JP2000085004A - アンダーカット付き成形体製造用ネック型 - Google Patents

アンダーカット付き成形体製造用ネック型

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JP2000085004A
JP2000085004A JP25528498A JP25528498A JP2000085004A JP 2000085004 A JP2000085004 A JP 2000085004A JP 25528498 A JP25528498 A JP 25528498A JP 25528498 A JP25528498 A JP 25528498A JP 2000085004 A JP2000085004 A JP 2000085004A
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一 橋本
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 得られたアンダーカット付き成形体をネック
型のキャビティー面と殆ど擦り合せることなく、またネ
ック型のキャビティー面に凹部または凸部がある場合に
おいても得られた成形体を容易に取出すことができるア
ンダーカット付き成形体製造用ネック型を提供する。 【解決手段】 キャビティー(1)の最大内寸法
(d1)が開口部寸法(d0)よりも大きな雌型(2)を
構成するネック型(3)とキャビティー型(4)のうち
のネック型(3)であって、キャビティー面(5)を有
する第一ネック型(6)と、型開口部側面(7)の少な
くとも一部(8)を有する第二ネック型(9)とからな
り、第二ネック型は型開口部底面(10)を含む面(1
1)に沿って型開口部外方(12)に向けて互いに分割
可能な二以上の型(91、92)からなることを特徴と
するアンダーカット付き成形体製造用ネック型(3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンダーカット付き
成形体製造用ネック型に関する。
【0002】
【従来の技術】最大外寸法が開口部寸法よりも大きな中
空のアンダーカット付き成形体は、例えば照明カバーな
どとして広く用いられている。かかるアンダーカット付
き成形体の製造方法としては、例えばネック型(3)と
キャビティー型(4)とから構成され、キャビティーの
最大内寸法が開口部寸法よりも大きな雌型のネック型の
底面に、型開口部を覆うようにして加熱された熱可塑性
樹脂板を固定した後、該熱可塑性樹脂板を型開口部から
キャビティー側に向けて膨張させて膨張させて賦形し、
成形体(17)を得る熱成形法(圧空成形法、真空成形
法)による方法などが挙げられる。そして、賦形後の成
形体は、ネック型(3)を型開口部から外側に向けて二
以上に分割することにより取出される。ここで、ネック
型とは雌型を構成する型のうち型開口部を有する型であ
り、キャビティー型とは型開口部と対向する側の成形面
を有する型であり、両型は通常、雌型の最大内寸法とな
る部分の付近で分割可能に構成されている。
【0003】しかし、かかるアンダーカット付き成形体
の製造方法においては、ネック型(3)の底面の型開口
部周囲には熱可塑性樹脂板の膨張されなかった部分(2
2)が残るために、ネック型を型開口部から分割するに
は型開口部底面を含む面に沿って分割する必要があり、
ネック型のキャビティー面に該面とほぼ平行な面(A)
がある場合などには、該平行な面(A)においてネック
型と成形体とが擦れて傷がつき易いという問題があり、
透明な熱可塑性樹脂板を用いた場合には特に傷が目立ち
易い。
【0004】また、得られる成形体に意匠性を付与する
ためにネック型のキャビティー面の開口部周囲に環状の
凹部もしくは凸部、開口部から放射状の凹部もしくは凸
部または、または散在する凹部もしくは凸部(23)が
ある場合には、該凹部または凸部(23)とこれに対応
する成形体の凸部または凹部(24)とが嵌合するた
め、ネック型を型開口部底面を含む面に沿って移動させ
て分割することができない。そこで、例えば型開口部に
おいて熱可塑性樹脂板の膨張されなかった部分(22)
と得られた成形体(17)とを切断したのちにネック型
を移動させて該成形体を取出す必要がある(図18)。
【0005】さらに、成形体の生産性を向上するために
は、成形後の短時間のうちに、未だ十分には冷却されて
いない状態の成形体(17)から膨張されなかった部分
(22)を切断する必要があり(図18)、そのため
に、後の使用において成形体(17)に切断部分からの
クラックや割れが発生し易くなる場合もある。
【0006】加えて、キャビティー(1)の内周が星型
であるような複雑な形状を有する雌型雌型を構成するネ
ック型(3)においては(図19)、内周の星型を構成
する凸部または凹部が得られた成形体と嵌合するため、
ネック型(3)を2つの型に分割可能に構成したのでは
ネック型を分割することができず、3またはそれ以上の
複数の型に分割可能に構成する必要もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、得られたアンダーカット付き成形体をネック型のキ
ャビティー面と殆ど擦り合せることなく、またネック型
のキャビティー面に凹部または凸部がある場合や星型の
ような複雑な形状の成形体を製造する際においても得ら
れたアンダーカット付き成形体を容易に取出すことがで
きるネック型を開発するべく鋭意検討した結果、ネック
型をキャビティー面を有する第一ネック型と、開口部側
面を有する第二ネック型とから構成し、第二ネック型を
型開口部底面を含む面に沿って型開口部外方に向けて分
割可能な二以上の型から構成することにより、上記問題
を解決し得ることを見出し、本発明に至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、キ
ャビティー(1)の最大内寸法(d1)が開口部寸法
(d0)よりも大きな雌型(2)を構成するネック型
(3)とキャビティー型(4)のうちのネック型(3)
であって、キャビティー面(5)を有する第一ネック型
(6)と、型開口部側面(7)の少なくとも一部(8)
を有する第二ネック型(9)とからなり、第二ネック型
は型開口部底面(10)を含む面(11)に沿って型開
口部外方(12)に向けて互いに分割可能な二以上の型
(91、92)からなることを特徴とするアンダーカッ
ト付き成形体製造用ネック型(3)を提供するものであ
る。本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネック型
を含む雌型の一例を図1に示す。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のアンダーカット付き成形
体製造用ネック型は、ネック型とキャビティー型とから
なる雌型を構成するネック型である。かかる雌型は、キ
ャビティーの最大内寸法(d1)が型開口部寸法(d0
よりも大きな雌型であって、アンダーカット付き成形体
を製造するするために使用されるものである。ここで、
ネック型(3)とは型開口部(13)を有する型であ
り、キャビティー型(4)とは型開口部と対向する側の
成形面(14)を有する型である。ネック型とキャビテ
ィー型とは、最大内寸法(d1)となる部分付近または
それよりもキャビティー型側(図1では上方)において
分割可能に構成されている。
【0010】キャビティーの最大内寸法(d1)は目的
とする成形体の最大寸法に対応し、型開口部寸法
(d0)は目的とする成形体の開口部寸法に相当する。
最大内寸法(d1)と型開口部寸法(d0)との差は、最
大内寸法(d1)が型開口部寸法(d0)よりも大きけれ
ば特に限定されるものではなく、最大内寸法(d1)と
型開口部寸法(d0)との差が1cm程度以上であれば
本発明の効果を十分に得ることができる。
【0011】型開口部(13)の形状は、円筒形状であ
ってもよいし、四角筒状であってもよく、目的とする成
形体の形状に応じて適宜選択することができる。また、
キャビティーの形状も同様に制限されるものではなく、
円形であってもよいし、角型であってもよく、さらには
星型(図19)のような複雑な形状として意匠性が付与
された形状であってもよい。
【0012】ネック型(3)は、第一ネック型(6)と
第二ネック型(9)とから構成されている。第一ネック
型(6)は、キャビティー面(5)を有する型であっ
て、型開口部側面(7)の一部(15)を有してもよい
し(図1)、該一部(15)を有していなくともよい
(図2)。図1に示す本発明のネック型における第一ネ
ック型には、成形体に意匠性を付与するための凹部(2
3)が設けられている。かかる凹部は、例えば開口部の
周囲に環状に設けられていてもよいし、型開口部から放
射状に伸びていてもよいし、散在していてもよい。環状
に設けられている場合には、得られる成形体において開
口部分に設けられる口金などを外部から隠すことができ
る。かかる第一ネック型は通常のネック型と同様に型開
口部(13)から外方(12)に向けて分割可能な二以
上の型(61、62)から構成される。
【0013】第二ネック型(9)は、型開口部側面
(7)の少なくとも一部(8)を有する型である。該型
(9)は型開口部側面の全部を有していてもよいが(図
2)、その一部を有していて他の一部は第一ネック型に
より構成されていることが(図1)、第一ネック型の型
開口部付近における強度の点で好ましい。
【0014】かかる第二ネック型は、型開口部底面(1
0)を含む面(11)に沿って型開口部(13)から外
方(12)に向けて分割可能な二以上の型(91、9
2)から構成されている。第二ネック型はこのように構
成されているので、型開口部底面(10)を含む面に沿
って型開口部(13)から外方(12)に向けてそれぞ
れの型(91、92)をスライドさせて分割することが
できる(図3)。この分割は、第一ネック型(6)を分
割しない状態で行うことができる。第二ネック型は三以
上の型から構成されていてもよいが、二の型から構成さ
れていれば、通常は十分な効果を発揮する。
【0015】このように第二ネック型を分割するために
は、第二ネック型の型開口部側面(8)の高さ(h0
は、分割方向における第二ネック型の外側面(16)の
高さ(h1)と同じか(図3)、またはそれよりも小さ
ければよい(図4)。
【0016】かかる第一ネック型および第二ネック型の
材質としては、通常の成形に用いられると雌型と同様の
材質、例えば鉄、ステンレス、アルミニウム、ZAS合
金などの金属を用いることができる。
【0017】本発明のアンダーカット付き成形体製造用
ネック型(3)は、キャビティー型(4)と共に雌型
(2)を構成するものであり、アンダーカット付き成形
体の製造に用いられる。かかる雌型を用いてアンダーカ
ット付き成形体(17)を製造するには、通常のアンダ
ーカット付き成形体の製造方法におけると同様に操作す
ればよい。具体的には、該雌型の第二ネック型(9)の
底面(18)に型開口部(13)を覆うようにして加熱
された熱可塑性樹脂板(19)を固定した後(図5)、
該熱可塑性樹脂板(19)を型開口部(13)から雌型
のキャビティー(1)側に向けて膨張させて(図6)、
賦形すればよい(図7)。このように賦形することによ
り目的とする成形体(17)が得られる。
【0018】熱可塑性樹脂板(19)としては、通常の
アンダーカット付き成形体の製造に用いられると同様の
合成樹脂板であれば特に限定されるものではなく、例え
ばアクリル系樹脂板、ポリカーボネート系樹脂板、ポリ
エチレンテレフタレートなどの熱可塑性ポリエステル系
樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン
などのポリオレフィン系樹脂などからなる板が使用でき
る。本発明のネック型は、かかる熱可塑性樹脂板の中で
も、アクリル系樹脂板、ポリカーボネート系樹脂板、熱
可塑性ポリエステル形樹脂板などのような、比較的硬く
て傷付き易く、しかもその傷が目立ち易い熱可塑性樹脂
板に好ましく適用され、傷の目立ち易い透明性のある熱
可塑性樹脂板を用いる場合には、特に好ましく適用され
る。熱可塑性樹脂板の加熱温度は通常のアンダーカット
付き成形体の製造におけると同様である。
【0019】加熱された熱可塑性樹脂板(19)を第二
ネック型の底面に固定するには、通常と同様にクランプ
(20)などを用いて固定すればよい。
【0020】次いで、この加熱された熱可塑性樹脂板
(19)を膨張させる際には、ネック型とキャビティー
型とを予め型締めした状態で膨張させてもよいし、ネッ
ク型とキャビティー型とを開放した状態で膨張させても
よく、ネック型とキャビティー型との型締めと同時的に
膨張させてもよい。ネック型とキャビティー型とは、上
下に開放可能であってもよいし、水平方向に開閉可能で
あってもよい。上下に開放可能である場合には、ネック
型が下型でキャビティー型が上型あってもよいし(図5
〜図7)、ネック型が上型でキャビティー型が下型あっ
てもよい。また、ネック型を固定型としキャビティー型
を移動型としてもよいし、ネック型を移動型としキャビ
ティー型を固定型としてもよい。
【0021】熱可塑性樹脂板(19)の膨張は、例えば
圧空成形のように圧空(21)により行ってもよいし、
真空成形のようにキャビティー(1)側を真空にするこ
とにより行ってもよい。
【0022】このようにして成形体(17)を得た後、
次いで第二ネック型(91、92)を型開口部底面(1
0)を含む面(11)に沿って型開口部から外側(1
2)に向けて分割して(図8)、系外に退避させる(図
9)。第二ネック型の型開口部側面(8)の高さ
(h0)を、分割方向における第二ネック型の外側面
(16)の高さ(h1)と同じか、またはそれよりも小
さくしておけば、第二ネック型(91、92)を容易に
系外に退避させることができる(図8)。第二ネック型
をこのように分割することにより、第一ネック型(6)
のキャビティー面(5)と成形体(19)とを離隔する
ことができる(図9、図10)。
【0023】第一ネック型のキャビティー面と成形体と
を離隔させるには、第一ネック型(6)を型開口部側面
に沿ってキャビティー型とは反対側に向け離隔移動させ
てもよいし、成形体(19)をキャビティー型(4)と
共に型開口部側面に沿ってキャビティー型側に向けて離
隔移動させてもよく、キャビティー型(4)を開いた後
に成形体(19)を型開口部側面に沿ってキャビティー
型側に向けて離隔移動させてもよい。
【0024】成形体をキャビティー型(4)と共に型開
口部側面に沿ってキャビティー型側に向けて離隔移動さ
せるには、例えばキャビティー型に成形体を真空吸引し
た状態でキャビティー型を開放すればよい。
【0025】成形体(19)をキャビティー型(4)を
開いた後に型開口部側面に沿ってキャビティー型側に向
け離隔移動させるには、例えばキャビティー型の開放後
または開放と共に型開口部(13)から支持体を挿入
し、この支持体によって成形体を支持しながら離隔移動
させればよく、図10の場合には、得られた成形体を支
持体で押し上げればよい。
【0026】第一ネック型のキャビティー面(5)と得
られた成形体(19)との離隔は、第二ネック型の分割
が完了してこれらが系外に退避された後に行ってもよい
が、第二ネック型の型開口部側面高さ(h0)が、分割
方向における第二ネック型の外側面の高さ(h1)より
も小さい場合には、第二ネック型の分割および第一ネッ
ク型のキャビティー面(5)と得られた成形体(19)
との離隔を同時的に行うことができる(図11、図1
2)。その後、第一ネック型(61、62)を分割する
(図13)。
【0027】第一ネック型のキャビティー面(5)に凹
部(23、図14(a))もしくは凸部(図14(b)、
(c))または凹部および凸部(図14(d))が設けられて
いる場合には、得られる成形体(17)には該凹部(2
3)または凸部に対応する凸部(24)または凹部が形
成されるが、該凹部または凸部の高さ(h2)よりも第
一ネック型(9)の型開口部側面(7)に沿った移動量
を大きくすれば、第一ネック型(61、62)を該凹部
または凸部に対応して賦形された成形体の凸部または凹
部と接触させることなく分割して、成形体(17)を取
出すことができる。そのためには第二ネック型(9)の
型開口部側面の高さ(h0)を該凹部または凸部の高さ
(h2)以上とすればよい。なお、ここで第一ネック型
の凹部または凸部の高さ(h2)とは、雌型の高さ方向
の高さをいう(図14)。
【0028】第一ネック型のキャビティー面に凹部や凸
部が設けられていない場合、第一ネック型の移動量は、
第一ネック型のキャビティー面と得られた成形体とが離
隔できるのであれば特に限定されるものではなく、通常
は第二ネック型の型開口部側面高さ(h0)以下とな
る。
【0029】その後、第一ネック型(6)を外方(1
2)に向けて二以上の型(61、62)に分割すること
により、目的とするアンダーカット付き成形体(17)
を取出すことができる(図15、図16)。なお、第一
ネック型(6)の分割方向は、第二ネック型の分割方向
と同じであってもよいし、異なっていてもよい。かくし
て得られるアンダーカット付き成形体(17)には、熱
可塑性樹脂板の膨張されなかった部分(22)が付いて
いるが、該部分は成形体(17)を取出した後に切断す
ることもできる。
【0030】
【発明の効果】本発明のアンダーカット付き成形体製造
用ネック型は、第一ネック型のキャビティー面を成形体
から離隔移動させた後に二以上の型に分割することがで
きるので、得られたアンダーカット付き成形体をその該
キャビティー面に対応する部分に殆ど擦傷を付けること
なく取出すことができる。また、ネック型のキャビティ
ー面に凹部または凸部がある場合にも、熱可塑性樹脂板
の膨張されなかった部分を切取ることなく、得られた成
形体を型から取出すことができるので、生産性の点でも
有利である。さらに、星型のような複雑な形状の成形体
を製造するための型であっても、ネック型を3またはそ
れ以上の型に分割可能に構成することなく、2の型に分
割可能に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネッ
ク型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型の一例
を示す断面模式図である。
【図2】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネッ
ク型の一例を示す断面模式図である。
【図3】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネッ
ク型の作動状態を示す断面模式図である。
【図4】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネッ
ク型の他の一例を示す断面模式図である。
【図5】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネッ
ク型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用い
た成形体の製造工程を示す断面模式図である。
【図6】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネッ
ク型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用い
た成形体の製造工程を示す断面模式図である。
【図7】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネッ
ク型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用い
た成形体の製造工程を示す断面模式図である。
【図8】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネッ
ク型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用い
た成形体の製造工程を示す断面模式図である。
【図9】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネッ
ク型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用い
た成形体の製造工程を示す断面模式図である。
【図10】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネ
ック型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用
いた成形体の製造工程を示す断面模式図である。
【図11】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネ
ック型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用
いた成形体の製造工程を示す断面模式図である。
【図12】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネ
ック型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用
いた成形体の製造工程を示す断面模式図である。
【図13】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネ
ック型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用
いた成形体の製造工程を示す断面模式図である。
【図14】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネ
ック型における第二ネック型の例を示す断面模式図であ
る。
【図15】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネ
ック型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用
いた場合の成形体の取出し方法を示す断面模式図であ
る。
【図16】本発明のアンダーカット付き成形体製造用ネ
ック型を含むアンダーカット付き成形体製造用雌型を用
いた場合の成形体の取出し方法を示す断面模式図であ
る。
【図17】従来のアンダーカット付き成形体製造用雌型
を用いた場合の成形体の取出し方法を示す断面模式図で
ある。
【図18】従来のアンダーカット付き成形体製造用雌型
を用いた場合の成形体の他の取出し方法を示す断面模式
図である。
【図19】キャビティーの内周が星型である雌型を構成
するネック型をキャビティー側から見た俯瞰模式図であ
る。
【符号の説明】
1 :キャビティー 2 :雌型 3 :ネック型 4 :キャビティー型 5 :キャビティー面 6 :第一ネック型 61:第一ネック型 62:第一ネック型 7 :型開口部側面 8 :第二ネック型における型開口部側面の一部 9 :第二ネック型 91:第二ネック型 92:第二ネック型 10:型開口部底面 11:型開口部底面を含む面 12:型開口部外方 13:型開口部 14:型開口部と対向する側の成形面 15:第一ネック型における型開口部側面(7)の一部 16:第二ネック型の外側面 17:アンダーカット付き成形体 18:第二ネック型(9)の底面 19:加熱された熱可塑性樹脂板 20:クランプ 21:圧空 22:熱可塑性樹脂板の膨張されなかった部分 23:第一ネック型のキャビティー面の凹部 24:第一ネック型のキャビティー面のおうぶに対応す
る成形体の凸部 d1 :最大内寸法 d0 :開口部寸法 h0 :第二ネック型の型開口部側面の高さ h1 :分割方向における第二ネック型の外側面の高さ h2 :第一ネック型のキャビティー面に設けられた凹部
または凸部の高さ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧村 昭二 大阪府交野市星田北4丁目37番1号 神和 プラスチック株式会社内 Fターム(参考) 4F202 AA21 AA24 AA28 AC03 AJ02 CA17 CB01 CK33 CK43 CK52 CP06 4F208 AA21 AA24 AA28 AC03 AJ02 MA01 MA02 MB01 MC01 MW02 MW23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティーの最大内寸法が開口部寸法よ
    りも大きな雌型を構成するネック型とキャビティー型の
    うちのネック型であって、キャビティー面を有する第一
    ネック型と、型開口部側面の少なくとも一部を有する第
    二ネック型とからなり、第二ネック型は型開口部底面を
    含む面に沿って型開口部外方に向けて互いに分割可能な
    二以上の型からなることを特徴とするアンダーカット付
    き成形体製造用ネック型。
  2. 【請求項2】第二ネック型の型開口部側面の高さが、分
    割方向における第二ネック型の外側面の高さと同じか、
    またはそれよりも小さい請求項1に記載のアンダーカッ
    ト付き成形体製造用ネック型。
  3. 【請求項3】第一ネック型のキャビティー面に凹部また
    は凸部が設けられてなる請求項1に記載のアンダーカッ
    ト付き成形体製造用ネック型。
  4. 【請求項4】第二ネック型の型開口部側面の高さが上記
    凹部または凸部の高さ以上である請求項3に記載のアン
    ダーカット付き成形体製造用ネック型。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のアンダーカット付き成形
    体製造用ネック型と、キャビティー型とから構成される
    雌型。
  6. 【請求項6】請求項1に記載のアンダーカット付き成形
    体製造用ネック型と、キャビティー型とから構成される
    雌型の、第二ネック型の底面に型開口部を覆うようにし
    て加熱された熱可塑性樹脂板を固定した後、該熱可塑性
    樹脂板を型開口部から雌型のキャビティー側に向けて膨
    張させて、賦形して成形体を得、次いで第二ネック型を
    型開口部底面を含む面に沿って型開口部から外側に向け
    て分割し、第一ネック型のキャビティー面と成形体とを
    離隔させることを特徴とするアンダーカット付き成形体
    の製造方法。
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