JP2000080258A - ポリエステル組成物およびその製造方法、ならびにそれからなるフィルム - Google Patents
ポリエステル組成物およびその製造方法、ならびにそれからなるフィルムInfo
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Abstract
あり、該組成物中の球状粗大粒子が極めて少ないポリエ
ステル組成物およびその製造方法、ならびにそれからな
るフィルムを提供する。 【解決手段】 平均粒径が0.005〜0.2μmの範
囲内にある不活性粒子を含むポリエステル組成物におい
て、粒子径が0.6μm以上であり、かつ粒径比(最大
径/最小径)が1.0〜1.2の範囲内にある球状粗大
粒子の存在確率が、該不活性粒子に対して500/10
0万以下であることを特徴とするポリエステル組成物お
よびその製造方法、ならびにそれからなるフィルム。
Description
し、ポリエステル中の球状粗大粒子が極めて少なく、表
面特性に優れたフィルムを造るのに有用なポリエステル
組成物およびその製造方法、ならびにそれからなるフィ
ルムに関する。
テレフタレートは、その優れた力学特性、化学特性を有
するため、フィルムや繊維などに広く用いられている。
しかしながら、その透明性、光輝性を十分に生かしたフ
ィルムや繊維を製造、加工する場合には、その製造過
程、および加工工程において、往々にして工程不良を引
き起こしていた。その原因は、多くの場合、摩擦係数が
大きいことによる。
る方法として、ポリエステル中に微粒子を存在させる方
法が数多く提案されている。かかる提案は、以下の二つ
に大別することができる。 ポリエステル合成時に使用する触媒などの一部または
全部を反応工程で析出させる方法(内部粒子析出方式) 炭酸カルシウム、酸化ケイ素などの微粒子を、ポリエ
ステル製造時または製造後に添加する方法(外部粒子添
加方式)
粒子がポリエステル成分の金属塩等であるため、ポリエ
ステルとの親和性はある程度良好であるが、反面反応中
に粒子を生成させる方法であるため、粒子量や粒子径の
コントロール、あるいは粗大粒子の生成防止などが困難
である。
加量などを適切に選定し、さらに粗大粒子を分級等によ
り除去した微粒子を添加すれば、易滑性の面では優れた
ものとなる。なかでも、粒子が比較的単分散で、かつ球
状の形状を有する合成粒子を添加する方法(例えば、特
開昭63−191838号公報、特開平1−12903
8号公報、特開昭63−108037号公報参照)は、
フィルムにした際の表面突起の均一性等に優れ、好まし
いものである。
程において微量の粗大粒子が生成したり、あるいは混入
するという問題があった。この粗大粒子がポリエステル
中に入ると、例えば該ポリエステルをフィルムにした場
合、フィルムの表面に粗大突起が形成され、磁気記録媒
体としたときにドロップアウトの原因となっていた。
体用途においては重大な欠陥となっている。粗大粒子の
混入は高突起となるため、極めて微量でもフィルムへの
影響が大きいのである。
エステル組成物中の粗大粒子量を限定する技術が示され
ているが、球状粗大粒子については開示されておらず、
その技術ではフィルムの要求品質を満たすことができな
かった。
粒径を有する不活性粒子を含有するが、球状粗大粒子の
極めて少ないポリエステル組成物およびその製造方法、
ならびにそれからなるフィルムを提供することを目的と
する。
面の粗大突起がポリマー中の極めて微量の球状粗大粒子
によること、これが上記問題の原因であることをつきと
め、球状粗大粒子の数を特定値以下にすることにより、
上記の問題を解決できることを見出した。本発明者は、
かかる知見をもとにさらに研究を続け、本発明に到達し
た。
〜0.2μmの範囲内にある不活性粒子を含むポリエス
テル組成物において、粒子径が0.6μm以上であり、
かつ粒径比が1.0〜1.2の範囲内にある球状粗大粒
子の存在確率が、該不活性粒子に対して500/100
万以下であることを特徴とするポリエステル組成物であ
る。
前記不活性粒子をスラリーに調製し、該スラリーを絶対
濾過精度0.6μm以下のフィルターで濾過する工程を
含むことを特徴とする、上記ポリエステル組成物の製造
方法、ならびにかかるポリエステル組成物よりなるフィ
ルムである。
ルムにおいて、粗大突起発生が抑制される理由は、フィ
ルムで特に高突起を形成するポリマー中の球状粗大粒子
数を特定の値以下にしたことにある。
は、芳香族ジカルボン酸を主たる酸成分とし、脂肪族グ
リコールを主たるグリコール成分とするポリエステルで
ある。かかるポリエステルは実質的に線状であり、そし
てフィルム形成性、特に溶融成形によるフィルム形成性
を有する。芳香族ジカルボン酸としては、例えばテレフ
タル酸、ナフタレンジカルボン酸、イソフタル酸、ジフ
ェニルケトンジカルボン酸、アンスラセンジカルボン酸
等を挙げることができる。脂肪族グリコールとしては、
例えばエチレングリコール、トリメチレングリコール、
テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコー
ル、ヘキサメチレングリコール、デカメチレングリコー
ル等のような炭素数2〜10のポリメチレングリコー
ル、あるいはシクロヘキサンジメタノールのような脂肪
族ジオール等を挙げることができる。
えばアルキレンテレフタレートおよび/またはアルキレ
ンナフタレートを主たる構成成分とするものが好ましく
用いられる。かかるポリエステルのうちでも、特にポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフ
タレートをはじめとして、例えば全ジカルボン酸成分の
80モル%以上がテレフタル酸および/または2,6−
ナフタレンジカルボン酸であり、全グリコール成分の8
0モル%以上がエチレングリコールである共重合体が好
ましい。
ない程度であれば、全酸成分の20モル%以下はテレフ
タル酸および/または2,6−ナフタレンジカルボン酸
以外の上記の芳香族ジカルボン酸であることができる。
また、例えばアジピン酸、セバチン酸等のような脂肪族
ジカルボン酸、シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸
のような脂肪族ジカルボン酸等であることもできる。
下はエチレングリコール以外の上記のグリコールである
ことができ、また例えばハイドロキノン、レゾルシン、
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン等の
ような脂肪族ジオール、1,4−ジヒドロキシジメチル
ベンゼンのような芳香環を有する脂肪族ジオール、ポリ
エチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリ
テトラメチレングリコール等のようなポリアルキレング
リコール(ポリオキシアルキレングリコール)等である
こともできる。
本発明の効果を損なわないかぎり、例えばヒドロキシ安
息香酸のような芳香族オキシ酸、ω−ヒドロキシカプロ
ン酸のような脂肪族オキシ酸等のオキシカルボン酸に由
来する成分を、ジカルボン酸成分およびオキシカルボン
酸成分の総量に対し、20モル%以下で共重合あるいは
結合するものも含まれる。
実質的に線状である範囲の量であり、かつ、本発明の効
果を損なわないかぎり、例えば全酸成分に対し2モル%
以下の量で、3官能以上のポリカルボン酸またはポリヒ
ドロキシ化合物、例えばトリメリット酸、ペンタエルス
リトール等を共重合したものも含まれる。
本発明の効果を損なわない範囲であれば、例えば滑剤、
顔料、染料、酸化防止剤、光安定剤、遮光剤(例えばカ
ーボンブラック、酸化チタン等)のような添加剤を必要
に応じて含有させることもできる。
方法で製造することができる。上記ポリエステルとして
は、ο−クロロフェノール中の溶液として35℃で測定
して求めた固有粘度が、0.4〜0.9のものが好まし
い。
活性粒子とは、通常ポリエステルに添加され得るもので
あれば制限はないが、例えば無機粒子では酸化珪素、酸
化チタン、酸化カルシウム、酸化ジルコニウム等が挙げ
られ、有機粒子では架橋ポリスチレン、シリコーン樹
脂、シリコーンゴム、メラミン/ホルムアルデヒド共重
合体、ベンゾグアナミン樹脂、硬化エポキシ樹脂、架橋
ポリエステルなどを構成成分とする有機高分子粒子が挙
げられる。
(長径/短径)が1.0〜1.2の範囲内にあるものが
好ましく、さらには真球状であるものが好ましい。かか
る粒子はフィルムでの滑り性付与に効果的である。
構造あるいは表面処理等に関しては、本発明の範囲の粒
子を得られるものであれば制限はない。製造法について
は、例えば乳化重合、ソープフリー乳化重合、シード乳
化重合、懸濁重合、分散重合、2段階膨張重合法等を挙
げることができる。構造については、例えば有機異種ポ
リマーの複合粒子(コア/シェル型)、無機/有機の複
合粒子(有機粒子の表面を無機化合物で被覆、金属
または金属結合を一部、粒子構造に担持等)、中空粒子
等を挙げることができる。また、表面処理については、
シランカップリング処理、チタネートカップリング処理
等を好ましく挙げることができる。
1種または2種以上用いることができる。これらのなか
でも、ポリマーへの親和性に優れることより有機高分子
粒子が好ましく、特に耐熱性にも優れる架橋シリコーン
樹脂粒子や架橋ポリスチレン粒子が好ましい。
構造等に特に制限はないが、例えば、下記式
たはフェニル基を表す。)で表わされる結合単位が80
重量%以上である球状架橋シリコーン樹脂粒子が好まし
い。
であり、例えばオルガノトリアルコキシシランを加水分
解し、縮合する方法(例えば特公昭40−14917号
あるいは特公平2−22767号等)やメチルトリクロ
ロシランを出発原料とするポリメチルシルセスキオキサ
ン微粒子の製造方法(例えばベルギー国特許第5724
12号)などが挙げられる。
キル基またはフェニル基を表すが、かかるアルキル基と
しては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ペンチル基、ヘキシル基等を挙げることができ
る。また、これらは2種類以上であってもよい。
とエチル基であるものについては、メチルトリメトキシ
シランとエチルトリメトキシシランの混合物を出発原料
として製造することができる。もっとも、製造コストや
合成方法の容易さなどを考慮すると、Rがメチル基のシ
リコーン樹脂微粒子(ポリメチルシルセスキオキサン)
粒子が好ましい。
合、分散重合、ソープフリー乳化重合、シード重合等の
方法で製造されるが、なかでも界面活性剤の存在下で製
造された粒子が、粗大粒子が少ない点で好ましい。
いは非イオン系のものが好ましく、例えば陰イオン系の
ものとしてはアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
(アルキル基の炭素数は4〜20、好ましくは8〜1
5)、アルキルサルフェート(アルキル基の炭素数4〜
20)、脂肪酸石鹸等が挙げられ、なかでもアルキルス
ルホン酸ナトリウム、例えばドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウムを好ましく挙げることができる。
エチレンアルキルエーテル(アルキル基の炭素数は4〜
15)、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
(アルキル基の炭素数は4〜15)ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル等が好ましく例示でき、なか
でもポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、例
えばノニルフェノールのエチレンオキシド付加物を好ま
しく挙げることができる。これらの界面活性剤は単独で
用いても、2種類以上を併用してもよいが、非イオン系
のものと陰イオン系のものを併用するのがより好まし
い。
リコーン樹脂粒子を製造した場合、不定形の粗大粒子が
多くなり、スラリー調製での濾過工程で目詰まりを発生
しやすく好ましくない。
ても、その製法等は限定されるものではない。球状架橋
ポリスチレン粒子は、スチレンモノマー、メチルスチレ
ンモノマー、α−メチルスチレンモノマー、ジクロルス
チレンモノマー等のスチレン誘導体モノマーの他に、ブ
タジエンの共役ジエンモノマー、アクロニトリルのよう
な不飽和ニトリルモノマー、メチルメタアクリレートの
ようなメタアクリル酸エステルのモノマー、不飽和カル
ボン酸のような官能性モノマー、ヒドロキシエチルメタ
クリレートのようなヒドロキシルを有するモノマー、グ
リシジルメタクリレートのようなエポキシド基を有する
モノマー、不飽和スルホン酸等から選ばれる1種もしく
は2種以上のモノマーと、重合体粒子を3次元構造にす
るための架橋剤として、多官能ビニル化合物、例えばジ
ビニルベンゼン、エチレングリコールジメタクリレー
ト、トリメチロールプロパントリアクリレート、ジアリ
ルフタレート等とを、水溶性高分子が保護コロイドとし
て溶存した水性媒体中で乳化重合させて、重合体粒子の
エマルジョンを調製し、このエマルジョンから重合体粒
子を回収して得ることができる。
0.005〜0.2μmの範囲内にある粒子である。こ
の平均粒径が0.2μmを超えると、後述する絶対濾過
精度0.6μm以下のフィルターでの濾過において、目
詰まりが発生しやすくなり好ましくない。一方、0.0
05μm未満では、フィルムの走行性が不十分となり好
ましくない。
れる相対標準偏差は0.5以下が好ましく、さらに好ま
しくは0.3以下、特に好ましくは0.12以下であ
る。この相対標準偏差が0.5より大きいと、フィルム
にした際の突起均一性が不十分となり好ましくない。
重量%の範囲が好ましく、さらに好ましくは0.005
〜2重量%である。この添加量が少なすぎるとフィルム
にした際の滑り性が悪くなり、一方添加量が多すぎると
ポリマー中での分散性が十分でなくなる等の問題が生じ
る。
0.6μm以上であり、かつ粒径比(最大径/最小径)
が1.0〜1.2のものである。そして、その存在確率
は、不活性粒子全体に対して500/100万以下(個
数単位)である必要があり、好ましくは50/100万
以下である。この確率が500/100万より大きい
と、フィルムにした際に、球状粗大粒子を起因とする高
突起が多く生じることにより、該フィルムをベースとし
た磁気記録媒体のドロップアウトが発生しやすくなる。
は、ポリエステル組成物を溶媒で溶解および/または解
重合した後に不活性粒子を取出し、該粒子をスラリーと
し、公称目開き0.6μmの直孔性メンブレンフィルタ
ーで濾過した際の、フィルター上の残査球状粒子数と、
濾過に供した不活性粒子の重量を、該粒子の平均粒径お
よび密度をもとに粒子数に換算した値を用いて求める。
ここで、平均粒径は面積円相当径より求め、完全球状粒
子として個数換算する。
は、例えば単一球状体および微小粒子の造粒/集合球状
体等を挙げることができる。
性メンブレンフィルターである必要がある。その他の多
孔質状、繊維状等のフィルターでは、フィルター表面で
ケークが発生したり、球状粗大粒子がフィルター内部に
埋没する等の問題点が生じ好ましくない。
活性粒子スラリーとしては、不活性粒子合成直後のスラ
リーをそのまま、あるいは該スラリーの溶媒を有機溶媒
で置換した後に、後述のスラリー調製を実施したもので
もよい。また、濾過または遠心分離機などで処理して該
粒子を取出した後に洗浄や乾燥等を実施し、さらに再度
スラリー化したものでもよい。
ては特に制限はなく、公知の媒体が使用できる。例えば
水、有機溶媒、およびこれらの混合体があげられる。特
に、ポリエステル製造時の添加を想定すると、ポリエス
テルの原料となるグリコール成分、なかでもコスト面よ
りエチレングリコールが好ましい。
下、好ましくは30重量%以下、さらに好ましくは20
重量%以下である。この濃度が40重量%より高いとス
ラリーの粘度が高くなり、実質的に濾過が困難となり好
ましくない。なお、このスラリーには本発明の効果を妨
げない範囲で分散剤、消泡剤等を含有させてもよい。
させる方法としては、特に制限はないが、分級、前段濾
過(プレ濾過)などの公知のスラリー調製方法が用いら
れる。これらの調製法は各々の方法を単回行っても複数
回行ってもよい。あるいは各々の方法を複合して繰り返
し実施してもよい。この操作は、後述する絶対濾過精度
0.6μm以下のフィルターでのスラリー調製にいたる
前調製として実施することが好ましい。なお、該スラリ
ーは凝集体や不定形粒子を含んでいる場合があり、その
際は分散、解砕等の処理を併用した方がよい。
によるスラリー濾過調製は、球状粗大粒子の除去に有効
であり、実施することが好ましい。特に、複数回濾過処
理をすることが粗大粒子低減のために好ましい。ここで
の絶対濾過精度は、グラスビーズ通過試験またはANS
I B93,31−1973に基づく試験法による。
組成物に分散含有させる時期は任意でよい。ポリエステ
ル製造工程では、例えばテレフタル酸や2,6−ナフタ
レンジカルボン酸などを原料とする直接重合法のエステ
ル化段階、あるいはジメチレンテレフタレートやジメチ
レン−2,6−ナフタレンジカルボキシレートなどを原
料とするエステル交換法のエステル交換時期に、不活性
粒子スラリーを添加する方法が挙げられる。また、例え
ばベント式押出し機を用い、溶融したポリエステルと水
あるいは有機溶媒などの分散媒に分散させた不活性粒子
スラリーとを押出し機内で混合し、気化した分散媒をベ
ントを介して除去する方法などが挙げられる。
ない範囲であれば、ポリエステル中にその他の不活性粒
子を添加して、組み合わせて用いてもよい。これらの粒
子としては、例えば酸化珪素、アルミナ、酸化チタン、
炭酸カルシウム、カオリン、酸化ジルコニウム、カーブ
ンブラック、架橋ポリスチレン、シリコーン樹脂、シリ
コーンゴム、メラミン/ホルムアルデヒド共重合体、ベ
ンゾグアナミン樹脂、硬化エポキシ樹脂、架橋ポリエス
テル等があげられる。前記アルミナとしては結晶形態と
して種々のものをとることができるが、α型、γ型、θ
型、δ型、κ型のアルミナが好ましく、特にγ型、θ
型、δ型のアルミナが好ましい。
適用する場合、公知の方法が適用できる。例えばポリエ
ステルを溶融押出し、急冷して未延伸フィルムを得、次
いて該未延伸フィルムを2軸方向に延伸し、熱固定し、
必要であれば弛緩熱処理することによって製造できる。
その際のフィルムの表面特性、密度、熱収縮率等の物性
は、延伸条件およびその他の製造条件により変化するの
で、必要に応じ、適宜選択する。
前記ポリエステル組成物を含有する層を少なくとも片面
に積層した積層フィルムでもよい。また、フィルムは延
伸フィルム、特に2軸延伸フィルムであることが好まし
い。特に、本発明のポリエステル組成物は球状粗大粒子
が極めて少ないという特徴を生かし、磁気記録媒体用ポ
リエステルフィルムの製造に最も好ましく使用できる。
伸フィルムを一軸方向(縦方向または横方向)に(Tg
−10)〜(Tg+60)℃の温度(ただし、Tgはポ
リエステルのガラス転移点温度を表す)で2.5倍以
上、好ましくは3倍以上の倍率で延伸し、次いで上記延
伸方向と直角方向にTg〜(Tg+70)℃の温度で
2.5倍以上、好ましくは3倍以上の倍率で延伸させる
とよい。さらに、必要に応じて縦方向および/または横
方向に再度延伸してもよい。全延伸倍率は面積延伸倍率
として9倍以上が好ましく、12〜35倍がさらに好ま
しく、15〜30倍が特に好ましい。また、2軸延伸フ
ィルムは(Tg+70)〜(Tm−10)℃の温度(但
し、Tmはポリエステルの融点を表す)で熱固定するこ
とができ、例えば180〜250℃の温度で熱固定する
ことが好ましい。熱固定時間は1〜60秒が好ましい。
のようにして測定されたものであり、そのように定義さ
れる。
ないように散在させ、金スパッター装置により、この表
面に金薄膜蒸着層を厚み20nm〜30nmで形成させ
る。これを走査型電子顕微鏡にて20,000〜10
0,000倍で観察し、日本レギュレーター(株)製ル
ーゼックス500にて、少なくとも100個の粒子の長
径、短径、および面積円相当径を求める。そして、これ
らの値から平均粒径を算出する。
し、日本電子(株)製スパッタリング装置(JFC−1
100形イオンエッチング装置)を用いてフィルム表面
にイオンエッチング処理を施す。処理条件は、ベルジャ
ー内に試料を置き、約10-3Torrの真空状態まで真
空度を上げ、電圧0.25KV、電流12.5mAにて
約10分間イオンエッチングを行う。さらに、同装置に
てフィルム表面に金スパッターを施し、走査型電子顕微
鏡にて20,000〜100,000倍で観察し、日本
レギュレーター(株)製ルーゼックス500にて、少な
くとも100個の粒子の長径、短径、および面積相当径
を求める。そして、これらの値から平均粒径を算出す
る。
チレングリコール(ポリマー成分が残留する場合はトリ
エチレングリコールまたはテトラエチレングリコールを
使用)を過剰に加え、解重合を行う。次に、遠心分離ま
たは濾過にて粒子を取出し、エタノールにて該粒子の洗
浄を十分に行う。次に、取出した粒子をエタノールに希
釈分散させ、直孔性メンブレンフィルター(公称目開き
0.6μm:野村マイクロサイエンス製ニュークリアポ
アフィルター)を用いて濾過する。濾過が終了した時点
で、さらにエタノールでフィルター表面を洗浄濾過す
る。なお、濾過速度が遅い場合は超音波分散処理を併用
してもよい。濾過後、フィルターを乾燥し、フィルター
に金スパッターを施し、走査型電子顕微鏡にて1000
〜4000倍で観察し、フィルター上の球状粒子のみを
カウントする。濾過に使用した粉体重量を該粒子の平均
粒径および密度より個数換算して、(フィルター上の球
状粒子数)/(濾過に使用した全粒子個数)により存在
確率を求める。
sol液(1,1,2,2−テトラクロルエタン:フェ
ーノール=40:60wt%)を過剰に加え、撹拌しつ
つ120〜140℃まで昇温し、約3〜5時間保持し、
ポリエステルを溶解させる。ここで、結晶化部分などが
溶解しない場合は、一度、加温されたE−sol液を急
冷した後、再度、前述の溶解作業を行う。次に遠心分離
または濾過にて粒子を取出し、E−sol液にて粒子に
残留するポリマー成分を除去した後、有機溶媒に希釈分
散させ、直孔性メンブレンフィルター目開き(公称目開
き0.6μm:野村マイクロサイエンス製ニュークリア
ポアフィルター)を用いて濾過を行う。なお、濾過速度
が遅い場合は超音波分散処理を併用してもよい。濾過が
終了した時点でさらに有機溶媒でフィルター表面を洗浄
濾過する。濾過後、フィルターを乾燥し、フィルターに
金スパッターを施し、走査型電子顕微鏡にて1000〜
4000倍で観察し、フィルター上の球状粒子のみをカ
ウントする。存在確率については前記と同様の手法で
求める。
5,000〜50,000倍で観察し、最大径と最小径
を求め、これから粒径比(最大径/最小径)を求める。
にて目視観察し、最長径1μm以上の突起数を測定し
た。測定面積は0.25cm2で評価した。 [4段階判定] ◎ 0〜3個 粗大突起数が少なく、非常に良好 ○ 3超〜10個 粗大突起数が普通 △ 10超〜20個 粗大突起数が多い × 20個超 粗大突起数が非常に多い
ノニルフェノールのエチレンオキシド付加物とドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムを用い、水溶液中にて反
応合成されたシリコーン樹脂粒子(平均粒径0.17μ
m、相対標準偏差0.30)約10Kgを用い、これに
エチレングリコール約90Kgを加え、吸引分散攪拌機
にて2時間攪拌分散処理を行った後、媒体攪拌型粉砕機
にてスラリーを2時間高流量自循処理を行った。その
後、目開き2μmのプリーツタイプフィルターにて1回
濾過処理(プレ濾過)を行い、スラリーの前調製とし
た。この前調製スラリーにつき、さらに、絶対濾過精度
0.5μmのフィルターで5回連続パス処理を実施し
た。
ーポリマーの製造 ジメチルテレフタレートとエチレングリコールとを原料
として、常法により、エステル交換触媒として酢酸マン
ガンを、重合触媒として三酸化アンチモンを、安定剤と
して亜燐酸を加え、さらにエステル交換反応末期に上記
(1)で調製した球状シリコーン樹脂粒子スラリーを、
該粒子として0.2重量%(ジメチルテレフタレートに
対し)相当量加え、続いて重合反応を行い、固有粘度
(オルソクロロフェノール、35℃)0.62のポリエ
チレンテレフタレートを得た。
ポリマーのペレットと、滑剤を含まないポリエチレンテ
レフタレートペレットとを表1に示す含有量となる割合
で混合した。これらを170℃で3時間乾燥後、押出機
ホッパーに供給し、溶融温度280〜300℃で溶融し
た。この溶融ポリマーを1mmのスリット状ダイを通し
て表面温度20℃の回転冷却ドラム上に押出し、急冷し
て未延伸フィルムを得た。この未延伸フィルムを75℃
に予熱し、さらに低速、高速のロール間で15mm上方
より900℃の表面温度のIRヒーター1本にて加熱し
て3.6倍に延伸し、急冷し、続いてステンターに供給
し、105℃にて横方向に3.7倍に延伸した。得られ
た二軸配向フィルムを205℃の温度で5秒間熱固定
し、厚み15μmの熱固定二軸配向ポリエステルフィル
ムを得た。得られたポリマー特性およびフィルム特性を
表1に示す。
度0.5μmのフィルターでの濾過処理回数を1パスへ
変更する以外は、実施例1と同様にしてフィルムを得
た。得られたポリマー特性およびフィルム特性を表1に
示す。
わりにメチル−2,6−ナフタレンジカルボキシレート
を用いて球状シリコーン樹脂粒子含有マスターポリマー
の製造およびポリエステルのフィルム化を実施した。回
転冷却ドラムの表面温度を60℃、縦延伸時の予熱温度
を120℃、赤外線ヒーターの表面温度を950℃、横
延伸温度を125℃、さらに熱固定温度を215℃で1
0秒間とする以外は、実施例1と同様にしてフィルムを
得た。得られたポリマー特性およびフィルム特性を表1
に示す。
晶形態θ型)を用いる以外は実施例1と同じように行っ
てアルミナスラリーを調製した。
造 ジメチルテレフタレートとエチレングリコールとを原料
として、常法により、エステル交換触媒として酢酸マン
ガンを、重合触媒として三酸化アンチモンを、安定剤と
して亜燐酸を加え、さらにエステル交換反応末期に上記
(1)で調製したスラリーを、該粒子として1.0重量
%(ジメチルテレフタレートに対し)相当量加え、続い
て重合反応を行い、固有粘度(オルソクロロフェノー
ル、35℃)0.62のポリエチレンテレフタレートを
得た。
た球状シリコーン樹脂粒子含有マスターポリマーと、上
記(2)で調製したマスターポリマーと、滑剤種を含ま
ないポリエイレンテルフタレートとを表1に示す含有量
となる割合で混合する以外は、実施例1と同様にしてフ
ィルムを得た。得られたポリマー特性およびフィルム特
性を表1に示す。
(相対標準偏差=0.12)を用いる以外は実施例1と
同様に行って球状シリカのスラリーを調製した。
製造 上記(1)で調製した球状シリカスラリーを、該粒子と
して1.0重量%(ジメチルテレフタレートに対し)相
当量加える以外は実施例1と同様に行って、固有粘度
(オルソクロロフェノール、35℃)0.62のポリエ
チレンテレフタレートを得た。
た球状シリコーン樹脂粒子含有マスターポリマーと、上
記(2)で調製したマスターポリマーと、滑剤種を含ま
ないポリエイレンテルフタレートとを表1に示す含有量
となる割合で混合する以外は、実施例1と同様にしてフ
ィルムを得た。得られたポリマー特性およびフィルム特
性を表1に示す。
ン粒子(平均粒径=0.18μm、相対標準偏差0.
5)に変更し、スラリー調製の際のスラリー濃度を約5
重量%とし、さらに架橋ポリスチレン粒子のポリエステ
ル中での含有量を0.01重量%にする以外は、実施例
1と同様にしてフィルムを得た。得られたポリマー特性
およびフィルム特性を表1に示す。
均粒径=0.10μm、相対標準偏差0.15)に変更
し、スラリー化の際の媒体攪拌型粉砕機による処理を行
わない以外は、実施例1と同様にしてフィルムを得た。
得られたポリマー特性およびフィルム特性を表1に示
す。
度0.5μmのフィルターでの濾過処理を行わない以外
は、実施例1と同様にしてフィルムを得た。得られたポ
リマー特性およびフィルム特性を表1に示す。なお、球
状粗大粒子の粒径比は1.08であった。
mのプリーツタイプフィルター(プレ濾過)および絶対
濾過精度0.5μmのフィルターでの濾過処理を行わな
い以外は、実施例1と同様にしてフィルムを得た。得ら
れたポリマー特性およびフィルム特性を表1に示す。な
お、球状粗大粒子の粒径比は1.08であった。
mのプリーツタイプフィルター(プレ濾過)および絶対
濾過精度0.5μmのフィルターでの濾過処理を行わな
い以外は、実施例6と同様にしてフィルムを得た。得ら
れたポリマー特性およびフィルム特性を表1に示す。な
お、球状粗大粒子の粒径比は1.10であった。
mのプリーツタイプフィルター(プレ濾過)および絶対
濾過精度0.5μmのフィルターでの濾過処理を行わな
い以外は、実施例7と同様にしてフィルムを得た。得ら
れたポリマー特性およびフィルム特性を表1に示す。な
お、球状粗大粒子の粒径比は1.01であった。
大粒子を特定の値以下にしたポリエステル組成物を用い
たフィルムは、粗大突起が極めて少なく、磁気記録媒体
のベースフィルムとして特に有用である。
7)
活性粒子とは、通常ポリエステルに添加され得るもので
あれば制限はないが、例えば無機粒子では酸化珪素、酸
化チタン、炭酸カルシウム、酸化ジルコニウム等が挙げ
られ、有機粒子では架橋ポリスチレン、シリコーン樹
脂、シリコーンゴム、メラミン/ホルムアルデヒド共重
合体、ベンゾグアナミン樹脂、硬化エポキシ樹脂、架橋
ポリエステルなどを構成成分とする有機高分子粒子が挙
げられる。
1種または2種以上用いることができる。これらのなか
でも、ポリマーへの親和性に優れることより有機高分子
粒子が好ましく、特に耐熱性にも優れるシリコーン樹脂
粒子や架橋ポリスチレン粒子が好ましい。
たはフェニル基を表す。)で表わされる結合単位が80
重量%以上である球状シリコーン樹脂粒子が好ましい。
た球状シリコーン樹脂粒子含有マスターポリマーと、上
記(2)で調製したマスターポリマーと、滑剤種を含ま
ないポリエチレンテレフタレートとを表1に示す含有量
となる割合で混合する以外は、実施例1と同様にしてフ
ィルムを得た。得られたポリマー特性およびフィルム特
性を表1に示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 平均粒径が0.005〜0.2μmの範
囲内にある不活性粒子を含むポリエステル組成物におい
て、粒子径が0.6μm以上であり、かつ粒径比(最大
径/最小径)が1.0〜1.2の範囲内にある球状粗大
粒子の存在確率が、該不活性粒子に対して500/10
0万以下であることを特徴とするポリエステル組成物。 - 【請求項2】 前記不活性粒子の含有量が0.001〜
5重量%である、請求項1に記載のポリエステル組成
物。 - 【請求項3】 前記不活性粒子の形状が球状である、請
求項1または請求項2に記載のポリエステル組成物。 - 【請求項4】 前記不活性粒子が有機高分子粒子であ
る、請求項1から請求項3のいずれかに記載のポリエス
テル組成物。 - 【請求項5】 ポリエステル組成物がポリアルキレンテ
レフタレートおよび/またはポリアルキレンナフタレー
トからなる組成物である、請求項1から請求項4のいず
れかに記載のポリエステル組成物。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
のポリエステル組成物を製造する方法であって、ポリエ
ステルに添加する前記不活性粒子をスラリーに調製し、
該スラリーを絶対濾過精度0.6μm以下のフィルター
で濾過する工程を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
のポリエステル組成物よりなるフィルム。
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---|---|---|---|
JP09220999A JP3626622B2 (ja) | 1998-07-01 | 1999-03-31 | ポリエステル組成物およびその製造方法、ならびにそれからなるフィルム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18628898 | 1998-07-01 | ||
JP10-186288 | 1998-07-01 | ||
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP3626622B2 JP3626622B2 (ja) | 2005-03-09 |
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ID=26433678
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---|---|---|---|
JP09220999A Expired - Fee Related JP3626622B2 (ja) | 1998-07-01 | 1999-03-31 | ポリエステル組成物およびその製造方法、ならびにそれからなるフィルム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3626622B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001074936A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-03-23 | Konica Corp | 光学フィルム及びその製造方法 |
JP2008019388A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Teijin Ltd | ポリエステル組成物およびポリエステルフィルム |
JP2011178954A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Dow Corning Toray Co Ltd | ペレット及びその製造方法 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09220999A patent/JP3626622B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008019388A (ja) * | 2006-07-14 | 2008-01-31 | Teijin Ltd | ポリエステル組成物およびポリエステルフィルム |
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