JP2000081745A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000081745A
JP2000081745A JP10252235A JP25223598A JP2000081745A JP 2000081745 A JP2000081745 A JP 2000081745A JP 10252235 A JP10252235 A JP 10252235A JP 25223598 A JP25223598 A JP 25223598A JP 2000081745 A JP2000081745 A JP 2000081745A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 重ね合わされたパターン画像の濃度を測定し
て重ね合わせ状態を判断することにより、簡単な構成で
精度よく色ずれを補正することを可能とする。 【解決手段】 パターン画像の濃度を測定するパターン
画像濃度測定手段を備え、パターン画像濃度測定手段の
測定範囲よりも大きく、測定範囲での測定濃度値がパタ
ーン画像内のどの部分でもほぼ同一濃度値をなるライン
幅とライン間隔を有した複数のラインからパターン画像
を形成し、画像形成部の内基準となる画像形成部により
形成されたパターン画像と、調整しようとする画像形成
部により形成されたパターン画像とを重ね合わせ、この
重ね合わせパターン画像の濃度を上記パターン画像濃度
測定手段で測定し、該測定濃度によりパターン画像の重
なり状態を判断し、測定濃度が所定の濃度になるように
画像形成部の画像形成タイミングを制御する制御手段を
設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各色成分毎の色画
像情報に基づいて夫々の色の現像剤により画像を形成す
る画像形成部と、該複数の画像形成部により形成された
各色の画像を重ね合わせて転写する転写手段と、上記各
画像形成部により所定のパターン画像を形成するための
パターン画像形成手段と、該パターン画像の濃度を測定
するパターン画像濃度測定手段とを備えたデジタルカラ
ー複写機等の画像形成装置に関し、特に、各色の画像を
重ね合わせ時のずれをなくしたカラー画像を忠実に再現
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置である例えばデジタ
ルカラー複写機においては、スキャナから入力された原
稿の色分解画像に対して所定の画像処理を施した後、プ
リンタ部(画像形成部)からカラー画像の出力を行って
いる。
【0003】このデジタルカラー複写機においては、色
分解されたカラー原稿画像を各色毎に記録再現して記録
媒体上に重ね合わせることにより、カラー画像として再
現している。もしも、このとき、各色毎の色分解画像が
重ね合わせるとき、各色の色分解画像が正確に重ね合わ
されないと画像の色ずれが発生し、もともとカラー原稿
画像が有している画像の特徴(画質)が忠実に再現され
ないこととなる。
【0004】そこで、最近では、各色毎の画像が記録媒
体上で精度よく重なり合うように、デジタルカラー複写
機が所定の状態にあるときに定期的に色ずれ補正を行
い、原稿画像に近い画像表現を出力するデジタルカラー
複写機がある。
【0005】この色ずれ補正については、特公平7−1
9084号公報,特開平6−238964号公報に開示
されたようなものがあった。
【0006】まず、特公平7−19084号公報に記載
されているものは、転写搬送ベルト上に各色毎の測定用
パターン像Bk,Y,M,Cを形成させるとともに、こ
の各色毎の測定用パターン像Bk,Y,M,Cの通過を
反射型センサにて測定する。このとき、各色毎の測定用
パターン像Bk,Y,M,Cの設定値とのずれを演算し
て各色毎の画像形成部における画像形成(画像書き込
み)タイミングを制御する構成となっている。
【0007】この設定値とのずれの演算方法としては、
各色毎の測定用パターン像Bk,Y,M,Cの中で、黒
画像形成部により形成された測定用パターン像Bkを反
射型センサが測定してから、他の測定用パターン像Y,
M,Cを夫々測定するまでのタイミング信号をカウント
することにより、各色の画像形成部における画像形成
(画像書き込み)位置のずれを測定するようになってい
る。
【0008】また、特開平6−238954号公報に記
載されているものは、カラー画像形成装置内に、任意の
色に対して他の色を縦横(主走査,副走査)方向に1ド
ット、または、数ドットずつ順次ずらした複数の位置合
わせ用パターン画像を記憶させておき、このパターン画
像を画像形成部から出力する。
【0009】そして、この出力されたパターン画像の中
で任意の色のパターン画像(ライン画像)に対して他の
色のパターン画像(ライン画像)が一致しているタイミ
ングの組番号を入力すれば、その入力された組番号に基
づいて各色の画像形成部における画像形成(画像書き込
み)タイミングの調整が行われるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記特公平7−190
84号公報のものは、基準となる測定用パターンBkを
反射型センサが測定してから、他の測定用パターンY,
M,Cを夫々測定するまでのタイミング信号をカウント
することにより、各色の画像形成(画像書き込み)の位
置(色)ずれを測定する方法は、各駆動部(画像形成部
及び画像転写部)における駆動ムラの影響を受けて正確
な色ずれ補正が困難であるという問題があった。
【0011】また、特開平6−238954号公報のも
のは、画像形成されたパターン画像を人間の目により確
認して、その結果を確認した人に入力する構成となって
いるため、手慣れた人にしか調整できず、また、入力ミ
スといった問題があった。しかも、調整の度に調整タイ
ミングを判断する用紙が必要であるという問題があっ
た。
【0012】本発明は上記の問題に鑑みなされたもので
あり、重ね合わされたパターン画像の濃度を測定して重
ね合わせ状態を判断することにより、簡単な構成で精度
よく色ずれを補正することを可能としたことを目的とす
るものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、各色成分毎の色画像情報に
基づいて夫々の色の現像剤により画像を形成する画像形
成部と、該複数の画像形成部により形成された各色の画
像を重ね合わせて転写する転写手段と、上記各画像形成
部により所定のパターン画像を形成するためのパターン
画像形成手段と、該パターン画像の濃度を測定するパタ
ーン画像濃度測定手段とを備えた画像形成装置におい
て、上記パターン画像は、上記パターン画像濃度測定手
段の測定範囲よりも大きく、当該測定範囲での測定濃度
値がパターン画像内のどの部分でもほぼ同一濃度値をな
るライン幅とライン間隔を有した複数のラインから形成
され、上記画像形成部の内基準となる画像形成部により
形成されたパターン画像と、調整しようとする画像形成
部により形成されたパターン画像とを重ね合わせ、この
重ね合わせパターン画像の濃度を上記パターン画像濃度
測定手段で測定し、該測定濃度によりパターン画像の重
なり状態を判断し、測定濃度が所定の濃度になるように
画像形成部の画像形成タイミングを制御する制御手段を
設けている。
【0014】請求項2記載の発明のパターン画像は、パ
ターン画像濃度測定手段の測定範囲内に5本以上のライ
ンが存在するようライン幅とライン間隔を設定してい
る。
【0015】請求項3記載の発明は、パターン画像の複
数のライン幅とライン間隔とからなるラインピッチの整
数倍した幅と、パターン画像濃度測定手段の測定範囲幅
とを等しく設定している。
【0016】請求項4記載の発明のパターン画像は、複
数のラインで形成し、隣接するラインのライン幅を異な
らせて形成している。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の画像形成装置であるデジ
タルカラー複写機の実施形態を図面とともに説明する。
図1はデジタルカラー複写機の構成を示す概略断面図で
ある。
【0018】このデジタルカラー複写機の複写機本体1
の上面には、原稿台111及び操作パネル(図示せず)
が設けられ、複写機本体1の内部に画像読取部110及
び画像形成部210が設けられた構成である。
【0019】原稿台111の上面には、該原稿台111
に対して開閉可能な状態で指示され、原稿台111面に
対して所定の位置関係をもって両面自動原稿送り装置
(RADF:Recirculating Automatic Document Fe
eder)112が装着されている。
【0020】さらに、RADF112は、まず、原稿の
一方の面が原稿台111の所定位置において画像読取部
110に対向するよう原稿を搬送し、この一方の面につ
いての画像読み取りが終了した後に、他方の面が原稿台
111の所定位置において画像読取部110に対向する
よう原稿を反転して原稿台111に向かって搬送するよ
うになっている。そして、RADF112は、1枚の原
稿について両面の画像読み取りが終了した後にこの原稿
を排出し、次の原稿についての両面搬送動作を実行す
る。以上の原稿の搬送及び表裏反転の動作は、複写機全
体の動作に関連して制御されるものである。
【0021】画像読取部110は、RADF112によ
り原稿台111上に搬送されてきた原稿の画像を読み取
るために、原稿台111の下方に配置されている。この
画像読取部110は原稿台111の下面に沿って平行に
往復移動する原稿走査体113,114と、光学レンズ
115と、光電変換素子であるCCDラインセンサ11
6とを有している。
【0022】この原稿走査体113,114は、第1走
査ユニット113と第2走査ユニット114とから構成
されている。第1走査ユニット113は原稿画像表面を
露光する露光ランプと、原稿からの反射光像を所定の方
向に向かって偏向する第1ミラーとを有し、原稿台11
1の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速
度で平行に往復移動するものである。第2走査ユニット
114は第1走査ユニット113の第1ミラーにより偏
向された原稿からの反射光像をさらに所定の方向に向か
って偏向する第2及び第3ミラーとを有し、第1走査ユ
ニット113と一定の速度関係を保って平行に往復移動
するものである。
【0023】光学レンズ115は、第2走査ユニット1
14の第3ミラーにより偏向された原稿からの反射光像
を縮小し、縮小された光像をCCDラインセンサ116
上の所定位置に結像させるものである。
【0024】CCDラインセンサ116は、結像された
光像を順次光電変換して電気信号として出力するもので
ある。CCDラインセンサ116は、白黒画像或いはカ
ラー画像を読み取り、R(赤)、G(緑)、B(青)の
各色成分に色分解したラインデータを出力することので
きる3ラインのカラーCCDである。このCCDライン
センサ116により電気信号に変換された原稿画像情報
は、さらに、後述する画像処理部(図2に示す)に転送
されて所定の画像データ処理が施される。
【0025】次に、画像形成部210の構成、及び、画
像形成部210に係わる各部の構成について説明する。
【0026】画像形成部210の下方には、給紙カセッ
ト内に積載収容されている用紙(記録媒体)Pを1枚ず
つ分離して画像形成部210に向かって供給する給紙機
構211が設けられている。そして、1枚ずつ分離供給
された用紙Pは、画像形成部210の手前に配置された
一対のレジストローラ212によりタイミングが制御さ
れて画像形成部210に搬送される。さらに、片面に画
像が形成された用紙Pは、画像形成部210の画像形成
にタイミングを併せて画像形成部210に再供給搬送さ
れる。画像形成部210の下方には、転写搬送ベルト機
構213が配置されている。転写搬送ベルト機構213
は、駆動ローラ214と従動ローラ215との間に略平
行に伸びるように張架された転写搬送ベルト216に用
紙Pを静電吸着させて搬送する構成となっている。そし
て、転写搬送ベルト216の下側に近接して、パターン
画像濃度測定ユニットが設けられている。
【0027】さらに、用紙搬送路における転写搬送ベル
ト機構213の下流側には、用紙P上に転写形成された
トナー像を用紙P上に定着させるための定着装置217
が配置されている。この定着装置217の一対の定着ロ
ーラ間のニップを通過した用紙Pは、搬送方向切り換え
ゲート218を経て、排出ローラ219により複写機本
体1の外壁に取り付けられている排紙トレイ220上に
排出される。
【0028】この切り換えゲート218は、定着後の用
紙Pの搬送経路を、複写機本体1へ用紙Pを排出する経
路と、画像形成部210に向かって用紙Pを再供給する
経路との間で選択的に切り換えるものである。切り換え
ゲート218により再び画像形成部210に向かって搬
送方向が切り換えられた用紙Pは、スイッチバック搬送
経路221を介して表裏反転された後、画像形成部21
0へと再度供給される。
【0029】また、画像形成部210における転写搬送
ベルト216の上方には、転写搬送ベルト216に近接
して、第1画像形成ステーションPa、第2画像形成ス
テーションPb、第3画像形成ステーションPc、及び
第4画像形成ステーションPdが用紙搬送経路上流側か
ら順に並設されている。
【0030】転写搬送ベルト216は駆動ローラ214
によって、図1において矢印Zで示す方向に摩擦駆動さ
れ、前述したように給紙機構211を通じて給送される
用紙Pを担持し、用紙Pを画像形成ステーションPa〜
Pdへと順次搬送する。
【0031】各画像形成ステーションPa〜Pdは、実
質的に同一の構成を有している。各画像形成ステーショ
ンPa,Pb,Pc,Pdは、図1に示す矢印F方向に
回転駆動される感光体ドラム222a,222b,22
2c及び222dを夫々含んでいる。
【0032】各感光体ドラム222a〜222dの周辺
には、感光体ドラム222a〜222dを夫々一様に帯
電する帯電器223a,223b,223c,223d
と、感光体ドラム222a〜222d上に形成された静
電潜像を夫々現像する現像装置224a,224b,2
24c,224dと、現像された感光体ドラム222a
〜222d上のトナー像を用紙Pへ転写する転写用放電
器225a,225b,225c,225dと、感光体
ドラム222a〜222d上に残留するトナーを除去す
るクリーニング装置226a,226b,226c,2
26dとが感光体ドラム222a〜222dの回転方向
に沿って順次配置されている。
【0033】また、各感光体ドラム222a〜222d
の上方には、レーザービームスキャナユニット227
a,227b,227c,227dが夫々設けられてい
る。レーザービームスキャナユニット227a〜227
dは、画像データに応じて変調されたドット光を発する
半導体レーザ素子(図示せず)と、半導体レーザ素子か
らのレーザービームを主走査方向に偏向させるためのポ
リゴンミラー(偏向装置)240と、ポリゴンミラー2
40により偏向されたレーザービームを感光体ドラム2
22a〜222d表面に結像させるためのfθレンズ2
41と、ミラー242,243などから構成されてい
る。
【0034】レーザービームスキャナユニット227a
にはカラー原稿画像の黒色成分像に対応する画素信号
が、レーザービームスキャナユニット227bにはカラ
ー原稿画像のシアン色成分像に対応する画素信号が、レ
ーザービームスキャナユニット227cにはカラー原稿
画像のマゼンタ色成分像に画素信号が、そして、レーザ
ービームスキャナユニット227dにはカラー原稿画像
のイエロー色成分像に対応する画素信号が夫々入力され
る。
【0035】これにより、色変換された原稿画像情報に
対応する静電潜像が各感光体ドラム222a〜222d
上に形成される。そして、現像装置224aには黒色の
トナーが、現像装置224bにはシアン色のトナーが、
現像装置224cにはマゼンタ色のトナーが、現像装置
224dにはイエロー色のトナーが夫々収容されてお
り、感光体ドラム222a〜222d上の静電潜像は、
これら各色のトナーにより現像される。これにより、画
像形成部210にて色変換された原稿画像情報が各色の
トナー像として再現される。
【0036】また、第1画像形成ステーションPaと給
紙機構211との間には用紙吸着用帯電器228が設け
られており、この用紙吸着用帯電器228は転写搬送ベ
ルト216の表面を帯電させ、給紙機構211から供給
された用紙Pは、転写搬送ベルト216上に確実に吸着
させた状態で第1画像形成ステーションPaから第4画
像形成ステーションPdの間をずれることなく搬送させ
る。
【0037】一方、第4画像形成ステーションPdと定
着装置217との間で駆動ローラ214のほぼ真上部に
は除電器229が設けられている。この除電器229に
は転写搬送ベルト216に静電吸着されている用紙Pを
転写搬送ベルト216から分離するための交流電流が印
加されている。
【0038】上記構成のデジタルカラー複写機において
は、用紙Pとしてカットシート状の紙が使用される。こ
の用紙Pは、給紙カセットから送り出されて給紙機構2
11の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その用
紙Pの先端部分がセンサ(図示せず)にて検知され、こ
のセンサから出力される検知信号に基づいて一対のレジ
ストローラ212によりいったん停止される。
【0039】そして、用紙Pは各画像形成ステーション
Pa〜Pdとタイミングをとって図1の矢印Z方向に回
転している転写搬送ベルト216上に送られる。このと
き、転写搬送ベルト216には前述したように用紙吸着
用帯電器228により所定の帯電が施されているので、
用紙Pは、各画像形成ステーションPa〜Pdを通過す
る間、安定して搬送供給される。
【0040】各画像形成ステーションPa〜Pdにおい
ては、各色のトナー像が夫々形成され、転写搬送ベルト
216により静電吸着されて搬送される用紙Pの支持面
上で重ね合わされる。第4画像形成ステーションPdに
よる画像の転写が完了すると、用紙Pはその先端部分か
ら順次除電器229により転写搬送ベルト216上から
剥離され、定着装置217へと導かれる。最後に、トナ
ー画像が定着された用紙Pは、用紙排出口(図示せず)
から排紙トレイ220上へと排出される。
【0041】(転写搬送ユニットの説明)図2は、本発
明の構成を備えたベルト状画像形成媒体である転写搬送
ベルト216、及びパターン画像濃度測定ユニットなど
からなる転写搬送ユニットの断面図である。
【0042】駆動ローラ214と従動ローラ215によ
り支持された転写搬送ベルト216の画像形成部側と反
対側には、背面当接部材231(231a,231b)
と、パターン画像濃度測定センサ232と、これら各部
品の位置関係を一定の状態に保った状態で支持する支持
フレーム233などから構成されるパターン画像濃度測
定ユニット230が設けられている。パターン画像濃度
測定センサ232は発光素子であるLEDと受光素子で
あるフォトダイオード等から構成されている。
【0043】そして、このパターン画像濃度測定ユニッ
ト230には、下方に向かって所定レベルのテンション
が加えられるようにスプリング233(233a,23
3b)が設けられている。さらに、支持フレーム232
には、長穴234(234a,234b)が設けられて
おり、転写搬送ユニット213の構成部品である駆動ロ
ーラ214、従動ローラ215などを支持しているフレ
ーム213aから突出するように設けられたガイドピン
213b,213cに係合しており、パターン画像濃度
測定ユニット230は下方に向かって変位可能な構造と
なっている。
【0044】また、パターン画像濃度測定ユニット23
0に所定の適切なテンションを掛けるためのスプリング
233(233a,233b)は、該ユニット230の
両側に同じ条件で設けられており、長穴234a,23
4bに沿って平行な状態を保ったまま、2個の背面押圧
部材231a,231bにより転写搬送ベルト216を
下方へ向かって押し下げるようになっている。
【0045】これにより、背面当接部材231が当接す
る転写搬送ベルト216には、常に所定の適切なテンシ
ョンが加えられ、各色の画像が形成される画像形成部側
に面する直線部分の転写搬送ベルト216は、撓むこと
なく安定した走行が可能となるとともに、該転写搬送ベ
ルト216上に形成されたパターン画像を測定するため
の平面状(フラット)の安定した状態の領域が確実に形
成される。
【0046】そして、この平面状の安定した領域に対向
して所定の位置関係でもって配置されたパターン画像濃
度測定センサ232が、転写搬送ベルト216上に形成
されたパターン画像濃度を測定するようになっている。
【0047】次に、転写搬送ベルト216上に形成され
たパターン画像のパターン画像濃度測定センサ232に
よる測定位置について説明する。転写搬送ベルト216
を走行させるための駆動ローラ214にも、回転するこ
とによる偏心運動が発生して転写搬送ベルト216の所
定の周期的な駆動ムラとして現れてくる。
【0048】そこで、この所定の周期的な駆動ムラの中
で常に一定の地点(範囲)において、パターン画像の測
定が行われるように、転写搬送ベルト216上にパター
ン画像が形成される地点から、この転写搬送ベルト21
6上に形成されたパターン画像を測定するまでの地点ま
での距離Lを、図2にあるように駆動ローラ214の周
長lの整数倍となるように設定している。
【0049】(レジスト補正パターン画像の形成、及び
測定についての説明)以上のような構成からなる転写搬
送ベルト216上に形成される各色毎のレジスト補正用
パターン画像、形成されたレジスト補正用パターン画像
の測定方法、及び測定結果に基づいてレジスト補正方法
について説明する。
【0050】(第1実施形態・第1パターン画像)図3
に示すように転写搬送ベルト216上に形成されるレジ
スト補正用パターン画像は、用紙搬送方向すなわち転写
搬送ベルト216進行方向に対して平行な複数のライン
からなり、例えばライン幅10ドット、ライン間隔10
ドットの繰り返しの構成となっている。このレジスト補
正用パターン画像の形成動作について説明する。
【0051】偏向装置(ポリンゴムラー)240によっ
て走査されるレーザービームはビームディテクタセンサ
に入射し、光を受けるとビームディテクタ信号を出力す
る。ビームディテクタセンサはレーザービームスキャナ
ユニット内にあり、レーザービームの走査位置の同期を
取る(水平同期信号を生成する)ために用いるセンサで
あり、光を電気信号に変換する。このビームディテクタ
信号に同期した基準のクロックをカウンタがカウント
し、予め設定された値(基準クロック数N)に到達する
と画像形成開始信号が出力される。画像形成開始信号が
出力されると上記基準クロックに同期してパターン画像
信号が出力され、感光体ドラム222上に潜像が形成さ
れる。
【0052】まず、基準となる色成分の画像形成部によ
りこの複数のラインから構成されるパターン画像が感光
体ドラム222上に形成され、ついで、転写搬送ベルト
216上に転写される。この基準となる色成分のパター
ン画像P0と転写搬送ベルト216上でぴったり重なり
合うタイミングで調整しようとする色成分の画像形成部
により同一形状のパターン画像P1の形成を行う(詳細
は後述する)。
【0053】この基準となる色成分のパターン画像P0
と調整しようとするパターン画像P1の重なり部分にお
いて、両者が完全に一致している場合と、ずれている場
合とでは当然パターン画像濃度測定センサ232の測定
エリアHで測定した濃度値は異なる。
【0054】例えば、転写搬送ベルト216が透明の場
合、ずれが少ないほど透過する光量が増え、濃度値は下
がる。黒い転写搬送ベルト216の場合は、ずれが少な
いほど吸収される光量が増え、同様に濃度値は上がる。
また、白い転写ベルトや用紙上にパターン画像を形成す
ると、ずれが少ないほど反射が増え、逆に濃度値は下が
る。
【0055】いずれにしても、転写搬送ベルトの材質、
色、表面性等により濃度値は異なるが、基準となる色成
分のパターン画像P0と調整しようとする色成分のパタ
ーン画像P1がピッタリ重なった理想状態の濃度値が存
在する。この濃度値を所定値D0とし、パターン画像濃
度測定センサ232の測定値がこの所定値の許容範囲内
に入るように、調整しようとする色成分のレーザービー
ムスキャナ227の記録開始信号を遅らすかまたは早め
ることにより色ずれを補正する。
【0056】図4のフローチャートに示すように、パタ
ーン画像濃度測定センサ232により測定した濃度値が
所定値D0の許容範囲に入っておれば、色ずれ補正は必
要なく、所定値D0の許容範囲に入っていなければ色ず
れが発生していると判断され、色ずれ補正を行う。
【0057】この場合、記録開始信号を早めれば良いの
か、遅らせれば良いのかは判断できないが所定値D0と
測定した濃度値の差から予め設定されたテーブルより補
正クロック数Δnを求めることができる。この補正クロ
ック数Δnを加算したN+Δnの遅延クロック数の経過
後、画像形成開始信号が出力されるパターン画像と、補
正クロック数Δnを演算したN−Δnの遅延クロック数
の経過後、画像形成開始信号が出力されるパターン画像
の2種類のパターン画像を形成する。再度、パターン画
像濃度測定センサ232により濃度測定を行い所定値D
0の許容範囲に入っているほうの遅延クロック数を選択
することにより、主操作方向の色ずれが補正される(図
5)。
【0058】(第1実施形態・第2パターン画像)図6
に示すように転写搬送ベルト216上に形成されるレジ
スト補正用パターン画像は、用紙搬送方向すなわち転写
搬送ベルト216進行方向に対して垂直な複数のライン
からなり、例えば、ライン幅10ドット、ライン間隔1
0ドットの繰り返しの構成となっている。
【0059】基準となる色成分をBkとし、調整しよう
とする色成分をCとして以下説明を行う。感光体ドラム
222に対する露光位置から転写位置までの長さ、感光
体ドラム周速度はいずれも同じ値とすると、露光から転
写までの所要時間はどちらも同じ値となる。
【0060】転写搬送ベルト216上でパターン画像を
ピッタリと重ね合わせようとすると、感光体ドラム22
2間の距離の移動時間分だけ調整しようとする色成分の
Cの露光を遅くする必要がある。感光体ドラム222間
距離をL(mm)、転写搬送ベルト216の速度をV
(mm/sec)とすると、パターン画像信号発生タイ
ミングはBkを基準として、 T=L/V(sec) だけ遅らせて発生させれば良い。
【0061】この基準となる色成分のパターン画像P0
と調整しようとするパターン画像P1の重なり部分にお
いて、両者が完全に一致している場合、ずれている場合
とでは当然パターン画像濃度測定センサ232で測定し
た濃度値は異なる。パターン画像濃度測定センサ232
により測定した濃度値が所定値D0の許容範囲に入って
おれば、色ずれ補正は必要でなく、所定値D0の許容範
囲に入っていなければ色ずれが発生していると判断さ
れ、色ずれ補正を行う。
【0062】この場合、画像形成開始信号を早めれば良
いのか、遅らせれば良いかは判定できないが所定値D0
と測定した濃度値の差から予め設定されたテーブルより
補正時間Δtを求めることができる。この補正時間Δt
を加算した遅延時間T+Δtで画像形成開始信号を出力
するパターン画像と、補正時間Δtを減算した遅延時間
T−Δtで画像形成開始信号を出力するパターン画像の
2種類のパターン画像を形成する。再度、パターン画像
濃度測定センサ232により濃度測定を行い、所定値D
0の許容範囲に入っているほうの遅延時間を選択するこ
とにより、副走査方向の色ずれが補正できる。
【0063】(パターン画像濃度測定センサ232の測
定エリアとパターン画像との関係)ここで、パターン画
像濃度測定センサ232の測定エリアHとパターン画像
の関係について詳しく説明する。演算を簡単に行うため
パターン画像濃度測定センサ232の測定エリアHを矩
形として説明するが、円形やその他の形状であっても後
述する効果と同様の効果を得られる。
【0064】図7(a)に示すように、もし、パターン
画像濃度測定センサ232の測定エリアHよりもパター
ン画像のほうが小さいと、色ずれによる濃度測定値の変
化が小さく色ずれを検知できない。図7(b)は本発明
のパターン画像濃度測定センサ232の測定エリアHと
パターン画像サイズの関係を示しており、測定エリアH
よりもパターン画像を大きくすることで、少しの色ずれ
でも顕著に濃度測定値の変化として捕らえることができ
る。また、図7(c)と図7(d)はパターン画像濃度
測定センサ232の測定エリアHとパターン画像のサイ
ズがほぼ等しい場合である。図7(c)のように何等か
の影響でパターン画像濃度測定センサ232の測定エリ
アHとパターン画像の位置が少しずれた場合、図7
(d)の色ずれが生じていない濃度測定値よりも、図7
(c)のように色ずれが生じているにも拘わらず濃度測
定値は低くなるという逆転現象が生じることがある。
【0065】従って、このような問題を引き起こさない
ためにパターン画像濃度測定センサ232の測定エリア
Hよりも充分パターン画像のサイズを大きくする必要が
ある。
【0066】次に、パターン画像のライン幅とライン間
隔であるが、何等かの影響で多少測定位置がずれても測
定値がほぼ同一濃度値である必要がある。図8(a),
(b)に示すように、パターン画像濃度測定センサ23
2の測定エリアH内にあるパターン画像のライン本数が
少ないと、測定位置に応じてその測定値は大きく変わっ
てしまい精度のよい補正は不可能である(図8(a)の
測定濃度値は低く、図8(b)の測定濃度値は高い。)
そこで、ライン幅とライン間隔を同一と仮定してパター
ン画像濃度測定センサ232の測定エリアH内のライン
本数と濃度ばらつきの関係をシュミレーションで求めた
結果が図9である。横軸は測定エリアH内のライン本数
であり、縦軸は正規化した濃度値である。また、上部の
線が濃度MAX値を結んだもので、下部の線が濃度MI
N値を結んだ線である。パターン画像濃度測定センサ2
32の測定エリアH内のライン本数が多いほど濃度MI
N値と濃度MIN値との差が小さくなり、測定エリアH
内のライン本数が5本を越えるとその差は8%以下にな
り、色ずれ補正において許容範囲内である。さらに。8
本を越えるとその差は5%以下となり、制度の高い色ず
れ補正が可能となる。
【0067】また、図9からわかるように、測定エリア
H内のライン本数が少なくても濃度MAX値と濃度MI
N値との差が少なくなるポイントがいくつかある。これ
は図10に示すように測定エリアHの幅Wとラインピッ
チP(ライン幅+ライン間隔)の整数倍が等しくなる
と、図10(a),(b)に示すようにパターン画像の
どの部分を測定しても濃度は等しくなる。
【0068】従って、パターン画像濃度測定センサ23
2の測定エリアHのサイズは予めわかるので、パターン
画像のラインピッチを測定エリアH幅の整数分の1と
し、また、測定エリア内のライン本数を5本以上とする
ことにより、さらに、精度の良い色ずれ補正が可能とな
る。
【0069】これまで説明した方法では、基準となるパ
ターン画像P0に対して調整しようとするパターン画像
P1がちょうど1ラインピッチ分ずれている図11
(a)のような場合、パターン画像濃度測定センサ23
2で測定した値は最小となり、色ずれは発生していない
と誤判断してしまう。
【0070】図11(b),(c)に示すようにパター
ン画像を構成する複数のラインにおいて、隣接する夫々
のラインの幅を異ならせることにより、色ずれが発生し
ていないとの誤判断を防止することができる。図11
(b)のように、1ラインピッチ分ずれている場合にお
いても、パターン画像濃度測定センサ232による測定
値は最小とならず、図11(c)のようにずれがない場
合にかぎり測定値は最小となる。
【0071】図11では2種類のライン幅で構成された
パターン画像について説明したが、多種類のライン幅で
構成されたパターン画像であっても同様の効果が得られ
る。
【0072】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、パターン画像濃
度測定手段の測定範囲よりも大きく、測定範囲での測定
濃度値がパターン画像内のどの部分でもほぼ同一濃度値
をなるライン幅とライン間隔を有した複数のラインから
パターン画像を形成し、画像形成部の内基準となる画像
形成部により形成されたパターン画像と、調整しようと
する画像形成部により形成されたパターン画像とを重ね
合わせ、この重ね合わせパターン画像の濃度を上記パタ
ーン画像濃度測定手段で測定し、該測定濃度によりパタ
ーン画像の重なり状態を判断し、測定濃度が所定の濃度
になるように画像形成部の画像形成タイミングを制御す
るので、画像濃度を測定するパターン画像濃度測定手段
を用るだけの簡単な構成で経時変化や環境変化に関係な
く、しかも、パターン画像測定手段の測定範囲内に位置
するパターン画像はどの位置においても同一条件となる
ため、測定位置による測定誤差を生じることがないの
で、正確な濃度測定を行うことができ、色ずれの確実な
補正を行うことができる。
【0073】請求項2記載の発明は、パターン画像濃度
測定手段の測定範囲内に5本以上のラインが存在するよ
うライン幅とライン間隔を設定してパターン画像を形成
しているので、最大濃度測定値と最小濃度測定値との差
が小さくなり、正確な濃度測定を行うことができ、色ず
れのより確実な補正を行うことができる。
【0074】請求項3記載の発明は、パターン画像の複
数のライン幅とライン間隔とからなるラインピッチの整
数倍した幅と、パターン画像濃度測定手段の測定範囲幅
とを等しく設定しているので、パターン画像測定手段の
測定範囲内に位置するパターン画像はどの位置において
も同じ数のライン数となるため、測定位置による測定誤
差を生じることがなく、正確な濃度測定を行うことがで
き、色ずれの確実な補正を行うことができる。
【0075】請求項4記載の発明は、複数のラインで形
成し、隣接するラインのライン幅を異ならせてパターン
を形成しているので、パターン画像がちょうど1ライン
ピッチずれて重ね合わされたとき、同一のライン幅で形
成されたパターン画像の場合にはずれた部分でラインが
重なり合い色ずれを検知することができなかったが。本
発明のものにおいては、1ラインピッチずれた場合であ
っても、正確に色ずれを検知することができ、確実に色
ずれの補正を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデジタルカラー複写機の実施形態を示
す概略断面図である。
【図2】図1の転写搬送ユニットの断面図である。
【図3】本発明のデジタルカラー複写機の第1実施形態
における主走査方向の色ずれ補正を行うための第1パタ
ーン画像を示す説明図である。
【図4】本発明のデジタルカラー複写機の実施形態にお
ける色ずれ補正のフローチャートである。
【図5】図4の動作時の各部の制御信号を示す説明図で
ある。
【図6】本発明のデジタルカラー複写機の第1実施形態
における副走査方向の色ずれ補正を行うための第2パタ
ーン画像を示す説明図である。
【図7】パターン画像濃度測定センサの測定エリアとパ
ターン画像のサイズとの関係を示す説明図である。
【図8】パターン画像濃度測定センサによる測定位置と
パターン画像との関係を示す説明図である。
【図9】パターン画像濃度測定センサの測定エリア内の
パターン画像のライン本数と濃度ばらつきの関係を示す
説明図である。
【図10】パターン画像濃度測定センサの測定エリア幅
Wとパターン画像のラインピッチP(ライン幅+ライン
間隔)との関係を示す説明図である。
【図11】隣接するライン幅が異なるパターン画像を示
す説明図である。
【符号の説明】
210 画像形成部 216 転写搬送ベルト 222 感光体ドラム 224 現像装置 225 転写用放電器 232 パターン画像濃度測定センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各色成分毎の色画像情報に基づいて夫々
    の色の現像剤により画像を形成する画像形成部と、 該複数の画像形成部により形成された各色の画像を重ね
    合わせて転写する転写手段と、 上記各画像形成部により所定のパターン画像を形成する
    ためのパターン画像形成手段と、 該パターン画像の濃度を測定するパターン画像濃度測定
    手段とを備えた画像形成装置において、 上記パターン画像は、上記パターン画像濃度測定手段の
    測定範囲よりも大きく、当該測定範囲での測定濃度値が
    パターン画像内のどの部分でもほぼ同一濃度値をなるラ
    イン幅とライン間隔を有した複数のラインから形成さ
    れ、 上記画像形成部の内基準となる画像形成部により形成さ
    れたパターン画像と、調整しようとする画像形成部によ
    り形成されたパターン画像とを重ね合わせ、この重ね合
    わせパターン画像の濃度を上記パターン画像濃度測定手
    段で測定し、該測定濃度によりパターン画像の重なり状
    態を判断し、測定濃度が所定の濃度になるように画像形
    成部の画像形成タイミングを制御する制御手段を設けた
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記パターン画像は上記パターン画像濃
    度測定手段の測定範囲内に5本以上のラインが存在する
    ようライン幅とライン間隔を設定したことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記パターン画像の複数のライン幅とラ
    イン間隔とからなるラインピッチの整数倍した幅と、上
    記パターン画像濃度測定手段の測定範囲幅とを等しく設
    定したことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記パターン画像は複数のラインで形成
    し、隣接するラインのライン幅を異ならせたことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置。
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