JP2000081242A - 空気調和機の音声報知装置 - Google Patents

空気調和機の音声報知装置

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JP2000081242A
JP2000081242A JP10251515A JP25151598A JP2000081242A JP 2000081242 A JP2000081242 A JP 2000081242A JP 10251515 A JP10251515 A JP 10251515A JP 25151598 A JP25151598 A JP 25151598A JP 2000081242 A JP2000081242 A JP 2000081242A
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Shingo Naito
真吾 内藤
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いサービス性および融通性をもって各種情
報を音声で報知し得る空気調和機の音声報知装置を提供
する。 【解決手段】 音声ユニット12が空気調和機の室内機
1に対してジャック13およびプラグ14を介して接離
可能な個別ユニットとして設けられ、該空気調和機の室
内機1に接続された場合、空気調和機からの異常状態、
自己診断結果、運転状態を含む空気調和機の状態に関す
る状態情報を音声で報知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の各種
状態を音声で報知する空気調和機の音声報知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の状態を音声で報知する従来
の音声報知装置は、空気調和機内に組み込まれているも
のであり、またその報知内容もユーザが送信したリモコ
ンコードに対応した音声情報のみであったり、または運
転開始時や情報の設定変更時に運転モードを報知するの
みのものであった。また、従来の音声報知装置による異
常表示および自己診断は、制御器により検出した異常内
容や対応処置を検知するのみであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の空気調和機の音声報知装置は、空気調和機内に固定的
に取り付けられてあって、取り外すことができないた
め、本機能の不要なユーザにも無駄に提供され、空気調
和機の価格を増大していたという問題がある。
【0004】また、従来の音声報知装置では、ユーザが
送信したリモコンコードに対応した音声情報のみを報知
するものであり、任意な設定を行うことができないとと
もに、また運転開始時や情報の設定変更時に運転モード
を報知するのみであり、操作性が十分に向上することが
できないという問題がある。
【0005】更に、従来の音声報知装置による異常表示
および自己診断では、故障箇所の特定を十分行うことが
できないという問題がある。
【0006】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、高い利便性および融通性をも
って各種情報を音声で報知し得る空気調和機の音声報知
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、空気調和機本体に対して
接離可能な個別ユニットとして設けられ、該空気調和機
本体に接続された場合、空気調和機本体からの異常状
態、自己診断結果、運転状態を含む空気調和機の状態に
関する状態情報を受け取り、該状態を音声で報知する音
声報知手段を有することを要旨とする。
【0008】請求項1記載の本発明にあっては、異常状
態、自己診断結果、運転状態を含む空気調和機の状態を
音声で報知できるとともに、音声報知装置は空気調和機
本体に対して接離可能な個別ユニットとして設けられて
いるため、ユーザの操作性向上を図ることができる上
に、本機能の不要なユーザには音声報知装置を削除した
安価な空気調和機を提供することができる。
【0009】また、請求項2記載の本発明は、空気調和
機本体内に一体的に設けられ、該空気調和機本体からの
異常状態、自己診断結果、運転状態を含む空気調和機の
状態に関する状態情報を受け取り、該状態を音声で報知
する音声報知手段を有することを要旨とする。
【0010】請求項2記載の本発明にあっては、異常状
態、自己診断結果、運転状態を含む空気調和機の状態を
音声で報知するため、ユーザの操作性を向上することが
できる。
【0011】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記音声報知手段が、前
記空気調和機本体から受け取った状態情報を音声合成用
信号に変換するサブマイクロコンピュータ手段を有する
ことを要旨とする。
【0012】請求項3記載の本発明にあっては、空気調
和機本体から受け取った状態情報をサブマイクロコンピ
ュータ手段で音声合成用信号に変換するため、空気調和
機本体を構成する室内マイクロコンピュータと制御器側
の共通化設計が可能である。
【0013】請求項4記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、前記音声報知手段が、前記個別ユニット
として前記空気調和機本体に接続するためのプラグ手段
を有し、前記空気調和機本体が、前記プラグ手段が接続
されるジャック手段、および該ジャック手段に前記プラ
グ手段が接続されていない場合には前記ジャック手段に
接続され、空気調和機本体から供給される警報を発生
し、ジャック手段にプラグ手段が接続されている場合に
は空気調和機の前記状態情報を前記音声報知手段に供給
すべくジャック手段から切り離されるブザー手段を有す
ることを要旨とする。
【0014】請求項4記載の本発明にあっては、音声報
知手段がプラグ手段、ジャック手段を介して空気調和機
本体に接続されている場合には、音声報知手段により空
気調和機の状態を音声で報知でき、音声報知手段がプラ
グ手段、ジャック手段を介して空気調和機本体に接続さ
れていない場合には、ブザー手段で警報を発生すること
ができる。
【0015】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記音声報知手段により
音声で報知される前記空気調和機の状態情報をリモコン
送信コードまたはスイッチにより切り換える切り換え手
段を有することを要旨とする。
【0016】請求項5記載の本発明にあっては、音声で
報知する空気調和機の状態情報をリモコン送信コードま
たはスイッチにより切り換えることができるため、ユー
ザによる機能の任意設定が可能となる。
【0017】更に、請求項6記載の本発明は、請求項5
記載の発明において、前記切り換え手段が、前記空気調
和機の状態情報をブザー音またはスピーカ音声で出力す
るように切り換える手段を有することを要旨とする。
【0018】請求項6記載の本発明にあっては、空気調
和機の状態情報をブザー音またはスピーカ音声で出力す
るように切り換えることができるため、ユーザはブザー
音またはスピーカ音声のいずれかの出力を任意に選択す
ることができる。
【0019】請求項7記載の本発明は、請求項5記載の
発明において、前記切り換え手段が、前記空気調和機の
状態情報を出力する音声を任意の声優の音声および/ま
たは任意の言語に切り換えて行う手段を有することを要
旨とする。
【0020】請求項7記載の本発明にあっては、空気調
和機から出力される音声を任意の声優の音声および/ま
たは任意の言語で行うことができるため、ユーザが故障
箇所、点検箇所を認識するのが容易である。
【0021】また、請求項8記載の本発明は、請求項5
記載の発明において、前記切り換え手段が、前記空気調
和機の状態情報を出力する音声の音量を調整する手段を
有することを要旨とする。
【0022】請求項8記載の本発明にあっては、空気調
和機の状態情報を出力する音声の音量を調整することが
できるため、ユーザは最適な音量で聞くことができる。
【0023】更に、請求項9記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記音声報知手段が、外
部のユーザからの音声を検知するマイクロフォン手段、
外部のユーザに対して音声を出力するスピーカ手段、お
よび前記マイクロフォン手段で検知した音声を認識し、
この認識した音声情報を空気調和機本体に供給し、該音
声情報に対して空気調和機本体から出力される情報を前
記スピーカ手段を介してユーザに出力することによりユ
ーザと対話形式で空気調和機の状態を特定する音声認識
手段を有することを要旨とする。
【0024】請求項9記載の本発明にあっては、マイク
ロフォン手段で検知したユーザの音声を空気調和機本体
に供給し、該音声情報に対して空気調和機本体から出力
される情報をスピーカ手段を介してユーザに出力するこ
とによりユーザと対話形式で空気調和機の状態を特定す
ることができるため、ユーザの確認した症状から空気調
和機の故障箇所および部品を適確に特定することができ
る。
【0025】請求項10記載の本発明は、請求項1また
は2記載の発明において、前記空気調和機本体が、空気
調和機の消費電力量を測定し、該消費電力量に対応する
電気料金情報を蓄積する電気料金蓄積手段、および前記
音声報知手段からの消費電気料金要求情報を受け取り、
該要求情報に応答して前記電気料金蓄積手段に蓄積され
ている電気料金情報を音声報知手段に返送する電力量返
送手段を有し、前記音声報知手段が、ユーザから消費電
気料金要求情報を受け取る要求情報受取手段、および該
受取手段で前記要求情報を受け取ると、該要求情報を空
気調和機本体に送り、該要求情報に対して空気調和機本
体から返送される電気料金情報を受信し、この電気料金
を音声でユーザに報知する電気料金報知手段を有するこ
とを要旨とする。
【0026】請求項10記載の本発明にあっては、ユー
ザから電気料金要求情報を受け取ると、該要求情報に対
して空気調和機本体から返送される電気料金を音声でユ
ーザに報知するため、ユーザは空気調和機の使用頻度を
知ることができる。
【0027】また、請求項11記載の本発明は、請求項
10記載の発明において、消費電気料金の目標値を設定
する目標値設定手段、該目標値を前記電気料金情報と比
較する比較手段、該電気料金情報が前記目標値に近づい
た場合、音声で警告する電気料金警告手段を有すること
を要旨とする。
【0028】請求項11記載の本発明にあっては、空気
調和機の電気料金が目標値に近づいた場合、音声で警告
するため、空気調和機の使いすぎによる電気の使いすぎ
を抑えることができる。
【0029】更に、請求項12記載の本発明は、請求項
1または2記載の発明において、前記空気調和機本体
が、空気調和機における誤操作を検知する誤操作検知手
段、およびこの検知した誤操作情報を音声報知手段に供
給する手段を有し、前記音声報知手段が、前記誤操作情
報を受け取ると、この誤操作を音声で警告する誤操作警
告手段を有することを要旨とする。
【0030】請求項12記載の本発明にあっては、空気
調和機における誤操作を検知し、この検知した誤操作を
音声で警告するため、誤操作による空気調和機の誤運転
を防止することができる。
【0031】請求項13記載の本発明は、請求項1また
は2記載の発明において、前記空気調和機本体が、リモ
コンから受信した信号の波形を分析し、リモコンの使用
が正常でないことを検出する検出手段、および該検出信
号を音声報知手段に供給する手段を有し、前記音声報知
手段が、前記検出信号を受け取ると、リモコンの使用が
正常でない旨の通知を音声で行うリモコン使用状態通知
手段を有することを要旨とする。
【0032】請求項13記載の本発明にあっては、リモ
コンからの受信信号の波形を分析し、リモコンの使用が
正常でないことを検出し、リモコンの使用が正常でない
旨の通知を音声で行うため、ユーザに正しいリモコン送
信の方法を促すことができる。
【0033】また、請求項14記載の本発明は、請求項
1または2記載の発明において、前記空気調和機本体
が、空気調和機の運転モードが変化した時、またはリモ
コンから運転状況確認コードを受け取った時、空気調和
機の運転モードの変更および運転状態を含む運転状況情
報を音声報知手段に送信する運転状況送信手段を有し、
前記音声報知手段が、前記運転状況情報を受け取ると、
空気調和機の運転状況を音声で報知する運転状況報知手
段を有することを要旨とする。
【0034】請求項14記載の本発明にあっては、空気
調和機の運転モードが変化した時またはリモコンから運
転状況確認コードを受け取った時、空気調和機の運転モ
ードの変更および運転状態を含む運転状況を音声で報知
するため、ユーザは空気調和機の運転状態を適確に把握
することができる。
【0035】更に、請求項15記載の本発明は、請求項
1または2記載の発明において、前記空気調和機本体
が、暖房時に空気調和機の室内機の熱交換器の温度が所
定温度に達しない時には室内ファンモータを回転しない
という冷風吹き出し防止制御を行う場合に室内ファンモ
ータが回転して温風吹き出しを行うまでの時間を予測す
る予測手段、およびこの予測時間情報を音声報知手段に
送信する予測時間送信手段を有し、前記音声報知手段
が、前記予測時間情報を受け取ると、温風吹き出しまで
の前記予測時間を音声で報知する温風吹き出し予測時間
報知手段を有することを要旨とする。
【0036】請求項15記載の本発明にあっては、温風
吹き出しを行うまでの時間を予測し、この温風吹き出し
までの予測時間を音声で報知するため、ユーザは空気調
和機の運転状況を適確に把握することができる。
【0037】請求項16記載の本発明は、請求項1また
は2記載の発明において、前記空気調和機本体が、運転
開始時に設定温度、外気温、室温を含む情報に基づき室
温が設定温度付近に達するまでの時間を割り出す割り出
し手段、この割り出した時間を音声報知手段に送信する
割り出し時間送信手段を有し、前記音声報知手段が、前
記割り出し時間を受け取ると、室温が設定温度付近に達
するまでの割り出し時間を音声で報知する設定温度達成
時間報知手段を有することを要旨とする。
【0038】請求項16記載の本発明にあっては、運転
開始時に設定温度、外気温、室温を含む情報に基づき室
温が設定温度付近に達するまでの時間を割り出し、この
割り出した室温が設定温度付近に達するまでの時間を音
声で報知するため、ユーザは空気調和機の運転状況を適
確に把握することができる。
【0039】また、請求項17記載の本発明は、請求項
1または2記載の発明において、前記空気調和機本体
が、リモコン設定方法、空気調和機の使用方法および店
頭デモンストレーションを含む説明情報を記憶している
記憶手段、リモコンから送信される情報を受信し、この
受信情報に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出
し、該説明情報を音声報知手段に送信する説明情報送信
手段を有し、前記音声報知手段が、前記説明情報を受け
取ると、該説明情報を音声で報知する説明情報報知手段
を有することを要旨とする。
【0040】請求項17記載の本発明にあっては、リモ
コン設定方法、空気調和機の使用方法および店頭デモン
ストレーションを含む説明情報を記憶手段に記憶してお
き、リモコン送信情報を受信し、この受信情報に対応す
る説明情報を記憶手段から読み出し、この読み出した説
明情報を音声で報知するため、空気調和機の操作方法や
機能を取扱い説明書を用いることなく知ることができ
る。
【0041】更に、請求項18記載の本発明は、請求項
1または2記載の発明において、前記空気調和機が、降
雨を検知する降雨検知手段、日没を検知する日没検知手
段、前記降雨検知手段および日没検知手段でそれぞれ検
知した降雨および日没に関する情報を前記音声報知手段
に供給する降雨日没通知手段を更に有し、前記音声報知
手段が、前記降雨および日没に関する情報を受け取る
と、該降雨および日没に関する情報を音声で報知する降
雨日没報知手段を有することを要旨とする。
【0042】請求項18記載の本発明にあっては、降雨
検知手段および日没検知手段でそれぞれ検知した降雨お
よび日没に関する情報を音声で報知するため、ユーザは
室外の情報を迅速に知ることができる。
【0043】請求項19記載の本発明は、請求項1また
は2記載の発明において、前記空気調和機本体が、室内
ファンモータの回転時間を積算するファンモータ回転時
間積算手段、およびこの積算したファンモータの回転時
間が所定のフィルタ清掃時間に達した場合、フィルタの
清掃を促進する旨の通知を前記音声報知手段に供給する
手段を有し、前記音声報知手段が、前記通知を受け取る
と、フィルタの清掃を促進する旨の通知を音声で行うフ
ィルタ清掃通知手段を有することを要旨とする。
【0044】請求項19記載の本発明にあっては、室内
ファンモータの回転時間を積算し、この積算したファン
モータの回転時間が所定のフィルタ清掃時間に達した場
合、フィルタの清掃を促進する旨の通知を音声で行うた
め、フィルタの清掃を適確に行うことができる。
【0045】また、請求項20記載の本発明は、請求項
1または2記載の発明において、前記空気調和機本体
が、運転モードとその使用頻度、室温データ、外気温デ
ータを含む情報に基づいて季節の変わり目を検知する季
節変わり目検知手段、およびこの検知した季節の変わり
目に関する情報を前記音声報知手段に供給する季節情報
供給手段を有し、前記音声報知手段が、前記季節の変わ
り目に関する情報を受け取ると、フィルタの清掃を促進
する旨を音声で報知するフィルタ清掃報知手段を有する
ことを要旨とする。
【0046】請求項20記載の本発明にあっては、運転
モードとその使用頻度、室温データ、外気温データを含
む情報に基づいて季節の変わり目を検知すると、フィル
タの清掃を促進する旨を音声で報知するため、フィルタ
の清掃をユーザに促すことができる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態について説明する。図1および図2は、それぞれ
本発明の一実施形態に係わる音声報知装置を有する空気
調和機の構成を示すブロック図および斜視図である。両
図に示す空気調和機は、室内機1に内蔵された室内制御
器2を有し、該室内制御器2には空気調和機の全体を制
御する制御中枢である室内マイクロコンピュータユニッ
ト(室内MCUと称する)3、空気調和機の使用電力量
等を蓄積する不揮発性メモリ4、リモコン19からの信
号を受信する受光器5、室内ファン用送風機等の負荷
6、空気調和機の使用電力を検知する電力検知回路7、
および空気調和機の誤操作を検知する誤操作検知回路8
を有する。なお、室内機1の前面はパネル20で覆われ
ている。
【0048】また、室内制御器2には渡り線9を介して
室外機10が接続され、該室外機10には室外制御器1
1が内蔵され、更に室外機10の外側の側壁には降雨を
判定するために水滴を検知するための水滴検知センサ2
1および日没等を判定するために光を検知する光検知セ
ンサ22が取り付けられている。
【0049】更に、室内制御器2には音声ユニット12
が接続されているが、この接続は室内制御器2に設けら
れたジャック13に対して音声ユニット12に延長コー
ドを介して接続されたプラグ14を挿脱することにより
行われるようになっている。音声ユニット12は、室内
制御器2の室内MCU3に接続され、室内MCU3から
供給される情報を音声合成して出力する音声合成IC1
5、該音声合成IC15に接続され、音声の大きさを調
整する電子ボリューム16、該電子ボリューム16を通
った音声信号を増幅する増幅器17、およびこの増幅器
17から出力される音声を発生するスピーカ18から構
成されている。
【0050】以上のように構成される本実施形態におい
ては、音声ユニット12はジャック13およびプラグ1
4を介して空気調和機の室内制御器2に接続され、該室
内制御器2の室内MCU3から供給される空気調和機の
異常状態、自己診断結果、運転状態を含む状態情報を受
け取り、この受け取った状態情報を音声合成IC15で
音声信号に合成し、この合成された音声信号を電子ボリ
ューム16、増幅器17を介してスピーカ18から出力
し、これによりユーザに空気調和機の状態を報知し、サ
ービスマンを含むユーザの操作性を向上するようになっ
ている。
【0051】また、このような機能を有する音声ユニッ
ト12は、ジャック13およびプラグ14を介して空気
調和機の室内制御器2に接離可能な個別ユニットとして
設けられているものであるため、音声ユニット12を必
要としないユーザには音声ユニット12を削除した安価
な空気調和機を提供することができる。
【0052】次に、図3に示すフローチャートを参照し
て、図1、図2に示す空気調和機の音声報知装置の作
用、特に異常表示および自己診断表示機能について説明
する。
【0053】図3において、通常通電時には室内制御器
2の室内MCU3は異常フラグが立っているか否かを常
に監視し(ステップ110)、異常フラグが立っている
場合には、該異常フラグに対応して不揮発性メモリ4に
記憶されている異常コードを読み込むようになっている
(ステップ140)。
【0054】また、空気調和機の室内制御器2は、リモ
コン19からの信号を監視し、リモコン19から異常確
認命令を受信すると(ステップ120)、不揮発性メモ
リ4に異常フラグが記憶されているか否かをチェックし
(ステップ130)、異常フラグが記憶されていない場
合には、音声ユニット12のスピーカ18から「異常な
しです」という音声を出力するが(ステップ160)、
異常フラグが不揮発性メモリ4に記憶されている場合に
は、不揮発性メモリ4に記憶されている異常コードを読
み込む(ステップ140)。
【0055】ステップ140で不揮発性メモリ4から異
常コードを読み込むと、この読み込んだ異常コードに相
当する音声コードを室内制御器2の室内MCU3から音
声ユニット12の音声合成IC15に供給して、該音声
コードに対応する音声信号を合成し、この合成された音
声を電子ボリューム16、増幅器17を介してスピーカ
18から出力する(ステップ150)。
【0056】なお、上記実施形態では、音声ユニット1
2は、ジャック13およびプラグ14を介して空気調和
機の室内制御器2に接離可能に設けられているが、ジャ
ック13およびプラグ14を設けることなく、室内制御
器2に対して固定的に直接接続して一体的に構成しても
よいが、この場合には、音声ユニット12の機能は常に
固定的に提供されることになる。
【0057】また、本実施形態では、電力検知回路7に
より空気調和機の消費電力量を検知し、この検知した消
費電力量を電気料金に変換し、この電気料金を音声ユニ
ット12のスピーカ18を介してユーザに報知するよう
になっている。
【0058】具体的には、室内制御器2の受光器5は、
リモコン19から電力使用量確認命令を受信すると、こ
の命令を室内MCU3に供給する。室内MCU3は、該
命令を受け取ると、不揮発性メモリ4に累積された電力
量コードを検出し、このコードに相当する音声コードを
音声ユニット12の音声合成IC15に送信して、音声
として出力し、これにより使用電気料金をユーザに音声
で報知するようになっている。なお、不揮発性メモリ4
に累積されている電力量コードは電力検知回路7からの
データを累積したものである。このような構成とするこ
とにより、使用電力量および電気料金の音声による報知
が可能となり、ユーザは空気調和機の使用頻度等を知る
ことができるようになる。
【0059】図4は、本発明の他の実施形態に係わる音
声報知装置を有する空気調和機の構成を示すブロック図
である。同図に示す実施形態は、図1に示す実施形態に
おいて室内制御器2と音声ユニット12との間に音声合
成ICを制御するためのサブユニット24を設けたもの
であり、その他の構成作用は図1の実施形態と同じであ
る。
【0060】サブユニット24は、LED表示部23お
よびサブマイクロコンピュータ(以下、サブMCUと略
称する)25から構成されている。サブMCU25は、
室内制御器2の室内MCU3からの音声合成に関する直
接の指令を処理するものであり、このサブMCU25で
処理した信号を音声ユニット12の音声合成IC15に
供給し、音声として電子ボリューム16、増幅器17を
介してスピーカ18から出力するようになっている。こ
のように構成することにより、室内MCU3は音声合成
ICを制御するプログラムやデータの量を少なくするこ
とができるので、音声出力のためにMCUを、処理速
度、処理能力の高いものに変える必要がなく、音声出力
機能のない従来のMCUを用いることができるので、室
内MCU3および室内制御器2の共通化設計を行うこと
が可能となる。
【0061】図5は、本発明の更に他の実施形態に係わ
る音声報知装置を有する空気調和機の要部の構成を示す
ブロック図である。同図に示す実施形態は、図1に示し
た実施形態に対して前記ジャック13に接続されたブザ
ー26および室内MCU3に接続された音声機能切換ス
イッチ27を有することが異なり、その他の構成作用は
図1の実施形態と同じであり、同じ部分は図示を部分的
に省略している。
【0062】このように構成される実施形態では、ジャ
ック13にプラグ14を介して音声ユニット12を接続
しない場合には、室内MCU3にブザー26が接続さ
れ、これにより該ブザー26により空気調和機の異常等
を警告するように構成され、またジャック13に対して
プラグ14を介して音声ユニット12を接続した場合に
は、該音声ユニット12により音声で異常状態等を図1
の実施形態と同様に報知し得るようになっている。
【0063】このように本実施形態では、室内制御器2
のジャック13に音声ユニット12のプラグ14を接続
するか否かにより異常状態を報知する手段がブザー26
によるかまたは音声ユニット12の音声によるかを切り
換えることができ、音声ユニット12を接続したり取り
外す度に出力を切り換える手間を省くことができ、操作
性を向上することができる。なお、プラグ14の接続ま
たは取り外しを室内MCU3等で検出し、これにより出
力の切り換えを行うようにしてもよい。
【0064】また、本実施形態では、音声機能の切り換
えをリモコン19からの送信コードで行うことができる
とともに、この代わりに室内MCU3に接続された音声
機能切換スイッチ27により行うことも可能である。こ
のように構成することにより、ユーザによる機能の任意
設定が可能となる。なお、このようなリモコン19から
の送信コードまたは音声機能切換スイッチ27により前
述したジャック13とプラグ14によるブザーまたは音
声の出力切り換えを行うようにすることも可能である。
【0065】更に、上述したように、空気調和機の状態
の警告報知をブザー26または音声ユニット12による
スピーカ18の音声で行う場合に、音声を任意の声優の
音声で行ったり、または任意の言語で行うように切り換
えることも可能である。また更に、音声の音量の調整を
行うようにすることも可能であり、このようにすること
によりユーザの使い勝手を向上することができる。
【0066】図6は、本発明の別の実施形態に係わる音
声報知装置を有する空気調和機の構成を示すブロック図
である。同図に示す実施形態は、図1、図2、図4、図
5に示した実施形態において音声合成IC15の代わり
に音声合成認識IC28、マイクロフォン29を設け、
これによりスピーカ18とマイクロフォン29を利用し
て、ユーザと対話形式で空気調和機の状態を特定し、こ
れによりユーザが確認した症状から空気調和機の故障箇
所や部品を特定するようにしたものである。
【0067】すなわち、このように構成される実施形態
では、スピーカ18の発声に対してユーザがマイクロフ
ォン29に向けて音声を発生し、この音声を音声合成認
識IC28でコードデータに変換して、室内MCU3に
送る。室内MCU3は、そのコードデータに相当する回
答を作成して、音声合成認識IC28に返送するという
繰り返しにより、ユーザは故障箇所や部品を特定するこ
とができる。
【0068】図7は、本発明の更に別の実施形態の作用
を示すフローチャートである。同図に示す実施形態は、
電気料金の設定値に対する告知を行うものである。な
お、本実施形態では、リモコン19に目標電気料金設定
機能および目標料金コード送信機能が設けられているも
のである。
【0069】図7においては、空気調和機の電源が投入
されている場合に(ステップ310)、リモコン19か
ら電気料金の目標値が送信設定されると(ステップ32
0)、室内制御器2の室内MCU3は不揮発性メモリ4
への電気料金データの積算を常に監視するとともに(ス
テップ330)、電気料金の目標値が設定されているか
否かを監視する(ステップ340)。電気料金の目標値
が設定されている場合には、不揮発性メモリ4に累積さ
れた電気料金の積算値が目標値付近か否かをチェックし
(ステップ350)。電気料金の積算値が目標値から離
れている場合には、ステップ330に戻り、同じ処理を
繰り返し行うが、電気料金の積算値が目標値付近に到達
した場合には、使用電気料金が目標値に近づいたことを
知らせるために、音声出力で「もう少しで設定料金にな
ります」という通知をユーザに対して行う(ステップ3
60)。
【0070】このように空気調和機の使用電気料金をユ
ーザに音声で報知することにより、空気調和機の使いす
ぎによる電気の使いすぎを抑えるようにすることができ
る。
【0071】また、本発明の他の実施形態として、ユー
ザの誤操作の警告を音声で報知することができる。例え
ば、図2に示す室内機1のパネル20が開いたまま空気
調和機が運転されている場合には、室内制御器2の誤操
作検知回路8でパネル20の開きを検出し、音声ユニッ
ト12のスピーカ18から「パネルが開いていません
か」等のような音声でユーザにパネル20が開いたまま
であることを報知し、これにより誤操作により誤運転を
防止することができる。
【0072】更に、本発明の他の実施形態として、リモ
コン19から受信した信号の波形を分析し、リモコンの
使用が正常でないことを検出した場合、音声ユニット1
2のスピーカ18からリモコンの使用が正常でない旨の
通知、例えば「リモコンを本体にまっすぐに向けて下さ
い」「リモコンの電池を交換して下さい」等という音声
による警告を行うことができ、これによりユーザに正し
いリモコンの送信方法を促すことができるようになる。
【0073】また、本発明の他の実施形態として、空気
調和機の運転状況を音声で報知することができる。例え
ば、空気調和機の自動運転や除霜運転等で運転モードが
例えば暖房から冷房にまたは暖房から除霜に変化した
時、その旨を音声でユーザに報知することができる。ま
た、リモコン19により運転状況確認コードを送信し得
るように構成した場合には、空気調和機が該コードを受
信すると、その時点の空気調和機の運転状況を例えば
「暖房運転中です。室温は23℃、外気温は5℃です」
等のように音声で報知するように構成することもでき
る。これによりユーザは空気調和機の運転状況を明確に
把握することができる。
【0074】また、本発明の他の実施形態として、空気
調和機が暖房時に室内機の熱交換器の温度が所定温度に
達しない時には室内ファンモータを回転しないという冷
風吹き出し防止制御を行う場合において室内ファンモー
タが回転して温風吹き出しを行うまでの時間を室内外の
温度データ等により予測し、この予測時間をユーザに音
声で報知することができ、これにより空気調和機の運転
状況をユーザは明確に把握することができる。
【0075】また、本発明の他の実施形態として、運転
開始時に設定温度、外気温、室温情報等に基づき室温が
設定温度付近に達するまでの時間を割り出し、この割り
出した時間を音声でユーザに報知することができ、これ
によりユーザは空気調和機の運転状況を適確に把握する
ことができる。なお、この実施形態は空気調和機のあら
ゆる運転モードが実施可能である。
【0076】また、本発明の他の実施形態として、リモ
コン19からのコード送信により、リモコン設定方法、
空気調和機の使用方法および店頭デモンストレーション
を含む説明情報を記憶しておき、リモコンから送信され
たコードを受信すると、この受信コードに対応する説明
情報を読み出し、音声で報知することが可能である。こ
のようにすることにより、操作性方法や機能を取扱い説
明書を用いることなく知ることができるとともに、空気
調和機を商品として強くアピールすることができる。
【0077】また、本発明の他の実施形態として、図2
に示すように水滴検知センサ21および光検知センサ2
2を設け、これらの検知データと室内および室外の他の
センサの検知データ等から降雨および日没を検出し、こ
の検出した降雨状態および日没状態を音声でユーザに報
知することが可能である。このようにすることにより、
例えば「雨が降り出しました。ふとんを取り込みましょ
う」「そろそろ暗くなってきました。洗濯物は取り込み
ましたか」等のような通知を音声でユーザに迅速に行う
ことができる。
【0078】また、本発明の他の実施形態として、空気
調和機のフィルタ清掃時期を告知することができる。す
なわち、室内ファンモータの回転時間を不揮発性メモリ
4に積算し、この積算したファンモータの回転時間が所
定のフィルタ清掃時間に達した場合、フィルタの清掃を
促進する旨の通知を例えば「フィルタを清掃して下さ
い」等のように音声で通知することができる。このよう
にすることにより、ユーザはフィルタの清掃時期を明確
に認識することができる。また、室内ファンモータの回
転時間の積算値が予め設定した所定の時間に到達したま
まそのデータがリセットされない場合には、リセットさ
れない限りリモコンからあらゆるコードを送信する度
に、上記告知を行うようにすることも可能である。
【0079】また、本発明の他の実施形態として、運転
モード(暖房、冷房、除湿等)とその使用頻度、室温デ
ータ、外気温データを含む情報を不揮発性メモリ4に蓄
積し、この情報の統計値に基づいて季節の変わり目を検
知し、この検知した季節の変わり目に関する情報を例え
ば「冷房シーズンになりました。フィルタの清掃はお済
みですか」等のように音声で報知することができ、これ
によりユーザに明確にフィルタの清掃を促進することが
できる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る本
発明によれば、空気調和機の異常状態、自己診断結果、
運転状態に関する状態情報を音声で報知できるととも
に、また音声報知装置は空気調和機本体に対して接離可
能な個別ユニットとして設けられているので、サービス
マンを含むユーザの操作性向上を図ることができる上
に、本機能を必要なユーザのみに提供でき、本機能の不
要なユーザには音声報知装置を削除した安価な空気調和
機を提供することができる。
【0081】また、請求項2に係る本発明によれば、異
常状態、自己診断結果、運転状態を含む空気調和機の状
態を音声で報知するので、サービスマンを含むユーザの
操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる音声報知装置を有
する空気調和機の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す空気調和機の構成を示す斜視図であ
る。
【図3】図1、図2に示す空気調和機の音声報知装置の
作用である特に異常表示および自己診断表示機能を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の他の実施形態に係わる音声報知装置を
有する空気調和機の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の更に他の実施形態に係わる音声報知装
置を有する空気調和機の要部の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】本発明の別の実施形態に係わる音声報知装置を
有する空気調和機の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の更に別の実施形態の作用を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 室内機 2 室内制御器 3 室内MCU 4 不揮発性メモリ 7 電力検知回路 8 誤操作検知回路 12 音声ユニット 13 ジャック 14 プラグ 15 音声合成IC 18 スピーカ 25 サブMCU 26 ブザー 28 音声合成認識IC

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気調和機本体に対して接離可能な個別
    ユニットとして設けられ、該空気調和機本体に接続され
    た場合、空気調和機本体からの異常状態、自己診断結
    果、運転状態を含む空気調和機の状態に関する状態情報
    を受け取り、該状態を音声で報知する音声報知手段を有
    することを特徴とする空気調和機の音声報知装置。
  2. 【請求項2】 空気調和機本体内に一体的に設けられ、
    該空気調和機本体からの異常状態、自己診断結果、運転
    状態を含む空気調和機の状態に関する状態情報を受け取
    り、該状態を音声で報知する音声報知手段を有すること
    を特徴とする空気調和機の音声報知装置。
  3. 【請求項3】 前記音声報知手段は、前記空気調和機本
    体から受け取った状態情報を音声合成用信号に変換する
    サブマイクロコンピュータ手段を有することを特徴とす
    る請求項1または2記載の空気調和機の音声報知装置。
  4. 【請求項4】 前記音声報知手段は、前記個別ユニット
    として前記空気調和機本体に接続するためのプラグ手段
    を有し、 前記空気調和機本体は、前記プラグ手段が接続されるジ
    ャック手段、および該ジャック手段に前記プラグ手段が
    接続されていない場合には前記ジャック手段に接続さ
    れ、空気調和機本体から供給される警報を発生し、ジャ
    ック手段にプラグ手段が接続されている場合には空気調
    和機の前記状態情報を前記音声報知手段に供給すべくジ
    ャック手段から切り離されるブザー手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の空気調和機の音声報知装置。
  5. 【請求項5】 前記音声報知手段により音声で報知され
    る前記空気調和機の状態情報をリモコン送信コードまた
    はスイッチにより切り換える切り換え手段を有すること
    を特徴とする請求項1または2記載の空気調和機の音声
    報知装置。
  6. 【請求項6】 前記切り換え手段は、前記空気調和機の
    状態情報をブザー音またはスピーカ音声で出力するよう
    に切り換える手段を有することを特徴とする請求項5記
    載の空気調和機の音声報知装置。
  7. 【請求項7】 前記切り換え手段は、前記空気調和機の
    状態情報を出力する音声を任意の声優の音声および/ま
    たは任意の言語に切り換えて行う手段を有することを特
    徴とする請求項5記載の空気調和機の音声報知装置。
  8. 【請求項8】 前記切り換え手段は、前記空気調和機の
    状態情報を出力する音声の音量を調整する手段を有する
    ことを特徴とする請求項5記載の空気調和機の音声報知
    装置。
  9. 【請求項9】 前記音声報知手段は、外部のユーザから
    の音声を検知するマイクロフォン手段、外部のユーザに
    対して音声を出力するスピーカ手段、および前記マイク
    ロフォン手段で検知した音声を認識し、この認識した音
    声情報を空気調和機本体に供給し、該音声情報に対して
    空気調和機本体から出力される情報を前記スピーカ手段
    を介してユーザに出力することによりユーザと対話形式
    で空気調和機の状態を特定する音声認識手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の空気調和機の音
    声報知装置。
  10. 【請求項10】 前記空気調和機本体は、空気調和機の
    消費電力量を測定し、該消費電力量に対応する電気料金
    情報を蓄積する電気料金蓄積手段、および前記音声報知
    手段からの消費電気料金要求情報を受け取り、該要求情
    報に応答して前記電気料金蓄積手段に蓄積されている電
    気料金情報を音声報知手段に返送する電力量返送手段を
    有し、 前記音声報知手段は、ユーザから消費電気料金要求情報
    を受け取る要求情報受取手段、および該受取手段で前記
    要求情報を受け取ると、該要求情報を空気調和機本体に
    送り、該要求情報に対して空気調和機本体から返送され
    る電気料金情報を受信し、この電気料金を音声でユーザ
    に報知する電気料金報知手段を有することを特徴とする
    請求項1または2記載の空気調和機の音声報知装置。
  11. 【請求項11】 消費電気料金の目標値を設定する目標
    値設定手段、該目標値を前記電気料金情報と比較する比
    較手段、該電気料金情報が前記目標値に近づいた場合、
    音声で警告する電気料金警告手段を有することを特徴と
    する請求項10記載の空気調和機の音声報知装置。
  12. 【請求項12】 前記空気調和機本体は、空気調和機に
    おける誤操作を検知する誤操作検知手段、およびこの検
    知した誤操作情報を音声報知手段に供給する手段を有
    し、 前記音声報知手段は、前記誤操作情報を受け取ると、こ
    の誤操作を音声で警告する誤操作警告手段を有すること
    を特徴とする請求項1または2記載の空気調和機の音声
    報知装置。
  13. 【請求項13】 前記空気調和機本体は、リモコンから
    受信した信号の波形を分析し、リモコンの使用が正常で
    ないことを検出する検出手段、および該検出信号を音声
    報知手段に供給する手段を有し、 前記音声報知手段は、前記検出信号を受け取ると、リモ
    コンの使用が正常でない旨の通知を音声で行うリモコン
    使用状態通知手段を有することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の空気調和機の音声報知装置。
  14. 【請求項14】 前記空気調和機本体は、空気調和機の
    運転モードが変化した時、またはリモコンから運転状況
    確認コードを受け取った時、空気調和機の運転モードの
    変更および運転状態を含む運転状況情報を音声報知手段
    に送信する運転状況送信手段を有し、 前記音声報知手段は、前記運転状況情報を受け取ると、
    空気調和機の運転状況を音声で報知する運転状況報知手
    段を有することを特徴とする請求項1または2記載の空
    気調和機の音声報知装置。
  15. 【請求項15】 前記空気調和機本体は、暖房時に空気
    調和機の室内機の熱交換器の温度が所定温度に達しない
    時には室内ファンモータを回転しないという冷風吹き出
    し防止制御を行う場合に室内ファンモータが回転して温
    風吹き出しを行うまでの時間を予測する予測手段、およ
    びこの予測時間情報を音声報知手段に送信する予測時間
    送信手段を有し、 前記音声報知手段は、前記予測時間情報を受け取ると、
    温風吹き出しまでの前記予測時間を音声で報知する温風
    吹き出し予測時間報知手段を有することを特徴とする請
    求項1または2記載の空気調和機の音声報知装置。
  16. 【請求項16】 前記空気調和機本体は、運転開始時に
    設定温度、外気温、室温を含む情報に基づき室温が設定
    温度付近に達するまでの時間を割り出す割り出し手段、
    この割り出した時間を音声報知手段に送信する割り出し
    時間送信手段を有し、 前記音声報知手段は、前記割り出し時間を受け取ると、
    室温が設定温度付近に達するまでの割り出し時間を音声
    で報知する設定温度達成時間報知手段を有することを特
    徴とする請求項1または2記載の空気調和機の音声報知
    装置。
  17. 【請求項17】 前記空気調和機本体は、リモコン設定
    方法、空気調和機の使用方法および店頭デモンストレー
    ションを含む説明情報を記憶している記憶手段、リモコ
    ンから送信される情報を受信し、この受信情報に対応す
    る説明情報を前記記憶手段から読み出し、該説明情報を
    音声報知手段に送信する説明情報送信手段を有し、 前記音声報知手段は、前記説明情報を受け取ると、該説
    明情報を音声で報知する説明情報報知手段を有すること
    を特徴とする請求項1または2記載の空気調和機の音声
    報知装置。
  18. 【請求項18】 前記空気調和機は、降雨を検知する降
    雨検知手段、日没を検知する日没検知手段、前記降雨検
    知手段および日没検知手段でそれぞれ検知した降雨およ
    び日没に関する情報を前記音声報知手段に供給する降雨
    日没通知手段を更に有し、 前記音声報知手段は、前記降雨および日没に関する情報
    を受け取ると、該降雨および日没に関する情報を音声で
    報知する降雨日没報知手段を有することを特徴とする請
    求項1または2記載の空気調和機の音声報知装置。
  19. 【請求項19】 前記空気調和機本体は、室内ファンモ
    ータの回転時間を積算するファンモータ回転時間積算手
    段、およびこの積算したファンモータの回転時間が所定
    のフィルタ清掃時間に達した場合、フィルタの清掃を促
    進する旨の通知を前記音声報知手段に供給する手段を有
    し、 前記音声報知手段は、前記通知を受け取ると、フィルタ
    の清掃を促進する旨の通知を音声で行うフィルタ清掃通
    知手段を有することを特徴とする請求項1または2記載
    の空気調和機の音声報知装置。
  20. 【請求項20】 前記空気調和機本体は、運転モードと
    その使用頻度、室温データ、外気温データを含む情報に
    基づいて季節の変わり目を検知する季節変わり目検知手
    段、およびこの検知した季節の変わり目に関する情報を
    前記音声報知手段に供給する季節情報供給手段を有し、 前記音声報知手段は、前記季節の変わり目に関する情報
    を受け取ると、フィルタの清掃を促進する旨を音声で報
    知するフィルタ清掃報知手段を有することを特徴とする
    請求項1または2記載の空気調和機の音声報知装置。
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