JP2000067194A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JP2000067194A
JP2000067194A JP10238176A JP23817698A JP2000067194A JP 2000067194 A JP2000067194 A JP 2000067194A JP 10238176 A JP10238176 A JP 10238176A JP 23817698 A JP23817698 A JP 23817698A JP 2000067194 A JP2000067194 A JP 2000067194A
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Toshiyuki Imagawa
敏幸 今川
Tatsuo Hakuta
達夫 伯田
Minoru Ozeki
実 大関
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触型メモリカードにおけるループアンテ
ナの送受信感度を高める。 【解決手段】 非接触型メモリカード1の表面のフィル
ムシート11上には、情報の記憶および処理を行うIC
チップ25、チップコンデンサ26が実装されている。
また、ループアンテナが4カ所(アンテナ21乃至2
4)配置されている。アンテナ21乃至24には、所定
の位相給電が行われ、それぞれ、矢印の向きに電流が流
れるようになされている。ループアンテナ21乃至24
を形成しているコイルは、コンデンサ26で共振され、
それぞれ、異なる共振周波数を得るようになされてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置に関し、
特に、非接触でデータの読み出しや書き込みを行い得る
メモリカードにおいて、多段型ループアンテナの送受信
感度を高めることができるようにした記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理の高能率化と機密保持な
どの観点から、ICチップのような情報(データ)の記
憶および処理を行う半導体素子を実装し、記憶容量など
を飛躍的に高めたメモリカードがデータカードとして広
く使用されている。
【0003】そして最近は、入出力の電波信号を送受信
するデータ送受信用アンテナ回路(コイル)を内蔵し、
外部処理装置との間のデータの読み出しや書き込みを、
いわゆる無線方式によって、非接触的に行うように構成
された非接触型メモリカードも開発されている。
【0004】非接触型メモリカードの送受信感度は、ア
ンテナとして機能するコイルのインピーダンスと開口面
積などによって決定され、インピーダンスが低く、開口
面積が大きいほど送受信感度は良好となる。
【0005】従って、従来の非接触型メモリカードにお
いては、一般に送受信用コイル状アンテナパターンを、
数100μmの幅、数100μmのピッチで数10パタ
ーン形成してインピーダンスを低くするとともに、アン
テナパターンをフィルムシートの外周縁に沿って渦巻き
状に形成することで、開口面積の増大を図っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の非接触型メモリカードと情報処理装置との間でデー
タの読み出しや書き込みを行う場合、アンテナの送受信
感度がまだ充分でない(開口面積が小さい)ため、非常
に接近した状態でしか通信ができないという課題があっ
た。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、非接触型メモリカードにおいて、ループ
アンテナの送受信感度を高めることにより、情報処理装
置との通信距離が拡大できるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記憶装
置は、情報の記憶および処理を行い、外部装置との間で
情報の送受信を行う記憶装置において、情報の記憶およ
び処理を行う情報処理手段と、同一平面上に配置され、
外部装置からの電波を受信するか、または情報処理手段
からの信号を電波によって送信する複数の送受信手段
と、複数の送受信手段に、所定の位相で電圧を印加する
印加手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項1に記載の記憶装置においては、情
報処理手段が、情報の記憶および処理を行い、複数の送
受信手段が、同一平面上に配置され、外部装置からの電
波を受信するか、または情報処理手段からの信号を電波
によって送信し、印加手段が、複数の送受信手段に、所
定の位相で電圧を印加する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と、以下
の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手
段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を
付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
但し、勿論この記載は、各手段を記載したものに限定す
ることを意味するものではない。
【0011】即ち、請求項1に記載の記憶装置は、情報
の記憶および処理を行い、外部装置との間で情報の送受
信を行う記憶装置において、情報の記憶および処理を行
う情報処理手段(例えば、図1のICチップ25)と、
同一平面上に配置され、外部装置からの電波を受信する
か、または情報処理手段からの信号を電波によって送信
する複数の送受信手段(例えば、図1のアンテナ21乃
至24)と、複数の送受信手段に、所定の位相で電圧を
印加する印加手段(例えば、図1のコンデンサ26)と
を備えることを特徴とする。
【0012】図1は、本発明を適用した非接触型メモリ
カード1の一実施の形態の構成を示している。
【0013】図1に示すように、非接触型メモリカード
1の表面のフィルムシート11上には、情報の記憶およ
び処理を行うICチップ25(ワイヤボンディング後、
エポキシ樹脂で封止)、チップコンデンサ26が実装さ
れている。また、ループアンテナの実効面積を拡大する
ため、アンテナが4カ所(アンテナ21乃至24)配置
されている。アンテナ21乃至24には、所定の位相給
電が行われ、それぞれ、矢印の向きに電流が流れるよう
になされている。
【0014】ループアンテナ21乃至24を形成してい
るコイルは、チップコンデンサ26で共振され、それぞ
れ、異なる共振周波数を得るようになされている。これ
により、帯域幅を考慮した総合共振周波数が得られる構
成となっている。尚、ここで、帯域幅を考慮しているの
は、同調周波数がずれた場合に、アンテナの感度が低下
するのを防ぐためである。
【0015】図1においては、アンテナ21および22
における電磁誘導作用により、点線ab上に磁束が集中
するようになされている。また、アンテナ23および2
4における電磁誘導作用により、点線ab上に磁束が集
中するようになされている。さらに、アンテナ21およ
び23における電磁誘導作用により、点線cd上に磁束
が集中するようになされている。アンテナ22および2
4における電磁誘導作用により、点線cd上に磁束が集
中するようになされている。
【0016】即ち、点線abと点線cdが交わるe点付
近が、最も磁束が集中する所となる。これにより、非接
触型メモリカード1の中央付近に最も強い磁場が形成さ
れるため、アンテナの受信感度が向上する。
【0017】尚、図1に示した電流および磁束の向き
は、ある瞬間のものであり、これに限定されるものでは
ない。
【0018】また、図1において、各アンテナの位置を
可変させることにより、所望の位置に磁束を集中させる
ことができる。
【0019】図2は、本発明を適用した非接触型メモリ
カード1の他の実施の形態の構成を示している。
【0020】図2に示すように、非接触型メモリカード
1の表面のフィルムシート31上には、情報の記憶およ
び処理を行うICチップ45、チップコンデンサ46が
実装されている。また、ループアンテナの実効面積を拡
大するため、アンテナが4カ所(アンテナ41乃至4
4)配置されている。アンテナ41乃至44には、所定
の位相給電が行われるようになされている。さらに、ル
ープアンテナの送受信感度を高めるため、各ループアン
テナの内側に、磁性体(磁性体47a乃至47d)が塗
布、形成されている。磁性体47a乃至47dにより、
コイル状のアンテナ41乃至44により発生された磁束
を集中することができ、その感度を高めることができ
る。
【0021】尚、上述の図1および図2は実施例であっ
て、アンテナおよび磁性体の形状および配置は、これに
限られるものではない。
【0022】次に、ループアンテナの内側に磁性体を塗
布することにより、アンテナの送受信感度が向上する理
由について、図3乃至図5を参照しながら説明する。
【0023】図3は、アンペールの右ねじの法則を説明
するための図である。電荷の存在する空間には必ず電界
が現れるように、電流が存在すれば必ず磁界が現れるこ
とが知られている。電流により発生する磁界の磁力線
は、必ず電流のまわりを回る閉曲線となり、電流および
磁界の方向に関して、「(1)電流の方向が右ねじの進
む方向であるとき、磁界はねじの回る方向となる(図3
(A))。(2)環状電流の方向が右ねじの回る方向で
あるとき、環の内側の磁界はねじの進む方向となる(図
3(B))。」が成り立つ。これが、アンペールの右ね
じの法則である。
【0024】図4は、導線に電流が流れたときの電磁波
の伝搬の様子を示している。図4に示すように、導線に
電流Iが流れることにより、磁界Hが発生する。そし
て、電界Eと磁界Hが時間的に変化することにより、電
磁波エネルギーとして伝搬していく。尚、電磁波の伝わ
る方向と電界Eおよび磁界Hの向きは常に垂直をなして
いる。
【0025】図5は、アンペールの周回積分の法則を説
明するための図である。図5に示すように、磁界の強さ
Hを閉曲線Cについて線積分(周回積分)すると、その
閉曲線Cで囲まれた面を貫く電流Iの代数和となること
が知られている。これが、アンペールの周回積分の法則
である。アンペールの周回積分の法則は、次の(1)式
で表される。
【0026】
【数1】
【0027】但し、Iiの正負はアンペールの右ねじの
法則に従って決めるものとする。
【0028】従って、電流が流れる閉回路内に磁性体を
形成することにより、磁気誘導が発生し、閉回路内の磁
束密度を向上させることができる。即ち、アンテナ感度
を向上させることができる。
【0029】次に、本発明の非接触型メモリカード1の
使用例について、図6乃至図9を参照しながら説明す
る。
【0030】図6は、図1に示した非接触型メモリカー
ド1がカセット51に装着される様子を示している。図
6に示すように、非接触型メモリカード1は、カセット
51の筐体に設けられた凹部52および53にそれぞれ
装着される。
【0031】図7は、リーダライタ62をパーソナルコ
ンピュータ(以下、適宜パソコンと略記する)61に接
続し、カセット51に装着された非接触型メモリカード
1からデータを読み出したり、非接触型メモリカード1
にデータを書き込んだりする様子を示している。この例
の場合、リーダライタ62は、パソコン61によって制
御され、パソコン61からの指令に従って、非接触型メ
モリカード1に記憶されているデータを読み出したり、
非接触型メモリカード1にデータを書き込んだりするこ
とができる。
【0032】図8は、非接触型メモリカード1の電気的
な構成を示すブロック図である。非接触型メモリカード
1を構成するアンテナ21は、後述するリーダライタ6
2からの電波を受信し、受信した電波に対応する信号を
同調回路71および電源回路80に供給するようになさ
れている。同調回路71は、アンテナ21より供給され
た信号から、非接触型メモリカード1とリーダライタ6
2との間の通信に用いられる搬送波周波数を抽出するよ
うになされている。
【0033】増幅回路72は、入力された信号を所定の
レベルまでに増幅した後、出力するようになされてい
る。復調回路73は、搬送波周波数に変調された信号を
復調し、対応する所定のデータに変換するようになされ
ている。通信制御回路74は、データの送受信を切り替
えるようになされている。マイコン(マイクロコンピュ
ータ)75は、ROM(Read Only Memory)76に記憶され
た制御プログラムに従って各部を制御するようになされ
ている。また、通信制御回路74を介して供給されたデ
ータのうち、記憶しておく必要のあるデータを適宜、EE
PROM(Electrically Erasable and Programmable Read O
nly Memory)77に供給するようになされている。
【0034】EEPROM77は、マイコン75より供給され
たデータを記憶するようになされている。変調回路78
は、通信制御回路74より供給されたデータを搬送波周
波数の信号に変調し、出力するようになされている。増
幅回路79は、変調回路78より供給された搬送波周波
数に変調された信号を、通信に必要なレベルにまで増幅
するようになされている。そして、アンテナ15は、増
幅回路79によって増幅された搬送波周波数の信号を電
波によって送信するようになされている。
【0035】次に、その動作について説明する。先ず、
リーダライタ62から送信された電波を受信し、それを
EEPROM77に記憶させる場合の処理手順について説明す
る。アンテナ21によって受信されたリーダライタ62
からの電波は、対応する電気信号に変換され、同調回路
71に供給される。同調回路71は、アンテナ21より
供給された信号のうち、所定の搬送波周波数に対応する
信号だけを抽出し、増幅回路72に供給する。増幅回路
72は、同調回路71より供給された信号を所定の信号
レベルにまで増幅した後、復調回路73に供給する。
【0036】復調回路73は、増幅回路72より供給さ
れた信号を復調し、通信制御回路74に供給する。通信
制御回路74は、この場合、受信モードに切り替えられ
ており、復調回路73より供給された信号をデジタルデ
ータに変換した後、マイコン75に供給する。通信制御
回路74よりマイコン75に供給されたデータは、マイ
コン75により記憶しておくべきデータであるか否かが
判定され、判定の結果に基づいて、適宜、EEPROM77に
供給され、記憶される。
【0037】アンテナ21より供給された電気信号は、
電源回路80にも供給される。ここでは、リーダライタ
62から送信される搬送波との電磁結合により、エネル
ギーが取り出され、必要な電力が各部に供給される。こ
のように、非接触型メモリカード1には、外部から電源
が供給される。
【0038】次に、通信制御回路74より供給されたリ
ーダライタ62からのデータ(コマンド)が、EEPROM7
7に記憶されているデータの伝送要求である場合の動作
について説明する。マイコン75は、通信制御回路74
を介してデータの送信要求に対応するデータ(コマン
ド)を受信すると、EEPROM77から、そこに記憶されて
いるデータを読み出し、読み出したデータを通信制御回
路74に供給する。通信制御回路74は、動作モードを
送信モードに切り替え、マイコン75より供給されたデ
ータを変調回路78に供給する。
【0039】変調回路78は、通信制御回路74より供
給された信号を搬送波周波数に変調し、増幅回路79に
供給する。増幅回路79は、変調回路78より供給され
た信号を、通信に必要なレベルにまで増幅する。増幅回
路79によって増幅された信号は、アンテナ21を介し
て送信される。
【0040】図9は、図7のリーダライタ62の電気的
な構成を示すブロック図である。アンテナ91は、非接
触型メモリカード1に対して所定の信号を送信したり、
非接触型メモリカード1との間の通信を行うために、所
定の搬送波の送受信を行うようになされている。また、
非接触型メモリカード1に対して電源を供給するための
磁界を発生するようにもなされている。
【0041】同調回路92は、アンテナ91より供給さ
れた信号から、非接触型メモリカード1とリーダライタ
62との間の通信に用いられる搬送波周波数を抽出する
ようになされている。増幅回路93は、入力された信号
を所定のレベルにまで増幅した後、出力するようになさ
れている。復調回路94は、搬送波周波数に変調された
信号を復調し、所定のデータに変換するようになされて
いる。通信制御回路95は、データの送受信を切り替え
るとともに、通信を制御するようになされている。マイ
コン96は、ROM97に記憶された制御プログラムに従
って各部を制御するようになされている。また、通信制
御回路95を介して供給されたデータのうち、記憶して
おく必要のあるデータを適宜、RAM(Random Access Memo
ry)98に供給するようになされている。
【0042】RAM98は、マイコン96より供給された
データを記憶するようになされている。変調回路99
は、通信制御回路95より供給されたデータを搬送波周
波数の信号に変調し、出力するようになされている。増
幅回路100は、変調回路99より供給された搬送波周
波数に変調された信号を、通信に必要なレベルにまで増
幅するようになされている。そして、アンテナ91は、
増幅回路100によって増幅された搬送波周波数の信号
を電波によって送信するようになされている。
【0043】次に、リーダライタ62の動作について説
明する。先ず、非接触型メモリカード1から送信された
データを受信する場合の動作について説明する。アンテ
ナ91によって受信された非接触型メモリカード1から
の搬送波は、対応する電気信号に変換された後、同調回
路92に供給される。同調回路92は、アンテナ91よ
り供給された信号から、所定の搬送波周波数の信号を抽
出し、増幅回路93に供給する。増幅回路93は、同調
回路92より供給された信号を所定の信号レベルにまで
増幅した後、復調回路94に供給する。
【0044】復調回路94は、搬送波周波数に変調され
た信号を復調し、通信制御回路95に供給する。通信制
御回路95は、受信モードに切り替えられ、復調回路9
4より供給された信号をデジタルデータに変換した後、
マイコン96に供給する。マイコン96は、通信制御回
路95より供給されたデータを一旦RAM98に記憶させ
る。その後、通信線を介して図示せぬ外部回路に伝送す
る。
【0045】次に、データ伝送要求が発生し、リーダラ
イタ62から非接触型メモリカード1に対して、所定の
データを伝送する場合の動作について説明する。その場
合、必要に応じて、通信線を介して、外部回路からマイ
コン96に対して、非接触型メモリカード1に記憶させ
たいデータ等が伝送される。マイコン96は、通信線を
介して供給されたデータまたはRAM98に記憶されてい
るデータを通信制御回路95に供給する。
【0046】通信制御回路95は、マイコン96より供
給されたデータをアナログ信号に変換した後、変調回路
99に供給する。変調回路99は、通信制御回路95よ
り供給された信号を所定の搬送波周波数の信号に変調
し、増幅回路100に供給する。増幅回路100は、変
調回路99より供給された信号を通信に必要なレベルに
まで増幅した後、アンテナ91を介して送信する。
【0047】アンテナ91を介して送信された信号は、
非接触型メモリカード1のアンテナ21によって受信さ
れ、上述したようにして、EEPROM77に書き込まれる。
【0048】以上のようにして、非接触型メモリカード
1とリーダライタ62との間で、データの送受信を行う
ことができる。
【0049】尚、本発明は上述の実施の形態に限定され
るものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で様々な
変形をとりうる。
【0050】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の記憶装置
によれば、複数の送受信手段に所定の位相で電圧を印加
するようにしたので、所望の位置に磁束を集中させるこ
とができる。即ち、アンテナ感度を向上させることが可
能となる。従って、記憶装置と外部装置との間の通信距
離を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した非接触型メモリカード1の構
成例を示す図である。
【図2】本発明を適用した非接触型メモリカード1の他
の構成例を示す図である。
【図3】アンペールの右ねじの法則を説明するための図
である。
【図4】電磁波の伝搬の様子を説明するための図であ
る。
【図5】アンペールの周回積分の法則を説明するための
図である。
【図6】非接触型メモリカード1のカセット51への装
着例を示す図である。
【図7】カセット51に装着された非接触型メモリカー
ド1の使用例を示す図である。
【図8】非接触型メモリカード1の電気的な構成を示す
ブロック図である。
【図9】リーダライタ62の電気的な構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 非接触型メモリカード, 11,31 フィルムシ
ート, 21乃至24,41乃至44,91 アンテ
ナ, 25,45 ICチップ, 26,46コンデン
サ, 47a乃至47d 磁性体, 51 カセット,
52,53凹部, 61 パソコン, 62 リーダ
ライタ, 71,92 同調回路,72,79,93,
100 増幅回路, 73,94 復調回路, 74,
95通信制御回路, 75,96 マイコン, 76,
97 ROM, 77 EEPROM, 78,99 変調回
路, 80 電源回路, 98 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 5/00 H04B 5/00 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記憶および処理を行い、外部装置
    との間で情報の送受信を行う記憶装置において、 情報の記憶および処理を行う情報処理手段と、 同一平面上に配置され、前記外部装置からの電波を受信
    するか、または前記情報処理手段からの信号を電波によ
    って送信する複数の送受信手段と、 前記複数の送受信手段に、所定の位相で電圧を印加する
    印加手段とを備えることを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の送受信手段の内側に形成され
    た磁束を集中させる磁束集中手段をさらに備えることを
    特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
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