JP2000073867A - ロータリ絞り弁式気化器 - Google Patents

ロータリ絞り弁式気化器

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JP2000073867A
JP2000073867A JP10248469A JP24846998A JP2000073867A JP 2000073867 A JP2000073867 A JP 2000073867A JP 10248469 A JP10248469 A JP 10248469A JP 24846998 A JP24846998 A JP 24846998A JP 2000073867 A JP2000073867 A JP 2000073867A
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Japan
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valve
throttle valve
throttle
fuel
chamber
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Masao Suzuki
雅夫 鈴木
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Nippon Walbro KK
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NIPPON WALBRO KK
Nippon Walbro KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絞り弁の全開位置を規制する停止ボルトの操
作で、機関の低地運転と高地運転の切換えが容易にでき
るようにする。 【解決手段】 気化器本体12の吸気路8を横切る弁室
13に、絞り孔17bを有する絞り弁17を回動可能か
つ昇降可能に嵌挿する。弁室13の上端を閉鎖する蓋板
9と、蓋板9に支持した絞り弁17と一体の弁軸17a
に結合した絞り弁レバー3との間にカム機構を備える。
燃料室30から絞り孔17bへ突出する燃料ノズル16
へ、絞り弁17に固定したニードル15を嵌挿する。機
関の低地運転で絞り弁17の全開位置を規制する停止ボ
ルト64を蓋板9の柱63から引つ込めた位置で、絞り
孔17bが吸気路8と平行になるようにする。機関の高
地運転で停止ボルト64を柱63へ最大限にねじ込んだ
位置で、絞り孔17bの入口端と出口端が吸気路8に連
通し、燃料量だけが少くなるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動力鋸、刈払機など
の携帯作業機の駆動源として用いられる小型2行程内燃
機関に好適なロータリ絞り弁式気化器、特に燃料調整針
弁を操作しないで低地運転と高地運転に切り換えること
ができ、混合気の適正な空燃比を維持するロータリ絞り
弁式気化器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯作業機にも排ガス規制が適用
されることになり、機関に対する一層安定した燃料量の
供給が要求されるようになつた。このため、気化器の精
度向上が要求され、気化器の燃料系統を全て固定化する
必要がある。一方、機関の使用環境は低地から高地まで
広範であり、高地では空気密度の希薄にともない、気化
器から機関へ供給される混合気の空燃比は、図11に示
すように過濃になり、機関の出力が低し、作業能率が低
下する。そこで、従来は機関の使用環境に応じて気化器
を分解し、燃料ジエツトを交換する必要があり、手数が
かかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
問題に鑑み、絞り弁の全開位置を規制する停止ボルトの
操作で、機関の低地運転と高地運転の切換えが容易にで
きるようにしたロータリ絞り弁式気化器を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成は気化器本体の吸気路を横切る円筒形
の弁室に、吸気路と整合可能の絞り孔を有する円柱形の
絞り弁を回動可能かつ昇降可能に嵌挿し、弁室の上端を
閉鎖する蓋板に絞り弁と一体の弁軸を支持し、弁軸に結
合した絞り弁レバーと蓋板との間にカム機構を備え、燃
料室から前記絞り孔へ突出する燃料ノズルへ絞り弁に固
定したニードルを嵌挿したロータリ絞り弁式気化器にお
いて、機関の低地運転で絞り弁の全開位置を規制する停
止ボルトを蓋板の柱から引つ込めた位置で、絞り弁の絞
り孔が吸気路と平行になるようにし、機関の高地運転で
停止ボルトを蓋板の柱へ最大限にねじ込んだ位置で、絞
り孔の入口端と出口端が吸気路に連通し、燃料量だけが
少くなるようにしたことを特徴とする。
【0005】また、本発明の構成は気化器本体の吸気路
を横切る円筒形の弁室に、吸気路と整合可能の絞り孔を
有する円柱形の絞り弁を回動可能かつ昇降可能に嵌挿
し、弁室の上端を閉鎖する蓋板に絞り弁と一体の弁軸を
支持し、弁軸に結合した絞り弁レバーと蓋板との間にカ
ム機構を備え、燃料室から前記絞り孔へ突出する燃料ノ
ズルへ絞り弁に固定したニードルを嵌挿したロータリ絞
り弁式気化器において、機関の低地運転で絞り弁の絞り
孔が吸気路と平行になる絞り弁レバーの全開位置を超え
る部分に、高地運転での回転領域を設け、該回転領域の
カムのリフトを、低地運転での絞り弁レバーの全開位置
のカムのリフトよりも低くしたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明では気化器の絞り弁の全開
位置を調整することにより、機関の低地運転と高地運転
の切換えを行う。つまり、機関の高地運転では絞り弁の
全開位置を、低地運転での絞り弁の全開位置よりも前方
(アイドル位置に近い方)へ調整し、空燃比を薄くして
機関の出力を向上させる。
【0007】気化器のベンチユリ部を2段にし、つま
り、絞り弁の全開位置よりも前方または後方の一定の領
域で吸気路を流れる空気量が変化しないようにし、この
領域で燃料ノズルの燃料噴孔の開度を加減し、空燃比を
適正な範囲に維持する。絞り弁の全開位置よりも後方の
領域では、カム機構のカムのリフトを、低地運転での絞
り弁の全開位置のカムのリフトよりも低くする。
【0008】
【実施例】図1に示すように、ロータリ絞り弁式気化器
は気化器本体12の吸気路8(図3)を横切る円筒形の
弁室13に、吸気路8と整合可能の絞り孔17bを有す
る円柱形の絞り弁17を回動可能かつ昇降可能に嵌挿
し、弁室13の上端を閉鎖する蓋板9に絞り弁17と一
体の弁軸17aを支持し、弁軸17aに結合した絞り弁
レバー3と蓋板9との間にカム機構を備えられる。定圧
燃料室30から絞り孔17bへ突出する燃料ノズル16
へ、絞り弁17に固定したニードル15が嵌挿される。
弁室13の上端を閉鎖する蓋板9と絞り弁17との間に
係止したばね10により絞り弁17は下方へ付勢され、
カム機構へ係合される。絞り弁レバー3と蓋板9との間
に、弁軸17aを覆う防じんブーツ4が介装される。絞
り弁レバー3に支持したスイベル2は、携帯作業機の運
転を操作する手動の加速レバーと遠隔操作ケーブルによ
り連結される。
【0009】上述のカム機構は絞り弁レバー3の下面の
カム3aと蓋板9から上方へ突出するフオロア41とか
ら構成され、絞り弁17は絞り弁レバー3の回転角に比
例して、ばね10の力に抗して上昇する。この時、絞り
孔17bと気化器本体12の吸気路8との整合面積(絞
り弁17の開度)が増加し、また絞り弁17に支持され
たニードル15が上昇し、燃料ノズル16の燃料噴孔1
6aの開度が増加し、図8に示すように、絞り弁17の
開度に対応した量の燃料が燃料噴孔16aから絞り弁1
7の絞り孔17bへ吸引される。
【0010】燃料ノズル16は基端部を気化器本体12
の底壁、詳しくは弁室13の底壁に設けた取付孔7へ嵌
合され、弁室13の底壁に備えた燃料ジエツト20と逆
止弁26を経て、燃料を所定の圧力に保持する定圧燃料
室30へ連通される。燃料ノズル16の先端部は絞り弁
17の絞り孔17bへ突出される。
【0011】燃料槽の燃料は2行程機関のクランク室の
脈動圧により膜19を駆動される主燃料ポンプAを経
て、定圧燃料室30へ供給される。膜19は気化器本体
12と中間壁体24との間に挟持され、脈動圧導入室1
8とポンプ室25とを区画する。膜19の上下変動に伴
い、燃料槽の燃料は入口管34、フイルタ23、逆止弁
52を備えた通路を経てポンプ室25へ吸引され、さら
に逆止弁51を備えた通路、流入弁22を経て定圧燃料
室30へ供給される。
【0012】定圧燃料室30は中間壁体24と中間壁体
35の間に挟持された膜29の上側に区画され、大気室
33は膜29の下側に区画される。中間壁体24の定圧
燃料室30に支軸21により支持したレバー32は、一
端を流入弁22に係止され、他端をばね27の力により
膜29の中心の突部へ係合される。定圧燃料室30の燃
料が少くなると、大気室33の大気圧と定圧燃料室30
に作用する吸気負圧により、膜29とレバー32がばね
27の力に抗して押し上げられ、レバー32が支軸21
を中心として時計方向へ回動し、流入弁22が開き、ポ
ンプ室25の燃料が流入弁22を経て定圧燃料室30へ
補給される。定圧燃料室30の燃料が増加すると、膜2
9が押し下げられ、レバー32が支軸21を中心として
反時計方向へ回動し、流入弁22が閉じる。
【0013】機関の始動前に定圧燃料室30に燃料がな
い場合は、手動の補助燃料ポンプBを構成するスポイド
40を繰り返し押し潰すと、定圧燃料室30の空気は通
路28を経て入口28aから茸状の複合逆止弁38の周
縁部を押し開いてポンプ室39へ吸引され、さらに扁平
に押し潰された円筒軸部を押し開いて出口室31へ流出
し、出口室31から出口管53を経て燃料槽へ排出され
る。こうして、定圧燃料室30が負圧になると、燃料槽
の燃料が入口管34、フイルタ23、逆止弁52を備え
た通路を経てポンプ室25へ吸引され、さらに逆止弁5
1を備えた通路、流入弁22を経て定圧燃料室30へ供
給される。
【0014】スポイド40は周縁部を中間壁体35の下
面に環状の押え板36により結合され、中間壁体35の
中心に備えた円筒形の出口室31に、複合逆止弁38を
係止される。複合逆止弁38は傘部の周縁で定圧燃料室
30に連なる入口28aとポンプ室39との間を閉鎖
し、扁平に押し潰された円筒軸部でポンプ室39と出口
室31との間を閉鎖する。
【0015】絞り弁17の弁軸17aの上端部中心に設
けた円筒部47aに、スリーブ47が抜けないように嵌
合固定される。スリーブ47へ螺合したヘツドにニード
ル15の上端が結合される。したがつて、ヘツドを螺動
すれば、ニードル15の下端と燃料噴孔16aとの相対
位置が調整される。スリーブ47の上端部には図示して
ないキヤツプが嵌合固定され、製品の工場出荷後はニー
ドル15を調整できない。
【0016】図6に破線で示すように、従来のカム3a
の勾配は絞り弁レバー3の回転角が大きい領域(機関の
高速運転域)で急になつているが、本発明では図6に実
線で示すように、絞り弁レバー3のカム3aの勾配が急
になる部分が絞り弁17の全開位置F(図2)の方へ偏
倚した形状にし、高地運転では絞り弁レバー3の全開位
置までの回転角を小さくすることにより空燃比の過濃を
抑え、機関の正常な運転が得られるようにする。
【0017】図2に示すように、金属補強板を重ね合さ
れた蓋板9は2本のボルト55により、気化器本体12
の上端壁に結合される。絞り弁レバー3は図2に示す絞
り弁17の全開位置で左方へ突出し、扇形のカム3aは
下方へ突出する。低地運転では、絞り弁17の全開位置
Fで、カム3aの端縁に形成したリブ3cは、蓋板9か
ら上方へ突出する柱63に当接される。この時、停止ボ
ルト64はねじ戻されて柱63から引つ込んでいる。ま
た、絞り弁17の絞り孔17bは吸気路8と平行であ
る。絞り弁レバー3に対する矢印x方向の加速操作力を
解放すると、絞り弁レバー3は前述したばね10の力に
より戻され、蓋板9から上方へ突出する柱61に螺合し
たアイドル停止ボルト62へ当接される。
【0018】機関の高地運転では、予め停止ボルト64
の頭部が柱63に当る図2に示す位置まで、停止ボルト
64が柱63に螺合される。したがつて、絞り弁17の
全開位置で、カム3aのリブ3cが柱63から突出する
停止ボルト64の先端に当る。この時、図3に示すよう
に、絞り弁17は絞り孔17bの向き(線yで示す)が
吸気路8と平行ではなく、平行になる位置よりも回転角
αだけ戻つた位置にある。しかし、絞り孔17bの入口
端と出口端は吸気路8に全面的に連通しているので、機
関へ吸い込まれる空気量は高地運転でも低地運転の場合
と殆ど変わらず、燃料量だけが増加する。すなわち、機
関の高地運転では低地運転の場合よりも絞り弁レバー3
の全開位置までの回転角がαだけ小さくなり、これに応
じて燃料噴孔16aの開度が小さくなり、燃料量が少く
なる。つまり、高地運転では、空気密度が小さくなるの
に応じて燃料量が少くなり、この結果空燃比は低地運転
の場合とほぼ等しくなり、機関の正常な運転が得られる
とともに、排ガス成分の劣化が抑えられる。
【0019】図7〜10に示す実施例では、機関の低地
運転での絞り弁レバー3の全開位置で、カム3aのリブ
3cが柱63aに螺合した停止ボルト34aの先端に当
り、絞り弁17の絞り孔17bが吸気路8と平行になる
ように設定されるのに対し、機関の高地運転では、絞り
弁17の絞り孔17bが吸気路8と平行になる全開位置
Fを回転角βだけ超えると、カム3aのリブ3cが柱6
3aに直接当るように構成される。機関の低地運転で、
柱63aに螺合する停止ボルト64aは、停止ボルト6
4aの頭部が柱63aに当り、停止ボルト64aの先端
が柱63aから突出し、機関の低地運転でのカム3aの
リブ3cを絞り弁17の全開位置F、すなわち絞り孔1
7bが吸気路8と平行をなす位置に停止させる。
【0020】機関の高地運転で、停止ボルト64aを柱
63aから引つ込めると、絞り弁17の全開位置で、カ
ム3aのリブ3cが直接柱63aに当る。この時、図9
に示すように、絞り弁17の絞り孔17bの向き(線y
で示す)は吸気路8と平行ではなくなるが、絞り孔17
bの入口端と出口端が吸気路8に連通するので、機関へ
供給される空気量は低地運転の場合と殆ど変わらない。
一方、図7に示すように、機関の高地運転で機関へ供給
される燃料量は、絞り弁レバー3の回転角βの領域で、
カム3bのリフトがLだけ低くなる。つまり、機関へ供
給される燃料量が高地で空気密度が稀薄になる分だけ少
くなる。この結果、高地運転での空燃比が低地運転での
空燃比とほぼ等しくなり、機関の円滑な運転が得られ
る。
【0021】本発明は上述のように、機関の低地運転で
絞り弁17の全開位置を規制する停止ボルト64を蓋板
9の柱63から引つ込め、絞り弁17の絞り孔17bが
気化器本体12の吸気路8と平行になるようにする一
方、機関の高地運転で停止ボルト64を蓋板9の柱63
へ最大限にねじ込んで絞り弁17の開度を制限すると、
空気量は殆ど変らないが、燃料量だけが少くなる。つま
り、空燃比が適正な値に調整され、機関の円滑な高地運
転が得られ、排ガスの劣化を防止できる。
【0022】また、本発明は機関の低地運転で絞り弁1
7の絞り孔17bが気化器本体12の吸気路8と平行に
なる絞り弁レバー3の全開位置を超える部分に、高地運
転での回転領域を設定し、該高地運転での回転領域のカ
ム3bのリフトを、低地運転での絞り弁レバー3の全開
位置のカム3aのリフトよりも低くすることにより、機
関の高地運転で絞り弁17の絞り孔17bが吸気路8と
平行ではなくなつても空気量は殆ど変化せず、燃料量が
カム3bのリフト減少分Lだけ少くなるので、空燃比が
適正な値に調整され、機関の円滑な高地運転が得られ、
排ガスの劣化を防止できる。
【0023】
【発明の効果】本発明は上述のように、気化器本体の吸
気路を横切る円筒形の弁室に、吸気路と整合可能の絞り
孔を有する円柱形の絞り弁を回動可能かつ昇降可能に嵌
挿し、弁室の上端を閉鎖する蓋板に絞り弁と一体の弁軸
を支持し、弁軸に結合した絞り弁レバーと蓋板との間に
カム機構を備え、燃料室から前記絞り孔へ突出する燃料
ノズルへ絞り弁に固定したニードルを嵌挿したロータリ
絞り弁式気化器において、機関の低地運転で絞り弁の全
開位置を規制する停止ボルトを蓋板の柱から引つ込めた
位置で、絞り弁の絞り孔が吸気路と平行になるように
し、機関の高地運転で停止ボルトを蓋板の柱へ最大限に
ねじ込んだ位置で、絞り孔の入口端と出口端が吸気路に
連通し、燃料量だけが少くなるようにしたので、空気密
度の変化による空燃比の増加を適正な範囲に合すことが
でき、機関の出力を調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロータリ絞り弁式気化器の正面断
面図である。
【図2】同ロータリ絞り弁式気化器の平面図である。
【図3】同ロータリ絞り弁式気化器の平面断面図であ
る。
【図4】同ロータリ絞り弁式気化器の燃料ノズルの側面
図である。
【図5】同ロータリ絞り弁式気化器の燃料ノズルの正面
断面図である。
【図6】同ロータリ絞り弁式気化器のカム機構の特性を
表す線図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るロータリ絞り弁式気
化器のカム機構を示す正面図である。
【図8】同ロータリ絞り弁式気化器の平面図である。
【図9】同ロータリ絞り弁式気化器の平面断面図であ
る。
【図10】同ロータリ絞り弁式気化器のカム機構の特性
を表す線図である。
【図11】機関の運転地の高度と空燃比との関係を説明
するための線図である。
【符号の説明】
A:主燃料ポンプ B:補助燃料ポンプ 3:絞り弁レ
バー 3a,3b:カム 8:吸気路 9:蓋板 10:ばね 12:気化器本体
13:弁室 15:ニードル 16:燃料ノズル 1
6a:燃料噴孔 17:絞り弁 17a:弁軸 17b:絞り孔 19,29:膜 22:流入弁 2
4:中間壁体 25:ポンプ室 30:定圧燃料室 3
3:大気室 34:入口管 35:中間壁体 36:押
え板 38:複合逆止弁 39:ポンプ室 40:スポ
イド 41:フオロア 61:柱 62:停止ボルト
63:柱 63a:柱 64,64a:停止ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気化器本体の吸気路を横切る円筒形の弁室
    に、吸気路と整合可能の絞り孔を有する円柱形の絞り弁
    を回動可能かつ昇降可能に嵌挿し、弁室の上端を閉鎖す
    る蓋板に絞り弁と一体の弁軸を支持し、弁軸に結合した
    絞り弁レバーと蓋板との間にカム機構を備え、燃料室か
    ら前記絞り孔へ突出する燃料ノズルへ絞り弁に固定した
    ニードルを嵌挿したロータリ絞り弁式気化器において、
    機関の低地運転で絞り弁の全開位置を規制する停止ボル
    トを蓋板の柱から引つ込めた位置で、絞り弁の絞り孔が
    吸気路と平行になるようにし、機関の高地運転で停止ボ
    ルトを蓋板の柱へ最大限にねじ込んだ位置で、絞り孔の
    入口端と出口端が吸気路に連通し、燃料量だけが少くな
    るようにしたことを特徴とするロータリ絞り弁式気化
    器。
  2. 【請求項2】気化器本体の吸気路を横切る円筒形の弁室
    に、吸気路と整合可能の絞り孔を有する円柱形の絞り弁
    を回動可能かつ昇降可能に嵌挿し、弁室の上端を閉鎖す
    る蓋板に絞り弁と一体の弁軸を支持し、弁軸に結合した
    絞り弁レバーと蓋板との間にカム機構を備え、燃料室か
    ら前記絞り孔へ突出する燃料ノズルへ絞り弁に固定した
    ニードルを嵌挿したロータリ絞り弁式気化器において、
    機関の低地運転で絞り弁の絞り孔が吸気路と平行になる
    絞り弁レバーの全開位置を超える部分に、高地運転での
    回転領域を設け、該回転領域のカムのリフトを、低地運
    転での絞り弁レバーの全開位置のカムのリフトよりも低
    くしたことを特徴とするロータリ絞り弁式気化器。
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