JP2000078261A - Isdnターミナルアダプタ装置 - Google Patents

Isdnターミナルアダプタ装置

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JP2000078261A
JP2000078261A JP10244549A JP24454998A JP2000078261A JP 2000078261 A JP2000078261 A JP 2000078261A JP 10244549 A JP10244549 A JP 10244549A JP 24454998 A JP24454998 A JP 24454998A JP 2000078261 A JP2000078261 A JP 2000078261A
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Japan
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dial
selection signal
timer
analog
input
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JP10244549A
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English (en)
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Takanori Fujii
孝則 藤井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外付けのアナログ機器のユーザが発呼操作す
る際の使い勝手が良好になるISDNターミナルアダプ
タ装置を提供することを目的としている。 【解決手段】 アナログポートを介して入力されるダイ
アル情報の入力終了判定を、ダイアル桁数に応じた時間
間隔を基準にして行っているので、有効な宛先番号の入
力が終了した直後に、発呼動作を起動でき、外付けのア
ナログ機器のユーザが発呼操作する際の使い勝手が良好
になるという効果を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、R点インタフェー
スとしてアナログ機器接続手段を備え、上記R点インタ
フェースに接続された非ISDN端末装置をISDNに
接続するためのISDNターミナルアダプタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、R点インタフェースとしてア
ナログ機器接続手段を備え、上記R点インタフェースに
接続された非ISDN端末装置をISDNに接続するた
めのISDNターミナルアダプタ装置が実用されてい
る。
【0003】このようなISDNターミナルアダプタ装
置を利用することで、従前の公衆電話網に接続するよう
に構成された通常のアナログ電話機などを、ISDNに
接続することができることから、例えば、公衆電話網か
らISDNに使用する回線を切換える際などに、それま
で利用していたアナログ電話機をそのまま使用でき、便
利である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ISDNターミナルアダプタ装置に接続されたアナログ
電話機を用いて発呼操作をする際、ISDNターミナル
アダプタ装置は、アナログ電話機より入力した選択信号
(プッシュボタン信号またはダイアルパルス信号)を検
出すると、その選択信号の数字を入力された宛先番号の
1桁として認識し、その入力された桁数が所定数に達し
たとき、または、選択信号の入力間隔が所定値を超えた
ときに、アナログ電話機のユーザのダイアル操作が終了
したと判定し、それまでに入力された桁数の電話番号を
用いて発呼動作を行うようにしていた。
【0005】しかしながら、入力された桁数を判定する
ときには、アナログ電話機のユーザが所望する電話番号
の桁数を事前に知ることができないので、市外番号や、
各種サービスの番号を認識する必要があり、そのための
処理アルゴリズムが複雑になっていた。
【0006】また、ダイアル操作の入力間隔を判定する
場合には、ダイアル入力から発呼開始までの待ち時間が
長くなる場合があり、使い勝手がわるいという事情があ
った。
【0007】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、外付けのアナログ機器のユーザが発呼操作す
る際の使い勝手が良好になるISDNターミナルアダプ
タ装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、R点インタフ
ェースとしてアナログ機器接続手段を備え、上記R点イ
ンタフェースに接続された非ISDN端末装置をISD
Nに接続するためのISDNターミナルアダプタ装置に
おいて、上記アナログ機器接続手段に設けられ、接続さ
れるアナログ機器から発呼操作時に送出される選択信号
を判別する選択信号判別手段と、上記選択信号判別手段
が選択信号を判別すると、それまでに上記選択信号判別
手段が判別した選択信号の数に対応したダイアル桁数に
応じたタイマ値のタイマを起動し、そのタイマがタイム
アウトすると、それまでに入力された選択信号の各桁の
情報に基づいて発呼動作を行う発呼制御手段を備えたも
のである。
【0009】また、R点インタフェースとしてアナログ
機器接続手段を備え、上記R点インタフェースに接続さ
れた非ISDN端末装置をISDNに接続するためのI
SDNターミナルアダプタ装置において、上記アナログ
機器接続手段に設けられ、接続されるアナログ機器から
発呼操作時に送出される選択信号を判別する選択信号判
別手段と、上記選択信号判別手段が判別した選択信号の
入力間隔を検出するダイアル間隔検出手段と、上記選択
信号判別手段が選択信号を判別すると、上記ダイアル間
隔検出手段が検出したダイアル間隔に対応したタイマ値
のタイマを起動し、そのタイマがタイムアウトすると、
それまでに入力された選択信号の各桁の情報に基づいて
発呼動作を行う発呼制御手段を備えたものである。ま
た、前記ダイアル間隔検出手段が検出したダイアル間隔
が所定値よりも小さいときには、前記タイマ値の値を所
定値だけ小さくする。また、前記ダイアル間隔検出手段
が検出したダイアル間隔が所定値よりも大きいときに
は、前記タイマ値の値を所定値だけ大きくする。
【0010】また、R点インタフェースとしてアナログ
機器接続手段を備え、上記R点インタフェースに接続さ
れた非ISDN端末装置をISDNに接続するためのI
SDNターミナルアダプタ装置において、上記アナログ
機器接続手段に設けられ、接続されるアナログ機器から
発呼操作時に送出される選択信号を判別する選択信号判
別手段と、上記選択信号判別手段が選択信号を判別する
と、所定のタイマ値のタイマを起動し、そのタイマがタ
イムアウトすると、それまでに入力された選択信号の各
桁の情報に基づいて発呼動作を行う一方、上記選択信号
判別手段が判別した選択信号の値が所定のコードである
場合には、上記タイマを再始動する発呼制御手段を備え
たものである。
【0011】また、R点インタフェースとしてアナログ
機器接続手段を備え、上記R点インタフェースに接続さ
れた非ISDN端末装置をISDNに接続するためのI
SDNターミナルアダプタ装置において、上記アナログ
機器接続手段に設けられ、接続されるアナログ機器から
発呼操作時に送出される選択信号を判別する選択信号判
別手段と、上記選択信号判別手段が判別した選択信号の
入力間隔を検出するダイアル間隔検出手段と、上記選択
信号判別手段が選択信号を判別すると、それまでに上記
選択信号判別手段が判別した選択信号の数に対応したダ
イアル桁数に応じたタイマ値のタイマを起動し、そのタ
イマがタイムアウトすると、それまでに入力された選択
信号の各桁の情報に基づいて発呼動作を行うとともに、
上記ダイアル間隔検出手段が検出したダイアル間隔に対
応して上記タイマ値を調整する発呼制御手段を備えたも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施例にかかるISD
Nターミナルアダプタ装置TAの一例を示している。
【0014】同図において、主制御部1は、このISD
Nターミナルアダプタ装置TAの動作制御などの処理を
実行するものであり、操作部2は、このISDNターミ
ナルアダプタ装置TAを操作するためのものであり、表
示部3は、このISDNターミナルアダプタ装置TAの
動作状態などを表示するためのものであり、記憶部4
は、主制御部1が実行する処理プログラムや、他のデー
タを記憶するためのものである。
【0015】レイヤ1制御部5は、このISDNターミ
ナルアダプタ装置TAをISDNの回線に接続するとと
もに、レイヤ1の信号処理機能およびDチャネル(信号
チャネル)の信号と2つのBチャネル(情報チャネル)
の信号の統合/分離機能を備えたものであり、Dチャネ
ル制御部6は、呼設定/呼解放手順処理などISDNの
Dチャネル上の信号処理を実行するためのものであり、
CODEC7は、Bチャネルを利用して音声情報をやり
とりする際のアナログ音声信号とデジタル音声信号を相
互に変換するためのものである。
【0016】また、Dチャネル制御部6は、レイヤ1制
御部5のDチャネル信号入出力端に接続され、CODE
C7のデジタル信号入出力端は、レイヤ1制御部5のB
1/B2信号入出力端に接続されている。
【0017】そして、レイヤ1制御部5は、主制御部1
からの指令により、B1/B2信号入出力端を、B1チ
ャネルまたはB2チャネルのいずれか一方に割り当てる
ようにしている。また、使用するBチャネルの識別情報
は、Dチャネル制御部6が呼設定手順を実行する間に主
制御部1へと通知される。
【0018】アナログインターフェース回路8は、外付
けのアナログ電話機TEなどのアナログ機器を接続する
ためのものであり(R点インタフェースを構成する)、
アナログポート制御部9は、アナログ電話機TEのオン
オフフック検出機能、呼び出しのためのリンギング信号
の生成機能、および、アナログインタフェース回路8を
介して入力される選択信号(プッシュボタン信号または
ダイアルパルス信号)の検出機能を備えたものである。
【0019】以上の構成で、アナログ電話機TEが発呼
操作される場合のこのISDNターミナルアダプタ装置
TAの処理の一例を図2に示す。
【0020】まず、アナログポート制御部9がアナログ
電話機TEのオフフックを検出することを監視している
(判断101のNOループ)。ユーザがアナログ電話機
TEのハンドセットを取り上げると、アナログ電話機T
Eがオフフック状態となり、それによって、アナログポ
ート制御部9がアナログ電話機TEのオフフックを検出
し、判断101の結果がYESとなる。
【0021】アナログポート制御部9は、オフフック検
出を主制御部1へ通知するとともに、ダイアルトーンを
生成して、アナログインタフェース回路8を介し、アナ
ログ電話機TEに送出する(処理102)。
【0022】これにより、アナログ電話機TEのユーザ
は、ダイアルトーンを聞き取り、ダイアル操作を行える
状態になっていることを認識する。続いて、アナログ電
話機TEのユーザは、宛先の電話番号を、一桁ずつ順次
入力するか、あるいは、アナログ電話機TEのワンタッ
チダイアル機能や短縮ダイアル機能を利用して、ダイア
ル操作を行う。
【0023】一方、アナログポート制御部9は、アナロ
グ電話機TEから送出される選択信号の最初の桁を検出
することを監視しており(判断103のNOループ)、
ダイアル入力を検出して判断103の結果がYESにな
ると、ダイアルトーンの送出を停止し(処理104)、
そのときに入力された1桁分のダイアル情報を主制御部
1へ通知し、それにより、主制御部1は、その1桁のダ
イアル情報を記憶部4に記憶する(処理105)。
【0024】次いで、アナログポート制御部9は、桁数
カウンタCCに値「1」を代入し(処理106)、桁数
カウンタCCの値(この場合は、「1」)に対応したタ
イマ値を、ダイアル入力終了判定タイマTTにセットし
(処理107)、ダイアル入力終了判定タイマTTをス
タートする(処理108)。
【0025】ここで、桁数カウンタCCの値に対応した
タイマ値とは次のように設定する。例えば、各種電話サ
ービスは3桁、市内通話であれば6,7,8桁のいずれ
か、市外通話であれば10桁と、ダイアル桁数にはある
程度の規則性がある。そこで、桁数が1,2,4,5,
9桁のようにダイアル入力が不完全であると想定される
桁数の場合には、タイマ値を長くすることで、次の桁を
入力するまでの間にダイアル入力終了判定タイマTTが
タイムアウトするような事態を回避するとともに、桁数
が3,6,7,8,10桁のようにダイアル入力終了で
あると想定される桁数の場合には、タイマ値を短くする
ことで、発呼動作への移行を素早く行えるようにするこ
とができる。したがって、処理106では、桁数が1な
ので、長いタイマ値がセットされる。なお、これらの短
いタイマ値と長いタイマ値は、統計的な処理により決定
することができる。あるいは、ユーザの設定により決定
することもできる。
【0026】処理108を終了すると、ダイアル入力が
あるか、あるいは、ダイアル入力終了判定タイマTTが
タイムアウトすることを監視している(判断109,1
10のNOループ)。
【0027】ダイアル入力終了タイマTTがタイムアウ
トした場合で、判断110の結果がYESになるときに
は、アナログポート制御部9は、主制御部1に対して、
ダイアル入力終了を通知し、それにより、主制御部1
は、記憶部4に記憶している入力されたダイアル情報の
全桁の情報をDチャネル制御部6へ通知するとともに、
発呼開始を通知する。これにより、Dチャネル制御部6
は、通知されたダイアル情報に基づいて呼設定メッセー
ジSETUPを生成し(処理111)、発呼動作を起動
する(処理112)。
【0028】また、次のダイアル入力を検出した場合
で、判断109の結果がYESになるときには、ダイア
ル入力終了判定タイマTTを停止し、そのときに入力さ
れた1桁分のダイアル情報を主制御部1へ通知し、それ
により、主制御部1は、その1桁のダイアル情報を記憶
部4に記憶する(処理113)。
【0029】次いで、アナログポート制御部9は、桁数
カウンタCCの値を1つ増やし(処理114)、桁数カ
ウンタCCの値に対応したタイマ値を、ダイアル入力終
了判定タイマTTにセットし(処理115)、ダイアル
入力終了判定タイマTTをスタートし(処理116)、
判断109へ戻る。
【0030】このようにして、本実施例では、アナログ
ポートを介して入力されるダイアル情報の入力終了判定
を、ダイアル桁数に応じた時間間隔を基準にして行って
いるので、有効な宛先番号の入力が終了した直後に、発
呼動作を起動でき、外付けのアナログ機器のユーザが発
呼操作する際の使い勝手が良好になる。
【0031】ところで、アナログ電話機TEのユーザが
テンキーを直接操作して宛先の電話番号を入力するとき
と、ワンタッチダイアルや短縮ダイアルを使用して宛先
の電話番号を入力したときとでは、アナログ電話機TE
から選択信号が出力される時間間隔が異なる。通常で
は、前者の場合が後者の場合よりも短い。
【0032】したがって、ダイアル入力終了を監視する
ためのダイアル入力終了判定タイマTTのタイマ値とし
て、前者の場合には、より短いタイマ値を使用すること
ができる。
【0033】また、ユーザが直接操作する場合、慣れな
い番号だと入力する電話番号を確認しながらの操作とな
るため、電話番号の各桁の入力間隔が長くなる。したが
って、この場合には、ダイアル入力終了を監視するため
のダイアル入力終了判定タイマTTのタイマ値として、
前者の場合には、より短いタイマ値を使用することが好
ましい。
【0034】図3および図4は、この場合に、アナログ
電話機TEが発呼操作される際のISDNターミナルア
ダプタ装置TAの処理の一例を示している。
【0035】まず、アナログポート制御部9がアナログ
電話機TEのオフフックを検出することを監視している
(判断201のNOループ)。ユーザがアナログ電話機
TEのハンドセットを取り上げると、アナログ電話機T
Eがオフフック状態となり、それによって、アナログポ
ート制御部9がアナログ電話機TEのオフフックを検出
し、判断201の結果がYESとなる。
【0036】アナログポート制御部9は、オフフック検
出を主制御部1へ通知するとともに、ダイアルトーンを
生成して、アナログインタフェース回路8を介し、アナ
ログ電話機TEに送出する(処理202)。
【0037】これにより、アナログ電話機TEのユーザ
は、ダイアルトーンを聞き取り、ダイアル操作を行える
状態になっていることを認識する。続いて、アナログ電
話機TEのユーザは、宛先の電話番号を、一桁ずつ順次
入力するか、あるいは、アナログ電話機TEのワンタッ
チダイアル機能や短縮ダイアル機能を利用して、ダイア
ル操作を行う。
【0038】一方、アナログポート制御部9は、アナロ
グ電話機TEから送出される選択信号の最初の桁を検出
することを監視しており(判断203のNOループ)、
ダイアル入力を検出して判断203の結果がYESにな
ると、ダイアルトーンの送出を停止し(処理204)、
そのときに入力された1桁分のダイアル情報を主制御部
1へ通知し、それにより、主制御部1は、その1桁のダ
イアル情報を記憶部4に記憶する(処理205)。
【0039】次いで、アナログポート制御部9は、桁数
カウンタCCに値「1」を代入し(処理206)、桁数
カウンタCCの値(この場合は、「1」)に対応したタ
イマ値を、ダイアル入力終了判定タイマTTにセットし
(処理207)、ダイアル入力終了判定タイマTTをス
タートする(処理208)。
【0040】ここで、桁数カウンタCCの値に対応した
タイマ値とは次のように設定する。例えば、各種電話サ
ービスは3桁、市内通話であれば6,7,8桁のいずれ
か、市外通話であれば10桁と、ダイアル桁数にはある
程度の規則性がある。そこで、桁数が1,2,4,5,
9桁のようにダイアル入力が不完全であると想定される
桁数の場合には、タイマ値を長くすることで、次の桁を
入力するまでの間にダイアル入力終了判定タイマTTが
タイムアウトするような事態を回避するとともに、桁数
が3,6,7,8,10桁のようにダイアル入力終了で
あると想定される桁数の場合には、タイマ値を短くする
ことで、発呼動作への移行を素早く行えるようにするこ
とができる。したがって、処理106では、桁数が1な
ので、長いタイマ値がセットされる。なお、これらの短
いタイマ値と長いタイマ値は、統計的な処理により決定
することができる。あるいは、ユーザの設定により決定
することもできる。
【0041】処理208を終了すると、ダイアル入力が
あるか、あるいは、ダイアル入力終了判定タイマTTが
タイムアウトすることを監視している(判断209,2
10のNOループ)。
【0042】ダイアル入力終了タイマTTがタイムアウ
トした場合で、判断210の結果がYESになるときに
は、アナログポート制御部9は、主制御部1に対して、
ダイアル入力終了を通知し、それにより、主制御部1
は、記憶部4に記憶している入力されたダイアル情報の
全桁の情報をDチャネル制御部6へ通知するとともに、
発呼開始を通知する。これにより、Dチャネル制御部6
は、通知されたダイアル情報に基づいて呼設定メッセー
ジSETUPを生成し(処理211)、発呼動作を起動
する(処理212)。
【0043】また、次のダイアル入力を検出した場合
で、判断209の結果がYESになるときには、ダイア
ル入力終了判定タイマTTを停止し、そのときに入力さ
れた1桁分のダイアル情報を主制御部1へ通知し、それ
により、主制御部1は、その1桁のダイアル情報を記憶
部4に記憶する(処理213)。
【0044】次いで、アナログポート制御部9は、桁数
カウンタCCの値を1つ増やし(処理214)、そのと
きのダイアル入力終了判定タイマTTの停止時のカウン
ト値と、セットしたカウント値との差分から、ダイアル
入力間隔を算出して記憶する(処理215)。
【0045】また、そのときの桁数カウンタCCの値
が、入力終了可能性のある値(上述した、3,6,7,
8,10)に一致するかどうかを調べる(判断21
6)。判断216の結果がYESになるときには、ダイ
アル入力間隔が所定範囲を定める下限値よりも小さくな
っているかどうかを調べ(判断217)、判断217の
結果がYESになるときには、所定の短いタイマ値をダ
イアル入力終了判定タイマTTにセットする(処理21
8)。
【0046】また、判断217の結果がNOになるとき
には、ダイアル入力間隔が所定範囲を定める上限値より
も大きくなっているかどうかを調べ(判断219)、判
断219の結果がYESになるときには、所定の長いタ
イマ値をダイアル入力終了判定タイマTTにセットする
(処理220)。
【0047】また、判断219の結果がNOになると
き、および、判断216の結果がNOになるときには、
所定のタイマ値をダイアル入力終了判定タイマTTにセ
ットする(処理221)。
【0048】このようにして、ダイアル入力終了判定タ
イマTTへのタイマ値のセットを終了すると、ダイアル
入力終了判定タイマTTをスタートし(処理222)、
判断209へ戻る。
【0049】このようにして、本実施例では、アナログ
電話機TEのユーザがテンキーを直接操作して宛先の電
話番号を入力するときと、ワンタッチダイアルや短縮ダ
イアルを使用して宛先の電話番号を入力したときとで、
適切に発呼動作を起動でき、外付けのアナログ機器のユ
ーザが発呼操作する際の使い勝手が良好になる。
【0050】ところで、アナログ電話機TEのユーザが
テンキーを直接操作して宛先の電話番号を入力すると
き、慣れない電話番号を入力する場合などで、入力操作
に手間取っているとき、一時的に入力間隔を長くしたい
場合がある。
【0051】このような場合には、例えば、テンキーの
「*」を、入力間隔の延長を指令するためのコードに割
り当て、ユーザがキー「*」を入力した場合には、ダイ
アル入力終了判定タイマTTを再スタートするようにす
ることで、一時的に入力間隔を長くすることができる。
【0052】この場合に、アナログ電話機TEが発呼操
作される際のISDNターミナルアダプタ装置TAの処
理の一例を図5に示す。
【0053】まず、アナログポート制御部9がアナログ
電話機TEのオフフックを検出することを監視している
(判断301のNOループ)。ユーザがアナログ電話機
TEのハンドセットを取り上げると、アナログ電話機T
Eがオフフック状態となり、それによって、アナログポ
ート制御部9がアナログ電話機TEのオフフックを検出
し、判断301の結果がYESとなる。
【0054】アナログポート制御部9は、オフフック検
出を主制御部1へ通知するとともに、ダイアルトーンを
生成して、アナログインタフェース回路8を介し、アナ
ログ電話機TEに送出する(処理302)。
【0055】これにより、アナログ電話機TEのユーザ
は、ダイアルトーンを聞き取り、ダイアル操作を行える
状態になっていることを認識する。続いて、アナログ電
話機TEのユーザは、宛先の電話番号を、一桁ずつ順次
入力するか、あるいは、アナログ電話機TEのワンタッ
チダイアル機能や短縮ダイアル機能を利用して、ダイア
ル操作を行う。また、宛先の電話番号を一桁ずつ順次入
力する際、入力間隔を延長したい場合には、キー「*」
を適宜に操作する。
【0056】一方、アナログポート制御部9は、アナロ
グ電話機TEから送出される選択信号の最初の桁を検出
することを監視しており(判断303のNOループ)、
ダイアル入力を検出して判断303の結果がYESにな
ると、ダイアルトーンの送出を停止し(処理304)、
そのときに入力された1桁分のダイアル情報を主制御部
1へ通知し、それにより、主制御部1は、その1桁のダ
イアル情報を記憶部4に記憶する(処理305)。
【0057】次いで、アナログポート制御部9は、所定
のタイマ値をダイアル入力終了判定タイマTTにセット
して、このダイアル入力終了判定タイマTTをスタート
する(処理306)。ここで、所定のタイマ値とは、統
計的な処理、あるいは、ユーザの設定により決定される
ものである。
【0058】この状態で、ダイアル入力があるか、所定
コード(キー「*」)が入力されるか、あるいは、ダイ
アル入力終了判定タイマTTがタイムアウトすることを
監視している(判断307,308,309のNOルー
プ)。
【0059】ダイアル入力終了タイマTTがタイムアウ
トした場合で、判断309の結果がYESになるときに
は、アナログポート制御部9は、主制御部1に対して、
ダイアル入力終了を通知し、それにより、主制御部1
は、記憶部4に記憶している入力されたダイアル情報の
全桁の情報をDチャネル制御部6へ通知するとともに、
発呼開始を通知する。これにより、Dチャネル制御部6
は、通知されたダイアル情報に基づいて呼設定メッセー
ジSETUPを生成し(処理310)、発呼動作を起動
する(処理311)。
【0060】また、次のダイアル入力を検出した場合
で、判断109の結果がYESになるときには、そのと
きに入力された1桁分のダイアル情報を主制御部1へ通
知し、それにより、主制御部1は、その1桁のダイアル
情報を記憶部4に記憶する(処理312)。
【0061】次いで、アナログポート制御部9は、所定
のタイマ値をダイアル入力終了判定タイマTTにセット
して、ダイアル入力終了判定タイマTTをスタートし
(処理313)、判断307へ戻る。
【0062】また、所定のコード入力を検出した場合
で、判断308の結果がYESになるときには、所定の
タイマ値をダイアル入力終了判定タイマTTにセットし
て、ダイアル入力終了判定タイマTTをスタートし(処
理314)、判断307へ戻る。
【0063】このようにして、本実施例では、例えば、
テンキーの「*」を、入力間隔の延長を指令するための
コードに割り当て、ユーザがキー「*」を入力した場合
には、ダイアル入力終了判定タイマTTを再スタートす
るようにすることで、一時的に入力間隔を長くすること
ができるので、ユーザの電話番号入力が円滑に行えると
いう効果を得る。
【0064】なお、上述した実施例では、外付けのアナ
ログ機器としてアナログ電話機を接続した場合について
説明したが、それ以外のアナログ機器を接続した場合に
ついても、本発明を同様にして適用することができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アナログポートを介して入力されるダイアル情報の入力
終了判定を、ダイアル桁数に応じた時間間隔を基準にし
て行っているので、有効な宛先番号の入力が終了した直
後に、発呼動作を起動でき、外付けのアナログ機器のユ
ーザが発呼操作する際の使い勝手が良好になるという効
果を得る。
【0066】また、アナログ電話機TEのユーザがテン
キーを直接操作して宛先の電話番号を入力するときと、
ワンタッチダイアルや短縮ダイアルを使用して宛先の電
話番号を入力したときとで、適切に発呼動作を起動で
き、外付けのアナログ機器のユーザが発呼操作する際の
使い勝手が良好になるという効果を得る。
【0067】また、例えば、テンキーの「*」を、入力
間隔の延長を指令するためのコードに割り当て、ユーザ
がキー「*」を入力した場合には、ダイアル入力終了判
定タイマTTを再スタートするようにすることで、一時
的に入力間隔を長くすることができるので、ユーザの電
話番号入力が円滑に行えるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるISDNターミナル
アダプタ装置TAの一例を示したブロック図。
【図2】アナログ電話機TEが発呼操作される場合のI
SDNターミナルアダプタ装置TAの処理の一例を示し
たフローチャート。
【図3】アナログ電話機TEが発呼操作される場合のI
SDNターミナルアダプタ装置TAの処理の他の例の一
部を示したフローチャート。
【図4】アナログ電話機TEが発呼操作される場合のI
SDNターミナルアダプタ装置TAの処理の他の例の残
りの部分を示したフローチャート。
【図5】アナログ電話機TEが発呼操作される場合のI
SDNターミナルアダプタ装置TAの処理のさらに他の
例を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 主制御部 8 アナログインターフェース回路 9 アナログポート制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 R点インタフェースとしてアナログ機器
    接続手段を備え、上記R点インタフェースに接続された
    非ISDN端末装置をISDNに接続するためのISD
    Nターミナルアダプタ装置において、 上記アナログ機器接続手段に設けられ、接続されるアナ
    ログ機器から発呼操作時に送出される選択信号を判別す
    る選択信号判別手段と、 上記選択信号判別手段が選択信号を判別すると、それま
    でに上記選択信号判別手段が判別した選択信号の数に対
    応したダイアル桁数に応じたタイマ値のタイマを起動
    し、そのタイマがタイムアウトすると、それまでに入力
    された選択信号の各桁の情報に基づいて発呼動作を行う
    発呼制御手段を備えたことを特徴とするISDNターミ
    ナルアダプタ装置。
  2. 【請求項2】 R点インタフェースとしてアナログ機器
    接続手段を備え、上記R点インタフェースに接続された
    非ISDN端末装置をISDNに接続するためのISD
    Nターミナルアダプタ装置において、 上記アナログ機器接続手段に設けられ、接続されるアナ
    ログ機器から発呼操作時に送出される選択信号を判別す
    る選択信号判別手段と、 上記選択信号判別手段が判別した選択信号の入力間隔を
    検出するダイアル間隔検出手段と、 上記選択信号判別手段が選択信号を判別すると、上記ダ
    イアル間隔検出手段が検出したダイアル間隔に対応した
    タイマ値のタイマを起動し、そのタイマがタイムアウト
    すると、それまでに入力された選択信号の各桁の情報に
    基づいて発呼動作を行う発呼制御手段を備えたことを特
    徴とするISDNターミナルアダプタ装置。
  3. 【請求項3】 前記ダイアル間隔検出手段が検出したダ
    イアル間隔が所定値よりも小さいときには、前記タイマ
    値の値を所定値だけ小さくすることを特徴とする請求項
    2記載のISDNターミナルアダプタ装置。
  4. 【請求項4】 前記ダイアル間隔検出手段が検出したダ
    イアル間隔が所定値よりも大きいときには、前記タイマ
    値の値を所定値だけ大きくすることを特徴とする請求項
    2記載のISDNターミナルアダプタ装置。
  5. 【請求項5】 R点インタフェースとしてアナログ機器
    接続手段を備え、上記R点インタフェースに接続された
    非ISDN端末装置をISDNに接続するためのISD
    Nターミナルアダプタ装置において、 上記アナログ機器接続手段に設けられ、接続されるアナ
    ログ機器から発呼操作時に送出される選択信号を判別す
    る選択信号判別手段と、 上記選択信号判別手段が選択信号を判別すると、所定の
    タイマ値のタイマを起動し、そのタイマがタイムアウト
    すると、それまでに入力された選択信号の各桁の情報に
    基づいて発呼動作を行う一方、上記選択信号判別手段が
    判別した選択信号の値が所定のコードである場合には、
    上記タイマを再始動する発呼制御手段を備えたことを特
    徴とするISDNターミナルアダプタ装置。
  6. 【請求項6】 R点インタフェースとしてアナログ機器
    接続手段を備え、上記R点インタフェースに接続された
    非ISDN端末装置をISDNに接続するためのISD
    Nターミナルアダプタ装置において、 上記アナログ機器接続手段に設けられ、接続されるアナ
    ログ機器から発呼操作時に送出される選択信号を判別す
    る選択信号判別手段と、 上記選択信号判別手段が判別した選択信号の入力間隔を
    検出するダイアル間隔検出手段と、 上記選択信号判別手段が選択信号を判別すると、それま
    でに上記選択信号判別手段が判別した選択信号の数に対
    応したダイアル桁数に応じたタイマ値のタイマを起動
    し、そのタイマがタイムアウトすると、それまでに入力
    された選択信号の各桁の情報に基づいて発呼動作を行う
    とともに、上記ダイアル間隔検出手段が検出したダイア
    ル間隔に対応して上記タイマ値を調整する発呼制御手段
    を備えたことを特徴とするISDNターミナルアダプタ
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013074593A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Saxa Inc 電話装置および電話制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013074593A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Saxa Inc 電話装置および電話制御方法

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