JP2000057282A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JP2000057282A
JP2000057282A JP10220022A JP22002298A JP2000057282A JP 2000057282 A JP2000057282 A JP 2000057282A JP 10220022 A JP10220022 A JP 10220022A JP 22002298 A JP22002298 A JP 22002298A JP 2000057282 A JP2000057282 A JP 2000057282A
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memory card
type memory
signal
contact type
circuit
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Toshiyuki Imagawa
敏幸 今川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触型メモリカードにおけるループアンテ
ナの送受信感度を高める。 【解決手段】 非接触型メモリカード1の表面のフィル
ムシート16上には、情報の記憶および処理を行うIC
チップ13(ワイヤボンディング後、エポキシ樹脂で封
止)、コンデンサ電極11が実装されており、その周辺
部に送受信用のアンテナパターン15が形成されてい
る。また、アンテナパターン15は、スルーホール14
を介して裏面のアンテナパターンに接続されている。さ
らに、アンテナパターン15の内側(コンデンサ電極1
1の左側)に、磁性体12が塗布、形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置に関し、
特に、非接触でデータの読み出しや書き込みを行い得る
メモリカードにおいて、ループアンテナの送受信感度を
高めることができるようにした記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理の高能率化と機密保持な
どの観点から、ICチップのような情報(データ)の記
憶および処理を行う半導体素子を実装し、記憶容量など
を飛躍的に高めたメモリカードがデータカードとして広
く使用されている。
【0003】そして最近は、入出力の電波信号を送受信
するデータ送受信用アンテナ回路(コイル)を内蔵し、
外部処理装置との間のデータの読み出しや書き込みを、
いわゆる無線方式によって、非接触的に行うように構成
された非接触型メモリカードも開発されている。
【0004】非接触型メモリカード101は、基本的に
2枚のフィルムシートで構成され、図11は、それを表
面から見たフィルムシート上の構成を示しており、図1
2は非接触型メモリカード101を裏面から見たフィル
ムシート上の構成を示している。
【0005】図11に示すように、非接触型メモリカー
ド101の表面のフィルムシート115上には、情報の
記憶および処理を行うICチップ112(ワイヤボンデ
ィング後、エポキシ樹脂で封止)、コンデンサ電極11
1が実装されており、その周辺部に送受信用のアンテナ
パターン114が形成されている。また、アンテナパタ
ーン114は、スルーホール113を介して裏面のコン
デンサ電極121に接続されている。
【0006】図12に示すように、非接触型メモリカー
ド101の裏面のフィルムシート122上には、コンデ
ンサ電極121が実装されている。コンデンサ電極12
1と前述のコンデンサ電極111の間には、誘電体(図
示せず)が配置されており、これらが一体となってコン
デンサとして機能している。即ち、非接触型メモリカー
ド101の電源として利用される。
【0007】ところで、前記構成の非接触型メモリカー
ド101の送受信感度は、アンテナとして機能するコイ
ルのインピーダンスと開口面積などによって決定され、
インピーダンスが低く、開口面積が大きいほど送受信感
度は良好となる。
【0008】従って、前述の非接触型メモリカード10
1においては、一般に送受信用コイル状アンテナパター
ン114を、数100μmの幅、数100μmのピッチ
で数10パターン形成してインピーダンスを低くすると
ともに、アンテナパターン114をフィルムシート11
5の外周縁に沿って渦巻き状に形成することで、開口面
積の増大を図っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の構成では、非接触型メモリカード101と情報処
理装置との間でデータの読み出しや書き込みを行う場
合、アンテナの送受信感度がまだ充分でないため、非常
に接近した状態でしか通信ができないという課題があっ
た。
【0010】また、非接触型メモリカード101は、情
報処理装置が送信する電波により、アンテナが励振した
電圧を検波、整流して電力源としているため、通信距離
が限られるという課題があった。
【0011】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、非接触型メモリカードにおいて、ループ
アンテナの送受信感度を高めることにより、情報処理装
置との通信距離が拡大できるようにするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記憶装
置は、情報の記憶および処理を行い、外部装置との間で
情報の送受信を行う記憶装置において、電気的な絶縁機
能を有する絶縁手段と、絶縁手段上に実装され、情報の
記憶および処理を行う情報処理手段と、絶縁手段上にル
ープ状に形成され、外部装置からの電波を受信するか、
または情報処理手段からの信号を電波によって送信する
送受信手段と、絶縁手段上であって、ループ状の送受信
手段の内側に形成された磁束を集中させる磁束集中手段
とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項1に記載の記憶装置においては、絶
縁手段が、電気的な絶縁機能を有し、情報処理手段が、
絶縁手段上に実装され、情報の記憶および処理を行い、
送受信手段が、絶縁手段上にループ状に形成され、外部
装置からの電波を受信するか、または情報処理手段から
の信号を電波によって送信し、磁束集中手段が、絶縁手
段上であって、ループ状の送受信手段の内側に形成さ
れ、磁束を集中させる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と、以下
の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手
段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を
付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
但し、勿論この記載は、各手段を記載したものに限定す
ることを意味するものではない。
【0015】即ち、請求項1に記載の記憶装置は、情報
の記憶および処理を行い、外部装置との間で情報の送受
信を行う記憶装置において、電気的な絶縁機能を有する
絶縁手段(例えば、図1に示すフィルムシート16)
と、絶縁手段上に実装され、情報の記憶および処理を行
う情報処理手段(例えば、図1に示すICチップ13)
と、絶縁手段上にループ状に形成され、外部装置からの
電波を受信するか、または情報処理手段からの信号を電
波によって送信する送受信手段(例えば、図1に示すア
ンテナパターン15)と、絶縁手段上であって、ループ
状の送受信手段の内側に形成された磁束を集中させる磁
束集中手段(例えば、図1に示す磁性体12)とを備え
ることを特徴とする。
【0016】図1乃至図3を参照しながら、本発明の一
実施の形態の構成について説明する。
【0017】図1は、本発明の非接触型メモリカード1
を表面から見たフィルムシート16上の構成例を示して
いる。図1に示すように、非接触型メモリカード1の表
面の平面上のフィルムシート16上には、情報の記憶お
よび処理を行うICチップ13(ワイヤボンディング
後、エポキシ樹脂で封止)、コンデンサ電極11が実装
されており、その周辺部に送受信用のアンテナパターン
15がコイル状に形成されている。また、アンテナパタ
ーン15は、スルーホール14を介して裏面のアンテナ
パターン(図示せず)に接続されている。アンテナパタ
ーン15は、例えば、フィルムシート16上に形成され
た銅箔を選択エッチングすることにより形成されたもの
である。
【0018】さらに、ループアンテナの送受信感度を高
めるため、アンテナパターン15の内側(コンデンサ電
極11の左側)に、磁性体12が塗布、形成されてい
る。この磁性体12により、コイル状のアンテナパター
ン15により発生された磁束を集中することができ、そ
の感度を高めることができる。
【0019】図2は非接触型メモリカード1を裏面から
見たフィルムシート23上の構成例を示している。この
フィルムシート23は、フィルムシート16に対向し
て、その裏側に配置されている。図2に示すように、非
接触型メモリカード1の裏面のフィルムシート23上に
は、コンデンサ電極21が実装されている。コンデンサ
電極21と前述のコンデンサ電極11の間には、誘電体
(図示せず)が配置されており、これらが一体となって
コンデンサとして機能しており、例えば、非接触型メモ
リカード1の電源として利用される。また、ループアン
テナの送受信感度を高めるため、コンデンサ電極21の
左側に、磁性体22が磁性体12と対向する位置に塗
布、形成されている。
【0020】図3は、非接触型メモリカード1を裏面か
ら見たフィルムシート23の他の構成例を示している。
図2においては、ループアンテナの送受信感度を高める
ため、コンデンサ電極21の左側に、磁性体22が塗
布、形成された場合を示したが、図3においては、裏面
に磁性体を塗布、形成しない場合を示している。即ち、
この例では、表面にのみ磁性体が塗布、形成される。
【0021】次に、ループアンテナの内側に磁性体を塗
布することにより、アンテナの送受信感度が向上する理
由について、図4乃至図6を参照しながら説明する。
【0022】図4は、アンペールの右ねじの法則を説明
するための図である。電荷の存在する空間には必ず電界
が現れるように、電流が存在すれば必ず磁界が現れるこ
とが知られている。電流により発生する磁界の磁力線
は、必ず電流のまわりを回る閉曲線となり、電流および
磁界の方向に関して、「(1)電流の方向が右ねじの進
む方向であるとき、磁界はねじの回る方向となる(図4
(A))。(2)環状電流の方向が右ねじの回る方向で
あるとき、環の内側の磁界はねじの進む方向となる(図
4(B))。」が成り立つ。これが、アンペールの右ね
じの法則である。
【0023】図5は、導線に電流が流れたときの電磁波
の伝搬の様子を示している。図5に示すように、導線に
電流Iが流れることにより、磁界Hが発生する。そし
て、電界Eと磁界Hが時間的に変化することにより、電
磁波エネルギーとして伝搬していく。尚、電磁波の伝わ
る方向と電界Eおよび磁界Hの向きは常に垂直をなして
いる。
【0024】図6は、アンペールの周回積分の法則を説
明するための図である。図6に示すように、磁界の強さ
Hを閉曲線Cについて線積分(周回積分)すると、その
閉曲線Cで囲まれた面を貫く電流Iの代数和となること
が知られている。これが、アンペールの周回積分の法則
である。アンペールの周回積分の法則は、次の(1)式
で表される。
【0025】
【数1】
【0026】但し、Iiの正負はアンペールの右ねじの
法則に従って決めるものとする。
【0027】従って、電流が流れる閉回路内に磁性体を
形成することにより、磁気誘導が発生し、閉回路内の磁
束密度を向上させることができる。即ち、アンテナ感度
を向上させることができる。
【0028】次に、本発明の非接触型メモリカード1の
使用例について、図7乃至図10を参照しながら説明す
る。
【0029】図7は、図1に示した非接触型メモリカー
ド1がカセット41に装着される様子を示している。図
7に示すように、非接触型メモリカード1は、カセット
41の筐体に設けられた凹部42および43にそれぞれ
装着される。
【0030】図8は、リーダライタ52をパーソナルコ
ンピュータ(以下、適宜パソコンと略記する)51に接
続し、カセット41に装着された非接触型メモリカード
1からデータを読み出したり、非接触型メモリカード1
にデータを書き込んだりする様子を示している。この例
の場合、リーダライタ52は、パソコン51によって制
御され、パソコン51からの指令に従って、非接触型メ
モリカード1に記憶されているデータを読み出したり、
非接触型メモリカード1にデータを書き込んだりするこ
とができる。
【0031】図9は、非接触型メモリカード1の構成例
を示すブロック図である。非接触型メモリカード1を構
成するアンテナ15は、後述するリーダライタ52から
の電波を受信し、受信した電波に対応する信号を同調回
路61および電源回路70に供給するようになされてい
る。同調回路61は、アンテナ15より供給された信号
から、非接触型メモリカード1とリーダライタ52との
間の通信に用いられる搬送波周波数を抽出するようにな
されている。
【0032】増幅回路62は、入力された信号を所定の
レベルまでに増幅した後、出力するようになされてい
る。復調回路63は、搬送波周波数に変調された信号を
復調し、対応する所定のデータに変換するようになされ
ている。通信制御回路64は、データの送受信を切り替
えるようになされている。マイコン(マイクロコンピュ
ータ)65は、ROM(Read Only Memory)66に記憶され
た制御プログラムに従って各部を制御するようになされ
ている。また、通信制御回路64を介して供給されたデ
ータのうち、記憶しておく必要のあるデータを適宜、EE
PROM(Electrically Erasable and Programmable Read O
nly Memory)67に供給するようになされている。
【0033】EEPROM67は、マイコン65より供給され
たデータを記憶するようになされている。変調回路68
は、通信制御回路64より供給されたデータを搬送波周
波数の信号に変調し、出力するようになされている。増
幅回路69は、変調回路68より供給された搬送波周波
数に変調された信号を、通信に必要なレベルにまで増幅
するようになされている。そして、アンテナ15は、増
幅回路69によって増幅された搬送波周波数の信号を電
波によって送信するようになされている。
【0034】次に、その動作について説明する。先ず、
リーダライタ52から送信された電波を受信し、それを
EEPROM67に記憶させる場合の処理手順について説明す
る。アンテナ15によって受信されたリーダライタ52
からの電波は、対応する電気信号に変換され、同調回路
61に供給される。同調回路61は、アンテナ15より
供給された信号のうち、所定の搬送波周波数に対応する
信号だけを抽出し、増幅回路62に供給する。増幅回路
62は、同調回路61より供給された信号を所定の信号
レベルにまで増幅した後、復調回路63に供給する。
【0035】復調回路63は、増幅回路62より供給さ
れた信号を復調し、通信制御回路64に供給する。通信
制御回路64は、この場合、受信モードに切り替えられ
ており、復調回路63より供給された信号をデジタルデ
ータに変換した後、マイコン65に供給する。通信制御
回路64よりマイコン65に供給されたデータは、マイ
コン65により記憶しておくべきデータであるか否かが
判定され、判定の結果に基づいて、適宜、EEPROM67に
供給され、記憶される。
【0036】アンテナ15より供給された電気信号は、
電源回路70にも供給される。ここでは、リーダライタ
52から送信される搬送波との電磁結合により、エネル
ギーが取り出され、必要な電力が各部に供給される。こ
のように、非接触型メモリカード1には、外部から電源
が供給される。
【0037】次に、通信制御回路64より供給されたリ
ーダライタ52からのデータ(コマンド)が、EEPROM6
7に記憶されているデータの伝送要求である場合の動作
について説明する。マイコン65は、通信制御回路64
を介してデータの送信要求に対応するデータ(コマン
ド)を受信すると、EEPROM67から、そこに記憶されて
いるデータを読み出し、読み出したデータを通信制御回
路64に供給する。通信制御回路64は、動作モードを
送信モードに切り替え、マイコン65より供給されたデ
ータを変調回路68に供給する。
【0038】変調回路68は、通信制御回路64より供
給された信号を搬送波周波数に変調し、増幅回路69に
供給する。増幅回路69は、変調回路68より供給され
た信号を、通信に必要なレベルにまで増幅する。増幅回
路69によって増幅された信号は、アンテナ15を介し
て送信される。
【0039】図10は、図8のリーダライタ52の構成
例を示すブロック図である。アンテナ81は、非接触型
メモリカード1に対して所定の信号を送信したり、非接
触型メモリカード1との間の通信を行うために、所定の
搬送波の送受信を行うようになされている。また、非接
触型メモリカード1に対して電源を供給するための磁界
を発生するようにもなされている。
【0040】同調回路82は、アンテナ81より供給さ
れた信号から、非接触型メモリカード1とリーダライタ
52との間の通信に用いられる搬送波周波数を抽出する
ようになされている。増幅回路83は、入力された信号
を所定のレベルにまで増幅した後、出力するようになさ
れている。復調回路84は、搬送波周波数に変調された
信号を復調し、所定のデータに変換するようになされて
いる。通信制御回路85は、データの送受信を切り替え
るとともに、通信を制御するようになされている。マイ
コン86は、ROM87に記憶された制御プログラムに従
って各部を制御するようになされている。また、通信制
御回路85を介して供給されたデータのうち、記憶して
おく必要のあるデータを適宜、RAM(Random Access Memo
ry)88に供給するようになされている。
【0041】RAM88は、マイコン86より供給された
データを記憶するようになされている。変調回路89
は、通信制御回路85より供給されたデータを搬送波周
波数の信号に変調し、出力するようになされている。増
幅回路90は、変調回路89より供給された搬送波周波
数に変調された信号を、通信に必要なレベルにまで増幅
するようになされている。そして、アンテナ81は、増
幅回路90によって増幅された搬送波周波数の信号を電
波によって送信するようになされている。
【0042】次に、リーダライタ52の動作について説
明する。先ず、非接触型メモリカード1から送信された
データを受信する場合の動作について説明する。アンテ
ナ81によって受信された非接触型メモリカード1から
の搬送波は、対応する電気信号に変換された後、同調回
路82に供給される。同調回路82は、アンテナ81よ
り供給された信号から、所定の搬送波周波数の信号を抽
出し、増幅回路83に供給する。増幅回路83は、同調
回路82より供給された信号を所定の信号レベルにまで
増幅した後、復調回路84に供給する。
【0043】復調回路84は、搬送波周波数に変調され
た信号を復調し、通信制御回路85に供給する。通信制
御回路85は、受信モードに切り替えられ、復調回路8
4より供給された信号をデジタルデータに変換した後、
マイコン86に供給する。マイコン86は、通信制御回
路85より供給されたデータを一旦RAM88に記憶させ
る。その後、通信線を介して図示せぬ外部回路に伝送す
る。
【0044】次に、データ伝送要求が発生し、リーダラ
イタ52から非接触型メモリカード1に対して、所定の
データを伝送する場合の動作について説明する。その場
合、必要に応じて、通信線を介して、外部回路からマイ
コン86に対して、非接触型メモリカード1に記憶させ
たいデータ等が伝送される。マイコン86は、通信線を
介して供給されたデータまたはRAM88に記憶されてい
るデータを通信制御回路85に供給する。
【0045】通信制御回路85は、マイコン86より供
給されたデータをアナログ信号に変換した後、変調回路
89に供給する。変調回路89は、通信制御回路85よ
り供給された信号を所定の搬送波周波数の信号に変調
し、増幅回路90に供給する。増幅回路90は、変調回
路89より供給された信号を通信に必要なレベルにまで
増幅した後、アンテナ81を介して送信する。
【0046】アンテナ81を介して送信された信号は、
非接触型メモリカード1のアンテナ15によって受信さ
れ、上述したようにして、EEPROM67に書き込まれる。
【0047】以上のようにして、非接触型メモリカード
1とリーダライタ52との間で、データの送受信を行う
ことができる。
【0048】尚、本発明は上述の実施の形態に限定され
るものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で様々な
変形をとりうる。
【0049】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の記憶装置
によれば、ループ状の送受信手段の内側に磁束集中手段
を形成するようにしたので、磁束密度を向上させること
が可能となる。即ち、アンテナ感度を向上させることが
可能となる。従って、記憶装置と外部装置との間の通信
距離を拡大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触型メモリカード1の構成例を示
す表面図である。
【図2】本発明の非接触型メモリカード1の構成例を示
す裏面図である。
【図3】本発明の非接触型メモリカード1の他の構成例
を示す裏面図である。
【図4】アンペールの右ねじの法則を説明するための図
である。
【図5】電磁波の伝搬の様子を説明するための図であ
る。
【図6】アンペールの周回積分の法則を説明するための
図である。
【図7】非接触型メモリカード1のカセット41への装
着例を示す図である。
【図8】カセット41に装着された非接触型メモリカー
ド1の使用例を示す図である。
【図9】本発明の非接触型メモリカード1の一実施の形
態の構成を示すブロック図である。
【図10】リーダライタ52の一実施の形態の構成を示
すブロック図である。
【図11】従来の非接触型メモリカード101の構成を
示す表面図である。
【図12】従来の非接触型メモリカード101の構成を
示す裏面図である。
【符号の説明】
1,101 非接触型メモリカード, 11,21,1
11,121 コンデンサ電極, 12,22 磁性
体, 13,112 ICチップ, 14,113 ス
ルーホール, 15,114 アンテナパターン, 1
6,23,115,122 フィルムシート, 41
カセット, 42,43 凹部, 51パソコン, 5
2 リーダライタ, 61,82 同調回路, 62,
69,83,90 増幅回路, 63,84 復調回
路, 64,85 通信制御回路,65,86 マイコ
ン, 66,87 ROM, 67 EEPROM, 68,8
9変調回路, 70 電源回路, 81 アンテナ,
88 RAM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記憶および処理を行い、外部装置
    との間で情報の送受信を行う記憶装置において、 電気的な絶縁機能を有する絶縁手段と、 前記絶縁手段上に実装され、情報の記憶および処理を行
    う情報処理手段と、 前記絶縁手段上にループ状に形成され、前記外部装置か
    らの電波を受信するか、または前記情報処理手段からの
    信号を電波によって送信する送受信手段と、 前記絶縁手段上であって、ループ状の前記送受信手段の
    内側に形成された磁束を集中させる磁束集中手段とを備
    えることを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁手段は2つ設けられ、前記磁束
    集中手段は、一方の絶縁手段上にのみ形成されることを
    特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記磁束集中手段は、前記情報処理手段
    および前記送受信手段と同一の平面上に形成されること
    を特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
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