JP2000072154A - 高分散性高含気性固体用の柔軟な大型容器及びその充填法 - Google Patents
高分散性高含気性固体用の柔軟な大型容器及びその充填法Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D88/16—Large containers flexible
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- B65D88/1618—Flexible intermediate bulk containers [FIBC] double-walled or with linings
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高分散性高含気性固体用の柔軟な大型容器及
びその充填法 【解決手段】 少なくとも２つの重なった層からなり、
その際、内側の層は未被覆の通気性織物からなり、外側
の層は防塵性及び防湿性に被覆されていて、かつこれら
の層は特殊なシーム形成により、容器の空気抜きがシー
ム部を介してのみ可能であるように相互に結合されてい
る高分散性高含気性固体用の柔軟な大型容器。充填の前
に充填材料を予め空気抜きし、かつ充填の際に容器のシ
ーム部を介してもう一度空気抜きを行う柔軟な大型容器
の充填法。
びその充填法 【解決手段】 少なくとも２つの重なった層からなり、
その際、内側の層は未被覆の通気性織物からなり、外側
の層は防塵性及び防湿性に被覆されていて、かつこれら
の層は特殊なシーム形成により、容器の空気抜きがシー
ム部を介してのみ可能であるように相互に結合されてい
る高分散性高含気性固体用の柔軟な大型容器。充填の前
に充填材料を予め空気抜きし、かつ充填の際に容器のシ
ーム部を介してもう一度空気抜きを行う柔軟な大型容器
の充填法。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は高分散性高含気性固
体用の大型容器及びその充填法に関する。
体用の大型容器及びその充填法に関する。
【０００２】
【従来の技術】非常に低い嵩密度を有する易流動性、高
分散性かつ高含気性固体、例えば高分散性ケイ酸（ＨＤ
Ｋ）の取り扱いには様々な点で問題がある。製造者も最
終消費者も従って、このような物質は僅かな空気滞留で
も塵埃を巻き上げるということに直面する。塵埃の発生
を回避して、該物質を取り扱う人々をこの塵埃を吸入す
ることにより場合により生じる健康上の害から守らなけ
ればならない。更に、低い嵩密度が輸送費用を高くす
る。それというのも、充填重量に対する容器重量の比が
大きく、かつそれに相応して、たくさんの包装材料が必
要であるためである。
分散性かつ高含気性固体、例えば高分散性ケイ酸（ＨＤ
Ｋ）の取り扱いには様々な点で問題がある。製造者も最
終消費者も従って、このような物質は僅かな空気滞留で
も塵埃を巻き上げるということに直面する。塵埃の発生
を回避して、該物質を取り扱う人々をこの塵埃を吸入す
ることにより場合により生じる健康上の害から守らなけ
ればならない。更に、低い嵩密度が輸送費用を高くす
る。それというのも、充填重量に対する容器重量の比が
大きく、かつそれに相応して、たくさんの包装材料が必
要であるためである。
【０００３】ＨＤＫはその空間的三次元的分枝構造の故
に、約４０〜５０ｇ／ｌの極めて低い突き固め密度（St
ampfdichte)を有する製品である。更に、ＤＩＮＩＳＯ
７８７／１１によると作業嵩密度（Betriebsschuettdic
hte)と突き固め密度値とが別々であるはずである。その
微細構造によりＨＤＫは非常に大量のガス、例えば空気
と結びつく可能性があり、それにより、この生成物は約
２０〜３０ｇ／ｌを有する準液体状態になる。この除去
可能な空気分は自然に非常にゆっくりと、かつ不完全に
出ていく。この流動状態では、塵埃問題も高まってい
る。それというのも、ＨＤＫ−凝集体の運動性が極めて
高いためである。
に、約４０〜５０ｇ／ｌの極めて低い突き固め密度（St
ampfdichte)を有する製品である。更に、ＤＩＮＩＳＯ
７８７／１１によると作業嵩密度（Betriebsschuettdic
hte)と突き固め密度値とが別々であるはずである。その
微細構造によりＨＤＫは非常に大量のガス、例えば空気
と結びつく可能性があり、それにより、この生成物は約
２０〜３０ｇ／ｌを有する準液体状態になる。この除去
可能な空気分は自然に非常にゆっくりと、かつ不完全に
出ていく。この流動状態では、塵埃問題も高まってい
る。それというのも、ＨＤＫ−凝集体の運動性が極めて
高いためである。
【０００４】このことは製造時に、それぞれの運搬プロ
セスにより、ＨＤＫがこの液体状態になり、次いでこれ
により必然的に容器中への充填が困難になることを意味
する。それというのも、容器毎に特異的な時間の消費が
高まり、このことが再び生産力を低下させるためであ
る。
セスにより、ＨＤＫがこの液体状態になり、次いでこれ
により必然的に容器中への充填が困難になることを意味
する。それというのも、容器毎に特異的な時間の消費が
高まり、このことが再び生産力を低下させるためであ
る。
【０００５】非常に低い嵩密度を有する易流動性、高分
散性かつ高含気性固体、例えばＨＤＫは従って主に、外
部設置された真空により通気性の袋に詰められる。その
場合に充填時間は空気保持性が増すにつれて長くなる。
その場合にそれらの袋は、侵入する湿気を防ぐために紙
の層１層がポリエチレン（ＰＥ）で付加的に覆われてい
てよい３〜４層の紙からなる。所望の通気性を充填の際
に達成するために、全ての層がマイクロ穿孔されてい
る。このことは、袋への封入の際に製品が圧縮され、か
つその充填密度が本来の嵩密度よりも高くなるという利
点を有する。更に、特殊なプレスロールにより予備空気
抜きを実施することができるが、その場合、熱分解ケイ
酸の圧縮特性、即ちチキソトロピー特性を低下させるＨ
ＤＫの構造損傷が生じる。
散性かつ高含気性固体、例えばＨＤＫは従って主に、外
部設置された真空により通気性の袋に詰められる。その
場合に充填時間は空気保持性が増すにつれて長くなる。
その場合にそれらの袋は、侵入する湿気を防ぐために紙
の層１層がポリエチレン（ＰＥ）で付加的に覆われてい
てよい３〜４層の紙からなる。所望の通気性を充填の際
に達成するために、全ての層がマイクロ穿孔されてい
る。このことは、袋への封入の際に製品が圧縮され、か
つその充填密度が本来の嵩密度よりも高くなるという利
点を有する。更に、特殊なプレスロールにより予備空気
抜きを実施することができるが、その場合、熱分解ケイ
酸の圧縮特性、即ちチキソトロピー特性を低下させるＨ
ＤＫの構造損傷が生じる。
【０００６】容器重量に対する物品のより高い割合によ
り、輸送経費が低くなる。勿論、この経費節減には、特
殊な袋及びそのために必要な充填装置を製造するための
余計なコストが相対している。
り、輸送経費が低くなる。勿論、この経費節減には、特
殊な袋及びそのために必要な充填装置を製造するための
余計なコストが相対している。
【０００７】多層の、部分的にＰＥ被覆された紙袋への
前記の真空充填は、いわゆる「ヒュームドシリカ」のた
めの今日一般的な封入標準である。この方法のでは、通
気性、防塵性、容器安定性及び防湿性に関する問題が十
分に解決される。その性質に依存して、この紙袋は大き
な充填量には適当ではない。このような容器の慣行の充
填量は通常で１０〜２０ｋｇである。
前記の真空充填は、いわゆる「ヒュームドシリカ」のた
めの今日一般的な封入標準である。この方法のでは、通
気性、防塵性、容器安定性及び防湿性に関する問題が十
分に解決される。その性質に依存して、この紙袋は大き
な充填量には適当ではない。このような容器の慣行の充
填量は通常で１０〜２０ｋｇである。
【０００８】ヨーロッパ特許（ＥＰ−Ａ）第０７７３１
５９号明細書（米国特許（ＵＳ−Ａ）第５６８２９２９
号明細書）から、低い嵩密度を有する易流動性の物品を
繰り返し充填及び排出するための方法及び容器が公知で
ある。ここに記載の織物製容器、いわゆるビッグバッグ
又はスーパーバックはその場合、９０〜３５０ｋｇの充
填容量を有する。この織物製容器は少なくとも１つの開
口部を有する柔軟で、通気性の織物、有利に一層又は多
層プラスチック織物からなる。この織物製容器の充填も
同様に真空充填系により行われる。その場合、この織物
製容器は減圧され、かつ物品は、所定の充填重量に達す
るまで開放された開口部を介して織物製容器中に吸入さ
れる。その際ガスが、織物製容器の表面全体から分散し
て出る。充填の際に、物品は袋への充填の場合と同様
に、その構造を損なうことなく可逆的に圧縮される。
５９号明細書（米国特許（ＵＳ−Ａ）第５６８２９２９
号明細書）から、低い嵩密度を有する易流動性の物品を
繰り返し充填及び排出するための方法及び容器が公知で
ある。ここに記載の織物製容器、いわゆるビッグバッグ
又はスーパーバックはその場合、９０〜３５０ｋｇの充
填容量を有する。この織物製容器は少なくとも１つの開
口部を有する柔軟で、通気性の織物、有利に一層又は多
層プラスチック織物からなる。この織物製容器の充填も
同様に真空充填系により行われる。その場合、この織物
製容器は減圧され、かつ物品は、所定の充填重量に達す
るまで開放された開口部を介して織物製容器中に吸入さ
れる。その際ガスが、織物製容器の表面全体から分散し
て出る。充填の際に、物品は袋への充填の場合と同様
に、その構造を損なうことなく可逆的に圧縮される。
【０００９】しかし前記の容器は一連の欠点を有する。
柔軟な大型容器の場合には、紙製袋を使用することはで
きない。それというのもこれは一方では必要な強度及び
輸送安全性を満たしてなく、かつ他方では繰り返し使用
が不可能であるためである。更に、この大型紙製袋のた
めの製造装置及び充填装置も用意できない。
柔軟な大型容器の場合には、紙製袋を使用することはで
きない。それというのもこれは一方では必要な強度及び
輸送安全性を満たしてなく、かつ他方では繰り返し使用
が不可能であるためである。更に、この大型紙製袋のた
めの製造装置及び充填装置も用意できない。
【００１０】例えばポリプロピレン織物からなる市販の
柔軟な大型容器を使用すると、これらは、湿気に耐性の
ある固体の輸送にしか使用することができない。それと
いうのも、使用織物の防湿性が、容認することができな
いＨＤＫの湿気含分の高まりを阻止するためには不充分
であるためである。
柔軟な大型容器を使用すると、これらは、湿気に耐性の
ある固体の輸送にしか使用することができない。それと
いうのも、使用織物の防湿性が、容認することができな
いＨＤＫの湿気含分の高まりを阻止するためには不充分
であるためである。
【００１１】この防湿特性は、全てのＨＤＫタイプ及び
ＨＤＫ−使用分野で、この柔軟な大型容器を幅広く使用
するための主な条件の１つである。
ＨＤＫ−使用分野で、この柔軟な大型容器を幅広く使用
するための主な条件の１つである。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】従って、必要な要求に
相応する柔軟で、かつ繰り返し充填可能な大型容器を提
供する課題が存在した。その場合、様々な要求が重要で
ある。一方では、高い充填速度を達成するために、高い
通気性が与えられているべきである。更に、充填の間、
輸送の際、及び排出の際に、高い容器安定性及び防塵性
が望まれる。他方では、この柔軟な大型容器は防湿性で
あるべきである。即ち、充填及び貯蔵の際に、充填品の
僅かな湿度上昇のみが許される。公知の袋のパッキング
及び柔軟な大型容器を用いるか、又はそれらの組合せを
用いると、前記の前提は十分には１つにはできなかっ
た。
相応する柔軟で、かつ繰り返し充填可能な大型容器を提
供する課題が存在した。その場合、様々な要求が重要で
ある。一方では、高い充填速度を達成するために、高い
通気性が与えられているべきである。更に、充填の間、
輸送の際、及び排出の際に、高い容器安定性及び防塵性
が望まれる。他方では、この柔軟な大型容器は防湿性で
あるべきである。即ち、充填及び貯蔵の際に、充填品の
僅かな湿度上昇のみが許される。公知の袋のパッキング
及び柔軟な大型容器を用いるか、又はそれらの組合せを
用いると、前記の前提は十分には１つにはできなかっ
た。
【００１３】
【課題を解決するための手段】さて、防塵性及び防湿性
を保証する柔軟な容器の特殊な成形と高分散性高含気性
充填物を予備空気抜きするための方法とを組み合わせ
て、充填プロセスに必要な容器の通気性を、充填容量は
そのままに最小化することにより、前記の利点が一つに
まとまることが判明した。
を保証する柔軟な容器の特殊な成形と高分散性高含気性
充填物を予備空気抜きするための方法とを組み合わせ
て、充填プロセスに必要な容器の通気性を、充填容量は
そのままに最小化することにより、前記の利点が一つに
まとまることが判明した。
【００１４】本発明の目的は柔軟な容器であり、その際
これは、少なくとも２つの重なりあった層からなり、こ
こで、内側の層は未被覆の通気性織物からなり、外側の
層は防塵性及び防湿性に被覆されていて、かつこれらの
層は特殊なシーム形成により、容器の空気抜きがシーム
部を介してのみ可能であるように相互に結合されている
ことを特徴とする。
これは、少なくとも２つの重なりあった層からなり、こ
こで、内側の層は未被覆の通気性織物からなり、外側の
層は防塵性及び防湿性に被覆されていて、かつこれらの
層は特殊なシーム形成により、容器の空気抜きがシーム
部を介してのみ可能であるように相互に結合されている
ことを特徴とする。
【００１５】本発明の容器では、空気抜きは特殊なシー
ム部を介してのみ行うことができ、かつ例えば充填の際
に生じるような真空の適用時の通気は、既に公知の柔軟
な容器の場合よりも少ないので、高分散性で高含気性の
充填物を充填の前に更に、本発明の方法により予備空気
抜きする。この予備空気抜きにより、本発明の柔軟な容
器中に充填する前の充填物の作業嵩密度が低下し、その
際、その空間的構造に関連する影響は生じない。
ム部を介してのみ行うことができ、かつ例えば充填の際
に生じるような真空の適用時の通気は、既に公知の柔軟
な容器の場合よりも少ないので、高分散性で高含気性の
充填物を充填の前に更に、本発明の方法により予備空気
抜きする。この予備空気抜きにより、本発明の柔軟な容
器中に充填する前の充填物の作業嵩密度が低下し、その
際、その空間的構造に関連する影響は生じない。
【００１６】この方法は、２０〜１５０ｇ／ｌの極めて
低い嵩密度を有する高分散性高含気性材料、例えばＨＤ
Ｋのさまざまな変性品のパッキングのために特に良好に
好適である。この場合、特に有利にはＨＤＫの変性品は
その周囲から多少の湿気を吸収してもよい。充填重量９
０〜３５０ｋｇの容量を有する織物製容器を使用するの
が特に有利である。
低い嵩密度を有する高分散性高含気性材料、例えばＨＤ
Ｋのさまざまな変性品のパッキングのために特に良好に
好適である。この場合、特に有利にはＨＤＫの変性品は
その周囲から多少の湿気を吸収してもよい。充填重量９
０〜３５０ｋｇの容量を有する織物製容器を使用するの
が特に有利である。
【００１７】大型容器充填装置の受器サイロの充填の直
後ではまだ、ＨＤＫは含気性である。この条件下では、
作業嵩密度と凝集度は低い。予備空気抜き工程により、
作業嵩密度、従って凝集度は受器サイロから充填装置へ
の途中で高まる。この状態では、容器の充填プロセスは
かなり短縮することができる。それというのも、容器の
本発明によるシーム形成部を介しての充填の間、充填材
料の全体的な空気抜きは行う必要がないためである。
後ではまだ、ＨＤＫは含気性である。この条件下では、
作業嵩密度と凝集度は低い。予備空気抜き工程により、
作業嵩密度、従って凝集度は受器サイロから充填装置へ
の途中で高まる。この状態では、容器の充填プロセスは
かなり短縮することができる。それというのも、容器の
本発明によるシーム形成部を介しての充填の間、充填材
料の全体的な空気抜きは行う必要がないためである。
【００１８】予備空気抜きの際に凝集度が高まることに
より、防塵問題も低くなる。それというの生じた凝集物
はもはや、織物材料の空孔を通り抜けることはないため
である。
より、防塵問題も低くなる。それというの生じた凝集物
はもはや、織物材料の空孔を通り抜けることはないため
である。
【００１９】予備空気抜きの際に、多孔性材料、有利に
焼結金属、織物又は焼結プラスチックからなる通気性隔
壁を介して、ガスを真空の適用により製品から吸引す
る。この吸引プロセスにより、製品層が濾過媒体上に生
じ、これは層厚又は製品厚が増すに連れて吸引プロセス
を不可能にするはずである。このようなことを避けるた
めに、この製品層を圧力インパルスにより再び壊す。こ
の層を壊すための圧力インパルスはその場合、吸引する
よりも明らかに少ないガスで系中にもたらされるので、
ガスの全体収支は空気抜きになる。
焼結金属、織物又は焼結プラスチックからなる通気性隔
壁を介して、ガスを真空の適用により製品から吸引す
る。この吸引プロセスにより、製品層が濾過媒体上に生
じ、これは層厚又は製品厚が増すに連れて吸引プロセス
を不可能にするはずである。このようなことを避けるた
めに、この製品層を圧力インパルスにより再び壊す。こ
の層を壊すための圧力インパルスはその場合、吸引する
よりも明らかに少ないガスで系中にもたらされるので、
ガスの全体収支は空気抜きになる。
【００２０】
【実施例】続いて本発明を、図面を用いて詳述する。
【００２１】図１は予備空気抜きをするための装置の図
面である。本発明の方法での吸入面は予備空気抜きする
ための装置の図を示している。本発明の方法での吸引面
は様々な区分に分かれていて、それにより所定の空気抜
きを調節することができる。真空バルブ（３）により、
ガスをサイロ底部及び管領域から、多孔性材料からなる
通気性隔壁（６及び７）を介して吸引する。インパルス
清掃(Impulsabreinigung）を圧力空気タンク（１）を介
してインパルス清掃バルブ（２）により行う。その場
合、圧力インパルスによる清掃は真空下又は常圧下で行
うことができる。後者の場合には、真空バルブ（３）を
閉じ、かつ大気圧の達成の後に清掃を行う。
面である。本発明の方法での吸入面は予備空気抜きする
ための装置の図を示している。本発明の方法での吸引面
は様々な区分に分かれていて、それにより所定の空気抜
きを調節することができる。真空バルブ（３）により、
ガスをサイロ底部及び管領域から、多孔性材料からなる
通気性隔壁（６及び７）を介して吸引する。インパルス
清掃(Impulsabreinigung）を圧力空気タンク（１）を介
してインパルス清掃バルブ（２）により行う。その場
合、圧力インパルスによる清掃は真空下又は常圧下で行
うことができる。後者の場合には、真空バルブ（３）を
閉じ、かつ大気圧の達成の後に清掃を行う。
【００２２】圧縮された生成物層の間欠的な交互の吸引
及び吹き落とし(Abwerfen)により、ＨＤＫがまだ高含気
性であるサイロ（４）から、空気抜きされたＨＤＫのた
めの充填装置（５）への生成物の輸送が行われる。再
度、機械的分散を行わない限り、ＨＤＫの空間構造によ
り、一度達成された圧縮度は高い程度に保持されたまま
である。充填プロセスはこれによりかなり速まる。
及び吹き落とし(Abwerfen)により、ＨＤＫがまだ高含気
性であるサイロ（４）から、空気抜きされたＨＤＫのた
めの充填装置（５）への生成物の輸送が行われる。再
度、機械的分散を行わない限り、ＨＤＫの空間構造によ
り、一度達成された圧縮度は高い程度に保持されたまま
である。充填プロセスはこれによりかなり速まる。
【００２３】予備空気抜きされた材料を引き続き本発明
の柔軟な大型容器に公知の真空充填装置を用いて充填す
る。
の柔軟な大型容器に公知の真空充填装置を用いて充填す
る。
【００２４】本発明の柔軟な大型容器の構造を、より明
確にするために図２に示してある。
確にするために図２に示してある。
【００２５】この容器は、有利には柔軟な織物からなる
少なくとも２つの層からなる。内側の層（８）はこの場
合、未被覆の通気性織物からなる。外側の層（９）は有
利にはポリプロピレン及び／又はポリエチレンで防塵性
及び防湿性に被覆されている。充填プロセスの間に空気
抜きを表面全体を介して行う公知の大型容器に対して、
本発明の容器では空気抜きは、相互に異なる層の特殊な
シーム形成部（１０）を介してのみ行われる。
少なくとも２つの層からなる。内側の層（８）はこの場
合、未被覆の通気性織物からなる。外側の層（９）は有
利にはポリプロピレン及び／又はポリエチレンで防塵性
及び防湿性に被覆されている。充填プロセスの間に空気
抜きを表面全体を介して行う公知の大型容器に対して、
本発明の容器では空気抜きは、相互に異なる層の特殊な
シーム形成部（１０）を介してのみ行われる。
【００２６】特殊なシーム形成部の構造は図３に図示し
ている。
ている。
【００２７】本発明の容器に充填する際に、予備空気抜
きされたＨＤＫが真空充填の間、内側の未被覆の層
（８）のところで析出する。予備空気抜き及び低い圧力
差により前記のように凝集度が高まることにより、未被
覆の通気性層と外側の被覆されて密な層（９）との間の
空間への可能な塵埃の逃出は僅かである。吸引されたガ
スは内側及び外側の層の間で、特殊なシーム部へと導か
れ、かつそこから吸引される。
きされたＨＤＫが真空充填の間、内側の未被覆の層
（８）のところで析出する。予備空気抜き及び低い圧力
差により前記のように凝集度が高まることにより、未被
覆の通気性層と外側の被覆されて密な層（９）との間の
空間への可能な塵埃の逃出は僅かである。吸引されたガ
スは内側及び外側の層の間で、特殊なシーム部へと導か
れ、かつそこから吸引される。
【００２８】柔軟な容器の層はその場合、個々の層の間
にそれぞれ、通気性でフィルター様材料からなる条片
（１１）が入れられているように相互に結合されてい
る。これらの挿入された条片により、一方ではガスを吸
入することができ、他方では内側の未被覆の層（８）を
通って逃出しえた塵埃粒子を保持することができる。フ
ィルター条片としてこの場合、全ての公知の柔軟なフィ
ルター材料、例えば天然又は合成繊維からなるフェルト
条片、ポリエステル又はテフロンモデルフェルト、ペー
パーフィルター及び／又はポリプロピレン芯を使用する
ことができる。
にそれぞれ、通気性でフィルター様材料からなる条片
（１１）が入れられているように相互に結合されてい
る。これらの挿入された条片により、一方ではガスを吸
入することができ、他方では内側の未被覆の層（８）を
通って逃出しえた塵埃粒子を保持することができる。フ
ィルター条片としてこの場合、全ての公知の柔軟なフィ
ルター材料、例えば天然又は合成繊維からなるフェルト
条片、ポリエステル又はテフロンモデルフェルト、ペー
パーフィルター及び／又はポリプロピレン芯を使用する
ことができる。
【００２９】シーム部の上の通気性領域の本発明による
境界部は周囲空気に対して十分に防湿性である。
境界部は周囲空気に対して十分に防湿性である。
【図１】本発明による、予備空気抜きをするための装置
を示す図。
を示す図。
【図２】本発明による大型容器の構造を示す図。
【図３】本発明による大型容器の特殊なシーム部を示す
図。
図。
４ サイロ、 ５ 充填装置、 ６ 隔壁、 ８ 内側
未被覆層、 ９ 外側被覆層、 １０ 特殊シーム部、
１１ 通気性フィルター様材料
未被覆層、 ９ 外側被覆層、 １０ 特殊シーム部、
１１ 通気性フィルター様材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルミン グロースマン ドイツ連邦共和国 ブルクハウゼン マル クトラーシュトラーセ 56
Claims (9)
- 【請求項１】 真空充填装置により繰り返し充填及び排
出するための高分散性高含気性固体用の柔軟な大型容器
において、少なくとも２つの重なった層からなり、その
際、内側の層は未被覆の通気性織物からなり、外側の層
は防塵性及び防湿性に被覆されていて、かつこれらの層
は特殊なシーム形成により、容器の空気抜きがこのシー
ム形成部を介してのみ可能であるように相互に結合され
ていることを特徴とする、真空充填装置により繰り返し
充填及び排出するための高分散性高含気性固体用の柔軟
な大型容器。 - 【請求項２】 外側の層がポリエチレン又はポリプロピ
レンで被覆されている、請求項１に記載の柔軟な大型容
器。 - 【請求項３】 特殊なシーム形成部中に、通気性の塵埃
保留性フィルター材料が入れられている、請求項１又は
２に記載の柔軟な大型容器。 - 【請求項４】 柔軟な大型容器の充填法において、充填
の前に充填材料を予め空気抜きし、かつ充填の際に容器
のシーム部を介してもう一度空気抜きを行うことを特徴
とする、柔軟な大型容器の充填法。 - 【請求項５】 予めの空気抜きを真空により、多孔性材
料、織物又は焼結プラスチックからなる通気性の隔壁を
介して行う、請求項４に記載の方法。 - 【請求項６】 多孔性隔壁及びそれと結合した製品輸送
部の洗浄を、圧縮された製品層の間欠的な交互の吸引及
び吹き落としにより行う、請求項４又は５に記載の方
法。 - 【請求項７】 真空及び圧縮空気の間隔制御をコンピュ
ータ制御バルブにより行う、請求項４から６までのいず
れか１項に記載の方法。 - 【請求項８】 充填物が２０〜１５０ｇ／ｌの嵩密度を
有し、かつ充填重量が９０〜３５０ｋｇである、請求項
４から７までのいずれか１項に記載の方法。 - 【請求項９】 充填物が熱分解により製造されたケイ酸
であるか、又はその変性物である、請求項４から８のい
ずれか１項に記載の方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE19839106A DE19839106A1 (de) | 1998-08-27 | 1998-08-27 | Großgebinde für hochdisperse, hochlufthaltige Feststoffe und ein Verfahren zu deren Befüllung |
| DE19839106.4 | 1998-08-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000072154A true JP2000072154A (ja) | 2000-03-07 |
| JP3325862B2 JP3325862B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=7878977
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23746399A Expired - Lifetime JP3325862B2 (ja) | 1998-08-27 | 1999-08-24 | 高分散性高含気性固体用の柔軟な大型容器及びその充填法 |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6199602B1 (ja) |
| EP (1) | EP0982238B1 (ja) |
| JP (1) | JP3325862B2 (ja) |
| DE (2) | DE19839106A1 (ja) |
Cited By (1)
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| KR20180094549A (ko) * | 2017-02-16 | 2018-08-24 | 영우산업 주식회사 | 컨테이너백 |
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| US6860301B2 (en) | 2001-07-11 | 2005-03-01 | Degussa Ag | Apparatus and process for filling large containers of different sizes and shapes |
| KR100599026B1 (ko) | 2001-07-11 | 2006-07-12 | 데구사 아게 | 입자상 또는 분말상 물질을 용기에 충전하기 위한 장치 및 방법 |
| DE102004003364A1 (de) * | 2004-01-22 | 2005-08-11 | Wacker-Chemie Gmbh | Vorrichtung zum Transport hochdisperser Pulver und Verfahren zu ihrer Befüllung und Entleerung |
| ITRM20040472A1 (it) * | 2004-10-01 | 2005-01-01 | Stelliferi & Itavex S P A | Procedimento per il confezionamento di prodotti, ad esempio per prodotti alimentari, relativa confezione e corredo di realizzazione. |
| DE202006019054U1 (de) * | 2006-12-18 | 2008-04-30 | Bischof + Klein Gmbh & Co. Kg | Verpackungsbehältnis in Beutel- oder Sackform |
| US8245520B2 (en) * | 2008-08-12 | 2012-08-21 | General Electric Company | Method and apparatus for collecting a refrigerant |
| DE102009008984B4 (de) * | 2009-02-14 | 2016-09-29 | Empac GmbH | Flexibler Schüttgutbehälter |
| DE102009057246A1 (de) * | 2009-12-08 | 2011-06-09 | Haver & Boecker Ohg | Sack mit Membrane |
| WO2016022792A2 (en) * | 2014-08-07 | 2016-02-11 | Plank Road Technologies, Llc | System and method for preventing and controlling combustion and flammability, or oxidation of materials during storage or transport |
| AT526155B1 (de) * | 2022-10-13 | 2023-12-15 | Div Trades D O O | Großvolumiger Verpackungsbehälter |
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| CA962021A (en) * | 1970-05-21 | 1975-02-04 | Robert W. Gore | Porous products and process therefor |
| US4229193A (en) * | 1978-09-19 | 1980-10-21 | Shop-Vac Corporation | Vacuum cleaner and sealed filter bag assembly therefor particularly useful for filtering asbestos fibers from air |
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| US4946291A (en) * | 1987-01-02 | 1990-08-07 | Schnaars Daniel R | Semi-bulk with liner |
| US4996848A (en) * | 1989-09-28 | 1991-03-05 | Whirlpool Corporation | Method and apparatus for recovering refrigerants from home refrigeration systems |
| DE4009369A1 (de) | 1990-03-23 | 1991-09-26 | Celcommerz High Chem Produkte | Sackfoermiges verpackungsmittel |
| GB9218970D0 (en) * | 1992-09-08 | 1992-10-21 | Mulox Ibc Ltd | Container bag |
| DE9307217U1 (de) * | 1993-05-12 | 1994-09-22 | Odenwald-Chemie GmbH, 69250 Schönau | Sterilisationsdoppelsack für infektiösen Müll |
| KR100193465B1 (ko) * | 1993-12-28 | 1999-06-15 | 가타야마 도루 | 포장용구 |
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| US5647881A (en) * | 1995-04-20 | 1997-07-15 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Shock resistant high efficiency vacuum cleaner filter bag |
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| DE59601648D1 (de) * | 1995-10-02 | 1999-05-20 | Korsnaes Wilhelmstal Gmbh Papi | Entlüftbarer Kreuzboden-Ventilsack |
-
1998
- 1998-08-27 DE DE19839106A patent/DE19839106A1/de not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-08-05 DE DE59900398T patent/DE59900398D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-08-05 EP EP99115071A patent/EP0982238B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-08-24 JP JP23746399A patent/JP3325862B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1999-08-26 US US09/383,676 patent/US6199602B1/en not_active Expired - Lifetime
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| KR20180094549A (ko) * | 2017-02-16 | 2018-08-24 | 영우산업 주식회사 | 컨테이너백 |
| KR101892218B1 (ko) * | 2017-02-16 | 2018-08-28 | 영우산업 주식회사 | 컨테이너백 |
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|---|---|
| US6199602B1 (en) | 2001-03-13 |
| JP3325862B2 (ja) | 2002-09-17 |
| EP0982238A1 (de) | 2000-03-01 |
| DE19839106A1 (de) | 2000-03-09 |
| EP0982238B1 (de) | 2001-11-07 |
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