて置き蓄尿した一日分を良く混合して
検査することがある。しかし医療現場におけるこのよう
な検査方法は看護婦等による人為的な検査手段に頼って
いたので衛生上又検査技術的に立ち遅れた医療体制であ
ったので患者の病状の内容が如実に示される尿を検体と
して計測しこれを自動的にかつ正確な医療データとして
把握できる有効な医療機器装置が望まれていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】出願人は上述した見地
から排尿の一定量を蓄積しその蓄尿より尿量、尿比重の
測定について医療技術的に充分実施可能な自動測定装置
を開発したものでさきに取得した上記特許権の医療技術
に基づいて技術的に又衛生的にも充分配慮した自動測定
装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する手
段としては、装置器体の壁板に設けた上下取付枠より器
体前面に張出した上下アーム間に回動主軸と固定支軸を
上下方向に設けた回動アーム部と、前記回動アーム部の
固定支軸を介して器体前面に突設して上下に作動するア
クチュエータと、そのアクチュエータに設置した取付基
板に設けた温度センサーを介して基板に下設したスポイ
ト又は自動による吸入ポンプと、前記スポイトもしくは
ポンプ下部に器体底板上に設置するロードセル及びその
ロードセルにセットした採尿コップ内の尿量尿比重を算
出するバーコードリーダを設けた測定部と、測定後にお
ける前記スポイトもしくはポンプの超音波による洗浄装
置とよりなることを要旨とする排尿の一定量より尿量尿
比重を測定する排尿の自動測定装置に係るものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下本発明の実施例について図示説明する。
図1は本発明の尿量、尿比重の測定の要部を示す第1実
施例、図2は同じく他の測定法を示す第2実施例、図3
は本発明装置の全体斜視図である。まず図3の全体斜視
図において、10は本発明測定装置、3は排尿コップ1
9の出入セット部、4は表示部、5は測定用のスタート
スイッチ、6はカセット35の収納部である。次に図1
の第1実施例について説明する。図1は尿量尿比重の測
定要部を示すもので器体1の内壁板2の上下に取付けた
上下アングル7、7にアーム8、8を装置本体の前部方
向に回転軸9を介して回動自在に取付ける。12、12
は上下アーム間に固定した固定支軸である。11は回転
軸の回転用モータ、13は固定支軸12に装着したアク
チュエータでアーム8、8により左右に回動し又固定支
軸12を上下可動する。14は上下用モータである。な
おアクチュエータには温度センサー15を吊下げた円形
の基板16を取付けると共に、その下部に容器別に設定
した容器の異なる複数の尿の吸入スポイト17a、17
b、17c、17dを下設する。吸入スポイト17a〜
17dの下部には測定装置の床面に設置したcpu制御
のロードセル18上に尿コップ19を載置し排尿の一部
を蓄積した尿uをスポイト17a〜17dにより一定量
を吸入し尿コップ内の尿量、尿比重等をバーコードリー
ダで計測し表示部4にデジタル表示する。20はバコー
ドリーダ、21は回転モーターでアクチュエータに下設
した吸入スポイト17a〜17dを左右に回動する。2
2は吸入スポイトのバルブである。
【0006】次に図1の第1実施例による尿の測定方法
について説明すれば、患者によって排尿量を異にするた
め、予め数種例えば採尿量を定めた3cc、5cc、8
cc、10ccと設定してスポイト17a〜17dを1
6の円形の基板に対角に配列しバーコードの指示により
スポイトを自動的に回転させて22のバルブに連結させ
て尿コップの中にスポイトを降す。この時バルブは開い
ているので、開いたバルブよりスポイトの中に尿が流入
する。一定量の採尿後バルブは閉鎖しスポイトを尿コッ
プから引上げる。ロードセル上に尿コップが乗ったとこ
ろで尿コップの風袋を補正した尿量が予め計測されてい
るのでスポイトによる採尿後の尿の重量が自動的に計算
される。スポイトに入る尿の容量はあらかじめスポイト
によりそれぞれ設定されているため下記の計算式から比
重を割り出す。即ちスポイト内の尿の重量÷スポイト内
容量=尿比重であるので、例えば尿の重量が4.1g÷
4(%)(基準値)=1.025(比重)のとき基準値
となる水の容量は4ccであるので比重=1.025が
尿の比重となる。風袋を補正した最初の尿の重量×比重
=コップ内尿容量である。このように尿量と尿比重が計
算される。尿計測後スポイトをコップより引上げてアク
チュエーターを回転させ装置内のカセット上に移動させ
バルブを開くと尿はカセットに流入し一部尿が蓄尿され
る。尚尿の計測については、医学的に尿の比重は尿の温
度が15℃の時を基準としているため計測した時の尿の
温度との差によって尿の比重も変るので計測した時の尿
の温度で計った計算値を15℃の計算値に補正してcp
uに入力すると正確なデータとして測定される。
【0007】図2は第2実施例で第1実施例と相異する
点を示せば第1実施例はあらかじめ容量を設定した複数
のスポイトにより採尿した装置に対し第2実施例は1本
のポンプ24をアクチュエータ23にとりつけ、ポンプ
シャフト25に取付けたアーム26をポンプ駆動部27
の駆動軸28に軸着し、モータ29でロードセル30上
にセットした採尿コップ31より尿uを自動吸入しバー
コードリーダ32で尿量尿比重をロードセルのcpuに
よりそれぞれ風袋補正、温度補正をする測定方法は実施
例と同一方法で計測する。
【0008】第2実施例による測定方法を説明すれば、
採尿コップ31をロードセル30に載置し風袋を補正し
て尿uの総量を計測する。次にバーコードリーダ32に
入力された採集する尿の量の指示に従って注射器状のポ
ンプ23を採尿コップ31に差し込み尿を吸い上げる。
例えば3cc採尿する場合はポンプ24で吸い上げて総
量より3cc減量した時点でポンプが停止し、ポンプを
引き上げる。この場合ポンプ24をコップ31内の尿u
に差し入れた時に増した重量はロードセルのcpuによ
り補正され、かつ3ccの尿が採尿コップ31より抜き
取られた後の重量が、ロードセル30により計測される
最初の尿の総量と3ccを抜き取った後の尿の重量から
尿の比重が算出される。尿の比重が計測されゝば最初の
尿重量を比重で除して尿の容量を算出し表示部4にデジ
タル表示される。
【0009】実施例1、実施例2による尿量、尿比重の
測定により尿に浸漬した吸入スポイト17、ポンプ24
に附着した尿は図3の本体測定装置内に設置した超音波
洗浄槽33内で洗浄しバルブ34より排出する。抜き取
った尿は装置内カセット35に入れ替えて本体装置内に
医療検液として保存する。
【発明の効果】本発明は上述の通り、排尿を検体とする
医療手段において尿が温度により比重を異にする液質を
把握しこれを温度センサーにより正確にデータとして計
測した上で、排尿の一定量を蓄尿して尿量尿比重を測定
する排尿による患者の病状の診断の資料となるデータを
提供する自動測定装置機器として極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の測定部を示す第1実施例図である。
【図2】本発明の第2実施例の測定要部図である。
【図3】本発明装置の全体概要斜視図である。
【符号の説明】
1 器体 2 内壁板 3 排尿コップ出入セット部 4 表示部 5 スタートスイツチ 6 カセット収納部 7 アングル 8 アーム 9 回転軸 10 測定装置 11 回転用モータ 12 固定支軸 13 アクチュエータ 14 上下用モータ 15 温度センサー 16 基部アーム 17a〜17d 吸水スポイト 18 ロードセル 19 排尿コップ 20 バーコードリーダ 21 回転モータ 22 バルブ 23 アクチュエータ 24 ポンプ 25 ポンプシャフト 26 アーム 27 ポンプ駆動部 28 駆動軸 29 モータ 30 ロードセル 31 採尿コップ 32 バーコードリーダ 33 超音波洗浄槽 34 バルブ 35 カセツト u 尿

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置器体内壁板に設けた上下取付枠より
    器体前面に張出した上下アーム間に軸着して上下アーム
    を回動する回動軸及び回動するアームに支持した固定支
    軸とよりなる回動アーム部と、前記回動アーム部の固定
    支軸に取付けられて上下に可動するアクチュエータと、
    そのアクチュエータに下設した尿の吸入装置と、吸入装
    置下部に器体床板上にcpu制御によるロードセル及び
    バーコード装置とより排尿の一定量を蓄尿した採尿コッ
    プ内の尿量、尿比重等を計測する計測装置及び計測機器
    の洗浄装置と、前記計測した採尿をカセットに検体とし
    て保存するようにしたことを特徴とする排尿の一定量を
    蓄尿し、これにより尿量、尿比重を測定する排尿の自動
    測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアクチュエータに下設し
    た尿の吸入装置において、アクチュエータに温度センサ
    ーを吊設した基板を回動可能に設け、この基板にそれぞ
    れ一定量の尿を吸入するスポイトを複数本下設してそれ
    ぞれ採尿量の吸入装置としたことを特徴とする排尿の一
    定量を蓄尿し、これより尿量、尿比重を測定する排尿の
    自動測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアクチュエータに下設し
    た尿の吸入装置において、アクチュエータに温度センサ
    ーを付設させた単数の吸入ポンプを下設して採尿するよ
    うに構成したことを特徴とする排尿の一定量を蓄尿し、
    これより尿量、尿比重を測定する排尿の自動測定装置。
JP10274302A 1998-09-11 1998-09-11 排尿の一定量を蓄尿して尿量、尿比重を測定する排尿の自動測定装置。 Pending JP2000088732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10274302A JP2000088732A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 排尿の一定量を蓄尿して尿量、尿比重を測定する排尿の自動測定装置。

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10274302A JP2000088732A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 排尿の一定量を蓄尿して尿量、尿比重を測定する排尿の自動測定装置。

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000088732A true JP2000088732A (ja) 2000-03-31

Family

ID=17539759

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10274302A Pending JP2000088732A (ja) 1998-09-11 1998-09-11 排尿の一定量を蓄尿して尿量、尿比重を測定する排尿の自動測定装置。

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000088732A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102865912A (zh) * 2012-09-07 2013-01-09 珠海沃姆电子有限公司 动态尿液监测器及动态尿液监测仪
US10987666B2 (en) 2014-11-10 2021-04-27 Chemspeed Technologies Ag Metering apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102865912A (zh) * 2012-09-07 2013-01-09 珠海沃姆电子有限公司 动态尿液监测器及动态尿液监测仪
US10987666B2 (en) 2014-11-10 2021-04-27 Chemspeed Technologies Ag Metering apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102865912B (zh) 动态尿液监测器及动态尿液监测仪
EP3273864B1 (en) Urine specimen collection system
US9381108B2 (en) Device for the analysis of urine
US4865046A (en) Serial drain collector
CN105334333A (zh) 一种易于更换乳胶试剂的全血测量仪和自动进样装置
JP3742580B2 (ja) 自動蓄尿検査装置
JPH0257240A (ja) 尿収集モニター
JP2000088732A (ja) 排尿の一定量を蓄尿して尿量、尿比重を測定する排尿の自動測定装置。
WO2013185398A1 (zh) 集尿装置
JP2001305133A (ja) 尿検査装置
JP4694732B2 (ja) 尿自動測定装置
CN209653065U (zh) 一种适用于临床上方便准确的检测尿量的马桶
JPH05107246A (ja) 尿の計量的検査方法、分取方法及び装置
JP2000314736A (ja) 蓄尿装置による尿量の一定比率を検体として採取する尿量、尿比重の自動測定方法及びその装置。
JPH01155267A (ja) 尿の分取と計量的検査を行なう方法
JP3033679U (ja) 尿測定装置の自動注入機
JPH085630A (ja) 液分取装置
JP2003084000A (ja) 尿分注方法及び装置
JP2530996B2 (ja) 尿比重測定・分注手段を備えた尿測定装置および尿測定装置の尿比重測定・分注方法
JP3752176B2 (ja) 自動蓄尿検査装置
JP2003043034A (ja) 自動蓄尿検査装置
CN219770625U (zh) 尿液分段留取装置
CN221100388U (zh) 一种食物含水量称重仪
CN215778252U (zh) 留24小时尿容器
JP2003004731A (ja) 自動蓄尿検査装置