JP2000070889A - 表面処理装置 - Google Patents

表面処理装置

Info

Publication number
JP2000070889A
JP2000070889A JP10244659A JP24465998A JP2000070889A JP 2000070889 A JP2000070889 A JP 2000070889A JP 10244659 A JP10244659 A JP 10244659A JP 24465998 A JP24465998 A JP 24465998A JP 2000070889 A JP2000070889 A JP 2000070889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ozone concentration
exhaust fan
light source
surface treatment
ultraviolet radiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10244659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4161142B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Sakai
和宏 坂井
Kenichiro Ono
健一郎 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iwasaki Denki KK
Original Assignee
Iwasaki Denki KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iwasaki Denki KK filed Critical Iwasaki Denki KK
Priority to JP24465998A priority Critical patent/JP4161142B2/ja
Publication of JP2000070889A publication Critical patent/JP2000070889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4161142B2 publication Critical patent/JP4161142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理室内のオゾン濃度または処理室内の紫外
放射照度を常に一定範囲に制御することによって、周囲
の湿度に影響を受けることなく、安定した表面処理効果
を得ることができる表面処理装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】 処理装置本体11の内部に紫外放射光源
14を装着し、また同紫外放射光源の照射部に処理室1
2を配置し、さらに処理室内のオゾン濃度を測定するオ
ゾン濃度計20と、オゾン濃度により回転数が変化する
排気ファン24とを有し、処理室内のオゾン濃度により
排気ファンの回転数を制御し、絶えずオゾン濃度が一定
になるように構成してある。またオゾン濃度の替わりに
処理室12内の紫外放射照度を測定し、紫外放射照度に
応じて排気ファン24の回転数を制御し、絶えず紫外放
射照度が一定になるように構成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面処理装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、プラスチック、ガラス、金
属、セラミック等の材料表面に付着している有機物の汚
れを紫外放射とオゾンにより分解除去し、またプラスチ
ック等の有機系材料の表面改質においても紫外放射とオ
ゾンが使用されている。従来の表面処理装置は、例えば
図5に示すように、箱体状の装置本体1の内部に反射体
2を配置し、さらに同反射体2の内部に所定の間隔で紫
外放射光源3を装着して構成してある。紫外放射光源3
としては、例えば低圧水銀ランプを用いて構成してあ
る。さらに紫外放射光源3の下方に位置して、被処理物
4をコンベアー5等で搬送するように構成してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した表面処理装置
によると、紫外放射光源から放射される紫外放射と同紫
外放射光源から生成されるオゾンにより、プラスチッ
ク、ガラス、金属、セラミック等の材料表面に付着して
いる有機物の汚れを分解除去することができる。しかし
オゾン濃度は周囲の環境条件、特に湿度により大きく変
化して、被処理物の表面処理効果も影響を受け、表面処
理効果が変動する欠点がある。さらにオゾン濃度が変化
することによって、オゾンが吸収波長域である約200
nmから300nmの紫外放射照度も変化し、表面処理
効果が変動する欠点がある。
【0004】本発明は上記の点に鑑み発明したものであ
って、処理室内のオゾン濃度または処理室内の特定波長
の紫外放射を常に一定範囲に制御することによって、周
囲の湿度に影響を受けることなく、安定した表面処理を
行うことができる表面処理装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために次の構成とする。つまり請求項1に記載の発
明は、内部に紫外放射光源を装着してなる処理装置本体
と、同紫外放射光源の照射部に配置してなる処理室と、
処理室内のオゾン濃度を測定するオゾン濃度計と、オゾ
ン濃度により回転数が変化する排気ファンとを有して構
成してある。またオゾン濃度により排気ファンの回転数
を制御し、絶えず処理室内のオゾン濃度を一定とするよ
うに構成してある。
【0006】請求項1に記載の発明によると、処理室内
のオゾン濃度を常に一定範囲に制御することができ、周
囲の湿度の影響を受けることなく、安定した表面処理効
果を得ることができる。
【0007】請求項2に記載の発明は上記した課題を解
決するために次の構成としてある。つまり内部に紫外放
射光源を装着してなる処理装置本体と、同紫外放射光源
の照射部に配置してなる処理室と、処理室内の紫外放射
照度を測定する測定器と、紫外放射照度により回転数が
変化する排気ファンとを有して構成してある。また測定
器の信号を受けて排気ファンの回転数を制御し、絶えず
紫外放射照度を一定とするように構成してある。
【0008】請求項2に記載の発明によると、処理室内
の特定波長の紫外放射を常に一定範囲に制御することが
でき、周囲の湿度の影響を受けることなく、安定した表
面処理効果を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1乃至図4につい
て説明する。図1及び図2において、11は処理装置本
体であって、処理室12を有して箱形に構成してある。
13は処理装置本体11の内部に配置してなる反射体で
あって、例えば鏡面のアルミニュウム板を用いて構成し
てある。14は反射体13の内部に装着してなる紫外放
射光源であって、例えば40ワットの低圧水銀ランプを
用いて構成してある。また同紫外放射光源14は、例え
ば6灯を被処理物の搬送方向に沿って、5cmの間隔を
有して構成してある。また同紫外放射光源14は、20
0nm以下の紫外放射によって、オゾンを生成し、さら
に300nm以下の紫外放射を被処理物の表面に照射す
るように構成してある。
【0010】15は紫外放射光源14の下方に位置する
被処理物であって、例えばプラスチック、ガラス、金
属、セラミック等の素材で構成されたものである。同被
処理物15は例えばコンベアー16で搬送する。
【0011】20は処理装置本体11の内部に配置して
なるオゾン濃度計であって、処理室12内のオゾン濃度
を絶えず測定する。21はオゾン濃度計20に一端を接
続してなるオゾン濃度測定用サンプリング部であって、
例えば中空状に構成し、処理室12内のオゾンを採取す
るように構成してある。22はインバータ、23は入出
力インターフェースであって、オゾン濃度計20からの
信号を受けてインバータ22に信号を送るように構成し
てある。24は排気ファン、同排気ファン24はインバ
ータ22に入力された排気ファン回転数設定に基づい
て、インバータ22に送られた出力信号(電圧)に応じ
て回転数を制御するように構成してある。オゾン濃度が
インバータ22に入力された排気ファン設定値よりも高
い場合は、排気ファン24の回転数を増やし、排気ファ
ン設定値よりも低い場合は、排気ファン24の回転数を
減らし、処理室12内のオゾン濃度を絶えず排気ファン
設定値に制御することができる。また処理室12内のオ
ゾンが外部に流出するのを防止するために、処理室12
内は負圧に構成してある。
【0012】次に請求項2に記載の表面処理装置を図3
について説明する。請求項2に記載の発明は請求項1に
記載の発明と、処理装置本体11、処理室12、反射体
13紫外放射光源14、被処理物15、コンベアー16
は同一である。図3において、30は300nm以下の
波長に感度域を有する照度計、31は照度計受光部であ
って、先端部を被処理物15の近傍に配置し、照度計3
0に信号を送るように構成してある。32はインバー
タ、33は入出力インターフェースであって、照度計3
0からの信号を受けてインバータ32に信号を送るよう
に構成してある。34は排気ファン、同排気ファン34
はインバータ32に入力された排気ファン設定値に基づ
いて、インバータ32に送られた出力信号(電圧)に応
じて、回転数を制御するように構成してある。照度がイ
ンバータ32に入力された排気ファン設定値よりも高い
場合は、排気ファン34の回転数を減らし、設定値より
も低い場合は、排気ファン34の回転数を増やし、処理
室12内の紫外放射照度を絶えず設定値に制御すること
ができる。また請求項2に記載の表面処理装置において
も請求項1の記載に表面処理装置と同じく処理室12内
のオゾンが外部に流出するのを防止するために、処理室
12内は負圧に構成してある。
【0013】次に上記した表面処理装置による湿度と、
オゾン排風量と、オゾン濃度の関係を説明する。図5に
示した従来の表面処理装置によると、図6に示すよう
に、湿度が上昇すると、オゾン濃度は低下し、紫外放射
照度は上昇する。これは、オゾン分子が空気中の水分子
に衝突し分解するためである。さらにオゾン濃度が低下
すると、オゾンによる紫外放射(200nmから300
nm)吸収量が減るため紫外放射照度は逆に上昇する。
これに対し請求項1に記載の本発明によると、図4に示
すように、湿度が上昇するに従いオゾン排風量を減らす
ことにより、オゾン濃度は絶えず一定範囲内に維持する
ことができ、安定した表面処理を行うことができる。請
求項2に記載の発明によると、湿度が上昇するに従いオ
ゾン排風量を減らすことにより、紫外放射照度は絶えず
一定範囲内に維持することができ、安定した表面処理を
行うことができる。
【0014】
【発明の効果】上記した請求項1に記載の本発明による
と、処理室内のオゾン濃度を常に一定範囲に制御するこ
とができ、周囲の湿度に影響を受けることなく、安定し
た表面処理を行うことができる特別な効果を有する。
【0015】上記した請求項2に記載の本発明による
と、処理室内の紫外放射照度を常に一定範囲に制御する
ことができ、周囲の湿度に影響を受けることなく、安定
した表面処理を行うことができる特別な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表面処理装置の正面図。
【図2】図1に示す表面処理装置の側面図。
【図3】本発明に係る他の表面処理装置の側面図。
【図4】図1に示す表面処理装置における湿度とオゾン
濃度の関係を示す説明図。
【図5】従来の表面処理装置の側面図。
【図6】図5に示す表面処理装置における湿度とオゾン
濃度の関係を示す説明図。
【符号の説明】
11 処理装置本体 12 処理室 13 反射体 14 紫外放射光源 15 被処理物 16 コンベアー 20 オゾン濃度計 21 オゾン濃度測定用サンプリング部 22 インバータ 23 入出力インターフェース 24 排気ファン 30 照度計 31 照度計受光部 32 インバータ 33 入出力インターフェース 34 排気ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に紫外放射光源を装着してなる処理装
    置本体と、同紫外放射光源の照射部に配置してなる処理
    室と、処理室内のオゾン濃度を測定するオゾン濃度計
    と、オゾン濃度により回転数が変化する排気ファンとを
    有し、オゾン濃度により排気ファンの回転数を制御し、
    絶えずオゾン濃度を一定としたことを特徴とする表面処
    理装置。
  2. 【請求項2】内部に紫外放射光源を装着してなる処理装
    置本体と、同紫外放射光源の照射部に配置してなる処理
    室と、処理室内の紫外放射照度を測定する測定器と、紫
    外放射照度により回転数が変化する排気ファンとを有
    し、測定器の信号を受けて排気ファンの回転数を制御
    し、絶えず紫外放射照度を一定としたことを特徴とする
    表面処理装置。
JP24465998A 1998-08-31 1998-08-31 表面処理装置 Expired - Fee Related JP4161142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24465998A JP4161142B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 表面処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24465998A JP4161142B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 表面処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000070889A true JP2000070889A (ja) 2000-03-07
JP4161142B2 JP4161142B2 (ja) 2008-10-08

Family

ID=17122050

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24465998A Expired - Fee Related JP4161142B2 (ja) 1998-08-31 1998-08-31 表面処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4161142B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113313929A (zh) * 2020-12-30 2021-08-27 贵州电网有限责任公司 一种用于存储LoRa技术的电能表通信模组的存储装置
CN114273339A (zh) * 2021-12-30 2022-04-05 博能传动(苏州)有限公司 变频驱动器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113313929A (zh) * 2020-12-30 2021-08-27 贵州电网有限责任公司 一种用于存储LoRa技术的电能表通信模组的存储装置
CN114273339A (zh) * 2021-12-30 2022-04-05 博能传动(苏州)有限公司 变频驱动器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4161142B2 (ja) 2008-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4337547B2 (ja) 紫外光洗浄装置および紫外光洗浄装置用紫外線ランプ
TWI390552B (zh) Excimer lamp device
KR100189794B1 (ko) 피처리물의 산화방법
JP2705023B2 (ja) 被処理物の酸化方法
JP2003151892A (ja) 半導体製造装置
JP2000070889A (ja) 表面処理装置
US6796664B2 (en) Method and device for decontaminating optical surfaces
JP2002043268A (ja) 基板処理装置
TWI575559B (zh) Light irradiation device
JPS6095402A (ja) クセノンフラツシユチユ−ブ用反射器
JP2000246200A (ja) 表面処理装置
JP3733482B2 (ja) 紫外線照射装置
DE59805621D1 (de) Vorrichtung zum bestrahlen eines substrats mittels uv-strahlen und verfahren zum betrieb der vorrichtung
JPH10135168A (ja) 紫外線照射装置
JPS5794672A (en) Method for inspecting whether parts are present or not
JP2009262046A (ja) 紫外光照射処理装置
JP2009183949A (ja) 紫外光洗浄装置および紫外光洗浄装置用紫外線ランプ
JP2022071336A (ja) 空気浄化装置
KR100363065B1 (ko) 오존 발생 장치
JP2005072442A (ja) 乾燥装置
KR200276040Y1 (ko) 공기 살균 장치
KR100327880B1 (ko) 자외선 조사장치
JP2005334840A (ja) 光洗浄方法及び光洗浄装置
JPH07319080A (ja) 光照射装置
KR20030069626A (ko) 공기 살균 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080331

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080625

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080708

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110801

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120801

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130801

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140801

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees