JP2000081456A - コンデンサの絶縁抵抗測定方法 - Google Patents

コンデンサの絶縁抵抗測定方法

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JP2000081456A JP11151198A JP15119899A JP2000081456A JP 2000081456 A JP2000081456 A JP 2000081456A JP 11151198 A JP11151198 A JP 11151198A JP 15119899 A JP15119899 A JP 15119899A JP 2000081456 A JP2000081456 A JP 2000081456A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンデンサへの測定端子の接触回数を少なくで
き、かつ測定に必要な回路を簡素化できるコンデンサの
絶縁抵抗測定方法を提供する。 【解決手段】コンデンサに直流電圧を印加して予備充電
を行い、その後で測定電圧を印加し、コンデンサに流れ
る充電電流から絶縁抵抗を測定する。予備充電の期間を
コンデンサの容量C0 の充電を行なう期間とし、予備充
電の終了から測定電圧の印加までの期間をオープン状態
として自己充電を行う。自己充電の期間中にコンデンサ
の誘電分極成分Dが自己充電される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンデンサの良否判
定などに用いられるコンデンサの絶縁抵抗測定方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンデンサの良否を判定するた
め、測定用の直流電圧をコンデンサに印加し、十分に充
電された後のコンデンサに流れる電流(充電電流)を測
定することにより、コンデンサの絶縁抵抗を測定する方
法が知られている。当然ながら、良品は充電電流が少な
い。
【0003】従来、この種の絶縁抵抗測定方法として
は、JIS−C5102で規定された測定方式が知られ
ている。この方式は、コンデンサに十分に充電された状
態の電流値を測定する必要があるため、例えば約60秒
の測定時間が必要であった。しかし、電子機器のコスト
ダウン、信頼性向上の要求に伴い、コンデンサなどの電
子部品もその生産能力向上と品質向上とが求められてお
り、コンデンサ1個当たりこのような長い測定時間を要
する従来の測定方法では、到底このような要求に応える
ことができない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】チップ型コンデンサの
絶縁抵抗を効率よく測定するため、ターンテーブルが用
いられている。ターンテーブルを用いた絶縁抵抗測定方
法には、複数の予備充電領域を通過して予備充電を終え
たコンデンサに対して、1個ずつ絶縁抵抗を測定する連
続方式と、ターンテーブルに所定数のコンデンサを供給
した後、ターンテーブルを停止し、複数のコンデンサに
対して同時に予備充電と絶縁抵抗測定とを行うバッチ方
式とがある。
【0005】図1,図2は上記の2つの測定方式を示す
原理図である。コンデンサ1はターンテーブルなどの搬
送手段2の上に一定ピッチ間隔で保持され、矢印方向に
間欠搬送される。図1は連続方式を示し、取入ステーシ
ョンSINでコンデンサ1を取り入れた後、搬送手段2が
停止する毎に複数の予備充電ステーションSp1〜Sp4
予備充電を行い、その後、測定ステーションSM で測定
電圧Emを印加し、測定器3によって絶縁抵抗の測定を
行なう。その後、不良品は不良品取出ステーションSNG
で取り出し、良品は良品取出ステーションSG で取り出
す。図2はバッチ方式を示し、複数のコンデンサ1を搬
送手段2に保持した状態で、搬送手段2を一定時間停止
させ、複数の測定ステーションSM1〜SM5で測定電圧E
mと同一の電圧を印加して予備充電すると同時に、測定
器3で絶縁抵抗の測定を行なう。なお、4は定格電圧の
電源、5は予備充電端子、6は測定端子である。
【0006】前者の場合には、予備充電端子5をコンデ
ンサ1の電極に多数回にわたって接触させる必要がある
ために、コンデンサ1の電極が傷付きやすくなるという
欠点がある。また、後者の場合には、多数のコンデンサ
1に同時に予備充電・測定を行なうため、大型の電源装
置4が必要であり、しかも多チャンネルの測定を行なう
ために、多数の測定器3が必要になったり、あるいは1
つの測定器3を切り替えて使用するために、複雑な切換
回路が必要となったりして、設備コストが高くなり、メ
ンテナンスも困難になるという欠点があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、コンデンサへの
端子の接触回数を少なくでき、かつ測定に必要な回路を
簡素化できるコンデンサの絶縁抵抗測定方法を提供する
ことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、コンデンサに直流電圧E
pを印加して予備充電を行い、その後で測定電圧Emを
印加し、コンデンサに流れる充電電流から絶縁抵抗を測
定する方法において、上記予備充電の終了から測定電圧
Emの印加までの期間をオープン状態として自己充電を
行うことを特徴とする絶縁抵抗測定方法を提供する。
【0009】ここで、本発明にかかる絶縁抵抗測定方法
の原理を説明する。セラミックコンデンサのようなコン
デンサの等価回路は、図3のように容量C0、内部抵抗
r、絶縁抵抗R0 、誘電分極成分(または静電吸収成
分)Dで構成されている。このようなコンデンサに直流
電圧を印加すると、その充電特性は図4のようになる。
すなわち、初期の非線形的な充電特性1)は容量C0 の充
電領域であり、線形的な充電特性3)は誘電分極成分Dの
充電領域であり、2)はその遷移領域である。なお、図4
の縦軸(電流) および横軸 (時間) はlog 対数である。
【0010】ところで、図4において、線形的な充電特
性3)の途中で充電を中止し、オープン状態で放置した
後、所定時間後に充電を再開すると、図4に破線で示す
ように一旦電流値が高くなるものの、直ぐに線形的な充
電特性3)に安定することを発見した。これについて検討
したところ、次のような現象が生じているものと考えら
れる。すなわち、最初に充電を開始すると、まずコンデ
ンサ内部の容量C0 が充電電圧で充電される。しかし、
誘電分極成分Dの充電には時間がかかるので、この段階
では殆ど充電されていない。充電を中止している間はオ
ープン状態であるため、外部との電気の流れは全くな
い。この間、容量C0 に充電された電荷により誘電分極
成分Dへの充電(自己充電)が進み、あたかも充電を継
続しているような状況で進行する。なお、容量C0 は誘
電分極成分Dに比較して容量が大きいので、充電電圧は
殆ど低下しない。そして、充電を再開すると、誘電分極
成分Dの充電が既に進んでいるので、僅かな充電で所望
の充電特性3)に安定するものと考えられる。
【0011】そこで、本発明では、予備充電の終了から
測定電圧の印加までの期間をオープン状態として自己充
電を行うことで、予備充電端子を多数回にわたってコン
デンサの電極に接触させることなく充電できる。しか
も、自己充電が終了したコンデンサに対して測定電圧を
印加すれば、短時間で正常な絶縁抵抗を測定できるの
で、多数の測定器や複雑な切換回路を必要としない。
【0012】請求項3のように、予備充電の期間T1
コンデンサの容量C0 の充電期間1)と遷移期間2)との和
の時間Tb以上とするのが望ましい。これによって、容
量C0に完全に充電できる。なお、時間Tbは一定値で
はなく、予備充電電圧Epを測定電圧Emより高くすれ
ば、時間Tbを短くすることも可能である。また、予備
充電は1回に限るものではなく、複数回実施してもよ
い。2回の予備充電を行なった場合には、1回目および
2回目の予備充電期間をそれぞれTb/2以上としても
よい。
【0013】請求項4のように、オープン期間T2 を、
コンデンサの絶縁抵抗Rに定格電圧を印加したときに流
れる充電電流値A1 に達する時間Tc以上とするのが望
ましい。つまり、誘電分極成分Dが十分に自己充電され
る時間を確保するためである。
【0014】請求項5のように、1回目の予備充電を測
定電圧Emと同電圧で行い、所定のオープン期間の後、
2回目の予備充電を測定電圧Emと同電圧で行ない、そ
の後で測定を行なってもよい。オープン期間中、コンデ
ンサの両端の電極にかかっている電圧eは、絶縁抵抗R
0 による消費や誘電分極成分Dへの充電のために、僅か
に低下する。この電圧降下はオープン期間が長い程大き
い。後で測定電圧Emを印加された時、降下した電圧分
だけ容量C0 の再充電がなされ、所定の閾値A1に達す
る時間が長くなる。そのため、2回目の予備充電で測定
電圧Emと同電圧Epを印加し、電圧降下分を小さくす
ることで、測定時間を短縮できる。なお、2回目の予備
充電は測定電圧Emの印加の直前であるのが望ましい。
【0015】また、2回目の予備充電には次のような効
果もある。すなわち、オープン期間中、コンデンサの誘
電分極成分はコンデンサの両端にかかっている電圧eに
よって充電される。しかし、電圧eはオープン期間の経
過に伴って徐々に小さくなるので、e<Emである。測
定電圧Emの印加時、誘電分極成分の再充電にかかる時
間は、容量C0 に比べて遙に長い。例えば、1μFのセ
ラミックコンデンサの場合、容量C0 の充電時間は数m
sであるのに対し、誘電分極成分Dの充電時間は数百m
sである。この電圧降下分Em−eを小さくするため
に、2回目の予備充電を行なうものである。この場合、
2回目の予備充電は、最初の予備充電から√(Tc)だ
け時間経過した後に行なってもよい。その理由は、1回
目の予備充電後の電圧降下を、2回目の予備充電後の電
圧降下と等しくし、測定電圧Emと異なる電圧に誘電分
極成分Dが充電されるのを防止するためである。
【0016】請求項6のように、予備充電の充電電圧E
pを測定電圧Emより高くし、かつオープン期間中にコ
ンデンサの両端の電圧eが測定電圧Emと同じまたはこ
れより低くなるまで降下するように充電電圧Epを設定
するのが望ましい。すなわち、上述のようにオープン期
間中、コンデンサの両端の電極にかかっている電圧e
は、絶縁抵抗R0 による消費や誘電分極成分Dへの充電
のために僅かに低下する。通常は予備充電も測定電圧E
mと同様な定格電圧が印加されるので、オープン期間が
長くなると、測定時には電圧eがかなり低下しており、
測定時に充電電流が収束するまでに時間がかかり、漏れ
電流の測定が遅れることになる。そこで、予備充電電圧
Epを測定電圧Emより高くすることで、電圧eの低下
を抑制し、測定時に充電電流を速やかに収束させて漏れ
電流を短時間で測定できるようにしている。ただ、予備
充電電圧Epを高くしすぎると、コンデンサの両端にか
かっている電圧eが測定時における測定電圧Emより高
くなり、測定時に逆電流が流れてしまうことがある。つ
まり、絶縁抵抗が高めに検出されてしまい、不良品でも
良品と誤判定される可能性がある。そこで、オープン期
間中にコンデンサの両端の電圧eが測定電圧Emと同じ
またはこれより低くなるまで降下するように充電電圧E
pを設定し、測定時に逆電流が流れる不具合を解消して
いる。
【0017】請求項7のように、1回目の予備充電の充
電電圧Epを測定電圧Emより高くし、所定のオープン
期間の後、測定の直前に測定電圧Emと同電圧による2
回目の予備充電を行なうようにしてもよい。すなわち、
請求項6のように高圧予備充電を行なうと、コンデンサ
によってはオープン期間中の電圧降下が小さく、測定時
において両端の電圧が測定電圧より高い場合があり、測
定電圧の印加時に逆電流が流れてしまう。そこで、測定
の直前に測定電圧Emと同電圧による2回目の予備充電
を行なうことで、コンデンサの両端の電圧eを測定電圧
Emに補正し、測定時に逆電流が流れるという問題を解
消できる。
【0018】請求項8のように、1回目の予備充電を測
定電圧Emより高い電圧Ep1 で行い、所定のオープン
期間の後、2回目の予備充電を1回目の充電電圧Ep1
より低く測定電圧Emより高い電圧Ep2 で行ない、さ
らに所定のオープン期間の後に測定を行なうようにして
もよい。この場合には、2回の予備充電を共に測定電圧
Emより高い電圧Ep1 ,Ep2で行なうので、オープ
ン期間が短くても、誘電分極成分Dに十分に充電を進め
ることができる。なお、2回目の予備充電電圧を、オー
プン期間中にコンデンサの両端の電圧eが測定電圧Em
と同じまたはこれより低くなるまで降下するような電圧
に設定すれば、測定時の逆電流を防止できるので、望ま
しい。
【0019】請求項7または8のように高圧予備充電を
行なう場合には、請求項9のように高圧予備充電の直後
に放電を行なってもよい。すなわち、高圧予備充電を必
要以上に長く行なうと、充電電圧が高くなり過ぎ、測定
を行なった場合に、逆電流が流れて不良品であるにもか
かわらず、良品のような特性となる場合が生じるからで
ある。そのため、高圧予備充電の後で放電することで、
充電電圧が高くなり過ぎるのを防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図5は本発明方法を実施するため
の絶縁抵抗測定装置の第1実施例を示す。図において、
1はコンデンサ、2は搬送手段である。ここでは、搬送
手段2を帯状部材として図示したが、ターンテーブル、
無端ベルト、搬送パレットなどいかなる搬送手段を用い
てもよい。また、コンデンサ1は搬送手段2の所定位置
に保持されて搬送されるが、保持方法は搬送手段2に凹
部を設けてもよいし、エアー吸引などによって吸着保持
してもよい。さらに、搬送手段2の駆動形態は、間欠駆
動あるいは連続駆動のいずれでもよい。
【0021】取入ステーションSINでコンデンサ1を取
り入れた後、次の予備充電ステーションSP で搬送手段
2が停止すると、予備充電端子5をコンデンサ1の電極
に接触させ予備充電を行なう。ここでは、予備充電とし
て測定電圧Emと同じ定格電圧がコンデンサ1に印加さ
れ、コンデンサ内部の容量C0 が充電される。この予備
充電期間T1 はコンデンサの容量C0 の充電期間1)と遷
移期間2)との和の時間Tb以上としてある。 T1 ≧Tb
【0022】予備充電終了後、コンデンサ1は複数のオ
ープンステーションSO1〜SO3を通過する。ここでは、
コンデンサ1はオープン状態で維持されるので、外部と
の電気の流れは全くない。この間、容量C0 に充電され
た電荷により誘電分極成分Dへの充電(自己充電)が進
む。このオープン期間T2 は、コンデンサの絶縁抵抗R
0 に定格電圧を印加したときに流れる充電電流値A1
(=E0 /R0 )に達する時間Tc以上に設定してい
る。すなわち、 T2 ≧Tc
【0023】コンデンサ1が測定ステーションSM に到
達すると、ここで測定端子6をコンデンサ1の電極に接
触させ、測定電圧Emで充電しながら測定器3によって
絶縁抵抗の測定を行なう。このとき、容量C0 はもちろ
ん、誘電分極成分Dにも十分に充電された状態であるの
で、測定端子6をコンデンサ1の電極に長時間接触させ
ておく必要がなく、測定時間は短くて済む。その後、不
良品は不良品取出ステーションSNGで取り出し、良品は
良品取出ステーションSG で取り出す。
【0024】図6は図5に示した絶縁抵抗測定装置によ
るコンデンサ1の両端の電圧eの時間変化を示す。予備
充電として電圧Ep(=Em)を印加した後、オープン
期間中に、コンデンサ1の両端にかかる電圧eは絶縁抵
抗R0 による消費や誘電分極成分Dへの充電のために徐
々に低下し、オープン期間終了時には、電圧eが測定電
圧Emよりやや低くなるまで低下している。オープン期
間中に自己充電が進み、誘電分極成分Dにも十分に充電
された状態であるので、測定ステーションSM において
測定端子6をコンデンサ1の電極に長時間接触させてお
く必要がなく、測定時間は短くて済む。
【0025】次表は、図5に示す本発明の測定方法と、
図1,図2に示す従来の測定方法との設備の比較を示
す。
【表1】
【0026】表1から明らかなように、本発明では従来
技術1)(図1)に比べて端子数および端子の接触回数を
格段に減らすことができ、予備充電回路も減らすことが
できる。また、従来技術2)(図2)と比べても、予備充
電回路数および端子の接触回数がやや増えるものの、端
子および測定回路を減らすことができる。その結果、設
備価格の低減効果が大きいことが分かる。なお、図1で
は予備充電回数を4回、図2では測定回路数を5とした
が、実際にはこれより遙に多いので、本発明との効果の
差はさらに顕著となる。
【0027】図7は本発明方法を実施するための絶縁抵
抗測定装置の第2実施例を示す。この実施例では、予備
充電SP1,P2を2回に分けて行なっている。1回当た
りの予備充電期間をTb/2以上とすることで、合計の
予備充電期間T1 をTb以上としている。この場合に
は、1個のコンデンサの予備充電にかかる時間をTb/
2とすると、これと設備時間(端子の昇降と搬送にかか
る時間の合計)との和が1個当たりの処理時間であり、
図5に比べて処理速度を向上させることが可能である。
例えば、Tb=60msとし、設備時間Ta=60ms
とすると、図5の実施例では1個当たりの処理時間は6
0ms+60ms=120msであるのに対し、図7で
は1個当たりの処理時間は30ms+60ms=90m
sとなり、約30%の処理速度の向上となる。
【0028】図8は図7に示した絶縁抵抗測定装置によ
るコンデンサ1の両端の電圧eの時間変化を示す。2回
の予備充電SP1,P2を行なった後の電圧eは図6と同
様の変化を示し、図5の実施例と同様の効果を得ること
ができる。
【0029】図9は本発明方法を実施するための絶縁抵
抗測定装置の第3実施例を示す。この実施例では、測定
ステーションSM の直前に、2回目の予備充電ステーシ
ョンSP2を設けたものである。オープン期間中、コンデ
ンサ1の両端の電極にかかっている電圧eは絶縁抵抗R
0 による消費や誘電分極成分Dへの充電のために低下す
るので、2回目の予備充電ステーションSP2で測定電圧
Emと同電圧Epを印加することによって、コンデンサ
1の両端の電圧eを測定電圧Emとほぼ同等にすること
ができる。これによって、測定ステーションSM で測定
電圧Emを印加した時、容量C0 の再充電が瞬時になさ
れ、所定の閾値A1 に達する時間を短くできる。なお、
5,7は予備充電端子である。
【0030】図10は図9に示した絶縁抵抗測定装置に
よるコンデンサ1の両端の電圧eの時間変化を示す。測
定の直前に電圧Emで2回目の予備充電を行なうことに
よって、測定時におけるコンデンサ1の電圧eと測定電
圧Emとの差が非常に小さくなり、測定時間を一層短縮
できることがわかる。
【0031】図11は本発明方法を実施するための絶縁
抵抗測定装置の第4実施例を示す。この実施例では、1
回目の予備充電ステーションSP1と測定ステーションS
M の中間点に2回目の予備充電ステーションSP2を設け
たものである。具体的には、1回目の予備充電から√
(Tc)だけ時間経過した後に行なう。これは、オープ
ン期間中にコンデンサ1の両端の電極にかかっている電
圧eが僅かに低下するので、2回目の予備充電で測定電
圧Emに充電しなおすとともに、測定電圧Emと違う電
圧に誘電分極成分Dが充電されるのを防ぐためである。
【0032】図12は図11に示した絶縁抵抗測定装置
によるコンデンサ1の両端の電圧eの時間変化を示す。
1回目の予備充電から√(Tc)だけ時間経過した後に
2回目の予備充電を行ない、2回目の予備充電からTc
−√(Tc)だけ時間経過した後に測定を行なうことに
よって、1回目の予備充電後の電圧降下を、2回目の予
備充電後の電圧降下と等しくし、測定電圧Emと異なる
電圧に誘電分極成分Dが充電されるのを防止することが
できる。
【0033】図13は本発明方法を実施するための絶縁
抵抗測定装置の第5実施例を示す。この実施例では、予
備充電ステーションとして高圧予備充電ステーションS
HPを設けたものである。高圧予備充電ステーションSHP
では測定電圧Em(定格電圧)より高い直流電圧Ehp
を用い、かつオープン期間中にコンデンサ1の両端の電
圧eが測定電圧Emと同じまたはこれより低くなるまで
降下するように充電電圧Ehpが設定されている。例え
ばオープン期間を20秒程度とした場合には、Ehp/
Em=1.05〜1.15程度に設定される。なお、8
は高圧予備充電ステーションの電源、9は高圧予備充電
端子である。
【0034】図14は図13に示した絶縁抵抗測定装置
によるコンデンサ1の両端の電圧eの時間変化を示す。
図14の二点鎖線は、予備充電として測定電圧Emと同
じ定格電圧を印加した場合の電圧eの時間変化を示す。
この場合には、オープン期間が長くなると電圧eの落ち
込みが大きくなり、測定段階における電圧eと測定電圧
Emとの差が大きく、測定に時間を要する。これに対
し、第5実施例のように高圧予備充電を行なえば、図1
4の実線で示すように、測定段階における電圧eと測定
電圧Emとの差が小さく、測定電圧Emの印加時に充電
電流が速やかに収束して漏れ電流を短時間で測定でき
る。
【0035】また、高圧予備充電の電圧Ehpは測定電
圧Emより高いが、測定段階においてコンデンサ1の両
端にかかる電圧eが測定電圧Emより高くならないの
で、測定時に逆電流が流れるのを防止できる。そのた
め、不良品でも良品と誤判定される可能性を解消でき
る。
【0036】図15は本発明方法を実施するための絶縁
抵抗測定装置の第6実施例を示す。この実施例では、第
5実施例と同様に、予備充電ステーションとして測定電
圧Emより高い電圧Ehpで充電する高圧予備充電ステ
ーションSHPを設けるとともに、測定の前に測定電圧E
mと同じ電圧Epで充電する予備充電ステーションS P
を設けたものである。この場合、高圧予備充電の充電電
圧Ehpは、オープン期間中にコンデンサ1の両端の電
圧eが測定電圧Emと同じまたはこれより低くなるまで
降下するような値に設定する必要はなく、それより高め
の電圧としてもよい。
【0037】図16は図15に示した絶縁抵抗測定装置
によるコンデンサ1の両端の電圧eの時間変化を示す。
この場合には、高圧予備充電を行なうことで、自己充電
を短時間で終了でき、予備充電SP と測定SM との間の
期間が短くても、誘電分極成分に十分に充電を進めるこ
とができる。また、通常のコンデンサであれば、実線で
示すような特性を持つが、コンデンサによっては二点鎖
線で示すように電圧eの降下量が少ないものがあり、図
14のような測定方法では、測定時に逆電流が流れる可
能性がある。図15の絶縁抵抗測定方法では、測定の前
に定格電圧Emでの予備充電を行なうので、2回目の予
備充電でコンデンサ1の電圧eを定格電圧に補正するこ
とができ、測定時に逆電流が流れるのを確実に防止でき
る。
【0038】図17は本発明方法を実施するための絶縁
抵抗測定装置の第7実施例を示す。この実施例では、定
格電圧より高い電圧Ehp2 による高圧予備充電ステー
ションSHP2 の前に、さらに高い電圧Ehp1 による高
圧予備充電ステーションSHP 1 を設けたものである。な
お、8a,8bは高圧予備充電ステーションの電源、9
a,9bは高圧予備充電端子である。
【0039】図18は図17に示した絶縁抵抗測定装置
によるコンデンサ1の両端の電圧eの時間変化を示す。
この場合には、1回目の高圧予備充電SHP1 によって、
自己充電を短時間で終了でき、2回目の高圧予備充電S
HP2 から測定SM までのオープン期間が短くても、誘電
分極成分に十分に充電を進めることができるので、全体
の充電・測定時間を短縮できる。具体的には、1回目の
オープン期間は0.1〜0.2秒、2回目のオープン期
間は0.5秒程度まで短縮できる。なお、2回目の高圧
予備充電の充電電圧Ehp2 は、オープン期間中にコン
デンサ1の両端の電圧eが測定電圧Emと同じまたはこ
れより低くなるまで降下するような値に設定しておくの
が望ましい。
【0040】本発明における予備充電の方法は上記実施
例に限定されるものではなく、以下に述べるように種々
に変更可能である。図19は図13および図14に示し
た絶縁抵抗測定方法の変形例であり、高圧予備充電を、
電圧Ehpによる前半の高圧予備充電と、電圧Ehpよ
り低いが測定電圧Emより高い電圧Epによる後半の高
圧予備充電との2段階としたものである。ここで、電圧
Ehpを測定電圧Emの2.5倍以上とし、電圧Epを
測定電圧Emの1.05〜1.15倍程度とすると、オ
ープン期間を2〜3秒程度まで短縮でき、顕著な効果が
得られた。なお、電圧Ehpによる高圧予備充電および
電圧Epによる予備充電の期間の和は、5ms〜200
ms程度でよい。
【0041】図20は図15および図16に示した絶縁
抵抗測定方法の変形例であり、高圧予備充電を、電圧E
hpによる前半の高圧予備充電と、電圧Ehpより低い
が測定電圧Emより高い電圧Epによる後半の高圧予備
充電との2段階としたものである。この場合も、図19
の例と同様に、オープン期間を短縮できる効果がある。
【0042】図21は図19の変形例であり、電圧Eh
pによる前半の高圧予備充電と、電圧Ehpより低いが
測定電圧Emより高い電圧Epによる後半の高圧予備充
電との間に、放電期間を挿入したものである。すなわ
ち、前半の高圧予備充電の直後に放電を行なうことで、
高圧予備充電の電圧Ehpを必要以上に高くしても、余
分な電荷を放電で放出するので、充電電圧が高くなり過
ぎるのを防止でき、測定時の測定不良を防止できる。
【0043】図22は図20の変形例であり、電圧Eh
pによる1回目の高圧予備充電と、電圧Ehpより低い
が測定電圧Emより高い電圧Epによる2回目の高圧予
備充電との間に、放電期間とオープン期間とを挿入した
ものである。この場合も、1回目の高圧予備充電の直後
に放電を行なうことで、高圧予備充電の電圧Ehpを必
要以上に高くしても、余分な電荷を放電で放出し、測定
時の測定不良を防止できる。
【0044】なお、本発明はセラミックコンデンサに限
らず、誘電分極成分を持つコンデンサであれば、適用で
きる。また、予備充電の回数やパターンには種々の方法
が考えられ、実施例に限定されるものではない。
【0045】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、予備充電の終了から測定電圧の印加までの期間
をオープン状態として自己充電を行うようにしたので、
予備充電端子を多数回にわたってコンデンサの電極に接
触させることなく充電でき、コンデンサの電極の損傷を
防止できる。また、自己充電が終了したコンデンサに対
して測定電圧を印加すれば、短時間で正常な絶縁抵抗を
測定できるので、多数の測定器や複雑な切換回路を必要
とせず、設備コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の絶縁抵抗測定方法の一例の説明図であ
る。
【図2】従来の絶縁抵抗測定方法の他の例の説明図であ
る。
【図3】コンデンサの等価回路図である。
【図4】コンデンサの充電特性図である。
【図5】本発明にかかる絶縁抵抗測定方法の第1実施例
の説明図である。
【図6】図5に示す絶縁抵抗測定方法によるコンデンサ
の両端の電圧の時間変化図である。
【図7】本発明にかかる絶縁抵抗測定方法の第2実施例
の説明図である。
【図8】図7に示す絶縁抵抗測定方法によるコンデンサ
の両端の電圧の時間変化図である。
【図9】本発明にかかる絶縁抵抗測定方法の第3実施例
の説明図である。
【図10】図9に示す絶縁抵抗測定方法によるコンデン
サの両端の電圧の時間変化図である。
【図11】本発明にかかる絶縁抵抗測定方法の第4実施
例の説明図である。
【図12】図11に示す絶縁抵抗測定方法によるコンデ
ンサの両端の電圧の時間変化図である。
【図13】本発明にかかる絶縁抵抗測定方法の第5実施
例の説明図である。
【図14】図13に示す絶縁抵抗測定方法によるコンデ
ンサの両端の電圧の時間変化図である。
【図15】本発明にかかる絶縁抵抗測定方法の第6実施
例の説明図である。
【図16】図15に示す絶縁抵抗測定方法によるコンデ
ンサの両端の電圧の時間変化図である。
【図17】本発明にかかる絶縁抵抗測定方法の第7実施
例の説明図である。
【図18】図17に示す絶縁抵抗測定方法によるコンデ
ンサの両端の電圧の時間変化図である。
【図19】本発明の第8実施例のコンデンサの両端の電
圧の時間変化図である。
【図20】本発明の第9実施例のコンデンサの両端の電
圧の時間変化図である。
【図21】本発明の第10実施例のコンデンサの両端の
電圧の時間変化図である。
【図22】本発明の第11実施例のコンデンサの両端の
電圧の時間変化図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2 搬送手段 3 測定電源 SP 予備充電ステーション SM 測定ステーション SO1〜S03 オープンステーション Ep 予備充電電圧 Em 測定電圧 Ehp 高圧予備充電電圧

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンデンサに直流電圧Epを印加して予備
    充電を行い、その後で測定電圧Emを印加し、コンデン
    サに流れる充電電流から絶縁抵抗を測定する方法におい
    て、上記予備充電の終了から測定電圧Emの印加までの
    期間をオープン状態として自己充電を行うことを特徴と
    する絶縁抵抗測定方法。
  2. 【請求項2】上記予備充電の期間T1 をコンデンサの容
    量C0 の充電を行なう期間とし、上記予備充電の終了か
    ら測定電圧Emの印加までの期間T2 をオープン状態と
    し、上記オープン期間T2 をコンデンサの誘電分極成分
    Dの自己充電を行なう期間としたことを特徴とする請求
    項1に記載の絶縁抵抗測定方法。
  3. 【請求項3】上記予備充電の期間T1 をコンデンサの容
    量C0 の充電期間1)と遷移期間2)との和の時間Tb以上
    としたことを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁
    抵抗測定方法。
  4. 【請求項4】上記オープン期間T2 を、コンデンサの絶
    縁抵抗Rに定格電圧を印加したときに流れる充電電流値
    1 に達する時間Tc以上としたことを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載の絶縁抵抗測定方法。
  5. 【請求項5】1回目の予備充電を測定電圧Emと同電圧
    で行い、所定のオープン期間の後、2回目の予備充電を
    測定電圧Emと同電圧で行ない、その後で測定を行なう
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    絶縁抵抗測定方法。
  6. 【請求項6】上記予備充電の充電電圧Epを測定電圧E
    mより高くし、かつオープン期間中にコンデンサの両端
    の電圧eが測定電圧Emと同じまたはこれより低くなる
    まで降下するように充電電圧Epを設定したことを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の絶縁抵抗測
    定方法。
  7. 【請求項7】1回目の予備充電を測定電圧Emより高い
    電圧Epで行い、所定のオープン期間の後、測定の直前
    に2回目の予備充電を測定電圧Emと同電圧で行なうこ
    とを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の絶
    縁抵抗測定方法。
  8. 【請求項8】1回目の予備充電を測定電圧Emより高い
    電圧Ep1 で行い、所定のオープン期間の後、2回目の
    予備充電を1回目の充電電圧Ep1 より低く測定電圧E
    mより高い電圧Ep2 で行ない、さらに所定のオープン
    期間の後に測定を行なうことを特徴とする請求項1ない
    し4のいずれかに記載の絶縁抵抗測定方法。
  9. 【請求項9】1回目の予備充電の直後に放電を行なうこ
    とを特徴とする請求項7または8に記載の絶縁抵抗測定
    方法。
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