JP2014184840A - 自動車のバックミラー取付け構造 - Google Patents

自動車のバックミラー取付け構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2014184840A
JP2014184840A JP2013060770A JP2013060770A JP2014184840A JP 2014184840 A JP2014184840 A JP 2014184840A JP 2013060770 A JP2013060770 A JP 2013060770A JP 2013060770 A JP2013060770 A JP 2013060770A JP 2014184840 A JP2014184840 A JP 2014184840A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
mirror base
seal
bolt
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013060770A
Other languages
English (en)
Inventor
Masuo Fujii
益生 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2013060770A priority Critical patent/JP2014184840A/ja
Publication of JP2014184840A publication Critical patent/JP2014184840A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】ミラーベースの取付け剛性やシール性を低下させることなく、強引な取り外し時にはミラーベースを先に破損させることで商品価値を低下させ、もってバックミラーの盗難問題を減少させることができる自動車のバックミラー取付け構造を提供する。
【解決手段】シール部材5の、インサートされたボルト7より外側部分には、ドアパネル1に当接するシールリブ5eが形成され、ミラーベース4の、前記シールリブ5eに対向する部分には該シールリブ5eを押圧する押圧凸部4fが形成され、さらに該押圧凸部4fより外側部分には脆弱部4gが形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、バックミラー本体を支持するミラーベースをドアパネル等の車両板材にボルト締め固定するようにした自動車のバックミラー取付け構造に関する。
バックミラーの取付け構造として、従来、樹脂製のミラーベースに例えばナット部材をインサートし、該ナット部材に車両板材の内側からボルトを螺挿し、締め付け固定する構造が一般的である(例えば特許文献1参照)
特開2007−331601号公報
近年、特に新興国では、バックミラーを強引に引き千切るようにして車体から取り外し、闇ルートで売却するという盗難問題が多発している。前記一般的なバックミラー取付け構造に採用されているミラーベースは、車両走行時の前後,上下方向入力に耐え得るように高剛性に構成されており、前記強引に取り外した場合はミラーベースが破損する前にミラーベースのナット部材インサート部分等、車両搭載時には外部から見えない部分が破損するため、盗難者は破損したナット部材部分を補修することで商品価値を維持でき、そのため前記盗難問題が多発するものと考えられる。この問題の対策として、ミラーベースが先に破損する脆弱部をミラーベースに設けることで盗品としての価値を低下させれば前記盗難問題は減少するものと考えられる。しかしこのように構成するとミラーベースの取付け剛性が低下し、走行時の振動等に耐えられないと共に、シール性が悪化して車室内への水漏れが発生するという問題が生じる。
本発明は、前記従来の状況に鑑みてなされたもので、ミラーベースの取付け剛性やシール性を低下させることなく、前記強引な取り外し時にはミラーベースを先に破損させることで商品価値を低下させ、もってバックミラーの盗難問題を減少させることができる自動車のバックミラー取付け構造を提供することを課題としている。
本発明は、バックミラー本体を支持するミラーベースを、シール部材を介在させて車両板材に当接させると共に、該ミラーベースにインサートされたナット部材又はボルトに前記車両板材側からボルト又はナットを螺着して該ミラーベースを前記車両板材に締め付け固定する自動車のバックミラー取付け構造において、
前記シール部材の、前記インサートされたナット部材又はボルトより外側部分には、前記車両板材に当接するシールリブが形成され、
前記ミラーベースの、前記シールリブに対向する部分には該シールリブを押圧する押圧凸部が形成され、さらに該押圧凸部より外側部分には脆弱部が形成されていることを特徴としている。
本発明に係るバックミラー取付け構造によれば、ミラーベースの、インサートボルト又はナット部材の外側に配設された押圧凸部よりさらに外側に脆弱部を形成したので、バックミラーを盗もうとしてバックミラー本体又はこれの支持部に上下方向又は前後方向の荷重をかけると、前記ナット部材又はボルトのインサート部分が破損するより先に前記脆弱部が破損する。このミラーベースの破損部分の補修は困難であり、該盗難品の商品価値が大きく低下する。従ってバックミラーを強引に取り外して売却するという盗難問題を減少させることができる。
またミラーベースの外周と車両板材との隙間にドライバー等を差し込んで、ミラーベースを車両板材から引き離す方向に荷重をかけると、この場合も、該ミラーベースは、前記ボルト又はナット部材のインサート部分が破損するより先に前記引き離し荷重をかけた部分の反対側の脆弱部から破損し、盗難品の商品価値が低下し、盗難問題を減少させることができる。
また前記脆弱部は、前記ミラーベースの、前記シール部材のシールリブを押圧する押圧凸部よりさらに外側に形成されているので、シール性に影響を与えることはなく、また走行振動等に対する剛性に影響を与えることもない。
本発明の実施例1によるドアミラー取付け構造を備えた自動車の斜め前方からみた斜視図である。 前記ドアミラー取付け構造の分解斜視図である。 前記ドアミラー取付け構造の断面正面図(図1のIII-III線断面図)である。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は本発明の実施例1に係るドアミラー取付け構造を説明するための図である。本実施例において、前,後,左,右とは、車室内側から車両前方を見た状態での前,後,左,右を意味している。
図において、1は、右のフロントドア10のドアパネル(車両板材)であり、該ドアパネル1は、アウタパネル1aとインナパネル1bとを間にドアリインホース1cを介在させてその外周縁部をヘミング加工により互いに結合した構造のものである。
前記ドアパネル1の前縁に形成されたミラー取付け部2にドアミラー(バックミラー)3が取り付けられている。前記ミラー取付け部2は、前記アウタパネル1aに開口1dを形成すると共に、前記ドアリインホース1cの前記開口1d内部分に前記インナパネル1b側に凹む凹部1eを形成した構造となっている。該凹部1eの底部にはボルト孔1fが貫通形成されている。
前記ドアミラー3は、ミラーベース4と、該ミラーベース4と前記ドアパネル1のミラー取付け部2との間に介在されるシールプレート(シール部材)5と、前記ミラーベース4に一体形成された支持部4aに取付け角度を調整可能に取り付けられたミラー本体6とで構成されている。
前記ミラーベース4は、樹脂の射出成形品又は軽合金のダイキャスト成形品であり、車両側面視で大略三角形状をなす平板状のベース本体4bの中央部に、内方に突出する3つのインサート部4cを略三角形状をなすように配置形成し、該各インサート部4cを補強リブ4dにより結合するとともに、該各インサート部4cにボルト7をインサート成形により内方に突出するように植設した概略構造のものである。なお、前記3つのインサート部4cは,前記三角形の頂角部及び2つの底角部に配置されており、前記支持部4aは、前記2つの底角部に配置されたインサート部4cに車幅方向に対向するように配置されている。
前記シールプレート5は、ゴムプレートで構成されており、前記ミラーベース4のベース本体4bと同様の外周形状を有する外周シール部5aの中央部に前記インサート部4cの略三角形の配置形状に対応する形状の内部シール部5bを内方に膨出するよう形成した概略構造のものである。
また、前記シールプレート5の前記内部シール部5bには、前記ボルト7を挿通させるボルト孔5cが略三角形状をなすように配置形成されており、さらに内部シールリブ5dが内方に突出するように、かつ前記3つのボルト孔5cを囲む環状をなすように形成されている。
前記ベース本体4bの補強リブ4dの先端部は、前記シールプレート5の内部シールリブ5dに対向する環状をなしており、該内部シールリブ5dを押圧する内部押圧凸部4eとなっている。
さらにまた、前記シールプレート5の外周シール部5aには、外周シールリブ5eが内方に突出するように、かつ前記内部シール部5bを囲む環状をなすように形成されている。
そして前記ベース本体4bの、前記シールプレート5の外周シールリブ5eに対向する部位には、外周押圧凸部4fが内方に突出し、かつ前記外周シールリブ5eと同様の形状の環状をなすように形成されている。
さらにまた、前記ベース本体4bの、前記外周押圧凸部4fの外側部分には、脆弱部4gが形成されている。この脆弱部4fは前記ベース本体4bの内面に凹設された溝で構成され、かつ前記外周押圧凸部4fを囲む環状をなしている。前記支持部4aは前記脆弱部4gより内側に配置されている。
本実施例に係るドアミラー取付け構造によれば、該ドアミラー3を車体に取り付けるには、先ず前記ボルト7を前記ボルト孔1fに挿入することにより該ドアミラー3を前記ドアパネル1のミラー取付け部2に仮保持させ、前記ボルト7にナット7aを螺着し、該ドアミラー3をドアパネル1に固定する。
そして本実施例では、ミラーベース4の、インサートされたボルト7の外側に配設された外周押圧凸部4fよりさらに外側に脆弱部4gを形成したので、ドアミラー3を盗もうとしてミラー本体6又はこれの支持部4aに上下方向又は前後方向の荷重をかけると、前記インサート部4cから前記ボルト7が抜ける等の破損が生じるより先に前記脆弱部4gが破損する。このミラーベース4の破損部分の補修は困難であり、該盗難品の商品価値が大きく低下する。従ってドアミラー3を強引に取り外して売却するという盗難問題を減少させることができる。
またミラーベース4の外周と車両板材との隙間a等にドライバー等を差し込んで、ミラーベース4をドアパネル1から引き離す方向に荷重をかけると、この場合も、該ミラーベース4は、前記ボルト7のインサート部分が破損するより先に前記引き離し荷重をかけた部分の反対側の脆弱部から破損し、盗難品の商品価値が低下し、盗難問題を減少させることができる。
また前記脆弱部4gは、前記ミラーベース4の、前記シールプレート5の外周シールリブ5eを押圧する外周押圧凸部4fよりさらに外側に形成されているので、シール性に影響を与えることはなく、また走行振動等に対する剛性に影響を与えることもない。
また本実施例では、外周シールリブ5eを外周押圧凸部4fで押圧したので、雨水等がミラー取付け部2内に進入するのを防止でき、さらに内周シールリブ5dを内周押圧凸部4eで押圧したので、ミラー取付け部2内に雨水等が進入してもボルト孔1fから内方に進入するのを防止でき、シール性を向上できる。
また本実施例では、ミラー本体6を支持する支持部4aを前記脆弱部4gより内側に形成したので、脆弱部を形成したことによりミラー本体6の鏡面が振動するのを防止できる。
なお、前記実施例では、ドアに取り付けられるドアミラーについて説明したが、本発明は、フェンダパネルに取り付けられるフェンダミラーにも勿論適用できる。
1 ドアパネル(車両板材)
4 ミラーベース
4f 押圧凸部
4g 脆弱部
5 シールプレート(シール部材)
5e シールリブ
6 バックミラー本体
7 ボルト
7a ナット

Claims (1)

  1. バックミラー本体を支持するミラーベースを、シール部材を介在させて車両板材に当接させると共に、該ミラーベースにインサートされたナット部材又はボルトに前記車両板材側からボルト又はナットを螺着して該ミラーベースを前記車両板材に締め付け固定する自動車のバックミラー取付け構造において、
    前記シール部材の、前記インサートされたナット部材又はボルトより外側部分には、前記車両板材に当接するシールリブが形成され、
    前記ミラーベースの、前記シールリブに対向する部分には該シールリブを押圧する押圧凸部が形成され、さらに該押圧凸部より外側部分には脆弱部が形成されていることを特徴としている。
JP2013060770A 2013-03-22 2013-03-22 自動車のバックミラー取付け構造 Pending JP2014184840A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013060770A JP2014184840A (ja) 2013-03-22 2013-03-22 自動車のバックミラー取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013060770A JP2014184840A (ja) 2013-03-22 2013-03-22 自動車のバックミラー取付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014184840A true JP2014184840A (ja) 2014-10-02

Family

ID=51832810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013060770A Pending JP2014184840A (ja) 2013-03-22 2013-03-22 自動車のバックミラー取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014184840A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023032039A1 (ja) * 2021-08-31 2023-03-09 トヨタ車体株式会社 車両用外装部品のシール構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023032039A1 (ja) * 2021-08-31 2023-03-09 トヨタ車体株式会社 車両用外装部品のシール構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180361874A1 (en) Battery pack
JP4950621B2 (ja) 自動車用スプラッシュシールド
US20100181785A1 (en) Bumper panel assembly
JP6517173B2 (ja) 車両用アンテナ装置
JP2005067225A (ja) 車両の床構造
KR20170038948A (ko) 자동차용 펜더 인슐레이션
JP2014184840A (ja) 自動車のバックミラー取付け構造
JP2008100600A (ja) 自動車のフェンダ取付構造
JP4669743B2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP2012126263A (ja) 車両用ホイールハウス部構造
CN102653255B (zh) 车辆前部结构
JP2016155487A (ja) ルーフレールの取り付け構造
CN210592176U (zh) 一种重型汽车发动机挡泥板
JP5625795B2 (ja) 車両用カバー部材の取付構造
KR100534345B1 (ko) 대형트럭의 헤드램프 마운팅구조
KR20100107227A (ko) 에어백 모듈 조립 구조
JP2005145175A (ja) 車用外装部品の取付方法及び取付装置
JP2009286322A (ja) カウルルーバ
KR20120029937A (ko) 차량용 에어백 도어
KR100368149B1 (ko) 자동차용 헤드램프 보스부의 장착구조
KR20090068595A (ko) 이륜 자동차용 리어 펜더
KR20170070630A (ko) 리어플로어 조립체
JP2004082952A (ja) 車両用アウトサイドミラー
JP2014043158A (ja) 車両におけるライセンスプレート取付構造
JPH11105640A (ja) 自動車の車体とフェンダとのシール構造