JP2000078721A - 電気接続箱の取付構造 - Google Patents

電気接続箱の取付構造

Info

Publication number
JP2000078721A
JP2000078721A JP10247476A JP24747698A JP2000078721A JP 2000078721 A JP2000078721 A JP 2000078721A JP 10247476 A JP10247476 A JP 10247476A JP 24747698 A JP24747698 A JP 24747698A JP 2000078721 A JP2000078721 A JP 2000078721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting
auxiliary member
hole
panel
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP10247476A
Other languages
English (en)
Inventor
Seishi Kawaguchi
清史 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP10247476A priority Critical patent/JP2000078721A/ja
Publication of JP2000078721A publication Critical patent/JP2000078721A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】車体から容易に分離することができる電気接続
箱を提供する。 【解決手段】J/B10のボックス本体11からワイヤ
ハーネスが外部に導出されている。ボックス本体11に
は一対の取付片13が形成されている。組付け孔14に
は取付片13の車体面側から補助部材18が挿入され、
雄ねじ部20を雌ねじ孔16に螺合することにより組付
けられている。ボルト24が補助部材18の挿通孔21
及びパネル30の挿通孔31に挿通されてナット32に
螺着されることによって、J/B10はパネル30に固
定される。車体の解体時に、ワイヤハーネスを把持して
J/B10をパネル30から離間する方向に引っ張る
と、雌ねじ孔16と雄ねじ部20との係合が解除され、
J/B10をパネル30から分離することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気接続箱に係り、
詳しくは、取り外しを容易にした電気接続箱の取付構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の電気回路に使用されるジャンク
ションボックス、リレーボックス、ヒュージブルリンク
ボックス、電子制御ユニットなどの各種電気装置を収容
する電気接続箱が種々提案されている図8は従来の電気
接続箱の車体への固定構成を示す。電気接続箱50のボ
ックス本体51は図示しない電気装置を収容しており、
その電気装置に接続されたワイヤハーネス52がボック
ス本体51の一側面から外部に導出されている。ボック
ス本体51の対向する一対の側面にはそれぞれ取付片5
3が外方に突出するように一体に形成されている。各取
付片53には挿通孔54が形成されている。
【0003】車室内のパネル60には前記一対の挿通孔
54に対応するように挿通孔61が形成されている。各
挿通孔61の裏面側において、パネル60にはそれぞれ
ナット62が溶接されている。そして、ボルト55が取
付部53の挿通孔54及び挿通孔61に挿通されてナッ
ト62に螺着されることによって、電気接続箱50はパ
ネル60に固定される。なお、ボルト55の頭部と取付
部53との間には取付部53の座屈を防止するために座
金56が介装される。電気接続箱50は、同図のように
2ヶ所以上で螺着することによって、パネル60に対し
て正確に固定され、車両の走行などによる振動や衝撃に
も外れることなく耐えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今日、資源のリサイク
ルが求められており、廃車となった車体の解体時におい
て、電気接続箱50は再利用のために車体から分離する
必要がある。ところが、電気接続箱50はボルト55を
螺着することによってパネル60に強固に取り付けられ
ている。従って、ワイヤハーネス52を把持してパネル
60から離間する方向に引っ張ることにより電気接続箱
50を車体から分離しようとしても、ワイヤハーネス5
2がその接続部付近で切断され、電気接続箱50は車体
側に残ってしまう。そのため、電気接続箱50を車体か
ら分離するためにはボルト55を1つ1つ螺脱しなけれ
ばならず、電気接続箱50を容易に分離することはでき
ず、解体作業の妨げとなっていた。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、車体から容易に分離す
ることができる電気接続箱の取付構造を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、合成樹脂よりなる電気接
続箱本体の取付部にボルトを挿通して車体に締結するこ
とにより電気接続箱を固定するようにした電気接続箱の
取付構造において、前記取付部の少なくとも一部を前記
ボルトとともに前記電気接続箱本体から分離可能に設け
たことを要旨とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
電気接続箱の取付構造において、前記取付部は、組付け
孔を備えた取付片と、前記組付け孔と凹凸の関係で係合
保持される補助部材と備え、該補助部材は前記ボルトに
て車体に固定されることを要旨とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の電気接続箱の取付構造において、前記取付部は同取付
部と電気接続箱本体とを破断するための切欠部を有する
ことを要旨とする。
【0009】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
自動車の車室内に配設される電気接続箱としてのジャン
クションボックス(以下、単にJ/Bという)に具体化
した第1実施形態について図1〜図3を参照して説明す
る。
【0010】図1に示すJ/B10は車室内においてパ
ネル30に固定される。J/B10のボックス本体11
は図示しない電気装置を収容しており、その電気装置に
接続されたワイヤハーネス12がボックス本体11の一
側面から外部に導出されている。ボックス本体11の対
向する一対の側面にはそれぞれ取付部としての取付片1
3が側方に突出するように一体に形成されている。
【0011】取付片13の中間部には組付け孔14が貫
通するように形成されている。図2に示すように、組付
け孔14は、取付片13の固定面(裏面)側に形成され
た円形状の収容孔15と、収容孔15の内端部から取付
片13の表面側に貫通する雌ねじ孔16とからなる。収
容孔15の内径は雌ねじ孔16の内径よりも大きく形成
されており、収容孔15及び雌ねじ孔16の境界に段差
部17が形成されている。
【0012】組付け孔14には取付用の補助部材18が
組付けられている。補助部材18は前記収容孔15に対
応する大径の円形状のフランジ部19と、前記雌ねじ孔
16に対応する小径の雄ねじ部20とからなる。補助部
材18には雄ねじ部20及びフランジ部19を貫通する
ようにボルト挿通孔21が形成されている。補助部材1
8を前記取付片13の固定面側から組付け孔14内に挿
入し、雄ねじ部20を雌ねじ孔16に螺合することによ
り、補助部材18は組付け孔14内に確実に組付けられ
る。補助部材18はフランジ部19と段差部17との係
合に基づいて雌ねじ孔16側への抜け出しが防止され
る。
【0013】本実施形態において、J/B10すなわち
ボックス本体11及び取付片13はガラスを含有したポ
リプロピレン(PPGT)等の硬質の合成樹脂材料によ
り形成されている。補助部材18はポリプロピレン等の
軟質の合成樹脂材料により形成されている。
【0014】車室内のパネル30には前記補助部材18
の挿通孔21に対応するように挿通孔31が形成されて
いる。パネル30には各挿通孔31の裏面側において、
それぞれナット32が溶接されている。そして、ボルト
24が補助部材18の挿通孔21及び挿通孔31に挿通
されてナット32に螺着されることによって、J/B1
0はパネル30に固定される。なお、ボルト24の頭部
と補助部材18との間には補助部材18の座屈を防止す
るために座金25が介装される。J/B10は、同図の
ように2ヶ所以上で螺着することによって、パネル30
に対して正確に固定され、車両の走行などによる振動や
衝撃にも外れることなく耐えることができる。
【0015】また、廃車となった車体の解体時におい
て、ワイヤハーネス12を把持してパネル30から離間
する方向に引っ張る。すると、図3に示すように、補助
部材18は軟質合成樹脂材料により形成されているた
め、取付片13の雌ねじ孔16から雄ねじ部20に作用
する応力により雄ねじ部20のねじ山が変形して組付け
孔14と補助部材18との係合が解除され、J/B10
をパネル30(車体)から分離することができる。補助
部材18はボルト24及び座金25とともにパネル30
(車体)側に残る。
【0016】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 ・ 本実施形態では、J/B10の取付片13に設けた
組付け孔14に補助部材18が螺合され、補助部材18
に挿通したボルト24によってJ/B10はパネル30
に固定される。そのため、J/B10を車体から分離す
るためにボルト24を1つ1つ螺脱しなくても、ワイヤ
ハーネス12を把持して引っ張るだけで補助部材18と
取付片14との係合を解除して、J/B10を車体から
容易に分離することができ、解体作業の効率化を図るこ
とができる。
【0017】・ 本実施形態において、J/B10すな
わちボックス本体11及び取付片13はガラスを含有し
たポリプロピレン(PPGT)等の硬質合成樹脂材料に
より形成し、補助部材18をポリプロピレン等の軟質合
成樹脂材料により形成した。そのため、J/B10の車
体からの分離作業時に、取付片14から作用する応力に
よって補助部材18を容易に変形させて補助部材18と
取付片14との係合を容易に解除することができる。
【0018】(第2実施形態)次に、第2実施形態のJ
/Bを図4,図5に基づいて説明する。なお、前記第1
実施形態と共通する部材については、同一の符号を付し
てその説明を一部省略する。
【0019】図4に示すように本実施形態のJ/B40
も車室内においてパネル30に固定される。J/B40
のボックス本体41は図示しない電気装置を収容してお
り、ボックス本体41の一側面からは図示しないワイヤ
ハーネスが外部に導出されている。ボックス本体41の
側面に形成された取付部としての取付片42の中間部に
は組付け孔43が貫通するように形成されている。組付
け孔43は、取付片42の固定面(裏面)側に形成され
た円形状の収容孔44と、収容孔44の内端部から取付
片42の表面側に貫通する円形状の係止孔45とからな
る。収容孔44の内径は係止孔45の内径よりも大きく
形成されており、収容孔44及び係止孔45の境界に段
差部46が形成されている。
【0020】組付け孔43には取付用の補助部材47が
組付けられている。補助部材47は前記収容孔44に対
応する大径の円形状のフランジ部48を備えている。フ
ランジ部48には前記係止孔45に挿入係止される複数
の係止片49が前記係止孔45の周方向に所定の間隔を
おいて突設されている。各係止片49の外面側には係止
孔45の開口部周縁に係合する係止突起50が形成され
ている。補助部材47には各係止片49の中央部におい
て、フランジ部48を貫通するようにボルト挿通孔51
が形成されている。補助部材47を取付片42の固定面
側から組付け孔43内に挿入し、各係止片49を係止孔
43に挿入係合することにより、補助部材47は組付け
孔43内に確実に組付けられる。補助部材47はフラン
ジ部48と段差部46との係合に基づいて係止孔45側
への抜け出しが防止される。
【0021】本実施形態においても、J/B40すなわ
ちボックス本体41及び取付片42はガラスを含有した
ポリプロピレン(PPGT)等の硬質の合成樹脂材料に
より形成されている。補助部材47はポリプロピレン等
の軟質の合成樹脂材料により形成されている。
【0022】そして、ボルト24が補助部材47の挿通
孔51及びパネル30の挿通孔31に挿通されてナット
32に螺着されることによって、J/B40はパネル3
0に固定される。なお、ボルト24の頭部と補助部材4
7との間には補助部材47の座屈を防止するために座金
25が介装される。J/B40は、2ヶ所以上で螺着す
ることによって、パネル30に対して正確に固定され、
車両の走行などによる振動や衝撃にも外れることなく耐
えることができる。
【0023】また、廃車となった車体の解体時におい
て、図示しないワイヤハーネスを把持してパネル30か
ら離間する方向に引っ張る。すると、図5に示すよう
に、補助部材47は軟質合成樹脂材料により形成されて
いるため、このとき、取付片42の係止孔45から各係
止片49に作用する応力により各係止片49が係止孔4
5の中心方向に撓み、組付け孔43と補助部材47との
係合が解除され、J/B40をパネル30(車体)から
分離することができる。補助部材47はボルト24及び
座金25とともにパネル30(車体)側に残る。
【0024】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 ・ 本実施形態では、J/B40の取付片42に設けた
組付け孔43に補助部材47が挿入係止され、補助部材
47に挿通したボルト24によってJ/B40はパネル
30に固定される。そのため、J/B40を車体から分
離するためにボルト24を1つ1つ螺脱しなくても、ワ
イヤハーネスを把持して引っ張るだけで補助部材47と
取付片42との係合を解除して、J/B40を車体から
容易に分離することができ、解体作業の効率化を図るこ
とができる。
【0025】・ 本実施形態において、J/B40すな
わちボックス本体41及び取付片42はガラスを含有し
たポリプロピレン(PPGT)等の硬質合成樹脂材料に
より形成し、補助部材47をポリプロピレン等の軟質合
成樹脂材料により形成した。そのため、J/B40の車
体からの分離作業時に、取付片42から作用する応力に
よって各係止片49を容易に変形させて補助部材47と
取付片42との係合を容易に解除することができる。
【0026】(第3実施形態)次に、第3実施形態のJ
/Bを図6,図7に基づいて説明する。なお、前記第1
実施形態と共通する部材については、同一の符号を付し
てその説明を一部省略する。
【0027】図6に示すように本実施形態のJ/B55
も車室内においてパネル30に固定される。J/B55
のボックス本体56は図示しない電気装置を収容してお
り、ボックス本体56の一側面からは図示しないワイヤ
ハーネスが外部に導出されている。ボックス本体56の
側面に形成された取付部としての取付片57には挿通孔
58が形成されている。
【0028】取付片57には同取付部57とボックス本
体56との境界部に破断用の切欠部59が形成されてい
る。本実施形態において、J/B55すなわちボックス
本体56及び取付片57はガラスを含有したポリプロピ
レン(PPGT)等の硬質の合成樹脂材料により形成さ
れている。
【0029】そして、ボルト24が取付片57の挿通孔
58及びパネル30の挿通孔31に挿通されてナット3
2に螺着されることによって、J/B55はパネル30
に固定される。なお、ボルト24の頭部と取付片57と
の間には前記座金25が介装される。J/B55は、2
ヶ所以上で螺着することによって、パネル30に対して
正確に固定され、車両の走行などによる振動や衝撃にも
外れることなく耐えることができる。
【0030】また、廃車となった車体の解体時におい
て、図示しないワイヤハーネスを把持してパネル30か
ら離間する方向に引っ張る。すると、図7に示すよう
に、ボックス本体56から作用する応力は切欠部59に
集中し、切欠部59においてJ/B55は破断され、ボ
ックス本体56をパネル30(車体)から分離すること
ができる。取付片57はボルト24及び座金25ととも
にパネル30(車体)側に残る。
【0031】以上詳述したように、本実施の形態によれ
ば、以下に示す効果が得られるようになる。 ・ 本実施形態では、J/B55のボックス本体56と
取付片57との境界部に破断用の切欠部59が形成され
ている。そのため、J/B55を車体から分離するため
にボルト24を1つ1つ螺脱しなくても、ワイヤハーネ
スを把持して引っ張るだけでJ/B55を切欠部59に
おいて破断することができ、ボックス本体56を車体か
ら容易に分離することができ、解体作業の効率化を図る
ことができる。
【0032】なお、本発明の実施の形態は次のように変
更してもよい。 ・ 上記第1実施形態では、J/B10すなわちボック
ス本体11及び取付片13を硬質の合成樹脂材料により
形成し、補助部材18を軟質の合成樹脂材料により形成
したが、ボックス本体11及び取付片13を軟質の合成
樹脂材料により形成し、補助部材18を硬質の合成樹脂
材料により形成してもよい。また、上記第2実施形態に
おいても、J/B40すなわちボックス本体41及び取
付片42を軟質の合成樹脂材料により形成し、補助部材
47を硬質の合成樹脂材料により形成してもよい。
【0033】・ また、上記第1実施形態では、J/B
10すなわちボックス本体11及び取付片13と補助部
材18とを異なる硬さの合成樹脂材料により形成した
が、これらすべてを軟質の合成樹脂材料または硬質の合
成樹脂材料により形成してもよい。上記第2実施形態に
おいても、J/B40すなわちボックス本体41及び取
付片42と補助部材47とのすべてを軟質の合成樹脂材
料または硬質の合成樹脂材料により形成してもよい。
【0034】・ 第1実施形態において、補助部材18
のフランジ部19を円形状に形成したが、このフランジ
部19の形状は多角形状等の任意の形状にしてもよく、
要はフランジ部19と組付け孔14の段差部17との係
合に基づいて補助部材18の雌ねじ孔16側への抜け出
しを防止することができればよい。
【0035】・ 第2実施形態において、取付片42の
組付け孔43の収容孔44を円形状に形成したが、収容
孔44の形状は多角形状等の任意の形状にしてもよい。
この場合、補助部材47のフランジ部48も収容孔44
の形状に対応させて形成すればよい。
【0036】・ 上記各実施の形態においては、電気接
続箱としてのJ/B(ジャンクションボックス)に具体
化したが、ワイヤハーネスに固定される電気接続箱であ
れば、例えばコネクタホルダやリレーボックスなど、そ
の他の電気接続箱であってもよい。
【0037】次に、上記各実施形態から把握できる他の
技術的思想について記載する。 (イ) 請求項2に記載の電気接続箱の取付構造におい
て、前記組付け孔は前記車体側が幅広となる段差部を備
え、前記補助部材は前記車体側から収容されて前記段差
部に係合するフランジ部と、該フランジ部よりも幅狭の
係止部とを備える電気接続箱の取付構造。
【0038】(ロ) 上記(イ)に記載の電気接続箱の
取付構造において、前記補助部材の係止部は雄ねじ部で
あり、前記組付け孔はその内面に雌ねじ部を備えている
電気接続箱の取付構造。
【0039】(ハ) 上記(イ)に記載の電気接続箱の
取付構造において、前記補助部材の係止部は前記組付け
孔の開口部に係止される係止片である電気接続箱の取付
構造。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1に記載の
発明によれば、取付部の少なくとも一部をボルトととも
に電気接続箱本体から分離可能に設けたので、ボルトを
螺脱しなくても、電気接続箱を車体から容易に分離する
ことができ、解体作業の効率化を図ることができる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、電気接続
箱を車体から分離する方向に引っ張ることにより、取付
片と補助部材との係合を解除して電気接続箱を車体から
分離することができる。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、電気接続
箱を車体から分離する方向に引っ張ることにより、電気
接続箱を切欠部において電気接続箱から破断することが
でき、電気接続箱本体を車体から容易に分離することが
でき、解体作業の効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態のJ/Bの取り付け態様を示す分
解斜視図。
【図2】第1実施形態のJ/Bの取付状態の部分平断面
図。
【図3】第1実施形態のJ/Bの分離状態の部分平断面
図。
【図4】第2実施形態のJ/Bの取付状態の部分平断面
図。
【図5】第2実施形態のJ/Bの分離状態の部分平断面
図。
【図6】第3実施形態のJ/Bの取付状態の部分平断面
図。
【図7】第3実施形態のJ/Bの分離状態の部分平断面
図。
【図8】従来の電気接続箱の取り付けの態様を示す分解
斜視図。
【符号の説明】
11,41,56…電気接続箱本体(ボックス本体)、
13,42,57…取付部としての取付片、14,43
…組付け孔、18,47…補助部材、24…ボルト、3
0…車体としてのパネル、59…切欠部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂よりなる電気接続箱本体の取付
    部にボルトを挿通して車体に締結することにより電気接
    続箱を固定するようにした電気接続箱の取付構造におい
    て、 前記取付部の少なくとも一部を前記ボルトとともに前記
    電気接続箱本体から分離可能に設けた電気接続箱の取付
    構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の電気接続箱の取付構造
    において、 前記取付部は、組付け孔を備えた取付片と、前記組付け
    孔と凹凸の関係で係合保持される補助部材と備え、該補
    助部材は前記ボルトにて車体に固定される電気接続箱の
    取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の電気接続箱の取付構造
    において、 前記取付部は同取付部と電気接続箱本体とを破断するた
    めの切欠部を有する電気接続箱の取付構造。
JP10247476A 1998-09-01 1998-09-01 電気接続箱の取付構造 Abandoned JP2000078721A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10247476A JP2000078721A (ja) 1998-09-01 1998-09-01 電気接続箱の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10247476A JP2000078721A (ja) 1998-09-01 1998-09-01 電気接続箱の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000078721A true JP2000078721A (ja) 2000-03-14

Family

ID=17164033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10247476A Abandoned JP2000078721A (ja) 1998-09-01 1998-09-01 電気接続箱の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000078721A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002171637A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱の取付構造
US7255597B2 (en) 2003-09-11 2007-08-14 Yazaki Corporation Detachable attachment structure and electric connection box therewith
KR20150003516A (ko) * 2013-07-01 2015-01-09 현대모비스 주식회사 하이브리드 모듈 브라켓의 결합구조
CN104659720A (zh) * 2013-11-22 2015-05-27 深圳市海洋王照明工程有限公司 灯具及具有接地结构的接线盒
JP2017036753A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 支持部材

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002171637A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱の取付構造
US7255597B2 (en) 2003-09-11 2007-08-14 Yazaki Corporation Detachable attachment structure and electric connection box therewith
KR20150003516A (ko) * 2013-07-01 2015-01-09 현대모비스 주식회사 하이브리드 모듈 브라켓의 결합구조
KR102042284B1 (ko) * 2013-07-01 2019-11-07 현대모비스 주식회사 하이브리드 모듈 브라켓의 결합구조
CN104659720A (zh) * 2013-11-22 2015-05-27 深圳市海洋王照明工程有限公司 灯具及具有接地结构的接线盒
JP2017036753A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 支持部材
WO2017026232A1 (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 株式会社オートネットワーク技術研究所 支持部材
US10215207B2 (en) 2015-08-07 2019-02-26 Autonetworks Technologies, Ltd. Support member

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5135341A (en) Device for fastening an electronic equipment to a mounting wall
JP2000078721A (ja) 電気接続箱の取付構造
KR20200077348A (ko) 대전류단자용 고정장치
JP5299699B2 (ja) 電気接続箱
JP4222219B2 (ja) 自動車用電気接続箱
JP5500941B2 (ja) プロテクタ
JP2001078329A (ja) 電気接続箱の取付構造
JP2002330520A (ja) 電気接続箱
JPH0742535U (ja) 電気接続箱
JP2002171636A (ja) 電気接続箱の取付構造
JPH1132411A (ja) 電気接続箱の固定構造
JP2003329027A (ja) 樹脂部品の固定構造
JPH1037938A (ja) ボルト脱落防止ホルダー
KR100700044B1 (ko) 졍션박스의 고정 구조
US10847769B2 (en) Vehicular power source device equipped with service plug protection cover
KR200439074Y1 (ko) 퓨즈박스
JP7198433B2 (ja) 樹脂製部材の被固定部構造
JP3116836B2 (ja) 電気接続箱
KR0121953Y1 (ko) 자동차의 후방복합등 체결구조
KR20170075989A (ko) 차량용 대쉬 그로멧의 프로텍터
KR0132937Y1 (ko) 자동차용 배터리 터미널구조
KR0134171Y1 (ko) 축전지 단자 접속구
JPH089535A (ja) 電気接続箱
KR200409203Y1 (ko) 졍션박스의 고정 구조
KR0119176Y1 (ko) 자동차의 사이드미러용 도어 내측 커버패널 체결구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060601

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060801

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20060927