JP2000087541A - 木質床 - Google Patents

木質床

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JP2000087541A
JP2000087541A JP10255325A JP25532598A JP2000087541A JP 2000087541 A JP2000087541 A JP 2000087541A JP 10255325 A JP10255325 A JP 10255325A JP 25532598 A JP25532598 A JP 25532598A JP 2000087541 A JP2000087541 A JP 2000087541A
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JP
Japan
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wooden floor
formaldehyde
wax
wooden
catcher agent
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JP10255325A
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English (en)
Inventor
Akira Matsuoka
章 松岡
Tetsumi Nakamura
哲己 中村
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Daiken Trade and Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiken Trade and Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 住宅等建築物の室内に放散されるホルムアル
デヒドを低減するワックス仕上げの木質床を提供する。 【構成】 木質床または木質床材に、ホルムアルデヒド
キャッチャー剤が混入されたワックスを塗布すること
で、室内のホルムアルデヒドを低減できるようにしたも
の。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等建築物の室内に
放散されるホルムアルデヒドを低減するワックス仕上げ
の木質床に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、天井材、壁材、床材などの木質系
内装材から室内に放散されるホルムアルデヒドが、シッ
クハウス症候群や化学物質過敏症を引き起こす原因の一
つとして考えられており、このようなホルムアルデヒド
の室内における低減が求められている。
【0003】上記ホルムアルデヒドの室内への放散は、
木質系内装材の基材や下地材である合板、パーティクル
ボード、MDFなどの木質材料の製造に使用される尿素
樹脂系接着剤、メラミン樹脂系接着剤などの接着剤中に
含まれる残留ホルムアルデヒドに起因していることが多
く、特に木質材料が多く使用される床の基材や下地材の
影響が大きい。
【0004】最近では、ホルムアルデヒドの残留量が少
ない接着剤も検討されてきているが、室内へのホルムア
ルデヒドの放散の抑制はまだ十分とはいい難く、特に新
築や改築時など施工から日数を経ていない場合には、放
散量も多くなるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
室内に放散されるホルムアルデヒド量を吸収、軽減させ
ることを目的に検討したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明の木質床は、複数枚の木質床材をそ
の接合端面同士が連結されて形成されており、その連結
部を含む表面全面にホルムアルデヒドキャッチャー剤が
混入されたワックスを塗布した構成とした。
【0007】また、請求項2の発明の木質床は、ホルム
アルデヒドキャッチャー剤が混入されたワックスを少な
くとも表面に塗布した複数枚の木質床材を、その接合端
面同士を連結して形成した構成とした。
【0008】
【作用】請求項1の発明によると、木質床の連結部を含
む表面全面にホルムアルデヒドキャッチャー剤が混入さ
れたワックスを塗布しているので、室内に放散されたホ
ルムアルデヒドを、ワックス中のホルムアルデヒドキャ
ッチャー剤によって吸収することができるとともに、木
質床材内部の接着剤に含まれるホルムアルデヒドが木質
床材同士の連結部から室内に放散しようとするのを連結
部表面に塗布された上記ワックスによって抑制すること
ができ、上記両作用によって室内のホルムアルデヒド量
の低減を図ることができる。
【0009】また請求項2の発明によると、ホルムアル
デヒドキャッチャー剤が混入されたワックスを少なくと
も表面に予め塗布した木質床材を複数枚連結して形成し
ているので、室内に放散されたホルムアルデヒドをこの
木質床材表面に塗布した上記ワックスによって吸収する
ことができ、また、木質床材の接合端面にも上記ワック
スを塗布しておくと、木質床材内部の接着剤に含まれる
ホルムアルデヒドが木質床材同士の連結部から室内に放
散しようとするのを抑制することができ、室内のホルム
アルデヒド量の低減を更に図ることができる。
【0010】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態について説明
する。
【0011】本発明に用いるワックスは、特に限定され
るものでなく通常市販のものを使用することができる。
特に水性タイプのワックスが作業上使用し易く、環境に
も良いので好ましい。例えばこのような水性タイプのワ
ックスとして、エチレン性不飽和一塩基カルボン酸、架
橋性不飽和単量体、エチレン性不飽和単量体と、アルカ
リ可溶性樹脂とが主成分であるもの(例えばDKワック
スS:大建工業(株)製)等を挙げることができる。
【0012】ワックスに混入されるホルムアルデヒドキ
ャッチャー剤としては、通常市販のものを用いることが
でき、例えば尿素をはじめとするアミン類、アミド類な
どがある。具体的な市販製品では、「エヤクリーン(P
W):一方社油脂工業(株)製」、「リケンレジンFC
−18−6:三木理研工業(株)製」、「鹿印ホルマリ
ンキャュッチャー剤KA−2000大鹿振興(株)
製」、「ユニート:キョクトーインターナショナル
(株)製」、「CHEMCATCH:大塚化学(株)
製」などを用いることができる。
【0013】上記キャッチャー剤は、粉状、液状のもの
をワックス成分に添加して混合、調整される。またこの
ようなワックス成分中に、銀ーゼオライトその他の抗菌
剤が添加されていても良い。
【0014】このようなホルマリンキャッチャー剤が混
入されたワックスを木質床に適用するには、次の三つの
態様がある。
【0015】第一の態様例は、多数枚の木質床材同士を
その接合端面同士を連結施工して木質床に形成した後、
この木質床の連結部を含む表面全面に上記のホルムアル
デヒドキャッチャー剤が混入されたワックスを塗布する
場合である。
【0016】この場合には、木質床の表面だけでなく木
質床を形成する木質床材同士の連結部にもワックスが部
分的に染み込むように塗布することができるので、室内
に拡散されたホルムアルデヒドを、木質床の表面に塗布
したワックス中のホルムアルデヒドキャッチャー剤によ
って吸収することができるだけでなく、木質床材自体の
基板やその下地材である合板、木質繊維板、パーティク
ルボード、OSB等に含まれる接着剤から、木質床材同
士の連結部を通って室内に放散しようとするホルムアル
デヒドをも、連結部表面に塗布された、並びに連結部に
部分的に染み込んだ上記ワックス中のホルムアルデヒド
キャッチャー剤によって捕捉することができるという利
点がある。
【0017】第二の態様例は、木質床を形成する木質床
材の塗装面に適用する場合である。木質床材の表面は、
通常ウレタン樹脂系塗料による塗装やアミノアルキッド
樹脂系塗料による塗装等、透明ないしは着色半透明の合
成樹脂系塗料による塗装仕上げが施されている場合が多
いが、このような塗装後の木質床材の表面にホルムアル
デヒドキャッチャー剤混入ワックスを塗布する。
【0018】尚、木質床材の四周縁部表面側が、木質床
材同士を連結した時にその連結部分にV字状、U字状、
アール状等の目地部が形成されるように面取り加工が施
されている場合には、この面取り加工面にもホルムアル
デヒドキャッチャー剤混入ワックスを塗布しておくのが
望ましい。
【0019】次に第三の態様例は、木質床材同士を連結
させるために床材の四周端面に雌雄の本実加工が施され
ているが、上記第二の態様例に記載した木質床材の表面
に加えて、更に上記本実加工で形成される雌実部または
雄実部の表面にもホルムアルデヒドキャッチャー剤混入
ワックスを塗布しておく場合である。
【0020】木質床材自体の基板や床下地材を構成す
る、合板、MDF、パーティクルボード、OSB等の木
質材料に含まれるホルムアルデヒドが室内に放散される
場合、その多くが木質床材同士の連結部を通して室内に
拡散されるという本発明者が得た知見に基づき、このよ
うな連結部を通して室内に放散されようとするホルムア
ルデヒドを、雌実部または雄実部の表面に塗布したホル
ムアルデヒドキャッチャー剤混入ワックスによって吸収
し、その室内への放散を効果的に抑制することができ
る。
【0021】第1図および第2図は、本願発明の具体的
実施例1の説明図であり、第1図は、実施例に使用され
る木質床材(1)の部分斜視図、第2図は木質床材
(1)を用いた木質床(A)の部分斜視図である。
【0022】第1図の木質床材(1)は、5枚の木材単
板(2)が交互に木材繊維の方向がクロスするように尿
素−メラミン樹脂系接着剤を用いて接着されて形成され
た5プライの矩形状合板基板(3)の表面にWPC処理
された突き板(4)が接着され、その表面にウレタン樹
脂系透明塗料が塗布(図示しない)されて形成されてい
る。そしてこの木質床材(1)の四周縁部表面側には面
取り加工(5)が施されているとともに、木質床材
(1)の相対する2対の端面にはそれぞれ雄実部(6)
および雌実部(7)が形成されている。
【0023】そして、第2図に示すようにこのような木
質床材(1)が複数枚、その雄実部(6)と雌実部
(7)を互いに連結して木質床(A)が形成されてお
り、この木質床(A)の連結部(8)を含む表面に、水
性ワックス(DKワックスS:大建工業(株)製)にホ
ルムアルデヒドキャッチャー剤としてリケンレジンFC
18−6(三木理研(株)製)が混入されたワックスが
塗布(図示しない)されており、連結部(8)表面に塗
布されたワックスの一部は、木質床材(1)表面側の雄
実部(6)と雌実部(7)の表面に浸透して実施例1の
木質床(A)が構成されている。
【0024】第3図は、本願の第2実施例を示す。この
実施例の木質床(B)に用いる木質床材(1’)は、上
記第1実施例で説明した木質床材(1)の塗装表面(1
a)、面取り加工面(5a)、並びに雄実部(6)の表
面側垂直端面(6a)、雄実部突条の上面(6b)に、
ホルムアルデヒドキャッチャー剤混入ワックスを塗布し
てワックス塗布層(9)を形成してある。そして、この
木質床材(1’)を複数枚、その雄実部(6)と雌実部
(7)を互いに連結して施工し、第2実施例の木質床
(B)が形成されている。
【0025】尚、ホルムアルデヒドキャッチャー剤混入
ワックスを全く塗布していないことを除けば実施例1と
同じ構成の木質床を形成し、これを比較例とした。
【0026】このようにして形成した実施例1、実施例
2、比較例の木質床は、大きさが幅1m、長さ1m、高
さ1mのホルムアルデヒド気中濃度測定用小型チャンバ
ー内に施工し、チャンバー内の環境を気温約30度の密
閉系にして、チャンバー内の気中ホルムアルデヒド濃度
を、(株)島津製作所の「シルセット」を用いて2時間
毎に8時間まで測定した。測定結果は以下の通りであ
る。
【0027】測定結果を下記に示す。 チャンバー内の気中ホルムアルデヒド濃度(ppm) 施工直後 2時間後 4時間後 6時間後 8時間後 比較例 0.05 0.11 0.18 0.28 0.36 実施例1 0.04 0.045 0.05 0.05 0.05 5 実施例2 0.07 0.10 0.14 0.16 0.18
【0028】上記の各試験体のチャンバー内での経時的
なホルムアルデヒド濃度の変化から、比較例では、木質
床から放散されるホルムアルデヒドの量は、時間ととも
に気密空間のチャンバー内に相当な割合で増加し、施工
直後に対し8時間後には約7.2倍に増加していた。
【0029】これに対し実施例1は、8時間後において
約1.4倍増加にとどまっており、また実施例2は、約
2.6倍の増加であり、比較例に較べて顕著にホルムア
ルデヒドの気中濃度は軽減されていた。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本願発
明の請求項1の木質床は、複数枚の木質床材を連結して
形成した木質床の連結部を含む表面全面にホルムアルデ
ヒドキャッチャー剤を混入したワックスを塗布している
ので、室内に放散されるホルムアルデヒドを吸収軽減で
きるとともに、特に木質床材の連結部から室内に放散し
ようとするホルムアルデヒドの放散を抑制し、室内環境
を良好に保つことができる。
【0031】また、請求項2の木質床は、少なくとも表
面にホルムアルデヒドキャッチャー剤混入ワックスが塗
布された複数枚の木質床材の接合端面同士を連結して形
成してあるので、室内に放散されるホルムアルデヒドを
吸収することができる。
【0032】そして、木質床の特に連結部から放散しよ
うとするホルムアルデヒドも良好に捕捉することがで
き、更には木質床材の雌雄の実加工が施された端面に塗
布しておくと、放散されたホルムアルデヒドを吸収した
り、木質床材からのホルムアルデヒドの放散を抑制でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の具体的実施例1に用いる木質床材
(1)を示す部分斜視図。
【図2】本願発明の具体的実施例1を示す木質床(A)
の部分斜視図。
【図3】本願発明の具体的実施例2に用いる木質床材
(1’)を示す部分斜視図。
【図4】本願発明の具体的実施例2を示す木質床(B)
の部分斜視図。
【符号の説明】
(A)(B) 木質床 (1)(1’) 木質床材 (3) 合板基板 (4) 突き板 (6) 雄実部 (7) 雌実部 (8) 連結部 (9) ワックス塗布層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の木質床材の接合端面同士が互い
    に連結されて形成された木質床において、その連結部を
    含む表面全面に、ホルムアルデヒドキャッチャー剤が混
    入されたワックスが塗布されていることを特徴とする木
    質床。
  2. 【請求項2】 ホルムアルデヒドキャッチャー剤が混入
    されたワックスが、少なくとも表面に塗布されてなる複
    数枚の木質床材が、その接合端面同士が互いに連結され
    て形成されていることを特徴とする木質床。
JP10255325A 1998-09-09 1998-09-09 木質床 Pending JP2000087541A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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