JP2000079867A - シートベルト装置 - Google Patents

シートベルト装置

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JP2000079867A
JP2000079867A JP10256835A JP25683598A JP2000079867A JP 2000079867 A JP2000079867 A JP 2000079867A JP 10256835 A JP10256835 A JP 10256835A JP 25683598 A JP25683598 A JP 25683598A JP 2000079867 A JP2000079867 A JP 2000079867A
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Japan
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cable
seat belt
sensor
piece
seat
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JP10256835A
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English (en)
Inventor
Keisuke Narimatsu
啓介 成松
Tetsuya Hamagami
哲也 浜上
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Takata Corp
Original Assignee
Takata Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートベルトリトラクタをシートバックに組
み込んだ場合において、このシートベルトリトラクタの
加速度センサとしてセンサウェイト方式のものを採用可
能とする。 【解決手段】 シートバック14にシートベルトリトラ
クタ80が設置されている。シートクッション10から
突設されたシートバック支持アーム12とリクライニン
グ回転軸18との連結部分に、ガイド溝26付き固定片
20とスライダ42及びピン44を有した回動片40と
からなるケーブル進退装置20が設けられている。シー
トバック14を回転させることにより、ケーブル進退装
置20とシートベルトリトラクタ80との間に架け渡さ
れたケーブル70が送出、引取されることによりシート
ベルトリトラクタ80に設けられた加速度センサ92の
姿勢が常に鉛直方向を指向するように制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の乗員を保護す
るためのシートベルト装置に係り、特にシートベルトリ
トラクタをシートバックに組み込むようにしたシートベ
ルト装置に関する。詳しくは、本発明は、このシートベ
ルト装置の加速度センサをシートバックのリクライニン
グ角度の如何に関らずほぼ鉛直に保つようにしたシート
ベルト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シートベルト装置は、周知の通り、リト
ラクタから引き出されたウェビングによって車両シート
に対し乗員を拘束させて車両衝突時等に乗員を保護する
ためのものである。このシートベルト装置においては、
水平方向に所定値よりも大きな加速度が作用するとロッ
ク機構が作動し、リールの回転が阻止される。この加速
度を検出する加速度センサとして、水平方向の加速度に
よって転倒方向に回動するセンサウェイトを有したもの
がある。
【0003】ところで、シートベルトリトラクタをシー
トバックに組み込むことがある。このようにシートバッ
クにリトラクタを組み込むと、シートバックのリクライ
ニング角度の如何にかかわらずウェビングを乗員に密着
させることができる。
【0004】このようにシートベルトリトラクタをシー
トバックに組み込んだ場合、シートバックのリクライニ
ング角度の如何に関らずセンサウェイト式の加速度セン
サを略鉛直姿勢に保つための姿勢変更装置が必要であ
る。この姿勢変更装置として、米国特許第5,716,
102号には、シートバックとシートクッションとの連
結部にプーリを設け、このプーリにケーブルの一端側を
巻き付け、ケーブルの他端側を加速度センサと一体のプ
ーリに巻き付けたものが記載されている。シートバック
をリクライニング方向に回動させると、該ケーブルが該
加速度センサと一体のプーリを回転させ、該加速度セン
サの姿勢が常に略鉛直となる。
【0005】このケーブルは、鞘状のアウターチューブ
内に引き通されたレリース式ケーブル(ボーデンケーブ
ル)であり、引張力だけでなく押圧力も伝達しうるもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記米国特許第5,7
16,102号のシートベルト装置にあっては、ケーブ
ルやアウターチューブのごくわずかな長さ誤差があるだ
けでも加速度センサの姿勢が鉛直からかなりずれてしま
い、実際の自動車に組み付けることは現実的にはほぼ不
可能である。
【0007】本発明は、このケーブルやアウターチュー
ブの長さ誤差があっても加速度センサを確実に鉛直姿勢
に保ことができるシートベルト装置を提供することを目
的とする。
【0008】また、本発明はケーブルとして細いものを
用いることが可能なシートベルト装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のシートベルト装
置は、シートベルトを巻き取るためのリールと、該リー
ルのシートベルト引出方向への回転をロックさせるロッ
ク装置と、該ロック装置を起動させるための加速度セン
サと、これらのリール、ロック装置及び加速度センサが
装着されたリトラクタフレームとを有するシートベルト
リトラクタを備えたシートベルト装置であって、該シー
トベルトリトラクタはシートバックに設置されるもので
あり、前記加速度センサは水平軸心回りに回動可能に前
記リトラクタフレームに支持されており、該加速度セン
サを鉛直方向に指向させるための姿勢制御用のロータ部
材が該加速度センサに係合して設けられており、前記シ
ートバックとシートクッションとの連結部に該シートバ
ックの回動に応じてケーブルを進退させるケーブル進退
装置が設けられており、該ケーブル進退装置と前記ロー
タ部材とがケーブルで連動され、該シートバックの角度
にかかわらず前記加速度センサが鉛直方向指向姿勢をと
るようにしたシートベルト装置において、該ケーブル進
退装置は、固定設置された固定片と、該シートバックに
連動して回動する回動片と、該固定片に設けられてお
り、該回動片の回動中心から離れる方向を含む方向に延
在するガイド溝と、該回動片から突設されており、該回
動片の回動中心から離れる方向を含む方向に進退可能で
あり、該ガイド溝に係合する突部とを備えてなり、該突
部に前記ケーブルが連動しており、該回動片の回動に伴
って該突部の該ガイド溝内における位置が変化すること
によりケーブルが進退することを特徴とするものであ
る。
【0010】かかるシートベルト装置によると、シート
バックをリクライニング方向に回動させると、突部が進
退し、ケーブルを介して加速度センサ側のロータ部材が
回動し、加速度センサがシートバックのリクライニング
角度にかかわらず常に鉛直方向を指向するようになる。
【0011】本発明においては、突部とケーブルとの接
続位置を調整することにより、ケーブルやアウターチュ
ーブの誤差を吸収し、加速度センサの姿勢を正確に鉛直
にすることができる。この場合、回動片に該回動片の回
動中心から離れる方向に進退自在なスライダを設け、該
スライダに対するケーブルの取付位置を調節可能とし、
このスライダから該突部を突設するのが好ましい。
【0012】本発明では、前記ロータ部材をケーブルに
よって回動させるために、ロータ部材をピニオンにて構
成し、ケーブルが接続されたラックに対し該ピニオンを
噛合させるのが好ましい。
【0013】このようにすれば、ケーブルの巻き付けが
一切無くなり、屈曲耐久性の要求特性が緩和されるの
で、ケーブルとして細いものを用いることが可能とな
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について詳細に説明する。第1図は本発明の実施
の形態に係るシートベルト装置を組み込んだ車両のシー
トを示す透視斜視図であり、第2図及び第3図はケーブ
ル進退装置の構成図、第4図乃至第9図はシートベルト
リトラクタとそのセンサウェイトの姿勢制御機構の説明
図、第10〜12図はそれぞれこの姿勢制御機構の作動
を示す説明図である。
【0015】第1図の通り、シートクッション10の側
面にシートバック支持アーム12が固定設置されてお
り、このシートバック支持アーム12に対しシートバッ
ク14が車両前後方向に回動可能に支持されている。な
お、シートバック14はシートバック側フレーム16を
備えており、このフレーム16の一部を構成するリクラ
イニング回転軸18がシートバック支持アーム12に対
し支持されている。この回転軸18とシートバック支持
アーム12の結節部にケーブル進退装置20が取り付け
られている。
【0016】シートバック側フレーム16に固定された
シートベルトリトラクタ80とこのケーブル進退装置2
0との間にケーブル70が渡されている。
【0017】第2,3図に示される通り、このケーブル
進退装置20は、シートバック支持アーム12に固定さ
れた固定片24と、リクライニング回転軸18の先端1
8aに取り付けられた回動片40と、該回動片40内に
設けられ、該ケーブル70が接続されたスライダと、該
スライダ42から突設された突部としてのピン44と、
該固定片24に設けられ、該ピン44が係合するガイド
溝26等を備えてなる。
【0018】固定片24は、リクライニング回転軸18
の先端18aが摺動自在に挿入された孔28と、シート
バック支持アーム12から突設されたロックピン32が
挿入された孔30とを備えている。このロックピン32
が孔30に挿入されることにより、固定片24はシート
バック支持アーム12に対し固定配置されている。
【0019】ガイド溝26は、回動片40の回動中心即
ち孔28の中心から離れる方向に延在しており、具体的
にはリクライニング回転軸18aが等速で回転する場合
にピン44と孔28の中心との距離が等速で変化するイ
ンボリュート曲線となっている。
【0020】回動片40は、基端側の孔50にリクライ
ニング回転軸18の先端18aが挿入され、キー溝52
にキー(図示略)を差し込むことにより該リクライニン
グ回転軸18と常に一体に回転するよう構成されてい
る。56はシートバック支持アーム12に設けられたリ
クライニング回転軸18の挿通孔を示す。
【0021】この回動片40内にはスライダ42を直線
的に進退させるためのガイド(図示略)が設けられてい
る。回動片40には、このスライダ42から突設された
ピン44を通過させるスロット46が設けられている。
【0022】スライダ42には、ケーブル70の挿入孔
60が設けられており、この挿入孔60にケーブル70
を挿入しボルト48を締め込むことによりケーブル70
を固定可能としている。
【0023】なお、固定片24及び回動片40は、シー
トバック14を鉛直姿勢よりもリクライニング側(後
方)に倒すとピン44がガイド溝26内に入り込んで該
ガイド溝26内を移動し、シートバック14を鉛直姿勢
よりも前方に倒すときにはピン44がガイド溝26から
抜け出すように配置されている。
【0024】本発明では、スライダ42の孔60に対す
るケーブル70の差込長さを調節可能としているが、こ
の理由は、ケーブル70やチューブ74の長さに誤差が
あっても、シートベルトリトラクタ80とケーブル進退
装置20との間にケーブル70を適切な長さにて弛みな
く張りめぐらしうるようにするためである。
【0025】即ち、シートベルトリトラクタ80及びケ
ーブル進退装置20をそれぞれシートに組み込むと共
に、ケーブル70をスライダ42に連結し、チューブ7
4の端部74aを固定片40に固定する。最初はボルト
48を緩めておき、後述のロータ126が加速度センサ
92を鉛直に保持させる。この状態になった後、ボルト
48をきつく締め、ケーブル70をスライダ42に固定
する。
【0026】第4図に示される通り、シートベルトリト
ラクタ80は、一対のフレームサイド82,84及びこ
れらフレームサイド82,84を連結するフレームバッ
ク86を備えたコ字形状のリトラクタフレームを有し、
このフレームサイド82,84の間にウェビング(図示
略)を巻き取るためのリール88が架け渡されている。
フレームサイド82の外側には、このリール88をウェ
ビング巻き取り方向に付勢するバネを収容した巻取バネ
ケース90’が装着されている。フレームサイド84の
外側には、リール88の回転をロックさせるためのロッ
ク機構90が設けられている。
【0027】このロック機構90は、加速度センサ92
と、この加速度センサ92の第2アーム94と係合する
ラチェットホィール96と、このラチェットホィール9
6内に配置された貫性体98と、ラチェットホィール9
6とロック機構90のパウル(図示略)とを連動させる
ためのリンク100等を備えている。
【0028】加速度センサ92は、センサウェイト10
2を収容したセンサケース104と、このセンサケース
104に回転可能に支持された第1アーム106と、こ
の第1アーム106と重なっており、ホルダケース10
8の支軸110に対し回転可能に保持された前記第2ア
ーム94等を備えている。
【0029】第6図に示される通り、センサウェイト1
02はセンサケース104内に転倒方向に傾きうるよう
に保持されており、センサウェイト102が傾くと第1
アーム106が上方に回動し、引き続いて第2アーム9
4が上方に回動し、これによって第2アーム94の先端
の爪112がラチェットホィール96の外周の歯に対し
係合する。なお、第1アーム106は、センサケース1
04から立ち上げられた一対の第1アーム保持部114
に枢支されている。
【0030】センサケース104は、同軸的な一対の突
軸118,120を備えており、突軸118がホルダケ
ース108のセンサケース保持アーム122の軸孔12
4に挿入されている。このホルダケース108には、セ
ンサケース104の姿勢制御用ロータ126が挿入され
たロータ挿入孔130が設けられている。
【0031】ロータ126はこのロータ挿入孔130に
対し回転自在に挿入保持されており、このロータ126
の軸心部分に軸孔132が設けられている。前記センサ
ケース104の突軸120はこの軸孔132に挿入され
ている。
【0032】この姿勢制御用ロータ126は、その軸心
線方向の一端側にセンサケース104の立上片136の
上方に張出す張出部140を備えている。この張出部1
40の下面に、立上片136の上端と係合する立上片係
合溝142が設けられている。なお、前記突軸120
は、この立上片136の側面から突設されている。
【0033】この立上片係合溝142は下方に向って拡
開する略三角形状の溝であり、立上片136の上端は尖
頭状となっている。なお、溝142と立上片136の上
端とは、ぴったりと嵌合するものではなく、両者の間に
若干の遊び(この実施の形態では、立上片136の回動
周方向において約5°の遊び)が存在している。この遊
びが存在することにより、機構の作動や、部品又は組立
ての精度限界によって生じる誤差を吸収することができ
る。なお、この遊びは軸孔132の軸心回りに3〜8°
とりわけ4〜7°とくに4〜6°であることが好まし
い。
【0034】ホルダケース108内には、ロータ126
と一体であり、前記ケーブル70の上端側が巻き付けら
れたホィール144が回転可能に設けられている。この
ホィール144の外周面には、ケーブル70を巻き付け
るためのケーブル巻付溝146が設けられている。ま
た、このホィール144には、ケーブル70の上端側の
エンドブロック148が挿入されたエンドブロック挿入
孔150が設けられている。更に、このホィール144
には、周方向に延在するスプリング収容スリット154
が設けられている。
【0035】第7図に示される通り、ホルダケース10
8の内面には、このスプリング収容スリット154内に
挿入される突片156が設けられており、この突片15
6とスプリング収容スリット154のスリットエンド1
58との間にリターンスプリング160が蓄力状態にて
介在されている。このリターンスプリング160は、突
片156に反力を得て、ホィール144を第6,7図の
反時計方向に付勢している。
【0036】なお、第7図に示される通り、ケーブル7
0が挿通されたケーブルチューブ74の上端はホルダケ
ース108に固定されている。
【0037】前記ホルダケース108には、これらのホ
ィール144及び姿勢制御用ロータ126が挿入された
のち、ホルダプレート166が装着される。その後、こ
のホルダケース108が第4図のようにシートベルトリ
トラクタ80のフレームサイド84に対し取り付けられ
る。その後、前記ロック機構90及びこの加速度センサ
92を覆うようにカバーケース170がフレームサイド
84に装着される。
【0038】加速度センサ92に所定値以上の水平方向
の加速度が加えられると、センサウェイト102が傾
き、第1アーム106及び第2アーム94が上方に跳ね
上げられ、爪112がラチェットホィール96に係合す
る。これにより、ラチェットホィール96のウェビング
引出し方向への回転が阻止され、リール88がなおも回
転しようとすることによりリンク100を介してパウル
(図示略)の先端側が外方に開き出し、このパウルの先
端がフレームサイド82,84に設けられたティース1
72(第4,5図)に係合しこれによりリール88の回
転が停止され、ウェビングの引き出しが阻止される。
【0039】なお、第4図の符号174は、リール88
から引き出されたウェビングをガイドするウェブガイド
である。
【0040】このシートベルト装置においては、第1
0,11及び12図に示すように、シートバック14を
リクライニング方向に倒しても加速度センサ92のセン
サケース104は、常に鉛直方向を指向するように姿勢
制御用ロータ126によって回動される。
【0041】第10図はシートバック14を鉛直方向か
ら25°後方に倒した通常の使用状態を示している。こ
の状態から、第11図のように更に20°リクライニン
グ側にシートバック14を倒した場合、ケーブル進退装
置20のピン44がガイド溝26内を移動し、これによ
ってスライダ42がリクライニング回転軸18の軸心に
向って移動し、ケーブル70が該スライダ42によって
引張られ、該ケーブル70の上端が巻き付けられたシー
トベルトリトラクタ側のホィール144が第11図にお
いて時計方向に回転する。このホィール144が回転す
ると、該ホィール144と一体の姿勢制御用ロータ12
6が回転し、立上片係合溝142に係合した立上片13
6もこれと同じ方向に回転する。これによって、センサ
ケース104が鉛直方向に引き寄せられ、センサウェイ
ト102はセンサケース104と共に鉛直姿勢を保つよ
うになる。
【0042】この第11図の状態から第12図に示すよ
うに更に深くシートバック14を倒すと、ケーブル70
は更にスライダ42によって引張られ、ホィール144
が更に回転する。そして、これによって姿勢制御用ロー
タ126も更に回転し、立上片136を有したセンサケ
ース104も更に回転し、センサウェイト102がセン
サケース104と共に鉛直姿勢を保つようになる。
【0043】このように、シートバック14のリクライ
ニング角度をいかように変更しようとも、センサケース
104は常にセンサウェイト102を鉛直姿勢とするよ
うに回動される。従って、シートバック14をどのよう
にリクライニングさせても、所定値以上の加速度が加速
度センサ92に作用しない限り、シートベルトリトラク
タ80がロック作動することはない。
【0044】第11,12図に示す状態からシートバッ
ク14を第10図に示す通常姿勢に戻した場合、ケーブ
ル70はケーブル進退装置20から送り出され、ホィー
ル144は第10,11,12図の反時計方向に回転す
る。そして、ロータ126が時計方向に回転し、立上片
136を有したセンサケース104がこれと同方向に回
転されることにより、センサケース104は常に鉛直方
向を指向するようになる。
【0045】なお、シートバック14をリクライニング
方向に倒していく場合、第11,12図に示されるよう
に、ホルダケース108の突片156に向ってホィール
144のスリットエンド158が接近し、リターンスプ
リング160が蓄力される。
【0046】逆に第11,12図のリクライニング姿勢
から第10図の起立姿勢にシートバック14を戻す場合
には、ホィール144はリターンスプリング160に押
されて第11,12図の反時計方向にスムーズに回転す
る。
【0047】なお、ピン44は、シートバック14を直
立(鉛直)に起立させた状態においてガイド溝26の入
口に係合し、それよりもシートバック14を前方に倒す
ときにはピン44はガイド溝26から離脱し固定片24
の前方に移動する。従って、シートバック14をシート
クッション12に重ねるように前方に倒す場合、ケーブ
ル進退装置20からはケーブル70は送り出されること
がなく、シートバック14を支障なくシートクッション
12に重なるように前倒させることが可能である。
【0048】第13,14図は、ホィール144Aをラ
ックアンドピニオン機構を介して、ケーブル70によっ
て回動させるようにした実施の形態に係る姿勢制御機構
の分解斜視図と斜視図である。
【0049】このホィール144Aは外周にギヤが設け
られたピニオンとなっており、ラック190に噛合して
いる。ケーブル70の先端が該ラック190に固着され
ており、このラック190はホルダケース108に進退
自在に支持されている。なお、図示はしないが、このラ
ック190を第13図の上方に付勢するバイアススプリ
ングが設けられている。
【0050】第13,14図の姿勢制御機構のその他の
構成は第7,8図と同様であり、同一符号は第7,8図
と同一部分を示している。この第13,14図の姿勢制
御機構においても、ケーブル70の進退に伴ってホィー
ル144Aが回動し、センサケース104が常に鉛直姿
勢を保つ。
【0051】この第13,14図の機構にあっては、ケ
ーブル70は上端側及び下端側のいずれもホィールに巻
き付けられておらず、直線状である。従って、ケーブル
70の屈曲耐久性の要求値が低くて済むようになり、ケ
ーブルとしてより細いものを採用することが可能とな
る。
【0052】第15〜18図を参照して本発明の別の実
施の形態に係るシートベルト装置のケーブル進退装置の
構成について説明する。
【0053】この実施の形態においても、シートクッシ
ョン10の側面にシートバック支持アーム12が固定設
置されており、このシートバック支持アーム12に対し
シートバック側フレーム16がリクライニング回転軸1
8によって回動自在に支持されている。このシートバッ
ク側フレーム16とシートバック支持アーム12の結節
部にケーブル進退装置200が取り付けられ、シートバ
ック側フレーム16に固定されたシートベルトリトラク
タ80(図15〜18では図示略)とこのケーブル進退
装置200との間にケーブル70が渡されている。
【0054】このケーブル進退装置200は、シートバ
ック支持アーム12に固定された固定片224と、シー
トバック側フレーム16に取り付けられた回動片240
と、該回動片240にスライド自在に係合しており、該
ケーブル70が接続されたスライダ242と、該スライ
ダ242から突設された突部としてのピン244と、該
固定片224に設けられ、該ピン244が係合するガイ
ド溝226等を備えてなる。
【0055】回動片240の回動中心孔234に対し円
板232から突設された枢軸233が挿入されている。
この枢軸233は、固定片224と回動片240との間
に介在されたスリップリング230の中心孔231を通
って固定片224の孔228に挿通されている。この枢
軸233は前記リクライニング回転軸18と同軸に配置
されている。
【0056】固定片224は、その下端部の孔227に
挿通されたボルト(図示略)によって、シートバック支
持アーム12に対し固定されている。
【0057】ガイド溝226は、回動片40の回動中心
孔234と合致する孔228の中心から離れる方向に延
在しており、具体的にはシートバックが等速で回転する
場合にピン244と孔228の中心との距離が等速で変
化するインボリュート曲線となっている。
【0058】回動片240は、その側辺の耳部238が
ブラケット239(第16図)を介してシートバック側
フレーム16に固定される。これにより、回動片240
は枢軸233を回動中心としてシートバックと一体に回
動する。
【0059】この回動片240にはスライダ242を直
線的に進退させるためのスロット246が設けられてい
る。スライダ242の両側辺に設けられたガイド溝25
0が該スロット246の両縁と係合する。このスロット
246は孔234近傍が幅広部246aとなっており、
スライダ242はこの幅広部246aを介してその溝2
50がスロット246の幅狭部の両縁に係合される。
【0060】このスライダ242の直方体形状の凹部2
60内にブロック270が摺動自在に挿入され、このブ
ロック270の凹部272にケーブル70の先端のエン
ドピース274が入り込んでいる。このケーブル70
は、ブロック270の切欠部とスライダ242の切欠部
262を通ってスライダ242外に引き出される。
【0061】ケーブル70が挿通されたチューブ74
は、回動片240の爪280を折り曲げることにより該
回動片280に固定される。このブロック270はアジ
ャスタボルト248によって凹部260内の位置が調節
可能となっている。このアジャスタボルト248は、ス
ライダ242の底部を貫通し、先端がブロック270に
螺合している。このアジャスタボルト248を回すこと
により、ブロック270が凹部260内で位置調節され
る。
【0062】この実施の形態では、このようにスライダ
242の凹部260に対するケーブル70の差込長さを
調節可能としているが、この理由は、ケーブル70やチ
ューブ74の長さに誤差があっても、シートベルトリト
ラクタ80とケーブル進退装置200との間にケーブル
70を適切な長さにて弛みなく張りめぐらしうるように
するためである。
【0063】即ち、シートベルトリトラクタ80及びケ
ーブル進退装置200をそれぞれシートに組み込むと共
に、ケーブル70をブロック270を介してスライダ4
2に連結し、爪280を折り曲げてチューブ74の端部
74aを固定片240に固定する。第18図のようにフ
ルリクライニングさせた状態でケーブル70が張るよう
にアジャスタボルト248を回す。これにより、ロータ
126が加速度センサ92を鉛直に保持されるようにブ
ロック270の位置調整が行われる。
【0064】このケーブル進退装置200を用いたシー
トベルト装置においても、前記ケーブル進退装置20を
用いたシートベルト装置と全く同様に、シートバック1
4をリクライニング方向に倒しても加速度センサ92の
センサケース104は、常に鉛直方向を指向するように
姿勢制御用ロータ126によって回動される。
【0065】第17図はシートバック14を立たせた状
態を示すものであり、回動片240の長手方向が鉛直方
向から10°後方に傾斜した状態を示している。
【0066】この状態から、第18図のようにリクライ
ニング側にシートバック14を倒した場合、ケーブル進
退装置200のスライダ242のピン244がガイド溝
226内を移動し、これによってスライダ242がリク
ライニング回転中心孔234側に向って移動し、ケーブ
ル70が該スライダ242によって引張られる。これに
より、該ケーブル70の上端が巻き付けられたシートベ
ルトリトラクタ側のホィール144が前記第11図にお
いて時計方向に回転する。このホィール144が回転す
ると、該ホィール144と一体の姿勢制御用ロータ12
6が回転し、立上片係合溝142に係合した立上片13
6もこれと同じ方向に回転する。これによって、センサ
ケース104が鉛直方向に引き寄せられ、センサウェイ
ト102はセンサケース104と共に鉛直姿勢を保つよ
うになる。
【0067】シートバック14のリクライニング角度を
いかように変更しようとも、センサケース104は常に
センサウェイト102を鉛直姿勢とするように回動され
る。従って、シートバック14をどのようにリクライニ
ングさせても、所定値以上の加速度が加速度センサ92
に作用しない限り、シートベルトリトラクタ80がロッ
ク作動することはない。
【0068】第18図に示す状態からシートバック14
を第17図に示す姿勢に戻した場合、ケーブル70はケ
ーブル進退装置200から送り出され、ホィール144
は第10,11,12図の反時計方向に回転する。そし
て、ロータ126が時計方向に回転し、立上片136を
有したセンサケース104がこれと同方向に回転される
ことにより、センサケース104は常に鉛直方向を指向
するようになる。
【0069】第19図の如くシートバック14を前方に
倒すと、ピン244はガイド溝226から離脱し固定片
224の前方に移動する。従って、シートバック14を
シートクッション12に重ねるように前方に倒す場合、
ケーブル進退装置200からはケーブル70は送り出さ
れることがなく、シートバック14を支障なくシートク
ッション12に重なるように前倒させることが可能であ
る。
【0070】第16図では、回動片240の耳部238
はシートバッグ側フレーム16に固定されているが、リ
クライニング回転軸18がシートバッグ側フレーム16
と一体に回転する場合は、耳部238はこのリクライニ
ング回転軸18の先端部に対し固定されても良い。
【0071】
【発明の効果】以上の説明からも明らかな通り、本発明
によると、シートベルトリトラクタをシートバックに組
み込んだシートベルト装置であって、このシートベルト
リトラクタの加速度センサとしてセンサウェイト方式の
ものを採用し、シートバックのリクライニング角度の如
何にかかわらず、センサウェイトが鉛直起立姿勢となる
ようにケーブルによって加速度センサの姿勢を制御する
ようにしたシートベルト装置において、ケーブル長さや
チューブの誤差を吸収し、加速度センサを正確に鉛直姿
勢に保つことができる。また、本発明は、このケーブル
として細いものを用いるように構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るシートベルト装置を備えたシ
ートの透視斜視図である。
【図2】(a)図はケーブル進退装置の斜視図、(b)
図は(a)図のB−B線に沿うスライダの断面図であ
る。
【図3】ケーブル進退装置の分解斜視図である。
【図4】シートベルトリトラクタの分解斜視図である。
【図5】シートベルトリトラクタの加速度センサ取付け
状態を示す斜視図である。
【図6】加速度センサ及びホルダケースの構成を示す分
解斜視図である。
【図7】加速度センサ及びホルダケースの構成を示す分
解斜視図である。
【図8】加速度センサの姿勢制御機構を示す断面斜視図
である。
【図9】この姿勢制御機構の側面図である。
【図10】(a)図はシートの側面図、(b)図は姿勢
制御機構の作動を示す模式的な側面図である。
【図11】(a)図はシートの側面図、(b)図は姿勢
制御機構の作動を示す模式的な側面図である。
【図12】(a)図はシートの側面図、(b)図は姿勢
制御機構の作動を示す模式的な側面図である。
【図13】別の実施の形態に係る姿勢制御機構の分解斜
視図である。
【図14】図13の姿勢制御機構の斜視図である。
【図15】(a)図は別の実施の形態に用いられるケー
ブル進退装置の分解斜視図、(b)図は(a)図のスラ
イダの構成を示す斜視図である。
【図16】図15のケーブル進退装置の設置状態を示す
側面図である。
【図17】シートバックを立たせたときのケーブル進退
装置の側面図である。
【図18】シートバックを後方に倒したときのケーブル
進退装置の側面図である。
【図19】シートバックを前方に倒したときのケーブル
進退装置の側面図である。
【符号の説明】
10 シート 12 シートクッション 14 シートバック 20,200 ケーブル進退装置 24,224 固定片 26,226 ガイド溝 32 ロックピン 40,240 回動片 42,242 スライダ 44,244 ピン(突部) 48 ボルト 70 ケーブル 74 チューブ 80 シートベルトリトラクタ 92 加速度センサ 102 センサウェイト 104 センサケース 108 ホルダケース 126 姿勢制御用ロータ 130 ロータ挿入孔 132 軸孔 136 立上片 142 立上片係合溝 144,144A ホィール 148 エンドブロック 150 エンドブロック挿入孔 154 スプリング収容スリット 156 突片 190 ラック

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートベルトを巻き取るためのリール
    と、該リールのシートベルト引出方向への回転をロック
    させるロック装置と、該ロック装置を起動させるための
    加速度センサと、これらのリール、ロック装置及び加速
    度センサが装着されたリトラクタフレームとを有するシ
    ートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置であっ
    て、 該シートベルトリトラクタはシートバックに設置される
    ものであり、前記加速度センサは水平軸心回りに回動可
    能に前記リトラクタフレームに支持されており、 該加速度センサを鉛直方向に指向させるための姿勢制御
    用のロータ部材が該加速度センサに係合して設けられて
    おり、 前記シートバックとシートクッションとの連結部に該シ
    ートバックの回動に応じてケーブルを進退させるケーブ
    ル進退装置が設けられており、 該ケーブル進退装置と前記ロータ部材とがケーブルで連
    動され、該シートバックの角度にかかわらず前記加速度
    センサが鉛直方向指向姿勢をとるようにしたシートベル
    ト装置において、 該ケーブル進退装置は、 固定設置された固定片と、 該シートバックに連動して回動する回動片と、 該固定片に設けられており、該回動片の回動中心から離
    れる方向を含む方向に延在するガイド溝と、 該回動片から突設されており、該回動片の回動中心から
    離れる方向を含む方向に進退可能であり、該ガイド溝に
    係合する突部とを備えてなり、 該突部に前記ケーブルが連動しており、該回動片の回動
    に伴って該突部の該ガイド溝内における位置が変化する
    ことによりケーブルが進退することを特徴とするシート
    ベルト装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記回動片に該回動
    片の回動中心から離れる方向に進退自在なスライダが設
    けられており、前記ケーブルは該スライダに連結されて
    おり、該スライダに前記突部が設けられていることを特
    徴とするシートベルト装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、該スライダに対しケ
    ーブルがケーブル長手方向の取付位置を調整可能にして
    取り付けられていることを特徴とするシートベルト装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項におい
    て、前記ロータ部材は外周に歯を備えたピニオンとなっ
    ており、該ピニオンと噛合し前記ケーブルが接続された
    ラックが設置されていることを特徴とするシートベルト
    装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
    て、前記センサは、前記リトラクタフレームに対し揺動
    可能に支持されたセンサケースと、該センサケース内に
    傾動可能に収容されたセンサウェイトと、該センサウェ
    イトが傾くと該センサウェイトによって跳ね上げられ前
    記ロック装置を起動させるアームを備えていることを特
    徴とするシートベルト装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記リトラクタフレ
    ームにホルダケースが固定され、このホルダケースに前
    記センサケースが揺動可能に支持されており、 該センサケースは上方に立ち上がる立上片を備えてお
    り、 前記ロータ部材は該ホルダケースに該ロータ部材の軸心
    回りに回転可能に支持されており、 該ロータ部材は、該センサケースの該立上片の上方に張
    り出す張出部を備えており、この張出部の下面に設けら
    れた溝に該立上片の上端が係合し、これによってロータ
    部材の回動によりセンサケースが回動されることを特徴
    とするシートベルト装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記張出部の溝の内
    面と前記立上片の上端との間に遊びが存在していること
    を特徴とするシートベルト装置。
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