JP2000084097A - 粒子線エネルギー変更装置及び粒子線照射装置 - Google Patents

粒子線エネルギー変更装置及び粒子線照射装置

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JP2000084097A
JP2000084097A JP10263211A JP26321198A JP2000084097A JP 2000084097 A JP2000084097 A JP 2000084097A JP 10263211 A JP10263211 A JP 10263211A JP 26321198 A JP26321198 A JP 26321198A JP 2000084097 A JP2000084097 A JP 2000084097A
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particle beam
energy
ridge filter
filter
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Takafumi Nakagawa
▲たか▼文 中川
Kiyoshi Yoda
潔 依田
Shiro Nakamura
史朗 中村
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Mitsubishi Electric Corp
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/10X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
    • A61N2005/1092Details
    • A61N2005/1095Elements inserted into the radiation path within the system, e.g. filters or wedges

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのリッジフィルタで複数のSOBPを形
成でき、小数のリッジフィルタで個々の患者に最適な線
量分布を与えることができる粒子線エネルギー変更装置
及び粒子線照射装置を提供する。 【解決手段】 粒子線が入射する場所によって通過する
長さが違う構造を有し、粒子線のエネルギーを変更する
部材と、前記エネルギー変更部材を周期的に配置したエ
ネルギー変更フィルタと、前記エネルギー変更部材を周
期的に配置する方向に平行な軸の回りに前記エネルギー
変更フィルタを回転する機構を備えた構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粒子を照射してガン
治療を行う装置で、粒子線のエネルギーを変更してター
ゲット内に一様な線量分布を作るための装置と、その装
置を用いた粒子線照射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図16は例えば「Instrunent
ion for treatmentof cance
r using proton and light−
iron beams」Rev.Sci.Instru
m.Vol.64 No.8pp.2084−2090
(1993)に記載のリッジフィルタを用いたワブラー
法によるビーム照射方法を示す図である。図において、
10は荷電粒子ビーム、11は荷電粒子ビ−ムの軌道を
変更する水平(x)揺動用電磁石、12は垂直(y)揺
動用電磁石である。13は荷電粒子のエネルギーを変え
るためのレンジシフタ、14は粒子線のエネルギーを入
射位置に応じて吸収するリッジフィルタ、15は揺動さ
れたビーム、16はターゲットボリューム、17はリッ
ジフィルタの山の一つを示している。リッジフィルタ1
4は山の一つ17をx方向に沿って並べて形成されてい
る。
【0003】また、図17はSOBPの作り方の説明図
であり、前記論文の2074頁に記載された水ターゲッ
トに入射した重粒子線の線量分布を描いたものである。
この図は、深さ方向に一様な線量分布SOBP(spr
ead−out Braggpeak)を作る原理を説
明している。図において、21は作ったSOBP、22
はSOBPを形成する複数のエネルギのビームの線量分
布(ブラッグカーブ)である。図17で各エネルギのブ
ラッグカーブは深さ方向で線量が急激に増加する場所
(ブラッグピーク)を持つ。
【0004】図18はリッジフィルタの構造を示す図で
あり、図18の階段状のくさび形構造体は図16のリッ
ジフィルタ14の一つの山17の断面を拡大したもので
ある。この構造体は奥行き方向(紙面に垂直な方向)に
同じ断面を有している。この構造体は、例えば直方体の
アルミの部材を削りだして、外形が階段状になるように
製作する。図において、33はビームの進行方向、34
は構造体の最下面、35は構造体の最下面34からの高
さである。粒子線はくさび状の構造体を通過すると、通
過した距離に応じてエネルギーを吸収される。従って、
各階段の構造体の最下面34からの高さ35を変えるこ
とによって粒子線が図16のリッジフィルタ14を通過
した後のエネルギーを変えることができる。また、図1
8の階段の幅32によって前記構造体の特定の厚さの部
分を通過した粒子数を変えることができる。図19はコ
リメータを使用した照射方法を示す図である。患部以外
にビームが照射されないようにコリメートする。図にお
いて、51はコリメータ、52はエネルギー補正用媒
質、53は患部の深さ(この長さが必要なSOBPに相
当する)である。
【0005】次に、動作について説明する。本装置の目
的は患部に所定の線量を均一に照射することにある。即
ち、図16のターゲットボリューム16内で、ボリュー
ムの深さ方向(z方向)の領域で均一な線量分布(SO
BP)を作り、ターゲットボリュームから外れた部分は
極力線量を下げるような線量分布(図17に示すような
SOBP)を形成する必要がある。粒子線を媒質に入射
すると粒子のエネルギーと媒質の種類に応じて粒子が侵
入する深さが決まる。このとき線量分布は図17に示す
ようなブラッグカーブ22を生じるので、複数のブラッ
グカーブ22の足し合わせでSOBPを作ることができ
る。ブラッグカーブのピークの位置は媒質に入射する粒
子のエネルギーで決まる。媒質に入射する粒子のエネル
ギーはリッジフィルタ中を粒子が通過した後のエネルギ
ーで決まり、図18の35の高さで制御できる。即ち、
粒子が通過した後のエネルギーは、粒子が図18の階段
状の構造体を通過する距離によって決まるので、階段の
高さ31を一定とすれば、複数のブラッグカーブ22の
間隔はほぼ一定になる。
【0006】また、ブラッグピークの高さはそのエネル
ギーを持つ粒子数で決まり、図18の幅32で制御でき
る。即ち、幅32が広ければそのエネルギー領域の粒子
数は多くなる。図16のリッジフィルタ14には水より
も短い距離で同じ機能を実現するために比重が重く、加
工性の良いアルミニウムが通常用いられる。フィルタの
材質が変わるとブラッグピークを作る深さは変わるがS
OBPを作る原理は同じである。
【0007】従って、例えばリッジフィルタをアルミニ
ウムで製作する場合は、水媒質について所定のSOBP
を持つリッジフィルタの設計を行えば水とアルミニウム
中での粒子のエネルギー減衰の割合がわかっているの
で、容易にアルミニウム厚を水等価厚(水媒質の厚さ)
に換算することができる。同様に水中での均一な線量分
布を作るSOBPが設計できれば容易に他の材料につい
てもSOBPを設計できる。リッジフィルタの設計法に
ついては、「MONTE CARLO SIMULAT
ION OF A PROTONTHERAPY SY
STEM FORTHE CALCULATION O
F THE DOSE DISTRIBUTION I
N A PATIENT」TERA,95,No.4,
pp25〜28(1995)に詳述されている。
【0008】横(図16のX及びY)方向はターゲット
の前にコリメータを置いて照射領域を制限する方式が採
用されている。ビームは横方向を図19のコリメータ5
1で制限され、補正用媒質52で患部形状に合うように
エネルギーを補正する。コリメータ51はビームを完全
に阻止できる厚みを有しているので粒子はコリメータ5
1の開口部よりも外へは行かない。53は患部の深さ方
向の長さで、この長さがSOBPに相当し、このSOB
Pが得られるようなリッジフィルタ14をコリメータ5
1の前に置く必要がある。従って、患部の深さ53が変
わればそれに応じてリッジフィルタ14を交換する必要
がある。以上のようにして患部のみに必要な照射線量を
与えるような粒子束を作ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来は、特定のリッジ
フィルタで設定できるSOBPの長さは固定されてい
た。患部の大きさは患者によって違うので、患者に応じ
て最適なSOBPを形成するために多数のリッジフィル
タからひとつを選択し、交換して使用しなければならな
かった。
【0010】本発明は従来の技術の前記の問題点を解決
するためになされたものであり、一つのリッジフィルタ
で複数のSOBPを形成でき、小数のリッジフィルタで
個々の患者に最適な線量分布を与えることができる粒子
線エネルギー変更装置及び粒子線照射装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成によ
る粒子線エネルギー変更装置は、粒子線が入射する場所
によって通過する長さが違う構造を有し、粒子線のエネ
ルギーを変更する部材と、前記エネルギー変更部材を周
期的に配置したエネルギー変更フィルタと、前記部材を
周期的に配置する方向に平行な軸の回りに前記装置を回
転する機構を備えたものである。
【0012】また、本発明の第2の構成による粒子線エ
ネルギー変更装置は、前記第1の構成において、前記エ
ネルギー変更部材は階段形状を有するくさび形構造体と
するものである。
【0013】また、本発明の第3の構成による粒子線エ
ネルギー変更装置は、前記第1または第2の構成におい
て、前記エネルギー変更フィルタが所定の回転角度で所
定の線量分布を形成するものである。
【0014】また、本発明の第4の構成による粒子線エ
ネルギー変更装置は、前記第2の構成において、前記エ
ネルギー変更部材の最下面からの高さが低い領域で、階
段の高さを小さくしたものである。
【0015】また、本発明の第5の構成による粒子線エ
ネルギー変更装置は、前記第1から第4のいずれかの構
成において、前記エネルギー変更フィルタを、複数個組
み合わせて所定の線量分布を形成するものである。
【0016】また、本発明の第6の構成による粒子線照
射装置は、回転ガントリと、前記第1から第5のいずれ
かの構成の粒子線エネルギー変更装置とを備えたもので
ある。
【0017】また、本発明の第7の構成による粒子線照
射装置は、回転ガントリと、前記第1から第5のいずれ
かの構成の粒子線エネルギー変更装置と、複数の前記エ
ネルギー変更フィルタと、前記複数のエネルギー変更フ
ィルタを遠隔制御して交換する装置とを備えたものであ
る。
【0018】また、本発明の第8の構成による粒子線照
射装置は、固定照射ポートと、前記第1から第5いずれ
かの構成のエネルギー変更装置とを備えたものである。
【0019】また、本発明の第9の構成による粒子線照
射装置は、固定照射ポートと、前記第1から第5のいず
れかの構成の粒子線エネルギー変更装置と、複数の前記
エネルギー変更フィルタと、前記複数のエネルギー変更
フィルタを遠隔制御して交換する装置とを備えたもので
ある。
【0020】また、本発明の第10の構成による粒子線
エネルギー変更装置は、生物学的線量分布が平坦になる
ように前記エネルギー変更フィルタを設計したものであ
る。
【0021】また、本発明の第11の構成による粒子線
エネルギー変更装置は、前記第1から第5のいずれか構
成において、線量分布の異なる複数の前記エネルギー変
更フィルタと、前記エネルギー変更フィルタ装置を移動
させる駆動部とを備え、前記エネルギー変更フィルタの
移動により異なる線量分布を与えるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明では、リッジフィルタを回
転することによって、図18の階段の高さ35は一定で
あってもビームが通過する長さが変わるようにした。リ
ッジフィルタをあらかじめ所定の角度回転した位置でS
OBPが平坦になるような高さ31を決めると、回転し
てもSOBPの平坦度を悪化させずにSOBPの有効範
囲を変えることができることがシミュレーションに依っ
てわかった。さらに、あらかじめ図18の35の高さが
低い領域で図18の35の長さ変化の割合31を小さく
することが有効であった。
【0023】実施の形態1.図1は本発明の第1の実施
の形態の構成を示す図である。図において、61はリッ
ジフィルタを支える支持部、62は支持部61を回転す
るための駆動力伝達部、63はリッジフィルタの回転の
方向、64は駆動用モータ、65は粒子の進行方向、θ
はビーム軸とリッジフィルタの法線ベクトルがなす角度
である。また、図2は本発明の第1の実施の形態の効果
を説明するための図であり、図12のワブラ法のシステ
ムにおいて、200MeVの陽子ビームがアルミニウム
のリッジフィルタを通って水ターゲットに照射した場合
のSOBPをモンテカルロ法により計算した結果を示し
ている。図において、66はθ=0度の場合の水中での
線量分布、67はθ=45度の場合の水中での線量分布
である。3〜5cmの範囲で平坦なSOBPが形成され
ている。また、横軸は深さ、縦軸は相対線量(最大値線
量で規格化した線量分布)を示している。
【0024】次に、動作について説明する。水中でのブ
ラッグカーブからリッジフィルタがある角度に回転した
位置(この例ではθ=45度の場合)で各ブラッグカー
ブの位置と重みからSOBPが平坦になるように図18
の階段の高さ31と幅32を設計する。例えば、論文
K.Yoda,Y.Saito and H.Saka
moto 「Dose optimozation o
f proton and heavy ion th
erapy using generalized s
ampled pattern maching」Ph
ys.Med.Biol.42(1997)pp.54
11−2420に記載された最適化手法を用いて図17
の各ブラッグカーブ22の重み(図18の幅32)を容
易に計算することができるので、ブラッグカーブ22を
加算して所定のSOBPを得るリッジフィルタを設計で
きる(但し、この場合は31の値は一定としている)。
リッジフィルタの材質がアルミニウムの場合、アルミニ
ウムの水等価厚さがわかっているので上記リッジフィル
タの設計結果をアルミニウムの厚さに変換する。こうす
れば、図2に示すようにリッジフィルタをθ=45度か
ら0度へ回転してもSOBPの均一度を悪化させずにS
OBPの有効範囲を連続的に変えることができることを
モンテカルロシミュレーションで検証した。この場合は
リッジフィルタが作るSOBPをもとにして1.41倍
までの範囲でSOBPを連続的に変化させることができ
る。リッジフィルタ14を傾斜0度に対応して最適設計
し、これを45度まで回転させると、図17のSOBP
カーブ21の範囲が拡がるが、これは複数のブラッグカ
ーブ22のピーク位置の間隔が拡がることに対応する。
その結果、加算されたSOBPカーブ21の平坦部には
凹凸が生じる傾向がある。従って、リッジフィルタの設
計は、予定した回転角度範囲の最大角度付近に対応して
最適設計を行ない、最大角度以内の回転角度で使用する
のが良い。
【0025】実施の形態2.実施の形態1では階段形状
をしたくさび状のリッジフィルタについて説明したが、
階段形状でなくて滑らかな構造でもよい。形状を滑らか
にすることは図17のブラッグカーブの本数を無限に増
やすことに等しい。
【0026】実施の形態3.図3は本発明の第3の実施
の形態の構成を示す図である。この図では図16に示し
たリッジフィルタの一部17が円盤上(この例では2カ
所)に形成されている。図3(a)において、80は円
盤、81はモータである。図3(b)は側面図、図3
(d)は鳥瞰図である。この円盤80の回転軸をz軸か
ら傾けて図3(c)に示すように回転させることによっ
て図1に示したリッジフィルタと同じ機能を得ることが
できる。
【0027】実施の形態4.図4は本発明の第4の実施
の形態の構成を示す図であり、この図はリッジフィルタ
を通過する粒子のエネルギ減衰が少ないところ(図4の
70の領域)のみ、図18に示す階段の高さ31のステ
ップを小さくしたものである。図18のリッジフィルタ
の高さ31が一定であると、粒子線が通過後のエネルギ
ーが最大になる高さ31はゼロであり、回転しても図1
7の最も深いところにある(最も右端に位置する)ブラ
ッグピーク22の位置は変化せずに、それよりも小さい
エネルギーの粒子線によるブラッグピークが浅い方にシ
フトする。そのために、リッジフィルタを回転したとき
階段の高さ31が等価的に増加する場合は一般に平坦度
が劣化する。平坦度の劣化の程度は、リッジフィルタに
よるエネルギーの減少の少ない部分(図4の70)で大
きくなるので、図4の70の領域で階段の高さ31を小
さくすると改善される。図5は本発明の第4の実施の形
態の効果を説明するための図であり、モンテカルロコー
ドによって水中での線量分布を計算した結果を示してい
る。図において、82はθ=0度の場合、83はθ=4
5度の場合である。図に示すように回転してもSOBP
の平坦度を劣化させることはない。
【0028】実施の形態5.図6および図7は本発明の
第5の実施の形態の構成を示す図である。図6におい
て、121は回転ガントリ、122は照射部、123は
回転駆動部、124は患者ベット、125はビーム輸送
系を載せる円筒部である。図7は図6の照射部の拡大図
である。図において、91は回転ガントリのビーム輸送
系を通って来たビーム、93はリッジフィルタ14を回
転する機構を備えた粒子線エネルギー変更装置、98は
円筒部125の支持及び回転ガイド、99は粒子線エネ
ルギー変更装置93を回転させるためのモータである。
【0029】次に、動作について説明する。図6で回転
ガントリ121は回転駆動部で患者ベット124の回り
で360度回転し患者へあらゆる角度から粒子を照射す
ることが可能である。患者ベッド124は空間的に固定
され、回転ガントリとともに回転する円筒125内に挿
入される。円筒125は患者ベット124の回りで回転
する。照射部122まで導かれた図7のビーム91は水
平揺動電磁石11と垂直揺動電磁石12で揺動される。
ビーム91は細いので、散乱体13でビームサイズを広
げる。散乱体13通過後はわずかにエネルギーが広がる
がほぼ単色である。この単色ビームは粒子線エネルギー
変更装置93によってエネルギーを広げられSOBPを
作る。粒子線エネルギー変更装置93通過後所定のSO
BPを持つビームは断面方向の照射範囲ををコリメータ
51で決められ、患者へ照射される。回転ガントリでは
SOBPを変えるためにリッジフィルタ14を取り替え
ることは作業スペースが狭いので煩雑であるが、粒子線
エネルギー変更装置93を用いることによって同一のリ
ッジフィルタを用いて容易にSOBPを変えることがで
きる。
【0030】実施の形態6.図8および図9は本発明の
第6の実施の形態の構成を示す図であり、図8は前記図
6の回転ガントリを示している。図8において、145
はリッジフィルタ交換装置である。また、図9におい
て、130はリッジフィルタを移動させるための移動ガ
イド、14は使用していたリッジフィルタ、131は他
のリッジフィルタ、132はリッジフィルタ14を照射
位置まで動かすための巻き取り装置、133はリッジフ
ィルタ14を交換装置まで移動させるためのワイアガイ
ド、134はリッジフィルタ14を載せる台、135は
エアシリンダ、136は電磁石、137は固定ピン、1
38はモータ、139は移動台、140は移動台139
のガイド台、142はワイアである。
【0031】次に、動作について説明する。図9で、照
射部に取り付けたリッジフィルタ14を他のリッジフィ
ルタ131に交換することを考える。リッジフィルタ1
4をワイア142を通して交換装置まで移動する。ワイ
ア142はワイアガイド133でガイドされ、モータ1
38の駆動によって巻き取られる。通常、リッジフィル
タ14は台134に固定ピン137で固定されている。
台134はリッジフィルタ14の交換装置141の場所
まで移動し、固定ピン137を抜く。固定ピン137は
次のようにして抜く。電磁石136を励磁して固定ピン
137を吸着し、エアシリンダ135によって引く抜
く。台134はさらに右へシフトし、リッジフィルタ1
4が外れる。移動台139で交換するリッジフィルタ1
31の位置まで上下に移動し、逆の操作でリッジフィル
タを固定、装着し、照射部まで移動する。移動は巻き取
り装置132がバネ構造になっており、照射部へ引き戻
される。以上の手続きでリッジフィルタ14を他のリッ
ジフィルタ131に交換する。
【0032】実施の形態7.図10は本発明の第7の実
施の形態の構成を示す図である。図9では他のリッジフ
ィルタ131を上下に動かして選択したが、図10のよ
うに円盤150の上に載せて交換しても良い。
【0033】実施の形態8.図11は本発明の第8の実
施の形態の構成を示す図であり、がん治療装置の平面を
示している。図において、1030は固定照射部、10
32はサイクロトロン、1034はビーム輸送系であ
る。また、図12は図11の固定照射部1030を模式
的に示す図である。
【0034】次に、動作について説明する。水平揺動用
電磁石11及び垂直揺動用電磁石12によって偏向され
た粒子束10は散乱体13でビーム系が拡大されて粒子
線エネルギー変更装置93へ入射される。粒子線エネル
ギー変更装置93は回転機構を備えておりSOBPを変
えることができる。図11の様な固定照射では患部まで
の距離を十分長く取れるので粒子線エネルギー変更装置
93を2箇所に入れることが可能である。このようにす
れば、通常はどちらか一方しか使用しないが、交換の手
間が省ける。
【0035】実施の形態9.図13及び図14は本発明
の第9の実施の形態の構成を示す図であり、図13は図
11の固定照射部1030を模式的に示したものであ
る。図13において、110は粒子線照射領域、112
は図3と同じ機能を持つ円盤状のリッジフィルタであ
る。ここでは、リッジフィルタは4回対称になってい
る。111はリッジフィルタの高さ31(図18)を微
調整するための微調整装置である。微調整装置111と
円盤状リッジフィルタ112を組み合わせることによっ
てリッジフィルタ14(図16)ができあがる。図14
に微調整装置111と円盤状リッジフィルタ112を組
み合わせた様子を示す。微調整装置111を使うことに
よって周方向に対して容易にリッジフィルタの所定の場
所の所定の部分の高さ(例えば、図18の31)を変え
ることができる。微調整装置111と円盤状リッジフィ
ルタ112は同じ回転軸を持っているのでアライメント
を精度よく行うことが可能である。
【0036】実施の形態10.陽子ビームやX線のよう
にLET(線エネルギー付与)が小さい放射線の場合は
既に説明した方法でリッジフィルタの設計が可能である
が、炭素のような重粒子ではLETが大きく、LETに
よりRBE(生物学的効果係数)が変わるので生物学的
に均一度の良いSOBPは前述の方法では作れない。し
かし、LETとRBEの関係については、図20に示す
関係がわかっているので以下の方法で生物学的に均一な
なSOBPを作ることができる。但し、図において、曲
線1,2,3はそれぞれ生存確率が0.8,0.1,
0.01でみた関係を示している。LETもモンテカル
ロ計算コードによって容易に計算できるので、図20の
関係図を計算結果に乗じることにより、生物学的効果を
考慮した線量が求まる。これを深さ方向にプロットする
と図11のブラッグカーブ22が少し変形したブラッグ
カーブが得られる。従って、既に述べたのと全く同様な
方法で生物学的に均一度の良いSOBPを作るリッジフ
ィルタを得ることができる。
【0037】実施の形態11.図15は本発明の第11
の実施の形態の構成を示す図である。図において、1
4、160、161、162は違う長さのSOBPを作
ることができるリッジフィルタである。(a),
(b),(c),(d)はそれぞれの位置でのリッジフ
ィルタの断面を示している。また、163は駆動用モー
タ、164はリッジフィルタを移動させる棒、165は
ガイドブロックである。91は粒子束である。動作につ
いて説明する。図では粒子束はリッジフィルタ160を
通過して、SOBPを作る。SOBPを変えたい場合は
矢印の方向に移動させて他のリッジフィルタを選択す
る。
【0038】
【発明の効果】本発明は、リッジフィルタを回転するこ
とによって連続的にSOBPの範囲を変えることができ
るので、従来SOBPを変えるために複数枚必要とされ
ていたリッジフィルタの枚数を減らすことができる。ま
た、従来はSOBPはとびとびの値しか作ることができ
なかったが、連続的にSOBPを変えることができるの
で患部を過不足無く照射できるので、正常組織に与える
影響を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の効果を説明する
ための図である。
【図3】 本発明の第3の実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図4】 本発明の第4の実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図5】 本発明の第4の実施の形態の効果を説明する
ための図である
【図6】 本発明の第5の実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図7】 図6の照射部の拡大図である。
【図8】 本発明の第6の実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図9】 本発明の第6の実施の形態の構成を示す図で
ある。
【図10】 本発明の第7の実施の形態の構成を示す図
である。
【図11】 本発明の第7の実施の形態の構成を示す図
である。
【図12】 図11の固定照射部を模式的に示す図であ
る。
【図13】 本発明の第9の実施の形態の構成を示す図
である。
【図14】 本発明の第9の実施の形態の構成を示す図
である。
【図15】 本発明の第11の実施の形態の構成を示す
図である。
【図16】 リッジフィルタを使用した従来のワブラ法
による照射方法を示す図である。
【図17】 SOBPの作り方の説明図である。
【図18】 リッジフィルタの構造を示す図である。
【図19】 コリメータを使用した照射方法を示す図で
ある。
【図20】 LETとRBEの関係を示す図である。
【符号の説明】
14 リッジフィルタ、21 SOBP、22 あるエ
ネルギの線量分布(ブラッグカーブ)、31 階段の高
さ、32 階段の幅、33 ビ−ムの進行方向、34
最下面、35 高さ、61 支持部、62 駆動力伝達
部、63 回転方向、64 駆動用モータ、65 粒子
の進行方向、66 θ=0度の場合の水中での線量分
布、67 θ=45度の場合の水中での線量分布、80
円盤、81 モータ、82 θ=0度の場合。83
θ=45度の場合、91 ビーム、93 粒子線エネル
ギー変更装置、98 回転ガイド、99 モータ、11
0粒子線照射領域、112 円盤状リッジフィルタ11
1 微調装置、121 回転ガントリ、122 照射
部、123 回転駆動部、124 患者ベット、125
円筒部、130 移動ガイド、131 他のリッジフ
ィルタ、132 巻取り装置、133 ワイアガイド、
134 載置台、135 エアシリンダ、136 電磁
石、137 固定ピン、138 モータ、139 移動
台、140 ガイド台、142 ワイア、145 リッ
ジフィルタ交換装置、150 円盤、160,161,
162 リッジフィルタ、163 駆動用モータ、16
4 移動棒、165 ガイドロック、1030 固定照
射部、1032 サイクロトロン、1034 ビーム輸
送系、θ 角度。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 史朗 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4C082 AA01 AC04 AC05 AE01 AE03 AG12 AG22 AG31 AG33 AG34 AG42 AG52

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子線が入射する場所によって通過する
    長さが違う構造を有し、粒子線のエネルギーを変更する
    部材と、前記エネルギー変更部材を周期的に配置したエ
    ネルギー変更フィルタと、前記エネルギー変更部材を周
    期的に配置する方向に平行な軸の回りに前記エネルギー
    変更フィルタを回転できる機構を備えた粒子線エネルギ
    ー変更装置。
  2. 【請求項2】 前記エネルギー変更部材は階段形状を有
    するくさび形構造体である請求項1記載の粒子線エネル
    ギー変更装置。
  3. 【請求項3】 前記エネルギー変更フィルタが、所定の
    回転角度で所定の線量分布を形成する請求項1または請
    求項2記載の粒子線エネルギー変更装置。
  4. 【請求項4】 前記エネルギー変更部材の最下面からの
    高さが低い領域で、階段の高さを小さくした請求項2記
    載の粒子線エネルギー変更装置。
  5. 【請求項5】 前記エネルギー変更フィルタを、複数個
    組み合わせて所定の線量分布を形成する請求項1〜請求
    項4のいずれかに記載の粒子線エネルギー変更装置。
  6. 【請求項6】 回転ガントリと請求項1〜請求項5のい
    ずれかに記載の粒子線エネルギー変更装置とを備えた粒
    子線照射装置。
  7. 【請求項7】 回転ガントリと請求項1〜請求項5のい
    ずれかに記載の粒子線エネルギー変更装置と、複数の前
    記エネルギー変更フィルタと、前記複数のエネルギー変
    更フィルタを遠隔制御して交換する装置とを備えた粒子
    線照射装置。
  8. 【請求項8】 固定照射ポートと請求項1〜請求項5い
    ずれかに記載のエネルギー変更装置とを備えた線照射装
    置。
  9. 【請求項9】 固定照射ポートと請求項1〜請求項5の
    いずれかに記載の粒子線エネルギー変更装置と、複数の
    前記エネルギー変更フィルタと、前記複数のエネルギー
    変更フィルタを遠隔制御して交換する装置とを備えた粒
    子線照射装置。
  10. 【請求項10】 生物学的線量分布が平坦になるように
    前記エネルギー変更フィルタを設計した請求項1〜請求
    項5のいずれかに記載の粒子線エネルギー変更装置。
  11. 【請求項11】 線量分布の異なる複数の前記エネルギ
    ー変更フィルタと、前記複数のエネルギー変更フィルタ
    を移動させる駆動部を備え、前記エネルギー変更フィル
    タの移動により異なる線量分布を与えることを特徴とす
    る請求項1〜請求項5のいずれかに記載の粒子線エネル
    ギ変更装置。
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