JP2000088254A - ガス器具の警告表示装置 - Google Patents

ガス器具の警告表示装置

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JP2000088254A
JP2000088254A JP10280554A JP28055498A JP2000088254A JP 2000088254 A JP2000088254 A JP 2000088254A JP 10280554 A JP10280554 A JP 10280554A JP 28055498 A JP28055498 A JP 28055498A JP 2000088254 A JP2000088254 A JP 2000088254A
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JP
Japan
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temperature
abnormal
color
display device
gas appliance
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Pending
Application number
JP10280554A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tsukamoto
豊 塚本
Hiroshi Suzuki
弘 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Seisakusho Co Ltd
Kashiwa Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Asahi Seisakusho Co Ltd
Kashiwa Kagaku Kogyo KK
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Publication date
Application filed by Asahi Seisakusho Co Ltd, Kashiwa Kagaku Kogyo KK filed Critical Asahi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガス器具の安全使用のための警告を使用者に
明確に伝える。 【構成】 正常な使用状態における温度では色が変化せ
ず、異常な温度にまで加熱されたときに色が変化し、異
常を視覚的に警告する感温表示部15を、使用者の目に
触れやすい箇所に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異常な使用状態を
継続した結果、ガス容器が異常に加熱され、破裂等の危
険な事態に到るのを防止するためのガス器具の警告表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】円筒形の小型ガス容器を使用したガス器
具であって、同容器収納部とバーナー部分とを隣接配置
したガスこんろは取扱いが簡単であることから広く使用
されている。この種のガス器具は正常に使用されていれ
ば容器収容部の温度が異常に高くなることはない。しか
し、鉄板を用いた空炊きや、バーナーに比較して過大な
鍋類の使用、或いは土鍋で石焼き芋を作るなどの異常使
用を行なうと容器収納部が熱せられて異常に高温となり
危険である。
【0003】このような行為が危険なことは製品に付属
した取扱説明書でも指摘していることであるけれども、
危険であることを疑わずにいる者に対して警告する手段
は未だ講じられていない。警告の方法としては音声又は
光(視覚)によるものが考えられる。しかし音声による
場合、ブザーでは抽象的となり、メッセージでは聞き逃
すおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に着
目してなされたものであり、その課題は、安全な使用に
つながる警告を明確に使用者に伝えることができるよう
にする点にある。
【0005】また本発明の他の課題は、ガス器具使用上
の安全に対して、安価に警告を表示することができるよ
うにする点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、正常な使用状態における温度では変化せ
ず、ガス容器の破裂等の危険が生じ得る異常な温度に加
熱されたときに、その異常温度によって色が変化し、異
常を視覚的に警告する感温表示部を異常な使用条件下で
も使用者の目に触れやすい箇所に設けるという手段を講
じたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に係るガス器具の警告表示
装置は、異常な使用状態が続いた結果、ガス容器11が
異常に加熱され、破裂等の危険な事態に到るのを防止す
るためのものである。
【0008】そのため、本発明は、正常な使用状態にお
ける温度では変化せず、ガス容器の破裂等の危険が生じ
得る異常な温度に加熱されたときに、その異常温度によ
って色が変化し、異常を視覚的に警告する感温表示部を
設ける。感温表示部は、器具本体やガス容器の着脱用の
開閉カバー或いは汁受け皿等、ガス器具10の外面に設
ける。
【0009】感温表示部の態様としては、正常な使用状
態の色が背景色つまり上記ガス器具10の各部の地色と
同系色で、異常により変色するものであるのが最も効果
的である。しかし、背景色と一致したものとすることが
できない場合もあるので、感温表示部の色はケースバイ
ケースで決めることができる。
【0010】このような感温表示部には、感温変色性の
物質から成る塗料が使用できる。上記物質には例えば特
開平3−76786号として開示されている感温変色性
組成物等がある。
【0011】
【実施例】実施例に示すガス器具10は、ガス容器11
をセットする容器収容部とバーナー部12とが隣接配置
されたもので、容器収容部カバー13を開閉してガス容
器11を交換することができる。操作用の摘み14は、
通常、本体正面の片側に配置されるので、容器収容部に
かからない程度の直径を持った鍋等であれば、火力の調
節のために摘み14を操作しても熱気を感ずることはな
く、ガス容器11も異常に加熱されることはない。
【0012】これに対して非常に大きな鍋であるとか、
或いは複数のガス器具10を覆うような大きさの鉄板等
を使用すると、ガス器具全体が加熱され、しかも放熱が
制限されるため異常加熱状態となり得る。その結果、ガ
ス容器11も同様に異常加熱され、最悪の場合には破裂
に到る。
【0013】本発明は、正常な使用状態における温度で
は変化しないが、ガス容器11の破裂等の危険が生じ得
る異常な温度に加熱されたときに、その異常温度によっ
て色が変化し、異常を視覚的に警告する感温表示部15
をガス器具10に背景色と同色で設ける。感温表示部1
5は、温度によって色が顕著に変化する物質を用いて形
成する。
【0014】図示の実施例の感温表示部15は、前記危
険範囲に属する設定温度に達すると変色し、異常な加熱
の原因が取り除かれ正常な温度に戻ると元の色に戻る可
逆性を有する前記の物質を使用している。このような物
質は塗料や樹脂材料の形で使用することができる。図示
の実施例として示されている2種の感温表示部15−
1、15−2の一方15−1は色だけが変化する塗装面
から成り、他方15−2は設定温度に達すると文字が浮
き出すラベルから成る。文字表示部15−2は、危険を
知らせる内容16と、危険に対処するための措置17と
を有する。
【0015】このような感温表示部15は、異常な使用
条件下でも、特に使用者の目に触れやすい箇所に設け
る。異常な使用状態下にある鍋等によっても隠されな
い、ガス器具10の正面や、上面の側方部分、側面等
は、本発明における特に使用者の目に触れやすい箇所に
該当する。
【0016】背景色と同系色とすることにより、図1に
示すように、正常な使用状態下では特別の色や紋様はガ
ス器具にあらわれず、異常な温度に加熱されたときに、
図2に示すように表示があらわれて、ガス器具10自体
の外観が劇的に変化するので、警告の効果もより大きな
ものとなる。各図の輪郭は表示部15の存在位置を示す
もので、実際にはなくても良い。
【0017】以上の例のほか、文字表示部をシールでな
くステンシル方式で形成すること、及び逆に色だけが変
化するラベルを器具本体に貼付することも実施可能であ
る。また、ガス器具の本体全周を表示部として、異常な
設定温度に達するとガス器具10が、例えば真っ白から
真っ赤に変化するものも効果的であろう。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成されかつ作用す
るものであるから、視覚によって異常な使用条件下にあ
ることを明確に使用者に伝え、安全な使用を促すことが
できるという効果を奏する。また本発明によれば塗装ま
たは印刷等の手段によって比較的安価に効果的な警告を
表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明に係るガス器具の警告表示装置の
作動前の状態を示す平面図。 (b)同じく正面図。
【図2】(a)図1のものの作動後の状態を示す平面
図。 (b)同じく正面図。
【図3】文字表示部の内容の1例を示す平面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 弘 埼玉県岩槻市大字掛7915番地 株式会社旭 製作所内 Fターム(参考) 3K068 NA07 NA10 PB07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異常な使用状態を継続して、ガス容器が
    異常に加熱され、破裂等の危険な事態に到るのを防止す
    るための装置であって、正常な使用状態における温度で
    は変化せず、ガス容器の破裂等の危険が生じ得る異常な
    温度に加熱されたときに、その異常温度によって色が変
    化し、異常を視覚的に警告する感温表示部を異常な使用
    条件下でも使用者の目に触れやすい箇所に設けたことを
    特徴とするガス器具の警告表示装置。
  2. 【請求項2】 異常な使用状態を継続して、ガス容器が
    異常に加熱され、破裂等の危険な事態に到るのを防止す
    るための装置であって、正常な使用状態における温度で
    は変化せず、ガス容器の破裂等の危険が生じ得る異常な
    温度に加熱されたときに、その異常温度によって色が変
    化し、異常を視覚的に警告する感温表示部を、背景色と
    同系色で、異常な使用条件下でも使用者の目に触れやす
    い箇所に設けたことを特徴とするガス器具の警告表示装
    置。
  3. 【請求項3】 感温表示部は設定温度に達すると色だけ
    が変化する塗装面からなる請求項1又は2記載のガス器
    具の警告表示装置。
  4. 【請求項4】 感温表示部は設定温度に達すると文字が
    浮き出す文字表示部を有するラベルからなる請求項1又
    は2記載のガス器具の警告表示装置。
  5. 【請求項5】 感温表示部の文字表示部は、危険を知ら
    せる文言と、対応措置の文言とを有する請求項4記載の
    ガス器具の警告表示装置。
JP10280554A 1998-09-16 1998-09-16 ガス器具の警告表示装置 Pending JP2000088254A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007162968A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Hitachi Appliances Inc 加熱調理器
JP2014089978A (ja) * 2014-01-09 2014-05-15 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器

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