JP2003005688A - シート状表示物 - Google Patents

シート状表示物

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JP2003005688A
JP2003005688A JP2001193346A JP2001193346A JP2003005688A JP 2003005688 A JP2003005688 A JP 2003005688A JP 2001193346 A JP2001193346 A JP 2001193346A JP 2001193346 A JP2001193346 A JP 2001193346A JP 2003005688 A JP2003005688 A JP 2003005688A
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JP
Japan
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sheet
transparent
decorative sheet
transparent sheet
decorative
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Pending
Application number
JP2001193346A
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English (en)
Inventor
Akikazu Terasaka
昭和 寺坂
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Toyo Kasei Co Ltd
Original Assignee
Toyo Kasei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Kasei Co Ltd filed Critical Toyo Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装飾シートの表層面に別のシートを貼着して
表現効果を向上させる。 【解決手段】 図や模様が表示された装飾シート2と、
端縁部に塗料で着色した縁取り3aが施され、この縁取
り部分に接着剤3bが塗布された透明シート3とを組み
合わせ、接着剤3bによって装飾シート2に透明シート
3を貼着する。又は、図や模様が表示された装飾シート
2と、端縁部に塗料で着色した縁取り3aが施され、こ
の縁取り部分に両面接着テープ4の片面が接着された透
明シート2とを組み合わせ、両面接着テープ4によって
装飾シート2に透明シート3を貼着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種銘板やアク
セサリー類、マーク、織ネーム等に用いるのに適したシ
ート状表示物に関する。
【0002】
【従来の技術】左右両眼の視差や光の屈折を利用し、図
や模様が立体的に見えたり、見る角度によって図や模様
の色や形が変化したりするようにした装飾シートがあ
る。この種の装飾シートは、効果的な表現がなされるよ
うに、表層面にエンボスやレンチキュラーのような深い
凹凸が形成されているものが多い。このため、装飾シー
トの表層面に別のシートを重ね合わせる加工は難しいと
され、従来は装飾シート単独で製品化されるのが一般的
であった。現状では、せいぜい装飾シートの表面に保護
のための透明フィルムを点接着により被覆する程度のこ
とが行われているにすぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、装飾シ
ートの表層面に別のシートを随意に貼着することができ
れば、多様な表現効果を得ることができ、製品の付加価
値を高められる。これを達成することが本発明の課題で
あり、そのために次のようなシート状表示物を提供す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のシート
状表示物は、図や模様が表示された装飾シートと、端縁
部に塗料で着色した縁取りが施され、この縁取り部分に
接着剤が塗布された透明シートとの組み合わせからな
り、前記接着剤によって前記装飾シートに前記透明シー
トが貼着されていることを特徴としている。
【0005】また、請求項2に記載のシート状表示物
は、図や模様が表示された装飾シートと、端縁部に塗料
で着色した縁取りが施され、この縁取り部分に両面接着
テープの片面が接着された透明シートとの組み合わせか
らなり、前記両面接着テープによって前記装飾シートに
前記透明シートが貼着されていることを特徴としてい
る。
【0006】上記各発明によるシート状表示物におい
て、装飾シートの表層面にエンボス等の凹凸が形成され
ている場合、その凹部の深さに応じて透明シートの縁取
り部分に塗布される接着剤の量、又は両面テープの装飾
シートとの接着面に塗布される接着剤の量を調節するこ
とにより、接着剤が前記凹部に隙間なく充填され、装飾
シートと透明シートとが強固に接着する。このため、縁
取り部分の面積が狭くても、両シートは簡単には外れな
い。両シートの接着部は縁取り部分に遮られて外からは
見えないので、美観が損なわれない。
【0007】特に請求項2に記載のシート状表示物に関
しては、両面接着テープの芯材が発泡樹脂で作られてい
ると、装飾シートの表層面に形成されている凹凸の凹部
に両面接着テープが食い込み、装飾シートと透明シート
とが密に接着するので好ましい。
【0008】また、上記各発明のシート状表示物におい
て、透明シートの貼着面と反対側の面に透明樹脂からな
るレンズ状の盛り上げ層が形成された構成とすると、装
飾シートの表現効果をさらに向上させることができる。
【0009】さらに、透明シートの両面又は片面に図や
模様が描かれている構成とすると、装飾シートの図や模
様と透明シートの図や模様が組み合わされ、複雑で豊か
な表現にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に表された実施の形態
について説明する。
【0011】図1は本発明によるシート状表示物の一例
の外観図、図2はその断面図である。このシート状表示
物1Aは、例えば卓上に置いたり、壁に立てかけたり、
注意を喚起するような場所等に使用され、見る人に対し
て表示内容である絵、文字、模様等が強い印象で伝わる
ようにしたものである。
【0012】シート状表示物1Aは、装飾シート2と、
その表層面に貼着される透明シート3とからなってい
る。図示の装飾シート2は、表層面にエンボス2aが形
成されており、このエンボス2aで光が屈折させられる
ことにより、下層に印刷された図や模様2bが立体的に
表現されるようになっている。装飾シートとしては、上
記とは異なる視覚的な表現がされるものであってもよ
く、また通常のパネル写真を使用することもできる。
【0013】透明シート3は、端縁部に塗料で着色した
縁取り3aが施され、この縁取り部分に接着剤3bが塗
布されている。接着剤3bの塗布量は、前記エンボス2
a間の凹部の深みの程度に応じて定められる。また、接
着剤3bが塗布されている貼着面とは反対側の面には、
透明樹脂を流し込んで成形したレンズ状の盛り上げ層3
cが形成されている。盛り上げ層3cの表面は平滑に仕
上げられている。
【0014】透明シート3は接着剤3bによって装飾シ
ート2に貼着される。適正量の接着剤3bが塗布されて
いるので、エンボス2a間の凹部に隙間なく充填され、
装飾シート2と透明シート3とが強固に接着する。
【0015】このように構成されたシート状表示物1A
は、盛り上げ層3cのレンズ効果により、装飾シート2
による立体的な表現がより増幅される。また、盛り上げ
層3cの表面が平滑に仕上げられているので、光沢のあ
る重厚な質感が得られるとともに、傷や汚れがつきにく
く取扱が容易である。
【0016】図3に示すシート状表示物1Bのように、
平板状の透明シート3の肉厚を厚くすると、立体的な表
現を強調することができる。適当な図や模様3eが印刷
された透明シート3を使用すると、装飾シート2の図や
模様2bの手前側に透明シート3の図や模様3eが浮き
上がって見える。
【0017】また、図4に示すシート状表示物1Cのよ
うに、装飾シート2や透明シート3の両面に図や模様を
印刷してもよい。その場合、装飾シート2の両面の図や
模様2b,2c或は透明シート3の両面の図や模様3
e,3fを互いに少しだけずらしたり、形状を少しだけ
変えたりすることにより、図や模様が立体的に見えた
り、見る角度によって図や模様の色や形が変化したりす
るようにできる。視覚的な表現が異なる装飾シートの図
や模様2b,2cと透明シートの図や模様3e,3fと
を組み合わせると、複雑で豊かな表現となる。
【0018】図5はさらに異なるシート状表示物の断面
図である。このシート状表示物1Dは、透明シート3の
縁取り3a部分に片面を接着させた両面接着テープ4に
よって、透明シート3を装飾シート2に貼着させてい
る。両面接着テープ4の芯材に発泡樹脂のように柔らか
く変形しやすい素材を用いると、両面接着テープ4が装
飾シート2のエンボス2a間の凹部に食い込み、装飾シ
ート2と透明シート3とが密に接着する。
【0019】両面接着テープ4を用いて透明シート3を
装飾シート2に貼着させると、両面接着テープ4の肉厚
分だけ透明シート3と装飾シート2との間にスペースが
できるので、図示のように、透明シート3自体を装飾シ
ート2側に凸となるレンズ状にすることも可能である。
これにより、レンズ効果が倍加され、立体的な表現をよ
り強調することができる。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明にかかる
シート状表示物は、接着剤又は両面接着テープで装飾シ
ートの表面に透明シートを貼着したものであり、適正な
透明シートを用いることにより装飾シートを効果的に保
護できるとともに、装飾シートの表現効果を向上させる
ことができ、装飾シート単独の場合よりもはるかに製品
の付加価値を高められるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート状表示物の外観斜視図である。
【図2】シート状表示物の断面図である。
【図3】異なるシート状表示物の断面図である。
【図4】さらに異なるシート状表示物の断面図である。
【図5】さらに異なるシート状表示物の断面図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D シート状表示物 2 装飾シート 2a エンボス 2b,2c,3e,3f 図や模様の印刷 3 透明シート 3a 縁取り 3b 接着剤 3c 盛り上げ層 4 両面接着テープ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図や模様が表示された装飾シートと、端
    縁部に塗料で着色した縁取りが施され、この縁取り部分
    に接着剤が塗布された透明シートとの組み合わせからな
    り、前記接着剤によって前記装飾シートに前記透明シー
    トが貼着されていることを特徴とするシート状表示物。
  2. 【請求項2】 図や模様が表示された装飾シートと、端
    縁部に塗料で着色した縁取りが施され、この縁取り部分
    に両面接着テープの片面が接着された透明シートとの組
    み合わせからなり、前記両面接着テープによって前記装
    飾シートに前記透明シートが貼着されていることを特徴
    とするシート状表示物。
  3. 【請求項3】 両面接着テープの芯材が発泡樹脂で作ら
    れている請求項2に記載のシート状表示物。
  4. 【請求項4】 透明シートの貼着面と反対側の面に透明
    樹脂からなるレンズ状の盛り上げ層が形成されている請
    求項1乃至3のいずれかに記載のシート状表示物。
  5. 【請求項5】 透明シートの両面又は片面に図や模様が
    描かれている請求項1乃至4のいずれかに記載のシート
    状表示物。
JP2001193346A 2001-06-26 2001-06-26 シート状表示物 Pending JP2003005688A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010256688A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Toppan Printing Co Ltd 表示プレート
CN105513494A (zh) * 2016-01-28 2016-04-20 高遵胜 一种手机支架用图形标志制作方法

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