JP2000084848A - 研削機 - Google Patents

研削機

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JP2000084848A
JP2000084848A JP10256148A JP25614898A JP2000084848A JP 2000084848 A JP2000084848 A JP 2000084848A JP 10256148 A JP10256148 A JP 10256148A JP 25614898 A JP25614898 A JP 25614898A JP 2000084848 A JP2000084848 A JP 2000084848A
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JP
Japan
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grinding
cylinder
screw portion
workpiece
grindstone
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JP10256148A
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English (en)
Inventor
Shigeo Noguchi
榮夫 野口
Masakazu Maruta
政和 丸田
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NOGUCHI KOKI KK
Original Assignee
NOGUCHI KOKI KK
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構成により、被研削材の周面を精度よ
く研削研磨することのできる研削機を提供すること。 【解決手段】 この研削機1は、回転する被研削材の回
転軸心に沿って往復移動する研削ユニット5の回転砥石
体13を被研削材の周面に押し付けて研削するものであ
って、回転砥石体駆動用のモータ12のモータ駆動軸5
0に、このモータ駆動軸50とは別個独立構成で回転砥
石体13と連結された砥石体回転軸15を、被研削材G
へ向けて進退可能にボールスプライン機構48を介して
連結し、モータ駆動軸50側に連結された第1シリンダ
と、砥石体回転軸15側に連結されて第1シリンダ58
内を摺動する第1ピストン体57と、第1シリンダ58
内に圧縮空気などを供給する第1ガス供給手段63とか
ら構成され、第1ガス供給手段63から送られた圧縮空
気などにより第1ピストン体57を駆動して被研削材G
対する回転砥石体13の押圧力を調整する押圧力調整手
段120を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば金属,合成
樹脂,特殊表面処理材質などから成り表面研磨を必要と
する、円筒体,円柱体その他の被研削材を研削,鏡面研
磨仕上げする研磨機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の研削機としては、モータ
および当該モータ駆動軸に連結される回転砥石体から研
削ユニットを構成し、回転する被研削材の回転軸心に沿
って往復移動する往復台に研削ユニットを搭載し、研削
ユニットの回転砥石体を被研削材の周面に摺接させて押
し付けることにより荒研削や仕上げ研磨をするようにし
たものが知られている。このような研削機において、回
転砥石体は被研削材の回転軸心に対しほぼ直交する回転
軸心の向きで配置されている。
【0003】そこで、被研削材に対する回転砥石体の接
当角度を可変に構成した研削機が、例えば特公平7−4
745号公報に開示されている。この研削機では、研削
ユニットを位置固定したまま、ユニットケーシング内で
回転砥石体の回転軸の向きを変える機構を備え、砥石体
の回転軸とモータ駆動軸がユニバーサルジョイントを介
して連結されている。前記の回転軸の向きを変える機構
は、砥石体回転軸用の枢支穴をユニットケーシングの軸
心に対し斜めに偏心させて形成したホルダをユニットケ
ーシング内に回動自在に装着したものである。他方、被
研削材に対する回転砥石体の押圧力を調整するものとし
て開示された、実公平3−14287号公報や登録実用
新案3034853号の研削機のように、支点プーリに
架けられたワイヤなどで研削ユニットと錘を連結し、研
削ユニットと錘の重量差により回転砥石体の押圧力を得
るものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、回転砥石体
の接当角度を可変にした研削機では、ホルダに偏心穴を
加工したり、ホルダをユニットケーシング内で回転させ
る手段を設けなければならず、高価なユニバーサルジョ
イントも用いる必要がある。そのため、部品の加工や組
み付けが複雑となり、製造コストも高くつくといった問
題がある。また、錘により押圧力を得るようにしたバラ
ンスウエイト式の研削機は、設定される押圧力が小さな
領域において、支点プーリでの軸受摩擦および往復台と
研削ユニット間のすべり摩擦が大きく影響して一定な押
圧力が確実に得られず、被研削材周面の微妙な凹凸に押
圧力が追随することができない。また、回転砥石体が1
つの場合は、研削度合いの異なる研磨工程に切り換える
都度、回転砥石体を交換しなければならないが、その際
にボルトなどを弛めて回転砥石体を砥石体回転軸から取
り外さなければならず、作業能率の向上化が嘱望されて
いる。
【0005】本発明は、上記した従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、簡素な構成により、被研削材の
周面を精度よく研削研磨することのできる研削機の提供
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る研削機は、回転する被研削材の回転軸
心に沿って当該被研削材に対し相対的に往復移動する回
転砥石体を被研削材の周面に押し付けて研削する研削機
において、回転砥石体駆動用のモータのモータ駆動軸
に、当該モータ駆動軸とは別個独立構成で回転砥石体と
連結された砥石体回転軸を被研削材へ向けて進退可能に
連結するとともに、モータ駆動軸側または砥石体回転軸
側に連結された第1シリンダと、砥石体回転軸側または
モータ駆動軸側に連結されて第1シリンダ内を摺動する
第1ピストン体と、第1シリンダ内にピストン駆動用ガ
スを供給する第1ガス供給手段とから構成され、第1ガ
ス供給手段から送られたピストン駆動用ガスにより第1
ピストン体を駆動して被研削材に対する回転砥石体の押
圧力を調整する押圧力調整手段を設けた構成にしてあ
る。
【0007】また、装置本体に、芯押台との間で被研削
材を保持して回転させる被研削材回転駆動部と、被研削
材の回転軸心に沿って往復スライドする往復台と、回転
砥石体駆動用のモータおよび当該モータ駆動軸に連結さ
れる回転砥石体から構成されて往復台に搭載される研削
ユニットとを配備し、回転砥石体を被研削材の周面に押
し付けて研削する研削機において、モータ駆動軸に、当
該モータ駆動軸とは別個独立構成で回転砥石体と連結さ
れた砥石体回転軸を被研削材へ向けて進退可能に連結す
るとともに、モータ駆動軸側または砥石体回転軸側に連
結された第1シリンダと、砥石体回転軸側またはモータ
駆動軸側に連結されて第1シリンダ内を摺動する第1ピ
ストン体と、第1シリンダ内にピストン駆動用ガスを供
給する第1ガス供給手段とから構成され、第1ガス供給
手段から送られたピストン駆動用ガスにより第1ピスト
ン体を駆動して被研削材に対する回転砥石体の押圧力を
調整する押圧力調整手段を設けたものである。
【0008】そして、前記の各構成において、モータ駆
動軸に対する砥石体回転軸の軸心方向移動を許容するが
周方向移動は規制するボールスプライン機構を介して、
モータ駆動軸と砥石体回転軸とを連結したものである。
【0009】更に、前記の各構成において、往復台上に
横旋回自在に枢支されて研削ユニットを搭載する旋回台
と、往復台側または旋回台側に設けられた第1雌ねじ部
と、旋回台側または往復台側に設けられて第1雌ねじ部
に螺合する第1雄ねじ部と、から構成され、第1雌ねじ
部と第1雄ねじ部の螺動により研削ユニットを被研削材
の回転軸心方向に沿って旋回させるユニット旋回機構
を、備えているものである。
【0010】また、前記の各構成において、往復台上に
縦揺動自在に枢支されて研削ユニットを搭載する揺動台
と、往復台または揺動台に設けられた第2雌ねじ部と、
揺動台または往復台に設けられて第2雌ねじ部に螺合す
る第2雄ねじ部とから構成され、第2雌ねじ部と第2雄
ねじ部の螺動により研削ユニットを被研削材の回転軸心
と直角の方向に揺動させるユニット揺動機構を、備えて
いるものである。
【0011】そして、前記の各構成において、砥石体回
転軸と回転砥石体とを磁石を介して着脱可能に連結した
ものである。
【0012】更に、前記の各構成において、芯押台およ
び/または往復台の下方に形成されているオイルバスの
上方をカバー体で被ったものである。
【0013】また、前記の各構成において、被研削材の
回転軸心に沿って芯押台を案内するガイドレールを装置
本体に配備するとともに、芯押台の基部に設けられた第
2シリンダと、ガイドレールの近傍に配備されたクラン
プ爪部と連結されて第2シリンダ内を摺動する第2ピス
トン体と、第2シリンダ内にピストン駆動用ガスを供給
する第2ガス供給手段とから構成され、第2ガス供給手
段から送られたピストン駆動用ガスにより第2ピストン
体を駆動しクランプ爪部をガイドレールに押し付けて芯
押台を位置固定する芯押台固定手段を、設けたものであ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳しく説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る研削機を示す正面図、図2は前記の研削機を示す
平面図、図3は前記の研削機を示す一部断面を含む側面
図である。各図において、この実施形態の研削機1は、
横長ベッド状の装置本体2に、芯押台4との間で被研削
材Gを保持して回転させる被研削材回転駆動部3と、被
研削材Gの回転軸心G0 に沿って往復スライドする往復
台31と、往復台31に搭載される研削ユニット5を備
えている。
【0015】往復台31に搭載される回転砥石体13の
材質としては、固形砥石材、ブラシ、バフその他を使用
できる。ここでは、例えば外径203mmφで厚さ50
mmの固形砥石材から成る回転砥石体13を用いてある
が、回転砥石体の材料や寸法は前記に限るものではな
い。被研削材Gは、鉄,ステンレス鋼,アルミニウム,
銅,合成樹脂その他の材質から成る、例えば外径が20
〜1500mmφの丸棒材や円管材などを適用できる。
被研削材Gとして円管材を研削する場合は、被研削材回
転駆動部3側に傘型コーン6を取付け、芯押台4側に傘
型コーン7を取付けて用いる。一方、被研削材Gとして
丸棒材を研削する場合は前記の傘型コーン6をスクロー
ルチャック8に取り替え、傘型コーン7を芯受部9に取
り替えて用いる。
【0016】装置本体2の正面手前側のベッド上には、
芯押台4を案内するための、水平の案内面を有するガイ
ドレール41と、このガイドレール41と一体で並列し
てV字状の案内面を有するガイドレール40とが被研削
材Gの回転軸心G0 に沿って設けられている。それぞれ
のガイドレール40,41は、ベース39との摺接面を
油浸させるオイルバス40a,41a内に配設されてい
る。オイルバス40a,41aの上方は全面にわたって
カバー体10で被われている。このカバー体10は長手
方向両端部が装置本体2でそれぞれ支持されており、途
中部分は芯押台4の基部106底面と、基部106の二
股脚部間をつなぐベース39との間に形成された下向き
コ字状の空間内に配置されている。
【0017】芯押台4を駆動させるための雄ねじ棒43
は装置本体2の一端側で軸受99に、他端側で軸受98
(図10参照)にそれぞれ枢支されている。この雄ねじ
棒43はプーリ95,96およびこれらに架け回された
ベルト97を介して装置本体2下部のギヤモータ18と
駆動連結されており、ベース39に垂設された雌ねじ部
42と螺合するようになっている。
【0018】また、装置本体2奥側のベッド上にも、往
復台31を案内するための、水平の案内面を有するガイ
ドレール33と、このガイドレール33と一体に並列し
てV字状の案内面を有するガイドレール35とが被研削
材Gの回転軸心G0 と平行に配置されている。それぞれ
のガイドレール33,35は、ベース32との摺接面を
油浸させるオイルバス34,35a内に配設されてい
る。オイルバス34,35aの上方は全面にわたってカ
バー体22で被われている。このカバー体22は長手方
向両端部が装置本体2でそれぞれ支持されており、途中
部分は往復台31の脚部31a,31b(図8参照)内
側面と、脚部31a,31b間をつなぐベース32との
間に形成された下向きコ字状の空間内に配置されてい
る。
【0019】往復台31を駆動させるための雄ねじ棒2
0は装置本体2の一端側で軸受21に枢支され、他端側
で無段変速モータ19と駆動連結されており、前記のベ
ース32に垂設された雌ねじ部36と螺合するようにな
っている。
【0020】更に、各図中の符号において、14は研削
ユニット5に付設されて随伴する制御盤、16は後述す
るユニット揺動機構121(図8参照)に用いられるギ
ヤモータ、17は後述のユニット旋回機構64(図6参
照)に用いられるギヤモータ、23はカバー体22に形
成された覗き窓、24は電源ケーブル,制御ケーブル,
通信ケーブルなどを研削ユニット5に随走させるキャタ
ピラ式のケーブルベア、25,26は往復移動する研削
ユニット5の到着または通過を検出するセンサ、27は
研削中に生じた廃油,廃水,削り粉などを機外へ排出す
るために装置本体2のベッド上に設けられた排出口、1
16は被研削材回転駆動部3を駆動させて被研削材Gを
回転させる無段変速モータ、をそれぞれ示している。
【0021】前記の研削ユニット5はモータ12および
そのモータ駆動軸50に連結される回転砥石体13を備
えており、ユニットケーシング46(図4参照)の部分
で旋回台29に載置固定されている。そして、旋回台2
9は基板65上に配備されており、基板65は揺動台2
8上にLMガイドを介して前後移動可能に配備されてい
る。この基板65は研削にあたり回転砥石体13を被研
削材Gに近接させるよう、高速応答のサーボモータ38
により駆動されるようになっている。
【0022】回転砥石体13の砥石体回転軸15は、モ
ータ12のモータ駆動軸50と分離独立に構成されてい
る。モータ12のフランジ45には筒状のユニットケー
シング46が固設されていて、ユニットケーシング46
の配置空間47にボールスプライン機構48が配備され
ている。
【0023】ボールスプライン機構48は、図4および
図5に示すように、モータ駆動軸50のカップリング5
1に直結された大径円筒状の外カップリング49と、砥
石体回転軸15を保持する小径円筒状の内カップリング
48dと、外カップリング49の内周面に周方向所定間
隔で形成された軸方向長手の半円溝48bと、半円溝4
8bに対応した周方向所定間隔で内カップリング48の
外周面に形成された軸方向長手の半円溝48cと、互い
に重ね合わせられた半円溝48b,48c間に形成され
た円柱空間内にそれぞれ適宜数装入されたボール48a
とから成っている。端部のボール48aと係合する鍔部
52は砥石体回転軸15の後端に設けられている。この
ボールスプライン機構48により、モータ駆動軸50に
対する砥石体回転軸15の軸心方向移動は許容されるが
周方向移動は規制されるようになっている。
【0024】被研削材Gに対する回転砥石体13の押圧
力を調整する押圧力調整手段120は、モータ駆動軸5
0側に連結された第1シリンダ58と、砥石体回転軸1
5側に連結されて第1シリンダ58内を摺動する第1ピ
ストン体57と、第1シリンダ57内に空気(ピストン
駆動用ガスの例)を供給する第1ガス供給手段63(例
えば、エアコンプレッサなど)とから、主に構成されて
いる。
【0025】具体的には、ユニットケーシング46の前
部内周面に第1シリンダ58が装着され、第1シリンダ
58内に筒状の第1ピストン体57が軸方向摺動自在に
配備されている。また、第1シリンダ58内面と第1ピ
ストン体57との間に、ガスノズル61を経て第1ガス
供給手段63と連通するシリンダ室59と、ガスノズル
58を経て第1ガス供給手段63と連通するシリンダ室
60が形成されている。砥石体回転軸15は第1ピスト
ン体57の内面に装着された軸受55,56によりラジ
アル枢支されている。砥石体回転軸15の外周部には第
1ピストン体57に対し軸方向に係止するための鍔部5
3,54が突設されている。すなわち、砥石体回転軸1
5は、後述するボールスプライン機構48および押圧力
調整手段120を介して被研削材Gを押圧可能に、モー
タ駆動軸50と連結されている。
【0026】尚、この研削機1に用いられるピストン駆
動用ガスとしては、前記の空気が最も好ましいが、それ
に限らず、例えば窒素ガスや炭酸ガスなどのように比較
的安価で入手容易であって危険性のないガスであれば使
用できる。また、第1ガス供給手段63は、後述する第
2ガス供給手段114および第3ガス供給手段105と
共用しても構わない。更に、第1シリンダを砥石体回転
軸15側に配備し、第1ピストン体をモータ12側に配
備してもよい。
【0027】ユニット旋回機構64は、図6および図7
に示すように、前述の基板65と、基板65上に枢支軸
75を介して横旋回自在に枢支された旋回台29と、基
板65側の第1雌ねじ部73と、旋回台29側で第1雌
ねじ部73と螺合する第1雄ねじ部72を備えている。
基板65の前部には、枢支軸75の挿通される軸穴(符
号付け省略)が形成され、奥側部分には左右両側面を貫
通する貫通穴77が形成されている。また、基板65に
おいて貫通穴77が通過する部分の横方向中央部には、
矩形の収容部66が上下貫通して形成されている。貫通
穴77の両端には、駆動軸68を枢支する軸受69,6
9がそれぞれ配備されている。また、第1雄ねじ部72
は駆動軸68のほぼ中央部に形成されている。駆動軸6
8はギヤモータ17(図2参照)と駆動連結されてい
る。
【0028】一方、円柱状の第1雌ねじ部73は左右に
貫通した雌ねじ穴を有しており、この雌ねじ穴と駆動軸
68の雄ねじ部72が螺合している。すなわち、雄ねじ
部72の螺動により、基板65に対して旋回台29が枢
支軸75回りに旋回する。枢支軸75は、これと一体の
軸保持板76と上端に被着される軸蓋74とにより、旋
回台29および基板65の軸穴に装着されている。固定
具70は収容部66よりもやや小さな平面寸法に形成さ
れていて、収容部66内に収容された状態で基板65の
上面に固着されている。この固定具70はホルダ71を
周面から保持するようになっている。ホルダ71は上下
貫通した中央穴に第1雌ねじ部73を装入できるように
構成され、装入された第1雌ねじ部73の周面から保持
するようになっている。従って、ホルダ71および第1
雌ねじ部73はそれぞれの横穴および雌ねじ穴に駆動軸
68が挿通されることにより、固定具70からの抜止め
が図られている。
【0029】ところで、図7では、ユニット旋回機構6
4の理解を容易にするために、旋回台29を比較的大き
く旋回させたものを示してあるが、実際の振り幅は第1
雌ねじ部73と第1雄ねじ部72の螺合位置において
0.1〜0.2mm程度である。尚、第1雌ねじ部を旋
回台29側に設け、第1雄ねじ部を基板65側に設ける
ようにしてもよい。また、駆動軸68の駆動はモータ駆
動に限らず、手動でも構わない。
【0030】ユニット揺動機構121は、図8に示すよ
うに、往復台31の前部に設けた枢支軸30を介し縦揺
動自在に枢支されて基板65(図3参照)を搭載する揺
動台28と、揺動台28側に設けられた第2雌ねじ部8
7と、往復台31側に設けられて第2雌ねじ部87に螺
合する第2雄ねじ部89とから、主に構成されている。
揺動台28後部の下面にはホルダ86が取り付けられて
いる。このホルダ86に、縦方向の雌ねじ穴(符号付け
省略)を有する第2雌ねじ部87が、両側面に設けた支
持軸88を介して枢支されている。
【0031】一方、往復台31の後部には、やや前傾し
た配置の駆動軸84が軸受85を介して回動自在に軸支
されている。駆動軸84の上部には第2雄ねじ部89が
形成され、下部にはスプロケット82が取り付けられて
いる。第2雄ねじ部89は第2雌ねじ部87の雌ねじ穴
と螺合するようになっている。また、駆動軸84はスプ
ロケット82,チェーン83,スプロケット81を介し
てギヤモータ16と駆動連結されている。尚、逆に、第
2雌ねじ部を往復台31側に設け、第1雄ねじ部を揺動
台28側に設けるようにしてもよい。また、駆動軸84
の駆動はモータ駆動に限らず、手動でも構わない。
【0032】そうして、回転砥石体13は鋼製の取付座
44の片面に接着剤などで一体に固着されている。この
場合、取付座44と砥石体回転軸15とを一体に構成し
てもよい。但し、この実施形態では、図9に示すよう
に、砥石体回転軸15に固着されていて回転砥石体13
とは別個独立の取付座90に、磁石93がボルト91で
固定されている。また、取付座90の周端縁全周にわた
り保護用の磁石カバー92が取り付けられている。この
ように、取付座44の他面側を磁着面94として磁石9
3に磁着させると、砥石体回転軸15と回転砥石体13
が磁石93を介して着脱可能に取り付けられる。従っ
て、回転砥石体13が摩耗した場合や交換が必要な場合
でも、磁石93から回転砥石体13を容易に取り外して
新品と簡単に取り替えることができる。あるいは、取付
座44と一体にしたブラシなどに容易に取り替えられ
る。
【0033】芯押台4は、図10〜12および図3に示
すように、芯押台固定手段108を有している。芯押台
固定手段108は、基部106と連結されたベース39
に形成された第2シリンダ107と、第2シリンダ10
7内を摺動する第2ピストン体109と、第2シリンダ
107内に圧縮空気を供給する第2ガス供給手段114
を備えている。ガイドレール40,41の下方近傍に
は、下端部が外方へ突出したクランプ爪部111が配備
されている。このクランプ爪部111はベース39の縦
穴内を上下に摺動する連結軸110を介して第2ピスト
ン109と連結されている。また、第2シリンダ107
の上面開口はシリンダ蓋部117で密閉されている。第
2シリンダ107と第2ピストン109の間にはシリン
ダ室112,113が形成されていて、これらは第2ガ
ス供給手段114と連通している。
【0034】更に、芯押台4は、被研削材Gを被研削材
回転駆動部3に向けて押し付けて保持するように、芯受
部9または傘型コーン7を押動する手段を有している。
かかる手段は、複数の部材で横向き円筒状に形成された
第3シリンダ101と、第3シリンダ101内に摺動自
在に配備された第3ピストン体102と、第3シリンダ
101内の前後で第3ピストン体102との間に形成さ
れるシリンダ室104,103と、シリンダ室104,
103と連通して圧縮空気を送る第3ガス供給手段10
5と、第3ピストン体102の軸心に形成された軸穴に
装着され先端に芯受部9や傘型コーン7が取り付けられ
る軸体100と、第3シリンダ101内面に突出したキ
ー(符号付け省略)を案内する第3ピストン体102の
ガイド溝115を備えている。
【0035】引続き、上記構成の研削機1により被研削
材Gの表面を研削する動作について説明する。まず、被
研削材Gを被研削材回転駆動部3と芯押台4の間に配置
し、芯押台4を被研削材回転駆動部3に向けて前進させ
て被研削材Gの両端を被研削材回転駆動部3の傘型コー
ン6(またはスクロールチャック8)と芯押台4の傘型
コーン7(または芯受部9)に保持させる。
【0036】その位置で、芯押台固定手段108の第2
ガス供給手段114から送られた圧縮空気により、第2
ピストン体109および連結軸110が駆動され、クラ
ンプ爪部111がガイドレール40,41に上向きに押
し付けられて芯押台4を位置固定する。すなわち、芯押
台固定手段108によれば、空気圧でクランプ爪部11
1をガイドレール40,41に押し付けて把持すること
により、芯押台4を所望の位置で迅速にクランプして位
置固定することができる。続いて、第3ガス供給手段1
05からの圧縮空気をシリンダ室103へ送ると、第3
ピストン体102および軸体100が被研削材回転駆動
部3へ向けて駆動され、被研削材Gを被研削材回転駆動
部3との間でしっかりと保持する。この状態から無段変
速モータ116を起動して、被研削材Gを回転させる。
【0037】因みに、荒研削時は砥石体回転軸15を傾
けて被研削材Gに接当する。仕上げ研削(鏡面研磨な
ど)時は砥石体回転軸15の軸心を被研削材Gの周面と
直角にして(すなわち、回転砥石体13の研削面を被研
削材Gの表面と平行にして)接当する。その際、研削ユ
ニット5を左右に傾ける場合は、ユニット旋回機構64
のギヤモータ17により駆動軸68を駆動して、第1雌
ねじ部73に対し第1雄ねじ部72を螺動させる。する
と、図7のように、旋回台29が枢支軸75中心の支点
C回りに元の中心軸Lに対し偏位軸Leの位置まで旋回
し、第1雌ねじ部73の中心が移動軌跡Mのように移動
する。これにより、研削ユニット5が被研削材Gの回転
軸心G0 に沿って(すなわち、横方向)少し旋回する。
【0038】他方、研削ユニット5を上下に傾ける場合
は、ユニット揺動機構121のギヤモータ16により駆
動軸84を駆動して、第2雌ねじ部87に対し第2雄ね
じ部89を螺動させる。そこで、図8のように、揺動台
28が起倒して第2雌ねじ部87の中心が移動軌跡Nの
ように移動する。これにより、研削ユニット5が被研削
材Gの回転軸心G0 と直角の方向(すなわち、縦方向)
に揺動する。
【0039】次に、モータ12を駆動して回転砥石体1
3を回転させた後、無段変速モータ19を駆動して研削
ユニット5を横方向に移動させる。同時に、サーボモー
タ38を駆動して基板65を前進させ、回動砥石体13
を被研削材Gの周面に接当させる。これにより、被研削
材Gの周面が回転砥石体13により研削される。このと
き、押圧力調整手段120においては、第1ガス供給手
段63からシリンダ室59またはシリンダ室60へ送ら
れた圧縮空気により第1ピストン体57が駆動されて、
被研削材Gに対する回転砥石体13の押圧力が調整され
る。
【0040】従って、この実施形態の研削機1によれ
ば、被研削材Gに対する回転砥石体13の押圧力を押圧
力調整手段120からの圧縮空気の圧力によって弾力的
に調整することができる。すなわち、被研削材Gの周面
に多少の凹凸があっても、押圧力調整手段120の空気
圧によって回転砥石体13の押圧力が自動的に補償され
るので、一定の研削圧で研削することができる。加え
て、ボールスプライン機構48により、モータ駆動軸5
0に対する砥石体回転軸15の軸方向移動の摩擦が小さ
くなるため、被研削材Gへ向かう回転砥石体13の進退
移動が極めて円滑に行われる。因みに、押圧力が極めて
小さく設定された場合は摩擦抵抗が研削精度に大きな影
響を及ぼすが、ボールスプライン機構48の存在により
小さな押圧力の場合でも微妙に調整することができ、研
削精度の高い研削製品が得られるのである。
【0041】ところで一般に、研削機は切削油や水を含
んだ研削液を被研削部分にかけながら研削を行ってい
く。この研削機1では、そのとき生じた削り粉も研削液
の廃液がいったんカバー体10,22上に落ちたのち、
装置本体2のベッド上を経て排出口27から機外へ排出
される。従って、削り粉などがガイドレール40,4
1,33,35上に溜まりにくくなり、往復台31や芯
押台4の移動動作に支承を来すおそれが解消される。但
し、芯押台4側または往復台31側のオイルバスのう
ち、両方に限らず、いずれか一方のみをカバー体で被っ
た場合でも相応の効果は奏する。
【0042】尚、本発明の研削機は、配備される研削ユ
ニットが1基のものに限らず、図13のように、2基の
研削ユニット5a,5bを併設したものであればよりい
っそう好適である。その場合、支点Cを中心として、被
研削材Gの軸心に対し研削ユニット5a,5bの軸心を
被研削材Gの軸心と直角の軸Lから偏位軸Leに傾け
て、回転砥石体13を用いることもできる。すなわち、
各研削ユニット5aまたは5bは個々に独立して回転駆
動・横旋回・縦揺動するように構成することも可能であ
ることから、荒研削と仕上げ研削とを一連に連続して行
うことができる。特に、ブラシを使用した研磨仕上げに
おいては、2種類のブラシを決められた研磨方法で同時
に使用しなければ仕上がらない被研削材もあるため、か
かる被研削材を研削するのに適している。更に、研削ユ
ニットは3基またはそれ以上併設することもできる。こ
のとき、種類の異なる研削ユニットを用いれば、荒研
削,中研削,仕上げ研削といった3つ以上の異なる研削
作業を一連に実施することができる。
【0043】他方、上記の実施形態とは逆に、研削ユニ
ットを装置本体側に固定して設け、被研削材回転駆動装
置および芯押台を研削ユニットに対し往復移動させるよ
うにしても構わない。また、押圧力調整手段に関して
も、上記の実施形態と逆に、第1シリンダを砥石体回転
軸側に連結し、かつ、第1ピストン体をモータ駆動軸側
に連結することもできる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る研削機
によれば、モータ駆動軸に対し砥石体回転軸を被研削材
へ向けて進退可能に連結するとともに、第1ガス供給手
段から送られたピストン駆動用ガスにより第1ピストン
体を駆動し回転砥石体を被研削材に向けて付勢するよう
にしてあるので、被研削材に対する回転砥石体の押圧力
をガス圧により弾力的に調整することができる。その結
果、被研削材表面に多少の凹凸があっても、ガス圧によ
って回転砥石体の押圧力が自動的に補償されるため、一
定の研削圧で研削できる。また、使用部品の機械加工は
楽であり、部品の組み込みが容易で部品点数も少なくて
すむ。
【0045】但し、研削ユニットを装置本体側に固定配
備し、被研削材回転駆動装置および芯押台を研削ユニッ
トに対し往復移動させるようにしても構わない。
【0046】そして、ボールスプライン機構を用いた場
合は、モータ駆動軸に対する砥石体回転軸の軸方向移動
の摩擦が小さくなるため、被研削材へ向かう回転砥石体
の進退移動が極めてスムースになる。当該ボールスプラ
イン機構によって、通常の押圧力の場合はもとより、小
さな押圧力に設定されている場合でも、回転砥石体の押
圧力を微妙に調整することができ精度の高い研削製品を
得ることができる。
【0047】更に、雄ねじ部と雌ねじ部の組み合わせと
いった簡単な機械構成により、研削ユニットを精度よく
横旋回させることができる。加えて、部品加工が簡単で
メンテナンスが容易であり部品点数も少なくなる。ま
た、当該機構の設置スペースが小さくて済む。
【0048】同様に、雄ねじ部と雌ねじ部の組み合わせ
といった簡単な機械構成により、研削ユニットを精度よ
く縦揺動させることができる。加えて、部品加工が簡単
でメンテナンスが容易であり部品点数も少なくなる。ま
た、当該機構の設置スペースが小さくて済む。
【0049】そして、磁石を介して回転砥石体が砥石体
回転軸に取り付けられるので、使用中は磁力により回転
砥石体と砥石体回転軸とが必要十分に連結されるのは無
論のこと、砥石体交換などの際には作業性よく回転砥石
体を取り替えることができる。
【0050】更に、オイルバスの上方がカバー体で被わ
れているので、研削時に生じた削り粉などがオイルバス
内のガイドレールに降りかかることがない。その結果、
削り粉などによるガイドレールの摩耗を抑制することが
できて往復台や芯押台の往復移動を妨げたりしない。こ
れにより、往復台や芯押台の位置決めや移動速度を適切
に保持することができる。
【0051】また、芯押台を案内するガイドレールを利
用し、空気などのガス圧でクランプ爪部を駆動してガイ
ドレールに押し付けるといった簡単な構成により、芯押
台を所望の位置で確実にクランプして位置固定すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る研削機を示す正面図
である。
【図2】前記の研削機を示す平面図である。
【図3】前記の研削機を示す一部断面を含む側面図であ
る。
【図4】前記の研削機の研削ユニットを示す要部平断面
図である。
【図5】研削ユニットのボールスプライン機構の部分を
示す断面図である。
【図6】研削ユニットを搭載するユニット旋回機構を示
し、(a)は一部断面を含む平面図、(b)は(a)に
おけるA−A線断面図、(c)は(a)におけるB−B
線断面図である。
【図7】ユニット旋回機構における横旋回動作を示す動
作説明図である。
【図8】研削ユニットを搭載するユニット揺動機構を示
し、(a)は概略側面図、(b)は揺動台の縦揺動動作
を示す動作説明図である。
【図9】砥石体回転軸への回転砥石体の取付け態様を示
す一部断面を含む平面図である。
【図10】被研削材回転駆動部と芯押台を主に示す一部
断面を含む正面図である。
【図11】正面からみた芯押台の要部断面図である。
【図12】芯押台およびガイドレール周辺を示す一部断
面を含む側面図である。
【図13】複数の研削ユニットを配備した研削機を示
し、(a)は全ての研削ユニットを被研削材軸心に対し
直角から傾けた状態を示す説明図、(b)は右側の研削
ユニットのみを被研削材軸心に対し直角から傾けた状態
を示す説明図、(c)は左側の研削ユニットのみを被研
削材軸心に対し直角から傾けた状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 研削機 2 装置本体 3 被研削材回転駆動部 4 芯押台 5,5a,5b 研削ユニット 10 カバー体 12 モータ 13 回転砥石体 15 砥石体回転軸 22 カバー体 28 揺動台 29 旋回台 30 枢支軸 31 往復台 34,35a,40a,41a オイルバス 40,41 ガイドレール 48 ボールスプライン機構 48a ボール 48b,48c 半円溝 50 モータ駆動軸 57 第1ピストン体 58 第1シリンダ 63 第1ガス供給手段 64 ユニット旋回機構 65 基板 72 第1雄ねじ部 73 第1雌ねじ部 75 枢支軸 87 第2雌ねじ部 89 第2雄ねじ部 93 磁石 106 基部 107 第2シリンダ 108 芯押台固定手段 109 第2ピストン体 110 連結軸 111 クランプ爪部 114 第2ガス供給手段 120 押圧力調整手段 121 ユニット揺動機構 G 被研削材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する被研削材の回転軸心に沿って当
    該被研削材に対し相対的に往復移動する回転砥石体を被
    研削材の周面に押し付けて研削する研削機において、 回転砥石体駆動用のモータのモータ駆動軸に、当該モー
    タ駆動軸とは別個独立構成で回転砥石体と連結された砥
    石体回転軸を被研削材へ向けて進退可能に連結するとと
    もに、 モータ駆動軸側または砥石体回転軸側に連結された第1
    シリンダと、砥石体回転軸側またはモータ駆動軸側に連
    結されて第1シリンダ内を摺動する第1ピストン体と、
    第1シリンダ内にピストン駆動用ガスを供給する第1ガ
    ス供給手段とから構成され、第1ガス供給手段から送ら
    れたピストン駆動用ガスにより第1ピストン体を駆動し
    て被研削材に対する回転砥石体の押圧力を調整する押圧
    力調整手段を設けたことを特徴とする研削機。
  2. 【請求項2】 装置本体に、芯押台との間で被研削材を
    保持して回転させる被研削材回転駆動部と、被研削材の
    回転軸心に沿って往復スライドする往復台と、回転砥石
    体駆動用のモータおよび当該モータ駆動軸に連結される
    回転砥石体から構成されて往復台に搭載される研削ユニ
    ットとを配備し、回転砥石体を被研削材の周面に押し付
    けて研削する研削機において、 モータ駆動軸に、当該モータ駆動軸とは別個独立構成で
    回転砥石体と連結された砥石体回転軸を被研削材へ向け
    て進退可能に連結するとともに、 モータ駆動軸側または砥石体回転軸側に連結された第1
    シリンダと、砥石体回転軸側またはモータ駆動軸側に連
    結されて第1シリンダ内を摺動する第1ピストン体と、
    第1シリンダ内にピストン駆動用ガスを供給する第1ガ
    ス供給手段とから構成され、第1ガス供給手段から送ら
    れたピストン駆動用ガスにより第1ピストン体を駆動し
    て被研削材に対する回転砥石体の押圧力を調整する押圧
    力調整手段を、設けたことを特徴とする研削機。
  3. 【請求項3】 モータ駆動軸に対する砥石体回転軸の軸
    心方向移動を許容するが周方向移動は規制するボールス
    プライン機構を介して、モータ駆動軸と砥石体回転軸と
    を連結したことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の研削機。
  4. 【請求項4】 往復台上に横旋回自在に枢支されて研削
    ユニットを搭載する旋回台と、往復台側または旋回台側
    に設けられた第1雌ねじ部と、旋回台側または往復台側
    に設けられて第1雌ねじ部に螺合する第1雄ねじ部と、
    から構成され、第1雌ねじ部と第1雄ねじ部の螺動によ
    り研削ユニットを被研削材の回転軸心方向に沿って旋回
    させるユニット旋回機構を、備えていることを特徴とす
    る請求項2または請求項3に記載の研削機。
  5. 【請求項5】 往復台上に縦揺動自在に枢支されて研削
    ユニットを搭載する揺動台と、往復台または揺動台に設
    けられた第2雌ねじ部と、揺動台または往復台に設けら
    れて第2雌ねじ部に螺合する第2雄ねじ部とから構成さ
    れ、第2雌ねじ部と第2雄ねじ部の螺動により研削ユニ
    ットを被研削材の回転軸心と直角の方向に揺動させるユ
    ニット揺動機構を、備えていることを特徴とする請求項
    2乃至請求項4のいずれかに記載の研削機。
  6. 【請求項6】 砥石体回転軸と回転砥石体とを磁石を介
    して着脱可能に連結したことを特徴とする請求項1乃至
    請求項5のいずれかに記載の研削機。
  7. 【請求項7】 芯押台および/または往復台の下方に形
    成されているオイルバスの上方をカバー体で被ったこと
    を特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の
    研削機。
  8. 【請求項8】 被研削材の回転軸心に沿って芯押台を案
    内するガイドレールを装置本体に配備するとともに、 芯押台の基部に設けられた第2シリンダと、ガイドレー
    ルの近傍に配備されたクランプ爪部と連結されて第2シ
    リンダ内を摺動する第2ピストン体と、第2シリンダ内
    にピストン駆動用ガスを供給する第2ガス供給手段とか
    ら構成され、第2ガス供給手段から送られたピストン駆
    動用ガスにより第2ピストン体を駆動しクランプ爪部を
    ガイドレールに押し付けて芯押台を位置固定する芯押台
    固定手段を、設けたことを特徴とする請求項2乃至請求
    項7のいずれかに記載の研削機。
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