JP2000070319A - マッサージ機の施療子 - Google Patents

マッサージ機の施療子

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JP2000070319A
JP2000070319A JP10240899A JP24089998A JP2000070319A JP 2000070319 A JP2000070319 A JP 2000070319A JP 10240899 A JP10240899 A JP 10240899A JP 24089998 A JP24089998 A JP 24089998A JP 2000070319 A JP2000070319 A JP 2000070319A
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JP
Japan
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treatment
human body
pin
massage machine
treatment section
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Withdrawn
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JP10240899A
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English (en)
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Makoto Fukutani
誠 福谷
Hidetoshi Matsushita
英敏 松下
Kazumi Okawa
和己 大川
Hiroki Yoda
裕希 依田
Takayoshi Tanizawa
孝欣 谷澤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施療子の硬さ調節に際して人体との接触面積
の変化を小さくする。 【解決手段】 外周面が人体への接触面となっている弾
性材からなる施療部2と、この施療部2の内周側にあっ
て各々径方向位置が可変であるとともに施療部2の内周
面に一端を当接させている複数本の調節ピン4とから成
る。調節ピン4を外周方向に移動させることで施療部2
を硬くすることができ、調節ピン4を内周側に移動させ
ることで施療部2を柔らかくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマッサージ機の施療
子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マッサージ機において、人体に接触して
人体に力を加えることになる施療子は、一般に弾性部材
にて形成されているが、この施療子の硬さを変化させて
人体に対する当たりを変えられるようにした施療子とし
ては、施療子内の空気圧を調節することができるように
したものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、空気圧を高
めれば施療子が硬くなり、空気圧を低くすれば施療子が
柔らかくなるわけであるが、上記構成であると、人体と
の接触面積も大きく変化してしまう。図6はころ状で外
周面が人体との接触部となっている施療子1に上記構成
を適用した場合を示しているが、空気圧を高くした状態
での人体との接触面積が図6(b)に示すものであると、
空気圧を低くした状態での人体との接触面積は図6(c)
に示すようにかなり大きくなってしまい、人体における
ツボを適切にマッサージすることができなくなる。これ
は、空気圧の変化により、人体との接触部が周方向に長
くなるだけでなく、施療子1の幅寸法も変化(A⇔A+
α)してしまうことによる。
【0004】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは施療子の硬さ調節に
際して人体との接触面積の変化を小さくすることができ
るマッサージ機の施療子を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、外周
面が人体への接触面となっている弾性材からなる施療部
と、この施療部の内周側にあって各々径方向位置が可変
であるとともに施療部の内周面に一端を当接させている
複数本の調節ピンとから成ることに特徴を有している。
調節ピンを外周方向に移動させることで施療部を硬くす
ることができ、調節ピンを内周側に移動させることで施
療部を柔らかくすることができる。
【0006】調節ピンは外周方向に向けてばね付勢され
たものとしておくと、適切な範囲での硬さ調節を行うこ
とができる。
【0007】調節ピンを駆動する電動駆動手段を備えた
ものとしておけば、硬さ調節動作の自動化を図りやすく
することができる。
【0008】そして、調節ピンとこの調節ピンを駆動し
て径方向位置を変更させる駆動手段との間に運動方向変
換部材を配していると、径の小さな施療子においても硬
さ調節機能を持たせることが容易となる。
【0009】調節ピンの移動範囲を制限する部材を備え
たものとしておくのも好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態の一例に
基づいて詳述すると、マッサージ機としては椅子型やベ
ッド型、ハンディ型等、種々のものが提供されている
が、どのようなマッサージ機であってもよく、要は施療
子1が人体に接触して人体に力を加えることでマッサー
ジ動作を行うものであればよい。また、施療子1の形態
も以下の例ではローラー型(ころ型)のものを示してい
るが、ローラー型の一部をなす形状のものや球状(半球
状)のものであってもよい。
【0011】このような施療子1の外周部は軟質合成樹
脂のような弾性を備えた部材からなる図示例ではリング
状の施療部2とその内周側に配された芯材3とで形成さ
れて、施療部2の外周面が人体に接触してマッサージを
行う部分となっているのであるが、この施療子1におい
ては、さらに調節ピン4が設けられたものとなってい
る。放射状に配設された複数本の調節ピン4は、径方向
位置が可変の状態で取り付けられて調節ピン4の外側端
部が施療部2の内面に当接している。
【0012】今、調節ピン4を外周方向に移動させたな
らば、調節ピン4が施療部2を強く押すために施療部2
は硬くなり、調節ピン4を内周方向に移動させたなら
ば、調節ピン4が施療部2を押す力が弱くなるために、
施療部2は柔らかくなる。このために、施療部2を人体
に当接させた時の人体との接触面積も調節ピン4の位置
に応じて変化するものの、接触部の幅Aは硬くした時も
柔らかくした時も殆ど変わらないために、接触面積の変
化量は小さく、従って、柔らかくした時にも人体のツボ
を確実に刺激することができる。
【0013】調節ピン4は図2に示すように、ばね5に
よって外周方向へとばね付勢されたものとしておくのが
好ましい。マッサージに適した適切な硬さ範囲を保つこ
とができる。
【0014】調節ピン4の径方向位置の調節の具体的構
成の一例を図3に示す。調節ピン4の内周側に円錐面を
備えて軸方向移動自在なスライドブッシュ6を配置し
て、このスライドブッシュ6の上記円錐面に調節ピン4
の内周側端面である傾斜面を当接させている。そして、
モータ60による回転駆動で軸方向移動を行うように構
成された可動部材61と上記スライドブッシュ6との間
を引張コイルばね50で連結している。可動部材61を
図中左方に移動させれば、引張コイルばね50で連結さ
れたスライドブッシュ6も図中左方へと移動し、スライ
ドブッシュ6の円錐面は各調節ピン4を押し出して施療
部2を硬くする。逆に可動部材61を図中右方に移動さ
せれば、施療部2から受ける圧力で調節ピン4がスライ
ドブッシュ6を図中右方に移動させつつ内周方向に移動
するために、施療部2が柔らかくなる。調節ピン4が径
方向に移動するものであるとはいえ、調節ピン4の駆動
部材は軸方向に移動するものとすることができるため
に、施療子1の小型化に有利である。なお、ここにおけ
る引張コイルばね50は、図2に示したばね(圧縮ば
ね)5と同じ役割を果たしている。
【0015】図4に他例を示す。これは支持部材66に
螺合するねじ軸65をモータ60の出力軸に固定してモ
ータ60の回転でモータ60が図中左右方向に移動する
ように構成するとともに、モータ60のブロックに引張
コイルばね50を介して取り付けた可動部材61とスラ
イドブッシュ6とをワイヤ68で連結し、施療子1の硬
さを遠隔調節することができるようにしたものである。
【0016】また、可動部材61として支持部材66に
スライド自在に挿通されるとともに一端に支持部材66
との当接でストロークが制限されるストッパー63を備
えたものを用いて、調節ピン4の内周方向への移動量を
制限し、施療部2が柔らかくなりすぎることを防いでい
る。
【0017】上記の各例では、調節ピン4の外周側の端
部が施療部2内に埋め込まれたものを示したが、図5に
示すように埋め込まれていないものであってもよいのは
もちろんである。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明における施療子は、
外周面が人体への接触面となっている弾性材からなる施
療部と、この施療部の内周側にあって各々径方向位置が
可変であるとともに施療部の内周面に一端を当接させて
いる複数本の調節ピンとから成るために、調節ピンを外
周方向に移動させて施療部を硬くし、調節ピンを内周側
に移動させて施療部を柔らかくすることができるもので
あり、この硬さ調節による施療部と人体との接触面積の
変化が小さいために、柔らかくした時にも確実に人体の
ツボを刺激することができる。
【0019】そして、上記調節ピンを外周方向に向けて
ばね付勢しておくことで、適切な範囲での硬さ調節を行
うことができる。
【0020】また、調節ピンを駆動する電動駆動手段を
備えたものとしておけば、硬さ調節動作の自動化を図り
やすくすることができる。
【0021】そして、調節ピンとこの調節ピンを駆動し
て径方向位置を変更させる駆動手段との間に運動方向変
換部材を配していると、径の小さな施療子においても硬
さ調節機能を持たせることが容易となる。
【0022】調節ピンの移動範囲を制限する部材を備え
たものとしておくと、施療部の硬さ調節範囲を適切に保
つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)
は概略縦断面図、(b)は硬くした時の人体との接触面積
の説明図、(c)は柔らかくした時の人体との接触面積の
説明図である。
【図2】同上の他例の概略縦断面図である。
【図3】同上の別の例の概略横断面図である。
【図4】同上のさらに別の例の概略横断面図である。
【図5】他の例の概略横断面図である。
【図6】従来例を示すもので、(a)は概略側面図、(b)は
硬くした時の人体との接触面積の説明図、(c)は柔らか
くした時の人体との接触面積の説明図である。
【符号の説明】
1 施療子 2 施療部 4 調節ピン
フロントページの続き (72)発明者 大川 和己 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 依田 裕希 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 谷澤 孝欣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4C100 AD15 AD16 AE04 AE05 AF02 AF06 BA01 BB04 CA01 CA06 CA13 DA04 DA05 DA06 DA10 EB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面が人体への接触面となっている弾
    性材からなる施療部と、この施療部の内周側にあって各
    々径方向位置が可変であるとともに施療部の内周面に一
    端を当接させている複数本の調節ピンとから成ることを
    特徴とするマッサージ機の施療子。
  2. 【請求項2】 調節ピンは外周方向に向けてばね付勢さ
    れたものであることを特徴とする請求項1記載のマッサ
    ージ機の施療子。
  3. 【請求項3】 調節ピンを駆動する電動駆動手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1または2記載のマッサ
    ージ機の施療子。
  4. 【請求項4】 調節ピンとこの調節ピンを駆動して径方
    向位置を変更させる駆動手段との間に、運動方向変換部
    材を配していることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かの項に記載のマッサージ機の施療子。
  5. 【請求項5】 調節ピンの移動範囲を制限する部材を備
    えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項
    に記載のマッサージ機の施療子。
JP10240899A 1998-08-26 1998-08-26 マッサージ機の施療子 Withdrawn JP2000070319A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122156A (ja) * 2004-10-26 2006-05-18 Matsushita Electric Works Ltd マッサージ装置
WO2012043113A1 (ja) * 2010-09-27 2012-04-05 パナソニック株式会社 マッサージ装置

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