JP2000066515A - 液体現像剤の荷電制御剤濃度検出方法及び装置 - Google Patents

液体現像剤の荷電制御剤濃度検出方法及び装置

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JP2000066515A
JP2000066515A JP10234531A JP23453198A JP2000066515A JP 2000066515 A JP2000066515 A JP 2000066515A JP 10234531 A JP10234531 A JP 10234531A JP 23453198 A JP23453198 A JP 23453198A JP 2000066515 A JP2000066515 A JP 2000066515A
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toner
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Masaharu Kanazawa
正晴 金沢
Masahiko Matsuura
昌彦 松浦
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャリア液に少なくともトナー及び荷電制御
剤を分散させた液体現像剤中の荷電制御剤の濃度を、簡
易に、精度よく検出できる液体現像剤における荷電制御
剤濃度の検出方法及び装置を提供する。 【解決手段】 キャリア液に少なくともトナー及び荷電
制御剤を分散させた液体現像剤D中の該荷電制御剤の濃
度を検出する方法を実施する荷電制御剤濃度検出装置5
00は、感光体1(潜像担持体の1例)と、感光体1に
荷電制御剤濃度検出のための所定の静電潜像を形成する
ための潜像形成装置100(帯電装置2及び画像露光装
置3)と、感光体1に形成される静電潜像を現像処理す
る現像ローラ41(現像電極の1例)を含む現像装置4
と、感光体1上の現像装置4による前記静電潜像現像処
理後の領域P2の表面電位を検出する表面電位センサ6
と、センサ6により検出される表面電位から現像剤D中
の荷電制御剤濃度を求める部分を含む制御装置CONT
とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ等
の画像形成装置において、感光体の如き静電潜像担持体
上に形成される静電潜像の現像に供される液体現像剤に
おける荷電制御剤の濃度を検出する方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フルカラー画像、モノカラー画像或いは
白黒画像を作成若しくは複写する場合、オフセット方
式、電子写真方式、インクジェット方式などの画像形成
装置により画像形成を行う。しかし、昨今、パーソナル
コンピューター等の普及により、安価で且つ簡易にフル
カラー画像等を作成若しくは複写できることが要求され
るようになってきている。また、この要求は現代の世相
にあわせて少部数多品種という場合が多い。
【0003】このような観点からすると、オフセット方
式の画像形成は、高画質の画像を形成できるものの、少
部数では採算がとれないので対応し難い。この点、電子
写真方式による画像形成では、画像作製数が1部であっ
ても数千部であっても1部あたりの単価がほとんと変わ
らないので、少部数多品種の画像形成に適当であると言
える。インクジェット方式の画像形成に比べても、印字
速度や画像の再現性、画像形成装置の耐久性といった点
からも好ましいと言える。
【0004】電子写真方式による画像形成は、通常、感
光体等の静電潜像担持体表面を帯電させ、その帯電域に
画像情報に基づいて画像露光して静電潜像を形成し、そ
の潜像を現像剤を用いて現像して可視トナー像とし、こ
のトナー像を直接紙等からなる記録材に転写するか、又
は一旦中間転写部材に1次転写し、さらに記録材に2次
転写し、定着させる。
【0005】このような電子写真方式による画像形成
は、使用する現像剤の種類によって乾式現像方式による
画像形成と、湿式現像方式による画像形成に大別され
る。このうち、湿式現像方式で使用する現像剤は液体現
像剤と呼ばれ、炭化水素系の有機溶剤(キャリア液)中
に顔料等の色剤やバインダ樹脂を主成分とするトナー、
及び該トナーに電荷を付与する荷電制御剤等を分散させ
ることによって構成される。
【0006】キャリア液中にトナーが分散された液体現
像剤を用いる湿式現像方式の画像形成では、トナーが空
中に逃散する恐れがないので、トナー粒径を乾式現像剤
におけるトナーのそれより小さくでき、それだけ高解像
度で階調性に優れた画像が得られる。ここでフルカラー
画像形成をみてみると、フルカラー画像の画質は年々高
画質が求められるようになってきている。これに対し、
乾式現像方式による画像形成技術はほとんど限界にまで
熟成されつつあるにもかわらず、それでもオフセット方
式による画質領域までには達成していない。従って、乾
式現像方式による画質より高画質の要求に対しては、よ
り粒径が小さいトナーを使用して高解像度で階調性に優
れた画像が得られ、またトナーの荷電性を高くでき、こ
れらにより高画質を達成できる湿式現像方式による画像
形成を採用することが好ましい。
【0007】このような利点のある湿式現像方式による
電子写真方式の画像形成であっても、問題点も存在す
る。すなわち、液体現像剤中のトナーは、荷電制御剤等
のイオン吸着により表面がある極性に帯電した粒子とし
て存在すると考えられる。この液体現像剤に電圧を印加
することにより、帯電したトナーはキャリア液中を電気
泳動し、この現象を利用して現像が行なわれる。一方、
トナーに吸着してない荷電制御剤(フリーな荷電制御
剤)はそれ自体トナーとは別にキャリア液中にフリーな
状態で存在する。キャリア液中に存在するフリーな荷電
制御剤は、イオン解離可能であり、キャリア液の電気抵
抗に影響を与える。このことより静電潜像を現像する際
にはトナーがキャリア液中を電気泳動し、静電潜像に吸
着すると同時にフリーな荷電制御剤でイオン解離したも
のが静電潜像を打ち消すように働く。よって湿式現像方
式による画像形成では、現像性(現像スピード、静電潜
像へのトナー付着量など)はトナー及びフリーな荷電制
御剤のそれぞれに影響される。また、キャリア液中にフ
リーな荷電制御剤が多いと画像流れを生じ易い。
【0008】図10は液体現像剤中のトナー濃度の変動
より静電潜像へのトナー付着量、すなわち現像量が変動
する例を示しており、図11は液体現像剤中の荷電制御
剤濃度の変動より静電潜像へのトナー付着量、すなわち
現像量が変動する例を示している。画像形成初期の液体
現像剤においては、トナーとフリーな荷電制御剤は一定
の値(濃度)に調整し易いが、画像形成を重ねるうちに
トナーの帯電性や濃度、フリーな荷電制御剤の濃度が変
化し、その結果現像後に得られる画像品質も変化してく
る。従って、トナーの帯電性や濃度、フリーな荷電制御
剤の濃度をモニター(検出)し、その結果に基づいて、
それらを制御することが必要となる。
【0009】この点、従来においては、荷電制御剤の濃
度測定にあたって液体現像剤の電流値を測定し、液体現
像剤の導電性(すなわち、キャリア液中のトナー及び荷
電制御剤による導電性の和)を検出することにより、キ
ャリア液中のフリーな荷電制御剤の濃度を検出すること
が提案されている。例えば図14に示すように、液体現
像剤収容槽401に収容された現像に供される液体現像
剤D中に一対の電極91、92を配置し、これら電極間
に電圧印加装置90から所定の電圧を印加し、このとき
両電極間に流れる電流を測定することで液体現像剤中の
荷電制御剤濃度を検出するのである。なお、図中45は
電極91、92にて得られた検出結果に基づいて液体現
像剤D中に濃縮荷電制御剤液を補給するための濃縮荷電
制御剤液供給装置である。また、図中600は液体現像
剤D中のトナー濃度を検出するためのトナー濃度検出装
置であり、図中44はトナー濃度検出装置600の検出
結果に基づいて、液体現像剤D中に濃縮トナー液を補給
するための濃縮トナー液供給装置であり、図中46は電
極91、92にて得られた検出結果及びトナー濃度検出
装置600の検出結果に基づいて、液体現像剤D中に補
給用キャリア液を補給するための補給用キャリア液供給
装置である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トナー
は電荷を帯びているいるため、前記両電極91、92間
に電圧を印加すると、トナーの帯電極性に応じて該トナ
ーがいずれか一方の電極に付着してしまい、その結果検
出される電流値は正確に荷電制御剤濃度を表したものと
はならなくなる。電極へのトナー付着を抑制するために
電極91、92間に交流電圧を印加することも考えられ
るが、それでもトナー付着を避けられず、別途電極クリ
ーニング手段を設けるなどして、定期的にメインテナン
スする必要がある。
【0011】そこで本発明は、キャリア液に少なくとも
トナー及び荷電制御剤を分散させた液体現像剤中の荷電
制御剤の濃度を、簡易に、精度よく検出できる液体現像
剤における荷電制御剤濃度の検出方法及び装置を提供す
ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は前記課題を解
決するため研究を重ねたところ、次のことを見出した。
すなわち、感光体や、導電性基材表面に電気絶縁性膜を
形成した部材等の静電潜像担持能力のある潜像担持体表
面に荷電制御剤濃度検出のための静電潜像を形成し、該
静電潜像担持体とそれに対向する現像電極との間に荷電
制御剤濃度を検出しようとする液体現像剤を供給すると
ともに該潜像担持体及び該現像電極間に所定の現像電位
差を発生させて該静電潜像を現像処理し、該潜像担持体
の該静電潜像現像処理後の領域の表面電位を検出すれ
ば、該検出表面電位に基づいて、液体現像剤のそのとき
のトナー濃度における荷電制御剤濃度を知ることができ
る。
【0013】図6、図7は本発明者による実験例を示す
もので、図6は、荷電制御剤濃度検出のための静電潜像
として白ベタ画像に対応する静電潜像を形成し、これ
を、トナー濃度が3wt%に維持されているが、荷電制
御剤濃度が様々である液体現像剤を用いて現像し、その
現像後領域の表面電位を表面電位センサで検出したとき
の結果を示している。図7は荷電制御剤濃度検出のため
の静電潜像として黒ベタ画像に対応する静電潜像を形成
し、これを、トナー濃度が3wt%に維持されている
が、荷電制御剤濃度が様々である液体現像剤を用いて現
像し、その現像後領域の表面電位を表面電位センサで検
出したときの結果を示している。図6、図7は、検出さ
れる表面電位がトナー濃度3wt%の液体現像剤におけ
る荷電制御剤濃度を表していることを示している。
【0014】また、図8、図9も本発明者による実験例
を示すもので、図8は、荷電制御剤濃度検出のための静
電潜像として白ベタ画像に対応する静電潜像を形成し、
これを、荷電制御剤濃度が0.25wt%に維持されて
いるが、トナー濃度が様々である液体現像剤を用いて現
像し、その現像後領域の表面電位を表面電位センサで検
出したときの結果を示している。図9は、荷電制御剤濃
度検出のための静電潜像として黒ベタ画像に対応する静
電潜像を形成し、これを、荷電制御剤濃度が0.25w
t%に維持されているが、トナー濃度が様々である液体
現像剤を用いて現像し、その現像後領域の表面電位を表
面電位センサで検出したときの結果を示している。図
8、図9は、検出される表面電位がトナー濃度の変動に
応じて変動することを示している。
【0015】本発明はかかる知見に基づき、基本的に次
の二つの荷電制御剤濃度検出方法を提供する。 (1)第1の荷電制御剤濃度検出方法 キャリア液に少なくともトナー及び荷電制御剤を分散さ
せた液体現像剤中の該荷電制御剤の濃度を検出する方法
であり、潜像担持体表面に荷電制御剤濃度検出のための
所定の静電潜像を形成し、該潜像担持体とそれに対向す
る現像電極との間に前記液体現像剤を供給するとともに
該潜像担持体及び該現像電極間に所定の現像電位差を発
生させて前記静電潜像を現像処理し、該潜像担持体の該
静電潜像現像処理後の領域の表面電位を検出し、該検出
表面電位と前記液体現像剤中のトナー濃度とに基づいて
前記液体現像剤中の荷電制御剤濃度を求めることを特徴
とする液体現像剤の荷電制御剤濃度検出方法を提供す
る。
【0016】この方法の場合、例えばトナー濃度が予め
分かっているがそれが様々である液体現像剤であって、
さらに荷電制御剤濃度が様々である液体現像剤のそれぞ
れについて予め前記の表面電位を求めておき、これを参
考にして、或いはそれら表面電位から求めておいたトナ
ー濃度に対応する補正値を利用して、前記検出表面電位
と液体現像剤のトナー濃度とに基づいて該液体現像剤中
の荷電制御剤濃度を知ることができる。
【0017】この方法の場合、荷電制御剤濃度を検出す
べき液体現像剤中のトナー濃度が所定の一定濃度のもの
であるときは、該トナー濃度のもとにおける前記検出表
面電位に基づいて荷電制御剤濃度を求めることになる。
この場合、トナー濃度を所定の一定濃度に制御する等し
て一定のトナー濃度を維持することが前提になるのであ
り、従って、結局のところはトナー濃度と検出表面電位
に基づいて荷電制御剤濃度を求めることに他ならないの
であるが、実際の荷電制御剤濃度検出作業では前記表面
電位だけをみて求めることができる簡易性がある。な
お、この場合も、例えば、トナー濃度は一定であるが、
荷電制御剤濃度が様々である液体現像剤のそれぞれにつ
いて予め前記の表面電位を求めておき、これを参考にし
て前記検出表面電位に基づいて該液体現像剤中の荷電制
御剤濃度を知ることができる。
【0018】液体現像剤中のトナー濃度に影響されずに
荷電制御剤濃度を検出しようとするときには、次の本発
明に係る第2の方法を採用すればよい。 (2)第2の荷電制御剤濃度検出方法 キャリア液に少なくともトナー及び荷電制御剤を分散さ
せた液体現像剤中の該荷電制御剤の濃度を検出する方法
であり、潜像担持体表面に荷電制御剤濃度検出のための
所定の静電潜像を形成し、該潜像担持体とそれに対向す
る現像電極との間に前記液体現像剤をトナーを除いた状
態で供給するとともに該潜像担持体及び該現像電極間に
所定の現像電位差を発生させて前記静電潜像を現像処理
し、該潜像担持体の該静電潜像現像処理後の領域の表面
電位を検出し、該検出表面電位に基づいて前記液体現像
剤中の荷電制御剤濃度を求めることを特徴とする液体現
像剤の荷電制御剤濃度検出方法。
【0019】この方法において静電潜像の現像処理は、
キャリア液中の荷電制御剤等に起因するイオン等の電荷
により現像されると言える。この方法の場合も、例えば
トナーを除去したあとの荷電制御剤濃度が様々である液
体現像剤のそれぞれについて予め前記の表面電位を求め
ておき、これを参考にして前記検出表面電位に基づいて
該液体現像剤中の荷電制御剤濃度を知ることができる。
【0020】本発明に係る前記いずれの検出方法におい
ても、従来の液体現像剤中に一対の電極を配置してこれ
に電圧を印加して両電極間に流れる電流から荷電制御剤
濃度を検出する方法における電極に付着するトナーの清
掃等の手間は不要であり、荷電制御剤濃度を簡易に精度
良く検出できる。荷電制御剤濃度検出のための所定の静
電潜像は、白ベタ画像に対応する静電潜像、黒ベタ画像
に対応する静電潜像のいずれも採用でき、また、他の静
電潜像、例えばハーフトーン画像に対応する静電潜像、
千鳥パターン画像に対応する静電潜像等種々採用でき
る。
【0021】また本発明は前記の方法を実施する装置と
して、次の検出装置も提供する。 (3)第1の荷電制御剤濃度検出装置 キャリア液に少なくともトナー及び荷電制御剤を分散さ
せた液体現像剤中の該荷電制御剤の濃度を検出する装置
であり、潜像担持体と、該潜像担持体に荷電制御剤濃度
検出のための所定の静電潜像を形成するための潜像形成
装置と、前記潜像担持体に形成される前記静電潜像を現
像処理する現像電極を含む現像装置と、前記潜像担持体
上の前記現像装置による前記静電潜像現像処理後の領域
の 表面電位を検出する表面電位センサと、前記表面電
位センサにより検出される表面電位から液体現像剤中の
荷電制御剤濃度を求める装置とを含むことを特徴とする
液体現像剤の荷電制御剤濃度検出装置。
【0022】この装置は液体現像剤中のトナー濃度が予
め分かっている場合や、液体現像剤中のトナー濃度が所
定の一定の濃度に維持或いは制御される場合において、
前記第1の荷電制御剤濃度検出方法を実施する場合に利
用できる。 (4)第2の荷電制御剤濃度検出装置 キャリア液に少なくともトナー及び荷電制御剤を分散さ
せた液体現像剤中の該荷電制御剤の濃度を検出する装置
であり、潜像担持体と、該潜像担持体に荷電制御剤濃度
検出のための所定の静電潜像を形成するための潜像形成
装置と、前記潜像担持体に形成される前記静電潜像を現
像処理する現像電極を含む現像装置と、前記潜像担持体
上の前記現像装置による前記静電潜像現像処理後の領域
の表面電位を検出する表面電位センサと、前記液体現像
剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検出装置と、前
記表面電位センサにより検出される表面電位と前記トナ
ー濃度検出装置により検出されるトナー濃度とから液体
現像剤中の荷電制御剤濃度を求める装置とを含むことを
特徴とする液体現像剤の荷電制御剤濃度検出装置。
【0023】この装置は液体現像剤中のトナー濃度が変
動する場合において、前記第1の荷電制御剤濃度検出方
法を実施する場合に利用できる。トナー濃度の影響を受
けずに荷電制御剤濃度を検出したいときには、前記第1
の装置において、現像装置を次のように構成するとよ
い。すなわち、現像電極に臨設されたトナー吸着電極で
あって、液体現像剤が前記潜像担持体と前記現像電極と
の間に供給されるに先立って該現像電極と自身との間に
通過せしめられる位置で該現像電極に臨んでいるトナー
吸着電極と、液体現像剤中のトナーを該トナー吸着電極
に吸着させる電位差を該現像電極とトナー吸着電極との
間に発生させる電圧印加装置とを備えている現像装置で
ある。
【0024】この現像装置を採用することで前記本発明
に係る第2の方法を実施できる。前記したいずれの本発
明に係る検出装置においても、潜像担持体は画像形成装
置における感光体のような静電潜像担持体である必要は
なく、例えば導電性材料からなる基体の表面に電気絶縁
性膜を形成したような静電潜像担持能力のある部材でも
よい。
【0025】また、液体現像剤を用いて画像形成を行う
画像形成装置における部品を次のように本発明に係る装
置に利用することもできる。すなわち、前記潜像担持体
は液体現像剤を用いて画像形成する画像形成装置におけ
る、形成すべき画像に対応した静電潜像を形成するため
の静電潜像担持体であり、前記潜像形成装置は該静電潜
像担持体表面を所定の電位に帯電させる該画像形成装置
における帯電装置と該帯電装置による該静電潜像担持体
上の帯電域に画像露光する該画像形成装置における画像
露光装置とを含んでおり、前記現像装置は該静電潜像担
持体上に形成される静電潜像を液体現像剤を用いて現像
する該画像形成装置における現像装置であり、前記表面
電位センサは該静電潜像担持体に臨設されている前記い
ずれかの荷電制御剤濃度検出装置である。
【0026】この場合、荷電制御剤濃度検出のための静
電潜像は、静電潜像担持体における画像形成エリア外に
形成してもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明に係る荷電制御剤濃
度検出方法を実施する荷電制御剤濃度検出装置の1例を
備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。この画
像形成装置は、略中央にドラム形状の感光体1を備えて
いる。感光体1の周囲には、帯電装置2、画像露光装置
3、現像装置4、スクイーズローラ5、表面電位センサ
6、転写ローラ7、クリーニングローラ8及びイレーサ
ランプ9がこの順に配置されている。
【0028】感光体1はグランド(接地)されており、
図中反時計方向Aに回転駆動される。ここでの感光体1
はドラム状の感光体ドラムであるが、ベルト形状の感光
体ベルトなどでもよい。転写ローラ7は感光体1に臨
み、図中転写部Pを形成している。転写部Pの図中下方
にはガイド板10及びタイミングローラ対11が設けら
れ、さらに図示を省略した給紙部が設けられている。ま
た、上方にはガイド板12、定着装置13が順次設けら
れ、さらに図示を省略した排出ローラ対及び排紙トレイ
が設けられている。
【0029】帯電装置2は電源PW1から高電圧を印加
でき、これにより感光体1を帯電させることができる。
露光装置3は図示を省略した画像読み取り装置等から送
られてくる画像情報に基づきレーザ光Lを感光体1に照
射でき、これにより感光体1上に静電潜像を形成でき
る。
【0030】図2に図1に示す現像装置4及びその周辺
部分の詳細図を示す。現像装置4は現像ローラ41、掻
き取りブレード41a及び現像剤槽40を含んでおり、
後述する液体現像剤収容槽401から液体現像剤Dが供
給される。現像剤Dはキャリア液にトナー及び該トナー
に電荷を付与する荷電制御剤などを分散させたものであ
る。なお、現像剤Dに含まれるトナーTはここでは負帯
電性のトナーであり、この現像装置4にて反転現像に供
される。現像ローラ41は槽40中の現像剤Dに一部浸
かっており、図中時計方向Bに回転駆動され、現像剤D
を静電潜像現像領域(感光体1と現像ローラ41とのニ
ップ部)P1に汲み上げ、搬送する。ローラ41は電圧
印加装置410から現像バイアス電圧を印加できる。こ
れにより感光体1上の静電潜像を現像できる。また、掻
き取りブレード41aは、現像ローラ41に接触配置さ
れている。これにより、静電潜像現像後の該ローラ上に
残った現像剤を除去できる。
【0031】スクイーズローラ5は感光体1に臨設さ
れ、図中A方向に回転駆動される。また、スクイーズロ
ーラ5には液除去ブレード5aが接触配置されている。
これにより感光体1上に付着した余分な液を除去でき
る。なお、図中、スクイーズローラ5は現像装置4とは
別個に設けているが、現像装置4と同様な位置に一体的
に組み合わせて設けてもよい。
【0032】図1に示すように転写ローラ7は図中B方
向に回転駆動され、電源PW3から転写用電圧を印加で
き、これにより感光体1上のトナー像を後述する記録紙
Sに転写できる。クリーニングローラ8は、感光体1に
接触配置され、後述する記録紙Sに転写されずに残った
感光体1上の残留トナーを除去できる。
【0033】イレーサランプ9は感光体1に光照射で
き、これにより感光体1上の電荷を光除電できる。この
画像形成装置はさらに液体現像剤収容槽401を備えて
おり、液体現像剤Dを収容する。収容槽401は、現像
剤供給用チューブ402と現像剤戻し用チューブ403
を介して現像装置4の現像剤槽40に接続されている。
供給用チューブ402の途中には現像剤循環用ポンプ4
04が設けられている。
【0034】液体現像剤Dは、ポンプ404によって収
容槽401からチューブ402を通って現像剤槽40に
供給される。さらにチューブ403を通って収容槽40
1に戻ることができる。これにより、現像剤Dは収容槽
401と現像剤槽40間を循環する。また、この画像形
成装置はトナー濃度検出装置600、液供給装置40
0、荷電制御剤濃度検出装置500及び制御装置CON
Tも備えているのであるが、これらについて説明する前
に、以上説明した画像形成装置による画像形成について
概略説明しておく。
【0035】以上説明した画像形成装置によると、感光
体1が回転駆動され、帯電装置2によって一様に帯電さ
れる。露光装置3から照射されたレーザ光Lが該帯電域
を露光し、静電潜像を形成する。この静電潜像は感光体
1の回転とともに現像装置4に移行する。現像装置4で
は、ポンプ404によって液体現像剤Dが収容槽401
と現像剤槽40間を循環する。
【0036】現像剤槽40では、現像ローラ41の一部
が液体現像剤Dに浸かっており、現像ローラ41の回転
に伴って現像剤Dを汲み上げ、感光体1に形成される静
電潜像に供してこれを現像バイアス電圧印加のもとに現
像し、可視トナー像とする。現像領域P1通過後の現像
ローラ41表面はブレード41aにてクリーニングされ
る。
【0037】可視トナー像はスクイーズローラ5によっ
て余分な液が取り除かれ、転写部Pに移行する。転写部
Pに移行したトナー像は記録紙Sに転写される。記録紙
Sは図示を省略した給紙ローラによって同じく図示を省
略した給紙トレイから送り出され、タイミングローラ対
11に送られる。タイミングローラ対11は、感光体1
上のトナー像と同期をとって、記録紙Sを送り出す。記
録紙Sは、ガイド板10に支持されて転写部Pに移行す
る。
【0038】転写部Pでは、転写ローラ7が記録紙Sを
裏面から感光体1方向へ押圧する。感光体1上のトナー
像は記録紙Sに接触し、電源PW3からの転写電圧印加
によってローラ7側に引き寄せられて、記録紙Sに転写
される。記録紙Sはトナー像転写後、ガイド板12に支
持されて定着装置13に運ばれ、ここでトナー像が定着
される。そのあと図示を省略した排紙ローラ対にて排紙
トレイへ排出される。
【0039】なお、ここでの転写方式は、感光体1上の
トナー像を直接記録紙Sに転写するものであるが、トナ
ー像を一旦転写ドラムや転写ベルト等の中間転写体に1
次転写した後、記録材に転写する、いわゆる中間転写方
式を採用してもよい。また、ここではトナー像の記録紙
Sへの転写を静電的に行うものを採用したが、転写ロー
ラ7に代えて、適当な圧力の下に熱的に転写する熱転写
ローラ等を採用してもよい。
【0040】感光体1には記録紙Sに転写されずに残っ
たトナーが保持されているが、クリーニングローラ8が
この感光体1上の残留トナーを除去する。そのあとイレ
ーサランプ9から感光体1に光が照射され、感光体1上
の電荷は光除電され、次の画像形成プロセスに備えられ
る。なお、以上説明した画像形成動作は、画像形成装置
に設けられている装置全体の動作を制御する主制御部
(図4参照)の指示もとに行われる。
【0041】次に既述したトナー濃度検出装置600、
液供給装置400、荷電制御剤濃度検出装置500及び
制御装置CONT等について順次説明する。トナー濃度
検出装置600及び液供給装置400は液体現像剤収容
槽401に設けられている。図3に液体現像剤収容槽4
01、トナー濃度検出装置600、液供給装置400等
を拡大して示す。
【0042】液供給装置400は、濃縮トナー液(高濃
度トナー含有キャリア液)供給装置44、濃縮荷電制御
剤液(荷電制御剤が高濃度に分散されたキャリア液)供
給装置45、補給用キャリア液(トナー及び荷電制御剤
を含まないキャリア液)供給装置46を備えている。濃
縮トナー液供給装置44は濃縮トナー液収容タンク44
a、濃縮トナー液供給部44b、供給ノズル44cから
構成されている。供給部44bはポンプであり、後述す
る制御装置CONTからの指示信号によりタンク44a
の濃縮トナー液をノズル44cから収容槽401の現像
剤Dに補給できる。
【0043】濃縮荷電制御剤液供給装置45は濃縮荷電
制御剤液収容タンク45a、濃縮荷電制御剤液供給部4
5b、供給ノズル45cから構成されている。供給部4
5bはポンプであり、制御装置CONTからの指示信号
によりタンク45aの濃縮荷電制御剤液をノズル45c
から収容槽401の現像剤Dに補給できる。補給用キャ
リア液供給装置46はキャリア液収容タンク46a、キ
ャリア液供給部46b、供給ノズル46cから構成され
ている。供給部46bはポンプであり、制御装置CON
Tからの指示信号によりタンク46aのキャリア液をノ
ズル46cから収容槽401の現像剤Dに補給できる。
【0044】トナー濃度検出装置600は、発光部60
1及び受光部602からなる透過型光センサであり、全
体が収容槽401の現像剤Dに没するように設けられて
いる。トナー濃度検出装置600では発光部601から
現像剤Dを介して受光部602に向けて光を照射する。
現像剤Dを透過することでトナー濃度に応じて光量が変
化した光を受光部602で受光する。これにより、現像
剤D中のトナー濃度を検出できる。トナー濃度検出装置
600による検出情報は制御装置CONTに入力される
(図1、図3及び図4参照)。制御装置CONTはトナ
ー濃度検出装置600による検出結果に基づいて濃縮ト
ナー液供給装置44又は補給用キャリア液供給装置46
から収容槽401の現像剤Dに濃縮トナー液又は補給用
キャリア液を供給する。これにより現像剤D中のトナー
濃度を所定の一定の濃度(本例では、3wt%)に制御
できる。
【0045】荷電制御剤濃度検出装置500は、先に説
明した画像形成装置部品等を利用して構成されている。
すなわち荷電制御剤濃度検出装置500は、感光体1、
潜像形成装置100、現像装置4、表面電位センサ6及
び制御装置CONTから構成されている。感光体1が装
置500の構成メンバーである潜像担持体として利用さ
れており、現像装置4の現像ローラ41が装置500の
構成メンバーである潜像担持体に対向する現像電極とし
て利用されている。潜像形成装置100は帯電装置2及
び画像露光装置3で構成されている。
【0046】液体現像剤D中の荷電制御剤濃度を検出す
るときは、帯電装置2は感光体1表面をその表面電位が
−500Vになるように一様に帯電させ、露光装置3
は、感光体表面における画像形成エリア外領域の一部に
荷電制御剤濃度検出のための所定の静電潜像を形成す
る。なお、この静電潜像として、白ベタ画像に対応する
静電潜像のほか、黒ベタ画像に対応する静電潜像など種
々採用できるが、本例ではトナー消費量を抑える観点か
ら白ベタ画像に対応する静電潜像を採用する。すなわち
この場合はレーザ光Lは照射せず、表面電位−500V
の、白ベタ画像に対応する静電潜像が画像形成エリア外
領域の一部に形成される。
【0047】現像装置4はこのようにして形成された白
ベタ画像対応の静電潜像を現像ローラ41による使用現
像剤Dの汲み上げ供給にて現像処理する。このとき、電
圧印加装置410の現像ローラ41への印加電圧は本例
では0Vである。すなわちここでは荷電制御剤濃度検出
のための潜像担持体としての感光体1とこれに対向する
現像電極としての現像ローラ41との間に現像電位差5
00Vを発生させて該白ベタ画像対応の静電潜像を現像
処理する。
【0048】表面電位センサ6は、図1及び図2に示す
ように感光体回転方向Aにおいて静電潜像現像領域P1
及びスクイーズローラ5より下流側に配置されており、
感光体1に臨んでいる。これにより、感光体1上の現像
装置4による荷電制御剤濃度検出のための所定の静電潜
像の現像処理後の領域P2(ここではトナーを含まない
現像剤DOが付着した白ベタ領域)の表面電位を検出で
きる。表面電位センサ6による検出情報は制御装置CO
NTに入力され(図1及び図4参照)、かくして該検出
表面電位に基づいて荷電制御剤濃度が求められる。
【0049】なお、本例では、表面電位センサ6を感光
体回転方向Aにおいてスクイーズローラ5より下流側に
配置しているが、現像領域P1より下流側、且つ、スク
イーズローラ5より上流側に配置していてもよい。制御
装置CONTには、入力されてくる検出表面電位に基づ
いて荷電制御剤濃度を判断する部分を含んいる。該部分
は、次の実験データに基づいて荷電制御剤濃度を判断す
るものである。すなわち、図1に示す画像形成装置を用
い、現像剤として、トナー濃度が3wt%の一定である
が、荷電制御剤濃度が既知の複数の液体現像剤を用い、
各現像剤について前記の荷電制御剤濃度検出のための白
ベタ画像対応の静電潜像の形成及び該潜像の現像処理を
行い、得られた現像後領域の表面電位をセンサ6で検出
し、かくして表面電位が分かればトナー濃度3wt%の
液体現像剤の荷電制御剤濃度が分かるデータ(図6に示
すデータと同様のデータ)である。
【0050】この画像形成装置によると、実際の画像形
成においては、前記のとおり液体現像剤Dのトナー濃度
はトナー濃度検出装置600、液供給装置400及び制
御装置CONTにより一定濃度3wt%に維持制御され
る。従って、現在使用中の液体現像剤Dの荷電制御剤濃
度検出にあたっては、該制御装置CONTにおいて、ト
ナー濃度が3wt%であることを前提として、前記表面
電位センサ6からの検出電位情報に基づいて荷電制御剤
濃度を求める。
【0051】図1や図4には示していないが、前記実験
データを制御装置CONTに記憶させておき、入力され
てくる検出表面電位と該実験データとの比較から荷電制
御剤濃度を求め、これを制御装置CONTにディスプレ
イ装置を接続して表示させることができる。また、入力
されてくる検出表面電位をディスプレイに表示させ、こ
れと前記実験データとの比較によりに荷電制御剤濃度を
知ることもできる。
【0052】しかしここでは、制御装置CONTは、表
面電位センサ6にて検出される荷電制御剤濃度検出のた
めの静電潜像現像後の表面電位Vsと、前記実験データ
に基づいて予め定めた第1の表面電位V1(荷電制御剤
濃度の許容下限値を示す電位)と第2の表面電位V2
(荷電制御剤濃度の許容上限値を示す電位)とを比較
し、VsがV1又はV2に等しいか、或いはV1とV2
の間にあれば、適正な荷電制御剤濃度であると判断し、
そうでなく、Vsが、使用している現像剤D中の荷電制
御剤の濃度が許容下限値より低いことを示すときは、濃
縮荷電制御剤液供給装置45から濃縮荷電制御剤液を現
像剤収容層401の現像剤Dに供給させ、許容上限値よ
り高いことを示すときは、キャリア液供給装置46から
補給用キャリア液を現像剤収容槽401の現像剤Dに供
給させる。これにより、液体現像剤D中の荷電制御剤濃
度を所定の一定の濃度に制御する。
【0053】なお、制御装置CONTはコンピュータを
中心に構成されており、画像形成装置全体の動作を制御
する主制御装置(図4参照)からの指示信号に基づい
て、既述のように、トナー濃度検出装置600にて検出
される検出値に基づいて濃縮トナー液供給装置44及び
キャリア液供給装置46の液供給を制御して現像剤D中
のトナー濃度を一定に制御し、また、所定の画像形成回
数毎に荷電制御剤濃度検出装置500の表面電位センサ
6にて検出される検出値に基づいて濃縮荷電制御剤液供
給装置45等の液供給を制御して荷電制御剤濃度を所定
のものに維持し、これにより、液体現像剤D中の荷電制
御剤濃度の変動による静電潜像現像量(トナー付着量)
の変化を抑制する。なお、制御装置CONTは前記主制
御部とは別個に設けたが該主制御部内に含めて制御する
ようにしてもよい。
【0054】このように荷電制御剤濃度検出装置500
は、従来の、液体現像剤中に一対の電極を配置してこれ
に電圧を印加して両電極間に流れる電流から荷電制御剤
濃度を検出する方法におけるように電極に付着するトナ
ーの清掃等の手間は不要であり、液体現像剤D中の荷電
制御剤濃度を簡単に精度よく検出できる。さて、以上説
明した画像形成装置では、液体現像剤D中のトナー濃度
は液体現像剤収容槽401に設けられたトナー濃度検出
装置600にて検出することでコントロールされている
ので、トナー濃度が不安定になることは少ないが、トナ
ー濃度の安定性に欠ける場合は、トナーの影響を除去し
た状態で荷電制御剤濃度を検出することもできる。
【0055】これは例えば、図1に示す荷電制御剤濃度
検出装置500で実施する荷電制御剤濃度検出におい
て、感光体1(潜像担持体の1例)とそれに対向する現
像ローラ41(現像電極の1例)との間に液体現像剤D
をトナーを除いた状態で供給することで実現できる。図
5に図1に示す画像形成装置において現像装置4に代え
て現像装置4aを搭載した画像形成装置の該現像装置4
a及びその周辺部分の詳細図を示す。
【0056】現像装置4aは図1及び図2に示す現像装
置4において、現像ローラ41にトナー吸着ローラ42
(トナー吸着電極の1例)を臨ませ、該トナー吸着ロー
ラに電圧印加装置420及び掻き取りブレード42aを
設けたものである。他の点は図1及び図2に示す現像装
置4と同様であり、同じ構成、作用を有する部品には同
じ参照符号を付してある。
【0057】図5に示すように、トナー吸着ローラ42
は、液体現像剤Dが感光体1と現像ローラ41との間に
供給されるに先立って自身と現像ローラ41との間に通
過せしめられる位置で現像ローラ41に臨設されてお
り、図中矢印A方向に回転駆動可能で、電圧印加装置4
20に接続されている。電圧印加装置420は、液体現
像剤Dにおける荷電制御剤濃度を検出するとき、現像ロ
ーラ41とトナー吸着ローラ42との間に液体現像剤D
中のトナーをトナー吸着ローラ42に吸着させる電位差
を発生させる電圧を印加できる。これにより感光体1と
現像ローラ41との間に供給する液体現像剤Dをトナー
を除いた状態D0にできる。掻き取りブレード42a
は、吸着ローラ42に接触配置されている。これによ
り、吸着ローラ42上に付着したトナーを除去できる。
【0058】この現像装置4aを備えた荷電制御剤濃度
検出装置500によると、液体現像剤Dにおける荷電制
御剤濃度の検出にあたり、感光体1が回転駆動され、そ
の表面が一様に帯電されたあと該帯電域が露光され、荷
電制御剤濃度検出のための静電潜像(本例では白ベタ画
像に対応する静電潜像)が形成される。図5に示すよう
に、現像装置4aでは、電圧印加装置420により現像
ローラ41とトナー吸着ローラ42間にトナー吸着用電
位差が発生せしめられる。
【0059】現像ローラ41の回転に伴って汲み上げら
れた液体現像剤Dは、先ず現像ローラ41とトナー吸着
ローラ42との間で現像剤D中のトナーがトナー吸着ロ
ーラ42に電着され、トナーを含まない液体現像剤D0
となり、感光体1と現像ローラ41との間に供給され
る。これにより感光体1に形成される静電潜像はトナー
を含まない液体現像剤D0により現像領域P1にて荷電
制御剤等に起因するイオン等の電荷により現像され、白
ベタ画像(荷電制御剤濃度検出のための静電潜像現像後
領域)P2となる。
【0060】白ベタ画像P2はスクイーズローラ5によ
って余分な液が取り除かれ、表面電位センサ6に移行
し、ここで白ベタ画像P2の表面電位が検出される。図
5に示す現像装置4aを備えた荷電制御剤濃度検出装置
500によるとトナーの影響を除去した状態で荷電制御
剤を検出することができる。なお、この場合、図1に示
す制御装置CONTは、トナーを除去した液体現像剤を
用いて予め求めておいた荷電制御剤濃度と検出表面電位
との関係に基づいて荷電制御剤濃度を判断する。
【0061】次に図12に他の荷電制御剤濃度検出装置
500bを示す。荷電制御剤濃度検出装置500bは、
液体現像剤収容層401に設けられており、荷電制御剤
濃度検出専用のローラ電極51(潜像担持体の他の
例)、接触電極51X、現像電極52、表面電位センサ
6及び制御装置CONTから構成されている。
【0062】ローラ電極51は表面が絶縁コートされた
導電性ローラであり、ローラ部は接地されている。ま
た、回転駆動可能で一部が液体現像剤Dに浸けられてい
る。接触電極51Xはローラ電極51の表面に接触配置
されており、電圧印加装置510からの電圧印加により
ローラ電極51表面を帯電させることができる。なお、
接触電極51Xに代えて、コロナ放電器のような非接触
電極を用いてもよい。現像電極52は現像剤D中に浸け
られ、ローラ電極51に臨んでいる。これにより、電圧
印加装置510でローラ電極51表面を帯電させるとと
もに現像電極52に電圧印加装置520から電圧を印加
し、ローラ電極51にトナーを付着させることができ
る。かくして液体現像剤D中の荷電制御剤濃度を検出す
るときは、ローラ電極51上に本例では黒ベタ画像(現
像処理後の領域)P4を形成できる。
【0063】表面電位センサ6は、ローラ電極51に臨
設されており、この黒ベタ画像P4の表面電位を検出で
きる。この例では、制御装置CONTは、ローラ電極5
1上に形成される黒ベタ画像からの検出表面電位に基づ
いて現像剤D中の荷電制御剤濃度を求めるように構成し
ておく。
【0064】表面電位センサ6で表面電位が検出された
黒ベタ画像P4は掻き取りブレード54にて除去され
る。前記荷電制御剤濃度検出装置500、500bは、
画像形成装置内に設けられて、液体現像剤D中の荷電制
御剤濃度を検出するものであるが、荷電制御剤濃度検出
装置は画像形成装置と切り離して構成することもでき
る。
【0065】図13はそのような荷電制御剤濃度検出装
置700の概略構成を示している。図13に示す荷電制
御剤濃度検出装置700は、球体であるローラ電極70
1(潜像担持体の例)、接触電極701X、現像電極7
02、表面電位センサ703及び出力装置705から構
成されている。ローラ電極701は表面が絶縁コートさ
れた導電性の球体部材の両端に回転軸701aを突設し
たものである。電極702は上面中央部にローラ電極表
面形状に倣った凹部が設けられており、両端には電気絶
縁壁702aが設けられ、これに支持されている。ロー
ラ電極701の回転軸701aは電気絶縁壁702aに
回転可能に支持されている。
【0066】ローラ電極701はグランド(接地)され
ており、現像電極702は電圧印加装置704に接続さ
れている。接触電極701Xはローラ電極701の表面
に接触配置されており、電圧印加装置706からの電圧
印加によりローラ電極701表面を帯電させることがで
きる。なお、接触電極701Xに代えて、コロナ放電器
のような非接触電極を用いてもよい。
【0067】荷電制御剤濃度を検出しようとするとき
は、液体現像剤Dを現像電極702の凹部に注入し、ロ
ーラ電極701の一部を該現像剤Dに浸ける。電圧印加
装置706にてローラ電極701表面を帯電させ、該表
面に静電潜像を形成したあと、ローラ電極701を回転
させ、該潜像を現像電極702に対向する領域に移行さ
せる。ここで電圧印加装置704から電圧を印加してロ
ーラ電極701上に本例では黒ベタ画像(現像処理後の
領域)P5を形成する。次いでローラ電極701を回転
させ、該黒ベタ画像P5を表面電位センサ703に臨ま
せ、黒ベタ画像P5の表面電位を検出し、その検出表面
電位を装置705に入力する。
【0068】出力装置705は予め実験で求めておいた
黒ベタ画像の表面電位と荷電制御剤濃度との関係に基づ
いて液体現像剤D中の荷電制御剤濃度を求める部分を含
んでおり、入力された検出表面電位に基づいて荷電制御
剤濃度を求め、表示装置DSP上にそれを表示できる。
【0069】
【発明の効果】本発明によると、キャリア液に少なくと
もトナー及び荷電制御剤を分散させた液体現像剤中の荷
電制御剤の濃度を、簡易に、精度よく検出できる液体現
像剤における荷電制御剤濃度の検出方法及び装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る荷電制御剤濃度検出方法を実施す
る荷電制御剤濃度検出装置の1例を備えた画像形成装置
の概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す現像装置及びその周辺部分の詳細図
である。
【図3】液体現像剤収容槽、トナー濃度検出装置、液供
給装置等を拡大して示す図である。
【図4】画像形成装置における荷電制御剤濃度の検出等
のための制御回路の概略を示すブロック図である。
【図5】図1に示す画像形成装置において現像装置4に
代えて用いることができる現像装置4a及びその周辺部
分を示す図である。
【図6】荷電制御剤濃度検出のための静電潜像として白
ベタ画像に対応する静電潜像を、トナー濃度が3wt%
に維持されているが、荷電制御剤濃度が様々である液体
現像剤を用いて現像し、その現像後領域の表面電位を表
面電位センサで検出したときの実験結果である。
【図7】荷電制御剤濃度検出のための静電潜像として黒
ベタ画像に対応する静電潜像を、トナー濃度が3wt%
に維持されているが、荷電制御剤濃度が様々である液体
現像剤を用いて現像し、その現像後領域の表面電位を表
面電位センサで検出したときの実験結果である。
【図8】荷電制御剤濃度検出のための静電潜像として白
ベタ画像に対応する静電潜像を、荷電制御剤濃度が0.
25wt%に維持されているが、トナー濃度が様々であ
る液体現像剤を用いて現像し、その現像後領域の表面電
位を表面電位センサで検出したときの実験結果である。
【図9】荷電制御剤濃度検出のための静電潜像として黒
ベタ画像に対応する静電潜像を、荷電制御剤濃度が0.
25wt%に維持されているが、トナー濃度が様々であ
る液体現像剤を用いて現像し、その現像後領域の表面電
位を表面電位センサで検出したときの実験結果である。
【図10】液体現像剤中のトナー濃度と静電潜像へのト
ナー付着量、すなわち現像量の関係を示すグラフであ
る。
【図11】液体現像剤中の荷電制御剤濃度と静電潜像へ
のトナー付着量、すなわち現像量の関係を示すグラフで
ある。
【図12】図1に示す荷電制御剤濃度検出装置の変形例
を備えた画像形成装置の液体現像剤収容層及びその周辺
部分を示す図である。
【図13】本発明に係る荷電制御剤濃度検出方法及びそ
の装置のさらに他の例の概略構成を示す側面図である。
【図14】導電率の測定によって液体現像剤中の荷電制
御剤濃度を検出する従来の荷電制御剤濃度検出装置の1
例の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 感光体(潜像担持体の例) 2 帯電装置 2 画像露光装置 4、4a 現像装置 40 現像剤槽 41 現像ローラ 41a 掻き取りブレード 42 トナー吸着ローラ(トナー吸着電極の例) 42a 掻き取りブレード 410 電圧印加装置 420 電圧印加装置 5 スクイーズローラ 5a 液除去ブレード 6 表面電位センサ 7 転写ローラ 8 クリーニングローラ 9 イレーサランプ 10 ガイド板 11 タイミングローラ対 12 ガイド板 13 定着装置 100 静電潜像形成装置 400 液供給装置 44 濃縮トナー液供給装置 44a 濃縮トナー液用タンク 44b 濃縮トナー液供給部 44c 濃縮トナー液用ノズル 45 濃縮荷電制御剤液供給装置 45a 濃縮荷電制御剤液用タンク 45b 濃縮荷電制御剤液供給部 45c 濃縮荷電制御剤液用ノズル 46 補給用キャリア液供給装置 46a キャリア液用タンク 46b キャリア液供給部 46c キャリア液用ノズル 401 液体現像剤収容槽 402 現像剤供給用チューブ 403 現像剤戻し用チューブ 404 現像剤循環用ポンプ 500、500b 荷電制御剤濃度検出装置 51 ローラ電極 51X 接触電極 52 対向電極(現像電極の1例) 54 掻き取りブレード 510、520 電圧印加装置 600 トナー濃度検出装置 601 発光部 602 受光部 700 荷電制御剤濃度検出装置 701 ローラ電極 701X 接触電極 702 対向電極 703 表面電位センサ 704、706 電圧印加装置 705 出力装置 701a 導電性の球体部材の両端に回転軸 702a、702b 電気絶縁部材 90 電圧印加装置 91、92 一対の電極 D 液体現像剤 D0 トナーを含まない液体現像剤 DSP 表示装置 L レーザ光 P 転写部 P1 静電潜像現像領域 P2 白ベタ画像 P4、P5 黒ベタ画像 PW1、PW3 電源 S 記録紙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリア液に少なくともトナー及び荷電制
    御剤を分散させた液体現像剤中の該荷電制御剤の濃度を
    検出する方法であり、 潜像担持体表面に荷電制御剤濃度検出のための所定の静
    電潜像を形成し、該潜像担持体とそれに対向する現像電
    極との間に前記液体現像剤を供給するとともに該潜像担
    持体及び該現像電極間に所定の現像電位差を発生させて
    前記静電潜像を現像処理し、該潜像担持体の該静電潜像
    現像処理後の領域の表面電位を検出し、該検出表面電位
    と前記液体現像剤中のトナー濃度とに基づいて前記液体
    現像剤中の荷電制御剤濃度を求めることを特徴とする液
    体現像剤の荷電制御剤濃度検出方法。
  2. 【請求項2】荷電制御剤濃度を検出すべき液体現像剤が
    トナー濃度が所定の一定濃度のものであるとき、該トナ
    ー濃度のもとにおける前記検出表面電位に基づいて荷電
    制御剤濃度を求める請求項1記載の液体現像剤の荷電制
    御剤濃度検出方法。
  3. 【請求項3】キャリア液に少なくともトナー及び荷電制
    御剤を分散させた液体現像剤中の該荷電制御剤の濃度を
    検出する方法であり、 潜像担持体表面に荷電制御剤濃度検出のための所定の静
    電潜像を形成し、該潜像担持体とそれに対向する現像電
    極との間に前記液体現像剤をトナーを除いた状態で供給
    するとともに該潜像担持体及び該現像電極間に所定の現
    像電位差を発生させて前記静電潜像を現像処理し、該潜
    像担持体の該静電潜像現像処理後の領域の表面電位を検
    出し、該検出表面電位に基づいて前記液体現像剤中の荷
    電制御剤濃度を求めることを特徴とする液体現像剤の荷
    電制御剤濃度検出方法。
  4. 【請求項4】キャリア液に少なくともトナー及び荷電制
    御剤を分散させた液体現像剤中の該荷電制御剤の濃度を
    検出する装置であり、 潜像担持体と、 該潜像担持体に荷電制御剤濃度検出のための所定の静電
    潜像を形成するための潜像形成装置と、 前記潜像担持体に形成される前記静電潜像を現像処理す
    る現像電極を含む現像装置と、 前記潜像担持体上の前記現像装置による前記静電潜像現
    像処理後の領域の表面電位を検出する表面電位センサ
    と、 前記表面電位センサにより検出される表面電位から液体
    現像剤中の荷電制御剤濃度を求める装置とを含むことを
    特徴とする液体現像剤の荷電制御剤濃度検出装置。
  5. 【請求項5】キャリア液に少なくともトナー及び荷電制
    御剤を分散させた液体現像剤中の該荷電制御剤の濃度を
    検出する装置であり、 潜像担持体と、 該潜像担持体に荷電制御剤濃度検出のための所定の静電
    潜像を形成するための潜像形成装置と、 前記潜像担持体に形成される前記静電潜像を現像処理す
    る現像電極を含む現像装置と、 前記潜像担持体上の前記現像装置による前記静電潜像現
    像処理後の領域の表面電位を検出する表面電位センサ
    と、 前記液体現像剤中のトナー濃度を検出するトナー濃度検
    出装置と、 前記表面電位センサにより検出される表面電位と前記ト
    ナー濃度検出装置により検出されるトナー濃度とから液
    体現像剤中の荷電制御剤濃度を求める装置とを含むこと
    を特徴とする液体現像剤の荷電制御剤濃度検出装置。
  6. 【請求項6】前記現像装置は、前記現像電極に臨設され
    たトナー吸着電極であって、液体現像剤が前記潜像担持
    体と前記現像電極との間に供給されるに先立って該現像
    電極と自身との間に通過せしめられる位置で該現像電極
    に臨んでいるトナー吸着電極と、液体現像剤中のトナー
    を該トナー吸着電極に吸着させる電位差を該現像電極と
    トナー吸着電極との間に発生させる電圧印加装置とを備
    えている請求項4記載の液体現像剤の荷電制御剤濃度検
    出装置。
  7. 【請求項7】前記潜像担持体は液体現像剤を用いて画像
    形成する画像形成装置における、形成すべき画像に対応
    した静電潜像を形成するための静電潜像担持体であり、
    前記潜像形成装置は該静電潜像担持体表面を所定の電位
    に帯電させる該画像形成装置における帯電装置と該帯電
    装置による該静電潜像担持体上の帯電域に画像露光する
    該画像形成装置における画像露光装置とを含んでおり、 前記現像装置は該静電潜像担持体上に形成される静電潜
    像を液体現像剤を用いて現像する該画像形成装置におけ
    る現像装置であり、 前記表面電位センサは該静電潜像担持体に臨設されてい
    る請求項4、5又は6記載の液体現像剤の荷電制御剤濃
    度検出装置。
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