JP2000084067A - 採血装置 - Google Patents

採血装置

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JP2000084067A
JP2000084067A JP10253985A JP25398598A JP2000084067A JP 2000084067 A JP2000084067 A JP 2000084067A JP 10253985 A JP10253985 A JP 10253985A JP 25398598 A JP25398598 A JP 25398598A JP 2000084067 A JP2000084067 A JP 2000084067A
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正徳 丹生
Isao Motegi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 採血バッグ内に充填された血液の抗凝固剤と
採血バッグ内に採血する血液の混合とかくはん状態を大
幅に改善することができる採血装置を提供すること。 【解決手段】 採血バッグの受皿2と重量測定手段3と
揺動手段と、これらを一体収納する収納空間10を有し
かつ収納空間10を真空構造としたハウジング5とから
構成され、揺動手段の上部に採血バッグの受皿2を配置
し、揺動手段を固定部材6を介して重量測定手段3の側
部に配置し、前記受皿2と重量測定手段3と揺動手段を
前記ハウジング5内に一体に収納した採血装置1。前記
揺動手段は受皿2を最初の停止位置から1°から40°
前後方向上下揺動するとともに1°から40°左右方向
上下揺動を行い、以後前後方向上下揺動と左右方向上下
揺動の三次元複合揺動を同時に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は供血者より採血バッ
グ内に一定量の血液を採取する採血装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】出願人
は採血装置として採血バッグ内に充填された血液の抗凝
固剤と採血バッグ内に採血する血液の混合とかくはん状
態をよくするため採血バッグの受皿を前後方向上下揺動
するものを提案したが、前後方向上下揺動のみでは血液
の抗凝固剤と血液の混合が必ずしも十分ではなかった。
例えば採血バッグ内の前と後ろのみで血液と抗凝固剤は
均一に混合されるが、採血量の増加に伴い採血バッグも
膨張するためこれらの全ての領域で均一に混合するのは
困難であった。そこで前後方向上下揺動に加えて左右方
向上下揺動も行うことを試験してみたが、従来の前後揺
動のみ行う採血装置と比較して揺動手段と受皿と重量測
定手段を収納するハウジングのスペースが増大し、採血
装置が大型化する傾向にあった。また従来の採血装置は
揺動中の採血重量の測定を受皿のある特定のポイントで
行っていたが、前後方向上下揺動及び左右方向上下揺動
を同時に行うと揺動時の振動や採血バッグのチューブと
採血装置ハウジングとの接触といった外乱の影響を受け
やすいという課題があった。また供給者に精神的、身体
的な負担を強いることなく短時間で採血できるよう、採
血バッグ等の収納空間を陰圧制御するに際し、減圧手段
に供給する電力の供電スイッチのオン/オフ制御、ある
いは圧力開放弁のオン/オフ制御、またはニードル弁等
によるアナログ制御等の手段により行っていたが、その
応答性等において、必ずしも供血者個々の多様な血管に
対応していない等の課題があった。そこで本発明者らは
以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果次の
発明に到達した。
【0003】
【課題を解決するための手段】[1]本発明は、採血バ
ッグの受皿2と重量測定手段3と揺動手段と、これらを
一体収納する収納空間10を有しかつ収納空間10を真
空構造としたハウジング5とから構成され、揺動手段の
上部に採血バッグの受皿2を配置し、揺動手段を固定部
材6を介して重量測定手段3の側部に配置し、前記受皿
2と重量測定手段3と揺動手段を前記ハウジング5内に
一体に収納した採血装置1を提供する。 [2]本発明は、前記揺動手段が受皿2を最初の停止位
置から1°から40°前後方向上下揺動するとともに1
°から40°左右方向上下揺動を行い、以後前後方向上
下揺動と左右方向上下揺動の三次元複合揺動を同時に行
うことのできる揺動手段である[1]に記載の採血装置
1を提供する。 [3]本発明は、前記揺動手段は駆動手段と受皿2の支
持部材と該支持部材に前記駆動手段により受皿2に駆動
力を伝達する手段により構成される[1]ないし[2]
に記載の採血装置1を提供する。 [4]本発明は、前記駆動手段はモータ7よりなり、前
記支持部材は支柱11とシャフト34よりなり、前記伝
達手段はウォーム16とウォームホイル17よりなる
[1]ないし[3]に記載の採血装置1を提供する。 [5]本発明は、受皿2は支柱11を介してウォームホ
イル17に連結され、支柱11の下部には球体12が形
成され、球体12は揺動手段を構成するウォームホイル
17の天面でかつウォームホイル17の回転中心Cから
はずれた位置に形成されている球状溝18に軸支され、
ウォームホイル17の回転に伴い支柱11も回転するこ
とにより受皿2を前後方向上下揺動と左右方向上下揺動
の三次元複合揺動を同時に行うことができるように形成
した[1]ないし[4]に記載の採血装置1を提供す
る。 [6]本発明は、受皿2の揺動位置と揺動速度の検出手
段を設けた[1]ないし[5]に記載の採血装置1を提
供する。 [7]本発明は、受皿2の揺動位置と揺動速度の検出手
段が切欠22を形成した円板21と切欠22の位置を検
出する受皿の揺動速度検出用センサ23及び/又は定位
置停止用センサ97よりなる[1]ないし[6]に記載
の採血装置1を提供する。 [8]本発明は、採血バッグ内への採血量の増加に伴っ
て受皿2の揺動速度を自動的に補正しながら揺動させる
ことのできる制御装置80を有する[1]ないし[7]
に記載の採血装置1を提供する。 [9]本発明は、モータ7に供給する電圧を連続的に変
化させながらモータ7の回転速度を変化させ、受皿2の
揺動速度の制御を行うことのできる制御装置80を有す
る[1]ないし[8]に記載の採血装置1を提供する。 [10]本発明は、揺動中の重量測定を受皿2の揺動一
周間のA/D変換値の平均値により行う[1]ないし
[9]に記載の採血装置1を提供する。 [11]本発明は、採血バッグの受皿2と重量測定手段
3と揺動手段と、これらを一体収納する収納空間10を
有しかつ収納空間10を真空構造としたハウジング5と
収納空間10の減圧手段からなり、減圧手段に供給する
電力を連続的に変化させながら減圧手段の吸引能力を変
化させ、前記収納空間10内の陰圧力の制御を行うこと
のできる制御装置80を有する採血装置1を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】図1は本発明の採血装置1の正面
図(図2は本発明の採血装置の縦断面図、図3は本発明
の採血装置の正面図、図4は図3から受皿2を除いた平
面図、図5は図4の揺動手段の拡大図、図6は図5のA
矢視図、図7は図5のB−B断面図、図8は受皿の揺動
位置/速度検出用円板21と受皿の位置/速度検出用セ
ンサ23の一部拡大図、図9は操作パネルの拡大図、図
10は設定パネルの拡大図)である。採血装置1は採血
バッグの受皿2と該受皿2に載置された採血バッグへの
採血重量を測定する重量測定手段3と前記受皿2の揺動
手段と、これらを一体収納する収納空間10を有しかつ
収納空間10を真空構造としたハウジング5とから構成
されている。前記揺動手段は駆動手段と受皿2の支持部
材と該支持部材に前記駆動手段により受皿2に駆動力を
伝達する手段により構成される。前記駆動手段はモータ
7よりなり、前記支持部材は支柱11とシャフト34よ
りなり、前記伝達手段はウォーム16とウォームホイル
17よりなる。駆動手段、支持部材、伝達手段は前記の
部品に限定されるものではなく、要するに揺動手段を構
成して受皿2を最初の停止位置から1°から40°前後
方向上下揺動するとともに1°から40°左右方向上下
揺動を行い、以後前後方向上下揺動と左右方向上下揺動
の三次元複合揺動を同時に行うことのできる部品の組み
合わせであれば何でも採用することができる。揺動手段
の上部に受皿2を配置し、揺動手段を逆L字状の板状の
固定部材6を介して重量測定手段3の側部に装着してい
る。固定部材6は天プレート41と側プレート44より
構成され、天プレート41の下部に重量測定手段3が配
置されている。
【0005】重量測定手段3はロードセルが使用され、
重量測定手段3は天プレート41と底プレート42の間
に配置されている。重量測定手段3の固定端ははネジ等
により底プレート42を挟む形で隔壁15に固定され、
他方の重量測定手段3の自由端には、天プレート41が
ネジ等により固定されている。底プレート42の端部に
は過負荷保護プレート47が溶接され、過負荷保護プレ
ート47は天プレート41の端部に配置された過負荷保
護ネジ48(2個)を上下方向に囲むよう形成され、過
負荷保護ネジ48を調整することにより上下方向の過負
荷に対して、重量測定手段3を保護することができるよ
うになっている。他方揺動手段の底部は隔壁15と接触
ないし固定されておらず、隔壁15との間に若干のスペ
ースがある。前記収納空間10の下部には隔壁15を介
して真空ポンプ30と電源部31が配置され、収納空間
10内は真空配管38を介して真空ポンプ30と連通さ
れている。また、収納空間10内は圧力開放弁部39を
介して大気圧開放可能な構造になっている。前記ハウジ
ング5の天面にはヒンジ20を介して蓋体9が装着さ
れ、蓋体9を閉じるとキャッチ13が蓋体9を保持し、
圧力開放弁39aを閉じることにより、ハウジング5と
蓋体9により収納空間10を密封構造とし、収納空間1
0内を真空ポンプ30より排気することにより真空構造
とすることができる。ハウジング5の前方上部にはチュ
ーブホルダー14が配置されている。チューブホルダー
14には採血チューブ32aの装着溝14aが形成さ
れ、受皿2に載置された採血バッグ32の採血チューブ
32aをハウジング5から外に引き出して保持すること
ができる。チューブホルダー14の内部には蓋体9の開
閉状態を検出するスイッチ(図示せず)が装着され、蓋
体9の閉状態の検出を、真空ポンプ30及び揺動手段の
運転条件としている。これらは省エネルギー対策及び操
作者の安全対策として有効である。ハウジング5の天面
及び/又は蓋体9の底面には収納空間10を真空構造と
することができるようにパッキン(図示せず)が配置さ
れ、さらに採血チューブ32aをハウジング5から引き
出しても収納空間10内の真空構造を維持することがで
きるように採血チューブ32aを密着させることのでき
る溝及び/又はパッキン(図示せず)が形成及び/又は
装着される。
【0006】前記ハウジング5の前面には電源スイッチ
45と設定パネル59と操作パネル60及びバーコード
リーダコネクタ46が配置されている。バーコードリー
ダコネクタ46に接続されるバーコードリーダは、採血
バッグの製造者情報(メーカー区分、保存液区分、容
量、バッグタイプ、製造番号等)、採血(製造)番号、
供給者情報(希望採血量等)、採血操作者情報(氏名
等)等が採血装置に読込可能となっている。設定パネル
59には運転モードと設定モードの切替及び採血量/風
袋量/風袋処理方式等設定項目の切替を行う設定モード
スイッチ63、採血量/風袋量の数値設定、風袋処理方
式の切替、校正数値の設定等を行う数値設定スイッチ6
5と重量測定手段3で測定した重量及び圧力センサで測
定した圧力の校正モードへ移行するための校正モードス
イッチ68、各設定値の入力を行う入力スイッチ64が
設けられている。操作パネル60には運転開始スイッチ
61、運転停止スイッチ62、吸引切替スイッチ66、
揺動スイッチ67、採血量(200ml/400ml)
の設定スイッチ及び表示ランプ70、吸引の表示ランプ
71、血液流速表示ランプ75、使用バッグの設定スイ
ッチ及び表示ランプ72、採血量/真空度/風袋量の表
示部73が設けられている。
【0007】揺動手段を構成するモータ7のギヤヘッド
8の端部とモータ7の回転をウォームホイル17に伝達
するウォーム16の端部はそれぞれ側プレート37に固
定されている。ウォームホイル17の外周にはウォーム
16の係合溝19が形成され、ウォームホイル17の天
面には球状溝18が形成されている。ウォームホイル1
7の下部には軸24が突設され、これは軸受26を介し
てベースプレート27に装着されている。
【0008】採血バッグの受皿2は支柱11を介してウ
ォームホイル17に装着されている。支柱11の中腹部
には縦長の溝33が形成され、これにシャフト34を貫
通させ、さらにシャフト34に固定されたピン35を軸
受29を介して支柱11に装着している。シャフト34
の両端は側プレート36、37に軸受43を介して装着
されている。支柱11の上部は受皿2の底部に固定さ
れ、支柱11の下部には球体12が形成され、球体12
がウォームホイル17の球状溝18に軸支されている。
球状溝18はウォームホイル17の回転中心Cからはず
れた位置に形成され、ウォームホイル17の回転に伴っ
て前後方向にはシャフト34を中心に、左右方向にはピ
ン35を中心にそれぞれ1°から40°複合揺動するた
め、支柱11の上部も回転し、これにより受皿2が前後
左右に揺動する。
【0009】またウォームホイル17の下部には受皿2
の揺動位置と揺動速度を検出するための手段として受皿
の揺動位置/速度検出用円板21が装着されている。受
皿の揺動位置/速度検出用円板21の途中には切欠22
が形成され、図8に示すように受皿の揺動位置/速度検
出用円板21の回転に伴い切欠22が、受皿の揺動速度
検出用センサ23(定位置停止用センサ97)(側プレ
ート36の内壁面に装着される)に検出されることによ
り受皿2の揺動位置と揺動速度を検出することができ
る。採血バッグへの採血量の増加に伴って揺動速度が若
干減少するので、採血量の増加に関係なく揺動速度を終
始一定に保つことができるようにハウジング5の前方内
部に内蔵される制御部80により、前記受皿の揺動位置
/速度検出用センサ23で検出して受皿2の揺動位置と
揺動速度の変化を自動的に補正しながら前記制御するこ
とができる。受皿2の揺動位置と揺動速度の検出手段は
前記の部品に限定されるものではなく、要するに検出手
段を構成し、受皿2の揺動位置と揺動速度を検出できる
部品の組み合わせであれば何でも採用することができ
る。
【0010】図11((A)、(B)、(C))は採血
バッグの受皿2の三次元複合揺動を示す揺動状態図であ
る。(A)はウォームホイル17の平面図でウォームホ
イル17の回転に伴う球状溝18の位置を示している。
(B)と(C)は球状溝18が停止位置から、か
ら、から、からと回転する時、それぞれの位
置における受皿2の揺動状態を示している((B)は血
液バッグの受皿2の正面図で(C)は(B)の右側面図
である)。球状溝18が位置から位置へ移動する時
に、受皿2は前後にθ1(1°から40°)揺動し、同
時に左右にθ2(1°から40°)揺動する。球状溝1
8が位置から位置へ移動する時も同様に前後にθ
1、左右にθ2揺動する。以下球状溝18が位置から
位置、位置から位置へ移動する時も受皿2は前記
と同様に揺動し、以下採血バッグの受皿2は前後方向上
下揺動と左右方向上下揺動を同時にくり返す。
【0011】ハウジング5の前方内部には制御装置80
が内蔵されている。制御装置80は図12に示すように
制御部81と駆動部82より構成される。制御部81は
CPU(中央処理装置)(採血装置1の一連の動作を制
御するプログラムが書き込まれるメモリ含む)85、記
憶手段86、入出力回路88を有する。なお入出力回路
88には受皿の揺動速度検出用センサ23(定位置停止
用センサ97)の検出信号が転送される。記憶手段86
には採血バッグの風袋量、収納空間10に生成する陰圧
力、設定採血量等のデータを記憶することができる。制
御部81にはそれぞれ表示器83、各種スイッチSW、
ドライブ回路DCを有する操作パネル60と設定パネル
59が接続され、これらの入力データが制御部81に転
送される。駆動部82は制御部81に接続され二つの変
換回路A/D(アナログ→デジタル)及びD/A(デジ
タル→アナログ)を備える。一方の変換回路A/Dには
切換器92、アンプAPを介してそれぞれ重量測定手段
3と圧力センサ93が接続される。他方の変換回路D/
Aにはドライブ回路DCを介してモータ7が接続され
る。さらにその他の各ドライブ回路DCにはクランプソ
レノイド94、真空ソレノイド95、電力制御部87を
介して真空ポンプ30が接続され、それぞれのドライブ
回路DCによりクランプソレノイド94、真空ソレノイ
ド95、真空ポンプ30、モータ7を制御する。
【0012】次に採血装置1の圧力制御方法について説
明する。圧力の制御方法は自動、強、弱、切の4通りが
ある。自動は最も一般的な選択である。採血量の変化量
を測定しながら圧力を制御する。強及び弱は一定の圧力
で吸引を続ける。強と弱では圧力の目標値及び圧力上昇
の変化率が異なる。切は大気圧のまま圧力制御を行わな
い。図13は圧力制御を行う時のブロック図で、図14
は圧力と時間の変化を示すグラフである。圧力の検出は
圧力センサ93の信号で行う。圧力の制御は真空ポンプ
30に供給する電力を電力制御部87で連続的に変化さ
せて圧力開放弁39aを閉じ真空ポンプ30を動作させ
ることで収納空間10(真空室)内を陰圧にすることが
できる。なお、急速に圧力を低下させる場合は圧力開放
弁39aを開放することで行う。以下に圧力の制御方法
について詳述する。 (a)一定の圧力に制御する方法 あらかじめ定めた能力で真空ポンプ30を動作させる。
収納空間10(真空室)が目標の圧力に到達したなら
ば、以降は目標の圧力を維持するように真空ポンプ30
の能力を電力制御部87を使用して変化させる。但し、
系には若干の空気のもれがあるため真空ポンプ30は連
続して運転し、停止はさせない。この方法は、圧力の目
標値に関わらず圧力上昇の変化率を制御することができ
る。なお、真空ポンプ30の能力を変化させることを圧
力の目標値到達以前から行うことで、より多様な圧力制
御を行うことも可能である。 (b)圧力の自動制御 採血運転開始後、収納空間10内の陰圧力を目標高圧レ
ベルに向かって上昇させつつ重量測定手段3による採血
量測定値の変化量が減少したことを条件に収納空間10
内の陰圧力を目標低圧レベルに低下させた後、再び目標
高圧レベルに向かって上昇させ、これらの圧力制御を設
定採血量になるまで繰り返す。
【0013】次に採血装置1の揺動速度制御の方法につ
いて説明する。図15は揺動速度の制御を行うときのブ
ロック図で、図16は時間とモータ7に供給する電圧、
揺動速度、採血量の変化を示すグラフである。速度の検
出は速度検出用センサ23の信号で行う。また速度の操
作はモータに供給する電圧を連続的に変化させ、モータ
7の回転速度を変化させることで行う。以下に揺動速度
の制御方法を詳述する。 (a)揺動開始から加速間 揺動開始時は低い電圧をモータ7に供給し、低速で運転
を開始する。これにより駆動部に過大な負荷が加えられ
ることを防止する。続けてある定まった割合で電圧を上
昇させ加速する。次に電圧が前もって定めた値に到達し
たら等速運転を行う。前もって定めた値とは、採血バッ
グの受皿のみの目標速度時で揺動を行う電圧の代表値等
とする。 (b)等速運転 速度の現在地と目標値の偏差をうち消すようにモータ7
に供給する電圧を変化させる。これにより、採血により
揺動の負荷が変化しても目的の速度で揺動を続けること
ができる。なお、この制御方式では速度検出用センサ2
3の信号が揺動一回転あたり1から数回しか得られない
場合でも、揺動開始から短時間にしかも大きな速度の超
過なしに目的の速度に到達できる。 (c)減速 減速が必要になったらモータ7に供給する電圧を定まっ
た割合で下降し減速を行う。これにより駆動部に過大な
負荷が加えられることを防止するとともに、揺動停止時
の位置精度を向上させることができる。なお、定位置停
止に要する時間を短くすることができる。これは、実際
に減速を開始する時点を定位置停止用センサ97(速度
検出用センサ23と兼用にすることも可)からの信号か
ら、減速に要する時間を補正したときとすることで可能
となる。 (d)定位置停止 定位置停止用センサ97(速度検出用センサ23と兼用
にすることも可)からの信号がきたら、t1時間を待ち
モータを停止させる。ここでt1とは停止位置を補正す
るための時間で、記憶部に保存されている。なお、モー
タ7の停止手段はモータ7に供給する電圧を0Vにする
かあるいはモータ7に制御端子がある場合はその制御端
子を操作することで行う。また、停止位置をより正確に
するためには、モータ7のオーバーランを減少させるた
めに、モータ7を停止させた後に逆転用の信号を短時間
加えることもできる。逆転用の手段はモータ7に負の電
圧を供給するかあるいはモータ7に制御端子がある場合
はそれを操作することで行う。 (e)異常対策 等速運転時に速度の現在値と目標値の偏差の絶対値が、
ある値より大きい状態で、ある時間続いたら異常として
モータ7を停止させ警報する。定位置停止時に定位置停
止用センサ97の信号が、ある時間なければ異常として
モータを停止し、警報する。
【0014】採血装置1の揺動中の重量測定は揺動一周
の間のA/D変換の値の平均をとることで行う。一周の
検出は速度検出用センサ23及び/又は定位置停止用セ
ンサ97で行う。この方法では揺動中のある特定のポイ
ントで測定する場合に比べ次の利点がある。揺動位置に
対する重量測定用信号の位置調整が不要である。また重
量測定が揺動時の振動や採血バッグのチューブと採血装
置ハウジングとの接触といった外乱の影響を受けにく
い。
【0015】
【発明の作用効果】(1)採血装置1は揺動手段の上部
に採血バッグの受皿2を配置し、揺動手段を固定部材6
を介して重量測定手段3の側部に配置し、前記受皿2と
重量測定手段3と揺動手段を収納空間10を真空構造と
したハウジング5内に一体に収納することによりハウジ
ング5の受皿2と重量測定手段3と揺動手段の収納スペ
ースを従来の採血装置より大幅に縮少することができ装
置全体をコンパクトにすることができる。このため収納
スペースの小さい採血車の収納場所を気にせずに搬入し
て使用することができる。 (2)(1)の小容量の収納スペース内で揺動手段によ
り受皿2を最初の停止位置から1°から40°前後方向
上下揺動するとともに1°から40°左右方向上下揺動
を行い、以後前後方向上下揺動と左右方向上下揺動の三
次元複合揺動を同時に行うようにすることにより採血バ
ッグ内に充填された血液の抗凝固剤と採血バッグ内に採
血する血液の混合とかくはん状態を大幅に改善すること
ができる。 (3)採血バッグへの採血量の増加に関係なく受皿2の
揺動位置と揺動速度を終始一定に保つことができるの
で、前記(2)の血液と抗凝固剤の混合とかくはんを終
始安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の採血装置の正面図
【図2】本発明の採血装置の縦断面図
【図3】本発明の採血装置の正面図
【図4】図3から受皿2を除いた平面図
【図5】図4の揺動手段の拡大図
【図6】図5のA矢視図
【図7】図5のB−B断面図
【図8】受皿の揺動位置/速度検出用円板21と受皿の
揺動速度検出用センサ23(定位置停止用センサ97)
の一部拡大図
【図9】操作パネルの拡大図
【図10】設定パネルの拡大図
【図11】受皿2の揺動状態図
【図12】制御装置のブロック図
【図13】圧力制御を行う時のブロック図
【図14】圧力と時間の変化を示すグラフ
【図15】揺動速度の制御を行うときのブロック図
【図16】時間とモータに供給する電圧、揺動速度、採
血量の変化を示すグラフ
【符号の説明】
1 採血装置 2 採血バッグの受皿(受皿) 3 重量測定手段(ロードセル) 4 揺動手段 5 ハウジング 6 固定部材 7 モータ 8 ギヤヘッド 9 蓋体 10 収納空間 11 支柱 12 球体 13 キャッチ 14 チューブホルダー 14a 溝 15 隔壁 16 ウォーム 17 ウォームホイル 18 球状溝 19 係合溝 20 ヒンジ 21 受皿の揺動位置/速度検出用円板 22 切欠 23(97)受皿の揺動速度検出用センサ(定位置停止
用センサ) 24 軸 26 軸受 27 ベースプレート 29 軸受 30 真空ポンプ 31 電源部 32 採血バッグ 32a 採血チューブ 33 溝 34 シャフト 35 ピン 36、37 側プレート 38 真空配管 39 圧力開放弁部 39a 圧力開放弁 39b マフラ 41 天プレート 42 底プレート 43 軸受 44 側プレート 45 電源スイッチ 46 バーコードリーダコネクタ 47 過負荷保護プレート 48 過負荷保護ネジ 59 設定パネル 60 操作パネル 61 運転開始スイッチ 62 運転停止スイッチ 63 設定モードスイッチ 64 入力スイッチ 65 数値設定スイッチ 66 吸引切替スイッチ 67 揺動スイッチ 68 校正モードスイッチ 70 採血量(200ml/400ml)の設定
スイッチ及び表示ランプ 71 吸引の表示ランプ 72 使用バッグの設定スイッチ及び表示ランプ 73 採血量/真空度/風袋量の表示部 74 風袋処理の表示部 75 血液流速表示ランプ 80 制御装置 81 制御部 82 駆動部 83 表示器 85 CPU 86 記憶手段 87 電力制御部 88 入出力回路 92 切換器 93 圧力センサ 94 クランプソレノイド 95 真空ソレノイド 96 蓋体閉スイッチ DC ドライブ回路 AP アンプ SW スイッチ I/F 通信I/F A/D 変換回路(アナログ→デジタル) D/A 変換回路(デジタル→アナログ)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年10月14日(1998.10.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【課題を解決するための手段】[1]本発明は、採血バ
ッグの受皿2と重量測定手段3と揺動手段と、これらを
一体収納する収納空間10を有しかつ収納空間10を真
空構造としたハウジング5とから構成され、揺動手段の
上部に採血バッグの受皿2を配置し、揺動手段を固定部
材6を介して重量測定手段3の側部に配置し、前記受皿
2と重量測定手段3と揺動手段を前記ハウジング5内に
一体に収納した採血装置1を提供する。 [2]本発明は、前記揺動手段が受皿2を最初の停止位
置から1°から40°前後方向上下揺動するとともに1
°から40°左右方向上下揺動を行い、以後前後方向上
下揺動と左右方向上下揺動の三次元複合揺動を同時に行
うことのできる揺動手段である[1]に記載の採血装置
1を提供する。 [3]本発明は、前記揺動手段は駆動手段と受皿2の支
持部材と該支持部材に前記駆動手段により受皿2に駆動
力を伝達する手段により構成される[1]ないし[2]
に記載の採血装置1を提供する。 [4]本発明は、前記駆動手段はモータ7よりなり、前
記支持部材は支柱11とシャフト34よりなり、前記伝
達手段はウォーム16とウォームホイル17よりなる
[1]ないし[3]に記載の採血装置1を提供する。 [5]本発明は、受皿2は支柱11を介してウォームホ
イル17に連結され、支柱11の下部には球体12が形
成され、球体12は揺動手段を構成するウォームホイル
17の天面でかつウォームホイル17の回転中心Cから
はずれた位置に形成されている球状溝18に軸支され、
ウォームホイル17の回転に伴い支柱11も回転するこ
とにより受皿2を前後方向上下揺動と左右方向上下揺動
の三次元複合揺動を同時に行うことができるように形成
した[1]ないし[4]に記載の採血装置1を提供す
る。 [6]本発明は、採血バッグの受皿2と重量測定手段3
と揺動手段と、これらを一体収納する収納空間10を有
しかつ収納空間10を真空構造としたハウジング5とか
ら構成され、 採血バッグ内への採血量の増加に伴って受
皿2の揺動速度を自動的に補正しながら揺動させること
のできる制御装置80を有する採血装置1を提供する。 [7]本発明は、採血バッグの受皿2と重量測定手段3
と揺動手段と、これらを一体収納する収納空間10を有
しかつ収納空間10を真空構造としたハウジング5とか
ら構成され、 前記揺動手段を構成するモータ7に供給す
る電圧を連続的に変化させながらモータ7の回転速度を
変化させ、受皿2の揺動速度の制御を行うことのできる
制御装置80を有する採血装置1を提供する。 [8]本発明は、受皿2の揺動位置と揺動速度の検出手
段を設けた[1]ないし[7]に記載の採血装置1を提
供する。 [9]本発明は、受皿2の揺動位置と揺動速度の検出手
段が切欠22を形成した円板21と切欠22の位置を検
出する速度検出用センサ23及び/又は定位置停止用セ
ンサ97よりなる[1]ないし[8]に記載の採血装置
1を提供する。 [10]本発明は、採血バッグの受皿2と重量測定手段
3と揺動手段と、これらを一体収納する収納空間10を
有しかつ収納空間10を真空構造としたハウジング5と
から構成され、揺動中の重量測定を受皿2の揺動一周間
のA/D変換値の平均値により行うことのできる制御装
置80を有する採血装置1を提供する。 [11]本発明は、採血バッグの受皿2と重量測定手段
3と揺動手段と、これらを一体収納する収納空間10を
有しかつ収納空間10を真空構造としたハウジング5と
収納空間10の減圧手段からなり、減圧手段に供給する
電力を連続的に変化させながら減圧手段の吸引能力を変
化させ、前記収納空間10内の陰圧力の制御を行うこと
のできる制御装置80を有する採血装置1を提供する。[12]本発明は、採血バッグの受皿2と重量測定手段
3と揺動手段と、これらを一体収納する収納空間10を
有しかつ収納空間10を真空構造としたハウジング5と
から構成され、 前記ハウジング5には設定パネル59と
操作パネル60、バーコードリーダコネクタ46が配置
され、 前記設定パネル59には設定モードスイッチ6
3、入力スイッチ64及び数値設定スイッチ65が設け
られ、 前記操作パネル60には運転開始スイッチ61、
運転停止スイッチ62、揺動スイッチ67、採血量の設
定スイッチ及び表示ランプ70、使用バッグの設定スイ
ッチ及び表示ランプ72、及び採血量/真空度/風袋量
の表示部73が設けられている採血装置1を提供する。 [13]本発明は、前記設定パネル59に校正モードス
イッチ68を配置した[12]に記載の採血装置1を提
供する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹生 正徳 神奈川県相模原市横山台1丁目26番7号 川澄化学工業株式会社相模原事業所内 (72)発明者 茂手木 功男 長野県更埴市大字新田124番地 千代田電 機工業株式会社内 Fターム(参考) 4C077 AA13 BB10 CC04 CC05 DD11 DD13 DD30 EE01 GG20 HH03 HH08 HH13 HH16 HH19 JJ03 JJ07 JJ13 JJ19 JJ27 JJ28 KK04 KK23 KK25

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】採血バッグの受皿2と重量測定手段3と揺
    動手段と、これらを一体収納する収納空間10を有しか
    つ収納空間10を真空構造としたハウジング5とから構
    成され、 揺動手段の上部に採血バッグの受皿2を配置し、揺動手
    段を固定部材6を介して重量測定手段3の側部に配置
    し、 前記受皿2と重量測定手段3と揺動手段を前記ハウジン
    グ5内に一体に収納したことを特徴とする採血装置1。
  2. 【請求項2】前記揺動手段が受皿2を最初の停止位置か
    ら1°から40°前後方向上下揺動するとともに1°か
    ら40°左右方向上下揺動を行い、以後前後方向上下揺
    動と左右方向上下揺動の三次元複合揺動を同時に行うこ
    とのできる揺動手段であることを特徴とする請求項1に
    記載の採血装置1。
  3. 【請求項3】前記揺動手段は駆動手段と受皿2の支持部
    材と該支持部材に前記駆動手段により受皿2に駆動力を
    伝達する手段により構成されることを特徴とする請求項
    1ないし請求項2に記載の採血装置1。
  4. 【請求項4】前記駆動手段はモータ7よりなり、前記支
    持部材は支柱11とシャフト34よりなり、前記伝達手
    段はウォーム16とウォームホイル17よりなることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の採血装置
    1。
  5. 【請求項5】受皿2は支柱11を介してウォームホイル
    17に連結され、支柱11の下部には球体12が形成さ
    れ、球体12は揺動手段を構成するウォームホイル17
    の天面でかつウォームホイル17の回転中心Cからはず
    れた位置に形成されている球状溝18に軸支され、ウォ
    ームホイル17の回転に伴い支柱11も回転することに
    より受皿2を前後方向上下揺動と左右方向上下揺動の三
    次元複合揺動を同時に行うことができるように形成した
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の採血
    装置1。
  6. 【請求項6】受皿2の揺動位置と揺動速度の検出手段を
    設けたことを特徴とする請求項1ないし請求項5に記載
    の採血装置1。
  7. 【請求項7】受皿2の揺動位置と揺動速度の検出手段が
    切欠22を形成した円板21と切欠22の位置を検出す
    る受皿の揺動速度検出用センサ23及び/又は定位置停
    止用センサ97よりなることを特徴とする請求項1ない
    し請求項6に記載の採血装置1。
  8. 【請求項8】採血バッグ内への採血量の増加に伴って受
    皿2の揺動速度を自動的に補正しながら揺動させること
    のできる制御装置80を有することを特徴とする請求項
    1ないし請求項7に記載の採血装置1。
  9. 【請求項9】モータ7に供給する電圧を連続的に変化さ
    せながらモータ7の回転速度を変化させ、受皿2の揺動
    速度の制御を行うことのできる制御装置80を有するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項8に記載の採血装
    置1。
  10. 【請求項10】揺動中の重量測定を受皿2の揺動一周間
    のA/D変換値の平均値により行うことを特徴とする請
    求項1ないし請求項9に記載の採血装置1。
  11. 【請求項11】採血バッグの受皿2と重量測定手段3と
    揺動手段と、これらを一体収納する収納空間10を有し
    かつ収納空間10を真空構造としたハウジング5と収納
    空間10の減圧手段からなり、減圧手段に供給する電力
    を連続的に変化させながら減圧手段の吸引能力を変化さ
    せ、前記収納空間10内の陰圧力の制御を行うことので
    きる制御装置80を有することを特徴とする採血装置
    1。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113905771A (zh) * 2019-06-11 2022-01-07 泰尔茂株式会社 采血装置

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KR200466489Y1 (ko) 2011-12-12 2013-04-18 주식회사 케이에스 채혈 샘플 믹서기
CN113905771A (zh) * 2019-06-11 2022-01-07 泰尔茂株式会社 采血装置
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