JP2000071695A - 印刷シート及び該印刷シートを積層した物品 - Google Patents

印刷シート及び該印刷シートを積層した物品

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JP2000071695A
JP2000071695A JP10246056A JP24605698A JP2000071695A JP 2000071695 A JP2000071695 A JP 2000071695A JP 10246056 A JP10246056 A JP 10246056A JP 24605698 A JP24605698 A JP 24605698A JP 2000071695 A JP2000071695 A JP 2000071695A
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Takeshi Shimizu
健史 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 角部を持つ立体基材の表面に印刷シートを積
層した物品において、印刷シートの積層位置にずれが生
じても、物品に違和感を感じさせることのない印刷シー
トを得る。 【解決手段】 印刷シートAaは、立体基材Bへの積層
時に、立体基材Bの角部の稜線S1〜S6が位置するこ
ととなるべき設計上の予定位置aP1〜aP6の両側近
傍Q1〜Q6が、一方側における印刷模様と他方側にお
ける印刷模様とが連続性を持つように、明度や色彩、彩
度を連続的に変化させて印刷されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鏡板や腰鏡
板をかまちで囲った扉のように、表面に多数の角部を持
つ立体基材の表面に化粧材として積層するための印刷シ
ート及び該印刷シートを積層した物品に関する。
【0002】
【従来の技術】縦かまちと横かまちとで鏡板や腰鏡板を
囲い込むようにして作られた扉は知られている。通常、
そのようにして建てつけられた扉基材の表面には、多く
の角部や該角部を含む段差部が存在しており、その角部
や段差の部分も含めて、木目模様などの適宜の模様を印
刷した化粧シートを貼り付けて表面化粧が施される。他
に、窓枠、扉枠、回縁などの造作部材、箪笥などの家具
のような角部を有する物品にも同様にして表面化粧材が
貼り付けあるいは積層される。化粧シートとしては、転
写シートとラミネートシートの双方が用いられ、また、
貼り付けあるいは積層方法としては、ゴムローラなどで
のラッピングや、真空・圧空成形、さらには、射出成形
と同時に基材へ貼り付ける方法など、種々の手法が行わ
れている。また、化粧シートは印刷シートそのものであ
る場合もあり、基材シートに印刷シートを積層して作ら
れる場合もある。
【0003】いずれの場合でも、そのような印刷シート
においては、自然な感じを表出するため、あるいは、意
匠的効果を高めるために、通常、当該物品の角部を境と
してその両側の印刷態様、例えば、表面の部分と周囲の
側壁の部分、あるいは、表面部分と該段差(あるいは凹
所)の側壁や底面部分との印刷態様に違いを持たせるよ
うにしており、例えば、絵柄の色相、明度、あるいは彩
度に違いを持たせたり、場合によっては、絵柄の模様そ
れ自体を異ならせることが行われる。
【0004】一例を図3に示すと、この例は、中央に凹
んだ段差部20を持つ立体基材Bの表面及び両側面に表
面化粧シートとしての印刷シートAを積層する場合であ
り、この印刷シートAにおける立体基材Bの表面となる
べき全領域aには、絵柄として木目模様が印刷されてい
る。絵柄の色調は一様でなく、立体基材Bの前面11
a,11bとなるべき領域b、bは明るい感じの色調
で、段差部10の底面部分21となるべき領域cは暗い
感じの色調で、段差部10の側壁部分22,22となる
べき領域d、dはその中間の色調で印刷されており、貼
り付け後に、該凹所20に見た目の奥行き感を与えるよ
うな手法が取られている。また、木目模様も、前記前面
11a,11bに積層されるべき領域b、bと段差部2
0に積層される領域d,c,dとで、模様に積極的に不
連続さを持たせることも行われる。さらに、この例のよ
うに、立体基材Bの両側面12,12となるべき領域
f,fに、模様印刷を施さないことも行われる。
【0005】そして、上記のような化粧シート(印刷シ
ートA)において、各領域f,b,d,c,d,b,f
の境界P1〜P6(実際に境界線として線が印刷される
場合もあり、されない場合もある)が、貼り付けるべき
立体基材Bの各角部の稜線S1〜S6の位置と一致する
ようにして原稿が作られ、印刷されるのが普通である。
真空成形による貼り付けなどのように、基材への貼り付
け時に、印刷シートの延伸が予測される場合には、その
伸びも考慮に入れて、前記境界P1〜P6と稜線S1〜
S6とが一致するように印刷される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の貼り付け作業時
に、印刷シートAを立体基材Bに対して、前記境界P1
〜P6と稜線S1〜S6とを一致させて貼り付けること
ができれば、化粧シートを積層した物品として、所期ど
おりの高い外観意匠のものを得ることができる。しか
し、印刷シートAは通常フィルム状の薄いものであり、
印刷シートAを直接立体基材Bに貼り付けるとき、ある
いは、化粧シートを作るために適宜の基材シートに印刷
シートAを積層するときに、位置ずれをおこす場合が起
こりうる。また、該化粧シートを基材Bに積層するとき
にも位置ずれをおこす場合が起こりうる。
【0007】図4は、前記したような位置ずれが、左方
向にわずかに生じて積層された場合を示している。図示
のように、本来重なるべき、境界P2と稜線S2、境界
P3と稜線S3、・・境界P6と稜線S6、が位置ずれ
を起こし、例えば、前面11aには、本来段差部20の
側壁22の部分に位置すべき領域dの一部が表出してお
り、また、前面11bには基材Bの側壁12の部分に位
置すべき領域fの一部が表出している。
【0008】印刷模様が、見た目に均一のものである場
合には問題はないとしても、この例のように、領域aと
領域dとでは、絵柄も色調も異なった二つの模様が同時
に存在することとなり、外観意匠を大きく損ない表品価
値を低下させる要因となる。もちろん、領域a〜fがす
べて互いに連続し、同一の明度、色相、彩度及び模様か
らなる場合(例えば、全面白ベタ印刷のような場合)で
あれば、このような問題は生じない。しかし、それでは
外観意匠が単調になりすぎ、また凹凸感も浮き立たなく
なってしまう。
【0009】本発明の目的は、上記のように、角部を有
する立体基材に印刷シートを積層あるいは貼り付けると
きに生じうる上記のような不都合を解消することにあ
り、基材と印刷シートの間に多少の位置ずれが生じて
も、当該物品を見るものに大きな違和感を感じさせるこ
とがなく、それにより、物品としての商品価値を大きく
低下させることがないようにした印刷シート、及び該印
刷シートを積層した物品を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明による印刷シートは、角部を有する立体基材
に積層するのに用いられる印刷シートであって、該印刷
シートは支持体シートと印刷層とからなり、該印刷層
は、積層時に当該角部の稜線となるべき部位を中心とし
てその両側の印刷模様が相異なり、かつ、該中心近傍部
位が、該角部の一方側における印刷模様と他方側におけ
る印刷模様とが連続性を持つような態様で印刷されてい
ることを特徴とする。
【0011】前記連続性を持たせる態様は任意である
が、角部の一方側における印刷模様と他方側における印
刷模様とにおける色相差、明度差、及び/又は彩度差の
いずれか又はすべてを連続的に変化させる態様、あるい
は、該色相、明度、及び/又は彩度のいずれか又はすべ
てのほぼ中間の色相、明度、及び/又は彩度でもって印
刷された領域を持たせる態様、さらには、その双方を含
む態様などが好適である。
【0012】さらに加えて、前記連続性を持たせる態様
として、角部の一方側における印刷模様と他方側におけ
る印刷模様の印刷絵柄に連続性を持たせる態様をさらに
含ませるようにしてもよい。上記のような印刷シートを
用いると、前記位置ずれ範囲が、前記「連続性を持つよ
うな態様で印刷されている」領域内にある限りは、形成
された角部の一方側における印刷模様と他方側における
印刷模様は、該角部近傍においては、見るものに連続し
位置ずれがないかの如くの視覚的印象を与えることがで
きる。なおかつ、該角部近傍から十分離れた部分の明
度、彩度、及び/又は模様は異なっているため、遠くか
ら全体を観れば、立体凹凸と模様は、同調したものとな
る。そのために、積層(貼り付け)後の当該物品は印刷
シートが本来持つ意匠効果とほぼ同程度の意匠効果を維
持することが可能となり、物品としての商品価値は高い
レベルで保持される。
【0013】本発明は、また、前記印刷シートを、角部
を有する立体基材の表面に、前記連続性を持たせる態様
で印刷された箇所が該角部の稜線に沿うようにして積層
した後に、該印刷シートを立体基材の表面に積層接着す
ることにより形成されていることを特徴とする物品も開
示する。本発明において、印刷シート(化粧シート)の
支持体シート(素材)は任意であり制限はない。基材と
の相性、得ようとする柄模様との相性、得ようとする物
品との相性、などを考慮して、上質紙、和紙、チタン
紙、薄葉紙などの紙、ビニロン不織布、硝子繊維不織布
などの不織布、ポリ塩化ビニル、ポリオレフィン、アク
リル、ポリエステルなどの樹脂シート、などのシートあ
るいはこれらシートの異種のもの同志の積層体、から適
宜のものを選択すればよい。印刷方法も任意であり制限
はないが、グラビア、オフセット、凸版、グラビアオフ
セット、シルクスクリーンなどが用いられる。なかでも
グラビア印刷方法は前記の連続性を持たせる態様での印
刷状態を表出するのに特に有効である。基材も木質材、
窯業材、樹脂材、金属材、など任意であり制限はない。
柄模様も任意であり、木目模様、石目模様、コンクリー
トブロック模様、抽象柄模様、などのすべてに適用でき
る。
【0014】また、印刷シートとしては、ラミネートシ
ート、転写シートのいずれの形態も可能である。ラミネ
ートシートの場合は、支持体シートと印刷層(インキ
層)とは、一体に接着したまま基材上に積層、接着され
て最終製品(物品)となる。一方、転写シートの場合
は、一旦印刷シートを印刷層と基材とが向き合うように
して接着した後、支持体シートのみ剥離除去して、基材
上に印刷層を積層、接着して最終製品とする。本発明の
対象となる物品も特に制限はないが、扉、扉枠、窓枠な
どの建具の造作部材、箪笥などの家具、床材、壁材、天
井材などの建築内装材のような物品の場合に、本発明は
特に有効である。また、印刷シートの立体基材への貼り
付け手段としては、真空成形、圧空成形、ラッピング成
形、Vカット加工などを用いる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を、図3に
示したような印刷シートに適用する場合を例に取り、以
下に説明する。図1a及び図1のx−x線位置での明度
分布を示す図1bに示すように、この印刷シートAa
も、図3に示した印刷シートAと同様に、立体基材Bの
前面となるべき領域b、bは高い明度で、段差部20の
底面部分21となるべき領域cは低い明度で、段差部2
0の側壁部分22,22となるべき領域d、dはその中
間の明度で印刷されている。立体基材Bの表面となるべ
き全領域aには絵柄として木目模様が印刷されるが、図
を分かりやすくするために、図1では省略している。左
右の領域f,fは、基材Bの両側面12,12に積層さ
れるべき領域であり、模様印刷は施されていない。
【0016】図で、aP1〜aP6は、この印刷シート
Aaを立体基材Bに貼り付けたときに、該立体基材Bの
角部の稜線S1〜S6位置と一致するようにされた設計
上の仮想線であり、実際には印刷されない。本発明にお
ける印刷シートAaでは、例えば、図で左側の領域fに
おける前記仮想線aP1側の所定幅qにおいては、図1
bに示すように、明度が該仮想線aP1に向けて次第に
高くなるようにされており、仮想線aP1のごく近傍位
置では、当該領域fの明度と隣接する領域bの明度のほ
ぼ中間の明度とされている。一方、前記領域bにおける
仮想線aP1側の所定幅qにおいては、明度が該仮想線
aP1に向けて次第に低くなるようにされており、仮想
線aP1のごく近傍位置では、隣接する領域fと領域b
の明度のほぼ中間の明度とされている。
【0017】すなわち、この印刷シートAaにおいて、
領域fにおける前記所定幅qと領域bにおける所定幅q
とで形成される近傍部位の区域Q1内では、その模様の
明度が、明度の低い領域f側から明度の高い領域bに向
けて連続的に変化するようにして印刷されており、見る
ものに極端な不連続さを感じさせない。また、仮想線a
P1のごく近傍では、領域qxに示すように領域fの明
度と領域bの明度のほぼ中間の明度である領域が確保さ
れている。
【0018】前記領域bとそこに隣接する領域dの間の
近傍部位の境界区域Q2でも同様に、領域bにおける前
記仮想線aP2側の所定幅qにおいては、明度が該仮想
線aP2に向けて次第に低くなるようにされ、領域dに
おける前記仮想線aP2側の所定幅qにおいては、明度
が該仮想線aP2に向けて次第に高くなるようにされて
いる。そして、仮想線aP2のごく近傍では、領域bの
明度と領域dの明度のほぼ中間の明度とされている。
【0019】なお、この処理は、図示されるように、も
う一つの領域dとそこに隣接する領域bの間の近傍部位
の境界区域Q5、及び、該領域bとそこに隣接する右側
の領域fの間の近傍部位の境界区域Q6においても、同
様に行われている。この実施の態様において、段差部1
0の底面部分21となるべき領域cと、その両側の段差
部10の側壁部分となるべき領域d、dとの間の境界区
域についてはこの処理は行われていない。これは、通
常、凹溝の底部となる箇所は比較的暗部であり、人目に
つきにくい箇所であり、外観意匠の善し悪しにあまり影
響を与えない箇所であることによる。もちろん、同様な
処理を施してもよい。
【0020】図2は上記の印刷シートAaを適宜の基材
シートに積層した化粧シートを立体基材Bの表面に貼り
付けた状態を示している。図示の例では、化粧シートは
位置ズレすることなく貼り付けられており、前記仮想線
aP1〜aP6と立体基材Bの角部の稜線S1〜A6と
が一致した状態で積層されている。図2では図解されな
いが、前記したように、近傍部位の区域Q1、Q2、Q
5、Q6では、角部の稜線S1,S2,S5,S6の位
置を中心としてその近傍部位の両側(幅q)が、各角部
の一方側における印刷模様の明度と他方側における印刷
模様の明度とが連続性を持つようにされており、その区
域において、見るものに連続したものとしての印象を与
える。
【0021】そのために、もし前記したような位置ずれ
が生じても、その位置ずれの範囲が前記区域Q1、Q
2、Q5、Q6の内側に納まる範囲のものであれば、従
来の印刷シートにおける場合のように、明度がある境界
線で極端に異なる二つの模様が一つの領域に同時に存在
する現象を回避することができる。それにより、当該物
品は印刷シートが本来持つ意匠効果とほぼ同程度の意匠
効果を維持することが可能となる。そして、もちろん、
これら近傍部位以外の部分においては、各領域の模様、
明度、色度、あるいは彩度は角部の稜線を境としてその
両側で異なっている。
【0022】なお、上記では明度を連続的に変化させる
場合を説明したが、絵柄の色相の違いや彩度の違いを連
続的に変化させる場合にも、同様な効果が奏されること
は説明するまでもなく理解されよう。また、色相、明
度、彩度を単独でなく、適宜の組み合わせについて、あ
るいは、すべてについて、同時に連続的に変化させるよ
うにしてもよい。
【0023】さらに、絵柄自体についても同様であり、
特に図示しないが、場合によっては、木目(年輪模様)
の走る方向や幅、色合い、などを前記区域Q1〜Q6に
おいて連続性を持たせるようにしておくことにより、前
記のような位置ずれが生じた場合でも、絵柄が大きく異
なる二つの模様が一つの領域に同時に存在する現象を回
避することができる。模様全体の色相、明度、彩度の変
化と合わせて行うことにより、より高い効果を得ること
ができることはいうまでもない。
【0024】なお、本発明において、「連続性を持つよ
うな態様で印刷される領域」の幅の広さは一律的な値を
持つものではなく、印刷シートの種類、基材の種類、印
刷シート貼り付けの態様、印刷シートの大きさ、段差の
大きさ、模様の種類や大きさ、などを考慮しながら、個
々の印刷シートごとに選択されるべきものであるが、ご
く平均的な値としては2mm程度であれば、十分に所期
の目的を達成することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、角部を持つ立体基材表
面に印刷シート又は印刷シートを持つ表面化粧層を積層
した物品において、印刷シートが本来あるべき位置から
わずかな位置ずれをもって積層されるような場合でも、
遠くから全体を眺めれば、その角部の一方側における印
刷模様と他方側における印刷模様が明確に異なって見
え、かつ、立体凹凸とも同調して見え、しかも、角部稜
線の近傍部位においては、見た目の連続性を持たせるこ
とが可能となり、印刷シートが本来持つ意匠効果を常時
保持した物品を容易に得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による印刷シートの一例を説明する図で
あり、図1aは印刷シートの概念図、図1bは明度分布
を示す図。
【図2】印刷シートを立体基材に貼り付けた状態を示す
図。
【図3】従来の印刷シートと立体基材との関係を説明す
る図。
【図4】従来の印刷シートを立体基材に積層した状態を
説明する図。
【符号の説明】
Aa…印刷シート、a〜f…印刷シートのそれぞれの領
域、B…立体基材、aP1〜aP6…印刷シートを立体
基材に貼り付けたときにその角部の稜線が位置すること
となるべき設計上の予定位置、Q1〜Q6…連続性を持
つような態様で印刷されている近傍部位の区域、S1〜
S6…立体基材の角部の稜線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H113 AA06 BA01 BA03 BA05 BA09 BB03 BB07 BB09 BB10 BB18 BB22 BB32 CA08 DA47 DA49 DA53 DA57 FA04 4F100 AB01 AK01 AP00 AT00A AT00C BA02 BA03 BA10C DD01C DG10 DG11 GB07 GB81 HB00 HB01 HB11 HB31B

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角部を有する立体基材に積層するのに用
    いられる印刷シートであって、該印刷シートは支持体シ
    ートと印刷層とからなり、該印刷層は、積層時に当該角
    部の稜線となるべき部位を中心としてその両側の印刷模
    様が相異なり、かつ、該中心近傍部位が、該角部の一方
    側における印刷模様と他方側における印刷模様とが連続
    性を持つような態様で印刷されていることを特徴とする
    印刷シート。
  2. 【請求項2】 前記連続性を持たせる態様が、角部の一
    方側における印刷模様と他方側における印刷模様とにお
    ける色相差、明度差、及び/又は彩度差のいずれか又は
    すべてを連続的に変化させる態様であることを特徴とす
    る請求項1記載の印刷シート。
  3. 【請求項3】 前記連続性を持たせる態様として、角部
    の一方側における印刷模様と他方側における印刷模様と
    における色相、明度、及び/又は彩度のいずれか又はす
    べてのほぼ中間の色相、明度、及び/又は彩度でもって
    印刷された領域を持たせる態様をさらに含むことを特徴
    とする請求項1又は2記載の印刷シート。
  4. 【請求項4】 前記連続性を持たせる態様として、角部
    の一方側における印刷模様と他方側における印刷模様の
    印刷絵柄に連続性を持たせる態様をさらに含むことを特
    徴とする請求項1ないし3いずれか記載の印刷シート。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3いずれか記載の印刷シ
    ートを、角部を有する立体基材の表面に、前記連続性を
    持たせる態様で印刷された箇所が該角部の稜線に沿うよ
    うにして積層した後に、該印刷シートを立体基材の表面
    に積層接着することにより形成されていることを特徴と
    する物品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003001786A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Dainippon Printing Co Ltd 化粧材
JP2013167123A (ja) * 2012-02-16 2013-08-29 Kmew Co Ltd 建築板

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