JP2000073654A - 圧力検出装置 - Google Patents

圧力検出装置

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JP2000073654A
JP2000073654A JP10248494A JP24849498A JP2000073654A JP 2000073654 A JP2000073654 A JP 2000073654A JP 10248494 A JP10248494 A JP 10248494A JP 24849498 A JP24849498 A JP 24849498A JP 2000073654 A JP2000073654 A JP 2000073654A
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秀典 石原
Noboru Tsuge
昇 柘植
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付性を向上できる圧力検知装置を得る。 【解決手段】 プロテクタ148の末端(下端)には、
鍔部158、160とこの間に形成された首部162に
より構成される係合部が形成されており、感圧センサ1
20を支持するブラケット170に形成された引込孔1
80に嵌め込まれ、インナパネル54に形成された透孔
182を貫通してコネクタ136へ接続されている。上
記係合部が引込孔180に係合した状態でブラケット1
70をインナパネル54に固定すると、透孔182がブ
ラケット170及び係合部に隠されるため、特に透孔1
82を塞ぐ必要はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両や昇
降機等の自動スライドドア装置のドアパネルの異物挟み
込み防止用として適用される圧力検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワゴンやバン等の車両では、モータ等の
駆動手段の駆動力によってドアパネルを車両の前後方向
に沿ってスライドさせて開閉する自動スライドドア装置
がある。
【0003】また、このような自動スライドドア装置に
は、ドアパネルの閉移動方向側端部に沿って感圧センサ
を設け、閉移動中のドアパネルがドアパネルの移動軌跡
上の異物を押圧した際の異物からの押圧反力を感圧セン
サで検出して異物の挟み込み状態を検知し、例えば、ド
アパネルのスライドを停止させたり、或いは、ドアパネ
ルを再び開移動させたりする挟み込み検出装置(圧力検
出装置)を備えた自動スライドドア装置も考案されてい
る。
【0004】このような挟み込み検出装置(圧力検出装
置)に適用される感圧センサは、ドアパネルの閉移動方
向側の端部に沿って、車両の上下方向に長手とされてお
り、ドアパネルの内側に配線されて車体側のコンピュー
タや制御回路へ直接、或いは間接的に接続されたリード
線をドアパネルの閉移動方向側の端部から外部へ引き出
し、感圧センサの上端部若しくは下端部に接続すること
で、感圧センサが車体側のコンピュータや制御回路へ接
続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のリー
ド線をドアパネルの内側から引き出すには、ドアパネル
の内外を連通する開口をドアパネルの閉移動方向側の端
部に設けているが、リード線の外周部と開口の内周部の
間にゴム等により形成されたグロメットを圧入して開口
を塞ぐ工程が感圧センサの取付工程に必要となるため、
組付性の観点から改良の余地があった。
【0006】本発明は、上記事実を考慮して、組付性を
向上できる圧力検出装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の圧力検出
装置は、取付本体に設けられ、当該取付本体に作用する
押圧力を検知する感圧センサと、前記感圧センサが前記
押圧力を検知したか否かを判定する判定手段と、前記取
付本体に設けられた透孔を貫通し、前記感圧センサを前
記判定手段へ接続する接続手段と、前記感圧センサを支
持する支持部を有すると共に前記取付本体に固定される
固定部を有し、且つ、前記感圧センサと前記接続手段と
の接続部分近傍を前記固定部とは反対側の取付位置側へ
引き込む引込孔が形成された支持手段と、前記感圧セン
サ及び前記接続手段の前記引込孔の貫通部分に形成さ
れ、前記引込孔に係合して前記支持手段に保持される係
合部と、を備え、且つ前記係合部及び前記支持手段の少
なくとも何れか一方が前記透孔の軸方向に沿って前記透
孔とラップすることを特徴としている。
【0008】上記構成の圧力検出装置では、支持手段を
介して取付本体に取り付けられた感圧センサに押圧力が
作用し、感圧センサの電気信号等が接続手段を介して判
定手段に送られることで感圧センサが押圧力を検知した
と判定手段が判定する。これにより、感圧センサが押圧
力を検知したこと、すなわち、取付本体の感圧センサ取
付位置の近傍に押圧力を付与する加圧物があることを知
ることができる。
【0009】また、本圧力検出装置では、支持手段に形
成された引込孔及び取付本体に形成された透孔を介して
感圧センサ若しくは感圧センサへ接続された接続手段が
取付本体を介して支持手段とは反対側へ引き込まれてい
る。
【0010】ここで、本圧力検出装置では、支持手段に
感圧センサを組み付けて引込孔に係合部を係合させた状
態で支持手段を取付本体に取り付けると、支持手段及び
係合部の少なくとも何れか一方が透孔の軸方向に沿って
透孔とラップし(重なり)、これによって透孔が隠され
る。したがって、グロメット等の閉塞部材により透孔を
塞がなくてもよいため、グロメット等の特別な部材で透
孔を塞ぐ工程が不要となり、組付性が向上する。
【0011】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
圧力検出装置において、前記引込孔及び前記透孔を双方
の軸方向に沿ってラップさせると共に、前記係合部の外
径寸法を前記透孔の内径寸法よりも大としたことを特徴
としている。
【0012】上記構成の圧力検出装置では、引込孔及び
透孔が双方の軸方向に沿ってラップしている(重なって
いる)ため、引込孔へ引き込まれた感圧センサ若しくは
接続手段はそのまま透孔を貫通するため、より一層組付
性が向上する。
【0013】また、係合部の外径寸法が透孔の内径寸法
よりも大とさているため、本圧力検出装置では係合部に
より透孔が隠される。
【0014】請求項3記載の本発明は、請求項2記載の
圧力検出装置において、前記支持手段の固定部を前記取
付本体に取り付けた状態で前記透孔の周囲に密着してシ
ールするシール部を前記係合部に形成したことを特徴と
している。
【0015】上記構成の圧力検出装置では、係合部にシ
ール部が形成されており、支持手段の固定部を取付本体
に取り付けると、シール部が透孔の周囲に密着して透孔
をシールする。したがって、支持手段の固定部を取付本
体に取り付けることで、透孔のシールも略同時に行われ
るため、より一層組み付け性が向上する。
【0016】請求項4記載の本発明は、請求項1乃至請
求項3の何れかに記載の圧力検出装置において、前記感
圧センサの末端部に、前記接続手段の保持が可能な保持
部を設け、前記感圧センサへ前記接続手段を接続した状
態で前記保持部に前記接続手段を保持させることを特徴
としている。
【0017】上記構成の圧力検出装置では、感圧センサ
の末端部に保持部が形成されており、感圧センサへ接続
手段を接続すると、保持部によって接続手段の感圧セン
サとの接続部分若しくはその近傍部分が保持される。し
たがって、接続がより強固になり、断線等が防止され
る。
【0018】請求項5記載の本発明は、請求項1乃至請
求項3の何れかに記載の圧力検出装置において、前記引
込孔及び前記透孔に前記感圧センサの末端部近傍を貫通
させ、前記取付本体を介して前記支持手段とは反対側で
前記感圧センサを前記接続手段へ接続したことを特徴と
している。
【0019】上記構成の圧力検出装置では、感圧センサ
の末端部近傍が引込孔及び透孔を貫通しているため、感
圧センサの引込孔に引き込まれるまでの部分は、基本的
に上述した押圧力を検知できる部分になる。また、感圧
センサと接続手段との接続部分が透孔を介して支持手段
とは反対側となり、感圧センサが押圧力を検知する部分
と接続手段との接続部分との間に、取付本体や支持手段
が介在することになるため、押圧力を付与する加圧物や
感圧センサの検知部分近傍を通過する物体等が接続部分
に当接することはない。このため、感圧センサと接続手
段との接続部分を保護でき、断線等を防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】図6には、本発明の第1の実施の
形態に係る圧力検出装置10を車両14の自動スライド
ドア装置16においてドアパネル18を閉じる際のドア
パネル18と車体20の間での異物の挟み込み防止用と
して採用した例が斜視図により示されている。本圧力検
出装置10の構成の説明に先立って、先ず、自動スライ
ドドア装置16の構成について説明する。
【0021】(自動スライドドア装置16の構成)図6
に示されるように、自動スライドドア装置16は側壁2
2(車体20)の後端側の車両上下方向中間部に設けら
れたスライドドアアクチュエータ24を備えている。ス
ライドドアアクチュエータ24はハーネスやケーブル等
の接続手段(図示省略)を介して車体20の前端側若し
くは運転席下方のエンジンルーム(図示省略)内に配置
されたバッテリーへ電気的に接続されたスライドドアモ
ータ28を備えている。
【0022】スライドドアモータ28の側方にはスライ
ドドアモータ28の出力軸へ噛合したギヤを含めた複数
のギヤを収納し、これらのギヤによりスライドドアモー
タ28の回転を減速しつつ外部の駆動プーリ30へ伝え
て駆動プーリ30を回転させる減速装置32が設けられ
ている。駆動プーリ30は略車両上下方向を軸方向とし
てこの軸周りに回転可能とされており、駆動プーリ30
及びこの駆動プーリ30とは離間して設けられた複数の
従動プーリ34には無端ベルト36が掛け回されてお
り、スライドドアモータ28が駆動を開始して駆動プー
リ30が回転すると、無端ベルト36が従動回転を開始
する。
【0023】図6に示されるように、無端ベルト36の
長手方向一部にはアタッチメント38が一体的に固定さ
れている。図8に示されるように、アタッチメント38
は、その側壁部40と概ね車幅方向に沿って側壁部40
に対向する側壁部42、及びアタッチメント38と側壁
部42の各上端部を繋ぐ連結部44が一体とされ、全体
的に下方へ向けて開口したコ字形状の部材で、側壁22
の上下方向中間部に前後方向に沿って長手となるように
設けられたセンターレール46の側壁部48を跨いでい
る(すなわち、側壁部40は側壁部48を介して側壁部
42と互いに対向している)。アタッチメント38の側
壁部42はドアパネル18の先端部へ固定されており、
センターアーム50を介してドアパネル18を構成する
一対のインナパネル54(取付本体)、アウタパネル5
6のうちのインナパネル54へ連結されており、無端ベ
ルト36が回転すると、その回転方向に沿ってドアパネ
ル18がスライドする。
【0024】ドアパネル18は、乗員乗降用として側壁
22に形成された略矩形の乗降口58に対応して形成さ
れており、乗降口58へ嵌まり込むことで乗降口58を
閉止でき、この全閉状態では、ドアパネル18のアウタ
パネル56の外側面と側壁22の外側面とが略面一にな
る。
【0025】また、図8に示されるように、センターア
ーム50の先端部には概ね車幅方向に沿った方向を軸方
向としてその軸周りに回転するローラ60と、概ね車両
14の上下方向に沿った方向を軸方向としてその軸周り
に回転する一対のローラ62とがそれぞれ軸支されてい
る。ローラ62はその外周部がセンターレール46の底
壁部64に当接し底壁部64上を転動する。これに対し
て両ローラ60はその外周部がセンターレール46の車
幅方向外側でセンターレール46と対向するように設け
られた側壁部66へ当接しており、側壁部66によって
車幅方向外側への移動が制限されていると共に、側壁部
66へ当接した状態で転動する。
【0026】ここで、図7及び図8に示されるように、
センターレール46の前端側は車幅方向内側へ向けて傾
斜している。このため、乗降口58へ嵌まり込んだドア
パネル18が車両14の後方側へ向けてスライドする際
には、先ず、ローラ60がセンターレール46の前端側
で側壁部66に案内されてドアパネル18が車両14の
後方側へ向けてスライドしつつ車幅方向外側へ移動し、
側壁22よりも車幅方向外側へドアパネル18が位置し
た状態から車幅方向に沿って側壁22と対向した状態で
後方へスライドする。
【0027】一方、図7に示されるように、側壁22の
上端部近傍には乗降口58の上端部に沿ってアッパレー
ル68が設けられている。図9に示されるようにアッパ
レール68は下方へ向けて開口した断面コ字形状とされ
ており、その内部には概ね車両14の上下方向を軸方向
とされその軸周りに回転可能にアッパアーム70の先端
に軸支されたローラ72が入り込んでいる。アッパレー
ル68は概ね車幅方向に沿って互いに対向した一対の側
壁部74を有しており、ローラ72の外周部は一対の側
壁部74のうちの車幅方向外側の側壁部74へ当接し、
側壁部74により車幅方向外側への移動が制限されてい
ると共に、側壁部74へ当接した状態で転動する。
【0028】アッパアーム70の基端部はボルト等の締
結手段(図示省略)によりインナパネル54の上端部近
傍に固定されており、ローラ72が側壁部74により車
幅方向外側への移動が制限されていることでドアパネル
18の車幅方向外側への移動が制限されている。また、
アッパレール68の前端側もセンターレール46と同様
に車幅方向内側へ向けて傾斜しており、ローラ60がセ
ンターレール46の前端側で側壁部66に案内される際
にはローラ72がアッパレール68の前端側でアッパレ
ール68に案内される。
【0029】さらに、図10及び図11に示されるよう
に、側壁22の下端部近傍には乗降口58の下端部に沿
ってロアレール76が設けられている。ロアレール76
は車両14の床部の一部を構成するステップ78の下方
に設けられており、概ね車幅方向外側へ向けて開口した
断面コ字形状とされている。
【0030】ロアレール76の内側にはロアアーム80
の先端側が入り込んでいる。ロアアーム80の先端には
概ね車幅方向に沿った方向を軸方向としてその軸周りに
回転するローラ82と、概ね車両14の上下方向に沿っ
た方向を軸方向としてその軸周りに回転するローラ84
とがそれぞれ軸支されている。ローラ84はその外周部
がロアレール76の下壁部86に当接し下壁部86上を
転動する。
【0031】これに対してローラ82は、下方へ向けて
開口した断面コ字形状のガイドレール88の内部に入り
込んでいる。ガイドレール88はロアレール76の上壁
部90へ固着されており、概ね車幅方向に沿って互いに
対向する一対の側壁部92のうち車幅方向外側に位置す
る側壁部92へローラ82の外周部が当接している。ロ
ーラ82は車幅方向外側の側壁部92により車幅方向外
側への移動が制限されていると共に、側壁部92へ当接
した状態で転動する。また、ガイドレール88の前端側
もセンターレール46と同様に車幅方向内側へ向けて傾
斜しており、ローラ60がセンターレール46の前端側
で側壁部66に案内される際にはローラ82がガイドレ
ール88の前端側で側壁部92に案内される。
【0032】すなわち、ドアパネル18はセンターアー
ム50のローラ62、アッパアーム70のローラ72、
及びロアアーム80のローラ84を介して概ね車両14
の前後方向に沿った軌道上でスライド可能に車体20へ
取り付けられており、スライドドアアクチュエータ24
のスライドドアモータ28が正転駆動若しくは逆転駆動
することでスライドドアモータ28が車両14の後方或
いは前方へ向けてスライドし、乗降口58を開閉する構
成である。
【0033】図5のブロック図に示されるように、スラ
イドドアアクチュエータ24はリレー等の制御回路によ
って構成されるスライドドアドライバ94を備えてお
り、スライドドアドライバ94を介してバッテリー26
へ電気的に接続されている。スライドドアドライバ94
は判定手段としてのコンピュータ96を介してバッテリ
ー26へ接続されており、例えば、車両14の運転席の
近傍に設けられた操作スイッチ98をスイッチ操作する
と、そのときの操作スイッチ98のスイッチ状態に応じ
た信号をスライドドアドライバ94に送り、スライドド
アモータ28を正転駆動又は逆転駆動させ、或いは停止
させる。
【0034】一方、自動スライドドア装置16は位置検
出装置100を備えている。位置検出装置100は、例
えば、周方向に沿って所定角度毎に放射状にスリット孔
が形成され、スライドドアモータ28の出力軸の回転に
連動して回転する円盤状のスリット盤と、このスリット
盤を挟んで設けられた一対の発光素子及び受光素子(何
れも図示省略)から成り、発光素子から発せられて回転
するスリット盤のスリット孔を通過した光が受光素子に
て受光された回数をカウントすることですることでスラ
イドドアモータ28の出力軸の回転数、すなわち、ドア
パネル18のスライド量を検知する構成となっている。
【0035】また、図6に示されるように、自動スライ
ドドア装置16は車体20に設けられたクローザアクチ
ュエータ102を備えている。クローザアクチュエータ
102はクローザモータ104を備えており、ドアパネ
ル18の閉移動方向側の端部と、これに対向する乗降口
58の内周部と、にそれぞれ設けられた一対のジャンク
ション(図示省略)が互いに電気的に接続されるまでド
アパネル18がスライドして、所謂半ドアの状態となる
と、クローザモータ104が通電されて駆動を開始して
ドアパネル18を閉じきると共にこのときのスライド量
を位置検出装置100が検出することでコンピュータ9
6がスライドドアドライバ94を操作してバッテリー2
6からスライドドアモータ28への通電を停止し、スラ
イドドアモータ28を停止させる。クローザモータ10
4がドアパネル18をスライドさせて閉じきりクローザ
アクチュエータ102のラッチスイッチ(図示省略)が
これを検出すると、リンク機構等の機械的な伝達手段を
介してドアパネル18をロックする。
【0036】(圧力検出装置10の構成)次に圧力検出
装置10の構成について説明する。
【0037】図6及び図7に示されるように、圧力検出
装置10は、ドアパネル18の閉移動方向側の端部に沿
って設けられた車両14の上下方向に沿って長手とされ
た感圧センサ120を備えている。図1、図2、及び図
3に示されるように、感圧センサ120は、ゴムや軟質
の合成樹脂材等、絶縁性を有する弾性材によって長尺状
に形成されてセンサ本体122を構成する外皮部124
を備えている。外皮部124の内部には断面十字形状の
十字孔126が外皮部124の長手方向に沿って形成さ
れている。十字孔126は外皮部124の長手方向に沿
って外皮部124の中心周りに漸次変位している。
【0038】また、外皮部124の内部には銅線等の導
電性細線を縒り合わせることにより可撓性を有する長尺
紐状に形成され、且つ、導電性ゴムに被服された電極と
しての電極線128、130、132、134が設けら
れている。これらの電極線128〜134はセンサ本体
122を構成し、十字孔126の中央近傍で十字孔12
6を介して互いに離間し且つ十字孔126に沿って螺旋
状に配置され、十字孔126の内周部へ一体的に固着さ
れている。したがって、外皮部124が弾性変形するこ
とで電極線128〜134は撓み、特に、十字孔126
が潰れる程度に外皮部124が弾性変形すれば、電極線
128又は電極線132が電極線130又は電極線13
4と接触して導通する。また、外皮部124が復元すれ
ば電極線128〜134もまた復元する。
【0039】また、図4の回路図に示されるように、電
極線128と電極線132は長手方向一方の端部で導通
しており、電極線130と電極線134もまた長手方向
一方の端部で導通している。一方、図1に示されるよう
に、ドアパネル18を構成するインナパネル54とアウ
タパネル56の間はコネクタ136が配置されている。
図4の回路図に示されるように、コネクタ136の内部
には抵抗138が設けられている。抵抗138の一端に
は電極線130の長手方向他端部が電気的に接続されて
おり、また、抵抗138の他端には電極線132の長手
方向他端部が電気的に接続され、電極線130と電極線
132とが抵抗138を介して電気的に接続されてい
る。
【0040】また、コネクタ136の内部には、接続手
段としてのリード線140の一対の導線142、144
の長手方向一方の端部が収容され、コネクタ136の内
部の端子へ固定されている。これらの導線142、14
4が固着された端子には、上述した電極線128及び電
極線134の各々の長手方向他端部が固着されており、
導線142と電極線128とが電気的に接続され、導線
144と電極線134とが電気的に接続されている。導
線142はバッテリー26へ直接或いは他の接続部材を
介して間接的に接続されており(図4の回路図では便宜
上、導線142とバッテリー26とを直接接続してい
る)、また、導線144は所定値以上の電流が流れると
回路を遮断する電流検出素子146を介してバッテリー
26へ接続されている。すなわち、電極線128から電
極線130、電極線132を介して電極線134へ流れ
る電流は、通常、抵抗138を介して流れるが、仮に、
外皮部124が押し潰されて電極線128又は電極線1
32が電極線130又は電極線134と接触して導通し
て短絡すると、電流は抵抗138を介さずに流れるた
め、例えば、一定の電圧でこの回路に電流を流していれ
ば電流値が変化する。したがって、このときの電流値の
変化を検知すれば外皮部124が押し潰されたか否か、
すなわち、外皮部124に外力が作用したか否かを検知
できる。また、図4に示されるように、電流検出素子1
46はコンピュータ96へ接続されており、電流検出素
子146が回路中に所定値以上の電流が流れたこと、す
なわち、電極線128又は電極線132が電極線130
又は電極線134と接触して導通して短絡したことを電
流検出素子146が検出すると、コンピュータ96がス
ライドドアドライバ94及びクローザドライバ110を
操作してスライドドアモータ28及びクローザモータ1
04を反転駆動させる。
【0041】図1及び図2に示されるように、上記構成
のセンサ本体122は外皮部124を形成する合成樹脂
材よりも低剛性の合成樹脂材若しくはゴム材により長尺
チューブ状に形成されたプロテクタ148の内部に挿入
された状態で保持されている。
【0042】図2に示されるように、プロテクタ148
は断面が車両14の前方側へ向けて開口した凹形状の保
持部150を備えている。保持部150の凹部の曲率半
径は上述した外皮部124の外径の曲率半径に対応して
おり、外皮部124の車両14の後方側に対応した部分
に当接している。一方の保持部150の車両14の前側
には車両14の後方側へ向けて開口した凹形状の柔軟部
152が連続して形成されている。柔軟部152の凹部
の曲率半径もまた上述した外皮部124の外径の曲率半
径に対応しており、上述した外皮部124の外周部のう
ち、保持部150が当接していない部分を覆うように当
接している。すなわち、この柔軟部152と保持部15
0とで内径寸法が外皮部124の外径寸法に対応した長
尺のチューブ状とされ、その内側にセンサ本体122が
収容されることになる。
【0043】また、この柔軟部152の表面にはシリコ
ン層(図示省略)が形成されており、冬季等の気温が低
下した際に柔軟部152が凍結して硬化するのを防止し
ている。
【0044】一方、保持部150の柔軟部152とは反
対側には取付部154が連続して形成されている。この
取付部154には車両14の後方側へ向けて開口し、且
つ、保持部150及び柔軟部152の長手方向に沿って
長手とされた、取付溝156が形成されておりインナパ
ネル54の前端部近傍に設けられた支持手段としてのブ
ラケット170へ取り付けられている。
【0045】さらに、ドアパネル18へ感圧センサ12
0が取り付けられた状態でのプロテクタ148の下端部
近傍には、プロテクタ148の長手方向に対して略直交
する方向へ向けて係合部を構成するリング状の鍔部15
8が形成されている。さらに、鍔部158からプロテク
タ148の長手方向に沿って所定距離離間した位置から
は、係合部を構成する鍔部158と略同様のリング状の
鍔部160が形成されている。鍔部158と鍔部160
との間は外径寸法が各鍔部158、160よりも小径で
係合部を構成する首部162とされ、各鍔部158、1
60と略同軸とされている。
【0046】また、鍔部160の首部162とは反対側
の軸方向端面には、シール部164が形成されている。
シール部164は、外径寸法が鍔部160よりも僅かに
大径で、しかも、鍔部160と略同軸的に形成されてい
る。
【0047】図1及び図2に示されるように、上記構成
の感圧センサ120が取り付けられるドアパネル18の
前端部近傍部分では、インナパネル54の前端部近傍の
一部分が、一旦、車両14の左側へ屈曲されており、こ
の部分ではインナパネル54の板厚方向が車両14の前
後方向に沿っている。さらに、この屈曲部分の左側端部
は車両14の前方側へ向けて延出されており、アウタパ
ネル56の前端部がかしめによりインナパネル54の前
端部と一体となっている。上述したインナパネル54の
屈曲部分(すなわち、板厚方向が車両14の前後方向と
された部分)にはブラケット170が設けられている。
ブラケット170はインナパネル54の上下方向に沿っ
て長手とされた平板状の固定部172を備えている。固
定部172の幅方向一方の端側は車両14の前方側へ向
けて屈曲された支持部174とされ、上述した取付部1
54の取付溝156の内部へ入り込み、その先端部(前
端部)は取付溝156の底部へ当接している。取付部1
54は自らの弾性力により支持部174を挟持すること
で支持部174に支持されると共に、支持部174及び
取付溝156の内部の少なくとも何れか一方に塗布され
た接着剤の接着力により支持部174へ固定される。
【0048】一方、図1及び図2に示されるように、ブ
ラケット170の下端部には円孔176が形成されてお
り、この円孔176及びインナパネル54に形成された
孔を貫通するボルト等の締結手段(何れも図示省略)に
よりブラケット170の下端部がインナパネル54に固
定される。特に図示はしないが、円孔176と同様の透
孔はブラケット170の上端部近傍にも形成されてお
り、同様にボルト等の締結手段によりブラケット170
の上端部がインナパネル54に固定される。
【0049】また、円孔176の上側にはブラケット1
70をインナパネル54に固定した状態で車両14の前
方向側に張り出し、後方側へ向けて凹形状の凹部178
が形成されている。この凹部178は全体的に円形とさ
れ、その深さ寸法は鍔部160の厚さ(軸方向長さ)寸
法よりも僅かに深く、且つ、鍔部160の厚さ寸法にシ
ール部164の厚さ寸法の和よりも浅い。また、凹部1
78の底部には凹部178と同軸的に引込孔180が形
成されている。この引込孔180は首部162の外径寸
法よりも僅かに小さく、首部162が貫通できるように
なっている。ここで、首部162の軸方向寸法は引込孔
180が形成された部分でのブラケット170の板厚と
略同一で、引込孔180に首部162を貫通させた状態
では、凹部178の内底部に鍔部160が当接し、凹部
178の外底部に鍔部158が当接する。上述したよう
に、凹部178の深さは鍔部160の厚さ寸法にシール
部164の厚さ寸法の和よりも浅いため、引込孔180
に首部162を貫通させた状態では、車両14の後方側
のブラケット170の表面からシール部164が突出す
るが、ブラケット170をインナパネル54へ固定して
ブラケット170の表面とインナパネル54の表面とを
あわせることでインナパネル54にシール部164が押
し潰されつつシール部164がインナパネル54に密着
する。
【0050】また、図1及び図2に示されるように、ブ
ラケット170をインナパネル54へ固定した状態で
は、透孔182の軸方向に沿って(すなわち、図1乃至
図3の矢印A方向に沿って)凹部178に形成された引
込孔180がインナパネル54に形成された透孔182
とラップする(重なり合う)。透孔182は、その内径
寸法が、プロテクタ148の鍔部160よりも先の下端
部よりも僅かに大きくプロテクタ148の下端部が充分
に貫通できる程度とされ、透孔182をプロテクタ14
8が貫通してドアパネル18の内側(すなわち、インナ
パネル54とアウタパネル56の間)にプロテクタ14
8が入り込み、プロテクタ148の下端部から引き出さ
れた電極線128〜134がコネクタ136へ接続され
る。
【0051】さらに、図1及び図2に示されるように、
ブラケット170の下端部近傍には、ブラケット170
の幅方向一端で開口し且つ上述した引込孔180と連通
した切欠部184が形成されている。切欠部184の幅
寸法は、首部162の外径寸法よりも小さく、且つ、首
部162を弾性変形させて部分的に外径寸法を縮めた状
態で切欠部184を通過させることができる程度とされ
ている。したがって、引込孔180に首部162が貫通
した(嵌め込まれた)状態では、意図的に首部162を
縮めない限り引込孔180から首部162(プロテクタ
148)が抜け出ることはない。
【0052】(本実施の形態の作用並びに効果)次に、
本実施の形態の作用並びに効果について説明する。
【0053】ドアパネル18が車両14の後方側へスラ
イドして乗降口58を開放した状態で、操作スイッチ9
8を閉操作すると、コンピュータ96がスライドドアア
クチュエータ24のスライドドアドライバ94を操作し
てスライドドアドライバ94がスライドドアモータ28
を駆動させ、無端ベルト36、センターアーム50を介
してドアパネル18を車両14の前方側へ向けてスライ
ドさせる。
【0054】ドアパネル18が前方へスライドして乗降
口58を全閉する際のドアパネル18のスライド軌道上
に異物が存在すると、ドアパネル18の閉移動方向側端
部(前端部)が異物に当接して異物を押圧する。このと
きの異物からの押圧反力でプロテクタ148及び外皮部
124が弾性変形すると、外皮部124内の電極線12
8又は電極線132が電極線130又は電極線134と
接触して導通して短絡する。上述したように、このとき
電極線128〜134を含む電気回路(図5参照)を流
れる電流は抵抗138を介さずに流れるため、例えば、
一定の電圧でこの回路に電流を流していれば電流値が変
化し、外皮部124がこのときの電流値の変化を検知す
る。外皮部124が電流値の変化を検知すると、コンピ
ュータ96がスライドドアドライバ94及びクローザド
ライバ110を操作してスライドドアモータ28及びク
ローザモータ104を反転駆動させて、ドアパネル18
を車両14の後方側へスライドさせる。これにより、ド
アパネル18による異物の挟み込みを防止できる。
【0055】次に、本圧力検出装置10における感圧セ
ンサ120のドアパネル18への取り付け方の一例を以
下に説明する。
【0056】ドアパネル18へ感圧センサ120を取り
付ける際には、先ず、内部に122を収容したプロテク
タ148の取付溝156をブラケット170の支持部1
74へ嵌め込んで、取付溝156の内側及び支持部17
4の少なくとも何れか一方に塗布された接着剤でプロテ
クタ148を支持部174へ固定すると共に、首部16
2及びその近傍部分を加圧して首部162の外径部を縮
め、切欠部184から引込孔180内へ首部162を嵌
め込み貫通させる。この状態で、コネクタ136とプロ
テクタ148の下端側の先端部から引き出された電極線
128〜134を接続し、引込孔180を貫通したプロ
テクタ148の下端側の先端部を透孔182へ貫通させ
ると共に、ブラケット170をインナパネル54へ固定
する。
【0057】ここで、上述したように、凹部178の深
さは鍔部160の厚さ寸法にシール部164の厚さ寸法
の和よりも浅いため、引込孔180に首部162を貫通
させた状態では、車両14の後方側のブラケット170
の表面からシール部164が突出するが、ブラケット1
70をインナパネル54へ固定してブラケット170の
表面とインナパネル54の表面とをあわせることでイン
ナパネル54にシール部164が押し潰されつつシール
部164がインナパネル54に密着する。これにより、
透孔182がシールされ、雨水等が透孔182からドア
パネル18の内側に浸入することはない。しかも、この
状態ではブラケット170及び鍔部158、160が透
孔182の軸方向に沿って(すなわち、図1乃至図3の
矢印A方向に沿って)ラップし(重なり合い)、ブラケ
ット170及び鍔部158、160により透孔182が
隠されるため、見栄え(外観)も向上する。更には、鍔
部158がブラケット170の引込孔180の周囲に密
着するため、引込孔180が鍔部158により隠され
る。したがって、外観上では、プロテクタ148の引込
孔180を貫通する部分の近傍では、プロテクタ148
が単に湾曲しているだけに見え、この意味でも見栄え
(外観)も向上する。
【0058】また、センサ本体122を内部に収容した
状態のままプロテクタ148がブラケット170に形成
された引込孔180、及び、インナパネル54に形成さ
れた透孔182を貫通してドアパネル18の内側(すな
わち、インナパネル54とアウタパネル56の間)に引
き込まれているため、上端部を除いてブラケット170
は引込孔180を貫通するまでの間が全て圧力(すなわ
ち、異物からの押圧反力)を検知できる部分となる。し
たがって、不感帯が少なく、ドアパネル18の下端部近
傍にある異物の検出も可能となる。
【0059】さらに、従来では、透孔182のようにイ
ンナパネル54に形成された孔を封止するのに、グロメ
ット等、特別に封止部材を用いていたが、本圧力検出装
置10では、このような特別な封止部材が不要となるた
め、コストの軽減に寄与する。
【0060】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0061】図13には、本発明の第2の実施の形態に
係る圧力検出装置200の構成が断面図によって示され
ている。この図に示されるように圧力検出装置200
は、プロテクタ148の末端部(下端部)に保持部とし
てのコネクタ保持部202が形成されている。コネクタ
保持部202は、内径寸法がコネクタ136の外径寸法
と略同じとされており、その内側へコネクタ136を挿
入若しくはコネクタ保持部202を押し広げつつ(すな
わち、弾性変形させつつ)圧入できるようになってい
る。コネクタ136をコネクタ保持部202へ挿入若し
くは圧入した状態では、コネクタ136の外周部がコネ
クタ保持部202に保持され、コネクタ保持部202に
対して軸方向に対して交差する方向へのコネクタ136
の変位が制限される。
【0062】このように、コネクタ保持部202に対す
るコネクタ136の変位が制限されることで、コネクタ
136とセンサ本体202との機械的、電気的な接続を
より強固に維持でき、断線等を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置
の要部の構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置
の要部の構成を示す平面断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置
の要部の構成を示す側面側面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置
の感圧センサの構成を示す斜視図である。
【図5】感圧センサの構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置
の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置
を適用した車両の後方からの斜視図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る圧力検出装置
を適用した車両の前方からの斜視図である。
【図9】自動スライドドア装置のセンターレール近傍を
拡大した斜視図である。
【図10】自動スライドドア装置のアッパレール近傍を
拡大した斜視図である。
【図11】自動スライドドア装置のロアレール近傍を拡
大した縦断面図である。
【図12】自動スライドドア装置のロアレール近傍を拡
大した平面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態に係る圧力検出装
置の要部の構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 圧力検出装置 54 インナパネル(取付本体) 96 コンピュータ(判定手段) 120 感圧センサ 140 リード線(接続手段) 142 導線 144 導線 158 鍔部(係合部) 160 鍔部(係合部) 162 首部(係合部) 164 シール部 170 ブラケット(支持手段) 172 固定部 174 支持部 180 引込孔 182 透孔 200 圧力検出装置 202 コネクタ保持部(保持部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA08 AA09 BA02 CA06 DA04 DA08 DB04 DB08 EA15 EB01 EC01 GA08 GA10 GB06 GB12 GC06 GD03 HA01 KA13 KA15 KA16 5G006 AA01 AA07 BA01 BB05 FB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付本体に設けられ、当該取付本体に作
    用する押圧力を検知する感圧センサと、 前記感圧センサが前記押圧力を検知したか否かを判定す
    る判定手段と、 前記取付本体に設けられた透孔を貫通し、前記感圧セン
    サを前記判定手段へ接続する接続手段と、 前記感圧センサを支持する支持部を有すると共に前記取
    付本体に固定される固定部を有し、且つ、前記感圧セン
    サと前記接続手段との接続部分近傍を前記固定部とは反
    対側の取付位置側へ引き込む引込孔が形成された支持手
    段と、 前記感圧センサ及び前記接続手段の前記引込孔の貫通部
    分に形成され、前記引込孔に係合して前記支持手段に保
    持される係合部と、 を備え、且つ前記係合部及び前記支持手段の少なくとも
    何れか一方が前記透孔の軸方向に沿って前記透孔とラッ
    プすることを特徴とする圧力検出装置。
  2. 【請求項2】 前記引込孔及び前記透孔を双方の軸方向
    に沿ってラップさせると共に、前記係合部の外径寸法を
    前記透孔の内径寸法よりも大としたことを特徴とする請
    求項1記載の圧力検出装置。
  3. 【請求項3】 前記支持手段の固定部を前記取付本体に
    取り付けた状態で前記透孔の周囲に密着してシールする
    シール部を前記係合部に形成したことを特徴とする請求
    項2記載の圧力検出装置。
  4. 【請求項4】 前記感圧センサの末端部に、前記接続手
    段の保持が可能な保持部を設け、前記感圧センサへ前記
    接続手段を接続した状態で前記保持部に前記接続手段を
    保持させることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何
    れかに記載の圧力検出装置。
  5. 【請求項5】 前記引込孔及び前記透孔に前記感圧セン
    サの末端部近傍を貫通させ、前記取付本体を介して前記
    支持手段とは反対側で前記感圧センサを前記接続手段へ
    接続したことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
    かに記載の圧力検出装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007055590A (ja) * 2005-07-27 2007-03-08 Aisin Seiki Co Ltd 挟み込み検出装置
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JP2012162137A (ja) * 2011-02-04 2012-08-30 Asmo Co Ltd 異物検出装置
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