JP2000082444A - 電球用コイルフィラメント - Google Patents

電球用コイルフィラメント

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JP2000082444A
JP2000082444A JP10262282A JP26228298A JP2000082444A JP 2000082444 A JP2000082444 A JP 2000082444A JP 10262282 A JP10262282 A JP 10262282A JP 26228298 A JP26228298 A JP 26228298A JP 2000082444 A JP2000082444 A JP 2000082444A
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JP
Japan
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filament
coil filament
center line
peripheral surface
bulb
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Pending
Application number
JP10262282A
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English (en)
Inventor
Takao Mineta
孝男 峰田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MINETA SEISAKUSHO KK
Original Assignee
MINETA SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】消費電力量を低下させることはなく、発光効率
を可及的に向上させることができる電球用コイルフィラ
メントを提供すること。 【解決手段】円筒状に形成されたコイルフィラメント1
の周面1aが中心線CLに向かって湾曲している湾曲部
2が形成されている電球用コイルフィラメントである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光効率に優れた
電球用コイルフィラメントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からある電球用コイルフィラメント
として、例えば円筒状に形成されたシングルコイルのも
のがある。このような円筒状に形成されたシングルコイ
ルの電球用コイルフィラメントは、製造が容易であるた
め、多く利用されている。一般に、電球用コイルフィラ
メントの発光効率を向上させるためには、可及的にフィ
ラメントを小さく、すなわち点光源に近づけるよう構成
することが求められる。特に、反射鏡付き電球に用いる
場合、反射鏡の反射効率(集光率)を高めるために、点
光源に近づける必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コイル
フィラメントを小さく形成することは、消費電力量を低
下させるだけでなく、その小型化に限度があるという問
題がある。そこで、本発明は、消費電力量を低下させる
ことなく、発光効率を可及的に向上させることができる
電球用コイルフィラメントを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、円筒状に形成されたコイ
ルフィラメントの周面が円筒の中心線に向かって湾曲し
ている湾曲部が形成されていることを特徴とする電球用
コイルフィラメントである。
【0005】このように、コイルフィラメントの周面が
円筒の中心線に向かって湾曲している湾曲部が形成され
ているので、従来の円筒状のコイルフィラメントより
も、コイルフィラメントの周面を中心線に近づけて点光
源に可及的に近づけることができ、発光効率を向上させ
ることができる。また、前記湾曲部が複数設置されるこ
とにより、さらに発光効率を向上させることができる。
【0006】さらに、前記湾曲部の最も前記中心線に近
い部分の曲率半径は、湾曲部形成前のコイルフィラメン
ト外周で形成される円の半径と等しいか、それよりも小
さくなるように形成されていることが好ましい。このよ
うな構成にすることにより、コイルフィラメントの最外
周の大きさを従来の同じ消費電力量のものに比べて小さ
くすることができるので、さらに発光効率を向上させる
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る電球用コイル
フィラメントを反射鏡付き電球に用いた場合の実施例に
ついて、図に基いて説明する。図1は、本実施例に係る
電球用コイルフィラメントを備えた反射鏡付き電球の正
面断面図であり、図2は、図1におけるコイルフィラメ
ントの斜視図であり、図3は、図1におけるコイルフィ
ラメントの平面図である。
【0008】本実施例に係る電球用コイルフィラメント
1は、円筒状に形成されたコイルフィラメントの周面
に、軸方向全長に亘って中心線CLに向かって湾曲して
いる湾曲部2が形成されている。本実施例において、湾
曲部2は、3ヶ所形成されており、それぞれ周面に沿っ
て等間隔をおいて形成されている。湾曲部2の最も中心
線CLに近い部分2aの曲率半径rは、湾曲部形成前の
コイルフィラメントの外周で形成される円の半径Rより
も小さくなるように形成されている。
【0009】本実施例において、コイルフィラメント1
の上端部及び下端部には、継線コイル3、3を介して内
部リード線4、5が継線されている。内部リード線4、
5は、ビーズ6によって固定され、フィラメント素子A
を構成している。内部リード線4、5の下端は、ステム
7内においてモリブデン箔8を介して外部リード線9に
接続されている。フィラメント素子Aは、球状のバルブ
10内に封止されており、反射鏡11は、フィラメント
素子A側のバルブ10内半球面に蒸着されている。
【0010】上記実施例においては、湾曲部2を3ヶ所
形成したものについて説明したが、本発明はこの形状に
限定されず、例えば図4に示すように湾曲部2を4ヶ所
形成したもの、あるいはその他の多角形の各辺を中心軸
CLに向かって湾曲させるものであれば、いずれでも差
支えない。
【0011】また、上記実施例においては、バルブ内に
反射鏡が蒸着された反射鏡付き電球に用いたものについ
て説明したが、これに限定されず、例えばバルブと別体
の反射鏡に用いられる電球に用いていも良い。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、消費電
力量を低下させることなく、発光効率を可及的に向上さ
せることができる電球用コイルフィラメントを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電球用コイルフィラメントを反射
鏡付電球に用いた場合の実施例を示す正面図である。
【図2】図1における電球用コイルフィラメントの拡大
斜視図である。
【図3】図1における電球用コイルフィラメントの拡大
平面図である。
【図4】本発明に係る電球用コイルフィラメントの他の
実施例を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
1 電球用コイルフィラメント 2 湾曲部 CL 中心線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円筒状に形成されたコイルフィラメント
    (1)の周面(1a)が中心線(CL)に向かって湾曲
    している湾曲部(2)が形成されていることを特徴とす
    る電球用コイルフィラメント。
  2. 【請求項2】前記湾曲部(2)が複数設置されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電球用コイルフィラメン
    ト。
  3. 【請求項3】前記湾曲部(2)の最も前記中心線に近い
    部分(2a)の曲率半径(r)が、湾曲部形成前のコイ
    ルフィラメントの外周で形成される円の半径(R)より
    も小さいことを特徴とする請求項1又は2記載の電球用
    コイルフィラメント。
JP10262282A 1998-09-02 1998-09-02 電球用コイルフィラメント Pending JP2000082444A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054563A1 (ja) * 2004-11-16 2006-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 管球、反射鏡付き管球および照明装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054563A1 (ja) * 2004-11-16 2006-05-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 管球、反射鏡付き管球および照明装置

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