JP2000069551A - 無線システム - Google Patents

無線システム

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JP2000069551A
JP2000069551A JP23306898A JP23306898A JP2000069551A JP 2000069551 A JP2000069551 A JP 2000069551A JP 23306898 A JP23306898 A JP 23306898A JP 23306898 A JP23306898 A JP 23306898A JP 2000069551 A JP2000069551 A JP 2000069551A
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call
signal
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JP23306898A
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Masato Tsuji
匡人 辻
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 MSが規制エリアに入った場合に、発着信を
規制することにより、確実に公共の場所でのMSの利用
を禁止する無線システムを提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 MSと、MSとの間で無線により通信を
するBSと、BSを収容する交換局とを有する無線シス
テムにおいて、禁止信号を無線電波により送出する禁止
信号発信局と、MSに設けられた第1記憶手段と、禁止
信号を検出するMSに設けられた検出手段と、禁止信号
が検出されると、フラグをオンにして、第1記憶手段に
記憶する第1設定手段と、禁止信号が検出されなくなる
と、フラグをオフにして、第1記憶手段に記憶する第2
設定手段と、フラグがオンの時、発信及び着信の少なく
ともいずれか一方を禁止するMSに設けられた禁止手段
と、フラグがオフの時、発着信を行うMSに設けられた
発着信手段とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタル携帯自動車
電話システム等の無線システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル携帯自動車電話システム
等の移動通信が急速に発達しており、ユーザは、いつ、
どこででも、相手との通話が可能となっている。しか
し、デジタル携帯電話システムにおいては、移動機(M
S)の上り出力は最大2W(大半は約0.8W)と高出
力であり、近くでMSを使用することによりペースメー
カや病院の機器の誤動作の可能性が指摘されており、ペ
ースメーカ使用者、病院関係者に不安を与えている。
【0003】近年のデジタル携帯電話システムの普及に
より、機器に誤動作を与える恐れのある場所(病院)や
混雑している電車内(以下、これらの場所を公共の場と
呼ぶ)では、MSの発信・着信・通話を禁止する要求が
出ている。
【0004】従来のデジタル携帯自動車電話システムに
おいては、規制をかける場合は、基地局又はセクタ単位
で発信・着信を規制する方式しか無く、エリア内の特定
地域のみの規制はできない。
【0005】また、従来のデジタル携帯自動車電話シス
テムの規制方式は、網側の輻輳対策用に作られており、
呼量が増大した場合に、発信の総量を規制することには
適しているが、自動でMSを個別に規制することはでき
ない。
【0006】このため、加入者が病院内・混雑した電車
内に入った場合、自らMSを留守番モードに設定し、電
源をOFFする必要があった。また、加入者が病院内・
混雑した電車内から離れた場合は、自らMSの電源をO
Nする必要があった。
【0007】これらの設定は、全て加入者の良識に頼っ
ている。また、これを実施している場合でも、毎回この
一連の動作を行うことは面倒である。しかも、病院内・
混雑した電車内から離れた場合等、MSの電源をONす
ることを忘れてしまうことが多い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】加入者がMSを留守番
モードに設定し、電源をOFFするのを忘れた場合、通
話を行わなくても着信してしまう。また、MSの電源を
ONにすることを忘れてしまった場合、気がつくまで着
信できない。また、病院内・混雑した電車内で発信しよ
うとする人がいた場合、システムとしてはエリア限定の
発信を規制することはできない。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、MSが規制エリアに入った場合に、自動で
発信規制・留守番モードに移行し、着信を規制すること
により、加入者が公共の場所での移動を行う毎に電源O
N/OFFを行う手間を省き、且つ、確実に公共の場所
での移動機の利用を禁止する無線システムを提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。この図に示すように、本発明は、MS2と、MS
2との間で無線により通信をするBS4と、BS4を収
容する交換局6とを有する無線システムにおいて、禁止
信号を送出する禁止信号発信局8と、MS2に設けられ
た第1記憶手段10と、禁止信号を検出するMS2に設
けられた検出手段12と、禁止信号が検出されると、フ
ラグをオンにして、第1記憶手段10に記憶する第1設
定手段13と、禁止信号が検出されなくなると、フラグ
をオフにして、第1記憶手段10に記憶する第2設定手
段14と、フラグがオンの時、発信及び着信の少なくと
もいずれか一方を禁止するMS2に設けられた禁止手段
16と、フラグがオフの時、発着信を行うMS2に設け
られた発着信手段18とを具備したことを特徴とする無
線システムが提供される。
【0011】以上のような構成によれば、禁止信号発信
局8は、発着信を禁止するための禁止信号を送出する。
検出手段12は、禁止信号を検出する。第1設定手段1
3は、検出手段12が禁止信号を検出すると、フラグを
オンにして、第1記憶手段10に記憶させる。第2設定
手段14は、検出手段12が禁止信号を検出しなくなる
とフラグをオフにして、第1記憶手段10に記憶する。
【0012】ここで、MS2が発信又はMS2に着信が
有ったとする。禁止手段16は、フラグがオンならば、
MS2の発信又はMS2への着信を禁止する。発着信手
段18は、フラグがオフならば、MS2の発信及びMS
2への着信を行う。これにより、禁止信号発信局8を病
院や電車内のような公共の場に配置した場合、公共の場
にいるMS2の発着信を禁止することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。第1実施形態 図2は、本発明の第1実施形態によるデジタル携帯自動
車電話システムの構成図である。
【0014】この図に示すように、デジタル携帯自動車
電話システムは、移動機(MS)20、禁止周波数発信
局50、無線基地局(BS)60及び交換局70から構
成される。MS20は、BS60との間で無線により通
信を行う従来の機能に加えて、禁止周波数発信局50よ
り特定の禁止周波数の禁止信号を検出した場合に、発着
信を禁止し、禁止周波数発信局50より特定の禁止周波
数の禁止信号が検出されなくなると、発着信の禁止を解
除する機能を有する。
【0015】MS20は、マイクロフォン22、スピー
カ24、表示・操作部26、音声処理回路28、TDM
A制御回路30、主制御部32、復調部34、シンセサ
イザ36、送信機38、受信機40及び送受共用器42
を有する。
【0016】マイクロフォン22は、音声を入力するも
のである。スピーカ24は、音声を出力するものであ
る。表示・操作部26は、文字等を表示するLCD・キ
ー入力するものである。音声処理回路28は、マイクロ
フォン22から入力された音声信号をVSELP方式等
に符号化、符号化された音声を復号するものである。
【0017】図3は、図2中のTDMA制御回路のブロ
ック図である。TDMA制御回路30は、多重・分離、
誤り訂正、秘匿及び禁止信号の検出を行うものであり、
多重・分離回路90、誤り訂正回路92、秘匿回路94
及び禁止周波数検出回路96を有する。多重・分離回路
90は、情報チャネルや制御チャネルに多重化及び情報
チャネルや制御チャネルに含まれる信号の分離をするも
のである。
【0018】誤り訂正回路92は、マルチパス等により
信号の伝送路誤りを訂正するものである。秘匿回路94
は、音声のスクランブル処理、デスクランブル処理の秘
話処理を行うものである。
【0019】禁止周波数検出回路96は、主制御部32
の指示に従って、シンセサイザ36を制御して、受信信
号の周波数を特定の禁止周波数に合わせて、禁止信号を
A/D(アナログ・デジタル)変換をして、主制御部3
2に出力するものである。尚、MS20は、受信レベル
の最も強いCCHチャネルをサーチ(止まり木サーチ)
しており、この回路と禁止周波数検出回路96を併用す
ることが可能である。
【0020】図4は、図2中の主制御部のブロック図で
ある。主制御部32は、発着信制御、通話制御、表示・
操作制御、音声制御及び位置登録を行うプロセッサであ
り、発着信制御部100、通話制御部102、表示・操
作制御部104、音声制御部106、位置登録部107
及び発着信禁止フラグ記憶部108を有する。
【0021】発着信制御部100は、TDMA制御回路
30を制御して、トラヒックチャネルを獲得してBS6
0へ発信、制御チャネル(CCHチャネル)を使用し
て、着信応答等を行う従来の機能に加えて、禁止周波数
検出回路96からの禁止信号のレベルと閾値を比較し、
禁止信号のレベルが閾値を越えた時、発着信禁止フラグ
をオンにして、発着信を禁止し、禁止信号のレベルが閾
値以下となると、発着信禁止フラグをオフにして、発着
信禁止を解除するものである。
【0022】通話制御部102は、BS60により割り
当てられたトラヒックチャネル(タイムスロット)で音
声処理回路28からの符号化音声データを出力するよう
指示するものである。表示・操作制御部104は、表示
・操作部26からキーの入力、文字等を入力・操作部2
6へ出力をするものである。音声制御部106は、音声
処理回路28に対して、音声ボリュームの制御等を指示
するものである。
【0023】位置登録部107は、最寄りのBS60の
エリアが変更になった時、発着信禁止フラグがオンなら
ば、位置登録を行わず、発着信禁止フラグがオフなら
ば、位置登録を行うものである。
【0024】このように、エリアが変更になった時で
も、発着信禁止フラグがオンならば、位置登録を行わな
いのは、公共の場PにいるMS20の位置登録によるM
S20からの電波送出を禁止するためである。発着信禁
止フラグ記憶部108は、発着信を禁止する発着信禁止
フラグを記憶するものである。
【0025】図2中の禁止周波数発信局50は、病院や
電車のような公共の場Pに設置されるものであり、公共
の場Pに位置するMS20に対して、発着信を禁止する
特定の禁止周波数の信号を送出するものである。
【0026】この禁止周波数の信号は、デジタル携帯自
動車電話システムが使用可能な帯域内の予め決められた
周波数の信号である。その送信電力は、公共の場Pに位
置するMS20のみが受信可能であること、病院等にお
いては、ペースメーカ等の機器に誤動作を生じさせない
ことの要請から決定されるものである。尚、禁止周波数
発信局50は、この送信電力の観点から公共の場P内
に、必要に応じて、複数個配置しても良い。
【0027】禁止周波数発信局50は、送信部52と制
御部54を有する。送信部52は、制御部54からの信
号(例えば、オールハイレベル“1”)を、禁止周波数
のキャリアで変調して、制御部54により指定された送
信パワーで、特定の禁止周波数を送出するものである。
【0028】制御部54は、送信部52に対して変調す
る禁止周波数及び送信パワーの指定を行うものである。
制御部54が送信パワーを制御して可変にするのは、公
共の場Pのエリアの大きさに応じて、最適な送信パワー
を設定可能とするためである。
【0029】BS60は、MS20及び交換局70との
間で通信を行うものであり、無線増幅共通装置62、無
線送受信装置64及び複合多重交換装置66を有する。
無線増幅共通装置62は、基地局の送信出力電力増幅及
び低雑音受信増幅を行うものである。
【0030】無線送受信装置64は、MS20と交換局
70間の通話チャネルの設定、制御信号の中継及び無線
制御等を行うものである。複合多重交換装置66は、無
線基地局60と交換局70間の信号接続を行うものであ
る。
【0031】交換局70は、BSと図示しない他の交換
局との間を接続するものであり、伝送装置72、交換シ
ステム74、基地局制御装置76、ホームロケーション
レジスタ(HLR)78及び音声蓄積装置(VSE)7
9を有する。
【0032】伝送装置72は、無線基地局60と交換シ
ステム74間で、音声信号及び制御信号を伝送するもの
である。交換システム74は、移動加入者系交換機であ
る。基地局制御装置76は、発着信接続制御、通話中チ
ャネル切替制御、終話制御等の呼処理制御を行うもので
ある。HLR78は、MSの番号、サービス種別、MS
の在圏エリアを管理するデータベースである。VSE7
9は、留守電メッセージ等の音声を蓄積する装置であ
る。
【0033】図5は、図2の動作説明図である。図6
は、第1実施形態による発着信禁止モード制御フローチ
ャートである。図7は、第1実施形態による発信制御フ
ローチャートである。
【0034】図8は、第1実施形態による着信制御フロ
ーチャートである。図9は、第1実施形態による位置登
録フローチャートである。以下、これらの図面を参照し
て、図2の動作説明をする。
【0035】(a) 禁止周波数発信局50の動作 制御部54は、禁止周波数の変調するキャリア、送信パ
ワーを送信部52に指定すると共に、禁止信号(例え
ば、オールハイレベル)を送信部52に常時出力する。
送信部52は、制御部54により指定されたキャリアで
禁止信号を変調して、指定された送信パワー(例えば、
病院等では、機器に誤動作を生じさせない程度)でアン
テナより出力する。尚、送信パワーは、機械ボリューム
により設定可能とする。
【0036】(b) MS20が公共の場Pに入った時
の動作 図5に示すように、MS20が公共の場Pに入ったとす
る。発着信制御部100は、インタバルタイマー等の割
り込みにより、周期的に起動される。図6中のステップ
S2において、発着信制御部100は、禁止周波数検出
回路96に、禁止周波数の受信を指示する。
【0037】禁止周波数検出回路96は、シンセサイザ
36を制御して、禁止周波数の禁止信号を受信して、A
/D変換をして、発着信制御部100に出力する。尚、
この禁止周波数の受信は、待ち受け時及び発着信禁止時
は、周期的、通話時は、アイドル期間(トラヒックトラ
ヒックとして割り当てられていない期間)において行
う。
【0038】ステップS4において、禁止信号のレベル
が0であるか、即ち、禁止周波数を含むか否かをチェッ
クして、禁止周波数を含む場合は、ステップS6に進
み、禁止周波数を含まない場合は、ステップS10に進
む。
【0039】ステップS6において、禁止周波数の受信
レベルが閾値レベル以上であるかをチェックして、閾値
レベル以上ならば、ステップS8に進み、閾値レベルよ
りも小さいならば、ステップS10に進む。本例では、
MS20が公共の場Pに入ったので、禁止周波数の受信
レベルが閾値レベル以上となり、ステップS8に進む。
【0040】ステップS8において、発着信禁止フラグ
をオンにして、発着信禁止フラグ記憶部108に格納す
る。これにより、MS20が公共の場Pに入ると、発着
信禁止フラグがオンとなる。ステップS10において、
発着信禁止フラグをオンにして、発着信禁止フラグ記憶
部108に格納する。
【0041】(c) MS20が公共の場Pを出た時の
動作 図5に示すように、公共の場PにいたMS20が公共の
場Pを出たとする。発着信制御部52は、(b)で説明
したように、ステップS2で禁止周波数の受信レベルを
測定する。
【0042】ステップS4において、禁止周波数を含む
かをチェックして、禁止周波数を含まない時、ステップ
S10に進み、禁止周波数を含む時、ステップS6に進
む。ステップS6において、禁止周波数の受信レベルが
閾値レベル以上であるか否かをチェックして、閾値レベ
ル以上の時、ステップS8に進み、閾値レベルよりも小
さい時、ステップS10に進む。
【0043】本例では、MS20が公共の場Pを出たの
で、ステップS10に進むことになる。ステップS10
において、発着信禁止フラグをオフにして、発着信禁止
フラグ記憶部108に格納する。
【0044】(d) 発信制御 ユーザは、表示・操作部26により発信操作をしたもの
とする。図7中のステップS12において、発信操作が
有ったかをチェックして、発信操作が有った時は、ステ
ップS14に進み、発信操作が無ければ、終了する。
【0045】ステップS14において、発着信禁止フラ
グがオンされているかをチェックして、発着信禁止フラ
グがオンならば、発信操作が有っても、発信せずに終了
し、発着信禁止フラグがオフならば、ステップS16に
進む。ステップS16において、CCHチャネルを使用
して、発信シーケンスに従って、BS60に発信をす
る。
【0046】これにより、MS20が公共の場Pにいる
と、発着信禁止フラグがオンになるので、MS20から
の発信が禁止される。また、MS20が公共の場Pを出
ると、発着信禁止フラグがオフになるので、発信禁止が
解除されて、ユーザが発信して、相手と通話を行うこと
が可能となる。
【0047】(e) 着信制御 図8中のステップS20において、待ち受け時には、M
S20は、CCHチャネル(一斉呼び出しチャネル)を
受信して、着信が有ったかをチェックして、着信が有っ
た時は、ステップS22に進み、着信が無ければ、終了
する。
【0048】ステップS22において、発着信禁止フラ
グがオンであるかをチェックして、発着信禁止フラグが
オフならば、ステップS24に進み、発着信禁止フラグ
がオンならば、終了する。ステップS24において、着
信処理を行う。
【0049】これにより、MS20が公共の場Pにいる
時は、発着信禁止フラグがオンとなっており、MS20
に着信が有った時でも、着信しない。また、MS20が
公共の場Pを出ると、発着信禁止フラグがオフとなり、
MS20に着信があると、着信が行われて、ユーザは、
相手と通話が可能となる。
【0050】(f) 位置登録 MS20は、CCHチャネル(報知情報)の受信レベル
をチェックして、移動により、エリアが変更となったか
を判断している。図9中のステップS30において、位
置登録の必要が有るか否かをチェックして、位置登録の
必要が有れば、ステップS32に進み、位置登録の必要
が無ければ、終了する。
【0051】ステップS32において、発着信禁止フラ
グがオンであるかをチェックして、発着信禁止フラグが
オフならば、ステップS34に進み、発着信禁止フラグ
がオンならば、終了する。ステップS34において、位
置登録を行う。
【0052】これにより、位置登録が必要であっても、
MS20が公共の場Pにいる場合は、位置登録シーケン
スを行わないので、位置登録によりMS20から電波が
送出されることが無い。尚、MS20が公共の場Pを出
た時に、位置登録を行う。
【0053】以上説明した第1実施形態によれば、サー
ビスエリア内に、携帯電話の使用を禁止するエリアを設
定することができる。また、加入者が毎回MSの電源を
OFF/ONする手間なく、公共の場所に出入りするこ
とができる。更に、公共の場所から出た際の操作忘れに
よりサービスを受けられない不都合を無くすことができ
る。
【0054】第2実施形態 図10は、本発明の第2実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図であり、図2中の構成要素と
実質的に同一の構成要素には同一の符号を附してある。
【0055】MS110が公共の場Pに入った時に、M
S110は、第1実施形態と同様に発着信禁止フラグを
オンにして、発着信禁止モードに移行すると共に、発着
禁止モードに移行する際、BS120に留守番開始特番
を自動で発信するようにしたことがMS20と異なる。
【0056】MS110が公共の場Pを出た時に、MS
110は、第1実施形態と同様に発着信禁止フラグをオ
ンにして、発着信可能モードに移行すると共に、発着可
能モードに移行する際に、留守電メッセージが入ってい
るかの確認をユーザに要求するようにしたことがMS2
0と異なる。
【0057】更に、MS110は、ユーザが留守電メッ
セージの確認釦を押下げした時、留守電メッセージ数等
のパラメータの送信を要求して、留守電メッセージ数を
BS120から受信して、表示・操作部26に表示する
ようにしたことがMS20と異なる。
【0058】これらの発着禁止モードの移行、発着可能
モードの移行及び留守電の制御は、主制御部112中の
発着信制御部が行う。その他については、MS110
は、MS20と実質的に同一なので説明を省略する。
【0059】BS120は、BS60と同様であるが、
MS110から留守番開始特番が発信された場合、交換
局130に留守番開始特番を通知し、MS110に留守
電メッセージ数のパラメータを通知する機能がBS60
に付加されている。
【0060】交換局130は、留守番開始特番がBS1
20を通して、MS110から発信された時、MS11
0を「留守電状態」に設定するようHLR78に要求
し、MS110に着信があった時、MS110が「留守
電状態」ならば、留守電メッセージの記録を行う機能が
付加されている。
【0061】更に、交換局130は、MS110から留
守電要求信号を受信した時、留守電メッセージ数等のパ
ラメータをHLR78に読み出し要求をし、留守電のパ
ラメータや留守電メッセージをMS110に送信し、M
S110を「留守電解除状態」に設定するようHLR7
8に要求をする。BS120及び交換局130の他の点
については、図2と実質的に同一なので説明を省略す
る。
【0062】図11は、図10の動作説明図である。図
12は、第2実施形態による発着禁止モード制御フロー
チャートである。以下、これらの図面を参照して、図1
0の動作説明をする。
【0063】(a) 禁止周波数発信局50の動作 禁止周波数発信局50は、図2と同様に、禁止周波数の
禁止信号を所定の送信パワーで常時発信する。
【0064】(b) MS110が公共の場Pに入った
時の動作 図11に示すように、MS110が公共の場Pに入った
とする。図12中のステップS40において、禁止周波
数の受信レベルを測定する。ステップS42において、
禁止周波数を含むか否かをチェックして、禁止周波数を
含む場合は、ステップS44に進み、禁止周波数を含ま
ない場合は、ステップS50に進む。
【0065】ステップS44において、禁止周波数の受
信レベルが閾値レベル以上であるかをチェックして、閾
値レベル以上ならば、ステップS46に進み、閾値レベ
ルよりも小さいならば、ステップS50に進む。
【0066】本例では、MS110が公共の場Pに入っ
たので、禁止周波数の受信レベルが閾値レベル以上とな
り、ステップS46に進む。ステップS46において、
発着信禁止フラグをオンにする。
【0067】ステップS48において、CCHチャネル
のレイヤ3のメッセージに留守番開始コード及び留守番
開始特番を設定して、留守番開始を発信する。BS12
0は、留守番開始特番を受信すると、交換局130に留
守番開始特番を送信する。交換システム132は、留守
番開始特番を受信すると、HLR78のMS110の番
号に該当する情報を「留守電状態」に設定する。
【0068】(c) MS110が留守電状態の時に、
他交換局からMS110に着信が有った時 MS110に他交換局から着信が有ると、交換システム
132は、HLR78のMS110の番号に該当する情
報の読み出し要求をする。交換システム132は、MS
110が留守電状態ならば、留守電接続をして、相手か
らのメッセージを受信して、VSE79に記録すると共
に、留守電メッセージ数のインクリメンと音声ファイル
のファイル番号の設定をHLR78に要求する。これに
より、MS110が公共の場Pにいた時に着信があった
場合は、MS110へBS120から着信要求せずに、
留守電メッセージがVSE79に記録される。
【0069】(d) MS110が公共の場Pを出た時
の動作 図11に示すように、MS110が公共の場Pを出たと
する。(b)で説明したように、図12中のステップS
40で禁止周波数の受信レベルを測定する。
【0070】ステップS42において、禁止周波数を含
むかをチェックして、禁止周波数を含まない時、ステッ
プS50に進み、禁止周波数を含む時、ステップS44
に進む。ステップS44において、禁止周波数の受信レ
ベルが閾値レベル以上であるか否かをチェックして、閾
値レベル以上の時、ステップS46に進み、閾値レベル
よりも小さい時、ステップS50に進む。
【0071】本例では、MS20が公共の場Pを出たの
で、ステップS50に進むことになる。ステップS50
において、発着信禁止フラグをオンであるかをチェック
して、発着信禁止フラグがオンならば、ステップS52
に進み、発着信禁止フラグがオフならば、終了する。
【0072】ステップS52において、警告音をスピー
カ24より出力する。ステップS54において、メッセ
ージ(例えば、「留守番電話の確認釦を押して下さ
い」)を表示・操作部26に表示する。ステップS56
において、発着信禁止フラグをオフにする。
【0073】公共の場Pを出たMS110のユーザは、
適当な時に、留守番電話の確認釦を押し下げをする。M
S110は、CCHチャネルにレイヤ3に留守電の送信
を要求するコード及びMS110の番号を設定してBS
120に送信する。BS120は、留守電の送出要求を
受信すると、交換局130に伝送する。
【0074】交換システム132は、留守電送出要求を
受信して、MS110の番号に該当する留守電メッセー
ジ数の読み出し要求をHLR78にする。交換システム
132は、HLR78にMS110の状態に関する情報
を「留守電解除状態」に設定要求をする。HLR78
は、MS110を「留守電解除状態」に設定する。
【0075】交換システム132は、パラメータに留守
電メッセージの数を設定して、着信禁止解除確認をBS
120を通して、MS110に送信する。MS110
は、留守電メッセージの数を受信して、表示・操作部2
6に出力する。これにより、公共の場Pを出たMS11
0が着信指定されると、留守電接続されずに、MS11
0に着信される。
【0076】(e) 発信制御 MS110の発信制御は、第1実施形態と同様なので説
明を省略する。 (f) 着信制御 MS110に関するHLR78の内容が留守電状態なら
ば、交換局70により着信が禁止される。そして、ユー
ザが表示・操作部26の釦を押下げして、留守電数のパ
ラメータの送信要求した場合、交換システム132は、
HLR78にMS110を「留守電解除状態」に設定要
求することにより、MS110が「留守電解除状態」と
なって、着信禁止が解除され、MS110へ着信が行わ
れる。
【0077】以上説明した第2実施形態によれば、第1
実施形態と同様の効果がある上に、MS110が公共の
場にいた時に着信が有れば、留守電メッセージとして記
録され、MS110が公共の場を出ると、留守電メッセ
ージの確認要求を行うので、留守番メッセージの確認を
素早く行うことができる。
【0078】第3実施形態 図13は、本発明の第3実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図であり、図2中の構成要素と
実質的に同一の構成要素には同一の符号を附してある。
【0079】MS140が公共の場Pに入った時、MS
140は、BS150へ着信禁止要求信号を送出するよ
うにしたことがMS20と異なる。MS140が公共の
場Pを出た時、MS140は、着信禁止解除信号を送出
するようにしたこと、MS140が着信禁止状態の時の
伝言預りが有った場合、伝言の数を表示・操作部26よ
り出力するようにしたことがMS20と異なる。
【0080】着信禁止要求信号や着信禁止解除信号のフ
ォーマットは、種々考えられるが、例えば、RCR S
TD−27に規定されるレイヤ3に、着信禁止要求信号
や着信禁止解除信号のコード及びMS140の番号を設
定することにより実現する。
【0081】BS150は、BS60と同様であるが、
MS140から着信禁止要求信号又は着信禁止解除要求
信号が送出された場合には、交換局160に着信禁止要
求を通知する機能がBS60に付加されている。
【0082】図14は、図13中の交換システムの本発
明に係わる機能ブロック図である。この図に示すよう
に、交換システム162は、位置登録部170、着信禁
止部172、着信禁止解除部174及び伝言預制御部1
76を含む。
【0083】位置登録部170は、交換局160に接続
された複数のBS150のエリアに在圏する各MS14
0について、MS140から位置登録要求信号を交換シ
ステム162を通して、受信すると、HLR164に在
圏エリア情報の更新要求を行う。
【0084】着信禁止部172は、BS150からMS
140の着信禁止要求信号を受信すると、HLR164
にMS140の着信禁止情報を「着信禁止状態(伝言預
状態)」に設定するよう要求するものである。
【0085】着信禁止解除部176は、BS150から
MS140の着信禁止解除要求信号を受信すると、HL
R164にMS140の着信禁止情報を「着信禁止解除
状態」に設定するよう要求を行うと共に、MS140へ
の伝言がVSE79に記録されていれば、MS140に
伝言に関するパラメータを付加した着信禁止解除確認を
送信するものである。
【0086】伝言預制御部176は、MS140に着信
があった時、HLR164にMS140の着信禁止情報
の読み出し要求をして、MS140が「着信禁止状態」
でなければ、MS140へ着信を行う。伝言預制御部1
76は、MS140が着信禁止状態ならば、交換システ
ム162より、発信者に「着信者が公共の場にいるため
着信できないため、伝言の送出を要求する」メッセージ
を送出し、発信者からの伝言を受信して、交換システム
162を通して、音声ファイルとしてVSE79へ記録
すると共に、伝言の数のインクリメントと音声ファイル
のファイル番号の設定をHLR164に要求する。BS
150及び交換局160の他の点については、図2と実
質的に同一なので説明を省略する。
【0087】図15は、図13中のHLRの内容を示す
図である。この図に示すように、HLR164は、MS
の番号をインディクスとして、MSが公共の場にいて着
信禁止状態(伝言預状態)/着信禁止解除状態を示す着
信禁止情報、伝言預りの数、留守電設定中/留守電解除
中、VSE79に蓄積された音声の音声ファイル番号及
びその他の情報を記憶するデータベースシステムであ
る。
【0088】図16は、図13の動作説明図である。図
17は、第3実施形態による発着信禁止モード制御フロ
ーチャートである。図18は、図13の着信禁止に係わ
るシーケンスチャートである。
【0089】図19は、図13の着信禁止解除に係わる
シーケンスチャートである。以下、これらの図面を参照
して、図14の動作説明をする。 (a) 禁止周波数発信局50の動作 禁止周波数発信局50は、図2と同様に、禁止周波数の
禁止信号を所定の送信パワーで常時発信する。
【0090】(b) MS140が公共の場Pに入った
時の動作 図14に示すように、MS140が公共の場Pに入った
とする。図17中のステップS60において、禁止周波
数の受信レベルを測定する。ステップS62において、
禁止周波数を含むか否かをチェックして、禁止周波数を
含む場合は、ステップS64に進み、禁止周波数を含ま
ない場合は、ステップS72に進む。
【0091】ステップS64において、禁止周波数の受
信レベルが閾値レベル以上であるかをチェックして、閾
値レベル以上ならば、ステップS66に進み、閾値レベ
ルよりも小さいならば、ステップS72に進む。
【0092】本例では、MS140が公共の場Pに入っ
たので、禁止周波数の受信レベルが閾値レベル以上とな
り、ステップS66に進む。ステップS66において、
発着信禁止フラグをオンにする。
【0093】ステップS68において、例えば、RCR
STD−27に規定されるレイヤ3に、着信禁止要求
信号のコード及びMS140の番号を設定して、BS1
50に発信する。BS150は、着信禁止要求信号のコ
ード及びMS140の番号を受信すると、交換局160
に送信する。
【0094】図18に示すように、交換システム162
中の着信禁止部172は、着信禁止要求信号を受信する
と、HLR164にMS140の番号に該当する着信禁
止情報を着信禁止状態(伝言預状態)に設定要求する。
【0095】HLR164は、設定要求に従って、着信
禁止情報を「伝言預状態」に設定して、着信禁止要求確
認信号を交換システム162に返す。着信禁止部172
は、BS150を通して、RCR STD−27に規定
されるレイヤ3に、着信禁止要求確認のコードを設定し
て、MS140に送信する。
【0096】図17中のステップS70において、MS
140は、着信禁止要求をしてから一定時間内に着信禁
止要求確認を受信したかをチェックして、着信禁止要求
を受信しなければ、ステップS68に戻り、着信禁止要
求確認を受信したならば、終了する。
【0097】(c) MS140が伝言預状態の時に、
他交換局からMS140に着信が有った時 図18に示すように、MS140に他交換局から着信が
有ると、交換システム162中の伝言預制御部176
は、HLR164のMS140の番号に該当する着信禁
止情報の読み出し要求をする。
【0098】伝言預制御部176は、MS140が「伝
言預状態」ならば、相手に「着信者が公共の場にいるた
めに着信接続ができないため、伝言を記録する旨」のメ
ッセージを送信して、伝言預接続をし、相手からの伝言
を受信して、音声ファイルとしてVSE79に記録する
と共に、伝言の数のインクメントと音声ファイルのファ
イル番号の設定をHLR164に要求する。
【0099】HLR164は、MS140の番号に該当
する伝言預の数のインクリメントと音声ファイルのファ
イル番号の設定をする。これにより、MS140が公共
の場Pにいた時に着信があった場合は、MS140へ着
信接続を行わず、伝言預接続をして、伝言を記録する。 (d) MS140が公共の場Pを出た時の動作 図16に示すように、MS140が公共の場Pを出たと
する。(b)で説明したように、図17中のステップS
60で禁止周波数の受信レベルを測定する。
【0100】ステップS62において、禁止周波数を含
むかをチェックして、禁止周波数を含まない時、ステッ
プS72に進み、禁止周波数を含む時、ステップS64
に進む。本例では、MS140が公共の場Pを出たの
で、ステップS72に進む。ステップS72において、
発着信禁止フラグがオンであるかをチェックして、発着
信禁止フラグがオンならば、ステップS74に進み、発
着信禁止フラグがオフならば、終了する。
【0101】ステップS74において、発着信禁止フラ
グをオフする。ステップS76において、例えば、RC
R STD−27に規定されるレイヤ3に、着信禁止解
除要求信号のコード及びMS140の番号を設定して、
BS150に発信する。BS150は、着信禁止要求信
号のコード及びMS140の番号を受信すると、交換局
160に送信する。
【0102】図19に示すように、交換システム162
中の着信禁止解除部174は、着信禁止解除信号を受信
すると、HLR164にMS140の番号に該当する着
信禁止情報を着信禁止解除状態(伝言預解除状態)に設
定要求する。
【0103】HLR164は、設定要求に従って、伝言
預解除状態に設定すると共に、伝言預数を付加して、着
信禁止解除確認信号を交換システム162に返す。着信
禁止解除部174は、BS150を通して、RCR S
TD−27に規定されるレイヤ3に、着信禁止解除確認
のコードを設定して、MS140に送信する。更に、着
信禁止部174は、着信禁止解除確認のコードと共に、
伝言預表示、警告音パラメータ等のパラメータを設定し
て、着信禁止解除確認をMS140に送信する。
【0104】図17中のステップS78において、MS
140は、着信禁止解除要求をしてから一定時間内に着
信禁止解除確認を受信したかをチェックして、着信禁止
解除要求を受信しなければ、ステップS76に戻り、着
信禁止解除確認を受信したならば、ステップS80に進
む。
【0105】ステップS80において、BS150から
着信禁止解除確認のパラメータから伝言預有りであるか
をチェックして、伝言預有りならば、ステップS82に
進み、伝言預無しならば、終了する。ステップS82に
おいて、着信禁止解除確認のパラメータで指定される警
告音をスピーカ24より出力する。
【0106】ステップS84において、メッセージ(例
えば、「公共の場にいた時に、伝言が入りました。伝言
確認釦を押して下さい」、伝言預数)を表示・操作部2
6に表示する。
【0107】ユーザは、適当な時に、伝言確認釦を押し
下げすると、伝言預メッセージが交換局160より、M
S140に送信されて、MS140のスピーカ24より
出力される。
【0108】(e) MS140が伝言預解除状態の時
に、他交換局からMS140に着信が有った時 図19に示すように、他交換局からMS140に着信が
あった時、交換システム162中の伝言預制御部176
は、HLR164のMS140の番号に該当する着信禁
止情報の読み出し要求をする。交換システム162は、
MS140が伝言預解除状態ならば、BS150を通し
て、MS140に着信接続をする。
【0109】MS140は、BS150から着信がある
と、リンガの鳴動等をして、着信接続をする。これによ
り、MS140が公共の場Pを離れると、MS140へ
の着信接続が行われる。
【0110】(f) 発信制御 MS140の発信制御は、第1実施形態と同様なので説
明を省略する。 (g) 着信制御 以上のようにして、MS140に関するHLR164の
着信禁止情報が伝言預状態ならば、交換局160により
着信が禁止される。そして、MS140が公共の場Pを
出て、着信解除要求信号を交換局160が受信すると、
HLR164中のMS140の着信禁止情報が伝言預解
除状態となって、着信禁止が解除され、MS140へ着
信が行われる。
【0111】以上説明した第3実施形態によれば、第1
実施形態と同様の効果がある上に、MS140が公共の
場にいた時に着信が有れば、伝言預として記録され、M
S140が公共の場を出ると、伝言の確認要求を行うの
で、伝言の確認を素早く行うことができる。
【0112】第4実施形態 図20は、本発明の第4実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図であり、図2中の構成要素と
実質的に同一の構成要素には同一の符号を附してある。
【0113】MS180が公共の場Pに移動した時に、
発着信を禁止することはMS20と同様であるが、ユー
ザが通話中であれば、通話を終了するまで、継続時に警
告音を送出するようにしたことがMS20と異なる。
【0114】MS180が公共の場Pを出た時、ユーザ
が通話中であれば、警告音の送出を停止するようにした
ことがMS20と異なる。MS180のこれらの発着信
の制御は、主制御部182中の発着信制御部が行う。他
の構成要素については、図2の要素と実質的に同一なの
で説明を省略する。
【0115】図21は、図20の動作説明図である。図
22は、第4実施形態による発着信禁止モード制御フロ
ーチャートである。以下、これらの図面を参照して、図
20の動作説明をする。
【0116】(a) 禁止周波数発信局50の動作 禁止周波数発信局50は、図2と同様に、禁止周波数の
禁止信号を所定の送信パワーで常時発信する。
【0117】(b) MS180が公共の場Pに入った
時の動作 図21に示すように、MS180が公共の場Pに入った
とする。図22中のステップS90において、禁止周波
数のレベルを測定をする。ステップS92において、禁
止周波数を含むかをチェックして、禁止周波数を含む場
合は、ステップS94に進み、禁止周波数を含まない場
合は、ステップS104に進む。
【0118】ステップS94において、禁止周波数のレ
ベルが閾値レベルを越えるかをチェックして、閾値レベ
ルを越える時は、ステップS96に進み、閾値レベルを
越えない場合は、ステップS104に進む。本例では、
MS180が公共の場Pに入ったので、禁止周波数の受
信レベルが閾値レベル以上となり、ステップS96に進
む。
【0119】ステップS96において、発着信禁止フラ
グをオンにして、発着信禁止モードに移行する。ステッ
プS98において、通話中であるかをチェックして、通
話中であれば、ステップS100に進み、通話中で無け
れば、終了する。ステップS100において、通話の終
了若しくは公共の場Pを出ることを促すべく、一定の警
告音を出力する。
【0120】ステップS102において、通話が終了し
たかをチェックして、通話が終了していなければ、ステ
ップS100に戻って、警告音を出力し、通話が終了し
たならば、処理を終了する。
【0121】(c) MS180が公共の場Pを出た時
の動作 図21に示すように、公共の場PにいたMS180が公
共の場Pを出たとする。(b)で説明したように、ステ
ップS90で禁止周波数の受信レベルを測定する。ステ
ップS92において、禁止周波数を含むかをチェックし
て、禁止周波数を含まない時、ステップS104に進
み、禁止周波数を含む時、ステップS94に進む。ステ
ップS94において、禁止周波数の受信レベルが閾値レ
ベル以上であるか否かをチェックして、閾値レベル以上
の時、ステップS98に進み、閾値レベルよりも小さい
時、ステップS104に進む。
【0122】本例では、MS180が公共の場Pを出た
ので、ステップS104に進むことになる。ステップS
104において、発着信禁止フラグがオンであるかをチ
ェックして、発着信禁止フラグがオンならば、ステップ
S106に進み、発着信禁止フラグがオフならば、終了
する。
【0123】ステップS106において、通話中である
かをチェックして、通話中ならば、ステップS108に
進み、通話中で無ければ、終了する。ステップS108
において、ユーザが公共の場Pを出たので、ユーザが公
共の場Pにいた時、継続的に出力していた警告音の出力
を停止する。ステップS110において、発着信禁止フ
ラグをオフする。
【0124】(d) 発信制御 MS180の発信制御は、第1実施形態と同様なので説
明を省略する。 (e) 着信制御 MS180への着信制御は、第1実施形態と同様なので
説明を省略する。
【0125】以上説明した第4実施形態によれば、第1
実施形態と同様の効果がある上に、通話中に公共の場に
入った時は、警告音を出力するので、通話終了又は公共
の場を出ることを促すことができる。
【0126】第5実施形態 図23は、本発明の第5実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図であり、図2中の構成要素と
実質的に同一の構成要素には同一の符号を附してある。
【0127】MS200が公共の場Pに移動した時に、
発着信を禁止することはMS20と同様であるが、ユー
ザが通話中であれば、通話を終了するまで、継続時に警
告音を送出すると共に、着信側のユーザの音声に警告音
メッセージをミキシングして、発信側の電話機等に送出
するようにしたことがMS20と異なる。
【0128】MS200が公共の場Pを出た時、ユーザ
が通話中であれば、警告音メッセージをミキシングを停
止するようにしたことがMS20と異なる。MS200
のこれらの発着信の制御は、主制御部202中の図4と
同様に構成される主制御部及び音声制御部が行う。
【0129】この音声制御部は、図4の音声制御部10
6の機能に加えて、図示しない音声メモリに記憶した警
告音メッセージを一定のビットレート(例えば64Kb
ps)で読み出して、音声処理回路203にミキシング
を指示する機能を有する。
【0130】音声処理回路203は、音声制御部から警
告音メッセージを出力されると、マイクロフォン22か
らのアナログ音声をサンプリングしてA/D変換をし
て、警告音メッセージを音声にミキシング(加算)して
から、符号化処理を行う機能が図2中の音声処理回路1
8に付加されている。他の構成要素については、図2の
要素と実質的に同一なので説明を省略する。
【0131】図24は、図23の動作説明図である。図
25は、第5実施形態による発着信禁止モード制御フロ
ーチャートである。以下、これらの図面を参照して、図
23の動作説明をする。
【0132】(a) 禁止周波数発信局50の動作 禁止周波数発信局50は、図2と同様に、禁止周波数の
禁止信号を所定の送信パワーで常時発信する。
【0133】(b) MS200が公共の場Pに入った
時の動作 図24に示すように、MS200が公共の場Pに入った
とする。図25中のステップS120において、禁止周
波数のレベルを測定をする。ステップS122におい
て、禁止周波数を含むかをチェックして、禁止周波数を
含む場合は、ステップS124に進み、禁止周波数を含
まない場合は、ステップS136に進む。
【0134】ステップS124において、禁止周波数の
受信レベルが閾値レベル以上であるかをチェックして、
閾値レベル以上ならば、ステップS126に進み、閾値
レベルよりも小さい時は、ステップS136に進む。本
例では、MS200が公共の場Pに入ったので、禁止周
波数の受信レベルが閾値レベル以上となり、ステップS
126に進む。
【0135】ステップS126において、発着信禁止フ
ラグをオンにして、発着信禁止モードに移行する。ステ
ップS128において、通話中であるかをチェックし
て、通話中であれば、ステップS130に進み、通話中
で無ければ、終了する。ステップS130において、通
話の終了若しくは公共の場Pを出ることを促すべく、一
定の警告音を出力する。
【0136】ステップS132において、主制御部20
2中の音声制御部は、図示しない音声メモリに記憶して
あった警告メッセージ(例えば、「公共の場Pにするた
め、早く通話を終了して下さい。」)を一定のビットレ
ートで読み出して、音声処理回路203に出力する。
【0137】音声処理回路203は、マイクロフォン2
2からの音声信号をサンプリングして、A/D変換をし
て、警告メッセージを音声信号にミキシングしてから、
符号化処理をする。そして、TDMA制御回路30等を
通して、BS60に送信する。
【0138】BS60は、図24に示すように、警告メ
ッセージがミキシングされた音声を交換局70、他交換
局を通して、相手側の電話機184に中継する。相手側
は、警告メッセージがミキシングされた音声を受信し
て、通話の終了が促される。
【0139】図24中のステップS134において、通
話が終了したかをチェックして、通話が終了していなけ
れば、ステップS130に戻り、通話が終了したなら
ば、終了する。
【0140】(c) MS200が公共の場Pを出た時
の動作 図24に示すように、公共の場PにいたMS200が公
共の場Pを出たとする。(b)で説明したように、ステ
ップS120で禁止周波数の受信レベルを測定する。ス
テップS122において、禁止周波数を含むかをチェッ
クして、禁止周波数を含まない時、ステップS136に
進み、禁止周波数を含む時、ステップS124に進む。
ステップS124において、禁止周波数の受信レベルが
閾値レベル以上であるか否かをチェックして、閾値レベ
ル以上の時、ステップS126に進み、閾値レベルより
も小さい時、ステップS136に進む。
【0141】本例では、MS200が公共の場Pを出た
ので、ステップS136に進むことになる。ステップS
136において、発着信禁止フラグがオンであるかをチ
ェックして、発着信禁止フラグがオンならば、ステップ
S138に進み、発着信禁止フラグがオフならば、終了
する。
【0142】ステップS138において、通話中である
かをチェックして、通話中ならば、ステップS140に
進み、通話中で無ければ、終了する。ステップS140
において、ユーザが公共の場Pを出たので、ユーザが公
共の場Pにいた時、継続的に出力していた警告音の出力
を停止する。ステップS142において、警告音のミキ
シングを停止する。ステップS144において、発着信
禁止フラグをオフする。
【0143】(d) 発信制御 MS200の発信制御は、第1実施形態と同様なので説
明を省略する。 (e) 着信制御 MS200への着信制御は、第1実施形態と同様なので
説明を省略する。
【0144】以上説明した第5実施形態によれば、第1
実施形態と同様の効果がある上に、通話中に公共の場に
入った時は、警告メッセージをミキシングして、発信側
の電話機に出力するので、通話終了を促すことができ
る。
【0145】第6実施形態 図26は、本発明の第6実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図であり、図2中の構成要素と
実質的に同一の構成要素には同一の符号を附してある。
【0146】禁止信号発信局210は、CCHチャネル
の報知情報に発着信禁止信号を設定して、送出するよう
にしたことが、図2中の禁止周波数発信局50と異な
る。送信部212は、制御部214が出力した発着信禁
止信号を制御部214により指定されたキャリア周波数
及び送信パワーで変調して、BS60からのCCHチャ
ネルとフレームと同期して、アンテナより送信するもの
である。
【0147】制御部214は、CCHチャネルの各タイ
ムスロット毎に、発着信禁止信号の生成、周辺のBS6
0が使用していないCCHチャネルのキャリア周波数の
指定及び送信ハワーを指定するものである。このCCH
チャネルには、周辺のBS60が使用していないCCH
チャネルを指定する。
【0148】発着信禁止信号は、CCHチャネルの報知
情報として設定するものであり、例えば、RCR ST
D−27で規定されるレイヤ3に設定する。これは、M
S220が従来から行っている止まり木サーチの回路を
併用して発着信禁止信号を検出することが可能となり、
MS220の回路規模を増大させないためである。
【0149】変調するキャリア周波数は、周辺のBS6
0のCCHチャネルと干渉を防止するべく、禁止信号発
信局210の周辺のBS60が使用するCCHチャネル
のキャリア周波数と異なる必要があるが、周辺のBS6
0のCCHチャネルのキャリア周波数は、固定的に使用
され、予め分かっているので、例えば、外部から制御部
214に使用するキャリア周波数の設定をする。
【0150】MS220は、禁止周波数でなく、CCH
チャネルの報知情報として設定される発着信禁止信号を
検出して、MS220が公共の場Pに入ったか否かを判
別するようにしたことが、MS20と異なる。
【0151】主制御部222中の発着信制御部が、発着
信禁止信号の検出をする。発着信禁止信号を検出するタ
イミングは、通話中の場合は、アイドル期間、待ち受け
中又は後述する発着信禁止の場合は、一定のインターバ
ルで行う。
【0152】MS220が公共の場Pにいるか否かを判
別する方法は、例えば、発着信禁止信号のレベル(ハイ
レベル)が閾値レベル以上である、又は、発着信禁止信
号のレベルが周辺のBS60のCCHチャネルの受信レ
ベルよりも大きいことを以て判断する。本実施形態で
は、止まり木サーチと同様に、後者の場合を以て、MS
220が公共の場Pにいるか否かを判断する。
【0153】図27は、図26の動作説明図である。図
28は、発着信禁止制御フローチャートである。図29
は、発着信禁止シーケンスフローチャートである。
【0154】以下、これらの図面を参照して、図26の
動作説明をする。 (a) 禁止信号発信局210の動作 制御部214は、発着信禁止信号をRCR STD−2
7で規定されるレイヤ3に設定して、報知情報を生成し
て、送信部212に外部から指定されたキャリア周波数
及び送信パワーと共に出力する。
【0155】送信部212は、BS60が送出している
CCHチャネルを受信して、該CCHチャネルのフレー
ムと同期を取って、制御部214により指定されたキャ
リア周波数で報知情報を変調して、常時、指定された送
信パワーで報知情報を送出する。
【0156】(b) MS220が公共の場Pに移動し
た時の動作 図27に示すように、MS220が公共の場Pに移動し
たとする。図28中のステップS150において、主制
御部222は、通話中は、アイドル期間、待ち受け中又
は発着信禁止モードの時は、一定のインタバルで、CC
Hチャネルに切り替えて、報知情報を取得する。
【0157】ステップS152において、報知情報の受
信レベルを測定する。ステップS154において、報知
情報の受信レベルをメモリに記憶する。ステップS15
6において、受信した報知情報が発着信禁止信号である
かをチェックして、発着信禁止信号ならば、ステップS
158に進み、発着信禁止信号でなければ、終了する。
【0158】ステップS158において、発着信禁止信
号の受信レベルが、メモリに記憶した他のCCHチャネ
ルの受信レベルを越えるか否かをチェックして、越える
場合は、ステップS160に進み、越えない場合は、ス
テップS162に進む。
【0159】ここでは、MS220が公共の場Pに入っ
たので、禁止信号発信局210から発信された発着信禁
止信号の受信レベルが他のBS60からの報知情報の受
信レベルよりも大きくなるので、ステップS160に進
む。ステップS160において、発着信禁止フラグをオ
ンにする。
【0160】(c) MS200が公共の場Pを出た時
の動作 図27に示すように、公共の場PにいたMS220が公
共の場Pを出たとする。(b)で説明したように、ステ
ップS150で報知情報を取得する。ステップS152
において、報知情報の受信レベルを測定する。
【0161】ステップS154において、受信レベルを
メモリに記憶する。ステップS156において、報知情
報が発着信禁止信号であるかをチェックして、発着信禁
止信号ならばステップS158に進み、発着信禁止信号
で無ければ、終了する。
【0162】ステップS158において、発着信禁止信
号の受信レベルが、メモリに記憶した他のCCHチャネ
ルの受信レベルを越えるか否かをチェックして、越える
場合は、ステップS160に進み、越えない場合は、ス
テップS162に進む。ここでは、MS220が公共の
場Pを出たので、発着信禁止信号の受信レベルが他のB
S60からの報知情報の受信レベルよりも小さくなるの
で、ステップS162に進む。ステップS162におい
て、発着信禁止フラグをオフする。
【0163】(d) 発信制御 MS220の発信制御は、第1実施形態と同様なので説
明を省略する。 (e) 着信制御 MS220の発信制御は、第1実施形態と同様なので説
明を省略する。
【0164】尚、本実施形態では、デジタル携帯自動車
電話システムを例に説明したが、これには限定されな
い。例えば、PHSシステムやページャシステム等の無
線システムにも適用可能である。また、第6実施形態
は、第2実施形態〜第5実施形態との組合せることも可
能である。
【0165】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
MSが公共の場に入ると、発着信を禁止して、公共の場
を離れると、発着信禁止を解除するので、確実に公共の
場所でのMSの利用を禁止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態によるデジタル携帯自動
車電話システムの構成図である。
【図3】図2中のTDMA制御回路の機能ブロック図で
ある。
【図4】図2中の主制御部の機能ブロック図である。
【図5】図2の動作説明図である。
【図6】第1実施形態による発着信禁止モード制御フロ
ーチャートである。
【図7】第1実施形態による発信制御フローチャートで
ある。
【図8】第1実施形態による着信制御フローチャートで
ある。
【図9】第1実施形態による位置登録フローチャートで
ある。
【図10】本発明の第2実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図である。
【図11】図10の動作説明図である。
【図12】第2実施形態による発着信禁止モード制御フ
ローチャートである。
【図13】本発明の第3実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図である。
【図14】図13中の交換システムの本発明に係わる機
能ブロック図である。
【図15】図13中のHLRの内容を示す図である。
【図16】図13の動作説明図である。
【図17】第3実施形態による発着信禁止モード制御フ
ローチャートである。
【図18】図13の着信禁止に係わるシーケンスチャー
トである。
【図19】図13の着信禁止解除に係わるシーケンスチ
ャートである。
【図20】本発明の第4実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図である。
【図21】図20の動作説明図である。
【図22】第4実施形態による発着信禁止モード制御フ
ローチャートである。
【図23】本発明の第5実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図である。
【図24】図23の動作説明図である。
【図25】第5実施形態による発着信禁止モード制御フ
ローチャートである。
【図26】本発明の第6実施形態によるデジタル携帯自
動車電話システムの構成図である。
【図27】図26の動作説明図である。
【図28】第6実施形態による発着信禁止モード制御フ
ローチャートである。
【図29】第6実施形態による発着信禁止制御シーケン
スチャートである。
【符号の説明】
2 MS 4 BS 6 交換局 8 禁止信号発信局 10 第1記憶手段 12 検出手段 13 第1設定手段 14 第2設定手段 16 禁止手段 18 発着信手段

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動機と、前記移動機との間で無線によ
    り通信をする無線基地局と、前記無線基地局を収容する
    交換局とを有する無線システムにおいて、 禁止信号を無線電波により送出する禁止信号発信局と、 前記移動機に設けられた第1記憶手段と、 前記禁止信号を検出する前記移動機に設けられた検出手
    段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されると、フラグをオンにして、前記第1記憶手段に記
    憶する前記移動機に設けられた第1設定手段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されなくなると、前記フラグをオフにして、前記第1記
    憶手段に記憶する前記移動機に設けられた第2設定手段
    と、 前記フラグがオンの時、発信及び着信の少なくともいず
    れか一方を禁止する前記移動機に設けられた禁止手段
    と、 前記フラグがオフの時、発着信を行う前記移動機に設け
    られた発着信手段と、を具備したことを特徴とする無線
    システム。
  2. 【請求項2】 前記移動機は、 通信相手の前記無線基地局のエリアが変更になった場
    合、前記フラグがオンの時、位置登録を行わず、前記フ
    ラグがオフの時、位置登録を行う位置登録手段を更に具
    備した請求項1記載の無線システム。
  3. 【請求項3】 移動機と、前記移動機との間で無線によ
    り通信をする無線基地局と、前記無線基地局を収容する
    交換局とを有する無線システムにおいて、 禁止信号を無線電波により送出する禁止信号発信局と、 前記移動機に設けられた第1記憶手段と、 前記禁止信号を検出する前記移動機に設けられた検出手
    段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されると、フラグをオンにして、前記第1記憶手段に記
    憶する前記移動機に設けられた第1設定手段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されなくなると、前記フラグをオフにして、前記第1記
    憶手段に記憶する前記移動機に設けられた第2設定手段
    と、 前記フラグがオンの時、発信を禁止する前記移動機に設
    けられた禁止手段と、 前記フラグがオフの時、発信を行う前記移動機に設けら
    れた発信手段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されると、前記無線基地局に留守番開始特番を送出する
    前記移動機に設けられた第1送出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されなくなると、警告する前記移動機に設けられた第1
    警告手段と、 特定の釦の押下げに従って、前記無線基地局に留守電メ
    ッセージに関する情報の送出要求信号を送出する前記移
    動機に設けられた第2送出手段と、 前記留守番開始特番を受信して、前記交換局に送信する
    前記無線基地局に設けられた第1受信手段と、 前記留守電メッセージに関する送出要求信号を受信し
    て、前記交換局に送信する前記無線基地局に設けられた
    第2受信手段と、 前記留守番開始特番を受信すると、前記移動機を留守電
    状態として、該移動機に着信が有った場合に、留守電接
    続をして、発信者のメッセージを記憶する前記交換局に
    設けられた留守電手段と、 前記留守電メッセージに関する送出要求信号を受信する
    と、前記移動機宛のメッセージに関する情報を送出する
    前記交換局に設けられた第3送出手段と、 を具備したことを特徴とする無線システム。
  4. 【請求項4】 移動機と、前記移動機との間で無線によ
    り通信をする無線基地局と、前記無線基地局を収容する
    交換局とを有する無線システムにおいて、 禁止信号を無線電波により送出する禁止信号発信局と、 前記移動機に設けられた第1記憶手段と、 前記禁止信号を検出する前記移動機に設けられた検出手
    段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されると、フラグをオンにして、前記第1記憶手段に記
    憶する前記移動機に設けられた第1設定手段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されなくなると、前記フラグをオフにして、前記第1記
    憶手段に記憶する前記移動機に設けられた第2設定手段
    と、 前記フラグがオンの時、発信を禁止する前記移動機に設
    けられた禁止手段と、 前記フラグがオフの時、発信を行う前記移動機に設けら
    れた発信手段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されると、前記無線基地局に着信禁止要求信号を送出す
    る前記移動機に設けられた第4送出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づき、前記禁止信号が検出
    されなくなると、前記無線基地局に着信禁止解除要求信
    号を送出する前記移動機に設けられた第5送出手段と、 前記着信禁止要求信号を受信して、前記交換局に送信す
    る前記無線基地局に設けられた第3受信手段と、 前記着信禁止解除要求信号を受信して、前記交換局に送
    信する前記無線基地局に設けられた第4受信手段と、 前記交換局に設けられた第2記憶手段と、 前記着信禁止要求信号を受信した時、該移動機を着信禁
    止状態とする情報を前記第2記憶手段に記憶し、前記着
    信禁止解除要求信号を受信した時、前記情報を該移動機
    への前記着信可能状態に前記第1記憶手段を更新する前
    記交換局に設けられた状態管理手段と、 移動機に着信があった時、前記第2記憶手段に記憶され
    た前記情報に基づき、該移動機が前記着信禁止状態なら
    ば、該移動機への着信を禁止し、該移動機が前記着信可
    能状態ならば、該移動機への着信を行う前記交換局に設
    けられた着信制御手段と、 を具備したことを特徴とする無線システム。
  5. 【請求項5】 前記交換局は、 第3記憶手段と、 前記着信禁止状態の移動機への着信があった場合は、発
    信者のメッセージを前記第3記憶手段に記憶するメッセ
    ージ記憶手段と、 移動機から前記着信解除要求信号を受信した時、該移動
    機へのメッセージが前記第3記憶手段に記憶されていれ
    ば、前記メッセージに関する情報を該移動機に送出する
    第6送出手段とを具備し、 前記移動機は、 前記メッセージに関する情報がメッセージ有りを示す
    時、その旨を出力手段に出力する通知手段を更に具備し
    た請求項4記載の無線システム。
  6. 【請求項6】 前記移動機は、 前記フラグがオンで且つ通話中の時、警告音を出力する
    第2警告手段と、 前記フラグがオフになり、且つ通話中の時、前記警告音
    の出力を停止する停止手段とを更に具備した請求項1記
    載の無線システム。
  7. 【請求項7】 前記移動機は、前記フラグがオンで且つ
    通話中の時、通話音に警告音声メッセージをミキシング
    して、前記無線基地局に送出するミキシング手段を更に
    具備した請求項1記載の無線システム。
  8. 【請求項8】 前記禁止信号は、所定の禁止周波数であ
    る請求項1記載の無線システム。
  9. 【請求項9】 前記禁止信号は、制御チャネルの第1報
    知情報である請求項1記載の無線システム。
  10. 【請求項10】 前記検出手段は、前記所定の周波数の
    受信レベルと閾値レベルとを比較して、前記受信レベル
    が前記閾値レベルを越えた時、前記禁止信号を検出した
    と判断する請求項8記載の無線システム。
  11. 【請求項11】 前記検出手段は、前記禁止信号の前記
    第1報知情報と、周辺の前記無線基地局から送出された
    第2報知情報との受信レベルを比較して、前記第1報知
    情報の受信レベルが前記第2報知情報の受信レベルを越
    える時、前記禁止信号を検出したと判断する請求項9記
    載の無線システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003535551A (ja) * 2000-05-31 2003-11-25 ヒュンダイ キュリテル インコーポレイテッド 無線通信端末機の通話モード/通話禁止モード自動切換装置及びその方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003535551A (ja) * 2000-05-31 2003-11-25 ヒュンダイ キュリテル インコーポレイテッド 無線通信端末機の通話モード/通話禁止モード自動切換装置及びその方法

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