JP2000085568A - 自動車用駐車制動機及びその操作方法 - Google Patents
自動車用駐車制動機及びその操作方法Info
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- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
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- B60T7/08—Brake-action initiating means for personal initiation hand actuated
- B60T7/10—Disposition of hand control
- B60T7/107—Disposition of hand control with electrical power assistance
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- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用駐車制動機において、車輪毎に設け
られる操作器により、駐車制動機の制御される操作が最
小の全空間で技術的に簡単に実現されるやり方で可能で
あるようにする。 【構成】 自動車特に乗用自動車用駐車制動機は、少な
くとも1つの車輪制動機20に付属する少なくとも1つ
の電気的に駆動可能な操作器10を含み、この操作器1
0が、操作装置40の操作により制御装置30を介して
電気的に駆動可能である。本発明により、少なくとも2
つの車輪制動機20に、車輪懸架装置の範囲に設けられ
るそれぞれ1つの操作器10が付属し、これらの操作器
10と車輪制動機20との間に、操作力を伝達する可撓
伝達手段11がそれぞれ設けられている。
られる操作器により、駐車制動機の制御される操作が最
小の全空間で技術的に簡単に実現されるやり方で可能で
あるようにする。 【構成】 自動車特に乗用自動車用駐車制動機は、少な
くとも1つの車輪制動機20に付属する少なくとも1つ
の電気的に駆動可能な操作器10を含み、この操作器1
0が、操作装置40の操作により制御装置30を介して
電気的に駆動可能である。本発明により、少なくとも2
つの車輪制動機20に、車輪懸架装置の範囲に設けられ
るそれぞれ1つの操作器10が付属し、これらの操作器
10と車輪制動機20との間に、操作力を伝達する可撓
伝達手段11がそれぞれ設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載の自動車特に乗用自動車用駐車制動機に関す
る。
念に記載の自動車特に乗用自動車用駐車制動機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような自動車用駐車制動機は、例え
ばドイツ連邦共和国の特許出願公開第4129919号
及び特許出願公開第4129934号明細書から公知で
ある。これらの駐車制動機は一般に電動機で運転される
操作装置によって外力で操作される。この操作は電動機
及びこの後に接続される減速伝動装置を介して行われ、
この減速伝動装置が、分配伝動装置及び2つの引張り綱
を介して、車軸毎に設けられる2つの車輪制動機へ操作
力又は制動力を伝達する。
ばドイツ連邦共和国の特許出願公開第4129919号
及び特許出願公開第4129934号明細書から公知で
ある。これらの駐車制動機は一般に電動機で運転される
操作装置によって外力で操作される。この操作は電動機
及びこの後に接続される減速伝動装置を介して行われ、
この減速伝動装置が、分配伝動装置及び2つの引張り綱
を介して、車軸毎に設けられる2つの車輪制動機へ操作
力又は制動力を伝達する。
【0003】2つの車輪制動機を同時に操作する電動機
及び減速伝動装置を持つ装置は、多数の構成素子を必要
とする。更にこのような操作は故障し易い。なぜなら
ば、特に2つの比較的長い引張り綱及び分配伝動装置に
より、車軸毎に設けられる両方の車輪への非対称な制動
作用の生じることがあるからである。
及び減速伝動装置を持つ装置は、多数の構成素子を必要
とする。更にこのような操作は故障し易い。なぜなら
ば、特に2つの比較的長い引張り綱及び分配伝動装置に
より、車軸毎に設けられる両方の車輪への非対称な制動
作用の生じることがあるからである。
【0004】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4129
919号明細書から、更に自動車用駐車制動装置が公知
であり、2つの車輪に、車輪制動機を操作する操作電動
機がそれぞれ設けられている。操作電動機は車軸に対し
て軸をほぼ平行にして設けられている。力の伝達は連動
桿によって行われる。操作電動機及び場合によってはこ
の後に接続される減速伝動装置をこのように設けると、
車輪懸架装置の範囲に比較的大きい全空間が必要になる
が、特に最近の車軸装置では多くの場合このような全空
間は存在しない。連動棹等を介する力伝達は、更に特別
に構成される駐車制動機を必要とする。
919号明細書から、更に自動車用駐車制動装置が公知
であり、2つの車輪に、車輪制動機を操作する操作電動
機がそれぞれ設けられている。操作電動機は車軸に対し
て軸をほぼ平行にして設けられている。力の伝達は連動
桿によって行われる。操作電動機及び場合によってはこ
の後に接続される減速伝動装置をこのように設けると、
車輪懸架装置の範囲に比較的大きい全空間が必要になる
が、特に最近の車軸装置では多くの場合このような全空
間は存在しない。連動棹等を介する力伝達は、更に特別
に構成される駐車制動機を必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、車輪
毎に設けられる操作器により、駐車制動機の制御される
操作が最小の全空間で技術的に簡単に実現されるやり方
で可能であるように、最初にあげた種類の駐車制動機を
発展させることである。
毎に設けられる操作器により、駐車制動機の制御される
操作が最小の全空間で技術的に簡単に実現されるやり方
で可能であるように、最初にあげた種類の駐車制動機を
発展させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】最初にあげた種類の駐車
制動機において、この課題は本発明によれば請求項1の
特徴によって解決される。
制動機において、この課題は本発明によれば請求項1の
特徴によって解決される。
【0007】少なくとも2つの車輪制動機に、車輪懸架
装置の範囲に設けられるそれぞれ1つの操作器が付属
し、これらの操作器と車輪制動機との間に、操作力を伝
達する可撓伝達手段がそれぞれ設けられていることによ
って、車輪懸架装置の範囲例えば懸架腕又はシヤシの範
囲に操作器を設けることが可能である。その結果、車輪
に付属する操作器の配置に比べてばね下質量の非常に有
利な減少が行われる。可撓伝達手段を介して操作力を伝
達することにより、車輪懸架装置の範囲における操作器
の任意な配置が実際上可能になる。これにより車輪毎に
付属する操作器の配置が複雑な車輪懸架装置及び車軸装
置においても可能でなる。特に従来技術におけるように
操作力又は制動力の最適な伝達のために電動機の軸を車
軸又は車輪の回転軸に対して平行に設けることは、もは
や必要でない。
装置の範囲に設けられるそれぞれ1つの操作器が付属
し、これらの操作器と車輪制動機との間に、操作力を伝
達する可撓伝達手段がそれぞれ設けられていることによ
って、車輪懸架装置の範囲例えば懸架腕又はシヤシの範
囲に操作器を設けることが可能である。その結果、車輪
に付属する操作器の配置に比べてばね下質量の非常に有
利な減少が行われる。可撓伝達手段を介して操作力を伝
達することにより、車輪懸架装置の範囲における操作器
の任意な配置が実際上可能になる。これにより車輪毎に
付属する操作器の配置が複雑な車輪懸架装置及び車軸装
置においても可能でなる。特に従来技術におけるように
操作力又は制動力の最適な伝達のために電動機の軸を車
軸又は車輪の回転軸に対して平行に設けることは、もは
や必要でない。
【0008】
【発明の実施の形態】更に他の有利な実施形態でも、4
つの車輪制動機にそれぞれ付属する4つの操作器を設け
ることができる。これは、1つ又は2つの操作器の故障
の際特に冗長性に関して大きな利点である。
つの車輪制動機にそれぞれ付属する4つの操作器を設け
ることができる。これは、1つ又は2つの操作器の故障
の際特に冗長性に関して大きな利点である。
【0009】可撓伝達手段に関して、純原理的に種々の
伝達手段例えば可撓軸等が考慮される。特に有利な実施
形態では、可撓伝達手段が引張り綱である。これは、特
に公知の駐車制動機は実際上すべての引張り綱を介して
操作されるので、大きい利点である。これにより、車輪
制動機及びその操作素子自体を変える必要ななしに、本
発明による駐車制動機の操作器の非常に簡単な後での装
着が可能である。
伝達手段例えば可撓軸等が考慮される。特に有利な実施
形態では、可撓伝達手段が引張り綱である。これは、特
に公知の駐車制動機は実際上すべての引張り綱を介して
操作されるので、大きい利点である。これにより、車輪
制動機及びその操作素子自体を変える必要ななしに、本
発明による駐車制動機の操作器の非常に簡単な後での装
着が可能である。
【0010】各操作器はなるべく電動機及び非可逆減速
伝動装置を含んでいる。こうして小さい全空間で非常に
大きい力伝達が可能である。
伝動装置を含んでいる。こうして小さい全空間で非常に
大きい力伝達が可能である。
【0011】駐車制動機の技術的に簡単に実現される非
常機能を考慮して、有利な実施形態では、第2の電池を
含む駐車制動機の第2の冗長なエネルギ供給装置が設け
られている。本来の第1のエネルギ供給装置又は車両電
池が故障すると、自動的に第2の冗長なエネルギ供給装
置及び第2の電池への切換えが行われる。その際有利な
ように優先回路を設けて、エネルギ供給に関して駐車制
動機に車両の他の負荷により高い優先性を認めることが
できる。
常機能を考慮して、有利な実施形態では、第2の電池を
含む駐車制動機の第2の冗長なエネルギ供給装置が設け
られている。本来の第1のエネルギ供給装置又は車両電
池が故障すると、自動的に第2の冗長なエネルギ供給装
置及び第2の電池への切換えが行われる。その際有利な
ように優先回路を設けて、エネルギ供給に関して駐車制
動機に車両の他の負荷により高い優先性を認めることが
できる。
【0012】駐車制動機を補助制動機として操作する際
特に車輪制動機のロツクを防止するため、有利な実施形
態では、操作力又は制動機締付け力が制御装置により設
定及び配分可能である。これにより駐車制動機を補助制
動機として使用する際、特にロツク防止機能が簡単に実
現される。
特に車輪制動機のロツクを防止するため、有利な実施形
態では、操作力又は制動機締付け力が制御装置により設
定及び配分可能である。これにより駐車制動機を補助制
動機として使用する際、特にロツク防止機能が簡単に実
現される。
【0013】本発明は、更に上述した種類の駐車制動機
の操作方法に関する。これに関して本発明の基礎になっ
ている課題は、駐車制動機としての運転の際本来の意味
での駐車制動機の最適な制動作用のみならず、補助制動
機としての駐車制動機の運転の際駐車制動機の最適な制
動作用を可能にすることである。
の操作方法に関する。これに関して本発明の基礎になっ
ている課題は、駐車制動機としての運転の際本来の意味
での駐車制動機の最適な制動作用のみならず、補助制動
機としての駐車制動機の運転の際駐車制動機の最適な制
動作用を可能にすることである。
【0014】駐車制動機の操作方法においてこの課題
は、自動車の速度に応じて操作力又は制動機締付け力を
設定することによって解決される。
は、自動車の速度に応じて操作力又は制動機締付け力を
設定することによって解決される。
【0015】その際有利なように、規定可能な速度閾値
を上回ると、可変な操作力で動的な制動を行い、規定可
能な速度閾値を下回ると、最大操作力で駐車制動を行
う。これにより、車両の運転者が駐車制動機の操作装置
を最大に操作する非常事態において、車輪のロツク及び
それによって生じる車両の不安定な走行状態及び横滑り
状態が起こるのを特に防止される。
を上回ると、可変な操作力で動的な制動を行い、規定可
能な速度閾値を下回ると、最大操作力で駐車制動を行
う。これにより、車両の運転者が駐車制動機の操作装置
を最大に操作する非常事態において、車輪のロツク及び
それによって生じる車両の不安定な走行状態及び横滑り
状態が起こるのを特に防止される。
【0016】それどころか制御装置により、動的制動が
行われるか又は駐車制動が行われるかが決定され、その
際有利なように動的制動過程において制動される車輪の
回転速度を検出し、制動される車輪のロツクを防止する
ため、車輪の回転速度に応じてこれらの車輪の操作力又
は制動機締付け力を設定する。これにより、駐車制動機
を補助制動機として使用する際、ロツク防止装置と同じ
ように制動される車輪のロツクが防止される。
行われるか又は駐車制動が行われるかが決定され、その
際有利なように動的制動過程において制動される車輪の
回転速度を検出し、制動される車輪のロツクを防止する
ため、車輪の回転速度に応じてこれらの車輪の操作力又
は制動機締付け力を設定する。これにより、駐車制動機
を補助制動機として使用する際、ロツク防止装置と同じ
ように制動される車輪のロツクが防止される。
【0017】本発明のそれ以外の利点及び特徴が、実施
例の以下の説明及び図示の対象である。
例の以下の説明及び図示の対象である。
【0018】
【実施例】図1に示す駐車制動機の実施例は、それぞれ
車輪20に設けられる車輪制動機(図示せず)に付属す
る操作器10を含んでいる。操作器10と車輪20との
間で操作力又は制動力を伝達する伝達手段は可撓的であ
り、例えば図1に示すように引張り綱11である。これ
により、車輪20に設けられる車輪制動機に対して、操
作器10を実際上任意に設けることが可能になる。特に
図1に示すやり方とは異なり、異なる車軸装置における
全空間に応じて、操作器10を車輪軸線に対して直角に
又は角をなして設けることができる。
車輪20に設けられる車輪制動機(図示せず)に付属す
る操作器10を含んでいる。操作器10と車輪20との
間で操作力又は制動力を伝達する伝達手段は可撓的であ
り、例えば図1に示すように引張り綱11である。これ
により、車輪20に設けられる車輪制動機に対して、操
作器10を実際上任意に設けることが可能になる。特に
図1に示すやり方とは異なり、異なる車軸装置における
全空間に応じて、操作器10を車輪軸線に対して直角に
又は角をなして設けることができる。
【0019】操作器10自体は、詳細に示してない操作
電動機及び減速伝動装置を含んでいる。操作器10は制
御装置30により導線31,32を介して駆動可能であ
る。図1に示すように、2つの電池50,60を持つ2
つのエネルギ供給装置が設けられ、一般に電池50を持
つエネルギ供給装置のみが、操作器10の操作のために
設けられ、これに反し第2の電池60を持つ第2のエネ
ルギ供給装置が、第1のエネルギ供給装置又は第1の電
池50の故障の場合に使用される。従って第2の電池6
0を持つ第2のエネルギ供給装置は、非常事態用の冗長
なエネルギ供給装置である。同じように制御装置30と
操作器10との間には冗長な導線32が設けられて、導
線31の故障の際使用可能である。
電動機及び減速伝動装置を含んでいる。操作器10は制
御装置30により導線31,32を介して駆動可能であ
る。図1に示すように、2つの電池50,60を持つ2
つのエネルギ供給装置が設けられ、一般に電池50を持
つエネルギ供給装置のみが、操作器10の操作のために
設けられ、これに反し第2の電池60を持つ第2のエネ
ルギ供給装置が、第1のエネルギ供給装置又は第1の電
池50の故障の場合に使用される。従って第2の電池6
0を持つ第2のエネルギ供給装置は、非常事態用の冗長
なエネルギ供給装置である。同じように制御装置30と
操作器10との間には冗長な導線32が設けられて、導
線31の故障の際使用可能である。
【0020】駐車制動機は、例えば計器盤又は中央コン
ソール又は自動車の他の適当な位置に設けられる開閉器
又は他の操作素子例えば足踏みレバーであってもよい操
作装置40によって操作される。図1に示すように、駐
車制動機の操作は、操作装置40により導線41を介し
て電気的に行われる。この導線41の故障の場合、冗長
な導線42が使用される。
ソール又は自動車の他の適当な位置に設けられる開閉器
又は他の操作素子例えば足踏みレバーであってもよい操
作装置40によって操作される。図1に示すように、駐
車制動機の操作は、操作装置40により導線41を介し
て電気的に行われる。この導線41の故障の場合、冗長
な導線42が使用される。
【0021】緩衡電池60を持つ第2のエネルギ供給装
置のほかに、例えば制御装置30に優先回路が設けられ
て、電気駐車制動機に、自動車の他の負荷よりもエネル
ギ供給の優先性を認める。
置のほかに、例えば制御装置30に優先回路が設けられ
て、電気駐車制動機に、自動車の他の負荷よりもエネル
ギ供給の優先性を認める。
【0022】駐車制動機の手動操作は、冗長な電池60
を持つ冗長なエネルギ供給装置のため、必要ではない。
しかし操作器10を補助工具で機械的に釈放しかつ鎖錠
することもできる。更に点火キーを引抜く際駐車制動機
をまだ操作できるが、もはや釈放できないように、電気
回路を設けることもできる。更に規定可能な鎖錠時間後
駐車制動機の給電をエネルギ供給から切離す給電用待機
回路も設けられている。駐車制動機の予期しない釈放
は、操作器10の構成部分である非可逆伝動装置のため
不可能である。
を持つ冗長なエネルギ供給装置のため、必要ではない。
しかし操作器10を補助工具で機械的に釈放しかつ鎖錠
することもできる。更に点火キーを引抜く際駐車制動機
をまだ操作できるが、もはや釈放できないように、電気
回路を設けることもできる。更に規定可能な鎖錠時間後
駐車制動機の給電をエネルギ供給から切離す給電用待機
回路も設けられている。駐車制動機の予期しない釈放
は、操作器10の構成部分である非可逆伝動装置のため
不可能である。
【0023】このような駐車制動機の操作方法を、図2
に関して以下に説明する。
に関して以下に説明する。
【0024】まず段階S1において、自動車の制動過程
の強さに対する運転者の希望が検出される。これは、制
御装置30による操作装置40の問合わせによって行わ
れる。段階S2において、公知のようにして求められる
車両速度Vが速度閾値Vsより大きいか否かが検査され
る。yesの場合段階S3で動的制動が行われ、車輪制
動機の操作力又は制動機締付け力が、この車輪の回転数
に応じて、制御装置30により操作器10を介して変化
される。このような動的制動は、こうして駐車制動機に
より制動される車輪のロツク防止調整を可能にする。こ
れに反し車両速度Vが所定の速度閾値Vsより大きくな
いと、段階S4において、最大操作力従って最大保持力
で駐車制動が行われる。この方法に基づいて、駐車制動
機の制御装置30は、駐車制動機が補助制動機として即
ち常用制動装置の故障の場合使用されるか、又は例えば
坂道で車両を停止する駐車制動機として使用されるか
を、いわば自動的に識別する。
の強さに対する運転者の希望が検出される。これは、制
御装置30による操作装置40の問合わせによって行わ
れる。段階S2において、公知のようにして求められる
車両速度Vが速度閾値Vsより大きいか否かが検査され
る。yesの場合段階S3で動的制動が行われ、車輪制
動機の操作力又は制動機締付け力が、この車輪の回転数
に応じて、制御装置30により操作器10を介して変化
される。このような動的制動は、こうして駐車制動機に
より制動される車輪のロツク防止調整を可能にする。こ
れに反し車両速度Vが所定の速度閾値Vsより大きくな
いと、段階S4において、最大操作力従って最大保持力
で駐車制動が行われる。この方法に基づいて、駐車制動
機の制御装置30は、駐車制動機が補助制動機として即
ち常用制動装置の故障の場合使用されるか、又は例えば
坂道で車両を停止する駐車制動機として使用されるか
を、いわば自動的に識別する。
【0025】その際制動機締付け力は、操作器10の電
流消費により非常に簡単に検出することができる。更に
制動機締付け力を検出する付加的な変位又は力の測定部
材を操作器10又は車輪制動機に設けることができる。
制動機締付け力は制御装置30へ供給される。
流消費により非常に簡単に検出することができる。更に
制動機締付け力を検出する付加的な変位又は力の測定部
材を操作器10又は車輪制動機に設けることができる。
制動機締付け力は制御装置30へ供給される。
【図1】本発明による駐車制動機の実施例を備えた自動
車の平面図である。
車の平面図である。
【図2】図1に示す駐車制動機の本発明による運転方法
の流れ図である。
の流れ図である。
10 操作器 11 伝達手段 20 車輪制動機 30 制御装置 40 操作装置
Claims (9)
- 【請求項1】 駐車制動機が、少なくとも1つの車輪制
動機(20)に付属する少なくとも1つの電気的に駆動
可能な操作器(10)を含み、この操作器(10)が、
操作装置(40)の操作により制御装置(30)を介し
て電気的に駆動可能であるものにおいて、少なくとも2
つの車輪制動機(20)に、車輪懸架装置の範囲に設け
られるそれぞれ1つの操作器(10)が付属し、これら
の操作器(10)と車輪制動機(20)との間に、操作
力を伝達する可撓伝達手段(11)がそれぞれ設けられ
ていることを特徴とする、自動車駐車制動機。 - 【請求項2】 4つの車輪制動機(20)にそれぞれ付
属する4つの操作器(10)が設けられていることを特
徴とする、請求項1に記載の駐車制動機。 - 【請求項3】 可撓伝達手段が引張り綱であることを特
徴とする、請求項1又は2に記載の駐車制動機。 - 【請求項4】 各操作器(10)が、電動機及び非可逆
減速伝動装置を含んでいることを特徴とする、請求項1
〜3の1つに記載の駐車制動機。 - 【請求項5】 第2の電池(60)を含む駐車制動機の
第2の冗長なエネルギ供給装置が設けられていることを
特徴とする、請求項1〜4の1つに記載の駐車制動機。 - 【請求項6】 操作力又は制動機締付け力が制御装置
(30)により配分可能であることを特徴とする、請求
項1〜5の1つに記載の駐車制動機。 - 【請求項7】 自動車の速度に応じて操作力又は制動機
締付け力を設定することを特徴とする、請求項1〜6の
1つに記載の駐車制動機の操作方法。 - 【請求項8】 規定可能な速度閾値(Vs)を上回る
と、可変な操作力で動的な制動を行い、規定可能な速度
閾値(Vs)を下回ると、最大操作力で駐車制動を行う
ことを特徴とする、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 制動過程において制動される車輪の回転
速度を検出し、制動される車輪のロツクを防止するた
め、車輪の回転速度に応じてこれらの車輪の操作力又は
制動機締付け力を設定することを特徴とする、請求項7
又は8に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19834129A DE19834129C1 (de) | 1998-07-29 | 1998-07-29 | Feststellbremse für Kraftwagen und Verfahren zur Bedienung einer Feststellbremse |
DE19834129.6 | 1998-07-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000085568A true JP2000085568A (ja) | 2000-03-28 |
JP3546156B2 JP3546156B2 (ja) | 2004-07-21 |
Family
ID=7875698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24365899A Expired - Fee Related JP3546156B2 (ja) | 1998-07-29 | 1999-07-28 | 自動車用駐車制動機及びその操作方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0976634B1 (ja) |
JP (1) | JP3546156B2 (ja) |
DE (2) | DE19834129C1 (ja) |
ES (1) | ES2207888T3 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007093006A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Robert Bosch Gmbh | 組み合わされた常用・駐車ブレーキ装置ならびに非常ブレーキングを実施するための方法 |
Families Citing this family (11)
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