JP2000072040A - 車輌のホイールハウス内に取り付ける樹脂プロテクター - Google Patents
車輌のホイールハウス内に取り付ける樹脂プロテクターInfo
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- JP2000072040A JP2000072040A JP10262374A JP26237498A JP2000072040A JP 2000072040 A JP2000072040 A JP 2000072040A JP 10262374 A JP10262374 A JP 10262374A JP 26237498 A JP26237498 A JP 26237498A JP 2000072040 A JP2000072040 A JP 2000072040A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、車輌のホイールハウス内に取り付
ける樹脂プロテクターを単一の樹脂シートで成形し、サ
スペンション部品を取り付ける隆起部を一体に成形し、
この隆起部の肉厚が局所的に薄くなるのを防止せんとす
るにある。 【解決手段】 車輌のホイールハウス内に取り付けられ
る樹脂プロテクターで、ホイールハウスに沿うように前
後方向にアーチ形に形成された本体部とストラットタワ
ー取付部の隆起部を、単一の樹脂シートより形成し、こ
の隆起部には段差を少なくとも1つ設けたことを特徴と
する車輌のホイールハウス内に取り付ける樹脂プロテク
ター。
ける樹脂プロテクターを単一の樹脂シートで成形し、サ
スペンション部品を取り付ける隆起部を一体に成形し、
この隆起部の肉厚が局所的に薄くなるのを防止せんとす
るにある。 【解決手段】 車輌のホイールハウス内に取り付けられ
る樹脂プロテクターで、ホイールハウスに沿うように前
後方向にアーチ形に形成された本体部とストラットタワ
ー取付部の隆起部を、単一の樹脂シートより形成し、こ
の隆起部には段差を少なくとも1つ設けたことを特徴と
する車輌のホイールハウス内に取り付ける樹脂プロテク
ター。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車などの車
輌に取り付けられる外装トリム部品であって、特に車輪
部を覆うホイールハウスの内側に取り付けられる樹脂プ
ロテクターに関する。
輌に取り付けられる外装トリム部品であって、特に車輪
部を覆うホイールハウスの内側に取り付けられる樹脂プ
ロテクターに関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車などのホイールハウス内には走行
時に高速で回転するタイヤ・ホイールがあり、タイヤが
はねる泥水やチッピングと呼ばれる小石の衝突などによ
る影響を受けやすく、そのため耐受傷性の防錆処理を必
要としていた。そのようなホイールハウスには、樹脂プ
ロテクターが取り付けられ、樹脂プロテクターは、通常
ポリプロピレンなどの樹脂のシートをいわゆる真空成形
などと呼ばれる型押し成形方法で形成したもので、耐チ
ッピング防錆塗料に代えて、あるいは防錆塗装を施した
上をさらに覆っている。このような樹脂プロテクターが
例えば特開平8−119149号に示されている。
時に高速で回転するタイヤ・ホイールがあり、タイヤが
はねる泥水やチッピングと呼ばれる小石の衝突などによ
る影響を受けやすく、そのため耐受傷性の防錆処理を必
要としていた。そのようなホイールハウスには、樹脂プ
ロテクターが取り付けられ、樹脂プロテクターは、通常
ポリプロピレンなどの樹脂のシートをいわゆる真空成形
などと呼ばれる型押し成形方法で形成したもので、耐チ
ッピング防錆塗料に代えて、あるいは防錆塗装を施した
上をさらに覆っている。このような樹脂プロテクターが
例えば特開平8−119149号に示されている。
【0003】樹脂プロテクターはホイールハウスの内側
のできるだけ広い範囲をカバーするのが好ましく、その
ため面積が大きく、またアーチ状の部品であるため、樹
脂成形方法として常用の射出成形によっては、投影面積
とホイールハウスの深さに沿う形状のため、射出成形機
および成型金型が大型化するので、コスト高になるとの
問題があり、また取付部がアーチ形状に沿って凹凸を形
成し、固定用通孔を形成しなければならないなどの要求
があり、そのような形状に成形できるようにすると、成
形品の離型を可能にするために複雑な金型構造をとらな
ければ一体成形できない場合が多い。そこで、例えば比
較的シンプルな形状である樹脂プロテクターにあって
は、通常前記のように樹脂シートを加熱して軟化させて
型押しするなどの方法(シートプレス成形)が用いられ
ている。
のできるだけ広い範囲をカバーするのが好ましく、その
ため面積が大きく、またアーチ状の部品であるため、樹
脂成形方法として常用の射出成形によっては、投影面積
とホイールハウスの深さに沿う形状のため、射出成形機
および成型金型が大型化するので、コスト高になるとの
問題があり、また取付部がアーチ形状に沿って凹凸を形
成し、固定用通孔を形成しなければならないなどの要求
があり、そのような形状に成形できるようにすると、成
形品の離型を可能にするために複雑な金型構造をとらな
ければ一体成形できない場合が多い。そこで、例えば比
較的シンプルな形状である樹脂プロテクターにあって
は、通常前記のように樹脂シートを加熱して軟化させて
型押しするなどの方法(シートプレス成形)が用いられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホイー
ルハウス内には上方に向かって、例えばストラット式に
代表されるサスペンションのダンパースプリングなどの
部品が配置されており、これらに沿って形成されるパネ
ルをチッピングなどから保護するためには下記の理由に
より従来の保護塗装を施したインナパネルによってい
た。
ルハウス内には上方に向かって、例えばストラット式に
代表されるサスペンションのダンパースプリングなどの
部品が配置されており、これらに沿って形成されるパネ
ルをチッピングなどから保護するためには下記の理由に
より従来の保護塗装を施したインナパネルによってい
た。
【0005】すなわち、図2のアウタパネルであるフェ
ンダーパネル30の内面をカバーするようにインナパネ
ル31の端末31aを延ばし、フェンダーパネル30の
端末30aに突き合わせて形成する。このような構造で
は、鋼板のプレス成形および接合に多くの工数がかゝる
上に、厳重な保護塗装が必要であるが、塗膜による強固
な保護膜形成は容易ではない。そのようなサスペンショ
ン部品の取り付けられる箇所、すなわちストラットタワ
ー部は通常エンジンルーム側から鋭角的に立ち上がる形
状であり、この箇所は肉厚のパネルを用いたモノコック
構造である。車体の側部を形成する前記ストラットタワ
ー部の外側に配設されるフェンダーパネルの内側の立面
部を保護可能な樹脂プロテクターを樹脂シートから成形
しようとすると肉厚が局所的に薄くなり、必然的に強度
が得られない。射出成形によれば、肉厚を確保しつつ急
激な立上り形状にできるものゝ、一体成形品としようと
すると、元々離型の困難な形状にさらに複雑な形状を設
けるための金型構造が成り立たない。したがって、その
ような箇所まで保護できる樹脂プロテクターは採用でき
なかった。
ンダーパネル30の内面をカバーするようにインナパネ
ル31の端末31aを延ばし、フェンダーパネル30の
端末30aに突き合わせて形成する。このような構造で
は、鋼板のプレス成形および接合に多くの工数がかゝる
上に、厳重な保護塗装が必要であるが、塗膜による強固
な保護膜形成は容易ではない。そのようなサスペンショ
ン部品の取り付けられる箇所、すなわちストラットタワ
ー部は通常エンジンルーム側から鋭角的に立ち上がる形
状であり、この箇所は肉厚のパネルを用いたモノコック
構造である。車体の側部を形成する前記ストラットタワ
ー部の外側に配設されるフェンダーパネルの内側の立面
部を保護可能な樹脂プロテクターを樹脂シートから成形
しようとすると肉厚が局所的に薄くなり、必然的に強度
が得られない。射出成形によれば、肉厚を確保しつつ急
激な立上り形状にできるものゝ、一体成形品としようと
すると、元々離型の困難な形状にさらに複雑な形状を設
けるための金型構造が成り立たない。したがって、その
ような箇所まで保護できる樹脂プロテクターは採用でき
なかった。
【0006】しかしながら、ホイールハウス内の苛酷な
条件のためには、やはり樹脂プロテクターを設けて鋼板
部を合理化しつゝ保護する構造が求められている。そこ
で樹脂プロテクターを複数の部分に分割すれば、形状と
しては保護できるものゝ、金型面数および工程数が増加
し、部品コストが高くなるとの問題があるとともに、別
体化による強度低下や合わせラインから泥水などが侵入
しやすくなるため、補強やシール性向上などの対応を要
するとの問題も生ずる。
条件のためには、やはり樹脂プロテクターを設けて鋼板
部を合理化しつゝ保護する構造が求められている。そこ
で樹脂プロテクターを複数の部分に分割すれば、形状と
しては保護できるものゝ、金型面数および工程数が増加
し、部品コストが高くなるとの問題があるとともに、別
体化による強度低下や合わせラインから泥水などが侵入
しやすくなるため、補強やシール性向上などの対応を要
するとの問題も生ずる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決することを目的とし、車輌のホイールハウス内に取り
付けられる樹脂プロテクターで、ホイールハウスに沿う
ように前後方向にアーチ形に形成された本体部とストラ
ットタワー取付部の隆起部を、単一の樹脂シートより形
成し、この隆起部には段差を少なくとも1つ設けたこと
を特徴とする。
決することを目的とし、車輌のホイールハウス内に取り
付けられる樹脂プロテクターで、ホイールハウスに沿う
ように前後方向にアーチ形に形成された本体部とストラ
ットタワー取付部の隆起部を、単一の樹脂シートより形
成し、この隆起部には段差を少なくとも1つ設けたこと
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図示した一
実施例に基づいて詳細に説明する。図1の10は車輌の
ホイールハウス2の内側を覆う樹脂プロテクターであ
る。図2はそのA部の断面図であって、ストラットタワ
ー5にボルト止めされたダンパースプリング6の筒状を
なす上側部に並行する部分を含んでホイールハウス2の
アーチ部3内を覆っている。4はタイヤ、4aはブレー
キディスクである。
実施例に基づいて詳細に説明する。図1の10は車輌の
ホイールハウス2の内側を覆う樹脂プロテクターであ
る。図2はそのA部の断面図であって、ストラットタワ
ー5にボルト止めされたダンパースプリング6の筒状を
なす上側部に並行する部分を含んでホイールハウス2の
アーチ部3内を覆っている。4はタイヤ、4aはブレー
キディスクである。
【0009】図3は樹脂プロテクター10の単体斜視図
であり、前記ホイールハウス2のアーチ部3内に沿う本
体部11と、本体部11の前後の端末部11a,11b
からそれぞれ前後方向に伸びるアンダーカバー部12,
13と、本体部11の前後方向略中央部に上方に隆起形
成されたボックス部14となどからなる。ボックス部1
4は、本体部11から隆起形成した第1の隆起部15
と、平板状の段部16を介してさらに高く隆起形成した
第2の隆起部17とからなり、前後側部18a,18b
は単一面、左側部19は凹凸を伴う階段形状であり、左
側部19の反対側は開口20になっている。左側部19
には第1の隆起部に第1の凹部21が2つ、第2の隆起
部に第2の凹部22が互いに千鳥状に配列されている。
樹脂プロテクター10はポリプロピレン樹脂などをシー
ト状に押出成形し、そのシートを加熱などして変形可能
な状態で金型に押し付け、金型形状を転写するようにし
て成形する。好ましい成型工程の概略を図4〜図8に示
す。
であり、前記ホイールハウス2のアーチ部3内に沿う本
体部11と、本体部11の前後の端末部11a,11b
からそれぞれ前後方向に伸びるアンダーカバー部12,
13と、本体部11の前後方向略中央部に上方に隆起形
成されたボックス部14となどからなる。ボックス部1
4は、本体部11から隆起形成した第1の隆起部15
と、平板状の段部16を介してさらに高く隆起形成した
第2の隆起部17とからなり、前後側部18a,18b
は単一面、左側部19は凹凸を伴う階段形状であり、左
側部19の反対側は開口20になっている。左側部19
には第1の隆起部に第1の凹部21が2つ、第2の隆起
部に第2の凹部22が互いに千鳥状に配列されている。
樹脂プロテクター10はポリプロピレン樹脂などをシー
ト状に押出成形し、そのシートを加熱などして変形可能
な状態で金型に押し付け、金型形状を転写するようにし
て成形する。好ましい成型工程の概略を図4〜図8に示
す。
【0010】押出成形されたポリプロピレン樹脂シート
Rは、まだ冷えきらない柔軟な状態で予め下方に待機し
ている凸型40の上方に搬送される。凸型40の周縁に
枠41があり、樹脂シートRをクランプする。ここで枠
内に輻射熱あるいは熱風などを当てゝ樹脂シートRを変
形可能なように軟化させ、速やかに凸型40を上昇させ
る。樹脂シートRは凸型40に沿って賦形される。凸型
40にはピンホール42を開け、真空ポンプP1などを
利用して凸型40に樹脂シートRを吸着させてもよい。
また枠41の上方から無底の箱状体43を枠41に密着
させ箱状体43内を加圧ポンプP2などで昇圧して凸型
40に押し付けるようにしてもよい。これらのポンプP
1,P2を利用する方法は個々にまたは組み合わせて使
用できる。
Rは、まだ冷えきらない柔軟な状態で予め下方に待機し
ている凸型40の上方に搬送される。凸型40の周縁に
枠41があり、樹脂シートRをクランプする。ここで枠
内に輻射熱あるいは熱風などを当てゝ樹脂シートRを変
形可能なように軟化させ、速やかに凸型40を上昇させ
る。樹脂シートRは凸型40に沿って賦形される。凸型
40にはピンホール42を開け、真空ポンプP1などを
利用して凸型40に樹脂シートRを吸着させてもよい。
また枠41の上方から無底の箱状体43を枠41に密着
させ箱状体43内を加圧ポンプP2などで昇圧して凸型
40に押し付けるようにしてもよい。これらのポンプP
1,P2を利用する方法は個々にまたは組み合わせて使
用できる。
【0011】このようにして賦形された樹脂シートRを
自然放冷し或いは強制空冷した後、外周部の不要部分
(バリ)をカッター44で切り取り樹脂プロテクター1
0を成形する。樹脂シートRは押出機Eと凸型40の間
で成形サイクル分の長さを成形可能な程度に波形に蓄積
させてもよく、或いは押出速度に合わせて枠41および
凸型40を押出方向に移動させてもよい。なお凸型40
は左または右側のホイールハウス用に使用するものを一
方を一つの凸型で成形してもよいし、左右を一組として
1枚のシートで成形し中央を切って左右それぞれの樹脂
プロテクター10としてもよい。
自然放冷し或いは強制空冷した後、外周部の不要部分
(バリ)をカッター44で切り取り樹脂プロテクター1
0を成形する。樹脂シートRは押出機Eと凸型40の間
で成形サイクル分の長さを成形可能な程度に波形に蓄積
させてもよく、或いは押出速度に合わせて枠41および
凸型40を押出方向に移動させてもよい。なお凸型40
は左または右側のホイールハウス用に使用するものを一
方を一つの凸型で成形してもよいし、左右を一組として
1枚のシートで成形し中央を切って左右それぞれの樹脂
プロテクター10としてもよい。
【0012】そして、このような樹脂シートRから樹脂
プロテクター10を成形するので、ボックス部14の左
側部19を凹凸を伴う階段形状とし、左側部19には第
1の隆起部および第2の隆起部に互いに千鳥状に第1お
よび第2の凹部21,22を形成したので、樹脂シート
Rが局所的に延伸されるのを防止し、肉厚の均一性が向
上するとともに、上記形状によってボックス部14の強
度が向上する。ボックス部14は取付状態における本体
部11の最高位置にあり、固定用通孔23に樹脂クリッ
プ50で取り付けられるので、この部位に強度がない
と、本体部11がたるみあるいは垂下してプロテクター
としての用をなさなくなるが、本実施例のような樹脂肉
厚と強度が得られることにより、樹脂シートから一体成
形されて適当に配置された止め点によりアーチ部3内に
取り付けられ所期の保護性能を確保できる。なお、前後
側部18a,18bは単一面としたが、段部を形成して
もよく、またボックス部はさらに第3の隆起部などを形
成した多段型ボックスとすることもできるし、また車体
の構造によっては段付半円筒形状などとすることもでき
る。
プロテクター10を成形するので、ボックス部14の左
側部19を凹凸を伴う階段形状とし、左側部19には第
1の隆起部および第2の隆起部に互いに千鳥状に第1お
よび第2の凹部21,22を形成したので、樹脂シート
Rが局所的に延伸されるのを防止し、肉厚の均一性が向
上するとともに、上記形状によってボックス部14の強
度が向上する。ボックス部14は取付状態における本体
部11の最高位置にあり、固定用通孔23に樹脂クリッ
プ50で取り付けられるので、この部位に強度がない
と、本体部11がたるみあるいは垂下してプロテクター
としての用をなさなくなるが、本実施例のような樹脂肉
厚と強度が得られることにより、樹脂シートから一体成
形されて適当に配置された止め点によりアーチ部3内に
取り付けられ所期の保護性能を確保できる。なお、前後
側部18a,18bは単一面としたが、段部を形成して
もよく、またボックス部はさらに第3の隆起部などを形
成した多段型ボックスとすることもできるし、また車体
の構造によっては段付半円筒形状などとすることもでき
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、車輌のホイールハウス内に取
り付けられる樹脂プロテクターで、ホイールハウスに沿
うように前後方向にアーチ形に形成された本体部とスト
ラットタワー取付部の隆起部を、単一の樹脂シートより
形成し、この隆起部には段差を少なくとも1つ設けてい
るので、階段部により樹脂の延伸による肉薄部の発生を
防止し、かつ構造部材として作用して隆起部の強度が向
上するので、シート成形方法により保護性能のよい樹脂
プロテクターを一体にかつ容易に成形することができ
る。
り付けられる樹脂プロテクターで、ホイールハウスに沿
うように前後方向にアーチ形に形成された本体部とスト
ラットタワー取付部の隆起部を、単一の樹脂シートより
形成し、この隆起部には段差を少なくとも1つ設けてい
るので、階段部により樹脂の延伸による肉薄部の発生を
防止し、かつ構造部材として作用して隆起部の強度が向
上するので、シート成形方法により保護性能のよい樹脂
プロテクターを一体にかつ容易に成形することができ
る。
【図1】本発明を取り付けた車体の前部からみて左前輪
の部分の外観斜視部分図である。
の部分の外観斜視部分図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明樹脂プロテクターの外観斜視図である。
【図4】シート状に押し出されたシートを成形する工程
の概略説明図である。
の概略説明図である。
【図5】シート状に押し出されたシートを成形する工程
の概略説明図である。
の概略説明図である。
【図6】シート状に押し出されたシートを成形する工程
の概略説明図である。
の概略説明図である。
【図7】シート状に押し出されたシートを成形する工程
の概略説明図である。
の概略説明図である。
【図8】シート状に押し出されたシートを成形する工程
の概略説明図である。
の概略説明図である。
2 ホイールハウス 3 ホイールハウス内のアーチ部 4 タイヤ 5 ストラットタワー 6 ダンパースプリング 10 樹脂プロテクター 11 本体部 11a,11b 端末部 12,13 アンダーカバー部 14 ボックス部 15 本体部11から隆起形成した第1の隆起部 16 平板状の段部 17 第2の隆起部 18a,18b 前後側部 19 左側部 20 開口 21 第1の隆起部の凹部 22 第2の隆起部の凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 車輌のホイールハウス内に取り付けられ
る樹脂プロテクターで、ホイールハウスに沿うように前
後方向にアーチ形に形成された本体部とストラットタワ
ー取付部の隆起部を、単一の樹脂シートより形成し、こ
の隆起部には段差を少なくとも1つ設けたことを特徴と
する車輌のホイールハウス内に取り付ける樹脂プロテク
ター。 - 【請求項2】 隆起部は本体部の中間部に形成され、車
輌のサスペンション部品に並行するカバー体をなす請求
項1記載の車輌のホイールハウス内に取り付ける樹脂プ
ロテクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26237498A JP3352955B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 車輌のホイールハウス内に取り付ける樹脂プロテクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26237498A JP3352955B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 車輌のホイールハウス内に取り付ける樹脂プロテクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000072040A true JP2000072040A (ja) | 2000-03-07 |
JP3352955B2 JP3352955B2 (ja) | 2002-12-03 |
Family
ID=17374873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26237498A Expired - Fee Related JP3352955B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 車輌のホイールハウス内に取り付ける樹脂プロテクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3352955B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913368U (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | 日産自動車株式会社 | 自動車のインナ−フエンダ− |
JPS61225035A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-06 | Yamakawa Kogyo Kk | 自動車用フェンダープロテクタ |
JPS62127875U (ja) * | 1986-02-06 | 1987-08-13 | ||
JPH01117982U (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-09 | ||
JPH0469289U (ja) * | 1990-10-25 | 1992-06-18 | ||
JPH08119149A (ja) * | 1994-10-21 | 1996-05-14 | Toyota Auto Body Co Ltd | フェンダーライナ |
-
1998
- 1998-09-01 JP JP26237498A patent/JP3352955B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913368U (ja) * | 1982-07-19 | 1984-01-27 | 日産自動車株式会社 | 自動車のインナ−フエンダ− |
JPS61225035A (ja) * | 1985-03-30 | 1986-10-06 | Yamakawa Kogyo Kk | 自動車用フェンダープロテクタ |
JPS62127875U (ja) * | 1986-02-06 | 1987-08-13 | ||
JPH01117982U (ja) * | 1988-02-04 | 1989-08-09 | ||
JPH0469289U (ja) * | 1990-10-25 | 1992-06-18 | ||
JPH08119149A (ja) * | 1994-10-21 | 1996-05-14 | Toyota Auto Body Co Ltd | フェンダーライナ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3352955B2 (ja) | 2002-12-03 |
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