JP2000067498A - 磁気ディスク装置の媒体クランプ機構 - Google Patents

磁気ディスク装置の媒体クランプ機構

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JP2000067498A
JP2000067498A JP10232857A JP23285798A JP2000067498A JP 2000067498 A JP2000067498 A JP 2000067498A JP 10232857 A JP10232857 A JP 10232857A JP 23285798 A JP23285798 A JP 23285798A JP 2000067498 A JP2000067498 A JP 2000067498A
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JP
Japan
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clamp unit
motor
medium
magnetic disk
spindle motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10232857A
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English (en)
Inventor
Yasushi Abe
裕史 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Ibaraki Ltd filed Critical NEC Ibaraki Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピンドルモータの再利用を可能にする。 【解決手段】 クランプユニット4の筒体4bにスペー
サ2を間に挟んで媒体1aと1bとの対をを外装し、ク
ランパ3を加熱してクランプユニット4に圧入し、媒体
1aと1bとの対を、クランパ3とクランプユニット4
のフランジ4aとの間に挟んで固定する。クランプユニ
ット4の筒体4b内にモータハブ5を嵌め込み、ネジ6
で固定する。スピンドルモータ7の再利用のため、媒体
を取り外すときには、ネジ9をゆるめてモータハブ5か
らクランプユニット4ごと取り外す。ネジ止めのため、
取り外しは容易であり、モータハブ5を傷つけることが
無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
の媒体支持に用いる媒体クランプ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置に装備したスピンドル
モータに媒体を固定する方法の一つとして、いわゆる”
やきばめ方式”が従来より知られており、この方式によ
るときには、媒体のうねり量低減に有効であるとされて
いる。
【0003】図3に、やきばめ方式を使用した磁気ディ
スク装置に用いる従来の媒体クランプ機構の一例を示
す。図3において、この媒体クランプ機構においては、
対の媒体1aと1bとの間にスペーサ2を挟んで、その
積層をモータハブ5に挿入し、次に加熱したクランパ3
をモータハブ5に圧入することによって、媒体1aと1
bとの対をモータハブ5に固定している。
【0004】モータハブ5にはスピンドルモータ7が組
み込まれ、スピンドルモータ7は、玉軸受9および玉軸
受10の外輪をモータハブ5に圧入することによって接
着され、ハウジング8の玉軸受圧入部の外側には、ステ
ータ11が圧入または接着により固定されている。
【0005】玉軸受9および玉軸受10の内輪にはシャ
フト12が接着固定され、シャフト12の上部は、モー
タハブ5に圧入または接着により固定されている。これ
によりモータハブ5とシャフト12とは、玉軸受9およ
び玉軸受10を介し、ハウジング8に対して回転可能と
なっている。
【0006】ステータ11の外周部には、磁束の漏洩を
防ぐヨーク14にて外周面が覆われた永久磁石13が配
置され、ステータ11とともにスピンドルモータ7の駆
動部を構成している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気ディス
ク装置にやきばめ方式の媒体クランプ機構を適用した場
合に生ずる第1の問題点は、スピンドルモータの再利用
が困難であるという点である。
【0008】モータハブ5を傷つけずに、一度やきばめ
したクランパをモータハブ5から取り外すのは困難であ
り、一旦モータハブを傷つけてしまうと、そのスピンド
ルモータの再利用は不可能となる。
【0009】第2の問題点は、2.5インチ以下の小型
磁気ディスク装置の媒体クランプ機構にやきばめクラン
プを適用した場合、スピンドルモータを含めて装置本体
が小さいため、その熱容量が小さいという点である。
【0010】装置本体の熱容量が小さいと、やきばめを
行う際の熱がスピンドルモータの玉軸受や流体軸受の潤
滑油に悪影響を及ぼし、最悪の場合には、潤滑油が蒸発
してしまう可能性がある。
【0011】第3の問題点は、2.5インチ以下の小型
磁気ディスク装置にやきばめクランプを適用した場合、
装置およびスピンドルモータが小さいため、剛性が不足
するという点である。
【0012】やきばめ方式によれば、やきばめを行う
際、加熱したクランパに適当な荷重を加えながら媒体を
モータハブに固定させるため、スピンドルモータの剛性
が弱いとモータハブや軸受部を破壊することになる。
【0013】本発明の目的は、磁気ディスク装置に組み
付けられたスピンドルモータの再利用を可能としたやき
ばめクランプ機構を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、2.5インチ以下の
ような小型磁気ディスク装置において、やきばめの際の
熱および荷重の影響をスピンドルモータへ及ぼすことの
ないやきばめクランプ機構を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による媒体クランプ機構においては、クラン
プユニットを有する磁気ディスク装置の媒体クランプ機
構であって、クランプユニットは、クランパによって媒
体を固定し、スピンドルモータのモータハブに脱着可能
に結合されているものである。
【0016】また、クランプユニットは、開口縁にフラ
ンジを有する有底の筒体であり、媒体は、スペーサを間
に挟んで筒体に外装され、フランジと、やきばめによっ
て筒体に固定されたクランパとの間で抑えてクランプユ
ニットに固定されたものである。
【0017】また、クランプユニットは、その筒体内に
スピンドルモータのモータハブが嵌め込まれ、筒体の底
からねじ込んだネジによってモータハブに結合されてい
るものである。
【0018】本発明においては、やきばめクランプを用
い、クランプユニットに固定した媒体をモータハブに固
定するため、スピンドルモータへは熱や荷重の影響がな
く、また、クランプユニットは、モータハブにネジで固
定するため、媒体の取り外しが容易である。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。図1は、媒体をクラ
ンプユニットに固定した状態の斜視断面図、図2は、図
1のクランプユニットをスピンドルモータに取り付けた
場合の断面図である。
【0020】図において、クランプユニット4は、開口
縁にフランジ4aを有する有底の筒体4bである。図1
に示すように筒体4bには、その外周に、スペーサ2を
挟んで対の媒体1a、1bを上下段に外装し、下段の媒
体1bの下面をフランジ4aに支える。一方、クランパ
4を加熱して筒体4bに圧入し、先に外装した上段の媒
体1aの上面を、やきばめによって筒体4bに固定され
たクランパ3で抑えて媒体1a,1bの対をクランプユ
ニット4に一体に組み付ける。
【0021】図2において、媒体1a,1bの対を組み
付けたクランプユニット4の筒体4b内に、スピンドル
モータ7のモータハブ5を嵌め込み、筒体4bの底4c
に差し込んだネジ6でモータハブ5のシャフト12内に
ねじ込み、クランプユニット4をモータハブ5と一体に
結合する。
【0022】スピンドルモータ7は、玉軸受9および玉
軸受10の外輪がモータハブ5に圧入接着され、ハウジ
ング8の玉軸受圧入部の外側には、ステータ11が圧入
または接着により固定されている。玉軸受9および玉軸
受10の内輪にはシャフト12が接着固定され、シャフ
ト12の上部はハブ5に圧入または接着により固定され
ている。
【0023】これによりモータハブ5とシャフト12は
玉軸受9および玉軸受10を介してハウジング8に対し
て回転可能となっている。モータハブ5のステータ11
に対抗する内周部には、永久磁石13および磁束の漏洩
を防ぐヨーク14が固定され、ステータ11とともにス
ピンドルモータ7の駆動部を構成している。
【0024】スピンドルモータ7の回転駆動により、媒
体1a,1bは、モータハブ5に結合されたクランプユ
ニット4と共に一体回転する。モータハブ5から媒体1
を取り外すときには、ネジ6をゆるめてクランプユニッ
ト4ごと媒体を取り外す。
【0025】本発明において、クランパ3は、クランプ
ユニット4にやきばめされ、クランプユニット4は、モ
ータハブ5に脱着可能のため、クランプユニット4が取
り外された使用済みのモータハブ5には、クランパのや
きばめによる傷がつかず、したがって、新しい媒体が装
着されたクランプユニットを使用済みのモーターハブに
取り付けることにより、スピンドルモータの再使用が可
能となる。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によるときには、ク
ランプユニットを用いて媒体をスピンドルモータに取り
付けるものであるために、モータハブからの媒体の取り
外しは容易であり、特にネジ止めによれば、ドライバ一
本で脱着できる。したがって、本発明によれば、やきば
めクランプを行うにもかかわらず、クランプユニットご
と取り外して、スピンドルモータの再利用が可能とな
る。
【0027】また、本発明によるときには、クランパの
やきばめは、クランプユニットに対して行ない、やきば
めクランパによってクランプユニットに媒体を固定した
後に、このクランプユニットをモータハブに固定するた
め、モータの剛性が問題にならず、また、やきばめの際
の熱および荷重の影響がスピンドルモータへ及ぼすこと
がなく、したがって、モータハブや軸受け部を破壊する
ことがなく、軸受けの潤滑油に悪影響を与えることもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す媒体クランプユニッ
トの断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すスピンドルモータの
断面図である。
【図3】やきばめクランプによる従来のスピンドルモー
タの断面図である。
【符号の説明】
1 媒体 2 スペーサ 3 クランパ 4 クランプユニット 4a フランジ 4b 筒体 4c 底 5 モータハブ 6 ネジ 7 スピンドルモータ 8 ハウジング 9 玉軸受 10 玉軸受 11 ステータ 12 シャフト 13 永久磁石 14 ヨーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クランプユニットを有する磁気ディスク
    装置の媒体クランプ機構であって、 クランプユニットは、クランパによって媒体を固定し、
    スピンドルモータのモータハブに脱着可能に結合されて
    いるものであることを特徴とする磁気ディスク装置の媒
    体クランプ機構。
  2. 【請求項2】 クランプユニットは、開口縁にフランジ
    を有する有底の筒体であり、 媒体は、スペーサを間に挟んで筒体に外装され、フラン
    ジと、やきばめによって筒体に固定されたクランパとの
    間で抑えてクランプユニットに固定されたものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の磁気ディスク装置の媒
    体クランプ機構。
  3. 【請求項3】 クランプユニットは、その筒体内にスピ
    ンドルモータのモータハブが嵌め込まれ、筒体の底から
    ねじ込んだネジによってモータハブに結合されているも
    のであることを特徴とする請求項2に記載の磁気ディス
    ク装置のクランプ機構。
JP10232857A 1998-08-19 1998-08-19 磁気ディスク装置の媒体クランプ機構 Pending JP2000067498A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006318629A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Samsung Electronics Co Ltd 高さ調節部材とこれを備えたハードディスクドライブのスピンドルモータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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