JP2000074522A - 吸収式ヒートポンプ装置 - Google Patents

吸収式ヒートポンプ装置

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JP2000074522A
JP2000074522A JP10243681A JP24368198A JP2000074522A JP 2000074522 A JP2000074522 A JP 2000074522A JP 10243681 A JP10243681 A JP 10243681A JP 24368198 A JP24368198 A JP 24368198A JP 2000074522 A JP2000074522 A JP 2000074522A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 蒸発器のフィン表面が水滴で凍結するのを防
止する除霜手段をもつ吸収式ヒートポンプ装置。 【解決手段】 吸収式ヒートポンプ装置1は加熱部と再
生器8とを備えた精溜器2と、分離された気化冷媒の液
化用凝縮器3と、この凝縮器3から排出される液化冷媒
Aが外気Cとの熱交換により液化冷媒Aを気化させる蒸
発器4と、この蒸発器4から供給される気化冷媒Aと精
溜器2から供給される吸収液Bとを反応させて吸収液B
中に冷媒Aを吸収させると共に、この冷媒Aを吸収した
吸収液Bを精溜器2へ循環させる吸収器5とを備え、蒸
発器4のフィン24の表面に結露し水滴がフィン24表
面に付着滞留し、温度が低い上に冷媒の気化によるフィ
ンの冷却で水滴が凍結しないように、再生器8から吸収
器に戻る高温吸収液Bを連通管25を介し除霜弁26を
介し蒸発器4の近傍に配設された除霜用配管27に通
し、その後吸収器5に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は蒸発器の伝熱フィン
の表面の除霜手段を備えた吸収式ヒートポンプ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から知られている吸収式ヒートポン
プ装置は、吸収液(作動液)から冷媒を気化させて分離
する加熱部を備えた精溜器と、前記分離された気化冷媒
を凝縮して液化する凝縮器を備え、この凝縮器から排出
される液化冷媒が内部に供給されるとともに、外面に接
触させられる外気との熱交換により前記液化冷媒を気化
させる伝熱フィンからなる蒸発器を有する。
【0003】そして、この蒸発器から供給される気化冷
媒と前記精溜器から供給される吸収液とを反応させるこ
とにより、前記吸収液中に冷媒を吸収させるとともに、
この冷媒を吸収した吸収液すなわち作動液を前記精溜器
へ循環させる吸収器とを備える。
【0004】また、前記蒸発器が、鉛直方向に沿って配
設された伝熱管と、この伝熱管の内壁へ向けて前記液化
冷媒を吐出する冷媒吐出ノズルとを備え、また、前記凝
縮器が連通管を介して前記吸収器の冷却水路へ連通させ
られており、この連通管および前記冷却水路と室内機と
を連通する連通管とともに、冷却水循環系を構成するよ
うになっている。
【0005】また、前記凝縮器の下流側には、この凝縮
器によって凝縮液化された冷媒を貯留するための冷媒タ
ンクが接続されており、この冷媒タンクの冷媒流出部
に、U字管を介して前記冷媒吐出ノズルが接続されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
吸収式ヒートポンプ装置においては、使用環境における
温度や湿度によって、蒸発器の伝熱フィンの表面に結露
が発生し、水滴が前記伝熱フィンの表面に付着すること
があるが、前述した吸収式ヒートポンプ装置における蒸
発器においては、前記水滴が表面張力による吸着力によ
り、前記伝熱フィンの表面に滞留してしまうといった問
題等がある。そして、前記水滴が伝熱フィンの表面に滞
留すると、その水滴が滞留している部分における熱伝達
が阻害されることにより、蒸発器における熱交換効率が
低下し、ひいては、吸収式ヒートポンプ装置の熱効率に
も影響を与えていた。
【0007】また、伝熱フィンに水滴が滞留すると、温
度が低く冷媒の気化による伝熱フィンの冷却により、前
記水滴が凍結することがあり、この凍結によって前記伝
熱フィンとの付着力が更に高められてその除去が困難に
なるばかりでなく、凍結部分が成長して、前記伝熱フィ
ン間に形成される熱媒体の流路が狭められて流路抵抗が
増加することにより、外気と伝熱フィンの熱交換効率が
さらに低下させられてしまうという問題があった。そこ
で、本発明は、蒸発器の伝熱フィンの表面に水滴が滞留
し凍結することを防止する除霜手段を備えた吸収式ヒー
トポンプ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に係る吸収式ヒートポンプ装置
は、熱交換用の冷媒を吸収した吸収液を加熱して、この
吸収液から前記冷媒を気化させて分離する加熱部と再生
器を備えた精溜器と、前記分離された気化冷媒を凝縮し
て液化する凝縮器と、この凝縮器から排出される液化冷
媒が内部に供給されるとともに、外面に接触させられる
熱媒体との熱交換により前記冷媒を気化させる蒸発器
と、この蒸発器から排出される気化冷媒と前記精溜器か
ら供給される吸収液とを反応させることにより、前記吸
収液中に冷媒を吸収させるとともにこの冷媒を吸収した
吸収液を前記精溜器へ循環させる吸収器とを備え、前記
蒸発器が、鉛直方向に沿って配設された伝熱管と、この
伝熱管の内壁へ向けて前記液化冷媒を吐出する冷媒吐出
ノズルとを備え、蒸発器の近傍に除霜用配管を設け、蒸
発器の蒸発圧力または温度を検出して前記除霜用配管に
前記再生器から前記吸収器に戻る高温の吸収液を供給制
御する構成とした。
【0009】本発明の請求項2に係る吸収式ヒートポン
プ装置は、熱交換用の冷媒を吸収した吸収液を加熱し
て、この吸収液から前記冷媒を気化させて分離する加熱
部と再生器を備えた精溜器と、前記分離された気化冷媒
を凝縮して液化する凝縮器と、この凝縮器から排出され
る液化冷媒が内部に供給されるとともに、外面に接触さ
せられる熱媒体との熱交換により前記冷媒を気化させる
蒸発器と、この蒸発器から排出される気化冷媒と前記精
溜器から供給される吸収液とを反応させることにより、
前記吸収液中に冷媒を吸収させるとともにこの冷媒を吸
収した吸収液を前記精溜器へ循環させる吸収器とを備
え、前記蒸発器が、鉛直方向に沿って配設された伝熱管
と、この伝熱管の内壁へ向けて前記液化冷媒を吐出する
冷媒吐出ノズルとを備え、この冷媒吐出ノズルが、前記
伝熱管の上端部から所定距離下方にずれた位置に設けら
れ、蒸発器の近傍に除霜用配管を設け、蒸発器の蒸発圧
力または温度を検出して前記除霜用配管に前記再生器か
ら前記吸収器に戻る高温の吸収液を供給制御する構成と
した。
【0010】こうして、使用環境における温度や湿度に
よって、蒸発器の伝熱フィンの表面に結露が発生し、水
滴が前記伝熱フィンの表面に付着し滞留して熱伝達が阻
害されることを防ぎ、蒸発器における熱交換効率の低
下、ひいては、吸収式ヒートポンプ装置の熱効率の低下
を防止することができる。
【0011】また、伝熱フィンに水滴が滞留し、冷媒の
気化による伝熱フィンの冷却により前記水滴が凍結し、
この凍結によって前記伝熱フィンとの付着力が更に高め
られ、凍結部分が成長して前記伝熱フィン間に形成され
る熱媒体の流路が狭められて流路抵抗が増加することに
よる、外気と伝熱フィンの熱交換効率がさらに低下する
ことを防ぐことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1において符号1は、本実施形
態に係わる吸収式ヒートポンプ装置を示し、この吸収式
ヒートポンプ装置1は、吸収液B(作動液D)から冷媒
を気化させて分離する加熱部と再生器8を備えた精溜器
2と、前記分離された気化冷媒Aを凝縮して液化する凝
縮器3と、この凝縮器3から排出される液化冷媒Aが内
部に供給されるとともに、外面に接触させられる外気C
との熱交換により前記液化冷媒Aを気化させる蒸発器4
と、この蒸発器4から供給される気化冷媒Aと前記精溜
器2から供給される吸収液Bとを反応させることによ
り、前記吸収液B中に冷媒Aを吸収させるとともに、こ
の冷媒Aを吸収した吸収液Bすなわち作動液Dを前記精
溜器2へ循環させる吸収器5とを備え、前記蒸発器4
が、鉛直方向に沿って配設された伝熱管12と、この伝
熱管12の内壁へ向けて前記液化冷媒Aを吐出する冷媒
吐出ノズル19とを備え、この冷媒吐出ノズル19が、
前記伝熱管12の上端部から所定距離下方にずれた位置
に設けられた概略構成となっている。
【0013】そしてこの構成においては、前記凝縮器3
が連通管17を介して前記吸収器5の冷却水路16へ連
通させられており、この連通管17および前記冷却水路
16と室内機10とを連通する連通管18とともに、冷
却水循環系を構成するようになっている。
【0014】また、前記凝縮器3の下流側には、この凝
縮器3によって凝縮液化された冷媒Aを貯留するための
冷媒タンク9が接続されており、この冷媒タンク9の冷
媒流出部に、後述するU字管20を介して前記冷媒吐出
ノズル19が接続されている。
【0015】前記冷媒吐出ノズル19は、前記伝熱管1
2の下部から外方へ突出させられたU字管20の一端部
に連設され、このU字管20の他端部には前記冷媒タン
ク9が連設されおり、この冷媒タンク9に貯留されてい
る前記液化冷媒Aが前記U字管20を介して前記冷媒吐
出ノズル19へ、サイフォン現象により供給されるよう
になされている。
【0016】また、このU字管20は、前記各伝熱管1
2毎に設けられ、前記冷媒吐出ノズル19が一体形成さ
れるとともに前記伝熱管12の外部へ突出させられた複
数の吐出管21と、前記伝熱管12外部において、前記
各吐出管21を相互に連通させる分配へツダ22と、こ
の分配へッダ22と前記冷媒タンク9とを連通させる連
通管23とによって構成され、全体として下方へ向けて
湾曲したU字形状となされている。
【0017】そして、前記冷媒吐出ノズル19は、別記
伝熱管12の上端部より所定距離下方にずれた位置に
(本実施形態においては、前記伝熱管12の長さ方向の
略中間部に)位置させられているとともに、前記冷媒タ
ンク9の下端が、前記冷媒吐出ノズル19よりも上方へ
位置させられて、その内部に貯留される液化冷媒Aの液
面が前記冷媒吐出ノズル19よりも常に上方に位置する
ようになされている。
【0018】このように冷媒吐出ノズル19を、前記伝
熱管12の上端部より所定距離下方にずれた位置に設け
るのは、前記液化冷媒Aを、鉛直に設置された伝熱管1
2の長さ方向略中間部内壁面へむけて吐出させることに
より、伝熱管12内の気流によって未気化の液滴状の冷
媒Aが伝熱管12の上方すなわち下流側へ向けて搬送さ
れた場合においても、前記液滴状の冷媒Aが伝熱管12
の上端部に到達する前に停止させるとともに前記伝熱管
12の内壁に付着させ、その後の降下の途中で、前記液
滴状の冷媒A伝熱管12の管壁を介した外気Cとの熱交
換によって気化させるためである。
【0019】このような現象は、液化冷媒Aの主な気化
領域を伝熱管12の中間部より下方に設けることによ
り、中間部から上方における気化量を少なくして伝熱管
12内の圧力を減少させ、これによって、伝熱管12内
の気流の速度を遅くすることにより実現される。
【0020】したがって、未気化の冷媒Aが吸収器5へ
送り込まれることが抑制されて、伝熱管12内における
冷媒Aの気化量が高められる。この気化冷媒Aが各伝熱
管12内を上方へ移動し、この伝熱管12の上端に設け
られている上部へッダ13によって集合させられた後に
前記吸収器5へ送り込まれる。
【0021】この吸収器5へ送り込まれた気化冷媒A
は、再生器8から送り込まれる吸収液Bと接触させられ
ることによってこの吸収液B中に吸収されて作動液Dと
なされ、さらに、この作動液Dが、作動液循環ポンプ1
5によって作動液散布ノズル11へ送り込まれて精溜塔
6内に散布されるとともに、精溜塔6の下部に設けられ
ているバーナ7によって加熱されて前記冷媒Aが気化さ
れることにより、前記作動液Dが吸収液Bと冷媒Aとに
分離される。
【0022】このように、冷媒Aは、凝縮器3通過させ
られる間において冷却水Eとの熱交換を行ない、また、
吸収器5を通過させられる間において、外気から吸収し
た熱を前記冷却水Eへ与える。したがって、冷却水Eが
吸収器5、凝縮器3へと循環させられる間に徐々に加熱
された後に、別の場所の室内機10へ送り込まれて暖房
に供される。
【0023】このような吸収式ヒートポンプ装置1にお
いては、外気Cの熱エネルギを吸収して冷却水Eの加熱
の補助を行なうことにより、前記バーナ7の発熱量に対
する室内機10からの放熱量を1.3倍以上に高めるこ
とが可能となる。
【0024】そして、本発明では、蒸発器4の伝熱フィ
ン24の表面に結露が発生し、水滴が伝熱フィン24の
表面に付着し滞留し、温度が低い上に冷媒の気化による
伝熱フィンの冷却により前記水滴が凍結するのを防ぐた
めに、再生器8から吸収器5に戻る高温の吸収液Bを連
通管25により除霜バブル26を介して、蒸発器4の近
傍に配設された除霜用配管27に通し、その後、吸収器
5に戻してやる構成とした。
【0025】蒸発器4の伝熱フィン24の表面の結露状
態は、蒸発器4の蒸発圧力または温度を検出することに
より検知することができるので、蒸発器4の蒸発圧力ま
たは温度が所定の値になったら、除霜バブル26を開放
するように制御して除霜用配管27に再生器8から吸収
器5に戻る高温の吸収液Bの一部を分流、供給すること
により、蒸発器4の伝熱フィン24の表面の凍結を未然
に防止することができる。
【0026】本発明は、このように前記冷媒吐出ノズル
19が、伝熱管12の上端部より所定距離下方にずれた
位置に構成された吸収式ヒートポンプ装置1について述
べたが、これに限ることなく、冷媒タンク9から冷媒循
環ポンプによって送り込まれる液化冷媒Aが、蒸発器4
の上部に設けられている冷媒滴下手段へ供給され、この
冷媒滴下手段において、その冷媒供給へッダおよび各冷
媒供給ノズルによって液化冷媒Aを溜まり部へ分配供給
され、この溜まり部に供給された液化冷媒Aが、各ガイ
ド溝を介して伝熱管12の内壁面に滴下されることによ
り、前記液化冷媒Aが伝熱管12の内壁面に沿って流下
させられるとともに、前記伝熱フィン24および伝熱管
12の表面に熱媒体Cとしての外気が接触させられるこ
とにより、この外気Cと前記伝熱管12の内壁面を流下
する液化冷媒Aとの熱交換が行なわれ、この液化冷媒A
が前記外気Cから気化潜熱を奪って気化する、所謂、従
来タイプのものにも適用できるものである。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、吸収式ヒートポ
ンプ装置においては、使用環境における温度や湿度によ
って、蒸発器の伝熱フィンの表面に結露が発生し、水滴
が前記伝熱フィンの表面に付着し滞留して熱伝達が阻害
されることを防ぎ、蒸発器における熱交換効率の低下、
ひいては、吸収式ヒートポンプ装置の熱効率の低下を防
止することができる。
【0028】また、伝熱フィンに水滴が滞留し、冷媒の
気化による伝熱フィンの冷却により前記水滴が凍結し、
この凍結によって前記伝熱フィンとの付着力が更に高め
られ、凍結部分が成長して前記伝熱フィン間に形成され
る熱媒体の流路が狭められて流路抵抗が増加することに
よる、外気と伝熱フィンの熱交換効率がさらに低下する
ことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒートポンプ装置の構成図。
【符号の説明】
1 ヒートポンプ装置 2 精溜器 3 凝縮器 4 蒸発器 5 吸収器 6 精溜塔 7 バーナ 8 再生器 9 冷媒タンク 10 室内機 11 作動液散布ノズル 12 伝熱管 13 上部ヘッダ 14 下部ヘッダ 15 作動液循環ポンプ 16 冷却水路 17,18 23,25 連通管 19 吐出ノズル 20 U字管 21 吐出管 22 分配ヘッダ 24 電熱フィン 26 除霜バルブ 27 除霜用配管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L093 AA03 BB01 BB22 BB29 BB32 BB37 BB43 CC00 DD10 EE21 GG01 GG02 HH04 HH15 JJ02 KK03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱交換用の冷媒を吸収した吸収液を加熱
    して、この吸収液から前記冷媒を気化させて分離する加
    熱部と再生器を備えた精溜器と、前記分離された気化冷
    媒を凝縮して液化する凝縮器と、この凝縮器から排出さ
    れる液化冷媒が内部に供給されるとともに、外面に接触
    させられる熱媒体との熱交換により前記冷媒を気化させ
    る蒸発器と、この蒸発器から排出される気化冷媒と前記
    精溜器から供給される吸収液とを反応させることによ
    り、前記吸収液中に冷媒を吸収させるとともにこの冷媒
    を吸収した吸収液を前記精溜器へ循環させる吸収器とを
    備え、前記蒸発器が、鉛直方向に沿って配設された伝熱
    管と、この伝熱管の内壁へ向けて前記液化冷媒を吐出す
    る冷媒吐出ノズルとを備え、蒸発器の近傍に除霜用配管
    を設け、蒸発器の蒸発圧力または温度を検出して前記除
    霜用配管に前記再生器から前記吸収器に戻る高温の吸収
    液を供給制御することを特徴とする吸収式ヒートポンプ
    装置。
  2. 【請求項2】 熱交換用の冷媒を吸収した吸収液を加熱
    して、この吸収液から前記冷媒を気化させて分離する加
    熱部と再生器を備えた精溜器と、前記分離された気化冷
    媒を凝縮して液化する凝縮器と、この凝縮器から排出さ
    れる液化冷媒が内部に供給されるとともに、外面に接触
    させられる熱媒体との熱交換により前記冷媒を気化させ
    る蒸発器と、この蒸発器から排出される気化冷媒と前記
    精溜器から供給される吸収液とを反応させることによ
    り、前記吸収液中に冷媒を吸収させるとともにこの冷媒
    を吸収した吸収液を前記精溜器へ循環させる吸収器とを
    備え、前記蒸発器が、鉛直方向に沿って配設された伝熱
    管と、この伝熱管の内壁へ向けて前記液化冷媒を吐出す
    る冷媒吐出ノズルとを備え、この冷媒吐出ノズルが、前
    記伝熱管の上端部から所定距離下方にずれた位置に設け
    られ、蒸発器の近傍に除霜用配管を設け、蒸発器の蒸発
    圧力または温度を検出して前記除霜用配管に前記再生器
    から前記吸収器に戻る高温の吸収液を供給制御すること
    を特徴とする吸収式ヒートポンプ装置。
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