JP2000072616A - 外用保湿剤 - Google Patents

外用保湿剤

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JP2000072616A
JP2000072616A JP10257638A JP25763898A JP2000072616A JP 2000072616 A JP2000072616 A JP 2000072616A JP 10257638 A JP10257638 A JP 10257638A JP 25763898 A JP25763898 A JP 25763898A JP 2000072616 A JP2000072616 A JP 2000072616A
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JP
Japan
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seaweed
humectant
citrus
sesame
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JP10257638A
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English (en)
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Shingoro Matsuura
新吾郎 松浦
Masahiro Takagaki
正博 高垣
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MANDA HAKKO KK
Original Assignee
MANDA HAKKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 最近の人々の期待に沿って自然物由来の傾向
に合致し、安全性を確保しつつ、十分な保湿効果を有す
る外用保湿剤を提供する。 【解決手段】 リンゴ、柿、バナナ、パインアップル、
アケビ、マタタビ、イチジク、野いちご、いちご、山ぶ
どう、ぶどう、山桃、もも、梅、ブルーベリー、ラズベ
リー、ネーブル、ハッサク、温州みかん、夏みかん、オ
レンジ、伊予柑、きんかん、ゆず、カボス、ザボン、ポ
ンカン、レモン、ライム、ゴボウ、ニンジン、ニンニ
ク、レンコン、ゆり根、玄米、もち米、白米、きび、と
うもろこし、小麦、大麦、あわ、ひえ、大豆、黒豆、黒
ゴマ、白ゴマ、あずき、くるみ、コンブ、ワカメ、ヒジ
キ、あおのり、かわのり、黒糖、果糖、ぶどう糖、はち
みつ、澱粉、きゅうり、しそ、セロリを、発酵、熟成さ
せることで得られた発酵組成物を有効成分として含有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】本発明は、外用保湿剤に関し、詳細には、
化粧品、医薬品、医薬部外品等の原料として利用する保
湿剤に関する。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0004】近年、人々が安全性等を重視する傾向にあ
ることから、外用保湿剤の中でも、化粧品の原料とし
て、米、海藻、アロエ、ドクダミ、植物種子等の自然物
が注目を集めている。
【0005】そして、自然物由来の化粧品等に用いる外
用保湿剤として、米を発酵させたエキスを用いたものが
知られている。
【0006】しかしながら、人々が自然物由来の外用保
湿剤に寄せる期待は大きく、別種の外用保湿剤が望まれ
ていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】本発明の課題を解決するための手段は、次
のとおりである。
【0009】第1に、果実類に属するリンゴ、柿、バナ
ナ、パインアップル、アケビ、マタタビ、イチジク、野
いちご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山桃、もも、梅、
ブルーベリー、ラズベリーから選ばれる1種または2種
以上のものと、かんきつ類に属するネーブル、ハッサ
ク、温州みかん、夏みかん、オレンジ、伊予柑、きんか
ん、ゆず、カボス、ザボン、ポンカン、レモン、ライム
から選ばれる1種または2種以上のものと、根菜類に属
するゴボウ、ニンジン、ニンニク、レンコン、ゆり根か
ら選ばれる1種または2種以上のものと、穀類に属する
玄米、もち米、白米、きび、とうもろこし、小麦、大
麦、あわ、ひえから選ばれる1種または2種以上のもの
と、豆・ゴマ類に属する大豆、黒豆、黒ゴマ、白ゴマ、
あずき、くるみから選ばれる1種または2種以上のもの
と、海草類に属するコンブ、ワカメ、ヒジキ、あおの
り、かわのりから選ばれる1種または2種以上のもの
と、糖類に属する黒糖、果糖、ぶどう糖から選ばれる1
種または2種以上のものと、はちみつ、澱粉、きゅう
り、しそ、セロリから選ばれる1種または2種以上のも
のとを、発酵、熟成させることで得られた発酵組成物を
有効成分として含有する、外用保湿剤。
【0010】第2に、果実類に属するリンゴ、柿、バナ
ナ、パインアップル、アケビ、マタタビ、イチジク、野
いちご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山桃、もも、梅、
ブルーベリー、ラズベリーから選ばれる1種または2種
以上のものと、かんきつ類に属するネーブル、ハッサ
ク、温州みかん、夏みかん、オレンジ、伊予柑、きんか
ん、ゆず、カボス、ザボン、ポンカン、レモン、ライム
から選ばれる1種または2種以上のものと、根菜類に属
するゴボウ、ニンジン、ニンニク、レンコン、ゆり根か
ら選ばれる1種または2種以上のものと、穀類に属する
玄米、もち米、白米、きび、とうもろこし、小麦、大
麦、あわ、ひえから選ばれる1種または2種以上のもの
と、豆・ゴマ類に属する大豆、黒豆、黒ゴマ、白ゴマ、
あずき、くるみから選ばれる1種または2種以上のもの
と、海草類に属するコンブ、ワカメ、ヒジキ、あおの
り、かわのりから選ばれる1種または2種以上のもの
と、糖類に属する黒糖、果糖、ぶどう糖から選ばれる1
種または2種以上のものと、はちみつ、澱粉、きゅう
り、しそ、セロリから選ばれる1種または2種以上のも
のとを、発酵、熟成させることで得られ、次のアミノ酸
組成からなる発酵組成物を加熱滅菌処理したものを有効
成分として含有する、外用保湿剤。アミノ酸組成につい
て、100g中、イソロイシン:30〜200mg、ロ
イシン:50〜400mg、リジン:20〜200m
g、メチオニン:10〜150mg、シスチン:10〜
100mg、フェニルアラニン:30〜250mg、チ
ロシン:20〜200mg、スレオニン:40〜200
mg、トリプトファン:1〜100mg、バリン:30
〜300mg、ヒスチジン:10〜200mg、アルギ
ニン:40〜400mg、アラニン:50〜300m
g、アスパラギン酸:100〜600mg、グルタミン
酸:100〜1200mg、グリシン:30〜300m
g、プロリン:40〜400mg、セリン:30〜30
0mg。
【0011】第3に、果実類に属するリンゴ、柿、バナ
ナ、パインアップル、アケビ、マタタビ、イチジク、野
いちご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山桃、もも、梅、
ブルーベリー、ラズベリーから選ばれる1種または2種
以上のものと、かんきつ類に属するネーブル、ハッサ
ク、温州みかん、夏みかん、オレンジ、伊予柑、きんか
ん、ゆず、カボス、ザボン、ポンカン、レモン、ライム
から選ばれる1種または2種以上のものと、根菜類に属
するゴボウ、ニンジン、ニンニク、レンコン、ゆり根か
ら選ばれる1種または2種以上のものと、穀類に属する
玄米、もち米、白米、きび、とうもろこし、小麦、大
麦、あわ、ひえから選ばれる1種または2種以上のもの
と、豆・ゴマ類に属する大豆、黒豆、黒ゴマ、白ゴマ、
あずき、くるみから選ばれる1種または2種以上のもの
と、海草類に属するコンブ、ワカメ、ヒジキ、あおの
り、かわのりから選ばれる1種または2種以上のもの
と、糖類に属する黒糖、果糖、ぶどう糖から選ばれる1
種または2種以上のものと、はちみつ、澱粉、きゅう
り、しそ、セロリから選ばれる1種または2種以上のも
のとを、発酵、熟成させることで得られ、次の成分及び
アミノ酸組成からなる発酵組成物を加熱滅菌処理したも
のを有効成分として含有する、外用保湿剤。主成分につ
いて、100g当たり、水分:5.0g〜50.0g、
タンパク質:0.5g〜10.0g、脂質:0.05g
〜10.00g、炭水化物(糖質):30.0g〜7
5.0g、炭水化物(繊維):0.1g〜5.0g、灰
分:0.5g〜5.0g、β−カロチン:10μg〜1
50μg、ビタミンA効力:10IU〜100IU、ビ
タミンB1 :0.01mg〜0.50mg、ビタミンB
2 :0.01mg〜0.50mg、ビタミンB6 :0.
01mg〜0.50mg、ビタミンE:10.0mg以
下、ナイアシン:0.1mg〜6.0mg、カルシウ
ム:50mg〜900mg、リン:200mg以下、
鉄:1.0mg〜5.0mg、ナトリウム:20mg〜
300mg、カリウム:300mg〜1000mg、マ
グネシウム:40mg〜200mg、食塩相当量:0.
05g〜1.00g、銅:7.0ppm以下。アミノ酸
組成について、100g中、イソロイシン:30〜20
0mg、ロイシン:50〜400mg、リジン:20〜
200mg、メチオニン:10〜150mg、シスチ
ン:10〜100mg、フェニルアラニン:30〜25
0mg、チロシン:20〜200mg、スレオニン:4
0〜200mg、トリプトファン:1〜100mg、バ
リン:30〜300mg、ヒスチジン:10〜200m
g、アルギニン:40〜400mg、アラニン:50〜
300mg、アスパラギン酸:100〜600mg、グ
ルタミン酸:100〜1200mg、グリシン:30〜
300mg、プロリン:40〜400mg、セリン:3
0〜300mg。
【0012】第4に、外用保湿剤が化粧品用である、上
記第1〜第3の何れか一つに記載の外用保湿剤。
【0013】第5に、外用保湿剤が医薬品・医薬部外品
用である、上記第1〜第3の何れか一つに記載の外用保
湿剤。
【0014】本発明の外用保湿剤は、化粧品や医薬品・
医薬部外品の原料として用いることができるもので、化
粧品用としては、例えば、洗浄用化粧品(化粧石けん、
洗顔料、シャンプー、リンス)、頭髪化粧品(染毛料、
頭髪用化粧品)、基礎化粧品(一般クリーム・乳液、ひ
げそり用クリーム、化粧水・オーデコロン、ひげそり用
ローション、化粧油、パック)、メークアップ化粧品
(おしろい・パウダー、ファンデーション、ほお紅・眉
墨、アイクリーム・アイシャドウ・マスカラ)、芳香化
粧品(香水)、日焼け・日焼け止め化粧品(日焼け・日
焼け止めクリーム、日焼け・日焼け止めローション、日
焼け・日焼け止めオイル)、爪化粧品(爪クリーム・エ
ナメル・エナメル除去液)、アイライナー化粧品(アイ
ライナー)、口唇化粧品(口紅・リップクリーム)、口
腔化粧品(歯みがき)、入浴用化粧品(浴用化粧品)の
保湿剤として使用できる。
【0015】本発明の外用保湿剤を化粧品用として使用
する場合には、特に、化粧石けん、一般クリーム・乳
液、化粧水、パック、浴用化粧品に使用するのが好まし
い。
【0016】なお、上記課題を解決するための手段や、
特許請求の範囲に記載した具体的な数値については、本
発明の権利を解釈するに当たり、該数値のみに限定的に
解釈されることなく、測定対象物、測定方法、測定誤差
等によって値が相違する場合であっても、本発明に係る
ものと同様の効果を有する場合は、実質的に本発明の権
利内であると解釈される。
【0017】
【発明の実施の形態】
【0018】本発明の外用保湿剤に係る発酵組成物は、
次のように製造する。
【0019】まず、ミカン、柚、マタタビ、イチジク、
バナナ、ゴボウ、ニンジン、パインアップル、ぶどう、
アケビ、山ぶどう、山イチゴ、夏みかん、ハッサク、リ
ンゴ、山桃、ネーブル、ニンニク、キンカン等を水洗し
た後、粗砕したものを、混合する。
【0020】混合した後で黒砂糖を添加し、−4℃〜4
0℃、好ましくは−3℃〜30℃、さらに好ましくは−
2℃〜20℃の温度条件下で時々撹拌しながら発酵させ
た後に、麦、はちみつ、とうもろこし、きび、れんこ
ん、くるみ、ゆり根、大豆、玄米、コーンスターチ、
米、梅、柿、昆布、ヒジキ、海苔、ごま、もち米その他
を混合する。
【0021】さらに、−4℃〜40℃、好ましくは−3
℃〜30℃、さらに好ましくは−2℃〜20℃の温度条
件下で時々撹拌しながら、発酵、熟成させることで得ら
れたものを濾過することで、発酵組成物を製造する。
【0022】
【実施例】
【0023】本実施例において、本発明に係る発酵組成
物の製造方法の一例を説明するが、本実施例における発
酵組成物は、日本国広島県因島市における環境条件下で
製造された。
【0024】まず、ミカン、柚、マタタビ、イチジク、
バナナ、ゴボウ、ニンジン、パインアップル、ぶどう、
アケビ、山ぶどう、山イチゴ、夏みかん、ハッサク、リ
ンゴ、山桃、ネーブル、ニンニク、キンカン等を水洗し
た後、粗砕したものを、混合する。
【0025】混合した後で黒砂糖を添加し、−2℃〜2
0℃の温度条件下で時々撹拌しながら発酵させた後に、
麦、はちみつ、とうもろこし、きび、れんこん、くる
み、ゆり根、大豆、玄米、コーンスターチ、米、梅、
柿、昆布、ヒジキ、海苔、ごま、もち米その他を混合す
る。
【0026】さらに、−2℃〜20℃の温度条件下で時
々撹拌しながら、発酵、熟成することで得られたものを
濾過することで、発酵組成物を製造する。
【0027】上記条件下で製造した発酵組成物を分析し
た結果は、次のとおりであった。
【0028】すなわち、100g中、水分が33.8
g、タンパク質が2.1g、脂質が0.1g、炭水化物
(糖質)が61.4g、炭水化物(繊維)が0.8g、
灰分が1.8g、β−カロチンが95μg、ビタミンA
効力が55IU、ビタミンB1が0.02mg、ビタミ
ンB2 が0.07mg、ビタミンB6 が0.36mg、
ビタミンEが1.2mg、ナイアシンが1.54mg、
カルシウムが120mg、リンが43mg、鉄が2.4
mg、ナトリウムが57mg、カリウムが670mg、
マグネシウムが70mg、食塩相当量が0.1g、銅が
1.0ppmであった。
【0029】また、アミノ酸組成について、100g
中、イソロイシンが74mg、ロイシンが130mg、
リジンが77mg、メチオニンが35mg、シスチンが
24mg、フェニルアラニンが85mg、チロシンが5
5mg、スレオニンが67mg、トリプトファンが19
mg、バリンが95mg、ヒスチジンが45mg、アル
ギニンが85mg、アラニンが85mg、アスパラギン
酸が240mg、グルタミン酸が300mg、グリシン
が65mg、プロリンが110mg、セリンが82mg
であった。
【0030】なお、水分の分析は常圧加熱乾燥法によ
り、タンパク質の分析はケルダール法により、脂質の分
析はエーテル抽出法により、炭水化物(繊維)の分析は
ヘンネベルグストーマン改良法により、灰分の分析は灰
化法により行った。
【0031】該発酵組成物に、同量の精製水を加え、撹
拌した後に、遠心分離して上澄み液を得た。
【0032】該上澄み液を、100℃・15分間・3回
加熱滅菌処理し、濾過した後に、エタノール10%及び
フェノキシエタノール1%を加えることで、本発明品の
外用保湿剤を得た。
【0033】
【試験例1】(保湿試験)
【0034】前記実施例で得た外用保湿剤の保湿効果を
確認するために、表皮角層水分量測定装置及び経表皮角
層水分喪失量測定装置を用いて、次のような試験を行っ
た。
【0035】(1)表皮角層水分量の測定
【0036】温度23.0℃、湿度65.0%の風のな
い室内に試験者を入れ、前腕屈側内側の測定部位に、外
周直径6ミリメートル、中心直径1ミリメートルの電極
を取り付け、表皮角層水分量測定装置(SKICON−
200,IBS株式会社製)を用いて、予め皮膚の電気
伝導度を測定した。
【0037】次に、前記の実施例で得た外用保湿剤を、
試験者の前腕屈側内側に1滴塗布し、30秒後にキムワ
イプ(商品名)にてふき取り、その直後に前記と同様に
表皮角層水分量測定装置を用いて電気伝導度を測定した
後、更に、600秒を経過するまで30秒毎に電気伝導
度を測定した。
【0038】また、対照のために、精製水を、試験者の
前腕屈側内側に1滴塗布し、30秒後にキムワイプ(商
品名)にてふき取り、その直後に前記と同様に表皮角層
水分量測定装置を用いて電気伝導度を測定した後、更
に、600秒を経過するまで30秒毎に電気伝導度を測
定した。
【0039】その結果を図1に示す。
【0040】(2)経表皮角層水分喪失量の測定
【0041】温度23.0℃、湿度65.0%の風のな
い室内に試験者を入れ、前腕屈側内側の測定部位に、前
記の実施例で得た外用保湿剤を1ミリリットルを塗布
し、30秒後に余分な液を除去した。
【0042】次に、除去した後から約10分経過した後
に、経表皮角層水分喪失量測定装置(TEWAMETER TM210
COURAGE + KHAZAKA Electronic GmbH製 GERMANY)を用
いて水分喪失量の測定を開始し、2秒毎に3分間測定
し、全測定値の平均値を求めた。
【0043】また、対照のために、精製水を、試験者の
前腕屈側内側に1ミリリットルを塗布し、30秒後に余
分な液を除去し、除去した後から約10分経過した後
に、前記と同様に、経表皮角層水分喪失量測定装置(TE
WAMETER TM210 COURAGE + KHAZAKA Electronic GmbH製
GERMANY)を用いて水分喪失量の測定を開始し、2秒毎
に3分間測定し、全測定値の平均値を求めた。
【0044】その結果を図2に示す。
【0045】(3)考察
【0046】表皮角層水分量測定試験の結果によると、
対照の精製水は約3分後に塗布前の値に戻っているのに
対し、本発明の外用保湿剤は精製水に比べ高い値でゆる
やかに下降しながら、約6分後に塗布前の値に近い値に
戻っている。
【0047】この結果から、本発明の外用保湿剤は水分
保持能を高め、保湿剤としての効果を有することが確認
された。
【0048】また、経表皮角層水分喪失量測定試験の結
果によると、本発明の外用保湿剤の水分蒸散変化量は−
1.3g/m2hrの値を示し、皮膚からの水分喪失が
抑えられることが確認された。
【0049】以上の試験結果から、本発明品の外用保湿
剤は、さっぱりした感覚の保湿剤であると考えられ、保
湿剤として十分な効果を有することが確認された。
【0050】
【試験例2】(安全性試験)
【0051】前記実施例で得た外用保湿剤の安全性を確
認するために、急性毒性試験、皮膚一次刺激性試験、連
続皮膚刺激性試験、感作性試験、光毒性試験、光感作性
試験、眼刺激性試験、予備パッチ試験、変異原性試験、
ヒトパッチ試験を、厚生省の化粧品製造承認申請の基準
に従って行った。
【0052】その結果、急性毒性試験の結果はLD50
30g/kg以上であり、その他の試験の結果はいずれも陰
性であった。
【0053】以上の試験結果から、本発明品の外用保湿
剤は、安全性を有することが確認された。
【0054】
【発明の効果】
【0055】本発明の外用保湿剤は、最近の人々の期待
に沿って自然物由来の傾向に合致するものであり、安全
性を確保しつつ、十分な保湿効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】表皮角層水分量測定試験の結果を示すグラフ
【図2】経表皮角層水分喪失量測定試験の結果を示すグ
ラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA081 AA111 AA112 AC581 AD191 AD201 AD241 BB51 CC02 EE12 FF01 4C088 AA13 AA15 AB12 AB19 AB24 AB26 AB34 AB38 AB39 AB40 AB51 AB52 AB56 AB61 AB62 AB71 AB73 AB74 AB85 AB88 AC04 AC05 AC11 AC12 BA06 CA25 MA08 MA63 NA14 ZA89

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 果実類に属するリンゴ、柿、バナナ、パ
    インアップル、アケビ、マタタビ、イチジク、野いち
    ご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山桃、もも、梅、ブル
    ーベリー、ラズベリーから選ばれる1種または2種以上
    のものと、かんきつ類に属するネーブル、ハッサク、温
    州みかん、夏みかん、オレンジ、伊予柑、きんかん、ゆ
    ず、カボス、ザボン、ポンカン、レモン、ライムから選
    ばれる1種または2種以上のものと、根菜類に属するゴ
    ボウ、ニンジン、ニンニク、レンコン、ゆり根から選ば
    れる1種または2種以上のものと、穀類に属する玄米、
    もち米、白米、きび、とうもろこし、小麦、大麦、あ
    わ、ひえから選ばれる1種または2種以上のものと、豆
    ・ゴマ類に属する大豆、黒豆、黒ゴマ、白ゴマ、あず
    き、くるみから選ばれる1種または2種以上のものと、
    海草類に属するコンブ、ワカメ、ヒジキ、あおのり、か
    わのりから選ばれる1種または2種以上のものと、糖類
    に属する黒糖、果糖、ぶどう糖から選ばれる1種または
    2種以上のものと、はちみつ、澱粉、きゅうり、しそ、
    セロリから選ばれる1種または2種以上のものとを、発
    酵、熟成させることで得られた発酵組成物を有効成分と
    して含有する、外用保湿剤。
  2. 【請求項2】 果実類に属するリンゴ、柿、バナナ、パ
    インアップル、アケビ、マタタビ、イチジク、野いち
    ご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山桃、もも、梅、ブル
    ーベリー、ラズベリーから選ばれる1種または2種以上
    のものと、かんきつ類に属するネーブル、ハッサク、温
    州みかん、夏みかん、オレンジ、伊予柑、きんかん、ゆ
    ず、カボス、ザボン、ポンカン、レモン、ライムから選
    ばれる1種または2種以上のものと、根菜類に属するゴ
    ボウ、ニンジン、ニンニク、レンコン、ゆり根から選ば
    れる1種または2種以上のものと、穀類に属する玄米、
    もち米、白米、きび、とうもろこし、小麦、大麦、あ
    わ、ひえから選ばれる1種または2種以上のものと、豆
    ・ゴマ類に属する大豆、黒豆、黒ゴマ、白ゴマ、あず
    き、くるみから選ばれる1種または2種以上のものと、
    海草類に属するコンブ、ワカメ、ヒジキ、あおのり、か
    わのりから選ばれる1種または2種以上のものと、糖類
    に属する黒糖、果糖、ぶどう糖から選ばれる1種または
    2種以上のものと、はちみつ、澱粉、きゅうり、しそ、
    セロリから選ばれる1種または2種以上のものとを、発
    酵、熟成させることで得られ、次のアミノ酸組成からな
    る発酵組成物を加熱滅菌処理したものを有効成分として
    含有する、外用保湿剤。アミノ酸組成について、100
    g中、 イソロイシン:30〜200mg、 ロイシン:50〜400mg、 リジン:20〜200mg、 メチオニン:10〜150mg、 シスチン:10〜100mg、 フェニルアラニン:30〜250mg、 チロシン:20〜200mg、 スレオニン:40〜200mg、 トリプトファン:1〜100mg、 バリン:30〜300mg、 ヒスチジン:10〜200mg、 アルギニン:40〜400mg、 アラニン:50〜300mg、 アスパラギン酸:100〜600mg、 グルタミン酸:100〜1200mg、 グリシン:30〜300mg、 プロリン:40〜400mg、 セリン:30〜300mg。
  3. 【請求項3】 果実類に属するリンゴ、柿、バナナ、パ
    インアップル、アケビ、マタタビ、イチジク、野いち
    ご、いちご、山ぶどう、ぶどう、山桃、もも、梅、ブル
    ーベリー、ラズベリーから選ばれる1種または2種以上
    のものと、かんきつ類に属するネーブル、ハッサク、温
    州みかん、夏みかん、オレンジ、伊予柑、きんかん、ゆ
    ず、カボス、ザボン、ポンカン、レモン、ライムから選
    ばれる1種または2種以上のものと、根菜類に属するゴ
    ボウ、ニンジン、ニンニク、レンコン、ゆり根から選ば
    れる1種または2種以上のものと、穀類に属する玄米、
    もち米、白米、きび、とうもろこし、小麦、大麦、あ
    わ、ひえから選ばれる1種または2種以上のものと、豆
    ・ゴマ類に属する大豆、黒豆、黒ゴマ、白ゴマ、あず
    き、くるみから選ばれる1種または2種以上のものと、
    海草類に属するコンブ、ワカメ、ヒジキ、あおのり、か
    わのりから選ばれる1種または2種以上のものと、糖類
    に属する黒糖、果糖、ぶどう糖から選ばれる1種または
    2種以上のものと、はちみつ、澱粉、きゅうり、しそ、
    セロリから選ばれる1種または2種以上のものとを、発
    酵、熟成させることで得られ、次の成分及びアミノ酸組
    成からなる発酵組成物を加熱滅菌処理したものを有効成
    分として含有する、外用保湿剤。主成分について、10
    0g当たり、 水分:5.0g〜50.0g、 タンパク質:0.5g〜10.0g、 脂質:0.05g〜10.00g、 炭水化物(糖質):30.0g〜75.0g、 炭水化物(繊維):0.1g〜5.0g、 灰分:0.5g〜5.0g、 β−カロチン:10μg〜150μg、 ビタミンA効力:10IU〜100IU、 ビタミンB1 :0.01mg〜0.50mg、 ビタミンB2 :0.01mg〜0.50mg、 ビタミンB6 :0.01mg〜0.50mg、 ビタミンE:10.0mg以下、 ナイアシン:0.1mg〜6.0mg、 カルシウム:50mg〜900mg、 リン:200mg以下、 鉄:1.0mg〜5.0mg、 ナトリウム:20mg〜300mg、 カリウム:300mg〜1000mg、 マグネシウム:40mg〜200mg、 食塩相当量:0.05g〜1.00g、 銅:7.0ppm以下。 アミノ酸組成について、100g中、 イソロイシン:30〜200mg、 ロイシン:50〜400mg、 リジン:20〜200mg、 メチオニン:10〜150mg、 シスチン:10〜100mg、 フェニルアラニン:30〜250mg、 チロシン:20〜200mg、 スレオニン:40〜200mg、 トリプトファン:1〜100mg、 バリン:30〜300mg、 ヒスチジン:10〜200mg、 アルギニン:40〜400mg、 アラニン:50〜300mg、 アスパラギン酸:100〜600mg、 グルタミン酸:100〜1200mg、 グリシン:30〜300mg、 プロリン:40〜400mg、 セリン:30〜300mg。
  4. 【請求項4】 外用保湿剤が化粧品用である、請求項1
    〜3の何れか一つに記載の外用保湿剤。
  5. 【請求項5】 外用保湿剤が医薬品・医薬部外品用であ
    る、請求項1〜3の何れか一つに記載の外用保湿剤。
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