JP2000080218A - ポリプロピレン樹脂組成物及びそのフイルム - Google Patents

ポリプロピレン樹脂組成物及びそのフイルム

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JP2000080218A JP10251253A JP25125398A JP2000080218A JP 2000080218 A JP2000080218 A JP 2000080218A JP 10251253 A JP10251253 A JP 10251253A JP 25125398 A JP25125398 A JP 25125398A JP 2000080218 A JP2000080218 A JP 2000080218A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ドライラミネート前の滑り性と濡れ性が良好
で、かつドライラミネート後、高温でエージングや保管
を行っても滑り性が低下しない無延伸ポリプロピレンフ
ィルム及びその成形材料として好適なポリプロピレン樹
脂組成物を提供する。 【解決手段】ポリプロピレン100重量部に対して
(A)エチレンビスオレイン酸アミドと(B)炭素数1
8から22の不飽和脂肪酸アミドを重量比で(A)/
(B)=0.1〜20であって、且つ(A)と(B)の
合計が0.05〜1.0重量部添加してなるポリプロピ
レン樹脂組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリプロピレン樹
脂組成物およびそれを用いたフイルムに関する。詳しく
は、特定の滑剤処方を施したポリプロピレン樹脂組成物
およびそれを用いた無延伸フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレンは、その優れた光沢、透
明性、耐熱性、機械的強度を活かして無延伸フイルム
(略称CPP)や二軸延伸フィルム(略称OPP)に成
形されている。中でも無延伸フイルムは、ヒートシール
性が良好であることから包装分野に単層フイルムとして
又各種材質と組み合わせたフイルム(多層フイルム)用
のヒートシール層フイルムとして広く用いられている。
【0003】無延伸ポリプロピレンフィルムは、各種自
動包装機や二次加工機(ラミネートや印刷ほか)におけ
るフイルムの滑り性を良くしておく必要性から、通常、
フイルム成形後30〜38℃で1〜2日間保管するエー
ジング処理が施されてきた。また、多層フイルムを製造
する過程でも、他の基材と反応型接着剤を用いて貼り合
わせた(ドライラミネートという)後に、接着剤の反応
を促進して接着力を付与するために、40〜50℃で2
〜4日間保管するエージング処理が施されてきた。
【0004】しかし、このようにして製造されたドライ
ラミネートフイルムが、その後各種自動包装機や製袋機
にかけた場合に滑り性不良を引き起こすトラブルが頻発
した。その後、この滑り性不良を改良する方法として、
16〜C22の飽和、不飽和脂肪酸アミドとその誘導体を
添加する方法が提案されてきた(特開昭61−8545
8号公報、特開昭62−265336号公報)。だが、
これらの添加剤を添加してもエージング時間の短縮化等
のため高温でエージングしたり、夏期の高温雰囲気での
保管においても滑り性の低下が避けられなかった。ま
た、滑り性の改良のために添加量を増加させると、濡れ
性が低下するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ドライラミ
ネート前の滑り性と濡れ性が良好で、かつドライラミネ
ート後、高温でエージングや保管を行っても滑り性が低
下しない無延伸ポリプロピレンフィルム及びその成形材
料として好適なポリプロピレン樹脂組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題に
ついて鋭意検討した結果、以下に示す本発明を完成させ
た。 〔1〕ポリプロピレン100重量部に対して(A)エチ
レンビスオレイン酸アミドと(B)炭素数18から22
の不飽和脂肪酸アミドを重量比で(A)/(B)=0.
1〜20であって、且つ(A)と(B)の合計が0.0
5〜1.0重量部添加してなるポリプロピレン樹脂組成
物。 〔2〕ポリプロピレンが下記(a1)〜(a3)の性状
を有するプロピレン・エチレンランダム共重合体である
上記〔1〕に記載したポリプロピレン樹脂組成物。 (a1)融点が100〜150℃であり、(a2)エチ
レン含量が1.0〜10.0重量%であり、及び(a
3)メルトフローレート(MFR)が1〜50g/10
分である
【0007】〔3〕ポリプロピレンが下記(a’1)〜
(a’3)の性状を有するプロピレン・エチレン・ブテ
ン1三元ランダム共重合体である上記〔1〕に記載した
ポリプロピレン樹脂組成物。 (a’1)融点が100〜150℃であり、(a’2)
エチレンとブテン1の含量がそれぞれ1.0〜10.0
重量%であり、及び (a’3)メルトフローレート
(MFR)が1〜50g/10分である
【0008】〔4〕ポリプロピレンが下記(a''1)〜
(a''2)の性状を有するホモポリプロピレンである上
記〔1〕に記載したポリプロピレン樹脂組成物。 (a''1)融点が150℃以上であり、(a''2)メル
トフローレート(MFR)が1〜50g/10分である 〔5〕上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のポリプロ
ピレン樹脂組成物をキャスト成形した単層フイルム。 〔6〕上記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のポリプロ
ピレン樹脂組成物と上記〔4〕記載のポリプロピレン樹
脂組成物を二乃至三層共押出キャスト成形した多層フイ
ルム。 〔7〕上記〔6〕記載の多層フイルムに接着剤を塗布し
た他の基材を貼り合わせたドライラミネート用フイル
ム。
【0009】
【発明の実施の形態】〔ポリプロピレン〕本発明の無延
伸ポリプロピレンフィルムに用いられるポリプロピレン
としては、主としてシール特性にすぐれる樹脂が使用さ
れ、特にプロピレン・エチレンランダム共重合体、プロ
ピレン・エチレン・ブテン−1三元ランダム共重合体等
を好適に用いることができる。その他、共押出の剛性付
与層にホモポリプロピレンを用いることが出来る。
【0010】すなわち、無延伸ポリプロピレンフィルム
は、シール性に優れた単層フイルムとしてそのまま自動
包装に懸けられるキャストフィルムのほか、更に剛性面
を強化した二乃至三層共押出キャスト成形した多層フイ
ルムやこの多層フイルムに接着剤を塗布した他の基材を
貼り合わせたドライラミネートフイルムとして用いられ
る。本発明は、これらの用途に適する樹脂を提供するも
のである。
【0011】(1)エチレン・プロピレンランダム共重
合体としては、下記(a1)〜(a3)の性状を有する
ものが用いられる。 (a1)融点が100〜150℃であり、好ましくは1
20〜145℃であり、(a2)エチレン含量が1.0
〜10.0重量%であり、好ましくは2.0〜6.0重
量%であり、及び(a3)メルトフローレート(MF
R)が1〜50g/10分であり、好ましくは3〜30
g/10分である これらの性状のうち、融点が100℃より小さければフ
イルムがベタつき、滑り性が不充分であり、150℃を
超えればヒートシール温度が高く、不充分である。ま
た、エチレン含量が1.0重量%より小さければヒート
シール温度が高く、不充分であり、10.0重量%を超
えると低分子量成分が増えてフイルムがベタつき、また
剛性が小さい。更に、メルトフローレート(MFR)が
1g/10分より小さければ、フイルム成形が困難にな
り、50g/10分より大きくなるとフイルム強度(単
層品)が低下する。
【0012】(2)プロピレン・エチレン・ブテン1三
元ランダム共重合体としては、下記(a’1)〜(a’
3)の性状を有するものが用いられる。 (a’1)融点が100〜150℃であり、好ましくは
120〜145℃であり、(a’2)エチレンとブテン
1含量がそれぞれ1.0〜10.0重量%であり、好ま
しくは2〜8重量%であり、及び(a’3)メルトフロ
ーレート(MFR)が1〜50g/10分であり、好ま
しくは3〜30重量%である これらの性状のうち、融点が125℃より小さければフ
イルムがベタつき、滑り性が不充分であり、150℃を
超えればヒートシール温度が高く、不充分である。ま
た、エチレン・ブテン1含量が1.0重量%より小さけ
れば、ヒートシール温度が高く、不充分であり、10.
0重量%を超えると低分子量成分が増えてフイルムがベ
タつき、また剛性が小さい。更に、メルトフローレート
(MFR)が1g/10分より小さければ、フイルム成
形が困難になり、50g/10分より大きくなるとフイ
ルム強度(単層品)が低下する。
【0013】(3)ホモポリプロピレンとしては、下記
性状を有するものが用いられる。 (a''1)融点が150℃以上であり、好ましくは16
0℃以上であり、及び(a''2)メルトフローレート
(MFR)が1〜50g/10分であり、好ましくは3
〜30g/10分である これらの性状のうち、融点が150℃より小さければフ
イルムの耐熱性が不充分となり、メルトフローレート
(MFR)が1g/10分より小さければ、フイルム成
形が困難になり、50g/10分より大きくなるとフイ
ルム強度が低下する。 なお、ホモポリプロピレンは、
ヒートシール性がランダムポリプロピレンのタイプより
劣るので、単層フイルム用途には不向きであり、通常、
ホモポリプロピレン/ランダムポリプロピレンの二乃至
三層共押出フイルムで使用され、更に他の材料とのラミ
ネートを形成する際の貼り合わせ面用に使用される。
【0014】〔滑剤〕本発明のポリプロピレン樹脂組成
物は、前記したポリプロピレンに滑剤として(A)エチ
レンビスオレイン酸アミドと(B)炭素数18から22
の不飽和脂肪酸アミドを併用して添加している。すなわ
ち、フイルム表面へ移行しやすい温度が異なる二種の滑
剤を用いることによりラミネート工程の前後で果たす役
割の滑剤が交代し、フイルムの滑り性と濡れ性のバラン
スが持続することを図ったものである。なお、炭素数1
8から22の不飽和脂肪酸アミドとしては、オレイン酸
アミド、ガドレイン酸アミド、エルカ酸アミド等が挙げ
られる。これら滑剤の配合割合と配合量は、重量比で
(A)/(B)=0.1〜20の割合で、好ましくは
0.2〜10の割合で、ポリプロピレン100重量部に
対して0.05〜1.0重量部、好ましくは0.07〜
0.30重量部である。なお、配合割合が0.1より小
さければラミネート後の滑り性が不充分であり、20を
超えるとラミネート前の初期滑り性が不充分である。ま
た、配合量が0.05重量部より少なければ、初期滑り
性もラミネート後の滑り性もいずれも不充分となり、
1.0重量部を超えればフイルム表面からの滑剤がブリ
ードアウトして濡れ性、ラミネート強度およびシール強
度の低下、ロール等への白粉付着等の問題が発生する。
【0015】〔フイルム〕前記したポリプロピレン樹脂
組成物を用いて、キャスト成形等により無延伸ポリプロ
ピレンフィルムを製造することができる。得られたフイ
ルムは、単層フイルムとして使用される場合のほか共押
出多層フイルムや他の基材と積層した多層フイルムとし
て使用される。この場合、単層フイルムは上記のランダ
ムポリプロピレンを用いてキャスト成形されたフイルム
である。多くの用途においては、より取扱性の改良した
ホモポリプロピレン/ランダムポリプロピレンの二層又
は三層共押出フイルムが一般的にそのまま用いられる
か、他の基材との貼り合わせ用ベースフイルムとして用
いられる。多層フイルム化する方法としては、多層構造
を有するダイスを使った共押出法がある。更にこの共押
出したフイルムに接着剤を塗布した他の基材を貼り合わ
せるドライラミネート方法がある。
【0016】本発明の無延伸ポリプロピレンフィルムで
は、上記滑剤(B)炭素数18から22の不飽和脂肪酸
アミドは、フイルムのエージング温度30〜40℃でフ
イルムの表面ブリードが速く、成形直後の滑り性効果は
高い。しかし、ラミネート後に接着剤に移行しやすく、
単独での使用ではラミネート後の滑り性が悪化する。そ
こで、より表面ブリードの速度が遅く、かつ接着剤に移
行しがたい滑剤(A)エチレンビスオレイン酸アミドを
併用することにより、ラミネート後の滑り性効果を高く
維持することができる。
【0017】
【実施例】本発明について、更に、実施例を用いて詳細
に説明する。なお、各試験評価方法は以下に示す通りで
ある。 (1)メルトフローレート(MFR)の測定 JIS K7210に準拠し、230℃、2.16kg
荷重で測定する。 (2)ポリプロピレンの融点の測定 示差走査型熱量計(パーキング・エルマー社製 DSC
−7)を用いて、あらかじめ試料10mgを窒素雰囲気
下、230℃で3分間溶融した後、10℃/分で0℃ま
で降温し、0℃で3分間保持した後、10℃/分で昇温
させることにより得られた融解吸熱カーブの最大ピーク
のピークトップを融点とした。
【0018】(3)フイルムの滑り性の評価 ASTM−1894の静摩擦係数測定法に準拠する。3
5℃で1日間、次いで40℃で2日間および35℃で1
日間、更に40℃で14日間エージングした多層フイル
ムのコロナ放電処理をした面としない面を重ねた状態で
測定した。OPPフイルムと貼り合わせたラミネートフ
イルムを40℃で3日間及び50℃で3日間、更に50
℃で9日間エージングし、CPPフイルム面同士を重ね
た状態で測定した。
【0019】(4)フイルムの濡れ性の評価 JIS−K6768に準拠する。35℃で24時間、次
いで40℃で2日及び14日間エージングした多層フイ
ルムのコロナ放電処理した面について、和光純薬工業
(株)製の濡れ指数標準液を用いて評価(表面張力の異
なる標準液を塗って2秒後、液膜が破れないかどうかで
判定し、破れなければ濡れていると判定する)した。フ
イルムの濡れ性の評価は、濡れ指数で表わし、単位は表
面張力の単位dyn/cmまたはN/mで表す。また、
実施例で用いる樹脂組成物の成分は、以下の通りであ
る。 (1)ホモポリプロピレン(以下、PP1という) 出光石油化学製 IDEMITSU PP F-704NP 融点:163℃ MFR:6.9g/10分 (2)プロピレン・エチレン共重合体(以下、PP2と
いう) 出光石油化学製 IDEMITSU PP F-744N-2 融点:139℃ MFR:7.3g/10分 エチレン
含量:3.5重量% (3)プロピレン・エチレン・ブテン−1三元ランダム
共重合体(以下、PP3という) 出光石油化学製 IDEMITSU PP F-794N-1 融点:135℃ MFR:7.5g/10分 エチレン
含量:2.5重量%、ブテン−1含量:3.2重量% (4)滑剤:エルカ酸アミド(以下、EAという) 日本精化(株)製 ニュートロン−S (5)滑剤:エチレンビスオレイン酸アミド(以下、E
BOAという) 日本油脂(株)製 アルフローAD−281 (6)滑剤:ベヘン酸アミド(以下、BAという) 日本精化(株)製 BNT
【0020】〔実施例1〜3、比較例1〜3〕表1に示
した樹脂および滑剤を添加したポリプロピレン樹脂組成
物を成形原料に用いて、先ず多層フイルムを成形した
後、滑り性、濡れ性を評価した。次いでこのフィルムを
二軸延伸ポリプロピレンに貼り合わせた後、滑り性を評
価した。評価結果を実施例1〜3については表1に、比
較例1〜3について表2に示した。 〔多層フイルム〕A層、B層及びC層のそれぞれを構成
する特定のポリプロピレンと滑剤を所定の割合でドライ
ブレンドした混合物を三層共押出多層キャスト成形機
(マルチマニホールド型多層ダイス)を用い、A層を5
0φ押出機、B層を65φ押出機及びC層を40φ押出
機にて溶融混練し、Tダイ(ダイ幅800mm)に導入
して押出した後、接着面となるA層表面にコロナ放電処
理を実施し、厚さ30μの多層フイルムを得た。 〔ラミネートフイルム〕基材フイルムとして厚さ25μ
mの二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)を用い
て、エーテル系接着剤(商品名:アドコート(東洋モー
トン(株)製))を3g/m2 で塗布し、先に得られた
多層フイルムのコロナ放電処理面と貼り合わせた。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物を用いて成形したフ
イルムは、ラミネート前後で滑り性を良好に保ち、かつ
ラミネート前の濡れ性も優れていることからドライラミ
ネートの生産性、品質の安定性が向上する。一方、比較
例1で示すエルカ酸アミド単独使用では、ラミネート後
の滑り性が著しく低下している。また、比較例2が示す
エルカ酸アミドとベヘン酸アミドとの併用では、ラミネ
ート後の滑り性が多少改良しているが未だ充分ではな
い。更に、比較例3が示すエルカ酸アミドとベヘン酸ア
ミドとの併用でベヘン酸アミドの添加量比を相対的に大
きくした場合、濡れ性が低下し、ラミネート強度やシー
ル強度の低下が懸念される。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 23:00 B29L 7:00 Fターム(参考) 4F071 AA20 AA21 AC12 AF01 AF07Y AF43Y BB02 BB06 BC01 CD05 4F100 AH02A AH02C AH02D AH02H AH03A AH03C AH03D AH03H AK04A AK04C AK04D AK07A AK07C AK07D AK09A AK09C AK09D AK64A AK64C AK64D AK80A AK80C AK80D AL03A AL03C AL03D AT00B BA01 BA02 BA03 BA04 BA10A BA10B BA10C BA10D BA16 CA19 CB01 EH20A EH20C EH20D GB15 JA04A JA04C JA04D JA06A JA06C JA06D JJ03 JK01 JK06 JK16 JN21 4F207 AA09 AA11 AB07 AB19 AG01 AG03 KA01 KB26 KL51 4J002 BB121 BB141 BB151 EP017 EP026 FD176 FD177 GF00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリプロピレン100重量部に対して
    (A)エチレンビスオレイン酸アミドと(B)炭素数1
    8から22の不飽和脂肪酸アミドを重量比で(A)/
    (B)=0.1〜20であって、且つ(A)と(B)の
    合計が0.05〜1.0重量部添加してなるポリプロピ
    レン樹脂組成物。
  2. 【請求項2】ポリプロピレンが下記(a1)〜(a3)
    の性状を有するプロピレン・エチレンランダム共重合体
    である請求項1に記載したポリプロピレン樹脂組成物。 (a1)融点が100〜150℃であり、 (a2)エチレン含量が1.0〜10.0重量%であ
    り、及び(a3)メルトフローレート(MFR)が1〜
    50g/10分である
  3. 【請求項3】ポリプロピレンが下記(a’1)〜(a’
    3)の性状を有する・プロピレン・エチレン・ブテン−
    1三元ランダム共重合体である請求項1に記載したポリ
    プロピレン樹脂組成物。 (a’1)融点が100〜150℃であり、 (a’2)エチレンとブテン−1の含量がそれぞれ1.
    0〜10.0重量%であり、及び (a’3)メルトフ
    ローレート(MFR)が1〜50g/10分である
  4. 【請求項4】ポリプロピレンが下記(a''1)〜(a''
    2)の性状を有するホモポリプロピレンである請求項1
    に記載したポリプロピレン樹脂組成物。 (a''1)融点が150℃以上であり、 (a''2)メルトフローレート(MFR)が1〜50g
    /10分である
  5. 【請求項5】請求項1〜3のいずれかに記載のポリプロ
    ピレン樹脂組成物をキャスト成形した単層フイルム。
  6. 【請求項6】請求項1〜3のいずれかに記載のポリプロ
    ピレン樹脂組成物と請求項4記載のポリプロピレン樹脂
    組成物を二乃至三層共押出キャスト成形した多層フイル
    ム。
  7. 【請求項7】請求項6記載の多層フイルムに接着剤を塗
    布した他の基材を貼り合わせたドライラミネート用フイ
    ルム。
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