JP2000079207A - 釘打機のハンマ - Google Patents
釘打機のハンマInfo
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- JP2000079207A JP2000079207A JP10250161A JP25016198A JP2000079207A JP 2000079207 A JP2000079207 A JP 2000079207A JP 10250161 A JP10250161 A JP 10250161A JP 25016198 A JP25016198 A JP 25016198A JP 2000079207 A JP2000079207 A JP 2000079207A
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Abstract
周縁部全域に釘21の頭部22の表面23に整合する環
状に形成された凸部5が釘打時に表面23に接触した
際、中央側内面6が表面23に非接触となる形状であ
り、凸部5と表面23とが全面当りとなり、打込力が凸
部5より釘21の頭部22のてっぺんと軸部24の真上
とを避けた外周部に作用し、頭部22の外周部における
弾性限界内の撓みがハンマ1より釘21に作用する衝撃
を吸収する。又、釘打時に凸部2より頭部21の外周部
を押えることにより、釘21の中心とハンマ1の中心3
とが同一線上となるセンターが出やすくなり、釘21が
遊技盤に曲がらずに打込まれる。
Description
な遊技機を製造する際に用いられる釘打機のハンマであ
って、特に、釘打時にハンマが釘の頭部に接触する部分
の構造に関する。
たように、遊技盤をテーブルに位置決め搭載し、このテ
ーブルを釘打データによる打込位置と順序とに従い平面
内で縦横に移動して遊技盤の所定位置を釘ホルダー機構
の下に位置決め停止し、釘供給部から釘ホルダー機構に
供給された遊技釘や障害釘と呼ばれる釘を、ハンマ機構
で遊技盤に打込むようにした釘打機は知られている。
マ機構における釘を打つ部品であるハンマの先端部であ
って、a図は軸方向に沿い切断した断面を示し、b図は
先端側より見た平面を示す。図2において、ハンマ11
の先端面には凹部12を有する。凹部12は釘21の頭
部22における凸半球形の表面23に対応する形態に形
成される。凹部12には頭部22の表面23に整合する
凸部13がハンマ11の中心14と同心円状の環状に形
成されている。凸部13の最大直径L6は凹部12の直
径L7よりも小さく定められている(L6<L7)。そ
して、釘打時において、凸部12が釘21の軸部24の
真上に位置する頭部22の表面23に接触した際、凹部
12の凸部13よりも内側に位置する中央側内面15と
外側に位置する外側内面16とが頭部22の表面23に
非接触となる形状に形成されている。この構造により、
釘打時において、ハンマ11より釘21への打込力が凸
部13より頭部22にそのてっぺんを避けつつ軸部24
に直接的に作用する。このため、釘21が遊技盤に打込
まれる際の衝撃がハンマ機構及びテーブルに作用し、騒
音と振動とが発生してしまう。
頭部てっぺんと軸部を避けた頭部の弾性限界内の外周部
に打込力を作用させることにより、騒音と振動との低減
が図れる釘打機のハンマを提供しようとするものであ
る。
は、釘の頭部における凸半球形の表面に対応する凹部が
先端面に形成された釘打機のハンマであって、凹部の外
周縁部の全域に前記頭部の表面に整合する凸部を環状に
形成し、この凸部が釘打時に前記頭部の表面に接触した
際、凹部の凸部よりも内側に位置する中央側内面が前記
頭部の表面に非接触となる形状に形成されたことを特徴
としている。この請求項1の構造によれば、釘打時の打
込力が凸部より頭部のてっぺんと軸部の真上とを避けた
外周部に作用し、頭部外周部の弾性限界内の撓みがハン
マより釘に作用する衝撃を吸収する。又、釘打時に凸部
より頭部の外周部を押えることにより、釘の中心とハン
マの中心とが同一線上となるセンターが出やすくなり、
釘が曲がりにくい。請求項2の発明にあっては、請求項
1に記載のハンマにおける先端面の直径が凹部の直径よ
り大きいことを特徴としている。この請求項2の構造に
よれば、凹部より外側に平坦な環状の縁取りを有する。
請求項3の発明にあっては、請求項1に記載の中央内側
面が釘の頭部の表面と対応する半球形凹状に形成された
ことを特徴としている。この請求項3の構成によれば、
中央内側面の半球形凹状より凸部及び先端面に連なる部
分が肉厚になる。
て、a図は軸方向に沿い切断した断面を示し、b図は先
端側より見た平面を示す。図1において、ハンマ1はハ
ンマ機構のハンマヘッドに交換可能に取付けられるもの
であって、釘21の頭部22の直径L4よりも大きな直
径L1を有する棒状の鋼材により形成される。ハンマ1
の先端面2はハンマ1の軸心3と直交する平坦面に形成
され、先端面2には凹部4を有する。凹部4は頭部22
の直径L4と略同一の直径L2を有する。凹部4には凸
部5がハンマ1の中心3と同心円の環状に形成されてい
る。凸部5の釘21と対応する表面は頭部22の表面2
3に整合する曲面に形成されている。凸部5の最大直径
(外径)は凹部4の直径L2と略同一に定められ、凸部
5の最小直径(内径)L3は釘21の軸部24の直径L
5と頭部22の直径L5との間の寸法に定められてい
る。上記寸法L1〜L5の関係は、L1>L2=L4>
L3>L5である。そして、釘打時において、凸部5の
曲面なる表面が頭部22の表面23に接触した際、凹部
4の凸部5よりも内側に位置する中央側内面6が頭部2
2の表面23に非接触となる形状に形成されている。
て、ハンマ1の凸部5と釘21の頭部22の表面とが全
面当りとなり、打込力が凸部5より釘21の頭部22の
てっぺんと軸部24の真上とを避けた外周部に作用し、
頭部22の外周部における弾性限界内の撓みがハンマ1
より釘21に作用する衝撃を吸収する。このため、釘1
が遊技盤に打込まれる際にハンマ機構及びテーブルに作
用する衝撃が緩和され、騒音と振動とが低減できる。
又、釘打時に凸部2より頭部21の外周部を押えること
により、釘21の中心とハンマ1の中心3とが同一線上
となるセンターが出やすくなり、釘21を遊技盤に曲が
らずに打込むことができる。
1における先端面2の直径L1が凹部4の直径L2より
大きいので、ハンマ1が凹部4より外側に先端面2によ
る平坦な環状の縁取りを有する。よって、ハンマ1を交
換するような場合、作業者がハンマ1の先端部に触れて
も怪我をしない。
側面6が頭部22の表面23と対応する半球形凹状に形
成されたので、中央内側面6の半球形凹状より凸部5及
び先端面2に連なる部分が肉厚に形成され、凸部5及び
先端面2が打込に対する耐久力を保有できる。
頭部22の表面23と対応する半球形凹状に形成して、
凸部5及び先端面2に耐久力を持たせたが、凹部4の中
央内側面6は打込時に頭部22の表面23に非接触とな
る形状であれば上記半球形凹状以外のどのような形状で
も良い。その場合、ハンマ1の凸部5及び先端面2が打
込時の衝撃で破損しないような耐久力を勘案することは
ハンマ1の機能上必要である。
ば、ハンマ先端面における凹部外周縁部の全域に釘の頭
部表面に整合する環状に形成された凸部が釘打時に釘の
頭部表面に接触した際、凹部の凸部よりも内側に位置す
る中央側内面が釘の頭部表面に非接触となる形状に形成
されので、釘打時の打込力が凸部より釘の頭部のてっぺ
んと軸部の真上とを避けた外周部に作用し、頭部外周部
の弾性限界内の撓みがハンマより釘に作用する衝撃を吸
収し、釘が遊技盤に打込まれる際において、ハンマ機構
及びテーブルに作用する衝撃を緩和でき、騒音と振動と
を低減できる。又、釘の中心とハンマの中心とが同一線
上となるセンターが出やすくなり、釘を遊技盤に曲がら
ずに打込むことができる。請求項2の発明によれば、ハ
ンマ先端面の直径が半球形凹部の直径より大きいので、
環状の縁取りが凹部より外側に平坦に形成され、ハンマ
を交換するような場合、作業者がハンマの先端部に触れ
ても怪我をすることは防げる。請求項3の発明によれ
ば、中央内側面が釘の頭部表面と対応する半球形凹状に
形成されたので、中央内側面の半球形凹状より凸部及び
先端面に連なる部分が肉厚になり、凸部及び先端面の打
込に対する耐久力が高くなる。
図は先端側平面図。
は先端側平面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 釘の頭部における凸半球形の表面に対応
する凹部が先端面に形成された釘打機のハンマであっ
て、凹部の外周縁部の全域に前記頭部の表面に整合する
凸部を環状に形成し、この凸部が釘打時に前記頭部の表
面に接触した際、凹部の凸部よりも内側に位置する中央
側内面が前記と頭部の表面に非接触となる形状に形成さ
れたことを特徴とする釘打機のハンマ。 - 【請求項2】 ハンマの先端面の直径が凹部の直径より
大きいことを特徴とする請求項1記載の釘打機のハン
マ。 - 【請求項3】 中央内側面が釘の頭部の表面と対応する
半球形凹状に形成されたことを特徴とする請求項1記載
の釘打機のハンマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25016198A JP3663062B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 釘打機のハンマ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25016198A JP3663062B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 釘打機のハンマ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000079207A true JP2000079207A (ja) | 2000-03-21 |
JP3663062B2 JP3663062B2 (ja) | 2005-06-22 |
Family
ID=17203738
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25016198A Expired - Fee Related JP3663062B2 (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 釘打機のハンマ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3663062B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108315894A (zh) * | 2018-04-08 | 2018-07-24 | 苏州胜璟电磁科技有限公司 | 一种摆针电磁铁 |
-
1998
- 1998-09-03 JP JP25016198A patent/JP3663062B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN108315894A (zh) * | 2018-04-08 | 2018-07-24 | 苏州胜璟电磁科技有限公司 | 一种摆针电磁铁 |
Also Published As
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JP3663062B2 (ja) | 2005-06-22 |
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