JP2000067995A - 高密度多極コネクタ - Google Patents

高密度多極コネクタ

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JP2000067995A
JP2000067995A JP10233217A JP23321798A JP2000067995A JP 2000067995 A JP2000067995 A JP 2000067995A JP 10233217 A JP10233217 A JP 10233217A JP 23321798 A JP23321798 A JP 23321798A JP 2000067995 A JP2000067995 A JP 2000067995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector housing
male
female connector
female
male connector
Prior art date
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Application number
JP10233217A
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English (en)
Inventor
Katsuhiko Aoki
勝彦 青木
Eiichiro Tanabe
栄一郎 田辺
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 締結ボルトによる雄、雌両コネクタハウジン
グの適正嵌着状況をコネクタの外部から容易に確認する
ことができるようにして、接続の信頼性を高めると共
に、コネクタの損傷を未然に防止することができる高密
度多極コネクタの開発。 【解決手段】 ハーネス保護板19の辺縁から雌コネク
タハウジングの嵌合開口縁16Aに向って張り出す張り
出し片23を設け、雄、雌両コネクタハウジングが上記
締結ボルト14の締結力で完全嵌合されたとき、上記張
り出し片23の先端縁が、上記雌コネクタハウジングの
嵌合開口縁16Aに当接されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車に配
索されるワイヤーハーネスの接続に用いられる高密度多
極コネクタであって、特に、一対の多密度コネクタのね
じ締結時において、対のコネクタの最良締結状態を容易
に確認することができる構造となした高密度多極コネク
タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現状の自動車においては、多種多様の電
気機器の搭載に伴なって電気回路も複雑となり、これに
よりワイヤーハーネスの素線数も著しく増大し、このた
めに多数本のワイヤーハーネスを接続するために使用さ
れるコネクタとして高密度多極コネクタの使用が一般的
となっている。
【0003】かかる高密度多極コネクタは、雄、雌双方
のコネクタハウジングのそれぞれ内部に、例えば数十本
もの接続端子を組付けていることから、それらの雄コネ
クタと雌コネクタとを嵌着しようとするとき、多数本の
接続端子による接触摩擦力が発生して、雄、雌双方コネ
クタの嵌着応力が高くなり、このために双方コネクタの
人為的嵌着作業を円滑に行なうことが困難となる。
【0004】そこで従来の高密度多極コネクタにあって
は、図3及び図4で示すように、一方の雄コネクタハウ
ジング1の中央部には、締結ボルト2を挿通し、他方の
雌コネクタハウジング3の中央部には上記締結ボルト2
に対応するナット4を係止させておき、その締結ボルト
2とナット4との螺合力を利用して、雄、雌対の高密度
多極コネクタを嵌合締結する構造となっている。またそ
の高密度多極コネクタにあっては、雄コネクタハウジン
グ1から引き出されるワイヤーハーネスをボルト締付工
具で損傷することを防止するため及びそのワイヤーハー
ネス5の保形を安定させるために、ハーネス保護板6が
設けられており、このハーネス保護板6は、上記締結ボ
ルト2によって雄コネクタハウジング1へ共締めされる
と共に、このハーネス保護板6の突片部7に上記のワイ
ヤーハーネス5がテーピング8により固定位置決めされ
るようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
構造の高密度多極コネクタにあっては、締結ボルト2に
よる雄、雌双方コネクタの締結時において、その締結作
用力の確認を行なうことが不可能であって、例えばその
締結ボルト2による過剰締結力でコネクタハウジング
1,3を破損してしまう、あるいはボルトナットのねじ
山を潰してしまうという事故が生じており、また締結ボ
ルト2による締結が不足していると、双方コネクタハウ
ジング内における接続端子間での接触不良を起すという
問題点が生じる。
【0006】本発明は、かかることに着目してなされた
もので、雄コネクタハウジングと、雌コネクタハウジン
グとの嵌着を、締結ボルトの締結力を利用して維持する
高密度多極コネクタにおいて、上記締結ボルトによる
雄、雌両コネクタハウジングの適正嵌着状況を、コネク
タの外部から容易に確認することができるようにして、
接続の信頼性を高めると共に、コネクタの損傷を未然に
防止することができる高密度多極コネクタの提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、雄コネクタハウジングと、該雄コネク
タハウジングを嵌合する嵌合開口縁を有する雌コネクタ
ハウジングと、上記雄コネクタハウジングと雌コネクタ
ハウジングの双方中央部に挿通される締結ボルトによる
双方コネクタハウジングの締結力で、雄コネクタハウジ
ングに共締めされ、かつ雄コネクタハウジングから引き
出される電線束の保護保形を維持するためのハーネス保
護板を有する高密度多極コネクタにおいて、上記ハーネ
ス保護板の辺縁から雌コネクタハウジングの嵌合開口縁
に向って張り出す張り出し片を設け、雄、雌両コネクタ
ハウジングが上記締結ボルトの締結力で完全嵌合された
とき、上記張り出し片の先端縁が、上記雌コネクタハウ
ジングの嵌合開口縁に当接されるものである高密度多極
コネクタであることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面に示す実施形
態に基いて詳細に説明する。
【0009】11は内部に多数本の接続端子(図示せ
ず)を有する高密度多極コネクタの雄コネクタハウジン
グであって、この雄コネクタハウジング11からは、上
記の接続端子に接続される多数本の電線、つまりワイヤ
ーハーネス12が引き出されている。さらにこの雄コネ
クタハウジング11の中央部には、その雄コネクタハウ
ジング11の挿入方向と平行である締結ボルト挿通孔1
3が穿設されており、この締結ボルト挿通孔13には締
結ボルト14が挿通される。またこの雄コネクタハウジ
ング11のワイヤーハーネス引き出し面にあっては、上
記締結ボルト挿通孔13の開口周縁を囲む筒部15が突
設されている。
【0010】16は上記雄コネクタハウジング11に対
応する雌コネクタハウジングであって、この雌コネクタ
ハウジング16の中央部には、上記締結ボルト14が貫
通される貫通孔17と、その貫通孔17を貫通した締結
ボルト14と螺合されるナット18が位置されている。
【0011】19は、上記締結ボルト14が挿通される
ボルト通し孔20を有するハーネス保護板であって、こ
のハーネス保護板19には、ワイヤーハーネス12をテ
ーピング21により保形保護するためのハーネス固定部
22と、ハーネス保護板19の一対の辺縁より鈎形状に
張り出して、その先端縁が雌コネクタハウジング16に
おける雄コネクタハウジング嵌合開口縁16Aに当接さ
れる一対の張り出し片23が一体に形成されている。
【0012】なおこの張り出し片23の先端縁位置(形
状)は雄コネクタハウジング11が締結ボルト14によ
る締結力で雌コネクタハウジング16内に完全嵌入され
たときに、その締結ボルト14により共締めされるハー
ネス保護板19の張り出し片23先端縁が嵌合開口縁1
6Aに当接されるようになっている。
【0013】以上が本実施形態であるが、次にその作用
について述べる。先ず各接続端子に接続されるそれぞれ
の電線を雄コネクタハウジング11より支出し、これら
電線を束ねてワイヤーハーネス12と共に、このワイヤ
ーハーネス12の一部を、ハーネス保護板19に設けら
れているハーネス固定部22にテーピングして、そのワ
イヤーハーネス12の保形と共に締結ボルト14を締結
するのに使用する締結工具によって、雄コネクタハウジ
ング11から引き出されるワイヤーハーネス12が損傷
されないように保護する。
【0014】次にそのハーネス保護板19に設けられて
いる締結ボルト通し孔20、雄コネクタハウジング11
に設けられている締結ボルト挿通孔13及び雌コネクタ
ハウジング16の貫通孔17内へ締結ボルト14を挿通
し、該締結ボルト14をナット18に螺合させ、ハーネ
ス保護板19、雄コネクタハウジング11及び雌コネク
タハウジング16三者の共締めを開始する。その締結ボ
ルト14とナット18との螺合が進むにつれて、雄コネ
クタハウジング11は雌コネクタハウジング16内に押
入され雄、雌双方のコネクタハウジング11と16内に
内装されている接続端子の接続がなされる。
【0015】そして、その雄コネクタハウジング11の
雌コネクタハウジング16内への嵌合が完全位置に達す
ると、ハーネス保護板19に設けられている張出し片2
3の先端縁が、雌コネクタハウジング16の開口縁16
Aに当接され、これによって雄コネクタハウジング11
が雌コネクタハウジング16内へ完全嵌入されたことが
目視確認できる。
【0016】従ってこれにより雄コネクタハウジング1
1が雌コネクタハウジング16内に完全嵌入されて、全
ての接続端子が接続されたことが確認され、この時点で
締結ボルト14のねじ締めを終了すれば過剰締結による
コネクタハウジングの破損を未然に防止することができ
る。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、締結ボル
トの締結力を用いて雄コネクタハウジングと雌コネクタ
ハウジングの接続(嵌合)を行なう高密度多極コネクタ
において、雄、雌両コネクタハウジングの嵌合不足によ
る接続不良を起したり、また過剰な嵌合力により雄、雌
両コネクタハウジングを破損したり、締結ボルト・ナッ
トのねじ山を崩してしまう等の不具合を未然に防止し
て、接続信頼性を高めることができる高密度多極コネク
タの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなるコネクタの実施形態を示した斜
視図。
【図2】本発明よりなるコネクタの実施形態を示した側
面図。
【図3】従来のコネクタを示した説明斜視図。
【図4】従来のコネクタを示した説明側面図。
【符号の説明】
11…雄コネクタハウジング 12…ワイヤーハー
ネス 13…締結ボルト挿通孔 14…締結ボルト 15…筒部 16…雌コネクタハ
ウジング 17…貫通孔 18…ナット 19…ハーネス保護板 20…締結ボルト通
し孔 21…テーピング 22…ハーネス固定
部 23…張り出し片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄コネクタハウジング(11)と、該雄
    コネクタハウジング(11)を嵌合する嵌合開口縁(1
    6A)を有する雌コネクタハウジング(16)と、上記
    雄コネクタハウジング(11)と雌コネクタハウジング
    (16)の双方中央部に挿通される締結ボルト(14)
    による雄、雌両コネクタハウジング(11),(16)
    の締結力で、雄コネクタハウジング(11)とに共締め
    され、かつ雄コネクタハウジング(11)から引き出さ
    れる電線束(12)の保護保形を維持するためのハーネ
    ス保護板(19)を有する高密度多極コネクタにおい
    て、上記ハーネス保護板(19)の辺縁から雌コネクタ
    ハウジングの嵌合開口縁(16A)に向って張り出す張
    り出し片(23)を設け、雄、雌両コネクタハウジング
    が上記締結ボルト(14)の締結力で完全嵌合されたと
    き、上記張り出し片(23)の先端縁が、上記雌コネク
    タハウジングの嵌合開口縁(16A)に当接されるもの
    であることを特徴とする高密度多極コネクタ。
JP10233217A 1998-08-19 1998-08-19 高密度多極コネクタ Pending JP2000067995A (ja)

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