JP2000080246A - 鋳型用樹脂被覆砂用熱硬化性樹脂組成物 - Google Patents

鋳型用樹脂被覆砂用熱硬化性樹脂組成物

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JP2000080246A JP24966098A JP24966098A JP2000080246A JP 2000080246 A JP2000080246 A JP 2000080246A JP 24966098 A JP24966098 A JP 24966098A JP 24966098 A JP24966098 A JP 24966098A JP 2000080246 A JP2000080246 A JP 2000080246A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ホルムアルデヒドを含有する熱硬
化性樹脂に関し、ホルムアルデヒドの発生を顕著に抑制
できる熱硬化性樹脂組成物を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 ホルムアルデヒドを含有する熱硬化性樹
脂組成物であって、ヒドラゾ化合物から選ばれる少なく
とも1種を含有していることことを解決手段とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルムアルデヒド
を含有する熱硬化性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ホルム
アルデヒドを含有する熱硬化性樹脂としては、例えば、
フェノール樹脂やキシレン樹脂等のフェノール系樹脂、
メラミン樹脂や尿素樹脂等のアミノ樹脂、フラン環を有
するフラン樹脂、ホルムアルデヒドを含有するブタノー
ル変性尿素樹脂やホルムアルデヒドを含有する変性アル
キド樹脂やホルムアルデヒドを含有するウレタン樹脂等
のホルムアルデヒドを樹脂成分として含む各種の変性樹
脂等が知られている。
【0003】これら熱硬化性樹脂組成物は、一般に熱等
を加えることにより硬化し、不融不溶の樹脂となるが、
ホルムアルデヒドを含有するが故に、以下のような問題
点を有する。
【0004】即ち、樹脂原料中の未反応のホルムアルデ
ヒドが遊離して発生したり、或いは一旦硬化した樹脂
(又は/及び硬化剤)が熱等によって分解されてホルム
アルデヒドが発生し、作業環境を著しく悪化させるとい
う問題点があった。
【0005】例えば、鋳造工業分野に於いて、鋳型や中
子等の鋳型類の製造する場合には、シリカサンド等の鋳
型用骨材をフェノール樹脂等の熱硬化性樹脂結合剤で被
覆して得られる樹脂被覆砂を用いて鋳型類を製造するシ
ェル型法が行われている。
【0006】かかるシェル型法によって鋳型類を製造す
る際に、未反応の遊離ホルムアルデヒドが発生したり、
或いは、加熱した金型模型に樹脂被覆砂を当てることに
よって硬化剤であるヘキサメチレンテトラミンが分解し
て遊離ホルムアルデヒドが発生する。
【0007】また、鋳型類を製造した後、該鋳型類に溶
融金属を流した際に、フェノール樹脂が溶融金属の熱に
より分解して遊離ホルムアルデヒドが発生する。このよ
うに鋳型類に於いては、ホルムアルデヒドの発生が顕著
であるため、特に作業環境の改善が望まれている。
【0008】そこで、従来、ホルムアルデヒドとフェノ
ールの縮合反応に於いて、できるだけホルムアルデヒド
を反応させて高分子化を行い遊離ホルムアルデヒドの発
生を抑制するという手段が採られているが、かかる手段
では、十分な効果が得られないだけでなく、樹脂を硬化
させた後に発生しうるホルムアルデヒドを抑制すること
ができない。
【0009】さらに、例えばアンモニア等に遊離ホルム
アルデヒドを捕捉させるという手段も採られているが
(特公平7−25990号公報参照)、閉鎖的な設備を
新たに作らなければならず、又、アンモニア自体も有害
な物質であるため使用しない方が好ましい。
【0010】本発明は、上記の点に鑑み、ホルムアルデ
ヒドの発生を顕著に抑制できる熱硬化性樹脂組成物を提
供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を解決
する手段としては、ホルムアルデヒドを含有する熱硬化
性樹脂組成物であって、ヒドラゾ化合物から選ばれる少
なくとも1種を含有していることにある。
【0012】本発明に係る熱硬化性樹脂組成物は、ヒド
ラゾ化合物を含有しているので、該ヒドラゾ化合物が遊
離ホルムアルデヒドを吸着消臭すると考えられ、該作用
によりホルムアルデヒドの発生を顕著に抑制することが
できる。また、ヒドラゾ化合物は、比較的高温域に於い
てもホルムアルデヒドの発生を顕著に抑制することがで
きる。
【0013】本発明に於いてホルムアルデヒドを含有す
る熱硬化性樹脂組成物とは、フェノール系樹脂、アミノ
樹脂、フラン樹脂、その他ホルムアルデヒドを含む各種
の変性樹脂等の樹脂原料としてホルムアルデヒドが用い
られる熱硬化性樹脂組成物をいい、又、樹脂原料として
直接ホルムアルデヒドを用いないものであっても、分解
してホルムアルデヒドを発生しうる硬化剤等が添加され
ている熱硬化性樹脂組成物をも含まれるものである。
【0014】また、本発明に用いられるヒドラゾ化合物
は、分子中に−NH−NH−構造を有するものであれば
特に限定されず、公知のものが使用できる。
【0015】例えば、下記一般式(1)又は一般式
(2)で表される化合物が例示される。
【0016】
【化1】
【0017】[式中、Xは、酸素又は硫黄を、R1
2、R3及びR4は、同一または異なる基であって、水
素、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アルキル、C3
8シクロアルキル、C3〜C8置換シクロアルキル、フ
ェニル、置換フェニル、アリールC 1〜C4アルキル、又
は置換アリールC1〜C4アルキル基(尚、置換アルキル
等の置換基としては、例えば、ハロゲン、C1〜C4アル
キル、C1〜C4アルコキシ、アミノ(−NH2)、ニト
ロ(−NO2)基等が例示される)を示す。また、R1
2及び/又はR3とR4は一緒となって環を形成しても
よい。]
【0018】
【化2】
【0019】[式中、R5、R6、R8及びR9は、同一ま
たは異なる基であって、水素、C1〜C8アルキル、C1
〜C8置換アルキル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C
8置換シクロアルキル、フェニル、置換フェニル、アリ
ールC1〜C4アルキル、置換アリールC1〜C4アルキ
ル、又はカルボキシC1〜C4アルキル基(尚、置換アル
キル等の置換基としては、例えば、ハロゲン、C1〜C4
アルキル、C1〜C4アルコキシ、アミノ(−NH2)、
ニトロ(−NO2)基等が例示される)を示し、R 7は、
シアノ(−CN)又は−COOR10基を示す(尚、R10
は、水素又はC1〜C4アルキル基を示す)。また、R5
とR6及び/又はR8とR9は一緒となって環を形成して
もよい。]
【0020】上記一般式(1)で表される化合物のう
ち、本発明に於いて好ましく用いることができる具体例
としては、例えば、Xが酸素、R1、R2、R3及びR4
全て水素であるヒドラゾジカルボンアミド等が例示され
る。
【0021】また、上記一般式(2)で表される化合物
のうち、本発明に於いて好ましく用いることができる具
体例としては、例えば、R5、R6、R8及びR9がメチル
基、R7がシアノ基である2,2'−ヒドラゾビスイソブ
チロニトリル、R5及びR8がメチル基、R6及びR9がエ
チル基、R7がシアノ基である2,2'−ヒドラゾビス−
2−メチルブチロニトリル、R5及びR8がメチル基、R
6及びR9がイソブチル基、R7がシアノ基である2,2'
−ヒドラゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、R
5とR6及びR8とR9がシクロヘキサン環を形成し、R7
がシアノ基である1,1'−ヒドラゾビス−1−シクロ
ヘキサンカルボニトリル、R5及びR8がメチル基、R6
及びR9がカルボキシエチル基、R7がシアノ基である
4,4'−ヒドラゾビス−4−シアノ吉草酸、R5
6、R8及びR9がメチル基、R7がメトキシカルボニル
基であるジメチル−2,2'−ヒドラゾビスイソブチレ
ート等が例示される。
【0022】その他、本発明に於いては、上記一般式
(2)で表される化合物として特公昭56−39322
号公報や特公昭57−35867号公報等に記載された
ヒドラゾ化合物を用いることもできる。
【0023】上記ヒドラゾ化合物は、1種を単独で使用
してもよく、又、2種以上を選択して使用してもよい。
【0024】樹脂原料としては、樹脂の種類に応じて従
来から用いられているものが用いられる。例えば、フェ
ノール樹脂についてはフェノール及びホルムアルデヒド
が用いられ、又、ブタノール変性尿素樹脂についてはブ
タノール、ホルムアルデヒド及び尿素が用いられる。
【0025】ヒドラゾ化合物の混合量は、ヒドラゾ化合
物の種類や樹脂原料の種類等に応じて適宜選択すればよ
いが、通常、樹脂全量中に0.1〜10重量%程度が好
ましく、更に、1〜5重量%程度がより好ましい。余り
にヒドラゾ化合物を多量に混合すると、硬化した樹脂の
物性に影響を及ぼし、一方、余りにヒドラゾ化合物が少
量であると、ホルムアルデヒドの抑制効果が期待できな
いからである。
【0026】上記ヒドラゾ化合物と樹脂原料は、通常の
混合手段により混合し、本発明に係る熱硬化性樹脂組成
物を製造することができる。
【0027】本発明に係る熱硬化性樹脂組成物は、鋳型
類の製造(鋳型用樹脂被覆砂の樹脂組成物)に用いられ
るだけでなく、一般的な樹脂成形品、塗料、接着剤等の
樹脂原料に応じた各種の用途に用いることができる。
【0028】尚、本発明に係る熱硬化性樹脂組成物に
は、その効果が損なわれない範囲で、例えば、改質剤、
架橋剤、殺菌剤、防黴剤、防虫剤、顔料、着色剤、賦香
剤等の各種添加剤を混合してもよい。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例及び比較例を挙げ、よ
り具体的に説明する。
【0030】実施例 150℃に予熱した風化ケイ砂5kgに、樹脂原料とし
て固形ノボラック樹脂(商品名:SP700NS、旭有
機材工業(株)製)100gとヒドラゾジカルボンアミ
ド(大塚化学(株)製)2gを加え、これを遠州鉄工
(株)製のスピードミキサーに投入し、30秒間攪拌混
合して十分に混合して溶融被覆させた。
【0031】次に、これにヘキサメチレンテトラミン
(試薬)75gと冷却した脱イオン水75gを添加し、
更に、送風して急冷しながら40秒間攪拌混合し、次い
でステアリン酸カルシウム5gを加えてさらに15秒間
攪拌混合した。このようにして得られた砂粒をほぐして
から取り出し、樹脂被覆砂を得た。
【0032】比較例 上記実施例に於いて樹脂原料にヒドラゾジカルボンアミ
ドを加えない以外は、上記実施例と同様の操作を行い、
比較例に係る樹脂被覆砂を得た。
【0033】ホルムアルデヒドの定量試験 250℃に加熱された鉄板上に設置した密封可能な箱
(縦60mm×横120mm×高さ170mm)内に、
上記実施例の樹脂被覆砂2.5gを投入し、70g秒間
焼成し、その直後の箱内のホルムアルデヒドガス濃度を
北川式検知管(測定範囲1〜35ppm)で測定した。
【0034】同様にして、比較例の樹脂被覆砂2.5g
についてホルムアルデヒドガス濃度を測定した。
【0035】その結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】実施例の樹脂被覆砂は、1ppmしかホル
ムアルデヒドが検出されず、比較例(30ppm検出)
に比して殆どホルムアルデヒドが発生しなかった。これ
は、樹脂中に含有されたヒドラゾジカルボンアミドが、
ホルムアルデヒドを吸着したためと考えられる。また、
実施例の樹脂被覆砂は、250℃という比較的高温域に
於いても、ホルムアルデヒドの発生を顕著に抑制できる
ことが確認された。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る熱硬化性樹脂組成物は、該
組成物が硬化する際及び硬化した後の何れに於いても、
ホルムアルデヒドの発生を効果的に抑制することができ
る。従って、本発明に係る熱硬化性樹脂組成物を用いれ
ば、作業環境を簡易に改善することができる。また、本
発明に係る熱硬化性樹脂組成物は、高温域に於いてもホ
ルムアルデヒドの発生を顕著に抑制できるので、鋳型用
樹脂被覆砂の被覆用樹脂組成物として特に好適に用いる
ことができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月2日(1999.8.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 鋳型用樹脂被覆砂用熱硬化性樹脂
組成物
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 [式中、Xは、酸素又は硫黄を、R1、R2、R3及びR4
は、同一または異なる基であって、水素、C1〜C8アル
キル、C1〜C8置換アルキル、C3〜C8シクロアルキ
ル、C3〜C8置換シクロアルキル、フェニル、置換フェ
ニル、アリールC 1〜C4アルキル、又は置換アリールC
1〜C4アルキル基(尚、置換アルキル等の置換基として
は、例えば、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1〜C4
ルコキシ、アミノ(−NH2)、ニトロ(−NO2)基等
が例示される)を示す。また、R1とR2及び/又はR3
とR4は一緒となって環を形成してもよい。]
【化2】 [式中、R5、R6、R8及びR9は、同一または異なる基
であって、水素、C1〜C8アルキル、C1〜C8置換アル
キル、C3〜C8シクロアルキル、C3〜C8置換シクロア
ルキル、フェニル、置換フェニル、アリールC1〜C4
ルキル、置換アリールC1〜C4アルキル、又はカルボキ
シC1〜C4アルキル基(尚、置換アルキル等の置換基と
しては、例えば、ハロゲン、C1〜C4アルキル、C1
4アルコキシ、アミノ(−NH2)、ニトロ(−N
2)基等が例示される)を示し、R 7は、シアノ(−C
N)又は−COOR10基を示す(尚、R10は、水素又は
1〜C4アルキル基を示す)。また、R5とR6及び/又
はR8とR9は一緒となって環を形成してもよい。]
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルムアルデヒド
を含有する鋳型用樹脂被覆砂用熱硬化性樹脂組成物に関
する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】本発明は、上記の点に鑑み、成形時及び成
形後に於いて、ホルムアルデヒドの発生を顕著に抑制で
きる鋳型用樹脂被覆砂用熱硬化性樹脂組成物を提供する
ことを課題とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を解決
する手段としては、ホルムアルデヒドを含有する熱硬化
性樹脂に、下記一般式(1)又は(2)で表される化合
物より選ばれる少なくとも1種を、前記樹脂全量を基準
として0.1重量%〜10重量%混合してなる鋳型用樹
脂被覆砂用熱硬化性樹脂組成物に係る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明に係る鋳型用樹脂被覆砂用熱硬化性
樹脂組成物は、下記一般式(1)又は(2)で表される
化合物(本明細書に於いては「ヒドラゾ化合物」という
場合がある)を含有しているので、該ヒドラゾ化合物が
遊離ホルムアルデヒドを吸着消臭すると考えられ、該作
用によりホルムアルデヒドの発生を顕著に抑制すること
ができる。また、ヒドラゾ化合物は、比較的高温域に於
いてもホルムアルデヒドの発生を顕著に抑制することが
できる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】一般式(1)又は一般式(2)で表される
化合物は、次の通りである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【化3】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】
【化4】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】本発明に係る熱硬化性樹脂組成物は、鋳型
類の製造(鋳型用樹脂被覆砂の樹脂組成物)に用いられ
る。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】尚、本発明に係る鋳型用樹脂被覆砂用熱硬
化性樹脂組成物には、その効果が損なわれない範囲で、
例えば、改質剤、架橋剤、殺菌剤、防黴剤、防虫剤、顔
料、着色剤、賦香剤等の各種添加剤を混合してもよい。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】本発明に係る鋳型用樹脂被覆砂用熱硬化
性樹脂組成物は、一般式(1)又は(2)で表される化
合物より選ばれる少なくとも1種を混合することによ
り、高温域に於いてもホルムアルデヒドの発生を顕著に
抑制できるので、該組成物が硬化する際及び硬化した後
の何れに於いても、ホルムアルデヒドの発生を効果的に
抑制することができる。従って、この組成物が鋳型用骨
材に被覆された鋳型用樹脂被覆砂を用いて鋳型類を製造
すれば、その作業環境が改善される。
フロントページの続き (72)発明者 阿部 吉伸 徳島県徳島市川内町加賀須野463 大塚化 学株式会社徳島工場内 Fターム(参考) 4J002 CC031 CC071 CC131 CH121 EQ006 EQ026 ET006 ET016 EV126 FD206 GH01 GJ01 GM00

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルムアルデヒドを含有する熱硬化性樹
    脂組成物であって、ヒドラゾ化合物から選ばれる少なく
    とも1種を含有することを特徴とする熱硬化性樹脂組成
    物。
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