JP2000074707A - センサ装置及びセンサシステム並びにコンフィグレ―ション方法 - Google Patents

センサ装置及びセンサシステム並びにコンフィグレ―ション方法

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JP2000074707A
JP2000074707A JP11066341A JP6634199A JP2000074707A JP 2000074707 A JP2000074707 A JP 2000074707A JP 11066341 A JP11066341 A JP 11066341A JP 6634199 A JP6634199 A JP 6634199A JP 2000074707 A JP2000074707 A JP 2000074707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パラメータ調整回数や処理を削減しつつセン
サ装置のコンフィグレーションを行うことができるセン
サ装置を提供すること 【解決手段】 センサ装置20は、ネットワーク41に
接続可能で、外部とネットワーク通信するインタフェー
ス制御回路24と、コンフィグレーションデータを格納
するデータ格納領域26と、コンフィグレーションデー
タの最適化を行うパラメータ調整回路25を備える。あ
るセンサAで実際にティーチングをして最適化したコン
フィグレーションデータを設定したならば、その最適化
したデータを上位ホストにアップロードし、他のセンサ
B,Cに対して当該最適化したデータをダウンロードす
ることにより、センサB,Cではパラメータ調整を不要
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、センサ装置及び
センサシステム並びにコンフィグレーション方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、生産設備等で使用されるセンサ
装置においては、設備導入時または設備変更時等の使用
開始時に、その入力感度設定や判定閾値や出力フォーマ
ットなどのパラメータなどを設定するコンフィグレーシ
ョンが行われる。このコンフィグレーションにおいて通
常用いられている手法としては、ティーチングと呼ばれ
る手法が知られている。
【0003】このティーチングにおいては、コンフィグ
レーション(コンフィギュレーション)の対象となるセ
ンサ装置を実際の使用個所に配置し、そのセンサ装置に
よりセンシング対象物であるワーク等を実際にセンシン
グさせ、その検出出力に応じて、当該センサ装置の入力
感度設定など、具体的には、そのセンサ装置の投光量、
距離、受光量、電圧、周期、周波数、振幅、圧力、レン
ジ等のパラメータをセンサ装置ごとに設定している。そ
して、ティーチングであるパラメータチューニングの自
動化方式として、教師信号用に良品と不良品を数個ずつ
センシングさせて閾値を決定する方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記テ
ィーチングによるセンサ装置のコンフィグレーション
は、実際にワーク等を用いるので、確実かつ正確に感度
設定等を行うことができる反面、非常に手間がかかると
いう問題がある。
【0005】すなわち、上記ティーチングによりセンサ
装置のコンフィグレーションを行う場合は、例えば、自
動機に設置されるセンサ装置であれば、このコンフィグ
レーションのたびに自動機を稼動しなければならず、特
に、多品種、少量生産の生産ラインの自動機であれば、
ワークを変更する都度、センサ装置のコンフィグレーシ
ョンをやり直さなければならず、膨大な工数を要すると
いう問題があった。
【0006】しかも、良品と不良品を明確に区別して入
力しなければならないため、調整用運転が必要であった
り、チューニングボタン操作や調整用ワーク投入などの
現場作業が必要になるという問題があった。さらに、た
とえ同種のセンサ装置であってもセンサ装置の固体差も
あるので、センサ装置ごとにコンフィグレーションを行
わなければならないので、非常に煩雑となる。
【0007】また、従来のセンサ出力は、接点のON/
OFF等である。従って、仮に現在正常に出力されてい
たとしても、それが故障する寸前であるのか、余裕をも
って正常動作しているのかの判断は出力を監視するだけ
では判別できなかった。従って、センサ装置の不具合
は、たとえば断線やシステムの動作異常などのように、
故障が現象として顕在化して初めて知ることができる。
【0008】よって、センシング処理の停止ができない
システムの場合、対応策としては、「Normal O
pen」のセンサ装置なら2個設置して出力をORゲー
ト経由でコントローラに接続するといった冗長構成など
が採用されている。しかし、冗長構成によるコスト増
や、装置の大型化を招くので好ましくない。そこで、故
障する前に、故障するおそれのあるセンサ装置を検出す
ることができると、前もって交換する等の対処ができ、
上記問題が解決できる。
【0009】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、ティーチング(パラメータ調整)の回数や、処理内
容を削減しつつ、迅速かつ精度のよいセンサ装置のコン
フィグレーションデータを設定することができるセンサ
装置及びセンサシステム並びにコンフィグレーション方
法を提供することにある。さらにまた、故障が顕在化す
る前に故障のおそれがある段階でそれを認識することが
できるセンサ装置及びセンサシステムを提供することも
他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的(ティーチ
ング回数の削減)を達成するために、本発明に係るセン
サ装置のコンフィグレーション方法では、コンフィグレ
ーションデータを格納する記憶手段を備えたセンサ装置
同士を直接接続し、前記接続されたセンサ装置のうち、
一方のセンサ装置の記憶手段に記憶された調整済みのコ
ンフィグレーションデータを、他方のセンサ装置の記憶
手段にアップロードすることにより、前記他のセンサ装
置のコンフィグレーションを行うようにした(請求項
1)。係る発明は、図17〜図23に示す実施の形態に
より実現されている。
【0011】また、本発明に係るセンサ装置では、ネッ
トワークに接続可能で、外部とネットワーク通信するイ
ンタフェース手段と、コンフィグレーションデータを格
納する記憶手段と、前記インタフェース手段を介して前
記記憶手段にコンフィグレーションデータをロードする
ロード制御手段とを備えて構成した(請求項3)。係る
発明は、主として図1〜図8に示す実施の形態により実
現されている。
【0012】請求項1の発明では、センサ装置同士を直
接接続して、一方のセンサ装置のコンフィグレーション
データを他のセンサ装置に与えることにより、係る他の
センサ装置では、実際の調整処理が不要となるか、仮に
したとしても初期値として調整済みのコンフィグレーシ
ョンデータが与えられるので、簡単な処理で最適化され
る。そして、請求項3においてもネットワークを介して
他のセンサ装置で調整済みのコンフィグレーションデー
タを受信することにより、調整不要或いは簡単な調整で
済む。
【0013】また、別の解決手段としては、ネットワー
クに接続可能で、外部とネットワーク通信するインタフ
ェース手段と、コンフィグレーションデータを格納する
記憶手段と、前記インタフェース手段を介して前記記憶
手段に格納された自己のコンフィグレーションデータを
他の機器にロードするロード制御手段とを備えて構成し
ても良い(請求項4)。係る発明は、主として図1〜図
8に示す実施の形態により実現されている。この発明で
は、自己のコンフィグレーションデータを他の機器にロ
ードする。つまり、請求項3に記載の発明のセンサ装置
に対して与えるコンフィグレーションデータの初期値を
出力することができる。ここで規定する「機器」は、実
施の形態で言うと「上位ホスト」であったり、「他のセ
ンサ装置」である。つまり、ネットワークに接続され、
出力したコンフィグレーションデータを受信しロードす
る機器であれば総て含む。
【0014】そして、請求項3に記載の発明では、実施
の形態に示すように、調整したセンサ装置が調整済みコ
ンフィグレーションデータをアップロードする機能は必
ずしもなくてもよい。つまり、常に相手(上位ホスト及
びまたは他のセンサ装置)から基準となるコンフィグレ
ーションデータを受信するようにしておけば、当該アッ
プロードする機能は不要となる。但し、アップロードす
る機能も付加したほうが基準となるコンフィグレーショ
ンデータを送出することもできるのでより好ましい。ま
た、逆に請求項4の発明では、ダウンロードする機能は
必ずしもなくて良い。
【0015】また、前記ロードしたコンフィグレーショ
ンデータを初期値とし、パラメータ調整を行うパラメー
タ調整手段(実施の形態では、図7,図8を実施する機
能部分)を備えると好ましい(請求項5)。係る構成に
すると、ネットワークを介して受信したコンフィグレー
ションデータは、ほぼ最適な条件に近いものとなって
る。よって、係るデータを初期値として使用することに
より、簡単な調整でもって、短時間かつ高精度な調整が
行える。
【0016】また、コンフィグレーションデータを複数
格納する記憶手段を備え、前記記憶手段に記憶された複
数種のコンフィグレーションデータのいずれかを選択し
てコンフィグレーションを行うように構成してもよい
(請求項2)。この発明は、図24に示す実施の形態に
より実現されている。
【0017】係る構成にすると、ワーク変更に伴いすで
に格納しているコンフィグレーションデータを選択すれ
ばよいので、その都度ティーチングを行う必要がなく、
全体としてティーチング回数を減らすことができる。特
に、多品種少生産で、頻繁に過去に使用したセンサヘッ
ドに交換するような場合に顕著な効果を発揮する。
【0018】また、故障が顕在化する前に故障のおそれ
がある段階でそれ(異常)を認識する目的を達成するた
めの本発明に係るセンサシステムでは、請求項4,5に
記載の複数のセンサ装置と、上位ホストがネットワーク
を介して接続されたセンサシステムであって、前記上位
ホストは、前記各センサ装置からアップロードした各セ
ンサのコンフィグレーションデータを比較し、異常の有
無を判定する機能を備えて構成した(請求項6)。この
発明は、図9,図10に示す実施の形態で実現されてい
る。
【0019】また、「請求項4,5に記載の複数のセン
サ装置」とは、請求項4に記載のセンサ装置のみを複数
個有しても良いし、請求項5に記載のセンサ装置のみを
複数個有していても良いし、請求項4,5の両センサが
混在しても良いことを意味する。
【0020】また、同様の目的を達成するための本発明
に係るセンサ装置では、ネットワークに接続可能で、外
部とネットワーク通信するインタフェース手段と、コン
フィグレーションデータのパラメータ調整を行うパラメ
ータ調整手段と、前記インタフェース手段を介して前記
ネットワーク上を伝送される他のセンサ装置のコンフィ
グレーションデータを受信する機能(実施の形態では、
「図13のネットワークインタフェース制御回路24や
図15に示すフローチャートを実行する機能」に対応す
る)と、前記受信した他のセンサ装置のコンフィグレー
ションデータと、前記パラメータ調整手段で調整された
自己のコンフィグレーションデータとを比較し、異常か
否かを判断する機能(実施の形態では、「図13のデー
タ比較判定回路28や図16に示すフローチャートを実
行する機能」に対応する)を備えて構成した(請求項
8)。この発明は、図13〜図16に示す実施の形態で
実現されている。
【0021】すなわち、同一・類似の環境で使用される
同種のセンサの場合、コンフィグレーションデータは、
ほぼ同じような値をとる。したがって、係るデータが大
きく異なる場合にはセンサ装置が異常のおそれがあると
推定できる。これにより、実際に故障をして顕在化する
前に事前にある程度の予測ができ、交換等のメンテナン
スを迅速にできる。そして、請求項5に記載の発明では
係る判断を上位ホストで行い、請求項7ではセンサ装置
自体で行うことができる。
【0022】また、センサ装置で異常の有無を判断する
別の解決手段としては、ネットワークに接続可能で、外
部とネットワーク通信するインタフェース手段と、コン
フィグレーションデータのパラメータ調整を行うパラメ
ータ調整手段と、前記パラメータ調整手段で調整したコ
ンフィグレーションデータの評価が一定の基準に達した
か否かを判断する手段(実施の形態では、「図11に示
すフローチャートのステップ62を実行する機能」に対
応する)と、その判断結果が基準に達しない場合に、異
常情報を前記インタフェース手段を介して出力する(実
施の形態では、「図11に示すフローチャートのステッ
プ63を実行する機能」に対応する)ように構成するこ
とである(請求項7)。この発明は、図11に示す実施
の形態により実現されている。
【0023】コンフィグレーションデータを最適にすべ
くパラメータ調整を実行するが、その調整を終了するか
否かはコンフィグレーションデータ(パラメータ)が一
定の基準を満たしているか否かにより判断する。つま
り、それ以上よくならないと判断した場合には調整を終
了することになる。よって、調整を終了した段階で、コ
ンフィグレーションデータの評価を行い(実施の形態で
パラメータ値の評価関数値を求めることに相当)、その
評価値が低い場合には、最適化できないことを意味し、
センサ装置に何らかの異常があると推定できる。この原
理に基づいたのが請求項6の発明である。この発明は、
図11,図12に示す実施の形態により実現されてい
る。
【0024】さらに本発明に係るセンサシステムでは、
請求項4に記載のセンサ装置と、前記センサ装置にネッ
トワークを介してパラメータ調整命令を送る上位ホスト
とを備え、前記センサ装置のコンフィグレーションデー
タが前記上位ホストによって更新されるように構成した
(請求項9)。
【0025】このように構成することにより、センサ装
置のコンフィグレーションデータの最適化処理が行え
る。また、「上位ホストによって更新される」とは、上
位ホストの操作・命令によって更新されるという意味で
あり、上位ホストからのデータにより更新されること
と、調整命令にしたがってセンサ装置が調整して更新す
る場合を含む。 *各請求項に記載の発明の関係 請求項1〜4に記載の発明は、ともにコンフィグレーシ
ョンデータの継承・コピーをするという点で構成上共通
し、しかも、簡単かつ精度よくコンフィグレーションを
行うことができ、最適なコンフィグレーションデータを
設定するためのティーチング(パラメータ調整)の回数
を少なくしたり、各処理内容を簡易化することができる
ようにするものであるという点で同一の目的・効果を有
する。
【0026】また、請求項5〜7は、故障が顕在化する
前に、異常の疑いがあるセンサ装置を検出することがで
きるという点で同一の目的・効果を有する。しかも、請
求項3〜8は、ともにネットワークに接続可能なセンサ
装置を前提としている点で共通している。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るセンサシス
テム並びにそのシステムの一部を構築する本発明に係る
センサ装置の一実施の形態を示している。同図に示すよ
うに、センサ装置20には、周囲の温度,圧力,振動等
の状況・状態をセンシングするセンサヘッド42が接続
されており、そのセンサヘッド42で検出され与えられ
るセンシング情報に対して所定の信号処理をする機能を
有している。つまり、従来のセンサアンプとしての機能
を有している。
【0028】また、このセンサ装置20は、イーサネッ
ト等のネットワーク41に接続され、そのネットワーク
41を介して同一ネットワーク41に接続された他のセ
ンサ装置20や、パソコン等で構成される上位ホスト3
0との間で双方向通信が可能となってる。つまり、信号
処理済みセンシング情報(データ)をネットワーク40
に送信し、また、ネットワーク40を介して各種データ
・制御命令を受信することができるようになっている。
つまり、各センサ装置20や上位ホスト30はバスネッ
トワークを構築し、任意の相手に対して情報の送受を行
うことができるようになっている。
【0029】そして、本形態では、同一グループや同一
類似の環境下で稼動するセンサ装置に対して1回のチュ
ーニング作業で全てのセンサ装置を設定可能とし、セン
サ装置の交換や追加時に改めて調整運転や現場調整しな
くても自動的にコンフィグレーションできるようにして
いる。すなわち、ある1つのセンサ装置20(例えばセ
ンサ装置A)でチューニングして得られたコンフィグレ
ーションデータを、上位ホスト30にアップロードし、
他のセンサ装置(例えばセンサ装置B,C)は、センサ
装置Aがアップロードしたコンフィグレーションデータ
をネットワーク41を介してダウンロードし、自己のセ
ンサ装置用のコンフィグレーションデータとして使用で
きるように構成した。
【0030】これにより、他のセンサ装置B,Cにおけ
るコンフィグレーションは、データをダウンロードする
だけで足り、具体的なティーチング等のチューニング処
理を行う必要がなくなる。そして、アップロードしたコ
ンフィグレーションデータは、本形態では、上位ホスト
30に接続された外部記憶装置42に記憶保持するよう
している。
【0031】また、ここでいうコンフィグレーションデ
ータとは、入力レンジや判定閾値などのチューニングパ
ラメータ、良品データ分布や不良品データ分布といった
統計データ、入力サンプリング周期や出力フォーマット
といった動作設定情報の総称である。
【0032】次に、上記した機能・作用を実現するため
のより具体的な構成について説明する。まず、センサ装
置20は、センサヘッド40から出力される電流をデジ
タル値に変換するA/D変換回路21と、その変換され
た信号に対して増幅その他の所定の処理を行う信号処理
回路22と、その信号処理回路22で処理された結果に
基づき、例えば検出対象の物理量が一定の閾値を越えた
か否か(ON/OFF)を決定する結果判定回路23
と、その結果判定回路23の判定結果をネットワーク4
1に対して送信するネットワークインタフェース制御回
路24とを備えている。ネットワークインタフェース制
御24は、例えばRS−232CやRS−485等のネ
ットワーク41に接続し、通信制御するものである。係
る各回路21〜24が、通常のセンシング処理を行う際
に稼動する部分であり、上記結果判定回路23で決定さ
れたON/OFFは、ネットワーク41を介して直接或
いは上位ホスト30を介してPLC等に送られるように
なっている。
【0033】また、信号処理回路22及びまたは結果判
定回路23の機能を変更することにより、従来のPLC
が行っていたコントローラとしての機能も実装すること
が可能となり、係る場合には、センサ出力は直接または
上位ホスト30を介して制御対象機器に与えられるよう
にしてもよい。本発明に係るセンサ装置は、要はネット
ワークに接続され、双方向通信できる機能があればよ
く、送受信する信号・データは任意である。
【0034】一方、システム立ち上げ時や、センサ装置
の交換時等においては、A/D変換回路21,信号処理
回路22並びに結果判定回路23の各パラメータ等を最
適な値に設定するパラメータ調整等のコンフィグレーシ
ョンを行う必要がある。そこで、パラメータ調整回路2
5を設け、係る調整等の処理を行うようにしている。そ
して、その各回路21〜23を最適に動作させるための
コンフィグレーションデータは、データ格納領域26に
格納されるようにしている。
【0035】さらに、本形態では、ネットワーク41を
介してデータ格納領域26に対するコンフィグレーショ
ンデータのアップロード/ダウンロードが行えるように
なっている。そして、係るアップロード/ダウンロード
の制御は、ロード制御回路27が行い、実際にはネット
ワークインタフェース制御回路24を介してネットワー
ク41に接続された他の機器とデータの送受を行うよう
になっている。具体的には、データ格納領域26は、ロ
ード制御回路27が管理するようになっている。すなわ
ち、データ格納領域26に格納されたコンフィグレーシ
ョンデータ(調整済み)を上位ホスト30を介してそれ
に接続されるデータベース42にアップロードしたり、
そのデータベース42に格納されているコンフィグレー
ションデータ(調整済み)を自己のデータ格納領域26
にダウンロードしたりすることができる。
【0036】また、上位ホスト30は、コンピュータま
たはコントローラ等で構成され、具体的には、図2に示
すようになっている。すなわち、ネットワークインタフ
ェース31を介してネットワーク41に接続され、CP
U33は、メモリ34に格納されたプログラムを実行
し、センサ装置20との間でのデータの送受を制御した
り、外部記憶手段インタフェース35を介して外部記憶
手段であるデータベース42に対するコンフィグレーシ
ョンデータの読み書きを行う。そして、それらCPU3
3と両インタフェース31,35はバス32を介してデ
ータの送受を行っている。
【0037】そして、上記構成のセンサ装置20と上位
ホスト30との間で、コンフィグレーションデータをア
ップロード/ダウンロードすることにより、調整済みの
センサ装置のコンフィグレーションデータを、同一グル
ープ・同一類似環境下における同種のセンサ装置(未調
整)に対して与えることができる。つまり、グループ等
内でのコンフィグレーションデータの継承・共有ができ
る。
【0038】そして、具体的な手順としては、システム
立ち上げ時でいずれのセンサ装置もチューニングしてい
ない場合には、上位ホスト30のCPU33は、図3に
示すフローチャートを実施する。すなわち、まず、任意
のセンサ装置に対し、パラメータ最適化コマンドを発行
する(ST1)。
【0039】これを受けたセンサ装置は、パラメータ調
整回路25を稼動させ、自己の各回路21〜23のパラ
メータ等を最適化する。つまり、現場調整またはオート
ティーチング機能を利用した自動調整を実施する。そし
て最適化して得られたコンフィグレーションをデータ格
納領域26に格納するとともに、上位ホストに対して終
了通知を発行する。
【0040】そこで、上位ホストは係る終了通知の受信
をまって最適化が完了したと判断し(ST2)、コンフ
ィグレーションデータをセンサ装置からアップロードす
るとともに、そのアップロードしたデータをデータベー
ス42に保存し処理を終了する(ST3,ST4)。
【0041】一方、上記の処理により1つのセンサ装置
についてコンフィグレーションが完了したならば、同一
種の他のセンサ装置に対しては、上記データベース42
に保存したコンフィグレーションデータを読み出すとと
もに、その読み出したコンフィグレーションデータを未
調整のセンサ装置にダウンロードする。
【0042】これにより、各センサ装置は、ダウンロー
ドされたコンフィグレーションデータをデータを格納領
域26に保存し、それに基づいて各回路21から23の
パラメータを設定する。従って、他のセンサ装置は、現
場調整やオートティーチングによる実際のチューニング
をすること無くコンフィグレーションの設定が終了す
る。
【0043】類似環境下で調整済みのコンフィグレーシ
ョンデータをダウンロードするので、そのまま稼動させ
てもほぼ正しい動作ができ、調整運転を不要とすること
ができる。
【0044】ところで、同一グループ等に属する同様の
環境に設置された同種のセンサ装置ならば、コンフィグ
レーションデータは共用可能と期待できるので、上記の
ように単にコピーするだけでもよいが、固体差や環境に
よる差異のために、必ずしもあるセンサ装置により調整
されたコンフィグレーションデータが他の全てのセンサ
装置にとって最適パラメータになるわけではない。従っ
て、より高精度な設定を行うには、各センサ装置は調整
済みのコンフィグレーションデータをダウンロード後、
再調整すると良い。
【0045】この、各センサ装置で調整処理をするのが
第2の実施の形態である。係る処理を実行するための上
位ホスト30のCPU33の機能は、図4に示すフロー
チャートのようになる。すなわち、立ち上げようとする
システムが、実績のある(実際に稼動していた/同種の
システムが異なるラインで稼動していた)システムの場
合、上位ホスト30は、データベース42に保存してあ
る調整済みコンフィグレーションデータを読み出して、
各センサ装置に対応するコンフィグレーションデータを
それぞれダウンロードする(ST11,ST12)。ダ
ウンロード完了後、各センサ装置に対し最適化コマンド
(オートチューニング開始コマンド)を発行する(ST
13)。
【0046】この最適化コマンドを受信したセンサ装置
は、ダウンロードしたコンフィグレーションデータを初
期値として、予め決められたルールに基づきパラメータ
を最適化した後、上位ホストに終了(最適化完了)通知
を発行する。
【0047】そこで、上位ホストは係る終了通知の受信
をまって最適化が完了したと判断し(ST14)、コン
フィグレーションデータをセンサ装置からアップロード
するとともに、そのアップロードしたデータをデータベ
ース42に保存し処理を終了する(ST15,ST1
6)。このデータベース42に保存するに際し、センサ
装置を特定する情報(センサ装置ID等)とコンフィグ
レーションデータを関連付けて登録すると良い。これに
より、上位ホストは各センサ装置ごとのコンフィグレー
ションデータを取得し管理することができる。
【0048】このようにすると、同一・類似の環境下で
調整済みのコンフィグレーションデータを初期値として
チューニングするので、チューニングルールが単純化で
きるし、短時間かつ簡単な処理で高精度なチューニング
をし、最適なパラメータを得ることができる。
【0049】また、本発明は、センサ装置の交換時にも
利用することができる。すなわち、図5に示すように、
交換前に、現在使用中のセンサ装置のコンフィグレーシ
ョンデータをアップロードしてデータベース42に保存
しておく(ST21,ST22,ST23)。なお、セ
ンサ装置の破損に伴う交換のように、交換直前のセンサ
装置のコンフィグレーションデータのアップロードが不
可能な場合は、そのセンサ装置について最後に保存して
おいたコンフィグレーションデータをデータベースから
読み出す(ST24)。
【0050】次いで、センサ装置交換処理を終了(交換
処理自体はユーザー等が行う)後、上位ホストは、新た
に設置したセンサ装置に対し、交換前のセンサ装置のコ
ンフィグレーションデータ(ステップ21でアップロー
ド/ステップ24で読み出したデータ)をダウンロード
し(ST26)、その後、各センサ装置に対し最適化コ
マンドを発行する(ST27)。
【0051】この最適化コマンドを受信したセンサ装置
は、ダウンロードしたコンフィグレーションデータを初
期値として、予め決められたルールに基づきパラメータ
を最適化した後、上位ホストに終了(最適化完了)通知
を発行する。
【0052】そこで、上位ホストは係る終了通知の受信
をまって最適化が完了したと判断し(ST28)、コン
フィグレーションデータをセンサ装置からアップロード
するとともに、そのアップロードしたデータをデータベ
ース42に保存し処理を終了する(ST29,ST3
0)。
【0053】また、上記したダウンロードしたコンフィ
グレーションに基づく各センサ装置での最適化処理、つ
まりパラメータ調整としては、たとえば以下のような手
法を採ることができる。例えば良品データの標準偏差を
Fokとし、不良品データの標準偏差をFNGとした場合の
下記の評価関数で求められる評価関数値F F=αFok+βFNG 但し、α,βは重み付け係数を用いて行う。このとき、
初期値自体が最適値に近いものと推定できるので、パラ
メータ摂動は微小幅で行うことができ、その結果、図6
(a),(b)に示すように、パラメータ変動に対して
評価関数はリニアに変化し、ほぼ直線性が期待できる。
そして、図7,図8に示すフローチャートにしたがっ
て、一度に1つずつパラメータを変化させて調整する。
【0054】すなわち、図7,図8中、各値を以下のよ
うに定義すると、 P:Nmax 個の要素からなるパラメータ P(N):パラメータPの第N番目の要素 F:パラメータPに対する評価関数値 F′:パラメータP′に対する評価関数値 F″:パラメータP″に対する評価関数値 δP:パラメータPの微小変動分 δP(N):δPの第N番目の要素 Pmax :Pの各要素の上限値集合 Pmin :Pの各要素の下限値集合 まず、ステップ34まで実行することにより、パラメー
タを微小変動させた際の評価関数値の変化(増加/減
少)から、その微小変動させる方向があっている(最適
値に収束している)か否かを判断し、探索方向を決定す
る。つまり、評価関数値が小さくなっている場合には、
その変化方向が正しいと判断し、ステップ35以降で当
該方向に探索を進める。また、評価関数値が増加してい
る場合には、逆方向への探索が正しいと判断し、ステッ
プ36で変化方向を逆転して探索を行う。
【0055】そして、ステップ38移行を実施すること
により、パラメータを微小変動させつつ評価関数値を求
め、変動前後の評価関数値を比較する(ST40)。そ
して、変動後の方が評価値が高い場合には収束に向かっ
ていると判断できるので更に同一方向に変化させる。こ
のように反復探索を行い、変動後の評価関数値が大きく
なった時、その直前の値が最適パラメータと判断でき
る。
【0056】図9は、本発明の第3の実施の形態の要部
を示している。本実施の形態では、コンフィグレーショ
ンデータに基づいて異常判定(故障診断)を行うように
なっている。すなわち、ブロック図レベルの構成では、
センサ装置20並びに上位ホスト30は上記した各実施
の形態と同様である。そして、センサ装置20は、上位
ホスト30からの最適化コマンドを受けてパラメータ調
整(最適化処理)を行った後、処理終了通知を送信する
ようになっており、その点でも同様である。また、最適
化処理は、他のセンサ装置で調整済みコンフィグレーシ
ョンデータをダウンロードしそれを初期値として調整す
るようにしても良いし、係る初期値を受けること無く最
初からチューニング処理して最適化するようにしても良
い。そして、本形態では、図2に示す上位ホスト30に
おけるCPU33の機能が異なる。
【0057】すなわち、図9の例では、上位ホストによ
る異常判定をする装置に適用している。まず、センサ装
置に対しパラメータ最適化コマンドを発行する(ST5
1)。これを受けた各センサ装置は、パラメータ調整回
路25を稼動させ、自己の各回路21〜23のパラメー
タ等を最適化(チューニング)する。そして最適化して
得られたコンフィグレーションをデータ格納領域26に
格納するとともに、上位ホストに対して終了通知を発行
する。
【0058】なお、このとき各センサ装置で行う最適化
処理は、未調整のセンサ装置に対して初期データを与え
ることなくチューニングをするものと、他のセンサ装置
や交換前のセンサ装置のコンフィグレーションデータを
初期値として行うもののいずれも含む。また、システム
立ち上げ時などにおいてすでに最適化している場合に
は、上記パラメータ最適化コマンドの受信に伴って再度
最適化処理をしてもよいし、最適化処理することなく終
了通知を発行するようにしてもよい。
【0059】そして、上位ホストは係る終了通知の受信
をまって最適化が完了したと判断し(ST52)、各セ
ンサ装置20のデータ格納領域26に格納されたコンフ
ィグレーションデータをアップロードするとともに、そ
のアップロードしたデータをデータベース42に保存し
処理を終了する(ST53,ST54)。このとき、ど
のセンサ装置についてのコンフィグレーションデータか
がわかるように、例えばセンサ装置IDと関連付けて格
納する。これにより、同一グループの各センサ装置20
のコンフィグレーションデータ(パラメータ)が上位ホ
スト30に集められる。
【0060】次いで、上記収集した各センサ装置20の
コンフィグレーションデータを比較する(ST55)。
この比較処理は、例えば、パラメータの平均値を求め、
その平均値と、各センサ装置のパラメータ値とのずれを
比較する。この比較は単純に差を採ってもよいし、変化
率(センサ装置のパラメータ値/平均値)を採ってもよ
いし、さらには標準偏差を求めるなど各種の比較手法を
とれる。
【0061】そして、平均値からのずれが大きい(例え
ば偏差値が40以下や60以上,平均値±20%以上
等)値である(異常)か否かを判断し(ST56)、異
常ありの場合には、データベース42に該当するセンサ
装置の異常警告情報を追加する(ST57)とともに、
モニタその他の外部警報装置に対して異常である可能性
があるという警告を発する(ST58)。
【0062】つまり、同一グループ内に存在する同種の
センサ装置であれば、コンフィグレーションデータ(パ
ラメータ値)は同一或いは近似した値となる。したがっ
て、他のセンサ装置のコンフィグレーションデータに比
べて大きく異なる場合には、故障中或いはそのまま放置
すれば故障となるような異常状態にあると言える。よっ
て、実際に断線などの外部に現象として現れる前に故障
のおそれのあるセンサ装置を検知し、交換・修理などの
メンテナンス対応ができる。
【0063】なお、係る処理をするためには、同様の動
作環境で同様の機能を果たすセンサ装置を予めグループ
登録しておく。このグループ登録したデータの保存先
は、外部のデータベース42でもよいし、上位ホスト3
0内に設けられた記憶部でもよい。
【0064】図10は、上記した異常検知する実施の形
態の変形例である。すなわち、図9では、コンフィグレ
ーションデータ(パラメータ値)同士を比較するように
したが、本実施の形態では、チューニング時に用いた評
価関数値に基づいて判断するようしている。
【0065】具体的には、各センサのコンフィグレーシ
ョンデータをデータベース42に保存した(ST54)
ならば、次に同一グループに属するセンサ装置の評価関
数値を比較する(ST55′)。そして、その評価関数
値が他のものと比べて大きく異なる(異常)か否かを判
断し(ST56)、異なる場合には、当該センサ装置の
性能は疑わしいと判定し、データベースに異常警告情報
を格納するとともに、警告を発する(ST57,5
8)。
【0066】上記した各例は、いずれも上位ホスト30
側で異常の有無を判断するようにしたが、本発明はこれ
に限ることはなく、センサ装置20側で異常の有無を判
断することもできる。
【0067】すなわち、図10に示した例では、各セン
サ装置の評価関数値を上位ホスト30で比較し、それに
基づいて異常の有無を判断したが、単純にセンサ装置側
でパラメータの調整をしても十分に最適化できない場
合、すなわち評価関数値が規定値以下にならない場合、
センサ装置20は自身の検出性能が疑わしいと判定し、
上位ホスト30に対して警告を発する。そして、上位ホ
スト30は、センサ装置から警告があった場合に、所定
の警告を発するようになる。
【0068】このようにすると、各センサ装置内で得ら
れる情報に基づいて(他のセンサ装置の状態に関係な
く)センサの異常の有無が判断できるので、処理が簡単
になるとともに、たまたま同一グループに属するセンサ
装置が同レベルで異常の方向に進んでいる(劣化してい
る)ような場合に、センサ間の対比では異常を検出する
ことができないが本形態では絶対量で判断するため異常
検出をすることができる。
【0069】そして、係る処理を実現するための機能と
しては、センサ装置20側では図11に示すフローチャ
ートを実行するようにし、上位ホスト30では、図12
に示すフローチャートを実行するようにしている。つま
り、図11に示すように、上位ホストからのパラメータ
最適化コマンドの受信を受けてパラメータ調整回路25
が稼動し、パラメータ調整を行う(ST61)。そし
て、この調整が終了し最適化されたならば、評価関数値
が基準値以上か否かを判断し(ST62)、以上の場合
には上位ホストに対し自己のIDとともに検出性能が疑
わしいという警告を送信し(ST63)、その後上位ホ
ストに最適化終了通知を発し、処理を終わる(ST6
4)。なお、ステップ62の判断並びにステップ63の
警告出力は、図示省略のCPUで行わせたり、別途係る
判定等の処理を行う処理回路を設けることにより対応で
きる。
【0070】また、上位ホスト30は、図12に示すよ
うに、図9,図10と同様にセンサに対してパラメータ
最適化コマンドを発行し、最適化完了したならばセンサ
装置からコンフィグレーションデータをアップロードす
るとともに、データベース42に保存する(ST51〜
ST54)。そして、センサ装置から警告を受けた場合
には(ST59)、データベースに異常警告情報を格納
するとともに、警告を発する(ST57,58)。
【0071】さらにまた、センサ装置側における異常診
断は、上記のように個々のセンサ装置のみに基づいて行
うものに限ることはなく、他のセンサ装置でのコンフィ
グレーションデータと比較する手法も採れる。図13
は、係る機能を実現するためのセンサ装置20の内部構
造の一例を示している。同図に示すように、基本的には
図1に示したものと同様であり、データ比較判定回路2
8を追加した点で相違する。このデータ比較判定回路2
8は、ロード制御回路27を介して受信した他のセンサ
装置のコンフィグレーションデータと、データ格納領域
26に格納或いはパラメータ調整回路25から与えられ
た自己のコンフィグレーションデータとを比較し、その
差を判定し、自己が異常か否かを判断するようになって
いる。具体的には、図14〜図16のフローチャートを
実施する機能を有している。
【0072】すなわち、他のセンサ装置の異常判定のた
めに自己のコンフィグレーションデータを送出する必要
があるが、係る機能は図14に示すようになっている。
まず、パラメータ調整を行い、最適化する(ST7
1)。この処理は、上記した各実施の形態と同様に、上
位ホストからのコマンドに基づいて実行する。そして、
係るパラメータ調整(最適化)が完了したならば、最適
化されたコンフィグレーションデータをブロードキャス
トで送出する。
【0073】また、自己が異常判定するためには、他の
センサ装置のコンフィグレーションデータを取得する必
要があるが、係る処理は、図15に示すフローチャート
のようになる。つまり、ブロードキャストの受信をまち
(ST81)、検出したならば受信したコンフィグレー
ションデータをリストに保存する(ST82)。
【0074】そして、図15の処理を行うことにより、
他のセンサ装置のコンフィグレーションデータを収集し
たならば、図16に示すフローチャートを実行し、実際
に判定を行う。
【0075】すなわち、まず自己のパラメータ調整が済
んでいるか否かを判断し(ST91)、調整済みの場合
には、NG,OKをそれぞれ0に初期化する(ST9
2)。次いで、図15のステップ82で入手したリスト
にある各センサ装置のコンフィグレーションデータを順
番に1つずつ読み出し、自己のコンフィグレーションデ
ータと比較する(ST93)。
【0076】そして、その差が規定値以上か否かを判断
し(ST94)、規定値以上の差がある場合にはNGの
値をインクリメントし、規定値以内の場合にはOKの値
をインクリメントする(ST95,ST96)。
【0077】係る処理をリストに登録された全てのコン
フィグレーションデータに対して行う(ST97)。そ
して、全てに対して比較を行ったならば、最終的なOK
とNGの値を比較し(ST98)、OKの方が大きい場
合には正常と判断する。また、NGの方が大きい場合に
は異常と判断し、上位ホストに対して警告を出力する
(ST99)。なお、係る警告を受けた上位ホストは、
例えば図12に示すステップ59,57,58の処理を
順に行うことができる。
【0078】図17以降は、別の実施の形態を示してい
る。すなわち、上記した各実施の形態並びに変形例は、
コンフィグレーションデータをネットワークを介して伝
送(継承/共有)したり、コンフィグレーションデータ
に基づいて異常診断を行う発明について示したが、図1
7以降は、コンフィグレーションデータの継承のし方が
異なる。つまり、センサ装置相互を直接接続し、ネット
ワークを介することなく他のセンサ装置に対してアップ
ロードするようにしている。
【0079】そして、具体的には、図17に示すセンサ
装置1は、ティーチング機能を有するもので、センサ装
置制御部2、データ記憶部3、センサ間通信制御部4、
検知部5、センサ間通信用コネクタ6、ティーチングス
イッチ7、センサ間通信スイッチ8、ターミナル接続コ
ード9、ティーチング時表示部10、センサ間通信時表
示部11、動作モード切り替えスイッチ17を具備して
構成される。
【0080】ここで、センサ装置制御部2、データ記憶
部3、検知部5、ティーチングスイッチ7、ターミナル
接続コード9、ティーチング時表示部10、動作モード
切り替えスイッチ17は、ティーチング機能を有する通
常のセンサ装置を構成するものである。
【0081】また、センサ間通信制御部4、センサ間通
信用コネクタ6、センサ間通信スイッチ8、センサ間通
信時表示部11は、この発明により新たに追加された構
成である。
【0082】さて、この実施の形態のセンサ装置1にお
いては、次に詳述するように、ティーチングによりセン
サ装置1のデータ記憶部3に記憶されたコンフィグレー
ションデータをセンサ間通信制御部4の制御によりセン
サ間通信用コネクタ6を介して他のセンサ装置の記憶手
段にアップロードすることにより該他のセンサ装置のコ
ンフィグレーションを行うように構成されている。
【0083】図18は、図17に示したセンサ装置にお
けるティーチング動作を示すフローチャートである。図
18に示したセンサ装置1おいて、ティーチング動作が
開始されると(ステップ101)、まず、ティーチング
スイッチ7で、このセンサ装置1の動作モードをティー
チングに切り替える(ステップ102)。
【0084】そして、このセンサ装置1の検知対象であ
るワークがあるかを調べる(ステップ103)。ここ
で、ワークがあると判断されると(ステップ103でY
ES)、ティーチングスイッチ7を押す(ステップ10
4)。
【0085】これにより、ティーチング時表示部10を
構成するLEDが点灯され、ティーチング中であること
が表示される(ステップ104)。そして、ワークあり
の状態における検知部5からの入力によりセンサ装置制
御部2がこのセンサ装置1の感度などのコンフィグレー
ションを行い、そのコンフィグレーションデータがデー
タ記憶部3に記憶される(ステップ106)。その後、
ティーチング時表示部10を構成するLEDが消灯さ
れ、ティーチング完了表示がなされる(ステップ10
7)。なお、ステップ103で、ワーク無しと判断され
ると(ステップ103でNO)、ステップ108に進
む。
【0086】ステップ108では、ティーチングスイッ
チ7が押される。そして、ティーチング時表示部10を
構成するLEDが点灯され、ティーチング中であること
が表示される(ステップ109)。そして、ワーク無し
状態における検知部5からの入力によりセンサ装置制御
部2がこのセンサ装置1の感度などのコンフィグレーシ
ョンを行い、そのコンフィグレーションデータがデータ
記憶部3に記憶される(ステップ110)。その後、テ
ィーチング時表示部10を構成するLEDが消灯され、
ティーチング完了表示がなされる(ステップ111)。
【0087】そして、ティーチングスイッチ7で、この
センサ装置1の動作モードを通常モードに戻し(ステッ
プ112)、ティーチング完了となる(ステップ11
3)。
【0088】図19は、図17に示したセンサ装置のセ
ンサ間通信制御部の制御によりこのセンサ装置のデータ
記憶部に記憶されたコンフィグレーションデータを他の
センサ装置のデータ記憶部にアップロードする動作を示
すフローチャートである。
【0089】図19において、このアップロード動作が
開始されると(ステップ121)、まず、送信側、すな
わち、アップロードする側のセンサ装置1を送信モード
にセットし、受信側、すなわち、アップロードされる側
のセンサ装置1を受信モードに設定する(ステップ12
2)。
【0090】次に、センサ間通信用コネクタ6を介し
て、アップロードする側のセンサ装置1とアップロード
される側のセンサ装置1とを接続する(ステップ12
3)。そして、アップロードする側のセンサ装置1のセ
ンサ間通信スイッチ8を押す(ステップ124)。
【0091】これにより、アップロードする側のセンサ
装置1のデータ記憶部3からアップロードされる側のセ
ンサ装置1のデータ記憶部3へのデータ転送が開始され
る(ステップ125)。
【0092】すなわち、アップロードする側のセンサ装
置1のデータ記憶部3に記憶されているコンフィグレー
ションデータがセンサ間通信制御部4により読み出さ
れ、センサ間通信用コネクタ6を介してアップロードさ
れる側のセンサ装置1に転送され、アップロードされる
側のセンサ装置1では、この転送されたコンフィグレー
ションデータをセンサ間通信用コネクタ6を介してセン
サ間通信制御部4で受信し、データ記憶部3に書き込み
記憶する。このとき、センサ間通信時表示部11を構成
するLEDの点灯により、通信中表示がなされる(ステ
ップ126)。
【0093】次に、アップロードされたデータが同型式
のデータか、すなわち、アップロードされたデータに互
換性があるかを調べる(ステップ127)。
【0094】ここで、アップロードされたデータが同型
式のデータであると判断されると(ステップ127でY
ES)、次に、アップロードされたデータが正しいデー
タかを調べる(ステップ128)。ここで、アップロー
ドされたデータが正しいデータであると判断されると
(ステップ128でYES)、受信側のセンサ装置1か
ら「データ受信完了」を送出し(ステップ129)、送
信側のセンサ装置1でこの「データ受信完了」を確認す
ると(ステップ130)、センサ間通信時表示部11を
構成するLEDの消灯により、通信完了表示をする(ス
テップ131)。
【0095】その後、アップロードする側のセンサ装置
1とアップロードされる側のセンサ装置1とを接続する
センサ間通信用コネクタ6を外し(ステップ132)、
通信モードスイッチを通常モードにし(ステップ13
3)、このアップロードを完了する(ステップ13
4)。
【0096】なお、ステップ127で、同型式のデータ
ではないと判断された場合(ステップ127でNO)若
しくはステップ128で正しいデータでないと判断され
た場合(ステップ128でNO)は、LEDを点灯させ
てエラー表示をし(ステップ135)、その後、センサ
装置交換などの処理を行って(ステップ136)、エラ
ー終了となる(ステップ137)。
【0097】図20は、この発明に係るセンサ装置のコ
ンフィグレーション方法を適用して構成したセンサ装置
の他の実施の形態を示すブロック図である。図20にお
いて、このセンサ装置1は、図17に示したセンサ装置
1に対して通信モード切り替えスイッチ18を設けて構
成される。
【0098】すなわち、図20に示すセンサ装置1は、
センサ装置制御部2、データ記憶部3、センサ間通信制
御部4、検知部5、センサ間通信用コネクタ6、ティー
チングスイッチ7、センサ間通信スイッチ8、ターミナ
ル接続コード9、ティーチング時表示部10、センサ間
通信時表示部11、動作モード切り替えスイッチ17、
通信モード切り替えスイッチ18を具備して構成され、
ここで、センサ装置制御部2、データ記憶部3、検知部
5、ティーチングスイッチ7、ターミナル接続コード
9、ティーチング時表示部10、動作モード切り替えス
イッチ17は、ティーチング機能を有する通常のセンサ
装置を構成するものであり、また、センサ間通信制御部
4、センサ間通信用コネクタ6、センサ間通信スイッチ
8、センサ間通信時表示部11、通信モード切り替えス
イッチ18は、この発明により新たに追加された構成で
ある。
【0099】この図20に示すセンサ装置1において
は、送信側、すなわち、アップロードする側のセンサ装
置1の通信モード切り替えスイッチ18を送信モードに
切り替え、受信側、すなわち、アップロードされる側の
センサ装置1の通信モード切り替えスイッチ18を受信
モードに切り替えることにより、送信側、すなわち、ア
ップロードする側のセンサ装置1と受信側、すなわち、
アップロードされる側のセンサ装置1とを設定する。他
の構成および動作は図17に示したセンサ装置1と同様
である。
【0100】図21は、この発明に係るセンサ装置のコ
ンフィグレーション方法を適用して構成したセンサ装置
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。図21
において、このセンサ装置1は、図17に示したセンサ
装置1のセンサ間通信用コネクタ6の代わりに、センサ
間通信素子61を設けて構成される。
【0101】すなわち、図21に示すセンサ装置1は、
センサ装置制御部2、データ記憶部3、センサ間通信制
御部4、検知部5、センサ間通信素子61、ティーチン
グスイッチ7、センサ間通信スイッチ8、ターミナル接
続コード9、ティーチング時表示部10、センサ間通信
時表示部11、動作モード切り替えスイッチ17を具備
して構成され、ここで、センサ装置制御部2、データ記
憶部3、検知部5、ティーチングスイッチ7、ターミナ
ル接続コード9、ティーチング時表示部10、動作モー
ド切り替えスイッチ17は、ティーチング機能を有する
通常のセンサ装置を構成するものであり、また、センサ
間通信制御部4、センサ間通信素子61、センサ間通信
スイッチ8、センサ間通信時表示部11は、この発明に
より新たに追加された構成である。
【0102】ここで、センサ間通信素子61は、IrD
A方式などの光通信を行うもので、このセンサ間通信素
子61を介して、送信側、すなわち、アップロードする
側のセンサ装置1から受信側、すなわち、アップロード
される側のセンサ装置1へのコンフィグレーションデー
タの転送が行われる。他の構成および動作は図17に示
したセンサ装置1と同様である。
【0103】図22は、この発明に係るセンサ装置のコ
ンフィグレーション方法を適用して構成したセンサ装置
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。図22
おいて、このセンサ装置1は、図20に示したセンサ装
置1のセンサ間通信用コネクタ6の代わりに、センサ間
通信素子61を設けて構成される。
【0104】すなわち、図22に示すセンサ装置1は、
センサ装置制御部2、データ記憶部3、センサ間通信制
御部4、検知部5、センサ間通信素子61、ティーチン
グスイッチ7、センサ間通信スイッチ8、ターミナル接
続コード9、ティーチング時表示部10、センサ間通信
時表示部11、動作モード切り替えスイッチ17、通信
モード切り替えスイッチ18を具備して構成され、ここ
で、センサ装置制御部2、データ記憶部3、検知部5、
ティーチングスイッチ7、ターミナル接続コード9、テ
ィーチング時表示部10、動作モード切り替えスイッチ
17は、ティーチング機能を有する通常のセンサ装置を
構成するものであり、また、センサ間通信制御部4、セ
ンサ間通信素子61、センサ間通信スイッチ8、センサ
間通信時表示部11、通信モード切り替えスイッチ18
は、この発明により新たに追加された構成である。
【0105】ここで、センサ間通信素子61は、IrD
A方式などの光通信を行うもので、このセンサ間通信素
子61を介して、送信側、すなわち、アップロードする
側のセンサ装置1から受信側、すなわち、アップロード
される側のセンサ装置1へのコンフィグレーションデー
タの転送が行われる。他の構成および動作は図20に示
したセンサ装置1と同様である。
【0106】図23は、この発明に係るセンサ装置のコ
ンフィグレーション方法を適用して構成したセンサ装置
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。図23
において、このセンサ装置1は、投光部12および受光
部13を検知部とする光電センサ装置を構成するもの
で、図20に示したセンサ装置1の検知部5およびセン
サ間通信用コネクタ6の代わりに、投光部12および受
光部13を設けて構成される。
【0107】すなわち、図23に示すセンサ装置1は、
センサ装置制御部2、データ記憶部3、センサ間通信制
御部4、投光部12、受光部13、ティーチングスイッ
チ7、センサ間通信スイッチ8、ターミナル接続コード
9、ティーチング時表示部10、センサ間通信時表示部
11、動作モード切り替えスイッチ17、通信モード切
り替えスイッチ18を具備して構成される。ここで、セ
ンサ装置制御部2、データ記憶部3、投光部12、受光
部13、ティーチングスイッチ7、ターミナル接続コー
ド9、ティーチング時表示部10、動作モード切り替え
スイッチ17は、ティーチング機能を有する通常のセン
サ装置を構成するものであり、また、センサ間通信制御
部4、センサ間通信スイッチ8、センサ間通信時表示部
11、通信モード切り替えスイッチ18は、この発明に
より新たに追加された構成である。
【0108】この図23に示すセンサ装置1は、光電セ
ンサ装置の本来の構成要素である投光部12および受光
部13を用いて、送信側、すなわち、アップロードする
側のセンサ装置1から受信側、すなわち、アップロード
される側のセンサ装置1へのコンフィグレーションデー
タの転送が行われる。すなわち、この構成の場合は、送
信側、すなわち、アップロードする側のセンサ装置1と
受信側、すなわち、アップロードされる側のセンサ装置
1との差し向かいに配置し、この状態で、投光部12お
よび受光部13を用いて、送信側、すなわち、アップロ
ードする側のセンサ装置1から受信側、すなわち、アッ
プロードされる側のセンサ装置1へのコンフィグレーシ
ョンデータの転送を行う。他の構成および動作は図20
に示したセンサ装置1と同様である。
【0109】図24は、この発明に係るセンサ装置のコ
ンフィグレーション方法を適用して構成したセンサ装置
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。図24
に示すセンサ装置1は、コンフィグレーションデータを
記憶するデータ記憶部を複数のデータ記憶部3a、3
b、3c、3dを有するデータ記憶部の集合部3′とし
て構成し、データ記憶部の集合部3′の複数のデータ記
憶部3a、3b、3c、3dにそれぞれ記憶されたコン
フィグレーションデータをデータ記録部切り替えスイッ
チ14により切り替え選択することができるように構成
されている。
【0110】すなわち、図24に示すセンサ装置1は、
センサ装置制御部2、データ記憶部の集合部3′、検知
部5、ティーチングスイッチ7、ターミナル接続コード
9、ティーチング時表示部10、動作モード切り替えス
イッチ17を具備して構成される。
【0111】この図24に示すセンサ装置1において
は、異なるワークに対して予めティーチングを行いこの
ティーチングで得た複数のコンフィグレーションデータ
をデータ記憶部の集合部3′の複数のデータ記憶部3
a、3b、3c、3dにそれぞれ記憶しておく。そし
て、過去にティーチングを行ったことのあるワークにつ
いてコンフィグレーションを行うときには、データ記録
部切り替えスイッチ14によりデータ記憶部の集合部
3′の複数のデータ記憶部3a、3b、3c、3dの所
望のデータ記憶部を選択切り替えるだけでコンフィグレ
ーションを行うことができる。
【0112】図25は、この発明に係るセンサ装置のコ
ンフィグレーション方法を適用して構成したセンサ装置
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。このセ
ンサ装置は、上記した図17〜図24に示すセンサ装置
と相違し、コンフィグレーションデータをネットワーク
を介して送出するものであり、その点で図1〜図16に
示す実施の形態と共通している。
【0113】図25に示すセンサシステム100は、デ
ータ記憶部3に記憶されたコンフィグレーションデータ
をセンサターミナル15を介してセンサ外部記憶装置1
6にバックアップすることができるように構成されてい
る。
【0114】すなわち、このセンサシステム100は、
センサ装置制御部2、データ記憶部3、検知部5、ティ
ーチングスイッチ7、ティーチング時表示部10、動作
モード切り替えスイッチ17、センサ間通信制御部4
1、通信スイッチ81、通信時表示部11を具備して構
成されるセンサ装置1に、ターミナル接続コード9、セ
ンサターミナル15を介してセンサ外部記憶装置16を
接続して構成される。そして、図1等の実施の形態との
対応を採ると、ターミナル接続コード9がネットワーク
41に対応する。また、検知部5がA/D変換回路21
に対応し、センサ制御部2内に、信号処理回路22と結
果判定回路23が組み込まれ、センサ間通信制御部41
がネットワークインタフェース制御回路24に対応す
る。さらにセンサターミナル15が上位ホスト30に対
応し、センサ外部配線装置16がデータベース42に相
当する。
【0115】図26は、図25に示したセンサ装置1の
データ記憶部3に記憶されたコンフィグレーションデー
タをセンサ外部記憶装置16にアップロードする動作を
示すフローチャートである。
【0116】図26において、このアップロード動作が
開始されると(ステップ141)、まず、センサ装置1
の通信スイッチ8を押す(ステップ142)。これによ
り、センサ装置1の通信時表示部11を構成するLED
の点灯により、通信中表示がなされる(ステップ14
6)。
【0117】次に、センサ外部記憶装置16へのデータ
転送チャネルを開く(ステップ144)。ここで、セン
サ外部記憶装置16のデータを格納する場所は予めセン
サ外部記憶装置16側で決めておく(ステップ14
5)。
【0118】そして、データ転送(アップロード)を開
始する(ステップ146)。すなわち、センサ装置1の
データ記憶部3に記憶されているコンフィグレーション
データをセンサ間通信制御部4により読み出し、この読
み出したコンフィグレーションデータをターミナル接続
コード9、センサターミナル15を介してセンサ外部記
憶装置16に転送して、センサ外部記憶装置16の予め
決められた場所に書き込み記憶する。
【0119】次に、このアップロードされたデータが正
しいデータかを調べる(ステップ147)。ここで、ア
ップロードされたデータが正しいデータであると判断さ
れると(ステップ147でYES)、センサ外部記憶装
置16側から「データ受信完了」を送出し(ステップ1
48)、センサ装置1側でこの「データ受信完了」を確
認すると(ステップ149)、通信時表示部11を構成
するLEDの消灯により、通信完了表示をし(ステップ
150)、このアップロードを完了する。
【0120】なお、ステップ147で、正しいデータで
ないと判断された場合(ステップ147でNO)は、L
EDを点灯させてエラー表示をし(ステップ152)、
エラー終了となる(ステップ153)。
【0121】図27は、この発明に係るセンサ装置のコ
ンフィグレーション方法を適用して構成したセンサ装置
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。図27
に示すセンサシステム100は、センサ装置本体1から
センサ外部記憶装置16にバックアップしたコンフィグ
レーションデータを、センサターミナル15を介してセ
ンサ装置本体1と同様の構成をもつ複数の他のセンサ装
置本体1−1、〜1−nにダウンロードすることにより
複数のセンサ装置本体1−1、〜1−nのコンフィグレ
ーションができるように構成されている。つまり、図1
等に示す実施の形態と等価のものであり、図示の表現を
変えて示している。
【0122】上述したように、この発明では、センサ装
置にセンサ間通信機能を設け、センサ装置間でコンフィ
グレーションデータのアップロード、ダウンロードをす
るように構成したので、複数のセンサ装置のコンフィグ
レーション設定をする際、ティーチングは最初の一回で
よく、ティーチングの手間が削減できる。
【0123】また、センサ装置に外部記憶装置との通信
機能を設け、コンフィグレーションデータをセンサ外部
の記憶装置にアップロードするように構成したので、コ
ンフィグレーションデータのバックアップが可能になる
とともに、多品種少量ラインなどではワークに応じて、
バックアップしたデータをダウンロードすれば、ティー
チング無しで直ぐにラインを稼動することができる。
【0124】また、バックアップしたコンフィグレーシ
ョンデータを他のセンサ装置にダウンロードすればティ
ーチングは最初の一回でよく、ティーチングの手間が削
減できる。
【0125】また、センサ装置にデータ記憶部を複数設
け、異なるワークのコンフィグレーションデータをセン
サ装置内部のデータ記憶部を切り替えてそれぞれにアッ
プロードするように構成したので、多品種少量ラインな
どでワークに応じて、センサ装置内部に記憶したコンフ
ィグレーションデータを切り替えれば、ティーチング無
しで直ぐにラインを稼動することができる。
【0126】なお、上述した構成において、アップロー
ド若しくはダウンロードしたコンフィグレーションデー
タが、センサ装置の感度のバラツキ等によりそのままで
は使えないときには、再び、ティーチングしてコンフィ
グレーションを行う。
【0127】なお、この場合のコンフィグレーション
は、完全ではないにしろ一旦コンフィグレーションが行
われているので、最初のティーチング時よりも作業工数
を軽減することができる。
【0128】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、センサ装置にセンサ間通信機能を設け、
センサ装置間でコンフィグレーションデータのアップロ
ード、ダウンロードをするように構成したので、複数の
センサ装置のコンフィグレーション設定をする際、ティ
ーチングは最初の一回でよく、ティーチングの手間が削
減できる。
【0129】また、請求項2に記載の発明によれば、複
数種のコンフィグレーションデータを切り替えて使用す
ることにより、記憶したものが対応できる限り新たにテ
ィーチング(パラメータ調整)が不要となる。よって、
ティーチングの手間が削減できる。
【0130】請求項3に記載の発明によれば、ネットワ
ークに接続可能なセンサにおいて、複数のセンサ装置の
コンフィグレーション設定をする際、ティーチングは最
初の一回でよく、ティーチングの手間が削減できる。
【0131】請求項4に記載の発明によれば、初期値と
して最適な条件に近い他のセンサ装置で調整済みのコン
フィグレーションデータを使用するので、簡単な調整ア
ルゴリズムでもって最適化することができ、しかも短時
間に最適化することができる。
【0132】請求項5〜7に記載の発明では、いずれも
故障が顕在化する前に故障のおそれがある段階でそれを
認識することができる。そして、請求項5の発明では上
位ホストで当該故障のおそれ(異常)を検知し、一括管
理することができる。また、請求項6の発明では、各セ
ンサ装置が自己が保有するデータに基づいて故障のおそ
れ(異常)を検知することができる。請求項7は、他の
センサ装置と比較し個々のセンサ装置側で自分が故障ら
しいか否かを判断することができる。このようにそれぞ
れ利点があるため、適宜使い分けるのがよい。
【0133】さらに、請求項8の発明では、センサ装置
のコンフィグレーションデータが上位ホストからの命令
にしたがって更新されるので、更新が一括管理されま
た、その更新が上位ホストが入手した他のセンサ装置で
調整済みのものとすることができ、更新処理に伴う個々
のセンサ装置での調整が不要であったり、仮に行っても
少ない処理で対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンサ装置並びにセンサシステム
の好適な一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】その上位ホストの内部構造を示すブロック図で
ある。
【図3】上位ホストのCPUの機能を説明するフローチ
ャートである。
【図4】上位ホストのCPUの機能を説明するフローチ
ャートである。
【図5】上位ホストのCPUの機能を説明するフローチ
ャートである。
【図6】センサ装置で行われるパラメータ調整の作用を
説明する図である。
【図7】センサ装置で行われるパラメータ調整機能を説
明するフローチャートである。
【図8】センサ装置で行われるパラメータ調整機能を説
明するフローチャートである。
【図9】上位ホスト側で異常検知を行う発明の実施の形
態の一例を示すフローチャートである。
【図10】上位ホスト側で異常検知を行う発明の実施の
形態の一例を示すフローチャートである。
【図11】センサ装置側で異常検知を行う発明の実施の
形態の一例を示すフローチャートである。
【図12】図11の実施の形態に用いられる上位ホスト
側の機能を示すフローチャートである。
【図13】センサ側で異常検知を行う発明の実施の形態
の一例を示すセンサ装置の内部構造を示すブロック図で
ある。
【図14】そのセンサ側の機能を説明する図である。
【図15】そのセンサ側の機能を説明する図である。
【図16】そのセンサ側の機能を説明する図である。
【図17】この発明に係るセンサ装置のコンフィグレー
ション方法を適用して構成したセンサ装置の一実施の形
態を示すブロック図である。
【図18】図17に示したセンサ装置におけるティーチ
ング動作を示すフローチャートである。
【図19】図17に示したセンサ装置のセンサ間通信制
御部の制御によりこのセンサ装置のデータ記憶部に記憶
されたコンフィグレーションデータを他のセンサ装置の
データ記憶部にアップロードする動作を示すフローチャ
ートである。
【図20】この発明に係るセンサ装置のコンフィグレー
ション方法を適用して構成したセンサ装置の他の実施の
形態を示すブロック図である。
【図21】この発明に係るセンサ装置のコンフィグレー
ション方法を適用して構成したセンサ装置の更に他の実
施の形態を示すブロック図である。
【図22】この発明に係るセンサ装置のコンフィグレー
ション方法を適用して構成したセンサ装置の更に他の実
施の形態を示すブロック図である。
【図23】この発明に係るセンサ装置のコンフィグレー
ション方法を適用して構成したセンサ装置の更に他の実
施の形態を示すブロック図である。
【図24】この発明に係るセンサ装置のコンフィグレー
ション方法を適用して構成したセンサ装置の更に他の実
施の形態を示すブロック図である。
【図25】この発明に係るセンサ装置のコンフィグレー
ション方法を適用して構成したセンサ装置の更に他の実
施の形態を示すブロック図である。
【図26】図25に示したセンサ装置のデータ記憶部に
記憶されたコンフィグレーションデータをセンサ外部記
憶装置にアップロードする動作を示すフローチャートで
ある。
【図27】この発明に係るセンサ装置のコンフィグレー
ション方法を適用して構成したセンサ装置の更に他の実
施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 センサ装置 2 センサ装置制御部 3 データ記憶部 3′ データ記憶部の集合部 3a、3b、3c、3d データ記憶部 4 センサ間通信制御部 5 検知部 6 センサ間通信用コネクタ 7 ティーチングスイッチ 8 センサ間通信スイッチ 9 ターミナル接続コード 10 ティーチング時表示部 11 センサ間通信時表示部 12 投光部 13 受光部 15 センサターミナル 16 センサ外部記憶装置 17 動作モード切り替えスイッチ 18 通信モード切り替えスイッチ 20 センサ装置 21 A/D変換回路 22 信号処理回路 23 結果判定回路 24 ネットワークインタフェース制御回路 25 パラメータ調整回路 26 データ格納領域 27 ロード制御回路 28 データ比較判定回路 30 上位ホスト 40 センサヘッド 41 ネットワーク 42 データベース 61 センサ間通信素子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンフィグレーションデータを格納する
    記憶手段を備えたセンサ装置同士を直接接続し、 前記接続されたセンサ装置のうち、一方のセンサ装置の
    記憶手段に記憶された調整済みのコンフィグレーション
    データを、他のセンサ装置の記憶手段にアップロードす
    ることにより、前記他のセンサ装置のコンフィグレーシ
    ョンを行うことを特徴とするセンサ装置のコンフィグレ
    ーション方法。
  2. 【請求項2】 コンフィグレーションデータを複数格納
    する記憶手段を備え、 前記記憶手段に記憶された複数種のコンフィグレーショ
    ンデータのいずれかを選択してコンフィグレーションを
    行うように構成したことを特徴とするセンサ装置。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続可能で、外部とネッ
    トワーク通信するインタフェース手段と、 コンフィグレーションデータを格納する記憶手段と、 前記インタフェース手段を介して前記記憶手段にコンフ
    ィグレーションデータをロードするロード制御手段とを
    備えたことを特徴とするセンサ装置。
  4. 【請求項4】 ネットワークに接続可能で、外部とネッ
    トワーク通信するインタフェース手段と、 コンフィグレーションデータを格納する記憶手段と、 前記インタフェース手段を介して前記記憶手段に格納さ
    れた自己のコンフィグレーションデータを他の機器にロ
    ードするロード制御手段とを備えたことを特徴とするセ
    ンサ装置。
  5. 【請求項5】 前記ロードしたコンフィグレーションデ
    ータを初期値とし、そのコンフィグレ−ションデ−タの
    パラメータ調整を行うパラメータ調整手段を備えたこと
    を特徴とする請求項3に記載のセンサ装置。
  6. 【請求項6】 請求項4,5に記載の複数のセンサ装置
    と、上位ホストがネットワークを介して接続されたセン
    サシステムであって、 前記上位ホストは、前記各センサ装置からアップロード
    した各センサ装置のコンフィグレーションデータを比較
    し、異常の有無を判定する機能を備えたことを特徴とす
    るセンサシステム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続可能で、外部とネッ
    トワーク通信するインタフェース手段と、 コンフィグレーションデータのパラメータ調整を行うパ
    ラメータ調整手段と、前記パラメータ調整手段で調整し
    たコンフィグレーションデータの評価が一定の基準に達
    したか否かを判断する手段と、 その判断結果が基準に達しない場合に、異常情報を前記
    インタフェース手段を介して出力するようにしたことを
    特徴とするセンサ装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続可能で、外部とネッ
    トワーク通信するインタフェース手段と、 コンフィグレーションデータのパラメータ調整を行うパ
    ラメータ調整手段と、前記インタフェース手段を介して
    前記ネットワーク上を伝送される他のセンサ装置のコン
    フィグレーションデータを受信する機能と、 前記受信した他のセンサ装置のコンフィグレーションデ
    ータと、前記パラメータ調整手段で調整された自己のコ
    ンフィグレーションデータとを比較し、異常か否かを判
    断する機能を備えたことを特徴とするセンサ装置。
  9. 【請求項9】 請求項5に記載のセンサ装置と、前記セ
    ンサ装置にネットワークを介してパラメータ調整命令を
    送る上位ホストとを備え、 前記センサ装置のコンフィグレーションデータが前記上
    位ホストによって更新されることを特徴とするセンサシ
    ステム。
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