JP2000071476A - 大型プリンタ - Google Patents

大型プリンタ

Info

Publication number
JP2000071476A
JP2000071476A JP24603798A JP24603798A JP2000071476A JP 2000071476 A JP2000071476 A JP 2000071476A JP 24603798 A JP24603798 A JP 24603798A JP 24603798 A JP24603798 A JP 24603798A JP 2000071476 A JP2000071476 A JP 2000071476A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
printer
paper
ink cartridge
cartridge holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24603798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3606358B2 (ja
Inventor
Kenichi Miyazaki
謙一 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP24603798A priority Critical patent/JP3606358B2/ja
Publication of JP2000071476A publication Critical patent/JP2000071476A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3606358B2 publication Critical patent/JP3606358B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ本体の正面からインクカートリッジ
の交換作業を簡単に行える大型プリンタを提供するこ
と。 【解決手段】 インクカートリッジ53が装填されるカ
ートリッジホルダ51を備えていると共に、給紙部3
0、印刷部7及び排紙スタック部8が上、中及び下の位
置関係に配置され、前記給紙部から前記印刷部を経て前
記排紙スタック部に向かう用紙搬送経路が斜め上方の奥
側から斜め下方の手前側にほぼ真っ直ぐに形成されて成
る大型プリンタであって、前記カートリッジホルダ51
は、プリンタ正面側からインクカートリッジ53が挿入
及び引き抜かれることで該インクカートリッジの着脱が
なされるカートリッジ着脱口54を有すると共に、回動
中心52を支点にカートリッジ着脱口54側が上下方向
に回動可能に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクカートリッ
ジが装填されるカートリッジホルダを備えているプリン
タに係り、特に幅420mm以上の大型の用紙に印刷する
ための大型プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術におけるこの種プリンタにおい
ては、インクカートリッジが装填されるカートリッジホ
ルダは、カートリッジ着脱口が真横又は真上を向いた状
態でプリンタ本体に固定されている。よってインクカー
トリッジの交換はカートリッジホルダの真横から水平に
挿入するか、又は真上から鉛直下方に挿入することにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カートリッジホルダは、前記の如く固定構造であるた
め、そのカートリッジ着脱口の向きである真横または真
上の方向に作業者が自らの姿勢や目線を合わせてインク
カートリッジの交換をしなければならず、前記交換作業
がしにくいという問題があった。特に大型プリンタで
は、作業者が姿勢や目線を変えるだけでは足りず、大型
プリンタ本体の側面や後ろにわざわざ移動して前記交換
作業をしなければならなかった。
【0004】本発明の課題は、プリンタ本体の正面から
インクカートリッジの交換作業を簡単に行える大型プリ
ンタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本願請求項1に記載の発明は、インクカートリッジ
が装填されるカートリッジホルダを備えていると共に、
給紙部、印刷部及び排紙スタック部が上、中及び下の位
置関係に配置され、前記給紙部から前記印刷部を経て前
記排紙スタック部に向かう用紙搬送経路が斜め上方の奥
側から斜め下方の手前側にほぼ真っ直ぐに形成されて成
る大型プリンタであって、前記カートリッジホルダは、
プリンタ正面側からインクカートリッジが挿入及び引き
抜かれることで該インクカートリッジの着脱がなされる
カートリッジ着脱口を有すると共に、回動中心を支点に
前記カートリッジ着脱口側が上下方向に回動可能に形成
されていることを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、カートリッジホルダを上
下方向に回動させてカートリッジ着脱口の向きをプリン
タ正面にいる作業者の姿勢や目線に合わせることができ
るので、プリンタ本体の正面からインクカートリッジの
交換作業を簡単に行うことができる。更に、インクカー
トリッジがカートリッジホルダ内に収納された状態でそ
の回動操作によりプリンタ本体に格納可能なので、ロー
ル紙交換などの作業時に誤ってインクカートリッジに衝
撃を加えてしまう事態を避けることができる。
【0007】また、本願請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載された発明において、前記給紙部は、ロール
紙と剛性厚紙の両方を給紙できるものであると共に、作
業者が立った状態で前記ロール紙の交換及び剛性厚紙の
セットを含む給紙のための処理を行える高さに配置さ
れ、且つプリンタの正面側から前記給紙のための処理を
行えるように形成されており、前記カートリッジホルダ
は、前記作業者のほぼ腰の高さで且つ前記用紙搬送経路
より後方に配置されると共に、インクカートリッジを交
換する時における前記カートリッジ着脱口が斜め上方を
向いた状態と、通常の印刷時における水平状態との両状
態を切換可能に形成されていることを特徴とするもので
ある。
【0008】本発明によれば、ロール紙が配置される給
紙部の高さが作業者が立ったままロール紙を交換できる
位置であり、しかもそれをプリンタ正面から行える構造
なので、大型で重いロール紙を交換するに際し、作業者
が腰を屈めたり、プリンタの後方に回り込む必要が無
く、容易且つ簡単に行うことができる。また、大型の剛
性厚紙をも同様に作業者が腰を屈めたりせずプリンタ正
面から給紙部に簡単にセットすることができる。それに
加えて、前記の如くカートリッジホルダが、当該大型プ
リンタの正面に立つ作業者のほぼ腰の高さであると共
に、インクカートリッジの交換作業時はカートリッジホ
ルダの向きが切り換えられてカートリッジ着脱口が斜め
上方、すなわち前記位置に立っている作業者の方に向け
られるため、前記ロール紙交換などの給紙のための作業
と同様にプリンタ正面から作業者が無理な姿勢をとるこ
と無く、簡単に行うことができる。更に、カートリッジ
ホルダは前記用紙搬送経路より後方に配置されているた
め、プリンタ本体の幅方向の大型化を防止することがで
きる。
【0009】また、本願請求項3に記載の発明は、請求
項1又は2に記載された発明において、複数個のカート
リッジホルダが一体化されて同時に回動可能に形成され
ていることを特徴とするものである。これにより、大型
プリンタにおける複数個のインクカートリッジの交換を
一工程で行うことができ、簡単である。
【0010】また、本願請求項4に記載の発明は、請求
項3に記載された発明において、個々のカートリッジホ
ルダにカートリッジ交換レバーが設けられていることを
特徴とするものである。本発明によれば、カートリッジ
ホルダ内へインクカートリッジを装填する作業及びそこ
から引き抜く作業をカートリッジ交換レバーを介して行
えるため、操作性を向上させることができると共に、狭
いスペースであっても容易に行える。
【0011】また、本願請求項5に記載の発明は、請求
項1〜4のいずれかに記載された発明において、カート
リッジ着脱口が斜め上方を向いた状態の当該カートリッ
ジ着脱口の前方部にカートリッジホルダのカートリッジ
底面が載置するホルダ底面と面一となってインクカート
リッジの挿入を円滑にガイドするガイド底面が当該カー
トリッジホルダとは別体に設けられていることを特徴と
するものである。本発明によれば、インクカートリッジ
挿入のための当該ガイド底面をカートリッジホルダの前
記着脱口の前方部に設けたので、インクカートリッジを
前記ガイド底面上に載置するだけで、その挿入に際して
の位置決めが完了し、あとはそのまま斜め下方に重力に
従ってスライドさせればカートリッジホルダ内に挿入す
ることができ、簡単である。
【0012】また、本願請求項6に記載の発明は、請求
項1〜5のいずれかにおいて、カートリッジホルダが用
紙搬送経路の両側端の外側に配置されていることを特徴
とするものである。これにより、記録用紙が用紙搬送経
路を搬送されている状態でも、カートリッジホルダは記
録用紙の両側端の外側に在るため、そのまま即ち記録用
紙を一々外さなくともインクカートリッジの交換をする
ことができ、操作が簡単になる。
【0013】また本願請求項7に記載の発明は、請求項
1〜6のいずれかに記載された発明において、前記用紙
搬送経路は前記斜め方向に代えて、垂直であることを特
徴とするものである。本発明によっても、カートリッジ
ホルダを上下方向に回動させてカートリッジ着脱口の向
きをプリンタ正面にいる作業者の姿勢や目線に合わせる
ことができるので、プリンタ本体の正面からインクカー
トリッジの交換作業を簡単に行うことができる。
【0014】また、本願請求項8に記載の発明は、イン
クカートリッジが装填されるカートリッジホルダを備え
たプリンタにおいて、前記カートリッジホルダは、プリ
ンタ正面側からインクカートリッジが挿入及び引き抜か
れることで該インクカートリッジの着脱がなされるカー
トリッジ着脱口を有すると共に、回動中心を支点に前記
カートリッジ着脱口側が上下方向に回動可能に形成され
ていることを特徴とするものである。本発明によれば、
大型のプリンタに限らず、カートリッジ着脱口の向きを
回動させて調節することで、インクカートリッジの交換
作業がしやすくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例に係る
大型プリンタのカートリッジホルダ部分を示し、該カー
トリッジホルダが水平状態にある拡大断面図であり、図
2は同カートリッジホルダが斜め上方を向いた状態の断
面図であり、図3は同カートリッジホルダ内にインクカ
ートリッジを挿入または引き抜いている状態の断面図で
あり、図4はカートリッジホルダ部分の平面図である。
また、図5は本発明に係る大型プリンタで作業者がロー
ル紙交換作業している状態の概略縦断面図であり、図6
は当該大型プリンタの概略正面図である。
【0016】本実施の形態に係る大型プリンタは、図5
に示した如く、インクカートリッジが装填されるカート
リッジホルダ51を備えていると共に、該カートリッジ
ホルダ51は回動中心52を支点に上下方向に回動可能
に形成されており、更に給紙部30、印刷部7及び排紙
スタック部8が上、中及び下の位置関係に配置されてい
る。そして、前記給紙部30から前記印刷部7を経て前
記排紙スタック部8に向かう用紙搬送経路が斜め上方の
奥側から斜め下方の手前側にほぼ真っ直ぐに形成されて
いる。当該給紙部30は、ロール紙3と大型の剛性厚紙
(図示せず)の両方を給紙できるものである。具体的に
は、ロール紙は給紙部30に交換時に取り外しできるよ
うに取り付けられており、また剛性厚紙は、給紙部30
の前面側の斜面に載置することによりセットできるよう
に構成されている。
【0017】尚、印刷部7は印字ヘッド22等の下方に
前記用紙搬送経路の一部を成す平坦な排紙ガイド23を
有し、該排紙ガイド23に吸引ファン24に連通された
吸引口25が設けられている。該吸引口25はその吸引
力に用紙を吸着し、その搬送状態を制御するものであ
る。また、排紙スタック部8は印刷された用紙を受ける
部分であり、排紙切換レバー26によって、ロール紙3
の印刷時にはスタック布27をプリンタ前面に展開した
り、図5に示した状態にして印刷物をプリンタ本体下部
に誘導し、剛性厚紙の印刷時には該剛性厚紙の排出の妨
げに成らない位置に退避させるように形成されている。
【0018】更に、当該給紙部30は、図5に示した如
く、作業者9が立った状態でロール紙3の交換及び剛性
厚紙のセットを含む給紙のための処理を行える高さに配
置されている。この高さは、この例では身長が170cm
前後の作業者を対象にして作られている。尚、上下に高
さ調整可能に構成すれば使用時に個々の作業者に最適な
高さに設定することができる。更に、大型プリンタの正
面側(図5の作業者のいる側)からロール紙3の交換な
どの給紙のための処理を行えるように形成されている。
【0019】図6は上記実施の形態に係る大型プリンタ
の概略正面図であり、該大型プリンタの給紙部30は、
一対のスピンドル受け1a、1bの下に更にもう一対の
スピンドル受け2a、2bが設けられている。ロール紙
3、3をそれぞれ取り付けた長尺な2本のスピンドル
4、5が前記スピンドル受け1a、1b間及び2a、2
b間に横架されている。すなわち、スピンドル4の両端
4a、4bが一対のスピンドル受け1a、1bに載置さ
れ、スピンドル受け5の両端5a、5bがもう一対のス
ピンドル受け2a、2bに載置されている。図2におい
て、符号6は前記スピンドル受け1a、1b及び2a、
2b等が取り付けられるプリンタ本体のフレームを示
す。
【0020】図5に示した如く、前記2本のスピンドル
4、5は、相対的に上側のスピンドル4が作業者9に対
して後方となる斜め上下の関係に配置されている。そし
て、ロール紙3は、印刷部7及び排紙スタック部8の入
り口に向かって斜め上下にほぼ一直線に形成された用紙
搬送経路を搬送されるように配置されている。剛性厚紙
については、給紙部30の前面側の斜面に載置すること
によりセットできるように構成されているが、本実施の
形態では、前記給紙部30は、装着されたロール紙3の
前面に設けられるロール紙カバー28が、前記剛性厚紙
のセット状態での支え部29を兼ねるように形成されて
いる。
【0021】次に、図1乃至図4に基づいて本実施の形
態に係る大型プリンタの主構成要素であるカートリッジ
ホルダ51の構造を説明する。当該カートリッジホルダ
51は、プリンタ正面側からインクカートリッジ53が
挿入及び引き抜かれることで該インクカートリッジ53
の着脱がなされるカートリッジ着脱口54を有してい
る。そして、前記の如く、回動中心52を支点にカート
リッジ着脱口54側が上下方向に回動可能に形成されて
いる。本実施の形態では、この上下方向の回動は、図示
しないレバーにより水平状態(図1の状態)と斜め上方
に傾いた状態(図2及び図3の状態)との両状態を切換
可能に形成されている。すなわち、インクカートリッジ
53を交換する時におけるカートリッジ着脱口54が斜
め上方を向いた状態(図2及び図3)と、通常の印刷時
における水平状態(図1)との両状態を切換可能に形成
されている。また、カートリッジホルダ51は、図5に
示したように、作業者9のほぼ腰の高さで且つ前記用紙
搬送経路より後方に配置されている。
【0022】また、本実施の形態では、図4に示した如
く、複数個すなわち3個のカートリッジホルダ51,5
1,51が一体化されて同時に回動可能に形成されてい
る。更に、図6に示した如く、大型プリンタ本体の左右
に当該カートリッジホルダ51が配設されている。図1
乃至図4に示した如く、個々のカートリッジホルダ51
には、カートリッジ交換レバー55が設けられている。
該カートリッジ交換レバー55は、後方にアーム56を
有している。そして、カートリッジ交換レバー55をそ
の基端部を支点にして回動させて開閉操作することによ
り、前記アーム56の後端をインクカートリッジ53の
後端57に係止させて、該インクカートリッジ53のカ
ートリッジホルダ51内への挿入や引き出しを容易に行
えるように形成されている。
【0023】また、本実施の形態では、カートリッジ着
脱口54が斜め上方を向いた状態(図2及び図3)の当
該カートリッジ着脱口54の前方部にカートリッジホル
ダ51のカートリッジ底面58が載置するホルダ底面5
9と面一となってインクカートリッジ53の挿入を円滑
にガイドするガイド底面60,61が当該カートリッジ
ホルダ51とは別体に設けられている。一方のガイド底
面60にはそのガイド方向の両側にインクカートリッジ
側面ガイドリブ62が突設され、該側面ガイドリブ62
間の寸法w(図4)がインクカートリッジ53の厚さt
(図4)とほぼ一致するように形成されている。
【0024】カートリッジ交換レバー55は、図1及び
図2に示した如く、閉の状態ではその突起63がインク
カートリッジ53に当接してそれをしっかり保持してい
る。また、開の状態では、図3及び図4に示した如く、
つまみ部64の内面が前記ガイド底面60,61と同様
のガイド面となるように形成されている。尚、各図にお
いて、符号65はインク供給針を示す。
【0025】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、カートリッジホルダ51を上下方向に回動させてカ
ートリッジ着脱口54の向きをプリンタ正面にいる作業
者9の姿勢や目線に合わせることができるので(図5の
破線の状態)、プリンタ本体の正面からインクカートリ
ッジ53の交換作業を簡単に行うことができる。
【0026】また、ロール紙3が配置される給紙部30
の高さが作業者9が立ったままロール紙3を交換できる
位置であり、しかもそれをプリンタ正面から行える構造
のものは、大型で重いロール紙3を交換するに際し、作
業者9が腰を屈めたり、プリンタの後方に回り込む必要
が無く、容易且つ簡単に行うことができる。また、大型
の剛性厚紙をも同様に作業者が腰を屈めたりせずプリン
タ正面から給紙部30に簡単にセットすることができ
る。
【0027】更に加えて、カートリッジホルダ51が、
当該大型プリンタの正面に立つ作業者9のほぼ腰の高さ
であると共に、インクカートリッジ53の交換作業時は
カートリッジホルダ51の向きが切り換えられてカート
リッジ着脱口54が斜め上方、すなわち前記位置に立っ
ている作業者9の方に向けられるものは、前記ロール紙
交換などの給紙のための作業と同様にプリンタ正面から
作業者9が無理な姿勢をとること無く、インクカートリ
ッジ53の交換作業を簡単に行うことができる。
【0028】更に、カートリッジホルダ51は前記用紙
搬送経路より後方に配置されているものは、プリンタ本
体の幅方向の大型化を防止することができる。また更
に、図6に示した如く、用紙搬送経路の横幅の外にカー
トリッジホルダ51を配置すれば、印刷中でもインクカ
ートリッジ53の交換作業を行える。
【0029】また、複数個のカートリッジホルダ51,
51,51が一体化されて同時に回動可能に形成されて
いるものは、大型プリンタにおける複数個のインクカー
トリッジ53の交換を一工程で行うことができ、簡単で
ある。
【0030】また、個々のカートリッジホルダ51にカ
ートリッジ交換レバー55が設けられているものは、カ
ートリッジホルダ51内へインクカートリッジ53を装
填する作業及びそこから引き抜く作業をカートリッジ交
換レバー55を介して行えるため、操作性を向上させる
ことができると共に、狭いスペースであっても容易に行
うことができる。
【0031】また、インクカートリッジ53挿入のため
の当該ガイド底面60,61をカートリッジホルダ51
の前記着脱口54の前方部に設けたものは、インクカー
トリッジ53を前記ガイド底面60,61上に載置する
だけで、その挿入に際しての位置決めが完了し、あとは
そのまま斜め下方に重力に従ってスライドさせればカー
トリッジホルダ51内に挿入することができ、簡単であ
る。
【0032】また、前記実施の形態においては、前記用
紙搬送経路は前記斜め方向であるが、それに代えて垂直
にしたものも、カートリッジホルダ51を上下方向に回
動させてカートリッジ着脱口54の向きをプリンタ正面
にいる作業者9の姿勢や目線に合わせることができるの
で、プリンタ本体の正面からインクカートリッジ53の
交換作業を簡単に行うことができる。
【0033】また、インクカートリッジ53が装填され
るカートリッジホルダ51を備えたプリンタにおいて、
前記カートリッジホルダが回動中心を支点にカートリッ
ジ着脱口54側が上下方向に回動可能に形成されている
ものは、大型のプリンタに限らず、カートリッジ着脱口
の向きを回動させて調節することで、インクカートリッ
ジの交換作業がしやすくなる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、プリンタ本体の正面か
らインクカートリッジの交換作業を簡単に行うことがで
きる。すなわち、カートリッジホルダを上下方向に回動
させてカートリッジ着脱口の向きをプリンタ正面にいる
作業者の姿勢や目線に合わせることができるので、プリ
ンタ本体の正面からインクカートリッジの交換作業を簡
単に行うことができる。更に、インクカートリッジがカ
ートリッジホルダ内に収納された状態でその回動操作に
よりプリンタ本体に格納可能なので、ロール紙交換など
の作業時に誤ってインクカートリッジに衝撃を加えてし
まう事態を避けることができる。
【0035】また、カートリッジホルダが、当該大型プ
リンタの正面に立つ作業者のほぼ腰の高さであると共
に、インクカートリッジの交換作業時はカートリッジホ
ルダの向きが切り換えられてカートリッジ着脱口が斜め
上方、すなわち前記位置に立っている作業者の方に向け
られるものは、前記ロール紙交換などの給紙のための作
業と同様にプリンタ正面から作業者が無理な姿勢をとる
こと無く、簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る大型プリンタのカート
リッジホルダ部分を示し、該カートリッジホルダが水平
状態にある拡大断面図である。
【図2】同カートリッジホルダが斜め上方を向いた状態
の断面図である。
【図3】同カートリッジホルダ内にインクカートリッジ
を挿入または引き抜いている状態の断面図である。
【図4】カートリッジホルダ部分の平面図である。
【図5】本発明に係る大型プリンタで作業者がロール紙
交換作業している状態の概略縦断面図である。
【図6】当該大型プリンタの概略正面図である。
【符号の説明】
3 ロール紙 4、5 スピンドル 6 フレーム 7 印刷部 8 排紙スタック部 9 作業者 23 排紙ガイド部 26 排紙切換レバー 27 スタック布 28 ロール紙カバー 29 支え部 30 給紙部 51 カートリッジホルダ 52 回動中心 53 インクカートリッジ 54 カートリッジ着脱口 55 カートリッジ交換レバー 58 カートリッジ底面 59 ホルダ底面 60,61 ガイド底面 62 側面ガイドリブ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカートリッジが装填されるカート
    リッジホルダを備えていると共に、給紙部、印刷部及び
    排紙スタック部が上、中及び下の位置関係に配置され、
    前記給紙部から前記印刷部を経て前記排紙スタック部に
    向かう用紙搬送経路が斜め上方の奥側から斜め下方の手
    前側にほぼ真っ直ぐに形成されて成る大型プリンタであ
    って、前記カートリッジホルダは、プリンタ正面側から
    インクカートリッジが挿入及び引き抜かれることで該イ
    ンクカートリッジの着脱がなされるカートリッジ着脱口
    を有すると共に、回動中心を支点に前記カートリッジ着
    脱口側が上下方向に回動可能に形成されていることを特
    徴とする大型プリンタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記給紙部は、ロー
    ル紙と剛性厚紙の両方を給紙できるものであると共に、
    作業者が立った状態で前記ロール紙の交換及び剛性厚紙
    のセットを含む給紙のための処理を行える高さに配置さ
    れ、且つプリンタの正面側から前記給紙のための処理を
    行えるように形成されており、前記カートリッジホルダ
    は、前記作業者のほぼ腰の高さで且つ前記用紙搬送経路
    より後方に配置されると共に、インクカートリッジを交
    換する時における前記カートリッジ着脱口が斜め上方を
    向いた状態と、通常の印刷時における水平状態との両状
    態を切換可能に形成されていることを特徴とする大型プ
    リンタ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、複数個のカー
    トリッジホルダが一体化されて同時に回動可能に形成さ
    れていることを特徴とする大型プリンタ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、個々のカートリッジ
    ホルダにカートリッジ交換レバーが設けられていること
    を特徴とする大型プリンタ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、カー
    トリッジ着脱口が斜め上方を向いた状態の当該カートリ
    ッジ着脱口の前方部にカートリッジホルダのカートリッ
    ジ底面が載置するホルダ底面と面一となってインクカー
    トリッジの挿入を円滑にガイドするガイド底面が当該カ
    ートリッジホルダとは別体に設けられていることを特徴
    とする大型プリンタ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて、カー
    トリッジホルダが用紙搬送経路の両側端の外側に配置さ
    れていることを特徴とする大型プリンタ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記
    用紙搬送経路は前記斜め方向に代えて、垂直であること
    を特徴とする大型プリンタ。
  8. 【請求項8】 インクカートリッジが装填されるカート
    リッジホルダを備えたプリンタにおいて、前記カートリ
    ッジホルダは、プリンタ正面側からインクカートリッジ
    が挿入及び引き抜かれることで該インクカートリッジの
    着脱がなされるカートリッジ着脱口を有すると共に、回
    動中心を支点に前記カートリッジ着脱口側が上下方向に
    回動可能に形成されていることを特徴とするプリンタ。
JP24603798A 1998-08-31 1998-08-31 大型プリンタ Expired - Fee Related JP3606358B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24603798A JP3606358B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 大型プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24603798A JP3606358B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 大型プリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000071476A true JP2000071476A (ja) 2000-03-07
JP3606358B2 JP3606358B2 (ja) 2005-01-05

Family

ID=17142524

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24603798A Expired - Fee Related JP3606358B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 大型プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3606358B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016067807A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 日立工機株式会社 電気機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016067807A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 日立工機株式会社 電気機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP3606358B2 (ja) 2005-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0264111B1 (en) Automatic sheet feeder for printer
EP3075557B1 (en) Print device
JP3386494B2 (ja) 印刷版自動交換用マガジン
KR20080030119A (ko) 프린터
US6595463B2 (en) Large printer
JPH07156484A (ja) プリンタ
JP2000071476A (ja) 大型プリンタ
JP2002240260A (ja) プリンター
JP3445097B2 (ja) プリント装置
JP3676895B2 (ja) 給紙カセット
JP2005255363A (ja) 画像形成装置および給紙カセット
JP4525533B2 (ja) 印字装置
EP0368280B1 (en) Image forming apparatus
JP2001310825A (ja) 給紙カセット
JP2000071535A (ja) 大型プリンタ
US20230303348A1 (en) Feeding device, printing apparatus and method of controlling feeding device
CN220429682U (zh) 一种进纸辅助支架
JP3491256B2 (ja) 大型プリンタ
JP2002240313A (ja) プリンタ
JP2023020094A (ja) 記録装置
JP3733245B2 (ja) 大型プリンタ
JP4729399B2 (ja) 画像記録装置のフレーム構造体、およびこれを備えた画像記録装置
JP2004210482A (ja) シート体処理装置
JP2023141582A (ja) 給送システム、給送装置、給送装置の制御方法、およびプログラム
WO2013121530A1 (ja) 電子部品供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040916

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111015

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121015

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131015

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees